JP5016675B2 - 少なくとも3つのシーリング要素を有するシリンダ/ピストン・ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダと、その中を案内され、ゴム・シールによって滅菌状態でシールされたピストンとを有し、シリンダおよびピストンが少なくとも一時的に活性物質を満たすことができるチャンバを形成しており、シリンダがその前端に少なくとも1つの放出要素を有するシリンダ/ピストン・ユニットに関する。
充填状態で保管され、特にピストンによって滅菌状態で閉ざされている薬剤チャンバまたは注射器の場合、注射溶液と接触するピストンは、ゴムで作られるか、または、少なくともゴム・シールを有する。滅菌シールを行うこのようなピストンはガラス・シリンダまたはプラスチック・シリンダに対する静摩擦および動摩擦が高いので、DIN13098、パート1によるピストンは、たとえばポリジメチルシロキサンによって潤滑されている。したがって、注射溶液と共に潤滑剤も投与される。
代替案としては、薬剤チャンバまたは注射器の胴部をシールする案がある(DE102005054600参照)。この後者の文献では、ピストンはいかなるゴム・シールも持たない。そこで、たとえば、薬剤チャンバの背面をフィルムによってヒートシールするか、または、噴霧ニスによって滅菌状態に閉鎖する。
本発明の目的は、予め充填することができるシリンダ/ピストン・ユニットであって、ピストンの滅菌シールにもかかわらず、ほんの少しの力を加えるだけでピストンを加速および/または移動させることができるシリンダ/ピストン・ユニットを開発することにある。
この目的は、特許請求の範囲の主請求項の特徴によって達成される。この目的のために、後方位置にあるピストンを静的前方シーリング要素および静的後方シーリング要素によって滅菌状態でシリンダに対してシールする。そして、これらのシーリング要素は、シーリング位置において、それぞれ、シリンダの壁、ピストンの壁と係合している。各静的シーリング要素の背後の空間には、それぞれのシーリング要素を受け入れる退避領域が配置してある。ピストンが作動すると、個々の静的シーリング要素はそれぞれのシーリング位置から退避領域にある退避位置へ移行し、退避位置において各シーリング要素はシリンダ壁にのみ、または、ピストン壁にのみ接触する。ピストン側部に設けた少なくとも1つの動的なシーリング要素が、2つの静的シーリング要素間に配置してあり、少なくともピストンが作動したときにシリンダの壁と係合する。
本発明に従って創作されたシリンダ/ピストン・ユニットは、たとえば、皮下注射装置で使用することができ、このシリンダ/ピストン・ユニットでは、シリンダの内壁面とピストンの外面との間に位置するシールおよびシール座の構造形態の結果として、ピストンの作動移動中でもほんの少しの摩擦抵抗しか発生しない。そのうえ、このシリンダ/ピストン・ユニットは、自己支援の技術的原理に従って自己密封式であるピストンを包含し、このピストンは、特にそのシール手段の配置によって潤滑剤なしにシリンダ内に収容されている。
上述のシリンダ/ピストン・ユニットにおいては、ピストンは、たとえば、真空付与プロセスによって予充填式薬剤チャンバ内に挿入される。この場合、真空下で、ピストンは、薬剤チャンバの孔内の液体レベルに位置する。したがって、静的後方シーリング要素の前に位置する限り、ピストン周囲のすべての中空スペースは真空下にある。静的後方シーリング要素は、シリンダ/ピストン・ユニットの運動ジョイントを周囲環境から遮断する。
ピストンが注射溶液を放出するために加速された場合、液体の圧力のために前方シーリング要素がそのシーリング位置から退避位置まで動かされる。この際、この静的シーリング要素は、シリンダとの摩擦接触を失う。軽微な動摩擦抵抗しか持たない普通の動的ピストンシールがピストンとシリンダとの間でシーリング作用を行う。そのかなりの静摩擦のために、静的後方シーリング要素は、たとえば、シリンダに接触し続けるが、ピストンは既に下降中である。静摩擦がこのシーリング要素をはぎ取る原因となる。このシーリング要素は退避位置に摺動し、ここでは、ピストン運動を妨げることができない。
本発明のさらなる詳細は、従属請求項から、そして、図に概略的に示される図示実施形態についての以下の説明から明らかとなろう。
図1は、シリンダ/ピストン・ユニットを示しており、上端位置に位置するピストンを示す図である。
図2は、図1の側面図を示す。
図3は、液体が放出されているシリンダ/ピストン・ユニットを示す。
図4は、図3と同じ図であるが、別の前方ピストン部分を示す。
図5は、図1と同じ図であるが、他の後方シーリング要素位置を示す。
図6は、図5と同じ図であるが、液体の放出中の状態を示す。
図7は、断面とともに作動したシリンダ・ピストンを通る部分断面を示す。
図8は、前方リップ・シールを有するシリンダ/ピストン・ユニットを示す。
図9は、長いピストンを有するシリンダ/ピストン・ユニットを示す。
図1は、たとえば、注射針無し皮下注射装置で使用されるシリンダ/ピストン・ユニットを示す。このシリンダ/ピストン・ユニットは、シリンダ(10)と、 たとえばピストン・ロッドの無いピストン(50)とからなり、ピストンは、前方シーリング要素(65)およびゴムで作った後方シーリング要素(85)を有する。前方、後方シーリング要素は、共に、チャンバ(30)内に、皮下投与することになっている製品(1)または液体担体材料(たとえば、蒸留水または生理的食塩水溶液)を閉じ込めている。図1のピストン(50)は後方位置(99)で示してある。シリンダ/ピストン・ユニットは、たとえば、たった一回だけ使用し、廃棄するように設計してある。このシリンダ/ピストン・ユニットは、たとえば、0.1〜2mlの公称体積の薬剤を投与するのに使用する。適切であるならば、3mlの公称体積の薬剤を投与することもできる。シリンダ(10)は、ここではほんの例示のために一体化した注射針無しの設計となっているが、皮下注射装置での使用中に少なくとも300×105Paの一時的な圧力負荷に耐える。
シリンダ(10)は、標準の使い捨て注射器の注射器胴部の形状とほぼ同じ形状となっている。前端(11)のところには、ノズル状の放出要素(36)があり、この放出要素(36)は、シリンダの前端、たとえば、平らな端面(12)において、たとえば自由噴射孔(39)の円形開口部(41)で終わっている。適切であるならば、ノズル状放出要素の代わりに、注射針(本図には示してない)を嵌めてもよい。
シリンダ後端面(16)は、シリンダ(10)の後端に位置している。このシリンダ後端面は、平らであり、シリンダの中心線(9)に対して直角の向きとなっている。
任意所望のジャケット表面の外側輪郭(20)が、後端面(16)と前端面(12)の間に位置している。シリンダ(10)の外側輪郭(20)の形状は、ほとんどの場合、機能呼称「シリンダ(10)」とは無関係である。外側輪郭(20)は、特に、1つまたはそれ以上の部分平坦化領域、フランジ、ねじ山部分、差し込みピン閉鎖部分等を有し、注射器に適応できるようになっており、適切であるならば、平らな支持面上に置いたときに偶発的に側方へ転がるのを防ぐようになっている。
図1〜6は、外側輪郭(20)上に設けた、ほぼ中央に配置したアダプタ・フランジ(21)を示している。このアダプタ・フランジ(21)は、皮下注射装置(図示せず)上に寸法的に安定した状態でシリンダを固定するのに使用される。ここで、注射器ハウジングまたは別のアダプタ輪郭のカラーがシリンダ(10)の対応するフランジ(21)まわりに係合している。注射器ハウジングまわりにほぼ完全なシリンダを有する注射器設計の場合にはアダプタを省略してもよい。
アダプタ・フランジ(21)の外径は、たとえば、シリンダ(10)の隣接した外側輪郭(20)の外径よりも少なくともシリンダ壁厚さの1/5の分だけ大きい。フランジ(21)は、また、転がり運動を防ぐため、その側面まわりに1つまたはそれ以上の平坦化領域を有することができる。平坦化領域の代わりに、ノッチ、溝、ビードまたは溝彫りとすることも考えられる。
図2は、滅菌状態にシールされたピストン(50)が嵌合する充填済みシリンダ(10)の側面図を示している。
シリンダ(10)の内側輪郭は、シリンダの内壁面(31)を含み、適切であるならば、ハウジング・カラー(46)(図5、6参照)、シリンダ基部(32)、流出漏斗(35)、ノズル孔部(36)および自由噴射孔(39)を包含する。
図示実施形態によれば、シリンダ内壁面(31)は、たとえば滑らかであり、後方に向かって線形にテーパが付けてある。図1および図3〜6によれば、シリンダ内壁面(31)は、また、全ピストン・ストローク範囲を超えて延びている。流出漏斗(単数または複数)(35)の領域外側のシリンダ内壁面(31)の全横断面も円形である。たとえば、シリンダの内壁面(31)は、18ミリメートルのピストン・ストローク(3)にわたって直径7ミリメートルから直径6ミリメートルまでだけ狭くなっている。これは、約3.2度のテーパ角度に対応する。
ここに示す特殊な形態の代わりに、横断面は、ピストン・ストロークにわたって表面積に加えて形状を変えてもよい。こうして、シリンダの内壁面は、たとえば、その後端で楕円形の断面形状を有すると共に、前端付近の横断面が円形または多角形の形状を有するというようにすることができる。さらに、ピストン・ストロークに沿った断面表面積の変化が非線形であることも可能である。たとえば、ピストン制動作用を減らすために、テーパが放出ストロークの最後の3分の1のところで始まるようにしてもよい。異なった横断面を有する部分間の移行はほぼ一定である。
流出漏斗(35)は、たとえば、シリンダ基部(32)とノズル孔部(36)との間で直線的にテーパが付いている。ノズル孔部(36)(直径がたとえば0.1〜0.4ミリメートルである)は、その直径の2倍から4倍の長さである。ノズル孔部(36)は、シリンダ室の形をした自由噴射孔(39)に隣接している。自由噴射孔(39)は、平らな底を有し、この底もノズル孔部(36)の中心線に対して直角に向いている。自由噴射孔(39)の直径は、孔深さがノズル孔部長さの少なくとも2倍大きい場合には、ノズル孔部直径の8〜16倍である。
シリンダ(10)の後端(15)のところで、ハウジング・カラー(46)は、シリンダ内壁面(31)と端面(16)との間の移行領域にある(図5、6参照)。ハウジング・カラー(46)は、半径方向カラー面(47)および軸線方向カラー面(48)を有する。シリンダ(10)およびピストン(50)の後方領域が図5、6に非対称的に示してあり、さらなる図面を必要とする手間を省いている。図5の右側は図6の右側に属する。同様に、図5、6の左側は互い合致する。
左側では、半径方向カラー面(47)は右側より大きな直径を有する。カラー面(47)は、ほんの例示として、円筒形として示してある。シーリング作用を向上させるために、カラー面は、たとえば、円周方向隆起または他の構造を備えていてもよい。軸線方向シーリング面(48)は平らである。図5は、円錐台の形状を有するシーリング面(48)も破線で示している。
適切であるならば、ピストン(10)の嵌合を容易にするために、たとえば5度の斜面(42)を、シリンダ内壁面(31)と後端面(16)との間に設けることができる(図8参照)。
シリンダ(10)に使用する材料は、透明で非晶性の熱可塑性樹脂、たとえば、シクロオレフィンとエチレンまたはα−オレフィンに基づくコポリマー(COC)である。ポリカーボネート(たとえば、Makrolon(R))も、注射直前に充填されるシリンダ(10)に適している。
シリンダ(10)内を案内されるピストン(50)は、そのシーリング横断面に対応する縮小を持たせることによって、シリンダの内壁面の横断面の変化を補わなければならない。この場合、壁面摩擦は気がつかないほどの程度だけ増大するはずである。
特にこれを達成するために、ピストン(50)を3つの部分(51、71、91)に分割し、前部(51)にスカート(52)の形をしたシーリング・リップを設けてもよい(図7参照)。前部(51)は、中央部(91)および後部(71)に連続して隣接する。
中央部(91)はシリンダの形状を有する。中央部(91)は、変形することなくチャンバ(30)の全ストローク領域に嵌合する。前方で、中央部(91)は、前方ピストン・コア(58)の中央に隣接し、この前方ピストン・コア(58)は、たとえば、円錐形のピストン端(59)で終わっている。スカート(52)はコア(58)まわりに位置し、図1、2および5〜7に円筒形として示すコア壁(64)はスカート(52)を越えて突出している。図7によれば、軸線方向環状溝(57)が、スカート(52)とコア(58)の間に位置する。コア壁(64)の直径は、シーリング位置(67)にあるシーリング要素(65)(図1参照)が、シリンダ内壁面(31)とコア壁(64)との間で充分なシーリング力を持って締付けを行うように選ぶ。
スカート(52)は、たとえば、ピストン長さの1/9〜1/4に沿って延び、非装填状態で漏斗形状に開く薄肉リングである。スカート(52)の前方外縁(53)は、断面表面積領域(55)を囲んでいる。この断面表面積領域(55)は、図7によれば、スカート(52)の下部に存在する仮想輪郭線(62)によって円周が定められる断面表面積領域(63)より大きい。輪郭線(62)は、図7ではピストン(10)の部分図として示してある。退避領域(68)が、スカート(52)とコア壁(64)との間に位置する。
ピストン(50)の背面には、後方ピストン・コア(78)が配置してあり、この後方ピストン・コア(78)は、同様に、円錐形ピストン端(79)で終わっている。両方のピストン端(59、79)は、いずれの場合にも、共に、たとえば、90度の円錐角度を
有する。ピストン・コア(78)と中央部(91)との間にはシャフト・カラー(72)が位置しており、このシャフト・カラー(72)の直径は、シーリング位置(87)(図1参照)にあるシーリング要素(85)がシリンダの内壁面(31)とシャフト・カラー(72)との間で充分なシーリング力をもって締め付けを行うように正確に決める。この直径は、コア壁(84)の直径より大きい。シャフト・カラーの幅はシーリング要素(85)の幅にほぼ一致する。
ピストン(50)用の材料としては、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン・コポリマー(FEP)を使用する。この材料は、シリンダ(10)の上記の材料と関連して自己潤滑性を有し、ピストン(50)とシリンダ(10)との間に別の潤滑剤を必要としない。選択することができる代替材料としては、特に、ペルフルオロ・アルコキシ・コポリマー(PFA)、エチレン−テトラフルオロエチレン(E TFE)またはポリフッ化ビニリデン(PVDF)がある。注射できないポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、たとえば、高い潤滑作用を有する。
適切であるならば、ピストン(50)のコア領域(59、61、79)を低弾性の材料で作り、スカート(52、72)を非常に弾性の高い材料で作るというように材料の組み合わせを使用することも可能である。
シーリング要素(65、85)は、少なくとも図1〜7によれば、たとえば単純なOリングである。すなわち、非装填状態では個別の円形断面を有する。それぞれのシーリング位置(67、87)において、シーリング要素(65、85)は、ピストン(50)とシリンダ(10)との間に位置し、両構造部分(10、50)の壁に緊密に係合する。シーリング要素(65、85)は、それぞれ、プロセス中に弾力的に変形する。次いで、全体的に円形面から逸脱した断面形状を有する。
図1、5によれば、シリンダ(10)内の前方Oリング(65)はシリンダの内壁面(31)と係合する。前方Oリング(65)は、コア壁(64)上(図7も参照)およびスカートの内縁(54)上でピストン(50)と接触する。前方Oリング(65)は、シール締め付けの故に壁(31)、(64)上で弾力的に平らになる。後方Oリング(85)は、シリンダの内壁面(31)とシャフト・カラー(72)との間に締付け状態で着座する(図7参照)。後方Oリング(85)は、前方Oリングよりも強く変形させられる。
ピストン(50)が、図3に運動状態で示してある。ピストン(50)の前方に発生する動圧力が前方Oリング(65)を軸線方向環状溝(57)内に押し込む。その過程で、前方Oリング(65)は、シリンダの内壁面(31)とのすべての接触を失う。スカート(52)のみが密封係合する。ピストン運動の開始直後に、後方Oリング(85)は、シリンダ内壁面(31)上の摩擦によってシャフト・カラー(72)から離脱する。このとき、後方Oリング(85)は、コア壁(84)と軽微な残留締め付け状態で係合している。後方Oリング(85)もシリンダの内壁面(31)と接触していない。この理由のために、ピストン(50)の前進運動中、静的シーリング要素(65、85)が制動作用を加えることはない。
図4において、前方軸線方向環状溝(57)は、図面の図示平面において別の断面形状を有する。コア壁(64)は、前方から後方に向かってテーパが付けてあり、そのため軸線方向環状溝(57)内に押し込まれたとき、Oリング(65)はその平均直径をかなり減らす。この目的のために、前方ピストン部分(51)は、独立したキャップ(49)として設計してある。
図5、6は、後方Oリング(85)を所定位置に装着する別の方法を示している。いず
れの場合においても、Oリング(85)はハウジング・カラー(46)と係合する。左側変形例によれば、半径方向壁(47)の直径は、シーリング位置(87)にあるOリング(85)が中央ピストン部分(91)の壁(61)と係合するように選ぶ。右側変形例においては、Oリング(85)は、半分をシリンダ領域に係合し、半分をピストン領域に係合する。いずれの場合も、ピストン(50)の運動開始時に、Oリングは、そのシーリング位置からその退避位置に強制的に押される(図6参照)。Oリングはハウジング・カラー(46)内に位置したままとなる。したがって、壁面(47)、(48)と接触している。ピストン(50)のコア壁(84)には接触しない。
図8は、リップ・シールの形をした前方シーリング要素(105)を示している。このリップ・シール(105)は、たとえば、管状部分(106)と皿状部分(107)とからなる。管状部分(106)はコア壁(84)と固定係合している。皿状部分(107)は、コア壁(84)からシリンダの内壁面(31)まで延びている。皿状部分(107)もシリンダの前記内壁面(31)と緊密に係合している。さらに、ピストン(50)は、後方ピストン位置(99)に位置しているとき、スカート(52)の前縁と係合している。ピストン(50)が前方に動かされたならば、シリンダ/ピストン・ユニットによって放出された液体は、スカート(52)の背後で、皿状部分(107)をいくつかの領域で変形させながら押圧する。こうして、皿状部分(107)の外縁は、シリンダの内壁面(31)との接触を失う。
図9は、シーリング位置(67)、(87)が互いにはるかに離れて位置するピストン(50)を案内するシリンダ(10)を示している。シーリング位置(67)、(87)は、それぞれ、シリンダ(10)の前端領域、後端領域に位置する(図9のピストンの左側参照)。中央ピストン壁領域(61)は、シーリング位置(67、87)間の或る領域内を延びるウエスト(66)を有する。ウエスト(66)の直径は、その係合状態を図5に関連して説明した後方シーリング要素(85)が図9に示す2つの終端位置においてのみピストン(50)、シリンダに同時に係合するように選ぶ。
この構造によれば、挿入されたピストン(50)(図9のピストンの左端参照)は、シリンダ(10)に対しても滅菌状態でシールされる。このようなシリンダ/ピストン・ユニットは、使用直前に使用者が充填することができる。この目的のために、シリンダ(10)は、たとえばピストン(50)の液圧による離脱下で、自由噴射孔(39)およびノズル孔部(36)を経て充填される。ピストン(50)がたとえば充填用注射器で液圧により押し出されるにつれて、液圧は、シーリング要素(65)を退避領域(68)に押圧しない程度まで充分に低くなる。
あるいは、投与すべき薬剤もシリンダに吸引され得る。この目的のために、ノズル孔部(36)から離れる方向に向いたピストン(50)の端に適切なアダプタを配置するか、または、そこに一体に形成する。ピストン(50)は、アダプタ(図示せず)を介してシリンダ(10)から引き抜くことができる。
ピストンが(50)が現在充填済みのシリンダ(10)内でその後端位置に達したとき、シーリング要素(85)が壁(61)と密閉係合する。適切であるならば、ウエスト(66)はもっと下まで下がっていてもよく(図9、ピストンの右端の破線参照)、その場合、シーリング要素(85)は、この位置においてピストン(50)と接触せず、少なくともシーリング状態では接触しない。
したがって、図9によるシリンダ/ピストン・ユニットは、製造業者によっても、エンドユーザによっても充填することができる。いずれにしても、シリンダ/ピストン・ユニットの内部は、空であるか充填済みであるかを問わず、ピストン(50)の領域において
滅菌状態で閉ざされる。
シーリング要素(65、85、105)は、たとえば、シリコーンゴム、塩素化ゴムまたはブチルゴムから作られる。すべて閉じたリングである。それらの個々の横断面は任意所望の形状を採り得る。適切であるならば、ピストン(50)のシーリング要素(65、85、105)はそれぞれ異なったショア硬度を有する。
シリンダ/ピストン・ユニットを示しており、上端位置に位置するピストンを示す図である。 図1の側面図を示している。 液体が放出されている最中のシリンダ/ピストン・ユニットを示している。 図3と同じ図であるが、別の前方ピストン部分を示している。 図1と同じ図であるが、他の後方シーリング要素位置を示している。 図5と同じ図であるが、液体の放出中の状態を示している。 作動したシリンダ・ピストンを通る部分断面図を示している。 前方リップ・シールを有するシリンダ/ピストン・ユニットを示している。 長いピストンを有するシリンダ/ピストン・ユニットを示している。
符号の説明
1 活性物質、充填
5 ピストン駆動用のラム
9 中心線
10 シリンダ
11 前端、放出要素を有する端
12 端面、前方
15 後端
16 端面、後部
20 外側輪郭
21 アダプタ・フランジ
30 チャンバ
31 シリンダの内壁面、内側輪郭
32 シリンダ基部
35 流出漏斗
36 ノズル孔部、放出要素
39 自由噴射孔
41 開口、前方
42 斜面
45 開口、後方
46 ハウジング・カラー
47 カラー面、半径方向
48 カラー面、軸線方向
49 キャップ
50 ピストン
51 ピストン部分、前方
52 スカート、弾性
53 スカートの外縁、前方
54 スカートの内縁、前方
55 外縁に対する横断面
56 スカートの内壁面
57 軸線方向環状溝
58 ピストン・コア、前方
59 ピストン先端、前方
61 ピストン壁、中央
62 輪郭線、仮想
63 輪郭線(62)に対する横断面
64 コア壁、ピストン壁
65 シーリング要素、ピストンシール、Oリング
66 ウエスト
67 シーリング位置
68 退避領域
69 退避位置
71 ピストン部分、後部
72 シャフト・カラー
78 ピストン・コア、後部
79 ピストン先端、後部
84 コア壁
85 シーリング要素、ピストンシール、Oリング
87 シーリング位置
88 退避領域
89 退避位置
91 ピストン部分、中心、中央部分
98 ピストン位置、終端位置間
99 ピストン位置、後方、後端位置
105 シーリング要素、ピストンシール、リップ・シール、前方
106 管状部分
107 皿状部分

Claims (6)

  1. シリンダ(10)と、その中を案内され、ゴム・シールによって滅菌状態にシールされたピストン(50)とを有するシリンダ/ピストン・ユニットであって、シリンダ(10)およびピストン(50)が少なくとも一時的に活性物質で充填することができるチャンバ(30)を包含しており、シリンダ(10)がその前端(11)に少なくとも1つの放出要素(36)を有するシリンダ/ピストン・ユニットにおいて、
    後方位置(99)にあるピストン(50)が、静的前方シーリング要素(65)および静的後方シーリング要素(85)によって滅菌状態でシリンダ(10)に対してシールされ、シーリング位置(67、87)においてシーリング要素(65、85)の両方が、それぞれ、シリンダ(10)の壁面(31、47)、ピストン(50)の壁面(64、72)と係合し、各静的シーリング要素(65、85)の背後の空間に、それぞれのシーリング要素(64、84)を受け入れる退避領域(68、88)が配置してあり、
    ピストン(50)が作動したときに、個々の静的シーリング要素(65、85)がそれぞれのシーリング位置(67、87)から退避領域(68、88)に位置する退避位置(69、89)に移動させられ、退避位置(69、89)において各シーリング要素(65、85)が、シリンダ壁(47、48)とのみ、あるいは、ピストン壁(64、84)とのみ接触し、
    ピストン側部に設けた少なくとも1つの動的なシーリング要素(52)が2つの静的シーリング要素(65、85)間に配置してあり、少なくともピストン(50)が作動したときにシリンダの内壁面(31)に支持される
    ことを特徴とするシリンダ/ピストン・ユニット。
  2. 動的なシーリング要素(52)がスカートの形をしたシーリング・リップであることを特徴とする、請求項1に記載のシリンダ/ピストン・ユニット。
  3. ピストン(50)が作動したときに前方静的シーリング要素(65)がスカートの内壁面(56)に支持されることを特徴とする、請求項2に記載のシリンダ/ピストン・ユニット。
  4. ピストン(50)が作動したときに、前方スカート(52)の前方外縁(53)が、この外縁(53)の接触線によって覆われるシリンダの内壁面(31)の断面表面積に対応する断面表面積を覆うことを特徴とする、請求項2に記載のシリンダ/ピストン・ユニット。
  5. スカート(52)とピストン・コア(58)との間に軸線方向に延びる環状溝(57)が設けてあり、この環状溝(57)が前方静的シーリング要素(65)の退避領域(68)であることを特徴とする、請求項2に記載のシリンダ/ピストン・ユニット。
  6. ピストン(50)が後方位置(99)にあるとき、前方静的シーリング要素(65)が定まった壁面(31)に支持され、静的後方シーリング要素(85)がハウジング・カラー(46)と接触し、このハウジング・カラー(46)が、シーリング要素(85)による半径方向接触領域において、シリンダの内壁面(31)の平均内径より大きい平均内径を有することを特徴とする、請求項1に記載のシリンダ/ピストン・ユニット。
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