JP5016424B2 - 分電盤 - Google Patents

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Description

本発明は、通電状態を管理する分電盤に関する。
従来の、この種の分電盤の例を図16に示す。分電盤101は、電力線102に介在させた主幹ブレーカ103と、電力線102から分岐した複数の分岐回路121の各々に介在させた分岐ブレーカ104と、監視ユニット105と、増設ユニット115などを備え、各分岐ブレーカ104は、その二次側配線に各分岐回路121の電流の通電情報を1箇所に集め集中監視するために、変流器(CURRENT TRANSFORMER 以下、CTと記す)122を備えている。これら各CT122は、通信線123によって個別に、監視ユニット105や増設ユニット115に接続され、状態監視ユニット105は、各CT122からの通電情報を表示する。
しかしながら、このような従来の分電盤101においては、各CT122が監視ユニット105や増設ユニット115と通信線123で繋げられるために、分岐ブレーカ104の数が多いと配線作業に手間がかかり、また、通信線123を引っ掛けて切断した場合、CT122の出力電圧が大きくなり危険である。また、監視ユニット105や増設ユニット115も端子部が多く必要となり、大型化する。
また、分電盤と外部の監視装置の間において、通電情報などの通信を行なうのに、電力線搬送通信(POWER LINE COMMUNICATION 以下、PLCという)によって行なう分電盤が知られている(例えば、特許文献1参照)。このPLCにおいて用いられる通信の周波数は、電波法により、10kHz〜450kHzと、2MHz〜30MHzに定められている。
しかしながら、上記特許文献1に示されるような分電盤においても、分電盤内の分岐ブレーカと監視ユニット間の通信は通信線によって行なっており、通信線の配線作業に手間がかかる。
特開平8−79987号公報
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであり、通電状態を管理するのに、ブレーカと監視ユニット間の通信線の配線作業に手間がかからず、また、通信線の切断の虞がない分電盤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、主回路としてのメインバーに介在させた主幹ブレーカと、前記メインバーから分岐された複数の分岐回路に介在させた複数の分岐ブレーカと、各ブレーカの通電情報を監視する監視ユニットと、を備えた分電盤において、前記各ブレーカの通電情報を出力する電力線通信子機と、前記監視ユニットに設けられ、前記電力線通信子機からの通電情報を受信する電力線通信親機と、を備え、前記電力線通信子機と電力線通信親機との間は、前記メインバーを含む電力配線路を介して通信され、前記電力線通信親機は、前記通電情報を送受信するために前記電力配線路との結合を図る結合回路を備え、前記結合回路は前記メインバーに接続される3巻線トランスと、該3巻線トランスの1次側に配せられるコンデンサとを有することを特徴とする
請求項2の発明は、主回路としてのメインバーに介在させた主幹ブレーカと、前記メインバーから分岐された複数の分岐回路に介在させた複数の分岐ブレーカと、各ブレーカの通電情報を監視する監視ユニットと、を備えた分電盤において、前記各ブレーカの通電情報を出力する電力線通信子機と、前記監視ユニットに設けられ、前記電力線通信子機からの通電情報を受信する電力線通信親機と、を備え、前記電力線通信子機と電力線通信親機との間は、前記メインバーを含む電力配線路を介して通信され、前記電力線通信親機は、前記通電情報を送受信するために前記電力配線路との結合を図る結合回路を備え、前記結合回路は前記メインバーに接続される2巻線トランスと、前記2巻線トランスを前記メインバーの任意の相に接続する3接点の切り替えが可能な切替スイッチと、前記2巻線トランスの1次側に配せられるコンデンサとを有することを特徴とする
請求項3の発明は、主回路としてのメインバーに介在させた主幹ブレーカと、前記メインバーから分岐された複数の分岐回路に介在させた複数の分岐ブレーカと、各ブレーカの通電情報を監視する監視ユニットと、を備えた分電盤において、前記各ブレーカの通電情報を出力する電力線通信子機と、前記監視ユニットに設けられ、前記電力線通信子機からの通電情報を受信する電力線通信親機と、を備え、前記電力線通信子機と電力線通信親機との間は、前記メインバーを含む電力配線路を介して通信され、前記各ブレーカは、前記分岐回路に接続され電源を取得する電源回路と、前記電源回路と前記メインバーとの間の前記分岐回路に配せられ電流を検出すると共に通信の結合回路でのトランスとなる変流器と、前記電源回路の入力端子間に配せられ電力線搬送通信で使用する信号周波数帯域に対してインピーダンスが低い回路素子と、を備えたことを特徴とする
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の分電盤において、前記電力線通信子機は、前記各ブレーカの一次側又は二次側に配置されることを特徴とする
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の分電盤において、前記各ブレーカは、電流検出装置と、前記電流検出装置の出力値に基づいて異常を判断する異常判断部と、前記異常判断部からの信号により受電を遮断する引外し機構と、を備える電子式ブレーカであり、前記電力線通信子機を有していることを特徴とする
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の分電盤において、前記監視ユニットは、前記分電盤内における前記分岐ブレーカの配置位置に設けられ、前記メインバーに直接に配置されることを特徴とする
請求項7の発明は、請求項1又は請求項のいずれか一項に記載の分電盤において、前記監視ユニットは、前記主幹ブレーカと分岐ブレーカの間の前記メインバーに配置されており、前記主幹ブレーカの電力線通信子機は、該主幹ブレーカの二次側に配置され、前記分岐ブレーカの電力線通信子機は、該分岐ブレーカの一次側に配置されることを特徴とする
請求項8の発明は、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の分電盤において、前記主幹ブレーカの一次側及び前記分岐ブレーカの二次側のいずれか一方又は両方にノイズフィルタが配置されたことを特徴とする
請求項9の発明は、請求項1又は請求項2に記載の分電盤において、前記各ブレーカは、前記分岐回路に接続され電源を取得する電源回路と、前記電源回路と前記メインバーとの間の前記分岐回路に配せられ電流を検出すると共に通信の結合回路でのトランスとなる変流器と、前記電源回路の入力端子間に配せられ電力線搬送通信で使用する信号周波数帯域に対してインピーダンスが低い回路素子と、を備えたことを特徴とする
請求項1の発明によれば、電力配線路により通信を行なうので、電力線通信親機と電力線通信子機とを繋ぐ通信線が不要になり、配線の手間を少なくすることができる。また、通信線の切断による事故を防ぐことができる。さらに、結合回路路の部品を少なくすることができるので、分電盤を安価にすることができる。
請求項2の発明によれば、電力配線路により通信を行なうので、電力線通信親機と電力線通信子機とを繋ぐ通信線が不要になり、配線の手間を少なくすることができる。また、通信線の切断による事故を防ぐことができる。さらに、電力線通信親機の結合回路をメインバーの任意の相だけに接続することができ、他の相の信号からの影響を排除することができるので、通信の信頼性を良くすることができる。
請求項3の発明によれば、電力配線路により通信を行なうので、電力線通信親機と電力線通信子機とを繋ぐ通信線が不要になり、配線の手間を少なくすることができる。また、通信線の切断による事故を防ぐことができる。さらに、電流を検出する変流器が結合回路のトランスにも共用され、ブレーカの部品が少なくなるので、分電盤を安価にすることができる。
請求項4の発明によれば、ブレーカと電力線通信子機とは別個であり、ブレーカに電力線子機を接続して通信を行なうので、ブレーカを、電力配線路による通信を行なわない分電盤と共通にすることができる。
請求項5の発明によれば、電子式ブレーカが電力線通信子機を有するので、ブレーカと電力線通信子機とを別にするよりも部品が少なくてよく、分電盤を安価にすることができる。
請求項6の発明によれば、監視ユニットを容易に分電盤に取り付けることができる。また、メインバーのみを通信経路とするので、通信線の切断が無く、電力線通信子機との距離が短くなるので通信の信頼性が向上する。また、分岐ブレーカが設置されていない空きスペースに監視ユニットを設置でき、分電盤内のスペースを活用することができる。
請求項7の発明によれば、通電異常によるトリップ発生時やブレーカのオフ時にも、電力線通信親機と電力線通信子機間の通信を行なうことができる。
請求項8の発明によれば、外部からのノイズが入らないので、通信の信頼性が向上する。また、分電盤内の通信によるノイズが、他の分電盤や機器に影響を及ぼすことを防ぐことができる。
請求項9の発明によれば、電流を検出する変流器が結合回路のトランスにも共用され、ブレーカの部品が少なくなるので、分電盤を安価にすることができる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る分電盤について図1乃至図4を参照して説明する。分電盤1は、図1に示されるように、外部の商用電源に接続された電力線2に接続された主幹ブレーカ3と、主幹ブレーカ3に接続され主回路を形成するメインバー20と、メインバー20から分岐した複数の分岐回路21に配設された分岐ブレーカ4と、各分岐回路の通電情報を管理し表示する監視ユニット5と、をケース11中に備えている。
主幹ブレーカ3は、電力線2の接続をオン・オフする接点を有している。主幹ブレーカ3は、3本の電力線2毎に貫通された3個のCT(図示なし)と、通信子機31とを有しており、CTによって検出した電流の通電情報を通信子機31からメインバー20を介して、PLCにより監視ユニット5へ出力する。メインバー20は、バー形状であり、分電盤1の中央部においては、3本のメインバー20が互いに接触しないように間隔を開けて、平行な状態で分電盤1の上部から下部へかけて配設されている。
分岐ブレーカ4は、アダプタ部41と、ブレーカ部42とから成っており、アダプタ部41に、メインバー20に接続されるプラグイン端子411を備え、ブレーカ部42に、負荷が接続される分岐回路21の配線が接続される負荷端子部421を備えている。分岐ブレーカ4は分岐回路21に過電流が流れると分岐回路21を遮断し、負荷への電源供給を停止する。また、分岐ブレーカ4は、分岐回路21の配線に貫通された1個のCT(図示なし)をブレーカ部42に有しており、CTによって検出した電流の通電情報をアダプタ部41に有する通信子機412からメインバー20を介して、PLCにより監視ユニット5へ出力する。監視ユニット5は、メインバー20と接続線22により繋がる通信親機51を有しており、通信親機51によって、主幹ブレーカ3の通信子機31、及び分岐ブレーカ4の通信子機412から出力された通電情報を受信し、表示する。
分岐ブレーカ4は、図2に示されるように、アダプタ部41とブレーカ部42とを備えている。アダプタ部41は、メインバー20に接続されるプラグイン端子411と、ブレーカ部42と機械的及び電気的に結合される接続端子413と、ブレーカ部42のCT422からの通電情報を受信する制御端子部414を有している。アダプタ部41は、また、制御端子部414が受信した通電情報を演算処理する情報処理部415と、分岐回路のアドレスを設定するアドレス設定部416と、通電情報とアドレスを監視ユニット5へ出力する通信子機412と、プラグイン端子411と接続端子413とを結ぶ配線417と、配線417から受電し通信子機412や情報処理部415に駆動電源を供給する電源回路部418と、を有している。
プラグイン端子411は、3本のメインバー20の内の所定の2本に接続されて受電すると共に、通信子機412からの信号をメインバー20に出力する。接続端子413は、ブレーカ部42の電源端子部423とネジ結合され、電源をブレーカ部42へ供給する。アドレス設定部416は、ユーザの操作によってアドレスが設定され、設定されたアドレスを通信子機412へ出力する。通信子機412は、配線417上に配されており、情報処理部415から受信した通電情報と、アドレス設定部416から受信したアドレスを、配線417、プラグイン端子411、及びメインバー20を介して、PLCにより監視ユニットへ出力する。
アダプタ部41と結合されるブレーカ部42は、アダプタ部41の接続端子413と結合される電源端子部423と、電源端子部423と上述した負荷端子部421を繋ぐ配線424を備え、配線424上には、接点機構部425と、引外し機構部426と、CT422とが配設されている。接点機構部425は、スイッチレバー427と連動して配線424の接続をオン・オフする接点を有している。引外し機構部426は、例えばバイメタル(図示なし)を有しており、配線424に過電流が流れると、接点機構部425の接点をオフにする。CT422は、配線424を流れる電流を検出して、アダプタ部41の制御端子部414へ通電情報を出力する。
主幹ブレーカ3は、分岐ブレーカ4と同様に、通信子機や情報処理部等を有するアダプタ部と、接点機構部や引外し機構部等を有するブレーカ部とを接続する構成となっている(図示なし)。
分岐ブレーカ4の通信子機412は、図3に示されるように、情報処理部415に繋がる変復調処理部431及びアクセス制御部432と、変復調処理部431からの信号を増幅する送信AMP433と、通電情報を送受信するためにメインバー20との結合を図る結合回路434と、受信した信号のノイズを除去する受信フィルタ回路435と、を備える。結合回路434はコンデンサCとコイルLとを有している。通信子機412が出力するときは、情報処理部415より受信した信号を変復調処理部431によって変調処理し、送信AMP433によって増幅して、結合回路434から出力する。通信子機412が受信するときは、結合回路434によって受信し、信号のノイズを受信フィルタ回路435によって除去し、変復調処理部431によって復調処理して、アクセスが制限されていない信号のみをアクセス制御部432によって通過させ、情報処理部415へ出力する。
通信子機から信号を受信する監視ユニット5は、図4に示されるように、接続線22によってメインバーと繋がり通電情報とアドレスを受信する通信親機51と、電源供給用の電源端子部52と、受信した通電情報を演算処理する情報処理部53と、表示するデータを設定する設定操作部54と、データを表示するデータ表示部55とを備えている。通信親機51は分岐ブレーカ4の通信子機412と同様の構成となっている。電源端子部52は、メインバー20から受電して情報処理部53等へ駆動電源を供給する。情報処理部53は、データ処理部55へ表示信号を出力すると共に、通信親機51を介して、主幹ブレーカ及び分岐ブレーカに信号を出力する。また、通信親機51に分電盤外との通信線を接続することにより、情報処理部53は、分電盤外の計測システムと通信を行なうことができる。設定操作部54は、ユーザの操作により、表示する通電情報の種類や、表示方法を設定する。データ表示部55は、例えば液晶から成っている。
上記のように構成された分電盤1の動作を次に説明する。分岐ブレーカ4のCT422は検出した配線424の通電情報を、制御端子部414を介して情報処理部415へ出力し、情報処理部415は通電情報をA/D変換して演算処理を行い、通信子機412へ出力する。通信子機412は、情報処理部415からの通電情報と、アドレス設定部416によって設定されたアドレスとを、変復調処理部431によって変調処理し、送信AMP433によって増幅して、結合回路434から配線417、プラグイン端子411及びメインバー20を介してPLCにより監視ユニット5へ送信する。監視ユニット5は、メインバー20に接続した接続線22から、分岐回路21の通電情報とアドレスを通信親機51によって受信し、設定操作部54によって設定された条件に基づいてデータ処理部55に表示する。また、監視ユニット5は、各分岐回路21のアドレスや通電情報の返信要求を、通信親機51からPLCによって、主幹ブレーカ3及び分岐ブレーカ4の通信子機31、412へ送信する。
かくして、本実施形態の分電盤1によれば、主幹ブレーカ3と分岐ブレーカ4とをメインバー20に接続するだけで、PLCにより監視ユニット5と通信を行なうことができるので、通信親機51と通信子機31、412とを繋ぐ通信線が不要になり、配線の手間を少なくすることができる。また、通信線の切断による事故を防ぐことができる。また、電圧等の通電情報を検出する種々のセンサを主幹ブレーカ3と分岐ブレーカ4とに設けることにより、複雑な通電情報を表示することができる。また、PLCを分電盤内で行なっているので、メインバー20の長さ分の短距離での通信でよく、信号の減衰などの制約がかからないため、分電盤外とPLCによって通信を行なうのと異なり、小型で安価な通信親機51、通信子機31、412によって信頼性の高い通信を行なうことができる。また、ブレーカ部42とアダプタ部41とは別個であり、ブレーカ部42にアダプタ部41を接続して通信を行なうので、ブレーカ部42を、PLCによる通信を行なわない分電盤と共通にすることができる。また、通信機能を有さないブレーカにアダプタ部41を付設することにより、PLCを行なうことができる。
また、主幹ブレーカ3において、通信子機31及び情報処理部を接点機構部よりメインバー20側に設置してもよい。分岐ブレーカ4の通信子機412等が接点機構部425よりもメインバー20側に配置されており、監視ユニット5もメインバー20に接続されているので、監視ユニット5と主幹ブレーカ3と分岐ブレーカ4の間において、メインバー20が遮断されることがなく、通電異常によるトリップや主幹ブレーカ3又は分岐ブレーカ4のオフ時にも、通信親機51と、主幹ブレーカ3の通信子機31、及び分岐ブレーカ4の通信子機412の間で通信を行なうことができる。
また、主幹ブレーカ3の一次側と分岐ブレーカ4の二次側にノイズフィルタを設置してもよい。図5(a)に主幹ブレーカ3に設置するノイズフィルタ6aの構成を、図5(b)に分岐ブレーカ4に設置するノイズフィルタ6bの構成を、図6にこれらノイズフィルタ6a、6bを設置した分電盤1の正面視を示す。ノイズフィルタ6a、6bは、例えば、チョークコイルLとコンデンサCを有している。ノイズフィルタ6a、6bを設置することにより、商用電源側と負荷側からのノイズが少なくなるので、通信親機51と、通信子機31、412との間の通信の信頼性が向上する。また、分電盤内の通信によるノイズが、他の分電盤や負荷に影響を及ぼすことを防ぐことができる。ノイズフィルタ6a、6bの設置は、分電盤の設置環境に合わせて主幹ブレーカ3の一次側と分岐ブレーカ4の二次側のいずれかだけにしてもよい。
次に、上記第1の実施形態の分電盤1の変形例の構成について図7を参照して説明する。本変形例は、監視ユニット5を分岐ブレーカ4の配置位置に配設したものである。図7は、変形例における分電盤の正面視を示す。監視ユニット5は、プラグイン端子(図示なし)を有しており、プラグイン端子によってメインバー20と接続することができる。このことにより、監視ユニット5を容易に分電盤1に取り付けることができる。また、メインバー20のみを通信経路とするので、通信線の切断が無く、通信子機412との距離が短くなるので通信の信頼性が向上する。また、分岐ブレーカ4が設置されていない空きスペースに監視ユニット5を設置することができ、分電盤内のスペースを活用することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る分電盤について図8を参照して説明する。本実施形態の分電盤の分岐ブレーカは、第1の実施形態における分岐ブレーカのブレーカ部とアダプタ部とを一体とし、更に、電子式ブレーカにされたものである。図8は、分岐ブレーカの構成を示す。
分岐ブレーカ4は、情報処理部に代えて異常判断部428を備えている。異常判断部428は、第1の実施形態の情報処理部と同様にCT422が検出した通電情報とアドレスを通信子機412から監視ユニットへ出力すると共に、CT422が検出した通電情報から過電流等の通電異常を判断し、通電異常が発生した場合には、異常内容をアドレスと共に通信子機412から監視ユニットへ出力し、その後に、引外し機構部426へ信号を出力して接点機構部425に配線424を遮断させる。主幹ブレーカ3も分岐ブレーカ4と同様の構成となる。
このように構成されていることにより、主幹ブレーカ3と分岐ブレーカ4とが、通信子機を有する電子式ブレーカとなるので、バイメタルが不要となり、また、異常判断部428のマイコンを通信にも活用することができる。ブレーカと通信子機とを別にするよりも部品が少なくてよく、分電盤を安価にすることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る分電盤について図9を参照して説明する。本実施形態の分電盤は、通信親機の結合回路の構成が第1の実施形態と異なっている。図9は通信親機51の構成を示す。通信親機51の結合回路511は、3巻線トランスT1とコンデンサC1、C2を有している。3巻線トランスT1の1次側巻線n1の一端はコンデンサC1を介してメインバー20のバーL1に接続され、他端はバーN、及び1次側巻線n2の一端に接続されている。また、1次巻線n2の他端はコンデンサC2を介してバーL2に接続されている。トランスT1の2次巻線n3の一端は送信アンプ512と受信フィルタ513に接続され、他端は通信親機51のグランドへ接続されている。
このように構成された通信親機51において、送信AMP512から信号送信を行う場合、3巻線トランスT1の2次巻線n3に電流が流れ、3巻線トランスT1の1次巻線n1、n2に電圧が誘起される。この誘起された電圧は電力線搬送通信の周波数帯におけるインピーダンスが小さいコンデンサC1、C2を介してメインバー20に重畳され、3巻線トランスの1次巻線n1に誘起された電圧はバーL1、N間に、1次巻線n2に誘起された電圧はバーL2、N間に重畳される。そのため、バーL1、L2間にも電圧が重畳されることになる。これにより、送信AMP512から出力された信号はメインバー20の100V端子間(バーL1、N間とバーL2、N間)と200V端子間(バーL1、L2間)に重畳されることになり、それぞれの系統に接続されたブレーカに内蔵される通信子機に対して信号伝送が可能となる。
上述した通信方向とは逆にブレーカに内蔵された通信子機からの送信信号を受信する場合は上述した動作とは逆になり、3巻線トランスT1の2次巻線n3に誘起された電圧を、受信フィルタ回路513を介して復調することで信号受信が可能となる。200V用のブレーカから送信された受信信号の電圧は、1次側巻線n1の巻数をm1、1次側巻線n2の巻数をm2、2次巻線n3の巻数をm3とすると、受信フィルタに入力される時にm3/(m1+m2)となり、例えば、m1:m2:m3=1:1:1の場合に1/2となる。このように200V用のブレーカから送信された受信信号の電圧は、100V用のブレーカから送信された受信信号の電圧の半分となるが、変復調処理部514に十分なダイナミックレンジを確保するか、200V用ブレーカと通信を行う場合、受信フィルタ回路513と変復調処理部514の間に受信信号を増幅するアンプを挿入することで、安定した受信を行うことができる。通信親機51の結合回路511を1つの3巻線トランスT1と2つのコンデンサC1、C2によって構成することができるので、分電盤を安価にすることができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係る分電盤について図10を参照して説明する。本実施形態の分電盤は、通信親機の結合回路の構成が第3の実施形態と異なっている。図10は通信親機51の構成を示す。通信親機51の結合回路511は、2巻線トランスT2と、コンデンサC3と、2巻線トランスT2をメインバー20の任意の相に接続する3接点の切り替えが可能な切替スイッチ515と、を有する。切替スイッチ515は、アクセス制御部516からの信号により、2巻線トランスT2の1次側コイルn4のメインバー20との接続を切り替える。切替スイッチ515の接続位置を接点a1−a2にすると、2巻線コイルT2はバーL1、L2に接続され、接点b1−b2にすると、2巻線コイルT2はバーL1、Nに接続され、接点c1−c2にすると、2巻線コイルT2はバーL2、Nに接続される。このように、2巻線コイルT2をメインバー20の任意の相に接続することができ、他の相の信号からの影響を排除することができるので、通信の信頼性が良くなる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態に係る分電盤について図11を参照して説明する。本実施形態の分電盤は、主幹ブレーカと分岐ブレーカの構成が、第1の実施形態と異なっている。図11は分岐ブレーカ4の構成を示す。分岐ブレーカ4は、分岐回路21に接続され電源を取得する電源回路446と、分岐回路21の電流を検出するCT441と、電流を計測する電流計測部442と、信号の送受信を行なうPLC回路部443と、負荷への電源供給を遮断する引外し機構部444と、各部の動作を制御する制御回路部445と、を備えている。CT441は通信を行なうための結合回路447のトランスとしても動作し、電源部446とメインバー20との間に配せられている。CT441を電源回路446とメインバー20との間に配することにより電源回路446からのノイズの影響を防ぐことができる。CT441とPLC回路部443との間には、信号成分だけを通過させるためのコンデンサC4が配せられている。また、2本の分岐回路21間には電力線搬送通信で使用する信号周波数帯域に対してインピーダンスが低いコンデンサ(回路素子)C5が配せられている。電力線搬送通信で使用する信号周波数帯域とは、現行の電波法では、10kHz〜450kHzと、2MHz〜30MHzである。
電流計測部442は、CT441によって分岐回路21に流れる電流を検出し、検出信号を制御回路部445へ送信する。制御回路部445は、電流計測部442からの信号に基づいて異常を判断し、短絡や過電流等の異常の発生を判断すると引外し信号を引外し機構部444へ送信し、分岐回路21を遮断する。PLC回路部443は、制御回路部445からの信号に基づいて結合回路部447を介して、監視ユニットと通信を行なう。主幹ブレーカも分岐ブレーカ4と同様の構成となる。
このような構成により、電流を検出するCT441が結合回路447のトランスにも共用され、分岐ブレーカ4の部品が少なくなるので、分電盤を安価にすることができる。
本実施形態の分岐ブレーカの変形例を、図12を参照して説明する。本変形例の分岐ブレーカ4は分岐回路21において、電源回路446と2次側端子448との間にコイルL1を有している。このコイルL1とコンデンサC5とによって、2次側端子448に接続される負荷からのノイズを防止することができるので、監視ユニットとの通信の信頼性を良くすることができる。
上述した分岐ブレーカの変形例と同一の効果を得るために、電源回路と2次側端子との間にコイルを備えていない分岐ブレーカに、コイルを付加する増設型フィルタ装置について図13及び図14を参照して説明する。図13(a)は分岐ブレーカの側面視を、図13(b)は増設型フィルタ装置を分岐ブレーカに取り付ける方法を、図14は増設型フィルタ装置の回路を示す。分岐ブレーカ4の2次側端子部451は、差し込まれた負荷のケーブル線7をクリップ452により挟み込んで固定する構成となっている。そして、増設型フィルタ装置8は、分岐ブレーカの2次側端子部451に差し込む挿入端子81とコイルL2と負荷の端子を接続する2次側端子部82を備えている。2次側端子部82は、ケーブル線7を挟み込んで固定する構成でも、ネジにより固定する構成でもよい。
増設型フィルタ装置8は、挿入端子81を分岐ブレーカ4の2次側端子部451に差し込み、増設型フィルタ装置8の2次側端子部82に負荷のケーブル線7を取り付けて使用する。このような増設型フィルタ装置8を用いることにより容易に負荷からのノイズを防止することができる。図15は、内部の分岐回路がコンデンサによって接続されていない分岐ブレーカ4に用いる増設型フィルタ装置8の回路を示す。2つのコイルL2がコンデンサC6によって接続されているので、負荷からのノイズを防止することができる。
なお、本発明は、上記各種実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば第1の実施形態において、アダプタ部41をブレーカ部42の二次側に接続する構成としてもよい。同等の効果を得ることができる。また、CTをブレーカ部42に配置せずに、アダプタ部41に設置してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る分電盤の正面図。 同分電盤における分岐ブレーカの構成図。 同分電盤における分岐ブレーカの通信子機の構成図。 同分電盤における監視ユニットの構成図。 (a)は同分電盤における主幹ブレーカに設置するノイズフィルタの構成図、(b)は同分電盤における分岐ブレーカに設置するノイズフィルタの構成図。 同分電盤にノイズフィルタを設置したときの正面図。 同分電盤の変形例の正面図。 本発明の第2の実施形態に係る分岐ブレーカの構成図。 本発明の第3の実施形態に係る通信親機の構成図。 本発明の第4の実施形態に係る通信親機の構成図。 本発明の第5の実施形態に係る分岐ブレーカの構成図。 同分岐ブレーカの変形例の構成図。 (a)は分岐ブレーカの側面図、(b)は増設型フィルタ装置の分岐ブレーカへの取付方法を示す図。 増設型フィルタ装置の回路図。 分岐回路にコンデンサを有さない分岐ブレーカに取り付ける増設型フィルタ装置の回路図。 従来の分電盤の正面図。
符号の説明
1 分電盤
20 メインバー
21 分岐回路
3 主幹ブレーカ
31 通信子機(電力線通信子機)
4 分岐ブレーカ(電子式ブレーカ)
412 通信子機(電力線通信子機)
422 CT(電流検出装置)
426 引外し機構部(引外し機構)
428 異常判断部
441 CT(変流器)
446 電源回路
447 結合回路
5 監視ユニット
51 通信親機(電力線通信親機)
511 結合回路
515 切替スイッチ
6a、6b ノイズフィルタ
C1、C2、C3 コンデンサ
C5 コンデンサ(回路素子)
T1 3巻線トランス
T2 2巻線トランス

Claims (9)

  1. 主回路としてのメインバーに介在させた主幹ブレーカと、前記メインバーから分岐された複数の分岐回路に介在させた複数の分岐ブレーカと、各ブレーカの通電情報を監視する監視ユニットと、を備えた分電盤において、
    前記各ブレーカの通電情報を出力する電力線通信子機と、
    前記監視ユニットに設けられ、前記電力線通信子機からの通電情報を受信する電力線通信親機と、を備え、
    前記電力線通信子機と電力線通信親機との間は、前記メインバーを含む電力配線路を介して通信され、
    前記電力線通信親機は、前記通電情報を送受信するために前記電力配線路との結合を図る結合回路を備え、前記結合回路は前記メインバーに接続される3巻線トランスと、該3巻線トランスの1次側に配せられるコンデンサとを有することを特徴とする分電盤。
  2. 主回路としてのメインバーに介在させた主幹ブレーカと、前記メインバーから分岐された複数の分岐回路に介在させた複数の分岐ブレーカと、各ブレーカの通電情報を監視する監視ユニットと、を備えた分電盤において、
    前記各ブレーカの通電情報を出力する電力線通信子機と、
    前記監視ユニットに設けられ、前記電力線通信子機からの通電情報を受信する電力線通信親機と、を備え、
    前記電力線通信子機と電力線通信親機との間は、前記メインバーを含む電力配線路を介して通信され、
    前記電力線通信親機は、前記通電情報を送受信するために前記電力配線路との結合を図る結合回路を備え、前記結合回路は前記メインバーに接続される2巻線トランスと、前記2巻線トランスを前記メインバーの任意の相に接続する3接点の切り替えが可能な切替スイッチと、前記2巻線トランスの1次側に配せられるコンデンサとを有することを特徴とする分電盤。
  3. 主回路としてのメインバーに介在させた主幹ブレーカと、前記メインバーから分岐された複数の分岐回路に介在させた複数の分岐ブレーカと、各ブレーカの通電情報を監視する監視ユニットと、を備えた分電盤において、
    前記各ブレーカの通電情報を出力する電力線通信子機と、
    前記監視ユニットに設けられ、前記電力線通信子機からの通電情報を受信する電力線通信親機と、を備え、
    前記電力線通信子機と電力線通信親機との間は、前記メインバーを含む電力配線路を介して通信され、
    前記各ブレーカは、前記分岐回路に接続され電源を取得する電源回路と、前記電源回路と前記メインバーとの間の前記分岐回路に配せられ電流を検出すると共に通信の結合回路でのトランスとなる変流器と、前記電源回路の入力端子間に配せられ電力線搬送通信で使用する信号周波数帯域に対してインピーダンスが低い回路素子と、を備えたことを特徴とする分電盤。
  4. 前記電力線通信子機は、前記各ブレーカの一次側又は二次側に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の分電盤。
  5. 前記各ブレーカは、電流検出装置と、前記電流検出装置の出力値に基づいて異常を判断する異常判断部と、前記異常判断部からの信号により受電を遮断する引外し機構と、を備える電子式ブレーカであり、前記電力線通信子機を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の分電盤。
  6. 前記監視ユニットは、前記分電盤内における前記分岐ブレーカの配置位置に設けられ、前記メインバーに直接に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の分電盤。
  7. 前記監視ユニットは、前記主幹ブレーカと分岐ブレーカの間の前記メインバーに配置されており、前記主幹ブレーカの電力線通信子機は、該主幹ブレーカの二次側に配置され、前記分岐ブレーカの電力線通信子機は、該分岐ブレーカの一次側に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の分電盤。
  8. 前記主幹ブレーカの一次側及び前記分岐ブレーカの二次側のいずれか一方又は両方にノイズフィルタが配置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の分電盤。
  9. 前記各ブレーカは、前記分岐回路に接続され電源を取得する電源回路と、前記電源回路と前記メインバーとの間の前記分岐回路に配せられ電流を検出すると共に通信の結合回路でのトランスとなる変流器と、前記電源回路の入力端子間に配せられ電力線搬送通信で使用する信号周波数帯域に対してインピーダンスが低い回路素子と、を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の分電盤。
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