JPS59172911A

JPS59172911A - 分電盤装置

Info

Publication number: JPS59172911A
Application number: JP58047636A
Authority: JP
Inventors: 酒井　靖夫
Original assignee: Misawa Homes Co Ltd
Current assignee: Misawa Homes Co Ltd
Priority date: 1983-03-22
Filing date: 1983-03-22
Publication date: 1984-09-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、王として屋内配線用の分電盤装置に関するも
のである。

一般に、屋内配線等では、１回路の容量が決められてい
るので、回路をいくつかに分けて各回路が制限値に入る
ようにする一方、その開閉器および過電流制限器等を１
つの分電盤に集中配置するようにしている。

しかしながら、このような分電盤では、単に開閉器等を
集中配置しただけであるから、各回路毎の異常や利用状
況を判別することはできない。

特に、最近では、家屋の大型化に伴って部屋数も多くな
ってきていることから、各回路の異常や利用状況を１箇
所で集中監視できるようにすることは、安全対策や省エ
ネルギーなはかる上で極めて重要な諌題である。

ここにおいて、本発明の目的は、上記昧題を解決し、各
回路の異常や利用状況を１箇所で集中的に監視できるよ
うにしだ分電盤装置を提供することにある。

そのため、本発明では、主幹回路に複数の分岐回路を接
続し、前記主幹回路に設けられる過電流制限器および前
記各分岐回路に設けられろ開閉器を分電盤に配置した分
電盤装置において、前記分電盤に、前記主幹回路の状態
を表示する主幹回路表示部および前記各分岐回路の通電
状態を表示する分岐回路表示部の少なくとも一方を設け
、これらの表示部により各回路の異常や利用状況ケー箇
所で集中的に監視できるようにするものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は屋内配線回路を示している。同図において、三
相主幹回路１には、過電流制限器２、漏電遮断器３、漏
電検出器４および変流器５がそれぞれ設けられていると
ともに、複数の単相分岐回路６〜１５が互いに並列に接
続されている。前記過電流制限器２は、主幹回路１に流
れる電流が定格値例えば６０Ａを越えると、自動的に回
路を遮断する。また、前記漏電遮断器３は、主幹回路１
の漏電電流が所定の値を越えると、自動的に回路を遮断
する。更に、前記漏電検出器４および変流器５は、表示
警報回路１６に接続されている。

ここで、前記分岐回路６〜１５には、照明灯やコンセン
ト等が選択的に接続されるとともに、途中（漏電遮断器
または開閉器が選択的に挿入される。例えば、分岐回路
６１Ｃは常用電灯Ａと漏電遮断器２１とが、分岐回路７
１Ｃは常用コンセント８と漏電遮断器２２とが、分岐回
路８〜１３には電灯Ｃ−Ｈと開閉器２３〜２８とが、分
岐回路１４゜１５にはコンセントＩ、Ｊと開閉器２９．
３０とがそれぞれ接続されている。また、これらの分岐
回路６〜１５には、それぞれ通電状態を表示する通電表
示部３１がそれぞれ設けられている。各通電表示部３１
は、前記各分岐回路６〜１５を流れる電流を検出する変
流器３２と、この変流器３２の出力を増幅する増幅器３
３と、この増幅器３３からの出力により点灯される分岐
回路表示部としての発光ダイオード３４とから構成され
ている。

一方、前記警報表示回路１６には、前記漏電検出器４の
出力を増幅する増幅器４１、前記変流器５の出力を増幅
する増幅器４２および停電時等に前記分岐回路６，７に
トランス４３’２介して電力を供給する直流電源装置４
４が設けられている。

直流電源装置４４には、大容量コンデンサ４５および電
源表示用の発光ダイオーダ４６がそれぞれ接続されてい
るとともに、増幅器４７が接続されている。この増幅器
４７および前記増幅器４１゜４２の出力側は、それぞれ
発光ダイオード４８゜４９．５０を介して互いに接続さ
れた後、デデースイッチ５１を介して警報器としてのプ
デー５２に接続されている。ここにおいて、発光ダイオ
−Ｙ４８．４９および５０によりそれぞれ漏電表示器、
過電流表示器および停電表示器が構成されている。

また、前記増幅器４２には、前記主幹回路１に流れる消
費電流を表示する消費電流表示器５３が設けられている
とともに、出力側に複数種例えば３０゜４０．５ＯＡの
設定レベルケ選択する選択スイッチ５４が設けられてい
る。前記消費電流表示器５３は、所定の電流範囲を所定
数に分割した各区分、例えば１０〜２０Ａ、２０〜３０
Ａ、　３０〜４０Ａ、４０〜５０Ａ。

５０〜６０Ａの各区分に対応して設けられた５個の発光
ダイオード５５によって構成され、主幹回路１に流れる
消費電流に従って点灯する発光ダイオード５５の数が賛
化するようになっている。また、前記選択スイッチ５４
によりいずれかの設定レベルが選択されろと、主幹回路
１に流れる電流値がその設定レベルを越えたとき、発光
ダイオード４９が点灯し、かつブザー５２が作動するよ
うになっている。

なお、前記漏電表示器としての発光ダイオ−Ｖ４８、過
電流表示器としての発光ダイオード４９、停電表示器と
しての発光ダイオード５０および５個の発光ダイオード
５５からなる消費電流表示器５３により主幹回路表示部
が構成されている。

第２図は分電盤の正面を示している。同図において、分
電盤６０には、中央に前記過電流制限器２および表示パ
ネル部６１が、その表示パネル部６１の上下位置に前記
漏電遮断器２１．２２および開閉器２３〜３０が配置さ
れている。前記表示パネル部６１には、その−側部に前
記ブザー５２、ブザースイッチ５１を切換えるつまみ６
２、前記選択スイッチ５４を切換えるつまみ６３、前記
消費電流表示器５３および前記発光ダイオード４６゜４
８．４９．５０がそれぞれ配置されているとともに、他
側部に前記各通電表示部３１０発光ダイオード３４が前
記漏電遮断器２１．２２および開閉器２３〜３０にそれ
ぞれ対応して配置されている。

次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の場合、分
電盤６０において、主幹回路１の漏電警報表示、主幹回
路１の消費電流のモニタ並びに警報表示、停電警報表示
および分岐回路の通電表示をそれぞれ行うことが可能で
ある。

漏電警報表示では、漏電検出器４で検出される値が漏電
遮断器３の動作値の約にを越えると、増幅器４１を通じ
て発光ダイオード４８が点灯され、かつデず一スイツチ
５１を通じてブザー５２から警報が発せられろ。この場
合、漏電がなくなれば、自動的に発光ダイオード４８が
消灯し、かつブザー５２の作動が停止するが、ブザー警
報の停止を必要とする場合には、ブザースイッチ５１を
オフすることによりデず一警報を停止させることができ
る。

消費電流のモニタ並びに警報表示では、変流器５によっ
て検出される主幹回路１を流れる電流値に従って消費電
流表示器５３０発元ダイオ−ｒ５５が点灯される。ここ
で、選択スイッチ５４によって３０．４０．５ＯＡのい
ずれかの設定レベルを選択してお（と、消費電流がその
設定レベルを越えたとき、発光ダイオード４９が点灯さ
れ、かつブザー５２から警報が発せられる。消費電流が
減って設定レベル以下になると、発光ダイオ−）’４９
が消灯し、かつブザー５２の作動が停止する。なお、ブ
ザー警報の停止を必要とする場合の操作は前記と同様で
ある。

停電警報表示では、停電した場合または過電流制限器２
および漏電遮断器３のいずれかが遮断した場合、直流電
源装置４４からの電力が分岐回路６．７へ供給される一
方、増幅器４７を通じて発光ダイオード５０が点灯され
、かつブザー５２から警報が発せられる。この場合も、
ブザー警報の停止は前記と同様である。

分岐回路の通電表示では、各分岐回路６〜１５毎の通電
状況が発光ダイオ−１’３４の点灯によって表示される
。

従って、本実施例では、分電盤６０に、主幹回路１の漏
電を表示する発光ダイオード４８、主幹回路１の消費電
流を表示する消費電流表示器５３、消費電流が設定レベ
ルを越えたことを表示する発光ダイオード４９、停電等
を表示する発光ダイオード５０、更に各分岐回路６〜１
５毎の通電状態を表示する発光ダイオード３４をそれぞ
れ設けたので、分電盤６０において各回路の異常や利用
状況を集中的に監視できる。

また、発光ダイオード４Ｂ、４９．５０が点灯したとき
、ブザー５２を作動させるようにしたので、回路の異常
状態を警報によって知らせることができる。その結果、
警報があった場合、発光ダイオード４８，４９．５０の
いずれかが点灯しているかをみれば、何の異常であるか
を判別することができる。

また、設定レベルを選択する選択スイッチ５４を設けた
ので、この選択スイッチ５４によって発光ダイオ−）’
４９が虞灯する電流値を変えれば、主幹回路１に流れる
許容電流値を任意に選択することができるため、省エネ
ルギーをはかることができる。

なお、上記実施例では、分電盤６０において、漏電警報
表示、消費電流モニタ並びＶＣ警報表示、停電警報表示
および分岐回路毎の通電表示をそれぞれ行うようにした
が、これら全ての機能を備える必要は必ずしもなく、少
なくとも１以上の機能を備えるものであればよい。また
、発光ダイオード３４．４６．４８．４９．５０．５５
はランプ等でもよい。

以上の通り、本発明によれば、各回路の異常や利用状況
を１箇所で集中的に監視可能な分電盤装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すもので、第１図は屋内配線
回路図、第２図は分電盤の正面図である。１・・・主幹回路、２・・・過電流制限器、６〜１５°
°。分岐回路、２３〜３０・・・開閉器、３４・・・分岐回
路表示部としての発光ダイオード、４８・・・漏電表示
器としての発光ダイオ−１，４９・・・過電流表示器と
しての発光ダイオ−「、５０・・・停電表示器としての
発光ダイオード、５２・・・警報器としてのブザー、５
３・・・消費電流表示器、５４・・・警報器としてのプ
ず−、５５・・・発光ダイオード、６０・・・分電盤。代理人　弁理士　木　下　實　三（ほか１名）

Claims

【特許請求の範囲】（１）主幹回路に複数の分岐回路を接続し、前記主幹回
路に挿入されろ過電流制限器および前記各分岐回路に設
けられる開閉器を分電盤に集中配置した分電盤装置にお
いて、前記分電盤に、前記主幹回路の状態ケ表示する主
幹回路表示部および前記各分岐回路の通電状態を表示す
る分岐回路表示部の少な（とも一方を設けたことを特徴
とする分電盤装置。（２、特許請求の範囲第１項において、前記主幹回路表
示部は、主幹回路の漏電状態を表示する漏電表示器と、
主幹回路に流れる電流が設定レベルより越えた状態を表
示する過電流表示器と、主幹回路の停電状態を表示する
停電表示器と、主幹回路の消費電流を表示する消費電流
表示器とから構成されていることを特徴とする分電盤装
置。（８）特許請求の範囲第２項において、前記設定レベル
は、選択スイッチにより複数種の値に選択可能とされて
いることを特徴とする分電盤装置。（４）特許請求の範囲第２項または第３項において、前
記消費電流表示器は、所定の電流範囲を複数に分割した
各区分毎に設けられた複数個の発光ダイオードにより構
成されていることを特徴とする分電盤装置。（５）特許請求の範囲第２項ないし第４項のいずれかに
おいて、前記漏電表示器、過電流表示器および停電表示
器のいずれかが点灯したとき作動される警報器を設げた
ことを特徴とする分電盤装置。（６）特許請求の範囲第１項ないし第５項のいずれかに
おいて、前記分岐回路表示部は、各分岐回路の通電状態
を表示する複数の発光ダイオードにより構成されている
ことな特徴とする分電盤装置。（７）特許請求の範囲第６項において、前記各発光ダイ
オードは、前記開閉器にそれぞれ対応して配置されてい
ることを特徴とする分電盤装置。