JP4380628B2 - 電力線搬送通信システム及びそのカプラ - Google Patents

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Description

本発明は、電力線を信号伝送路とする電力線搬送通信システムに関する。
従来、電力供給を行うと共に電力線に通信信号を重畳して通信を行う電力線搬送通信システムがあり、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。このような電力搬送通信システムの一例として、次に示すものがある。この従来例は、図3に示すように、それぞれにトランス4が挿入された複数系統の電力線Lに接続される複数の子機1と、第一の系統の電力線Lと直接接続される親機2と、親機2が直接接続されない他の系統の電力線Lと親機2との間に挿入されるカプラ3とを備え、各子機1が有する情報を電力線搬送通信により親機2が収集する電力線搬送通信システムである。
具体的には、例えば集合住宅内での電力量メータ(図示せず)の遠隔検針システムに用いられ、親機2及びカプラ3を電気室(図示せず)に設置し、子機1を各戸の電力量メータに設置することで、各戸の電力量メータの指針値を電力線Lを介して、現地で検針することなく親機2で一括収集する。尚、親機2と各カプラ3と接続される電力線Lには、ブレーカ5がそれぞれ設けられている。
親機2は、図4に示すように、子機1との間で電力線Lを介して電力線搬送通信を行う通信部20と、通信部20を制御する制御部24と、商用電源(図示せず)からの電力を受けて通信部20及び制御部24の動作電力を生成する電源部25と、第一の系統の電力線Lと直接接続される直接接続端子21と、通信部20と直接接続端子21との間に設けられて商用電源周波数よりも高い周波数を持つ通信信号を通過させて商用電源周波数を遮断する通信結合部22と、直接接続端子21と並列に設けられて電力線Lを介してカプラ3と接続されるカプラ接続端子23とを備える。
カプラ3は、図5に示すように、互いに並列に接続されて親機2や他のカプラ3に電力線Lを介して接続される3つの接続端子30a〜30cと、親機2と直接接続されない他の系統の電力線Lを介して子機1と接続される子機接続端子32と、接続端子30a〜30cと子機接続端子32との間に設けられて商用電源周波数よりも高い周波数を持つ通信信号を通過させて商用電源周波数を遮断する通信結合部31とを備えている。通信結合部31は、コンデンサC及び結合トランス31aから成り、コンデンサCによって商用電源周波数をカットし、結合トランス31aによって通信信号のみを通過させている。
尚、ここでは3つのカプラ3a〜3cを電力線L1及びL2を介して互いに並列に接続した場合を示しており、電力線L1は、カプラ3aの接続端子30cとカプラ3bの接続端子30bとを接続し、電力線L2は、カプラ3bの接続端子30cとカプラ3cの接続端子30bとを接続し、カプラ3aの接続端子30b及びカプラ3cの接続端子30cはそれぞれ図示していない他のカプラ3と電力線Lを介して接続されている。
以下、この従来例の動作説明をする。通信部20は、各系統の子機1に対してデータを送信するように指示する通信信号を通信結合部22を介して電力線Lに重畳させて送信する。通信信号は、直接接続端子21を介して第一の系統の子機1に送信され、またカプラ接続端子23及びカプラ3を介して他の系統の子機1に送信される。通信信号を受信した子機1は、自身の有するデータ(例えば、電力量メータの指針値)を親機1に送信する。通信部20は、各系統の子機1から送信されたデータを通信結合部22を介して受信する。
ここで、例えばカプラ3bを交換又は一時的にシステムから切り離す場合に、カプラ3aの接続端子30aとカプラ3cの接続端子30aとを電力線L3によって接続した後、電力線L1及びL2を取り外すことでカプラ3bを取り外すことができる。また、カプラ3bを再度取付ける場合には、電力線L1及びL2を接続した後に電力線L3を取り外すことでシステムに復帰させることができる。
上述のように、カプラ3に3つの接続端子30a〜30cを備えることで、カプラ3を通信に影響を及ぼすことなく交換又は一時的にシステムから切り離すことができる。
特開平8−98277号公報
しかしながら、上記従来例では、システムの電源を落とさずにカプラ3を交換又はシステムから一時的に切り離す場合に、活線工事となるために作業中に感電する等の危険を伴う可能性があるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、カプラを交換又はシステムから一時的に切り離す際に安全に作業することのできる電力線搬送通信システムを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、それぞれにトランスが挿入された複数系統の電力線に接続される複数の子機と、前記何れかの系統の電力線と直接接続される親機と、親機が直接接続されない他の系統の電力線と親機との間に挿入されるカプラとを備え、各子機が有する情報を電力線搬送通信により親機が収集する電力線搬送通信システムにおいて、親機は、子機との間で電力線を介して電力線搬送通信を行う通信部と、カプラと接続されるカプラ接続端子とを備え、カプラは、互いに並列に接続されて親機のカプラ接続端子他のカプラの接続端子と電力線を介して接続される少なくとも3つの接続端子と、親機と直接接続されない他の系統の電力線を介して子機と接続される子機接続端子と、接続端子と子機接続端子との間に設けられて商用電源周波数よりも高い周波数の通信信号を通過させて商用電源周波数を遮断する通信結合部と、各接続端子と通信結合部との接続を入/切する切替手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、カプラは、接続端子のそれぞれの切替手段の入/切の状態を表示する表示部を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、それぞれにトランスが挿入された複数系統の電力線に接続される複数の子機と、前記何れかの系統の電力線と直接接続される親機と、親機が直接接続されない他の系統の電力線と親機との間に挿入されるカプラとを備え、各子機が有する情報を電力線搬送通信により親機が収集する電力線搬送通信システムのカプラであって、互いに並列に接続されて親機や他のカプラの接続端子と電力線を介して接続される少なくとも3つの接続端子と、親機と直接接続されない他の系統の電力線を介して子機と接続される子機接続端子と、接続端子と子機接続端子との間に設けられて商用電源周波数よりも高い周波数の通信信号を通過させて商用電源周波数を遮断する通信結合部と、各接続端子と通信結合部との接続を入/切する切替手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カプラは、各接続端子と通信結合部との接続を入/切する切替手段を備えたので、カプラを交換又はシステムから一時的に切り離す場合に、該カプラと他のカプラとの電気的接続を切り離して作業を行えるため、作業の安全性が向上する。
請求項2の発明によれば、カプラは、接続端子のそれぞれの切替手段の入/切の状態を表示する表示部を備えたので、カプラを交換又はシステムから一時的に切り離す場合に、該カプラと他のカプラとの接続が活線状態であるかどうかを視認することができ、したがって更に作業の安全性が向上する。
請求項3の発明によれば、請求項1と同様の作用効果を奏する電力線搬送通信システムのカプラを実現することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。但し、基本的な構成は従来例と共通であるので、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。本実施形態の電力線搬送通信システムは、図1に示すように、カプラ3a〜3cが電力線L1及びL2を介して接続されており、各カプラ3a〜3cの接続端子30a〜30cと通信結合部31との間にそれぞれ接続端子30a〜30cと通信結合部31との接続を入/切する切替手段33a〜33cを設けている。尚、電力線L1は、カプラ3aの接続端子30cとカプラ3bの接続端子30bとを接続し、電力線L2は、カプラ3bの接続端子30cとカプラ3cの接続端子30bとを接続しており、カプラ3aの接続端子30b及びカプラ3cの接続端子30cはそれぞれ図示していない他のカプラ3と電力線Lを介して接続されている。
切替手段33a〜33cは、例えば手動でオン/オフを切り替えることのできるスイッチから成り、システムが通常の動作を行っている場合には、切替手段33aはオフの状態に、切替手段33b、33cはオンの状態となっている。
以下、カプラ3bを交換又はシステムから一時的に切り離す場合について説明する。まずカプラ3aの接続端子30aとカプラ3cの接続端子30aとを電力線L3で接続し、カプラ3a、3cそれぞれの切替手段33aをオンの状態に切り替える。次に、カプラ3aの切替手段33cと、カプラ3bの切替手段33b及び33cと、カプラ3cの切替手段33bをオフの状態に切り替えることで、電力線L1及びL2がシステムから電気的に切り離されるので、電力線L1及びL2を取り外し、カプラ3bを取り外す。
上述のように、各カプラ3の接続端子30a〜30cと通信結合部31との間にそれぞれ接続端子30a〜30cと通信結合部31との接続を入/切する切替手段33a〜33cを設けることで、カプラ3を交換又はシステムから一時的に切り離す場合に、システムの電源を落とすことなく作業ができ、また該カプラと他のカプラとを接続している電力線Lの電気的接続を切り離すことで安全に作業を行うことができる。
ところで、図2に示すように、接続端子30a〜30cと切替手段33a〜33cとのそれぞれの間に、切替手段33a〜33cの入/切の状態を表示する表示部34a〜34cを設けてもよい。表示部34a〜34cは、例えば発光ダイオードやネオンランプ等から成り、電力線Lが活線状態にある場合に発光するようになっている。このようにすることで、カプラ3を交換又はシステムから一時的に切り離す場合に、取り外す電力線Lが活線状態にあるかどうかを視認できるために作業の安全性が向上する。
本発明の実施形態の電力線搬送通信システムを示すブロック図である。 同上の表示部を備えた場合を示すブロック図である。 従来の電力線搬送通信システムを示すブロック図である。 同上の親機を示すブロック図である。 同上のカプラを示すブロック図である。
符号の説明
1 子機
2 親機
20 通信部
23 カプラ接続端子
3 カプラ
30 接続端子
31 通信結合部
32 子機接続端子
33 切替手段
34 表示部
4 トランス
L 電力線

Claims (3)

  1. それぞれにトランスが挿入された複数系統の電力線に接続される複数の子機と、前記何れかの系統の電力線と直接接続される親機と、親機が直接接続されない他の系統の電力線と親機との間に挿入されるカプラとを備え、各子機が有する情報を電力線搬送通信により親機が収集する電力線搬送通信システムにおいて、親機は、子機との間で電力線を介して電力線搬送通信を行う通信部と、カプラと接続されるカプラ接続端子とを備え、カプラは、互いに並列に接続されて親機のカプラ接続端子他のカプラの接続端子と電力線を介して接続される少なくとも3つの接続端子と、親機と直接接続されない他の系統の電力線を介して子機と接続される子機接続端子と、接続端子と子機接続端子との間に設けられて商用電源周波数よりも高い周波数の通信信号を通過させて商用電源周波数を遮断する通信結合部と、各接続端子と通信結合部との接続を入/切する切替手段とを備えたことを特徴とする電力線搬送通信システム。
  2. 前記カプラは、接続端子のそれぞれの切替手段の入/切の状態を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力線搬送通信システム。
  3. それぞれにトランスが挿入された複数系統の電力線に接続される複数の子機と、前記何れかの系統の電力線と直接接続される親機と、親機が直接接続されない他の系統の電力線と親機との間に挿入されるカプラとを備え、各子機が有する情報を電力線搬送通信により親機が収集する電力線搬送通信システムのカプラであって、互いに並列に接続されて親機や他のカプラの接続端子と電力線を介して接続される少なくとも3つの接続端子と、親機と直接接続されない他の系統の電力線を介して子機と接続される子機接続端子と、接続端子と子機接続端子との間に設けられて商用電源周波数よりも高い周波数の通信信号を通過させて商用電源周波数を遮断する通信結合部と、各接続端子と通信結合部との接続を入/切する切替手段とを備えたことを特徴とする電力線搬送通信システムのカプラ。
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