JP5014531B2

JP5014531B2 - 広告方法及びｗｗｗサーバー

Info

Publication number: JP5014531B2
Application number: JP2000349204A
Authority: JP
Inventors: 俊明太田
Original assignee: Yahoo Japan Corp
Current assignee: Yahoo Japan Corp
Priority date: 2000-11-16
Filing date: 2000-11-16
Publication date: 2012-08-29
Anticipated expiration: 2020-11-16
Also published as: JP2002150047A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＰＯＳ端末からの情報に基づいた広告方法、及び、広告用ＷＷＷサーバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年のインターネット関連技術の進展に伴い、デパート、小売店等の商店や、宅配サービス、クリーニングサービス等のサービス店が、通信回線を介して利用者端末から閲覧可能な広告用ＷＷＷページを用いて各種の広告を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このような広告用ＷＷＷページを用いて広告を行う場合、いかにして効果的な広告を行うかということが広告主の重要な関心事になっている。
【０００４】
そこで、本発明は、広告用ＷＷＷページを用いて効果的に広告を行うことを可能とすることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、通信回線を介して広告用ＷＷＷページを利用者端末に閲覧可能とするＷＷＷサーバーによる広告方法において、前記ＷＷＷサーバーが、
商店に設けられたＰＯＳ端末と通信接続を行い、当該ＰＯＳ端末から販売した商品毎の、商品購入者に関する購入者情報を含む販売情報を受信する工程と、前記受信された販売情報に基づいて、商品の在庫状況以外の販売状況を言葉で示す、前記購入者情報を含むメッセージを前記広告用ＷＷＷページに表示する工程と、を実行することを特徴とする。
【０００６】
また、本発明において、前記受信した販売情報に基づいて、商品の売れ行きを判断する工程を含み、前記メッセージは、前記判断した商品の売れ行きを言葉で示すメッセージであることとしてもよい。
【０００８】
この場合、前記購入者情報は、購入者の性別又は購入者の商品購入にあたってのサービス券の利用の有無を含むこととしてもよい。
【０００９】
また、前記目的を達成するための本発明は、通信回線を介して広告用ＷＷＷページを利用者端末に閲覧可能とするＷＷＷサーバーにおいて、各商店に設けられたＰＯＳ端末と通信接続を行い、当該ＰＯＳ端末から販売した商品毎の、商品購入者に関する購入者情報を含む販売情報を受信するＰＯＳ端末管理部と、前記ＰＯＳ端末管理部により受信された販売情報に基づいて、商品の在庫状況以外の販売状況を言葉で示す、前記購入者情報を含むメッセージを前記広告用ＷＷＷページに表示するＷＷＷページ管理部と、を備えることを特徴とする。
【００１０】
また、本発明において、前記受信した販売情報に基づいて、商品の売れ行きを判断する手段を含み、前記メッセージは、前記判断した商品の売れ行きを言葉で示すメッセージであることとしてもよい。
【００１１】
また、前記購入者情報は、購入者の性別又は購入者の商品購入にあたってのサービス券の利用の有無を含むこととしてもよい。
【００１２】
【発明の実施の形態】
＝＝＝システム構成＝＝＝
図１は、本実施の形態を説明するためのシステム構成図である。
図１に示されるように、複数の利用者端末１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄが、インターネット等の通信回線２０を介して、ＷＷＷサーバー３０に接続している。なお、通信回線とは、端末間で双方から通信可能な有線又は無線を意味する。また、図１には、一つのＷＷＷサーバー３０のみを記載しているが、複数のＷＷＷサーバーが通信回線を介して利用者端末１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄに接続していてもよい。
【００１３】
利用者端末１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄには、ＷＷＷサーバー３０に設けられたＷＷＷページ３６を閲覧するためのＷＷＷブラウザ（不図示）がそれぞれ設けられており、利用者は、このＷＷＷブラウザを用いて、種々のＷＷＷサーバー上のＷＷＷページを閲覧することができる。
【００１４】
ＷＷＷサーバー３０には、ハイパーテキスト形式で関連づけられたマルチメディア情報を有するＷＷＷページ３６が設けられている。本実施の形態では、このＷＷＷページ３６を用いて商品、サービス等の広告を行う。なお、このＷＷＷページは、ＨＴＭＬ(Hyper Text Markup Language)や、ＸＭＬ(Extensible Markup Language)等のマークアップ言語を用いて記述されている。
【００１５】
また、ＷＷＷサーバー３０には、ＰＯＳ端末を管理するＰＯＳ端末管理部３４が設けられている。このＰＯＳ端末管理部３４には、複数のＰＯＳ端末４０ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄが接続している。ここで、ＰＯＳ（Point of Sales）端末とは、商品の値札等に付けられたバーコードを読むためのバー・コード・リーダーやハンディ・ターミナル、電子式キャッシュ・レジスタ及びその他の装置である。各商品の値札等に付けられたバーコードには、各商品の商品名、価格等の情報が埋め込まれており、これらの情報は、商品の買い上げ時にＰＯＳ端末４０ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄにより読み込まれ、該ＰＯＳ端末からＰＯＳ端末管理部３４へ送信される。ＰＯＳ端末管理部３４は、ＰＯＳ端末４０ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄから送信される情報を受信し、それらの情報を管理する。
【００１６】
また、ＷＷＷサーバー３０には、ＷＷＷページ管理部３２が設けられている。このＷＷＷページ管理部３２は、ＰＯＳ端末管理部３４にて管理されている情報に基づいて、ＷＷＷページ３６を管理する。
【００１７】
＝＝＝ＷＷＷページの構成＝＝＝
次に、図２を参照しつつ、ＷＷＷページ３６の構成を説明する。図２は、「○○○電気」の広告用ＷＷＷページ３６の構成を示す図である。
ＷＷＷページ３６は、商店で取り扱う商品等の広告を行うためのものであり、該ＷＷＷページ３６には、各種商品の名称や価格、アフターサービスの紹介、店舗の地図等の情報が掲載される。
【００１８】
本実施の形態では、特に、商品の入手可能個数に関する情報を掲載する入手可能個数表示欄３２ａ、及び、商品に関連付けられており、かつ、ＰＯＳ端末４０ａ等からの情報に基づいて変更可能なメッセージを表示するメッセージ表示欄３２ｂを、ＷＷＷページ３６に設けている。なお、図２において示されている事項以外に、前述した店舗の地図等の情報をＷＷＷページ３６に掲載してよいことは勿論である。
【００１９】
＝＝＝処理の流れ＝＝＝
次に本実施の形態における処理の流れを、図２、図３、図４、図５を参照しつつ説明する。図３は、ＷＷＷサーバーにおける処理の流れを説明するための図である。図４、図５は、○○○商店において、商品が売れるにしたがって、ＷＷＷページ３６がどのように変化するかを示した図である。
【００２０】
まず、ＷＷＷページ管理部３２は、初期広告用ＷＷＷページ３６を、利用者端末１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄに対して閲覧可能とする（Ｓ２）。なお、初期広告用ＷＷＷページ３６は、例えば、図２に示すものである。
【００２１】
初期広告用ＷＷＷページ３６には、その日に販売を予定している商品の個数、価格等が表示される。例えば、図２に示した例では、商品「ノート型パソコン○○」の販売予定個数が２０個であることを示すために「限定２０個」と、入手可能個数表示欄３２ａに表示され、この商品に関連付けられたメッセージとして、「お早めに！」というメッセージが、メッセージ表示欄３２ｂに表示される。
【００２２】
商店に訪れた客が商品を購入する際に、その商品の値札等に付けられたバーコードで示された情報が、店内に設けられたＰＯＳ端末４０ａ等により読まれ、読み込んだＰＯＳ端末からＰＯＳ端末管理部３４に情報が送信される。
【００２３】
ＷＷＷサーバー３０に設けられたＰＯＳ端末管理部３４は、ＰＯＳ端末４０ａ等から送信された情報を受信する（Ｓ４）。情報を受信したＰＯＳ端末管理部３４は、受信した情報を基に、現時点での、商品毎の総販売個数、商品毎の総売上金額、全商品の総売上個数等を計算し、現時点での情報を管理する（Ｓ６）。
【００２４】
ＷＷＷサーバー３０に設けられたＷＷＷページ管理部３２は、ＰＯＳ端末管理部３４にて管理されている現時点での情報に基づいて、ＷＷＷページ３６の、入手可能個数表示欄３２ａの表示、及び、メッセージ表示欄３２ｂの表示を変更する（Ｓ８）。
【００２５】
例えば、ＰＯＳ端末管理部３４にて管理されている現時点での「ノート型パソコン○○」の販売個数（販売済みの個数の合計）が１７個である場合は、図４に示すように、入手可能個数表示欄３２ａの表示を、「あと３個」と変更し、メッセージ表示欄３２ｂの表示を、「急げ！」と変更する。
【００２６】
また、例えば、ＰＯＳ端末管理部３４にて管理されている現時点での「ノート型パソコン○○」の販売個数（販売済みの個数の合計）が２０個である場合は、該商品の入手可能個数は０個、すなわち、該商品は売り切れなので、図５に示すように、入手可能個数表示欄３２ａの表示を、「売り切れ」と変更し、メッセージ表示欄３２ｂの表示を、「ありがとうございました」と変更する。
【００２７】
入手可能個数表示欄３２ａの表示を変更することにより、ＷＷＷページ３６を閲覧した者は、現時点での商品の入手可能個数を的確に知ることができる。したがって、商品を買いに出かけたものの該商品が売り切れていた等の問題の発生を防止でき、また、商店にとっても、電話による商品の入手可能個数に関する問い合わせ等が減少するというメリットがある。
【００２８】
また、メッセージ表示欄３２ｂを設けてその表示を、販売個数に応じて変更することにより、より広告効果を高めることができる。
【００２９】
以上説明した処理をＷＷＷサーバーに実行させるプログラムを、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録することも可能である。
【００３０】
＝＝＝その他＝＝＝
入手可能個数表示欄３２ａの表示は、それを見る利用者が商品の入手可能個数を把握できるものであればよい。例えば、図４の「あと３個」という表示に代えて、「２０個のうち１７個売れました」等の表示であってもよい。
【００３１】
メッセージ表示欄３２ｂの表示は、ＰＯＳ端末４０からの情報に基づいて変更されるものであればよい。例えば、図４の「急げ！」という表示に代えて、「まもなく売り切れです」等の表示であってもよい。
【００３２】
また、入手可能個数表示欄３２ａに表示すべき情報とメッセージ表示欄３２ｂに表示すべき情報を一つの欄にまとめて表示してもよい。例えば、「あと３個です。急げ！」等と一つの欄に表示してもよい。
【００３３】
また、本実施形態において、例えば、ＰＯＳ端末４０ａ等からの情報に基づき菓子類がよく売れていることがわかれば、ＷＷＷページ３６において、「只今、菓子がよく売れています。」等の表示を行う。これにより、広告効果をさらに高めることができる。また、例えば、ＰＯＳ端末４０ａ等からの情報に基づきサービス券を用いて商品を購入した人の人数がわかれば、ＷＷＷページ３６において、「本日、サービス券を使って商品を購入された人は、２２人います。」等の表示を行う。これにより、広告効果をさらに高めることができる。
【００３４】
さらに、レジ担当者が、ＰＯＳ端末よるバーコードの読み込み作業を行う際に、商品購入者の性別をＰＯＳ端末４０ａ等に入力するようにしておけば、ＰＯＳ端末４０ａ等から商品購入者の性別に関する情報を、ＰＯＳ端末管理部３４が受信することができる。ＷＷＷページ管理部３２は、かかる性別情報に基づいて、ＷＷＷページ３６の内容を変更することができる。例えば、図４に示した例において、メッセージ表示欄３２ｂに「只今、この商品を女性の方がお買い上げになりました」等のメッセージを表示して、ＷＷＷページ３６の内容を変更し、これにより広告効果を高めることができる。
【００３５】
また、前述した実施の形態においては、ＷＷＷページ３６に、入手可能個数表示欄３２ａとメッセージ表示欄３２ｂを設けて、ＰＯＳ端末４０ａ等からの情報に基づいて、これらの欄の表示を変更したが、予め、複数のＷＷＷページ３６を準備しておき、ＰＯＳ端末４０ａ等からの情報に基づいて、閲覧可能なＷＷＷページを切り替えることにより、利用者端末から閲覧可能なＷＷＷページの内容を変更することも可能である。
【００３６】
【発明の効果】
本発明によれば、広告用ＷＷＷページを用いて効果的に広告を行うことが可能な広告方法を実現することができる。
また、販売情報に基づいて、広告用ＷＷＷページに商品の在庫状況以外の販売状況を言葉で示すメッセージを表示することにより、ＷＷＷページを閲覧した者は、現時点での商品の販売状況を的確に知ることができる。したがって、ＷＷＷページを用いて効果的に広告を行うことが可能な広告方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施の形態を説明するためのシステム構成図である。
【図２】「○○○電気」の広告用ＷＷＷページの構成を示す図である。
【図３】ＷＷＷサーバーにおける処理の流れを説明するための図である。
【図４】商品が売れるにしたがって、ＷＷＷページがどのように変化するかを示した図である。
【図５】商品が売れるにしたがって、ＷＷＷページがどのように変化するかを示した図である。
【符号の説明】
１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、１０ｄ利用者端末
２０通信回線
３０ＷＷＷサーバー
３２ＷＷＷページ管理部
３４ＰＯＳ端末管理部
３６ＷＷＷページ
４０ａ、４０ｂ、４０ｃ、４０ｄＰＯＳ端末

Claims

通信回線を介して広告用ＷＷＷページを利用者端末に閲覧可能とするＷＷＷサーバーによる広告方法において、前記ＷＷＷサーバーが、
商店に設けられたＰＯＳ端末と通信接続を行い、当該ＰＯＳ端末から販売した商品毎の、商品購入者に関する購入者情報を含む販売情報を受信する工程と、
前記受信された販売情報に基づいて、商品の在庫状況以外の販売状況を言葉で示す、前記購入者情報を含むメッセージを前記広告用ＷＷＷページに表示する工程と、
を実行することを特徴とする広告方法。
前記受信した販売情報に基づいて、商品の売れ行きを判断する工程を含み、
前記メッセージは、前記判断した商品の売れ行きを言葉で示すメッセージであることを特徴とする請求項１に記載の広告方法。
前記購入者情報は、購入者の性別又は購入者の商品購入にあたってのサービス券の利用の有無を含むことを特徴とする請求項１に記載の広告方法。
通信回線を介して広告用ＷＷＷページを利用者端末に閲覧可能とするＷＷＷサーバーにおいて、
各商店に設けられたＰＯＳ端末と通信接続を行い、当該ＰＯＳ端末から販売した商品毎の、商品購入者に関する購入者情報を含む販売情報を受信するＰＯＳ端末管理部と、
前記ＰＯＳ端末管理部により受信された販売情報に基づいて、商品の在庫状況以外の販売状況を言葉で示す、前記購入者情報を含むメッセージを前記広告用ＷＷＷページに表示するＷＷＷページ管理部と、
を備えることを特徴とするＷＷＷサーバー。
前記受信した販売情報に基づいて、商品の売れ行きを判断する手段を含み、
前記メッセージは、前記判断した商品の売れ行きを言葉で示すメッセージであることを特徴とする請求項４に記載のＷＷＷサーバー。
前記購入者情報は、購入者の性別又は購入者の商品購入にあたってのサービス券の利用の有無を含むことを特徴とする請求項４に記載のＷＷＷサーバー。