JP5013868B2 - ポリ塩化アルカン製造での重質留分の副生物の再利用方法 - Google Patents

ポリ塩化アルカン製造での重質留分の副生物の再利用方法 Download PDF

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Description

ハロアルカン生成の分野において利用可能性を見出す発明に関する。
塩化アルカンがアルケンに付加して3つ以上の炭素原子を含むポリ塩化炭化水素類を形成することは、技術的に十分立証されているプロセスである。例えば、Wilson他(特許文献1)は、銅、及び炭素数3〜5(C〜C)のアルカンニトリルから選択される溶媒を含む触媒を使用して四塩化炭素が1,1−ジクロロエテンに付加して1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンを製造することを開示する。Wilson他(特許文献2)は、有機燐酸エステル溶媒、鉄金属、及び塩化第二鉄を含む触媒混合物の存在下で四塩化炭素が塩化ビニルに付加して1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンを製造することを教える。これらの付加反応は、一般的にテロメリゼーション反応と言われる。
テロメリゼーション反応が、目的生成物に対して高選択的に進むと同時に、また常にいくつか不要な副生物も生成される。時々、目的のポリ塩化アルカンの異性体が形成される。目的生成物が未反応オレフィンの供給材料と付加した結果、少なくとも部分的に通常存在する重質留分の副生物は、反応媒体中にもまだ存在する。例えば、四塩化炭素が1,1−ジクロロエテンに付加して1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンを生成する場合、ヘキサクロロプロパンが未反応の1,1−ジクロロエテンに付加して数パーセントの1,1,1,3,3,5,5,5−オクタクロロペンタン(octachloropentane)もまた生成される。同様に四塩化炭素が塩化ビニルに付加して1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンを生成する場合、数パーセントの1,1,3,3,5,5−及び1,1,1,3,5,5−ヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)もまた形成される。これらの化合物は、目的生成物よりもより高沸点を有し、よって一般的に重質留分としてプロセスから取り除かれる。蒸留プロセスでの限界が原因で、目的の炭素数3(C)以上のポリ塩化アルカン生成物もまた、しばしばこの重質留分流に多少存在することもある。通常、これらの重質留分は、焼却されるか、又は他の環境的に許容可能な方法により廃棄物として処理されるため出発物質の利用度は効率が良くない。
米国特許第5,792,893号明細書 米国特許第6,313,360号明細書
本発明の目的は、ハロアルカン生成物の効率的な生成に関する。
更に、不要なハロ炭化水素副生物を有用な反応物質に変換することを目的とする。
四塩化炭素がオレフィン又はクロロオレフィンに接触付加して炭素数3以上のポリ塩化アルカンを製造する場合に形成される重質留分の副生物の再利用について記載する。改良点は次の(1)〜(4)からなる。(1)蒸留、又は他の適切な手段により、より高い分子量の重質留分を回収する。(2)回収された重質留分に徹底的に高温塩素化を施す。(3)生成された四塩化炭素を回収する。(4)四塩化炭素をリサイクルして追加で目的の炭素数3以上のポリ塩化アルカンを生成する。前記重質留分の副生物は一般的に廃棄物とみなされるため、リサイクルによって廃棄する物質量が減少し、全費用が削減する。
本発明のプロセスは、炭素数3以上のポリ塩化アルカンの生成中に発生する重質留分、及び他の不要な塩化炭化水素の大部分からの回収可能値を対象にする。炭素数3以上のポリ塩化アルカンは、目的生成物を発生させるために公知の方法のいずれも使用可能であるが、好ましくは、四塩化炭素とオレフィン、又はクロロオレフィンとの付加反応により生成される。様々な触媒、又は触媒系が付加反応を促進するために使用され得る。使用する触媒の種類は、副生物流から取り除くことができる限り、本発明の範囲に影響を与えない。副生物は蒸留、又は当業者に公知である他の適切な手段により目的の炭素数3以上のポリ塩化アルカンから取り除かれる。そして、これらの副生物には、四塩化炭素、及びテトラクロロエテンを生成するために触媒の存在下、又は無触媒で徹底的な塩素化を施す。無触媒での徹底的な塩素化の例としては、Davis他(米国特許第2,442,323号明細書)、R.G. Heitz他(米国特許第2,442,324号明細書)、Warren(米国特許第2,577,388号明細書)、Warren(米国特許第2,727,076号明細書)、Obrecht(米国特許第2,857,438号明細書)又はPetrosky(米国特許第5,426,256号明細書)が挙げられる。副生物は単独で、又はより好ましくは他の炭化水素、若しくは塩化炭化水素と組み合わせて塩素化可能である。より好ましくは、副生物流が、徹底的な塩素化で不要なヘキサクロロブタジエン及びヘキサクロロベンゼンの形成を最小化する他の炭素数1〜3(C〜C)の炭化水素又は塩化炭化水素と混合する。徹底的な塩素化プロセスは、四塩化炭素の生成量を最大化するための条件下で実施可能である。そして、この四塩化炭素は、炭素数3以上のポリ塩化アルカンを生成するために供給材料として元のプロセスに戻され得る。また、四塩化炭素、又はテトラクロロエテンは、最終製品として直接販売可能である。
より詳細には、本発明は四塩化炭素がオレフィン又は塩素化オレフィンに接触付加して炭素数3以上のポリ塩化アルカンを生成する際に、形成される重質留分の廃棄物中のほとんどの炭素及び塩素値を回収する方法を対象とする。改良点は、目的生成物から重質留分、及び他の低又は高沸点の塩化炭化水素不純物を分離し、そして分離した重質留分、及び不純物に高温(500〜700℃)の徹底的な塩素化を施すことを含む。重質留分、及び不純物は単独、又は他の炭化水素、若しくは塩化炭化水素の供給材料と組み合わせて塩素化可能である。徹底的な塩素化は、四塩化炭素、テトラクロロエテン、並びに少量のヘキサクロロブタジエン及びヘキサクロロベンゼン副生物の生成に必要な条件で実施される。塩素化プロセスは、生成される四塩化炭素の量を最大化するために実施可能である。そして、この四塩化炭素は、蒸留、又は当業者に公知である他の適切な手段により精製され、炭素数3以上のポリ塩化アルカンを更に生成するための供給材料として短鎖重合プロセスに戻される。また、塩素化プロセスで生成される四塩化炭素、及び/又はテトラクロロエテンは、他の適切なプロセスに使用されるか、又は最終製品として直接販売可能である。
ここに開示される本発明のもう1つの方法は、四塩化炭素、及びオレフィン、又は塩素化オレフィンの反応により炭素数3以上のポリ塩化アルカンの生成中に形成される重質留分、及び他の不要な副生物から、ほとんどの炭素及び塩素値を回収するための改良された方法を対象とする。発明の改良点は、初めに、目的生成物の大部分から重質留分、及び他のより高、又はより低沸点の塩化炭化水素不純物を分離し、及び分離した重質留分、及び不純物に高温の徹底的な塩素化プロセスを施して四塩化炭素、テトラクロロエテン、並びに少量のヘキサクロロブタジエン及びヘキサクロロベンゼン副生物を伴って生成する工程を含む。徹底的な塩素化は、温度が500℃〜700℃、好ましくは600℃、及びゲージ圧が大気圧〜100psig、好ましくは30psigで行われる。方法は、四塩化炭素がオレフィン、又は塩素化オレフィンに接触付加して炭素数3以上のポリ塩化アルカンの生成を行うことができる。プロセスにおいて、オレフィンはエテン及び塩素化オレフィンであり、クロロエチレン、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、及びテトラクロロエチレンからなる群の一種であるのがよい。四塩化炭素、テトラクロロエテン、並びに少量のヘキサクロロブタジエン及びヘキサクロロベンゼン副生物を生成するための高温の徹底的な塩素化方法において、プロセスは、触媒性、又は非触媒性で可能である。プロセスにおいて、四塩化炭素は、蒸留により精製され、及び反応器に戻され得る。炭素数3以上のポリ塩化炭化水素を生成するプロセスの重質留分は、精製工程では効果が無いために目的の炭素数3以上のポリ塩化炭化水素の相当量を含み、残りの目的の炭素数3以上のポリ塩化炭化水素を再度取り除く試みをせずに高温の徹底的な塩素化を施され得る。プロセスからの重質留分には、単独、又は他の炭化水素、若しくは塩化炭化水素の供給材料と混合して高温の徹底的な塩素化を施し得る。更に、重質留分は、他の炭素数1〜3の炭化水素又は塩化炭化水素と混合可能であり、徹底的な塩素化工程において不要な副生物の形成を最小化する。炭化水素又は塩化炭化水素は、不要なクロロ化合物を含む重質留分に付加可能である。徹底的な塩素化プロセスは、より過剰な塩素でプロセスを行うことで四塩化炭素を生成するために最大限に生かすことができる。
本発明のプロセスにより検討されるオレフィン及び塩素化オレフィンの例としては、エチレン、クロロエチレン、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン、及びテトラクロロエチレンが挙げられる。本発明は、主にエチレンに関して定義され、更に、他のアルケン誘導体が作用している。
本発明の1つの態様は、本発明の方法の主要なプロセス工程を図示する図1を参照して記載される。
反応物質1,1−ジクロロエテン及び四塩化炭素は、テロメリゼーション反応器20にそれぞれ管路1及び2を介して供給される。反応器20において、反応物質は塩化銅触媒及び炭素数3〜5のアルカンニトリル溶媒の存在下で液相に接触し、1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパン及び少量の1,1,1,3,3,5,5,5−オクタクロロペンタン(octachloropentane)を形成する。
反応器流出液5が真空フラッシュ容器又は塔30に供給される。そして、反応器流出液が少なくとも2つに分離する。第1部分はヘキサクロロプロパンよりも低沸点を有する成分を含み、第2部分はヘキサクロロプロパンよりも高い又は同じ沸点を有する成分を含む。真空フラッシュ容器又は塔30からの塔頂生成物6が蒸留塔70に供給される。塔70は塔底物12であるアルカンニトリル溶媒から軽質留分13である1,1−ジクロロエテン及び四塩化炭素の塔頂物を分離する。塔70からの軽質留分13及び塔60からの軽質留分14は、任意で反応器にリサイクル可能である。
真空フラッシュ容器又は塔30からの塔底物7、即ち第2部分は、塩化銅微粒子の固相に加えてヘキサクロロプロパン及びオクタクロロペンタン(octachloropentane)の両方を含む液相からなる。塔底物7は冷却され、例えば、沈降容器、フィルター、液体サイクロン、遠心分離機、又は他の適切な固体分離装置40を使用して沈降及び/又はろ過により塔底物7から固体を取り除くことが可能である。好ましくは、固体分離装置は、沈降容器、及びフィルターである。塔底物7で沈降容器を充填後、固体が沈降可能になる。そして、液体が取り出され、ろ過される。次に、塩化銅を溶解するために溶媒が付加される。更に、沈降容器に回収された塩化銅は溶媒、即ち炭素数3〜5のアルカンニトリルによって再溶解し、蒸留塔70からの塔底物に含むことができる。そして、この管路3内の溶媒、及び再溶解した触媒は、任意で反応器20にリサイクル可能である。
固体の除去に引き続き、液体流8は蒸留塔50に供給可能であり、ヘキサクロロプロパンを含むより低沸点の成分が管路9として塔頂に蒸留される。より高沸点の成分、主にオクタクロロペンタン(octachloropentane)が塔底物10内で取り除かれる。
次に蒸留塔50からの塔頂生成物9は、蒸留塔60に供給可能であり、より低沸点の成分の残量が管路14として塔頂に蒸留可能である。そして、これらの成分は、反応器20にリサイクル可能である。精製されたヘキサクロロプロパンは塔底生成物11として残る。
流れ10は、主にオクタクロロペンタン(octachloropentane)と多少のヘキサクロロプロパンからなり、1,2−ジクロロプロパン等の他の炭素数1〜3の炭化水素又は塩化炭化水素15と混合する。混合流は塩素16と共に徹底的な塩素化反応器80に供給される。生成物流17は急冷塔90に送られる。主に、ヘキサクロロエタン、ヘキサクロロブタジエン、及びヘキサクロロベンゼンからなる塔底物流18は、環境的に許容可能な方法で処理されるか、又は塩素化反応器80に一部リサイクル可能である。急冷塔90からの塔頂物は生成物分離及び精製系に送られる。塩化水素(HCl)、及び未反応塩素は流れ20として取り除かれる。塩素は任意で分離し塩素化反応器80に戻され得る。テトラクロロエテン21は、生成物として回収されるか、又は反応性希釈液として塩素化反応器80に一部戻される。四塩化炭素は流れ22として取り除かれる。流れ22の一部は反応性希釈液として塩素化反応器80に戻され得る。流れ22の残りの部分は供給材料としてテロメリゼーション反応器20に戻される。
本発明の他の態様は、本発明の方法の主要なプロセス工程を図示する図2を参照して記載される。
トリブチルホスフェート(TBP)、鉄、塩化ビニル、及び四塩化炭素は、それぞれ管路1〜4を介してテロメリゼーション反応器20に供給される。反応器20において、反応物質及び触媒系は液相に接触し、目的の1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン、及びより少量の1,1,1,2,3−ペンタクロロプロパン、1,1,3,3,5,5−及び1,1,1,3,5,5−ヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)を形成する。
反応器流出液8は、真空フラッシュ/蒸留系30に供給される。そして、反応器流出液は少なくとも3つに分離される。第1部分は、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパンと同じ又はより低沸点を有する成分を含み、主に塩化ビニル、四塩化炭素、1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン、1,1,1,2,3−ペンタクロロプロパン、及び少量の2つのヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)異性体からなる。この部分は、流れ9として蒸留塔40に供給される。塔40は、塔底物14として粗原料のペンタクロロプロパンから軽質留分13として塩化ビニル、及び四塩化炭素の塔頂物を分離する。塔40からの軽質量分13は反応器20にリサイクル可能である。
真空フラッシュ/蒸留系30からの塔底物11は、鉄、TBP、及び少量のヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)異性体を含む液相からなる。塔底物11は、テロメリゼーション反応器20にリサイクル可能である。この流れのほんの一部が流れ12として除去され、廃棄プロセスに送られ得る。
真空フラッシュ/蒸留系30からの第3部分は、主にヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)異性体、更にペンタクロロプロパン異性体及び他の微量の塩化炭化水素不純物の両方のほんの一部からなる。この流れは、本質的に鉄又はTBPがない。これは流れ10として徹底的な塩素化反応器60に供給される。
蒸留塔40からの塔底物は目的の1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン生成物、更に微量の1,1,1,2,3−ペンタクロロプロパン及びヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)異性体を含む。これは、流れ14として蒸留塔50に供給され、目的の1,1,1,3,3−ペンタクロロプロパン生成物は塔頂物15として取り除かれる。このより高沸点の成分、主に1,1,1,2,3−ペンタクロロプロパン、及びヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)異性体は、塔底物16で取り除かれ、徹底的な塩素化反応器60にも供給される。
流れ10及び/又は16は、主にヘキサクロロペンタン(hexachloropentane)異性体、及びペンタクロロプロパン異性体からなり、1,2−ジクロロプロパン等の他の炭素数1〜3の炭化水素又は塩化炭化水素17と混合する。混合流は、塩素18と共に徹底的な塩素化反応器60に供給される。生成物流19は、急冷塔70に送られる。塔底物流20は、主に、ヘキサクロロエタン、ヘキサクロロブタジエン、及びヘキサクロロベンゼンからなり、環境的に許容可能な方法で処理されるか、又は塩素化反応器60に一部リサイクル可能である。急冷塔70からの塔頂物は、流れ21として生成物分離及び精製系80に送られる。塩化水素、及び未反応塩素は流れ22として取り除かれる。塩素は任意で分離され、塩素化反応器60に戻され得る。テトラクロロエテン23は生成物として回収され、反応性希釈液として塩素化反応器60に一部戻される。四塩化炭素は、流れ24として取り除かれる。流れ24の一部は、反応性希釈液として塩素化反応器60に戻され得る。流れ24の残りの部分は供給材料としてテロメリゼーション反応器20に戻される。
実験室規模の反応器が以下の実施例で使用された。反応器は、カーボンライナーが取り付けられ、内容積が約620立方センチメートルである4インチのインコネル管であった。塩素が150ポンドシリンダーからガラス製ローターメーターを介して測定され、反応器ノズルに入れられた。四塩化炭素は、反応性希釈液として使用され、反応温度の調節を支援するために使用された。四塩化炭素希釈液、及び目的の液体供給組成物は、1ガロンジャグで事前に混合され、液体が気化して塩素と混合する反応器ノズルにくみ上げられた。反応は、590℃、30psigで完了し、気体の滞留時間は約15秒であった。反応後、流出気体は水冷却受器内に凝縮されて、凝縮された気体から液体試料が取り出され、ガスクロマトグラフィー(GC)及び質量分析装置(GC/MS)により有機分析された。非凝縮性気体は、通気管路、及び背圧制御弁を通過して腐食性/水スクラバーに移動する。通気口の試料は、圧力制御弁の直後に取り出されて塩素及び塩化水素に滴定される。
実施例2〜4で導入された重質留分は、四塩化炭素が1,1−ジクロロエテンに接触付加することで1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンが生成されるプロセスの副生物質であった。これらの重質留分は、1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパンを43パーセント、1,1,1,3,3,5,5,5−オクタクロロペンタン(octachloropentane)を44パーセント含んだ。ここで用いた重質留分は、米国特許第5,792,893号明細書(Wilson)に説明されるプロセスにより得ることができる。
実施例1
実施例1は、有機供給材料として二塩化プロピレン(1,2−ジクロロプロパン又はPDC)及び反応性希釈液として四塩化炭素だけを使用して実施した基準実験であった。実験結果を表1に示す。四塩化炭素、及びテトラクロロエテンの純生産量は、それぞれ143.88グラム毎時(g/時間)及び100.79g/時間であり、合計で目的生成物は244.67g/時間となった。少量のヘキサクロロエタン、ヘキサクロロブタジエン、及びヘキサクロロベンゼンもまた反応の通常の副生物として生成された。ヘキサクロロエタンは反応器にリサイクル可能であり、テトラクロロエテンの目的生成物に変換される。ヘキサクロロブタジエン及びヘキサクロロベンゼンは通常は廃棄物とみなされ、焼却されるか、又は他の環境的に許容可能な方法により処理されなければならない。(ヘキサクロロブタジエン+ヘキサクロロベンゼン)の合計1.25g/時間がこの実施例で生成された。
実施例2
実施例2では、供給材料として約4.9重量%の1,2−ジクロロプロパンを、上述の重質留分の混合物と置き換えた。同量の四塩化炭素が、実施例1と同様に反応性希釈液として使用された。四塩化炭素及びテトラクロロエテンの純生産は、それぞれ154.20g/時間及び90.67g/時間であり、合計で目的生成物は244.87g/時間となった。(ヘキサクロロブタジエン+ヘキサクロロベンゼン)の合計1.38g/時間がこの実施例で生成された。
実施例3
実施例3では、供給材料として約14.3重量%の1,2−ジクロロプロパンを、上述の重質留分の混合物と置き換えた。ほぼ同量の四塩化炭素が、実施例1と同様に反応性希釈液として使用された。四塩化炭素及びテトラクロロエテンの純生産は、それぞれ157.75g/時間及び73.80g/時間であり、合計で目的生成物は231.55g/時間となった。(ヘキサクロロブタジエン+ヘキサクロロベンゼン)の合計1.36g/時間がこの実施例で生成された。
実施例4
実施例4では、供給材料として約31.2重量%の1,2−ジクロロプロパンを、上述の重質留分混合物と置き換えた。前述とほぼ同量の四塩化炭素が、実施例1と同様に反応性希釈液として使用された。テトラクロロエテンに対して四塩化炭素の生成が増加する一方法を例証するために、塩素供給量を実施例2及び3に比べて増加させた。四塩化炭素及びテトラクロロエテンの純生産は、それぞれ165.20g/時間及び57.34g/時間であり、合計で目的生成物が222.54g/時間となった。(ヘキサクロロブタジエン+ヘキサクロロベンゼン)の合計1.02g/時間がこの実施例で生成された。
未反応の1,1,1,3,3,3−ヘキサクロロプロパン又は1,1,1,3,3,5,5,5−オクタクロロペンタン(octachloropentane)はどの実施例の凝縮液体生成物中でも検出水準1重量ppmまで検出されなかった。
本発明の基本精神から逸脱せずに多くの変更がなされるのは言うまでもない。従って、本発明は当業者が添付の請求の範囲の範囲内でここに詳細を示した以外にも実施するであろうことは当然である。
Figure 0005013868
図1は、本発明の方法の主要なプロセス工程を図示する。 図2は、本発明の方法の主要なプロセス工程を図示する。

Claims (14)

  1. 四塩化炭素とオレフィン又は塩素化オレフィンとの反応による炭素数3以上のポリ塩化アルカンの生成中に形成される重質留分、及び他の不要な副生物からほとんどの炭素及び塩素を回収する方法であって、
    初めに、目的生成物の大部分から重質留分、及び他のより高又は低沸点の塩化炭化水素の不純物を分離する工程、及び
    分離して得られた前記重質留分及び前記不純物に高温の徹底的な塩素化プロセスを施して四塩化炭素、テトラクロロエテン、並びに少量のヘキサクロロブタジエン及びヘキサクロロベンゼン副生物を生成する工程
    を含む方法。
  2. 前記塩素化プロセスが、500℃〜700℃で行われる請求項1に記載の方法。
  3. 前記塩素化プロセスの間、圧力は大気圧〜100psigである請求項2に記載の方法。
  4. 前記炭素数3以上のポリ塩化アルカンは、前記四塩化炭素が前記オレフィン又は前記塩素化オレフィンに接触付加することで生成される請求項1に記載の方法。
  5. 前記オレフィンはエテンである請求項4に記載の方法。
  6. 前記塩素化オレフィンは、クロロエチレン、ジクロロエチレン、トリクロロエチレン及びテトラクロロエチレンからなる群の一種である請求項4に記載の方法。
  7. 前記塩素化プロセスは、触媒プロセスである請求項1に記載の方法。
  8. 前記高温の徹底的な塩素化プロセスを施して得られた前記四塩化炭素は、蒸留により精製され、前記炭素数3以上のポリ塩化アルカンを更に生成するための供給材料として反応器に戻される請求項1に記載の方法。
  9. 前記分離して得られた重質留分は、前記目的の炭素数3以上のポリ塩化アルカン相当量含み、この炭素数3以上のポリ塩化アルカンを取り除かずに前記塩素化プロセスを行う請求項1に記載の方法。
  10. 前記分離して得られた重質留分は、他の炭化水素若しくは塩化炭化水素の供給材料と混合して塩素化プロセスが行われる請求項1に記載の方法。
  11. 前記重質留分は、前記徹底的な塩素化工程において不要な副生物の形成を減少させるために、他の炭素数1〜3の炭化水素又は塩化炭化水素と混合する請求項10に記載の方法。
  12. 前記高温の徹底的な塩素化プロセスを施して得られた前記四塩化炭素は、更に精製される請求項1に記載の方法
  13. 前記高温の徹底的な塩素化プロセスを施して得られた前記四塩化炭素は、反応器に戻され、前記オレフィン又は前記塩素化オレフィンと更に反応する請求項1に記載の方法
  14. 前記塩素化プロセスは、非触媒プロセスである請求項1に記載の方法。
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