JP5013770B2 - 機能性部材用工程材料、および機能性部材の処理方法 - Google Patents

機能性部材用工程材料、および機能性部材の処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、機能性部材用工程材料、およびこれを用いた機能性部材の処理方法に関する。
従来より、工業用用途において機能性部材を用いる際に、例えば機能性部材の厚みが薄い、コシがない、搬送性が悪い、耐熱性が低い、耐薬品性が低い、傷つきやすい等といった理由により、前記機能性部材に工程用部材を貼合して用いる場合がある(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。このような場合、一般的には図1のように、基材4上に粘着層3を有する工程用部材6の粘着層3を有する面を機能性部材1に貼り合せ、所望の産業的処理を施した後、機能性部材1から工程用部材6を剥離することにより、機能性部材1が処理されている。
ところが、このような工程で処理されたものは、機能性部材から工程用部材を剥離する際に、粘着層がきれいに剥がれず機能性部材に粘着層が残ってしまうという問題が生じた。また、工程用部材の粘着層を有する面を機能性部材に貼り合せた後に、施した産業的処理やその後の環境(温度、湿度、圧力、時間など)により粘着層の接着力が向上してしまい、工程用部材を剥離する際の剥離強度が高くなり生産性が低下するといった問題も生じた。また、このような問題が生じないように、施す産業的処理やその後の環境に制限を加えなければならない場合もあった。
また、機能性部材から剥離された工程用部材についても、粘着層表面に粘着性を有しているため、その後の取り扱い性が悪いという問題も生じている。
特開2005−37818号公報(段落番号0031、0032) 特開2005−336428号公報(請求項6、段落番号0002) 特開2004−83748号公報(段落番号0002、0003)
そこで、本発明は、工程用部材を用いて機能性部材を処理する場合において、工程用部材を剥離する際に機能性部材に粘着層が残ることのなく、また施した産業的処理やその後の環境等によって工程用部材を剥離する際の剥離強度が左右されず、安定した生産性を維持することができる機能性部材用工程材料と、前記機能性部材用工程材料を用いて機能性部材を処理する方法を提供する。
また、本発明は、機能性部材から剥離された工程用部材においても、粘着層表面に粘着性を有することなく取り扱い性に優れた機能性部材用工程材料と、前記機能性部材用工程材料を用いて機能性部材を処理する方法を提供する。
上記目的を解決する本発明の機能性部材用工程材料は、機能性部材上に、ガラス転移温度が50℃以上であるセルロース、ポリビニルアルコール、およびその変性物から選ばれる合成樹脂からなり、JIS−Z0237:2000における傾斜式ボールタックの値が2以下である剥離層を有する第1の工程用部材と、基材の一方の面に粘着層を有する第2の工程用部材とからなり、第1の工程用部材の剥離層と第2の工程用部材の粘着層を貼合した際に、機能性部材から剥離層、粘着層、基材が剥離可能であることを特徴とするものである。
また、本発明の機能性部材の処理方法は、上記機能性部材用工程材料を用いて、
(A)第1の工程用部材の剥離層と、第2の工程用部材の粘着層とを貼合する工程、
(B)所望の産業的処理を施す工程、
(C)機能性部材から剥離層、粘着層、および基材を剥離する工程、
を順に行うことを特徴とするものである。
本発明によれば、工程用部材を用いて機能性部材を処理する場合において、工程用部材を剥離する際に機能性部材に粘着層が残ることのなく、また施した産業的処理やその後の環境等によって工程用部材を剥離する際の剥離強度が左右されず、安定した生産性を維持することができる。
また、本発明によれば、機能性部材から剥離された工程用部材においても、粘着層表面に粘着性を有することなく取り扱い性に優れたものとすることができる。
以下、本発明の本発明の機能性部材用工程材料と機能性部材の処理方法の実施の形態について、図1〜図12を用いて説明する。
まず、本発明の機能性部材用工程材料7は、図2に示すように、機能性部材1上に剥離層2を有する第1の工程用部材5と、基材4の一方の面に粘着層3を有する第2の工程用部材6とからなり、第1の工程用部材5の剥離層2と第2の工程用部材6の粘着層3を貼合した際に、機能性部材1から剥離層2、粘着層3、基材4が剥離可能なものである。
また、本発明の機能性部材用工程材料7は、図3に示すように、第1の工程用部材5として、機能性部材1の両方の面に剥離層2を有するものを用い、第2の工程用部材6を2枚有するものを用いたものであってもよい。
以下、各構成要素の実施の形態について説明する。
まず、第1の工程用部材5について説明する。第1の工程用部材5は機能性部材1上に剥離層2を有するものである。本発明でいう機能性部材1とは、所望の機能を有する部材のことであり、所望の産業的処理を施すための主となる部材のことである。このような機能性部材1としては、種々のものがあげられるため特に限定されるものではないが、例えば、紙、布帛、プラスチック、ガラス等のシート状や板状のもの(基材11)に、所望の機能層12を設けたもの(図4、図5)や、基材11自体に所望の機能性を有するもの(図6)などがあげられる。
紙の種類としては、例えば和紙、上質紙、再生紙に表面処理を施したものや、合成紙、ポリエチレンラミネート紙等があげられ、布帛の種類としては、例えば木綿、絹、毛、化学繊維、合成繊維やこれらを混合したもの、不織布等で表面処理を施したものがあげられる。またガラスの種類としては、例えばケイ酸塩ガラス、リン酸塩ガラス、ホウ酸塩ガラス等の酸化ガラスがあげられ、プラスチックの種類としては例えばポリエステル、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアリレート、アクリル、アセチルセルロース、ポリアミド、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン/塩化ビニル共重合体等の合成樹脂があげられる。このような基材11は用途に応じて、適宜選択して用いることができる。
機能層12としては、例えば光拡散層、光反射層、プリント配線パターン層、表面凹凸層、画像受容層、ハードコート層、ニュートンリング防止層等、種々のものがあげられる。
基材11自体に所望の機能性を有するものとしては、上述した紙、布帛、プラスチック、ガラスや、これらに所望の機能を付与するために、例えば、光拡散剤、光反射剤、界面活性剤、顔料、染料等の種々の材料を混入させたものなどがあげられる。
このような機能を有する機能性部材1としては、例えば、液晶バックライト用光学フィルム、プリント配線基板用フィルム、各種出力機用記録フィルム、各種工業用光学フィルムなどがあげられる。
液晶バックライト用光学フィルムとしては、例えば、液晶カラーフィルター、プリズムシート、光拡散フィルム、光反射フィルム、偏光フィルム、反射型偏光フィルム、位相差フィルム、電磁波シールドフィルムなどがあげられる。プリント配線基板用フィルムとしては、例えば、銀塩フィルム、ガラス板フォトマスク、露光用カバーフィルムなどがあげられる。各種出力機用記録フィルムとしては、例えば、オフセット印刷機、シルク印刷機などの印刷用フィルム、静電記録用フィルム、レーザープリンター用フィルム、インクジェット用フィルムなどがあげられる。各種工業用光学フィルムとしては、例えば、タッチパネル用ハードコートフィルム、ニュートンリング防止フィルム、スクリーン用フィルムなどがあげられる。
また機能性部材1としては、例えば、プリント配線基板、電子部品などのように、立体的な形状を有するものであってもよい(図示せず)。
次に、剥離層2について説明する。剥離層2は前記機能性部材1上に設けられてなるものである。図2の場合は、剥離層2は機能性部材1の一方の面に設けられている。また剥離層2は後述する第2の工程用部材6の粘着層3と共に機能性部材1から剥離されて用いられるものである。よって、工程用部材部分62が剥離される際の剥離強度は、機能性部材1と剥離層2との接着性に依存するものであり、粘着層3の接着力は、粘着層3と剥離層2との接着性が剥離層2と機能性部材1との接着性よりも大きければよい。したがって、後述する産業的処理の影響やその後の環境(温度、湿度、圧力、時間など)によって、粘着層3の接着力が向上してしまったとしても、工程用部材部分62を剥離する際の剥離強度は左右されず、安定した生産性を維持することができる。また、粘着層3の接着力の向上による剥離強度の向上等の問題が生じないため、施す産業的処理やその後の環境に制限を加える必要がなく、自由度の高いものとすることができる。
以上のような剥離層2は、上述の機能性部材1との接着性の低いものがよく、皮膜性を有するものが好ましい。剥離層2が皮膜性を有することにより、機能性部材1に剥離層2が残ることなく円滑に剥離することができる。特に機能性部材1が凹凸を有するものや、立体的な形状を有するものである場合には、剥離層2と粘着層3の密着しづらい箇所があった場合でも、機能性部材1に剥離層2が残ることなく円滑に剥離することができる。
また、剥離層2は、JIS−Z0237:2000における傾斜式ボールタックの値が、2以下であることが好ましい。
このような剥離層2の材料としては、用いられる機能性部材1の材料等によって異なってくるため一概にいえないが、ガラス転移温度が30℃以上、好ましくは50℃以上の合成樹脂が好ましく、例えば、基材11がポリエステルの場合には、皮膜性に優れている点でアクリル、ウレタン、アミド、アルキッド、セルロース、ポリビニルアルコール、およびその変性物(ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール等)が好ましく、なかでも基材11(ポリエステル)との剥離強度をポリビニルアルコール基の組成比により容易に制御できるという観点から、ポリビニルアルコール、およびその変性物がより好ましい。
また、このような剥離層2には本発明の目的を阻害しない範囲であれば、顔料、離型剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、防カビ剤、防錆剤、光安定剤、酸化防止剤、可塑剤、レベリング剤、流動調整剤、消泡剤、分散剤、着色剤、硬化剤等の添加剤を使用してもよい。
さらにこのような剥離層2には、選択する材料に応じて、種々の機能を付与しても構わない。例えば、剥離層2の材料として、ウレタン、アクリル、セルロース、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、およびその変性物等を用いる場合には、インクジェット出力適正を持たせることができる。
剥離層2の厚みは、特に限定されるものではないが、剥離時の皮膜性、第1の工程用部材5とした時の取り扱い性や、経済性という観点から、下限として1μm以上、好ましくは3μm以上とし、上限として100μm以下、好ましくは50μm以下とする。
このような第1の工程用部材5は、上述した機能性部材1上に、上述した樹脂、および必要に応じて加えた添加剤を希釈溶剤によって混合して剥離層2用塗布液を調整し、従来公知のコーティング方法、例えば、バーコーター、ダイコーター、ブレードコーター、スピンコーター、ロールコーター、グラビアコーター、フローコーター、スプレー、スクリーン印刷等によって、塗布、乾燥し、必要により硬化させて剥離層2を形成して得ることができる。図3の第1の工程用部材5は、上記と同様にして機能性部材1の一方の面に剥離層2を形成し、もう一方の面にも同様にして剥離層2を形成することにより得ることができる。
次に第2の工程用部材6について説明する。第2の工程用部材6は基材4の一方の面に粘着層3を有するものである。第2の工程用部材6は、上述の機能性部材1に所望の産業的処理を施すために用いられ、前記処理を施した後、上述の剥離層2と共に機能性部材1から剥離されるものである。
ここで、所望の産業的処理とは、特に限定されるものではなく、機能性部材1の種類や用途に応じた種々の処理を総じて称したものである。このような産業的処理としては、例えば、加熱処理、加湿処理、加圧処理、紫外線照射処理、赤外線照射処理、遠紫外線照射処理、プラズマ処理、コロナ放電処理、アルカリ処理、サンドブラスト処理、研磨処理、薬品処理、ダイシング処理、エンボス加工、打ち抜き加工、出力機による印刷、他の機能層の積層など種々の処理をあげることができる。また、本発明においては、例えば機能性部材1の輸送や保存をする際に、汚れや傷などから守るため第2の工程用部材6を用いるというような場合も、産業的処理として含むものである。
基材4としては、特に限定されるものではなく、上述した機能性部材1の基材11と同様のものをあげることができ、施す産業的処理に応じて適宜選択すればよい。
機能性部材1が、例えば各種出力機用の記録フィルムであり、施す産業的処理が出力機により印刷することである場合、機能性部材1の厚みが薄く出力機内でうまく搬送されないときや、機能性部材1にコシがなく出力機内でうまく搬送されないときなどは、基材4としてはうまく搬送できる程度の厚みをした紙、プラスチックや、コシのある紙やプラスチックなどを用いることが好ましい。また、機能性部材1の搬送ローラーと接する面が平滑すぎてうまく搬送されないときなどは、基材4としては円滑に搬送できる程度に表面を粗面化したプラスチックや紙などを用いることが好ましい。
また、機能性部材1が、例えば液晶バックライト用光学フィルム、プリント配線基板用フィルムや各種工業用光学フィルムなどであり、施す産業的処理として、加熱処理や紫外線を照射する場合には、基材4としては加熱温度や紫外線の照射によって寸法安定性を有しているプラスチックやガラス等を用いることが好ましい。
また、機能性部材1が、例えば上述したような各種フィルムであり、カールや波打ち等が生じており、後に施す産業的処理に支障をきたす場合などは、機能性部材1の前記カールや波打ちを緩和させるよう基材4としては、前記機能性部材1を支持することのできる紙、布帛、プラスチック、ガラス等を用いることが好ましい。
また、機能性部材1を汚れや傷から守るような場合には、基材4としては、紙、布帛、プラスチック、ガラス等から機能性部材1の種類や用途に応じて適宜選択して用いることができる。機能性部材1が、例えば上述したような各種フィルムであり、特に液晶バックライト用光学フィルムや各種工業用光学フィルムであった場合は、クリーン性、透明性、取り扱い性等の観点からプラスチックを用いることが好ましく、なかでも、延伸加工、特に二軸延伸されたプラスチックフィルムは機械的強度、寸法安定性に優れているため好ましい。また、機能性部材1が例えば、プリント配線基板、電子部品などのように、立体的な形状を有するものである場合は、取り扱い性、およびクリーン性、透明性等の観点からプラスチックを用いることが好ましく、なかでも、柔軟性および三次元曲面への追従性に優れたポリプロピレン、ポリエチレン等を用いることが好ましい。
基材4の厚みは、特に限定されず機能性部材1の種類や用途、用いられる材料、および施す産業的処理に応じて適宜選択することができるが、基材4がプラスチックである場合には、4μm〜500μm程度とすることが好ましく、さらには50μm〜200μm程度とすることが好ましい。
次に、粘着層3について説明する。粘着層3は、基材4の一方の面に設けられてなるものである。粘着層3で用いる粘着剤としては、一般に使用されるアクリル系、シリコーン系、ウレタン系、ゴム系などの合成樹脂系粘着剤が用いられ、取り扱い性等の観点からアクリル系粘着剤を用いることが好ましい。このようなアクリル系粘着剤の主成分である粘着性ポリマ―としては、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸プロピルなどのアルキル基の炭素数が1〜10の(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシエチルなどの官能基含有不飽和単量体とを主成分として含む単量体混合物を共重合させてなるものが好ましく用いられる。これら粘着層3中には、上記粘着性ポリマ―成分のほか、本発明の効果を阻害しない範囲であれば、硬化剤、可塑剤、粘着付与成分などの種々の添加剤を含ませることができる。
粘着層3の厚みは、特に限定されるものではなく、基材4の材料に応じた厚みを適宜選択すればよいが、例えば基材4がプラスチックであり厚みが上述の範囲である場合には、5μm〜50μm程度とすることが好ましい。
粘着層3の接着力(剥離強度)については、特に限定されないが、粘着層3と剥離層2との接着性が剥離層2と機能性部材1との接着性よりも大きくなければならない。粘着層3と剥離層2、剥離層2と機能性部材1との接着性をこのような関係とすることにより、機能性部材1から剥離層2を残すことなく剥離することができる。また、粘着層3と基材4との接着性が、粘着層3と剥離層2との接着性よりも大きくなければならない。粘着層3と基材4、粘着層3と剥離層2との接着性をこのような関係とすることにより、機能性部材1に粘着層3を残すことなく剥離することができる。
このような第2の工程用部材6は、上述した基材4の一方の面に、上述した粘着剤、および必要に応じて加えた添加剤を希釈溶剤によって混合して粘着層用塗布液を調整し、上述と同様の従来公知のコーティング方法によって、塗布、乾燥し、必要により硬化させて粘着層を形成して得ることができる。
以上のような第1の工程用部材5と第2の工程用部材6からなる本発明の機能性部材用工程材料7は、第1の工程用部材5の剥離層2と第2の工程用部材6の粘着層3を貼合した際に、機能性部材1から剥離層2、粘着層3、基材4が剥離可能であるものである。
機能性部材1から剥離層2、粘着層3、基材4が剥離される際の剥離強度は、その作業性を考慮して、JIS−Z0237:2000における180度引きはがし粘着力の測定(25mm幅で、剥離速度が300mm/min)に準じて測定した値が、0.01〜1N/25mm程度とすることが好ましく、さらには0.03〜0.1N/25mm程度とすることが好ましい。
次に、以上のような本発明の機能性部材用工程材料7(図2、図3)を用いた、機能性部材1の処理方法について説明する。
本発明の機能性部材1の処理方法は、図7、図8に示すように、機能性部材用工程材料7(図2、図3)を用いて、(A)第1の工程用部材5の剥離層2と、第2の工程用部材6の粘着層3とを貼合する工程、(B)所望の産業的処理を施す工程、(C)機能性部材1から剥離層2、粘着層3、および基材4を剥離する工程、を順に行うものである。
また、本発明の機能性部材用工程材料7は、図9に示すように、機能性部材1上に剥離層2、粘着層3、および基材4をこの順に有し、機能性部材1から剥離層2、粘着層3、基材4が剥離可能なものである。また図10に示すように、機能性部材1の両方の面に剥離層2を有するものであってもよい。
このような機能性部材用工程材料7(図9、図10)を構成する機能性部材1、剥離層2、粘着層3、および基材4については、上述したものと同様のものを用いることができる。
また、図9の機能性部材用工程材料7は、まず機能性部材1上に、上述と同様にして剥離層2を形成し、次いで、基材4の一方の面に、上述と同様にして粘着層3用塗布液を調整し、上述と同様の従来公知のコーティング方法によって、塗布、乾燥し、必要により硬化させて粘着層3を形成し、粘着層3と上記剥離層2を貼り合せることにより得ることができる。図10の機能性部材用工程材料7は、上記図9と同様にして機能性部材1の一方の面に剥離層2、粘着層3、および基材4を形成し、もう一方の面にも同様にして剥離層2、粘着層3、および基材4を形成することにより得ることができる。
また、図9の機能性部材用工程材料7は、機能性部材1上に上記と同様にして剥離層2を形成し、次いでその上層に上記と同様にして粘着層3用塗布液を調整し、上述と同様の従来公知のコーティング方法によって、塗布、乾燥し、必要により硬化させて粘着層3を形成し、前記粘着層3と基材4の一方の面とを貼り合せることにより得ることもできる。図10の機能性部材用工程材料7は、上記図9と同様にして機能性部材1の一方の面に剥離層2、粘着層3、および基材4を形成し、もう一方の面にも同様にして剥離層2、粘着層3、および基材4を形成することにより得ることができる。
次に、以上のような本発明の機能性部材用工程材料7(図9、図10)を用いた、機能性部材1の処理方法について説明する。
本発明の機能性部材1の処理方法は、図11、図12に示すように、機能性部材用工程材料7(図9、図10)を用いて、(A)所望の産業的処理を施す工程、(B)機能性部材1から剥離層2、粘着層3、および基材4を剥離する工程、を順に行うものである。
以上のように、本発明によれば、工程用部材を用いて機能性部材を処理する場合において、工程用部材を剥離する際に機能性部材に粘着層が残ることのなく、また施した産業的処理やその後の環境等によって工程用部材を剥離する際の剥離強度が左右されず、安定した生産性を維持することができる。
また、本発明によれば、機能性部材から剥離された工程用部材においても、粘着層表面に粘着性を有することがないため、取り扱い性に優れたものとすることができる。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。なお、本実施例において「部」、「%」は、特に示さない限り重量基準である。
[実施例1]
実施例1の機能性部材用工程材料として、機能性部材上に剥離層を有する第1の工程用部材と、基材の一方の面に粘着層を有する第2の工程用部材とからなる機能性部材用工程材料を作製し、これを用いて機能性部材の処理を行った。
1.実施例1の機能性部材用工程材料の作製
機能性部材として、厚み100μmのポリエステルフィルムの一方の面にインク受容層を有するインクジェット用フィルム(シルクジェット:きもと社)のインク受容層を有していない方の面に、下記処方の剥離層用塗布液をバーコーティング法により塗布、乾燥して厚み10μmの剥離層を形成し、第1の工程用部材を作製した。なお、剥離層における傾斜式ボールタックの値(JIS−Z0237:2000)は2以下であった。
基材として厚み75μmのポリエステルフィルム(クリスパーK2323:東洋紡社)の一方の面に、下記処方の粘着層用塗布液をバーコーティング法により塗布、乾燥して厚み25μmの粘着層を形成し、第2の工程用部材を作製した。
以上のようにして、第1の工程用部材と第2の工程用部材からなる、実施例1の機能性部材用工程材料を作製した。
<実施例1の剥離層層塗布液の処方>
・ポリビニルブチラール(ガラス転移温度60℃)10部
(エスレックBM-S:積水化学工業社)
・メチルエチルケトン 45部
・トルエン 45部
<実施例1の粘着層塗布液の処方>
・アクリル系粘着剤(固形分42%) 100部
(SKダイン1604N:綜研化学社)
・イソシアネート系架橋剤(固形分45%) 1.5部
(L−45:綜研化学社)
・酢酸エチル 100部
2.機能性部材の処理(インクジェット出力機による印刷)
上記機能性部材用工程材料を用いて、(A)第1の工程用部材の剥離層と、第2の工程用部材の粘着層とを貼合したものを作製した。次に(B)所望の産業的処理として、(A)の状態の機能性部材用工程材料のインク受容層を有する面に、インクジェット出力機(JV2−130II:ミマキ社)を用いて印刷を施した。次に、(C)インクジェット用フィルムから工程用部材部分(剥離層、粘着層、および基材)を剥離し、機能性部材に施した処理が完了した。その結果、(C)のインクジェット用フィルムから工程用部材部分(剥離層、粘着層、および基材)を剥離したときの剥離強度(JIS−Z0237:2000)は、0.05N/25mmであった。
[実施例2]
実施例2の機能性部材用工程材料として、機能性部材上に剥離層、粘着層、および基材をこの順に有する機能性部材用工程材料を作製し、これを用いて機能性部材の処理を行った。
1.実施例2の機能性部材用工程材料の作製
機能性部材として、厚み50μmのポリエステルフィルムの一方の面に光拡散層を有する光拡散フィルムの光拡散層を有する面に、下記処方の剥離層用塗布液をバーコーティング法により塗布、乾燥して厚み10μmの剥離層を形成し、次いで下記処方の粘着層塗布液を同じくバーコーティング法により塗布、乾燥し厚み25μmの粘着層を形成した。次いで、基材として厚み75μmのポリエステルフィルム(クリスパーK2323:東洋紡社)と貼合した後、実施例2の機能性部材用工程材料を2つ作製した。
<実施例2の剥離層層塗布液の処方>
・ポリビニルアルコール(ガラス転移温度85℃)10部
(ゴーセノールGH10:日本合成化学社)
・水 90部
<実施例2の粘着層塗布液の処方>
・アクリル系粘着剤(固形分40%) 100部
(ニッセツJP-2074:日本カーバイト社)
・イソシアネート系架橋剤(固形分100%) 2部
(CK−117:日本カーバイト社)
・酢酸エチル 100部
2.機能性部材の処理(型抜機による打ち抜き加工)
上記機能性部材用工程材料を用いて、(A)所望の産業的処理として、型抜機により機能性部材用工程材料の光拡散層を有していない方の面から、剥離層、粘着層、ポリエステルフィルム(基材)を残すように半抜きし、必要箇所以外の光拡散フィルムを剥離することにより打ち抜き加工を施した(2つとも)。(B)その後、(A)の状態の機能性部材用工程材料のうちの1つについては、60℃の環境に48時間放した。次にこれらの光拡散フィルム(機能性部材)から剥離層、粘着層、および基材を剥離し、機能性部材に施した処理が完了した。その結果、(B)の光拡散フィルムから剥離層、粘着層、および基材を剥離したときの剥離強度(JIS−Z0237:2000)は、2つとも0.01N/25mmであった。また、剥離後の剥離層における傾斜式ボールタックの値(JIS−Z0237:2000)は2以下であった。
[比較例1]
機能性部材として実施例1と同様のインクジェット用フィルムを用い、前記機能性部材(剥離層は設けていない)と、実施例1で作製した第2の工程用部材と同様の工程用部材を用いて、機能性部材の処理を行った。なお、粘着層における傾斜式ボールタックの値(JIS−Z0237:2000)は7であった。
1.機能性部材の処理(インクジェット出力機による印刷)
(A)インクジェット用フィルムのインク受容層を有していない方の面と、工程用部材の粘着層とを貼合したものを作製した。次に、(B)所望の産業的処理として、実施例1と同様にしてインク受容層を有する面に印刷を施した。次に、(C)インクジェット用フィルムから工程用部材(粘着層、および基材)を剥離することにより、機能性部材に施した処理が完了した。その結果、(C)の貼合後、インクジェット用フィルムから工程用部材(粘着層、および基材)を剥離したときの剥離強度(JIS−Z0237:2000)は、12N/25mmであった。
[比較例2]
機能性部材として実施例2と同様の光拡散フィルムを用い、前記光拡散フィルム上に剥離層を設けなかった以外は実施例2と同様にして機能性部材用工程材料を2つ作製し、機能性部材の処理を行った。
1.機能性部材の処理(型抜機による打ち抜き加工)
上記機能性部材用工程材料を用いて、(A)所望の産業的処理として、型抜機により機能性部材用工程材料の光拡散層を有していない方の面から、粘着層、ポリエステルフィルム(基材)を残すように半抜きし、必要箇所以外の光拡散フィルムを剥離することにより打ち抜き加工を施した(2つとも)。(B)その後、(A)の状態の機能性部材用工程材料のうちの1つについては、60℃の環境下に48時間放置した。次にこれらの光拡散フィルム(機能性部材)から粘着層、および基材を剥離し、機能性部材に施した処理が完了した。その結果、60℃の環境下に48時間放置しなかった方の光拡散フィルムから粘着層、および基材を剥離したときの剥離強度(JIS−Z0237:2000)は、20N/25mmであり、60℃の環境下に48時間放置した方の剥離強度は、30N/25mm以上となり、光拡散フィルムとの接着性が向上してしまい剥離した際に基材ごと光拡散層に残ってしまう箇所もありきれいに剥離できないものとなった。また、60℃の環境下に48時間放置しなかった方の剥離後の粘着層における傾斜式ボールタックの値(JIS−Z0237:2000)は5であった。
実施例1は、機能性部材用工程材料として、インクジェット用フィルム(機能性部材)上に剥離層を有する第1の工程用部材と、基材の一方の面に粘着層を有する第2の工程用部材とからなる機能性部材用工程材料を用いて、インクジェット出力機による印刷(産業的処理)を施した後、インクジェット用フィルム(機能性部材)から剥離層、粘着層、および基材を剥離したため、インクジェット用フィルム(機能性部材)に粘着層が残ることのないものとなった。
また、インクジェット用フィルム(機能性部材)から剥離された工程用部材部分(剥離層、粘着層、および基材)においても、粘着層表面に粘着性を有することなく取り扱い性に優れたものとなった。
一方、比較例1は、実施例1と同様のインクジェット用フィルム(機能性部材)と、実施例1で作製した第2の工程用部材と同様の工程用部材を用いて、インクジェット出力機による印刷(産業的処理)を施した後、インクジェット用フィルム(機能性部材)から、工程用部材(粘着層、および基材)を剥離したが、実施例1と異なり、インクジェット用フィルム(機能性部材)上に剥離層を有していないため、インクジェット用フィルム(機能性部材)に粘着層が残る箇所があった。
また、インクジェット用フィルム(機能性部材)から剥離された工程用部材(粘着層、および基材)においても、粘着層表面に粘着性を有しているため取り扱い性の悪いものとなった。
実施例2は、光拡散フィルム(機能性部材)上に剥離層、粘着層、および基材をこの順に有する機能性部材用工程材料を用いて、型抜機による打ち抜き加工(産業的処理)を施した後、光拡散フィルム(機能性部材)から工程用部材部分(剥離層、粘着層、および基材)を剥離したため、光拡散フィルム(機能性部材)に粘着層が残ることのないものとなり、またその後の環境(貼合後60℃の環境下に48時間放置)によって工程用部材を剥離する際の剥離強度が左右されず、安定した生産性を維持することができるものとなった。
また、光拡散フィルム(機能性部材)から剥離された工程用部材部分(剥離層、粘着層、および基材)においても、型抜機により機能性部材用工程材料の光拡散層を有していない方の面から、剥離層、粘着層、ポリエステルフィルム(基材)を残すように半抜きし、必要箇所以外の光拡散フィルムを剥離した際には、粘着層表面に粘着性を有するものではないため、非常に取り扱い性の優れたものとなった。
一方、比較例2は、実施例2と同様の光拡散フィルム(機能性部材)上に、粘着層、および基材をこの順に有する機能性部材用工程材料を用いて、型抜機による打ち抜き加工(産業的処理)を施した後、光拡散フィルム(機能性部材)から工程部材(粘着層、および基材)を剥離したが、実施例2と異なり、光拡散フィルム(機能性部材)上に剥離層を有していないため、光拡散フィルム(機能性部材)に粘着層が残る箇所があった。またその後の環境(貼合後60℃の環境下に48時間放置)によって、工程用部材を剥離する際の剥離強度が左右してしまい、安定した生産性を維持することができないものとなった。
また、光拡散フィルム(機能性部材)から剥離された工程用部材(粘着層、および基材)においても、型抜機により機能性部材用工程材料の光拡散層を有していない方の面から、粘着層、ポリエステルフィルム(基材)を残すように半抜きし、必要箇所以外の光拡散フィルムを剥離した際には、粘着層表面に粘着性を有しているため、取り扱い性の悪いものとなった。
従来の機能性部材の処理方法。 本発明の機能性部材用工程材料の一実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料の他の実施形態を示す断面図。 本発明の第1の工程用部材の一実施形態を示す断面図。 本発明の第1の工程用部材の他の実施形態を示す断面図。 本発明の第1の工程用部材の他の実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料を用いた機能性部材の処理方法の一実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料を用いた機能性部材の処理方法の他の実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料の他の実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料の他の実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料を用いた機能性部材の処理方法の他の実施形態を示す断面図。 本発明の機能性部材用工程材料を用いた機能性部材の処理方法の他の実施形態を示す断面図。
符号の説明
1・・・・機能性部材
11・・・基材
12・・・機能層
2・・・・剥離層
3・・・・粘着層
4・・・・基材
5・・・・第1の工程用部材
6・・・・第2の工程用部材
62・・・工程用部材部分
7・・・・機能性部材用工程材料

Claims (2)

  1. 機能性部材上に、ガラス転移温度が50℃以上であるセルロース、ポリビニルアルコール、およびその変性物から選ばれる合成樹脂からなり、JIS−Z0237:2000における傾斜式ボールタックの値が2以下である剥離層を有する第1の工程用部材と、基材の一方の面に粘着層を有する第2の工程用部材とからなり、前記第1の工程用部材の剥離層と前記第2の工程用部材の粘着層を貼合した際に、前記機能性部材から前記剥離層、粘着層、基材が剥離可能であることを特徴とする機能性部材用工程材料。
  2. 請求項1記載の機能性部材用工程材料を用いて、
    (A)前記第1の工程用部材の剥離層と、前記第2の工程用部材の粘着層とを貼合する工
    程、
    (B)所望の産業的処理を施す工程、
    (C)前記機能性部材から前記剥離層、粘着層、および基材を剥離する工程、
    を順に行うことを特徴とする機能性部材の処理方法。
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