JP2007297452A - 粘着シート - Google Patents

粘着シート Download PDF

Info

Publication number
JP2007297452A
JP2007297452A JP2006125041A JP2006125041A JP2007297452A JP 2007297452 A JP2007297452 A JP 2007297452A JP 2006125041 A JP2006125041 A JP 2006125041A JP 2006125041 A JP2006125041 A JP 2006125041A JP 2007297452 A JP2007297452 A JP 2007297452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
pressure
sensitive adhesive
adhesive layer
adhesive sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006125041A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kanazawa
雅夫 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2006125041A priority Critical patent/JP2007297452A/ja
Publication of JP2007297452A publication Critical patent/JP2007297452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

【課題】断裁加工後時間を経てもひずみの発生が抑えられた粘着シートを提供する。
【解決手段】支持体と、アクリル系ポリマーを主成分として含む粘着層とが積層されている粘着シートであって、前記粘着層に対して、その片面の異なる領域に貼着されたポリエチレンテレフタレートよりなる2枚の試験用フィルムを介して前記2枚の試験用フィルムが50mm/分の速度で離間するように単軸引張荷重を負荷した場合、前記粘着層の破断時までの伸び量が0.8〜8.0mm、前記粘着層の破断時における前記荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm以上である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アクリル系ポリマーを主成分として含む粘着層を備える粘着シートに関し、特に電子ディスプレイ用の光学フィルムに貼着して用いられる剥離シート間に粘着剤層が挟まれた粘着シート、または光学フィルム上に前記粘着層が形成されている粘着シートに関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)、有機ELディスプレイ等の電子ディスプレイでは各種光学フィルムが積層されている。例えば、PDPでは、人体や他の機器に対して有害な電磁波、リモコン等のワイヤレス機器を誤動作させる近赤外線、赤色濃度を低下させるオレンジ色のネオン光等が発生するため、電磁波、近赤外線、ネオン光をカットする機能を持つ各種光学フィルムが積層されている。さらには、画面への外光の映り込みを防止するため、反射防止(AR)用の光学フィルムが最表面に貼着されている。
近年、このような光学フィルムとして、粘着層を有する粘着シートの形態のものを用いたり、粘着層を有する粘着シートを光学フィルムに貼着して用いたりすることにより、高機能化および軽量化を試みている。
この場合、粘着シートの粘着層における、塗工時に発生する異物の混入、気泡、ストリーク、ゆず肌の発生等、あるいはディスプレイサイズに断裁加工後に経時で発生する粘着剤層のひずみ等のレンズ効果をもつ欠陥は、電子ディスプレイにおける画像の歪み、色調が部分的に薄くなる等の原因となり、電子ディスプレイの画質品位を著しく低下させることになる。ただし、これらの欠陥のうち、異物、気泡、ストリーク、ゆず肌等は塗工時に判別できるため、塗工時に改善および調整が可能である。例えば、特許文献1には、気泡の発生を抑えた粘着シートの製造方法が開示されている。
特開2002-188063号公報
しかしながら、粘着シートを製造した後に発生する欠陥は塗工時に判別することが困難である。例えば、電子ディスプレイサイズに断裁加工した後、経時(数時間〜20時間程度)で発生するひずみは、レンズ効果を有する欠陥の一つであり、電子ディスプレイの画質品位を著しく低下させることになり好ましくないが、有効な対策がとられていないのが現状である。
本発明者は、ひずみが発生しない粘着シートを提供すべく鋭意研究を行い、ひずみと相関がある測定値が得られる測定方法を見出し、さらにひずみが発生しないような前記測定値の好ましい範囲を見出した。従来このような測定方法が見出されていない下で提供された粘着シートは、ひずみの発生を回避することはできなかった。
すなわち、本発明の粘着シートは、支持体と、アクリル系ポリマーを主成分として含む粘着層とが積層されている粘着シートであって、前記粘着層に対して、その片面の異なる領域に貼着されたポリエチレンテレフタレートよりなる2枚の試験用フィルムを介して前記2枚の試験用フィルムが50mm/分の速度で離間するように単軸引張荷重を負荷した場合、前記粘着層の破断時までの伸び量が0.8〜8.0mm、前記粘着層の破断時における前記荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm以上である。前記支持体として、好ましくは、剥離シートや光学フィルムを用いることができる。
前記アクリル系ポリマーは、好ましくは、少なくとも第1モノマーユニットと第2モノマーユニットとからなる共重合体であり、第1モノマーユニットが、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、およびこれらの組み合わせからなる群から選択され、第2モノマーユニットが、アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、メタクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、不飽和脂肪族カルボン酸、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。そして、前記粘着層は、好ましくは、架橋剤を含む。前記粘着層は、さらに好ましくは、前記アクリル系ポリマーを固形分換算で100重量部含むとすると、前記架橋剤を固形分換算で0.05〜15重量部含む。
本発明によると、断裁加工後時間を経てもひずみの発生が抑えられた粘着シートを提供することができる。
本発明の粘着シートは、支持体と、アクリル系ポリマーを主成分として含む粘着層とが積層されている粘着シートであって、前記粘着層に対して、その片面の異なる領域に貼着された2枚のポリエチレンテレフタレートよりなる試験用フィルムを介して前記2枚の試験用フィルムが50mm/分の速度で離間するように単軸引張荷重を負荷した場合、前記粘着層の破断時までの伸び量が0.8〜8.0mm、前記粘着層の破断時における前記荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm以上である。特に好ましくは、前記粘着層の破断時までの伸び量が1.0〜5.0mm、前記粘着層の破断時における前記荷重を前記伸び量で除したものが1.2g/mm以上である。伸び量が0.8mm未満の場合は、粘着剤自体に流動性がなく均一に塗工することが困難であり、塗工時にゆず肌、ひずみ等の問題が発生し、操業性も悪い。伸び量が8mmを超える、および/または荷重を伸び量で除したものが1.0g/mm未満の場合は、断裁後に経時で粘着剤が流動して粘着層に厚い部分、薄い部分が存在する、いわゆるひずみが発生する。
粘着層を形成するために用いる粘着剤は、アクリル系ポリマーと架橋剤とを含有してなるものを好ましく用いる。アクリル系ポリマーとして、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、およびこれらの組み合わせよりなる群から選択されるモノマーユニット(「第1モノマーユニット」ともいう)を骨格の主成分とするポリマーを用いる。第1のモノマーユニットは、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される。特に低温でも粘着力をもつ、ガラス転移点(Tg)の低いn−ブチルアクリレート(Tg=−55℃)、2−エチルヘキシルアクリレート(Tg=−70℃)が好ましい。
アクリル系ポリマーは、上述の骨格の主成分であるモノマーユニットと、架橋剤と反応しうる官能基を有するモノマーユニット(「第2モノマーユニット」ともいう)との共重合体であることが好ましい。
官能基を有するモノマーユニットとしては、アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、メタクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、不飽和脂肪族カルボン酸、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されることが好ましい。第2モノマーユニットは、例えば、アクリル酸ヒドロキシアルキルエステルである2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、および4−ヒドロキシブチルアクリレート、メタクリル酸ヒドロキシアルキルエステルである2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、および4−ヒドロキシブチルメタクリレート、不飽和脂肪族カルボン酸であるアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、およびイタコン酸、およびこれらの組み合わせよりなる群から選択される。特に2−ヒドロキシエチルアクリレート、アクリル酸、メタクリル酸のうち1種以上使用することが前記n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートとの重合による凝集効果が高く、好ましい。
アクリル系ポリマーが共重合体である場合、共重合体のモノマー単位として、第1モノマーユニットが90〜99.5重量%、第2モノマーユニットが0.5〜10重量%であることが好ましい。第2モノマーユニットが計0.5重量%未満では粘着剤の凝集性が低く、10重量%を超えると凝集性が強く粘着層の形成が困難になる。
アクリル系ポリマーの重量平均分子量(Mw)は特に制限されないが、好ましくは300,000〜2,000,000、特に好ましくは800,000〜1,300,000である。本明細書において、重量平均分子量(Mw)はゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)により測定した、ポリスチレン換算の値とする。
前記アクリル系ポリマーの製造は、各種公知の方法により製造することができ、例えば、バルク重合法、溶液重合法、懸濁重合法等のラジカル重合法を適宜選択することができる。ラジカル重合開始剤としては、アゾ系、過酸化物系の各種公知のものを使用できる。前記製造方法のうち、溶液重合法が好ましく、上記手法により製造したアクリル系ポリマーをトルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトン等の極性溶媒に溶解させアクリル系ポリマー溶液を調製する。
架橋剤は、前記アクリル系ポリマーと架橋しうる架橋剤を使用し、例えば、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメチロールプロパントリレンジイソシアネート、トリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタントリイソシアネート等のイソシアネート系化合物;ビスフェノールA、エピクロルヒドリン型のエポキシ樹脂、エチレングリコールグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン等のエポキシ系化合物;ヘキサメチレンジアミン、トリエチルジアミン、ポリエチレンイミン等のアミン系化合物;アルミニウム、鉄、銅、亜鉛、スズ、チタン、ニッケル等の多価金属がアセチルアセトンやアセト酢酸エチルに配位した金属キレート化合物;N,N’−ジフェニルメタン−4,4’−ビス(1−アジリジンカルボキサイド)、N,N’−トルエン−2,4−ビス(1−アジリジンカルボキサミド)、トリエチレンメラミン、ビスイソフタロイル−1−(2−メチルアジリジン)、トリ−1−アジリジニルホスフィンオキサイド等のアジリジン系化合物のうち、1種類以上を好適に使用することができる。特に、トリメチロールプロパントリレンジイソシアネート、トリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネート、グリセリンジグリシジルエーテル、1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサンのうち1種以上使用することが粘着剤のベタツキを抑え、高温状態で黄色に変色することなく、好ましい。架橋剤は、アクリル系ポリマーを分子間架橋することにより、粘着性能を付与する。架橋剤は、アクリル系ポリマーを固形分換算で100重量部とすると、固形分換算で0.05〜15重量部、特に0.1〜5重量部、さらには0.2〜3重量部添加することが好ましい。0.05重量部未満では、粘着剤が軟らかいため加工時に粘着剤のはみ出しが発生しやすく、15重量部を超えると粘着力不足により意図しない剥離、ハガレが発生しやすく、高温状態で変色しやすくなる。架橋剤を、例えばアクリル系ポリマー溶液に添加し粘着剤溶液を調製する。なお、アクリル系ポリマーの固形成分および架橋剤の固形成分については、添加した量がそのまま粘着層に含有されるとみなすことができる。
さらに、前記粘着剤溶液には、必要に応じて、粘着付与剤、可塑剤、充填剤、着色剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤を適宜添加してもよい。
粘着層の形成方法は特に限定されることなく、例えば上記粘着剤溶液を、グラビア印刷法、スプレー法、ディッピング法、ロールコータ法、ダイコーター法等公知の方法により支持体の表面に塗工し乾燥して粘着層を形成する。支持体として、好ましくは、剥離シート、または光学フィルムを用いることができる。支持体として光学フィルムを用いる場合、剥離シートに粘着層を設け、これを支持体へ転写する方法により粘着層を形成してもよい。
粘着層は支持体の片面のみに設けてもよいし、両面に設けてもよい。粘着層の支持体と接触している面とは異なる面には、剥離シートを設け粘着層を保護するようにしてもよい。支持体が剥離シートであり、粘着層の支持体と接触する面とは異なる面にも剥離シートを設ける場合、いわゆるノンキャリアタイプの粘着シートとなる。このような粘着シートを、剥離性が強い方の剥離シート(以下、軽剥離シートともいう)を剥がして光学フィルムの一面に貼着することにより、電子ディスプレイ内において、光学フィルムの積層が容易となる。光学フィルムは、粘着層に貼着されている剥離性が弱い方の剥離シート(以下、重剥離シートともいう)を剥がして積層する箇所に貼着して用いる。なお、重剥離シートと軽剥離シートとは、2枚の剥離シートのそれぞれが異なる表面に貼着されているノンキャリアタイプの粘着シートにおいて、2枚の剥離シートの剥離性を比較した際の相対的な性質でいう。
剥離シートとしては、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂フィルム、ゴムシート、紙、布、不織布、ネット、発泡シート、金属箔、又はこれらのラミネート体等からなる適当な薄葉体を用いることができる。剥離シートの表面には、粘着層からの剥離性を高めるため、必要に応じてシリコーン処理、長鎖アルキル処理、フッ素処理等の剥離処理が施されていてもよい。剥離シートの剥離性は、剥離処理に用いる薬剤の種類および/またはその塗工量等を調節することにより制御することができる。
粘着層の支持体として用いる、またはノンキャリアタイプの粘着シートを貼着する被着体として用いる光学フィルムとしては、例えば、PDP、LCD、CRT、有機ELディスプレイ等の電子ディスプレイの形成に用いられるものが使用され、その種類は特に制限されない。例えば、基材層と、一層以上の光学機能層とからなる光学フィルムが用いられる。光学機能層としては、例えば、反射防止層、電磁波遮蔽層、近赤外線カット層、ネオン光カット層、偏光層、位相差層、光学補償層、輝度向上層、防眩層等が挙げられる。
基材層としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリアリレート、ポリイミド、ポリエーテル、ポリカーボネート、シクロオレフィン系樹脂、ノルボルネン樹脂等の公知の透明な樹脂フィルムを好適に使用することができる。電子ディスプレイ用の光学フィルムとしては、透明性に優れたPET、TACが特に好ましく用いられる。基材層には、光学機能層等の他の層との密着性を向上させるために、コロナ処理、アルカリ処理、プラズマ処理、易接着樹脂層コート処理等の表面処理を施すことが好ましい。
光学機能層としては、例えば偏光フィルムを用いることができる。偏光フィルムとして、例えば、偏光子の片面または両面に透明保護フィルムを有するものを用いることができる。ここでの偏光子は特に制限されず、各種のものを使用できる。偏光子としては、例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等ポリエン系配向フィルム等があげられる。透明保護フィルムとしては、偏光特性や耐久性などの点より、トリアセチルセルロース等のセルロース系ポリマーが好ましい。偏光子と透明保護フィルムとの接着処理には、イソシアネート系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、ゼラチン系接着剤、ビニル系ラテックス、水系ポリエステル等が用いられる。
本発明の粘着シートの粘着層は、以下に示す引張り試験において、破断時までの伸び量が0.8〜8.0mm、破断時における荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm以上である。下記の試験においては、ノンキャリアタイプの粘着シートのみを試験片とするが、剥離シート以外の支持体上に形成された粘着層の下記試験における測定値は、粘着剤が同一であり、粘着層の厚みが同一であり、その製造工程も同一である粘着層を有するノンキャリアタイプの粘着シートのものと同じであるとみなすこととする。
(引張り試験)
試験片であるノンキャリアタイプの粘着シートを切断して、横25mm×縦100mmの粘着シートとする。図1は、その粘着シートの側面図である。粘着シート1においては、粘着層2の一方の面には軽剥離シート3aが積層され、他方の面には重剥離シート3bが積層されている。横35mm×縦200mmより大きい厚さ100μmのPETフィルム(試験用フィルム、商品名;A−4300、東洋紡社製)を用意する。試験用フィルムの略中央部分に横方向の長さ35mm以上のスリットを設ける。そして、軽剥離シート3aを剥がし露出した粘着シートの面を、試験用フィルムに貼着する。図2は、粘着シートを試験用フィルムに貼着した様子を模式的に示す上面図である。試験用フィルム10の中央部分のスリット11が粘着シート1の中央部分に位置するように粘着シート1を試験用フィルム10に貼着する。そして、試験用フィルム10を横35mm×縦200mmの大きさ(図2において点線12で示す)に切断する。このとき、切断後の試験用フィルム10の中央部分に粘着シート1が貼着されているように切断領域を決定する。これを試験片とする。
図3(a)は、試験片の側面図である。図3(a)に示すように、試験片において、試験用フィルム10はスリット11により2枚の試験用フィルム10a、10bに分断されている。試験用フィルム10a、10bはそれぞれ粘着シートの粘着層2の異なる領域に貼着されている。
このような試験片を、引張り試験機(島津製作所社製、機種;AGS−500NG)にセットする。そして、粘着シート1において重剥離シート3bを剥がす。図3(b)は、引張り試験機における試験片の引張り方向を模式的に示す側面図である。引張り試験機においては、各試験用フィルム10a、10bの粘着シート1が貼着されていない部分が留め具20a、20bにより保持される。引張り試験機を駆動すると、留め具20bが固定された状態で、留め具20aが矢印Aの方向に50mm/分の速度で移動する。すなわち、2枚の試験用フィルム10a、10bが50mm/分の速度で離間する。これにより粘着層2に矢印A方向の単軸引張り荷重が負荷される。そして、粘着層2が破断する。本明細書でいう粘着層2の破断とは、粘着層2が二つに分離することをいう。そして、粘着層2が破断するまでの留め具20a,20bの相対的移動量、および破断した際に留め具20aを50mm/分で駆動するために負荷していた荷重を読み取る。これらの値をそれぞれ破断時までの粘着層2の伸び量(mm)、および破断時の荷重(g/mm)とする。なお、荷重の測定された粘着剤の幅は25mmで、単位もg/25mmであるため、g/mmに換算する。
以下、実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,000,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート76.5重量%、メチルアクリレート20重量%、およびアクリル酸3.5重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン30重量部と酢酸エチル40重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパントリレンジイソシアネートを固形分換算で0.2重量部、および1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサンを固形分換算で0.1重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
片面に軽剥離シートとなるようにシリコーン樹脂を塗布した厚さ75μmのPETフィルム(商品名;MRF75、三菱化学ポリエステルフィルム社製)からなる剥離シートのシリコーン樹脂塗布面上に上記で調製した粘着剤溶液を塗布し100℃にて1分間乾燥処理し、乾燥後の厚さが25μmの粘着層を有するシートを得た。片面に重剥離シートとなるようにシリコーン樹脂を塗布した厚さ75μmのPETフィルム(商品名;MRA75、三菱化学ポリエステルフィルム社製)からなる剥離シートのシリコーン樹脂塗布面と、粘着層の露出している面とを貼り合わせ、常温で1週間エージングし、実施例1のノンキャリアタイプの粘着シートを得た。
(実施例2)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,000,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート95重量%、および2−ヒドロキシエチルアクリレート5重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(酢酸エチル60重量部とメチルエチルケトン10重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパントリレンジイソシアネートを固形分換算で0.60重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で実施例2の粘着シートを得た。
(実施例3)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,300,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート95.7重量%、2−ヒドロキシエチルアクリレート1重量%、アクリルアミド3重量%、およびメタクリル酸−N,Nジメチルアミノエチル0.3重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン40重量部と酢酸エチル30重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパントリレンジイソシアネートを固形分換算で1.0重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で実施例3の粘着シートを得た。
(実施例4)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,000,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート75.8重量%、メチルアクリレート20重量%、2−ヒドロキシエチルアクリレート1重量%、アクリルアミド3重量%、およびメタクリル酸−N,Nジメチルアミノエチル0.2重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン50重量部と酢酸エチル20重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネートを固形分換算で0.7重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で実施例4の粘着シートを得た。
(実施例5)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,000,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート95.5重量%、および2−ヒドロキシエチルアクリレート4.5重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン50重量部と酢酸エチル20重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネートを固形分換算で0.25重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で実施例5の粘着シートを得た。
(実施例6)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,300,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート95.5重量%、2−ヒドロキシエチルアクリレート1.2重量%、アクリルアミド3重量%、およびメタクリル酸−N,Nジメチルアミノエチル0.3重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン40重量部と酢酸エチル30重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネートを固形分換算で2.0重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で実施例6の粘着シートを得た。
(比較例1)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,300,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート75重量%、メチルアクリレート21重量%、2−ヒドロキシエチルアクリレート1重量%、アクリルアミド2.7重量%、およびメタクリル酸−N,Nジメチルアミノエチル0.3重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン40重量部と酢酸エチル30重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネートを固形分換算で1.4重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で比較例1の粘着シートを得た。
(比較例2)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,000,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート96重量%、および2−ヒドロキシエチルアクリレート4重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン30重量部と酢酸エチル40重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリルポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネートを固形分換算で0.1重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で比較例2の粘着シートを得た。
(比較例3)
1.粘着剤の調製
重量平均分子量(Mw)が1,000,000のアクリル系ポリマー(n−ブチルアクリレート95重量%、および2−ヒドロキシエチルアクリレート5重量%による共重合体)30重量部を溶媒70重量部(トルエン60重量部と酢酸エチル10重量部を混合した溶媒)へ溶解させ、固形分30重量%のアクリル系ポリマー溶液を得た。アクリル系ポリマー溶液の固形分を100重量部とすると、この溶液に架橋剤としてトリメチロールプロパンキシリレンジイソシアネートを固形分換算で0.5重量部加えたものを粘着剤溶液とした。
2.粘着シートの作成
粘着剤溶液が異なる点以外、実施例1と同様の方法で比較例3の粘着シートを得た。
(比較例4)
従来品のノンキャリアタイプの粘着シートを比較例4の粘着シートとした。
実施例1〜6、比較例1〜4について、上述の引張り試験、および以下に示すひずみ評価試験を行った。その結果を表1に示す。
(ひずみ評価試験)
ノンキャリアタイプの粘着シートの一方の剥離シート(軽剥離シート)を剥したシートと、表面に反射防止(AR)処理を施した厚さ100μmのPETフィルム(東洋紡社製、A−4300)の処理面の反対面とを貼着させた。このようにして得られたAR粘着シートを10枚使用して、断裁前、および30cm×30cmに断裁して温度23℃、湿度50%の条件下で24時間後、ひずみを目視で確認し、以下のように評価した。なお、ひずみの発生は、より具体的には、粘着剤が断裁後、経時で塗工厚が変動して厚い部分と薄い部分ができるため、粘着シートを介して見えるものがゆがむ等の現象により確認できる。
◎:いずれのシートにおいてもひずみが確認されなかった。
○:1〜2枚のシートでひずみが確認された。
×:ほとんどのシートでひずみが確認された。
Figure 2007297452
表1に示す結果からわかるように、引張り試験における伸びが0.8〜8.0mmであり、かつ破断時の荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm以上である実施例1〜6の粘着シートは、ひずみ評価試験において良好な結果となった。一方、引張り試験における伸びが0.8〜8.0mmの範囲内でない、および/または破断時の荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm未満である比較例1〜3の粘着シートは、断裁24時間後ひずみ評価試験においてほとんどのシートでひずみが確認された。なお、比較例1は引張り試験における伸びが0.8mm未満であり、粘着剤自体に流動性がなく均一に塗工することが困難であるため、断裁前にゆず肌、ひずみが発生しており、操業性も悪い。
本発明の粘着シートは、プラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶ディスプレイ(LCD)、ブラウン管(CRT)、有機ELディスプレイ等の電子ディスプレイの光学フィルムに貼着して用いられる粘着シート、または光学フィルム上に前記粘着層が形成されている粘着シートとして有用である。
粘着シートの側面図。 粘着シートを試験用フィルムに貼着した様子を模式的に示す上面図。 (a)引張り試験の試験片の側面図、および(b)引張り試験における試験片の引張り方向を模式的に示す側面図。
符号の説明
1 粘着シート
2 粘着層
3a 軽剥離シート
3b 重剥離シート
10a,10b 試験用フィルム
20a,20b 留め具

Claims (3)

  1. 支持体と、アクリル系ポリマーを主成分として含む粘着層とが積層されている粘着シートであって、
    前記粘着層に対して、その片面の異なる領域に貼着されたポリエチレンテレフタレートよりなる2枚の試験用フィルムを介して前記2枚の試験用フィルムが50mm/分の速度で離間するように単軸引張荷重を負荷した場合、前記粘着層の破断時までの伸び量が0.8〜8.0mm、前記粘着層の破断時における荷重を前記伸び量で除したものが1.0g/mm以上である粘着層を有する、粘着シート。
  2. 前記アクリル系ポリマーは、少なくとも第1モノマーユニットと第2モノマーユニットとからなる共重合体であり、
    第1モノマーユニットが、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、およびこれらの組み合わせからなる群から選択され、
    第2モノマーユニットが、アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、メタクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、不飽和脂肪族カルボン酸、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1に記載の粘着シート。
  3. 前記粘着層が、架橋剤を含み、前記アクリル系ポリマーを固形分換算で100重量部含むとすると、前記架橋剤を固形分換算で0.05〜15重量部含む、請求項1または2に記載の粘着シート。
JP2006125041A 2006-04-28 2006-04-28 粘着シート Pending JP2007297452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125041A JP2007297452A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 粘着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125041A JP2007297452A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 粘着シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007297452A true JP2007297452A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38767224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125041A Pending JP2007297452A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 粘着シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007297452A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167386A (ja) * 2007-12-20 2009-07-30 Nitto Denko Corp 光学フィルム用粘着剤組成物、粘着型光学フィルムおよび画像表示装置
JP2010285524A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Daio Paper Corp 粘着シート
CN102676092A (zh) * 2011-03-15 2012-09-19 东洋油墨Sc控股株式会社 胶粘剂、胶粘片及电子设备
JP2013134482A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Asahi Kasei E-Materials Corp ペリクル用粘着剤組成物
JP2014118485A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Fujimori Kogyo Co Ltd 粘着剤層、及び粘着フィルム
WO2022210375A1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-06 住友化学株式会社 基材レス両面粘着シートの製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009167386A (ja) * 2007-12-20 2009-07-30 Nitto Denko Corp 光学フィルム用粘着剤組成物、粘着型光学フィルムおよび画像表示装置
JP2010285524A (ja) * 2009-06-11 2010-12-24 Daio Paper Corp 粘着シート
CN102676092A (zh) * 2011-03-15 2012-09-19 东洋油墨Sc控股株式会社 胶粘剂、胶粘片及电子设备
KR20120105361A (ko) * 2011-03-15 2012-09-25 토요켐주식회사 점착제, 점착 시트 및 전자 디바이스
JP2012193248A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd 粘着剤、粘着シートおよびディスプレイ
CN102676092B (zh) * 2011-03-15 2016-03-16 东洋油墨Sc控股株式会社 胶粘剂、胶粘片及电子设备
KR101890713B1 (ko) 2011-03-15 2018-08-22 토요잉크Sc홀딩스주식회사 점착제, 점착 시트 및 전자 디바이스
JP2013134482A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Asahi Kasei E-Materials Corp ペリクル用粘着剤組成物
JP2014118485A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Fujimori Kogyo Co Ltd 粘着剤層、及び粘着フィルム
WO2022210375A1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-06 住友化学株式会社 基材レス両面粘着シートの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6452483B2 (ja) 粘着剤付き光学フィルムおよび画像表示装置
JP6580315B2 (ja) 両面粘着剤付き光学フィルム、およびそれを用いた画像表示装置の製造方法、ならびに両面粘着剤付き光学フィルムのカール抑制方法
WO2015099022A1 (ja) 積層偏光フィルム、その製造方法、積層光学フィルムおよび画像表示装置
JP6363344B2 (ja) 粘着剤層付き片保護偏光フィルムの製造方法
JP2016071370A (ja) 片保護偏光フィルム、粘着剤層付偏光フィルム、画像表示装置およびその連続製造方法
JP2021101249A (ja) 粘着剤層付偏光フィルム、光学部材、及び画像表示装置
JP6654362B2 (ja) 粘着剤付き光学フィルム、および画像表示装置の製造方法
JP5519760B1 (ja) 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、偏光フィルムおよびその製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置
TWI782908B (zh) 光學薄膜、剝離方法及光學顯示面板之製造方法
JP6710560B2 (ja) 偏光フィルム、粘着剤層付偏光フィルム、偏光フィルムの製造方法、及び画像表示装置
JP2010039458A (ja) 偏光板、その製造方法及びそれを用いた複合偏光板
JP7227185B2 (ja) 粘着剤層付片保護偏光フィルム、画像表示装置およびその連続製造方法
JP2008310267A (ja) 光拡散性粘着シート
JP2009237489A (ja) 表面保護フィルム付き偏光板の製造方法
JP2013253202A (ja) アンカー層形成用塗布液、粘着剤層付光学フィルムおよびその製造方法
KR102338615B1 (ko) 광학 필름, 박리 방법 및 광학 표시 패널의 제조 방법
JP5801435B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型接着剤組成物、偏光フィルムおよびその製造方法、光学フィルムおよび画像表示装置
JP6806453B2 (ja) 透明樹脂層付の片保護偏光フィルムの製造方法、粘着剤層付偏光フィルムの製造方法、光学積層体の製造方法
JP2007297452A (ja) 粘着シート
JP2023061955A (ja) 光学フィルム及び光学表示パネル
WO2019026751A1 (ja) フレキシブル画像表示装置用積層体、及び、フレキシブル画像表示装置
JP2007269860A (ja) 粘着シート
JP4625436B2 (ja) 粘着シート
JP2017181789A (ja) 離型フィルムの剥離方法及び光学表示パネルの製造方法
WO2018181014A1 (ja) 粘着剤層付片保護偏光フィルム、画像表示装置およびその連続製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120626

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121023