JP5013486B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
第1始動口に遊技球が入球すると第1特別図柄の変動表示が開始され、所定時間経過後に当該変動表示が停止する。これにより以後の遊技状態が第1特別図柄変動表示手段によって表示される図柄により示唆される。
同様に、第2始動口へ遊技球が入球すると、第2特別図柄の変動表示が開始され、所定時間経過後に当該変動表示が停止して、以後の遊技状態が第2特別図柄変動表示手段によって表示される図柄により示唆される。
そして、第1始動口に係る保留球を表示する第1特別図柄保留球表示手段と第2始動口に係る保留球を表示する第2特別図柄保留球表示手段が設けられている。これら第1、第2特別図柄保留球表示手段にはそれぞれ第1特別図柄変動表示手段および第2特別図柄変動表示手段と対を成すようにして遊技盤の片隅に配置されるものと、遊技者に視認し易いように図柄表示部の近辺に配置されるものがあり、第1始動口に係る保留球を表示する手段として、第1特別図柄保留球表示ライトが図柄表示部の外部近傍に設けられている。また、第2始動口に係る保留球を表示する手段として、図柄表示部の液晶画面中に第2特別図柄保留球表示マークが形成されている。この第2特別図柄保留球表示マークは図柄表示部の変動表示による演出効果の妨げとならないように、液晶画面中の片隅に配置されている。
また、第1始動口に係る保留球と第2始動口に係る保留球があるとき、第2始動口に係る保留球を優先して処理している。
一方、通常遊技状態では入球の機会の少ない第2始動口に係る保留球の表示を図柄表示部の液晶画面中の片隅に形成した第2特別図柄保留球表示マークで行っている。
また、図柄表示部で実写映像を表示したり、スーパーリーチに係る表示変動を行う場合には、図柄表示部における演出効果の妨げとならないように、第2特別図柄保留球表示マークを図柄表示部から消すこともあり、その場合、遊技者は図柄表示部を見ても第2始動口に係る保留球を視認できない。
本発明はかかる問題点に鑑み、図柄表示部近傍において、通常遊技状態では第1始動口に係る保留球の視認が容易で、かつ特別遊技状態では第2始動口に係る保留球の視認が容易に行える遊技機を提供することを目的とする。
前記第1特別図柄保留球表示手段又は第2特別図柄保留球表示手段として、前記図柄表示部の外部に設けられたメイン特別図柄保留球表示手段と、前記図柄表示部の内部に設けられたサブ特別図柄保留球表示手段を備え、前記制御手段により、前記通常遊技状態においては前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示し、前記特別遊技状態においては、前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するように制御することを特徴とする。
前記第1特別図柄保留球表示手段又は第2特別図柄保留球表示手段として、前記図柄表示部の外部に設けられたメイン特別図柄保留球表示手段と、前記図柄表示部の内部に設けられたサブ特別図柄保留球表示手段を備え、前記制御手段により、前記通常遊技状態においては前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に保留された特別図柄の変動表示の権利を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示し、前記特別遊技状態においては、前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、当該サブ特別図柄保留球表示手段の表示動作を停止可能に制御し、かつ前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するように制御することを特徴とする。
そのため、遊技者は通常遊技状態と特別遊技状態のいずれの状態にあっても、入球の機会の多い始動口に係る保留球の表示を図柄表示部の外部近傍に配置されたメイン特別図柄保留球表示手段によって容易に視認できる。
一方、特別遊技状態では、入球の機会の多い第2始動口に係る保留球の表示がメイン特別図柄保留球表示手段で表示され、図柄表示部中のサブ特別図柄保留球表示手段の表示動作が停止する。
そのため、遊技者は通常遊技状態と特別遊技状態のいずれの状態にあっても、入球の機会の多い始動口に係る保留球の表示を図柄表示部の外部近傍に配置されたメイン特別図柄保留球表示手段によって容易に視認できる。
加えて、特別遊技状態では図柄表示部中のサブ特別図柄保留球表示手段の表示動作を停止することが出来るので、図柄表示部で行われる演出が図柄表示部中のサブ特別図柄保留球表示手段の表示動作によって損なわれることはない。
一方、特別遊技状態では、入球の機会の多い第2始動口に係る保留球の表示がメイン特別図柄保留球表示手段により第2特定色の赤色で表示され、第2始動口に比べて入球の機会の少ない第1始動口に係る保留球の表示が図柄表示部中のサブ特別図柄保留球表示手段により、第1特定色の青色で行われる。
そのため、遊技者は通常遊技状態と特別遊技状態のいずれの状態にあっても、入球の機会の多い始動口に係る保留球の表示を図柄表示部の外部近傍に配置されたメイン特別図柄保留球表示手段によって容易に視認できる。
加えて、常に、第1始動口に係る保留球が第1特定色、例えば青色で表示され、第2始動口に係る保留球が第2特定色、例えば赤色で表示されるので、遊技者にとって第1始動口と第2始動口に係る保留球の視認が色分けによって容易となる。
図1は、本発明の遊技機の一例を示す正面図であり、図2、図3は、当該遊技機の部分拡大図である。遊技機1は、遊技盤101を備えている。遊技盤101の下部位置には、発射部(図4における符号292を参照)を備える操作ハンドル113が配置されている。発射部の駆動によって発射された遊技球は、レール102a,102b間を上昇して遊技盤101の上部位置に達した後、遊技領域103内を落下する。遊技領域103には、図示を省略する複数の釘が設けられ、遊技球を各種の方向に向けて落下させるとともに、落下途中の位置には、遊技球の落下方向を変化させる風車や、入球口が配設されている。
入賞ゲート106は、遊技球の通過を検出し、第2始動口120を一定時間だけ開放させる普通図柄の抽選を行うために設けられる。図柄表示部104の側部や下方等には普通入賞口107が配設されている。普通入賞口107に遊技球が入球すると、所定の賞球数(例えば10個)の払い出しが行われる。遊技領域103の最下部には、どの入球口にも入球しなかった遊技球を回収する回収口108が設けられている。
本実施形態においては、第1始動口105あるいは第2始動口120に遊技球が入球した場合、第1特別図柄表示器84または第2特別図柄表示器86において特別図柄が変動表示され、この特別図柄の変動表示中に、図柄表示部104において、装飾図柄が変動表示される。そして、第1始動口105と第2始動口120との双方に、変動表示の権利、いわゆる保留球がある場合には、第2始動口120への入球によって得られた保留球が優先して消化される。
演出ライト111は、各ライト112から照射される光の照射方向を、上下方向に変更しながら回転させることにより、演出ライト111全体から照射する光の照射方向を3次元に変更することができる。
枠部材110の下部位置には、操作ハンドル113が配置されている。操作ハンドル113は、上記の発射部の駆動によって遊技球を発射させる際に、遊技者によって操作される。操作ハンドル113は、上記の枠部材110と同様に、遊技盤101の盤面から遊技者側に突出する形状を有している。
図4は、遊技機1の制御手段の内部構成を示すブロック図である。制御手段200は、複数の制御基板により構成されている。図示の例では、主制御基板201と、副制御基板202と、賞球制御基板203と、ランプ制御基板206とで構成されている。
この副制御基板202は、主に遊技中における演出の制御をおこなうもので、主制御基板201より送信される演出コマンドに基づき、演出の抽選及び演出処理を実行するCPU202aと、プログラム及び過去の演出パターンを記憶するROM202bと、CPU202aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM202c等を備えている。
なお、このCPU202aは、所定回数変動の過去の演出パターンと比較して、主制御基板201より送信される演出コマンドの範中で連続して同一の演出パターンを発生させないように制御する機能を備えてなるものであってもよい。
ランプ制御基板206は、副制御基板202より送信されたコマンドに基づき演出処理を実行するCPU206aと、各種演出パターンデータを記憶するROM206bと、CPU206aの演算処理時におけるデータのワークエリアとして機能するRAM206c等を備えて構成される。
図5は、遊技の進行を制御する制御手段200の機能的な構成を概略的に示す機能ブロック図である。
また、ROM201bは、遊技を進行制御する手段として、大当たり遊技制御手段340、確変遊技制御手段341、時短遊技制御手段342、通常遊技制御手段343、優先始動口決定手段350、優先始動口変更手段351を備えている。
一方、副制御基板202のROM202bには、演出抽選手段501、演出制御手段502および保留球表示切換制御手段503を備えている。
また、副制御基板202のRAM202cには、演出データ保留記憶手段510、優先始動口記憶手段512を備えている。
一方、図7(b)に示すように、第2特別図柄抽選手段320によって抽選された図柄乱数が長当たりと判定された場合、長当たり遊技が実行された後、略60%の確率で確変遊技状態となる。対して、該図柄乱数が短当たりと判定された場合、第1特別図柄の場合と同様に、短当たり遊技が実行された後、略100%の確率で確変遊技状態となる。
また、上記確変遊技および時短遊技のように、複数の特別図柄の変動表示にわたって遊技者に有利な遊技価値が付与された状態で行われる遊技を特別遊技という。
第1始動口105に遊技球が入球したことを第1始動口検出部221が検出すると、当該検出信号が主制御基板201に送信される。当該信号を受信すると、第1特別図柄抽選手段300が、予め用意された乱数値(例えば、0〜600)の中からいずれかの乱数値(本発明の遊技データ)を抽出する。ここで抽出した乱数値には、当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数が含まれている。当たり乱数とは、大当たりか否かを判別するための乱数であり、図柄乱数とは、当たりの種類(長当たり、短当たり)を決定するための乱数である。そして、リーチ乱数とは、リーチ演出をするか否かを決定するための乱数である。
この特別図柄の変動表示は、1つの保留球につき1回行われるが、この特別図柄の変動表示中に、図柄表示部104、スピーカ277、ランプ112および演出役物115,116において、さまざまな演出がなされる。
そして、取得した乱数値が大当たり乱数であると判定されると、図7(b)に基づいて、大当たりの種類が決定されるが、この大当たりの種類の抽選確率が、上記図6(b)に示す乱数テーブルと異なっている。
一方、大当たりに当選せずにハズレと判定された場合には、図7(c−1)に示す第1特別図柄リーチ乱数判定テーブルに基づいて、リーチ演出有り、および、リーチ演出なしのいずれかが判定される。図7(c−1)からも明らかなように、ハズレ時には、リーチ演出が実行されないことが多くなるものの、リーチ演出の実行される可能性も残される(いわゆるガセ演出、ガセリーチ演出)。
そして、第1特別図柄表示器84の変動表示の開始に連動して図柄表示部104の装飾図柄も変動表示が開始される。
すなわち、図8は、保留順に拘わる記憶領域の一例を示す図であるが、この図からも明らかなように、第1特別図柄保留記憶手段401は、遊技球が第1始動口検出部221に検出されたことに基づいて取得した乱数値(当たり乱数、図柄乱数、リーチ乱数)を、遊技球が検出された順番と対応付けて保留球として記憶する。言い換えれば、第1始動口105に遊技球が入球すると、特別図柄の変動表示の権利が、第1特別図柄保留記憶手段401に、いわゆる保留球として記憶される。そして、当該記憶手段401に留保された保留球は、当該記憶手段401内で、記憶された順に消化、処理がなされる。
そして、上記したように、第1特別図柄保留記憶手段401に保留球が留保されると、第1特別図柄表示制御手段301が、留保されている保留球の数を、第1特別図柄保留表示器88に表示する。
次に、変動開始処理について図10に基づいて説明する。この変動開始処理は遊技状態に応じて、第1始動口105に係る保留球の表示と第2始動口に係る保留球の表示をそれぞれ保留球表示ライト130と保留球表示マーク131のいずれによって行うかが変わる。
対して、特別遊技状態では、第1始動口105に係る保留球の表示を保留球表示マーク131で行い、第2始動口120に係る保留球の表示を保留球表示ライト130で行う。
特別図柄の変動表示は、保留球の消化により開始される。CPU201aは、まず、遊技状態記憶手段404に記憶された遊技状態が通常遊技状態か、特別遊技状態かを判定する。
上記ステップS301において、通常遊技状態と判定された場合には、保留球表示切換処理が行われる。すなわち、第1始動口105に係る保留球の表示を保留球表示ライト130で行い、第2始動口120に係る保留球の表示を保留球表示マーク131で行う。
(ステップS303)
続いて、第5記憶領域402aに乱数値(保留球)が記憶されているか、すなわち、第2特別図柄保留記憶手段402の保留球が1以上であるか否かを判断する。
上記ステップS303において、第5記憶領域402aに保留球が記憶されていれば、すなわち保留球が0でなければ(ステップS303におけるYES)、当該第5記憶領域402aに記憶された乱数値を図示しない処理領域にシフトするとともに、第6記憶領域402b〜第8記憶領域402dに記憶された乱数値を1つ前の記憶領域にシフトさせる。なお、第5記憶領域402aのみに乱数値が記憶されている場合(第6記憶領域402b〜第8記憶領域402dが空き領域の場合)には、第5記憶領域402aに記憶されている乱数値を処理領域に記憶させる処理のみが行われる。
上記ステップS301、ステップS302およびステップS303の処理を経てステップS305に到達する場合は、通常遊技状態であって、しかも第5記憶領域402aに保留球が留保されている場合である。したがって、この場合には、第2特別図柄通常時当たり判定用テーブル(第2通常時判定テーブルという)を参照して、第2乱数判定手段323が、処理領域にシフトされた乱数の判定処理を行う。
上記ステップS306において選択された演出乱数が演出実行コマンドとして副制御基板202に送信される。
一方、上記ステップS301において通常遊技状態と判定され、かつ、ステップS303において第5記憶領域402aに保留球が記憶されていない場合、すなわち、第2特別図柄保留記憶手段402の保留球が0の場合には、第1記憶領域401aに保留球が留保されているか否かが判定される。ここで、第1記憶領域401aに保留球が記憶されていないと判定された場合、つまり、いずれの記憶領域にも保留球がないと判定された場合には処理を終了する。
一方、上記ステップS308において、第1記憶領域401aに保留球が留保されていると判定された場合には、上記ステップS304と同様のシフト処理がなされる。
そして、上記ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS308→ステップS309と処理された場合というのは、通常遊技状態であって、第1特別図柄保留記憶手段401にのみ保留球が留保されている場合である。したがって、この場合には、第1特別図柄通常時当たり判定用テーブル(第1通常時判定テーブルという)が選択され、以後、第1通常時判定テーブルを参照して判定処理および演出実行コマンドの送信が行われる。
さらに、上記ステップS301において、特別遊技状態(確変状態、時短状態)と判定された場合には、ステップS311において保留球表示切換処理が行われる。すなわち、第1始動口105に係る保留球の表示を保留球表示マーク131で行い、第2始動口120に係る保留球の表示を保留球表示ライト130で行う。
続いて、ステップS312において、第5記憶領域402aに保留球が留保されているか否かを判定する。
上記ステップS312において、第5記憶領域402aに保留球が留保されていると判定された場合、すなわち、特別遊技状態であって、しかも第2特別図柄保留記憶手段402に保留球が留保されている場合には、上記ステップS304と同様にシフト処理がなされる。
そして、上記したように、特別遊技状態であって、しかも第2特別図柄保留記憶手段402に保留球が留保されている場合には、第2特別図柄確変時当たり判定用テーブル(第2確変時判定テーブルもしくは第2通常時判定テーブル)が選択される。そして、以後、上記と同様に、判定処理および演出実行コマンドの送信がなされる。
一方、上記ステップS301において、特別遊技状態と判定され、かつ、ステップS312において、第5記憶領域402aに保留球が記憶されていない場合、すなわち、第2特別図柄保留記憶手段402の保留球が0の場合には、第1記憶領域401aに保留球が留保されているか否かが判定される。ここで、第1記憶領域401aに保留球が記憶されていないと判定された場合、つまり、いずれの記憶領域にも保留球がないと判定された場合には処理を終了する。
一方、上記ステップS315において、第1記憶領域401aに保留球が留保されていると判定された場合には、上記ステップS304と同様のシフト処理がなされる。
そして、上記ステップS301→ステップS311→ステップS312→ステップS315→ステップS316と処理された場合というのは、特別遊技状態であって、第1特別図柄保留記憶手段401にのみ保留球が留保されている場合である。したがって、この場合には、第1特別図柄確変時当たり判定用テーブル(第1確変時判定テーブルもしくは第1通常時判定テーブル)が選択され、判定処理および演出実行コマンドの送信が行われる。
そのため、遊技者は通常遊技状態と特別遊技状態のいずれの状態にあっても、入球の機会の多い始動口に係る保留球の留保個数を、図柄表示部104の外部近傍に配置された保留球表示ライト130によって容易に視認できる。
このような構成にすれば、遊技者は通常遊技状態と特別遊技状態のいずれの状態にあっても、入球の機会の多い始動口に係る保留球の表示を保留球表示ライト130によって容易に視認できるだけでなく、特別遊技状態では図柄表示部104中の保留球表示マーク131の表示動作が行われないので、図柄表示部104で行われる演出が図柄表示部104中の保留球表示マーク131手段の表示動作によって損なわれることはない。
このような構成にすれば、遊技者は通常遊技状態と特別遊技状態のいずれの状態にあっても、入球の機会の多い始動口に係る保留球の留保個数を、保留球表示ライト130によって容易に視認できることに加え、常に、第1始動口105に係る保留球が第1特定色、例えば青色で表示され、第2始動口120に係る保留球が第2特定色、例えば赤色で表示される。そのため、遊技者は、第1始動口105若しくは第2始動口120に留保されている保留球のどちらが消化されているのかを、保留球表示ライト130に呈される特定色の変化によって容易に視認することができる。
105 第1始動口
120 第2始動口
130 本発明のメイン特別図柄保留球表示手段を構成する保留球表示ライト
131 本発明のサブ特別図柄保留球表示手段を構成する保留球表示マーク
200 制御手段
300 第1特別図柄抽選手段
301 第1特別図柄表示制御手段
302 第1特別図柄変動制御手段
303 第1乱数判定手段
320 第2特別図柄抽選手段
321 第2特別図柄表示制御手段
322 第2特別図柄変動制御手段
323 第2乱数判定手段
331 当該変動判定手段
401 第1特別図柄保留記憶手段
402 第2特別図柄保留記憶手段
503 保留球表示切換手段
Claims (3)
- 第1始動口及び第2始動口と、
前記各始動口への遊技球の入球を契機に遊技データを取得し、通常遊技状態よりも遊技者に有利な遊技価値を付与する特別遊技状態へ移行する権利獲得の抽選を行う遊技データ抽選手段と、
前記第1始動口への遊技球の入球を契機とする抽選の結果を表示する第1特別図柄の変動表示を開始するとともに、所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより以後の遊技状態を表示する第1特別図柄変動表示手段と、
前記第2始動口への遊技球の入球を契機とする抽選の結果を表示する第2特別図柄の変動表示を開始するとともに、所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより以後の遊技状態を表示する第2特別図柄変動表示手段と、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の変動表示の開始に連動して装飾図柄の変動表示を開始し、所定時間経過後に当該装飾図柄の変動を停止させることにより以後の遊技状態を表示する図柄表示部と、
前記第1特別図柄変動表示手段により第1特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記第1始動口に入球したことによって取得された前記遊技データを記憶して、当該入球を契機とする第1特別図柄の変動表示の権利を留保する第1特別図柄保留記憶手段と、
前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された第1特別図柄の変動表示の権利の個数を認識可能に表示する第1特別図柄保留球表示手段と、
前記第2特別図柄変動表示手段により第2特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記第2始動口に入球したことによって取得された前記遊技データを記憶して、当該入球を契機とする第2特別図柄の変動表示の権利を留保する第2特別図柄保留記憶手段と、
前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された第2特別図柄の変動表示の権利の個数を認識可能に表示する第2特別図柄保留球表示手段と、
前記抽選の結果に基づいて通常遊技状態、もしくは特別遊技状態にて遊技の進行を制御するとともに、前記第2始動口を前記通常遊技状態においては前記第1始動口よりも遊技球の入球の機会が少ない第1の状態に制御し、前記特別遊技状態においては前記第1始動口よりも遊技球の入球の機会が多い第2の状態に制御し、かつ前記第1特別図柄保留記憶手段と前記第2特別図柄保留手段の双方に前記遊技データが記憶されたとき、前記第2特別図柄保留手段に記憶された前記遊技データを優先して処理するように制御する制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記第1特別図柄保留球表示手段又は第2特別図柄保留球表示手段として、前記図柄表示部の外部に設けられたメイン特別図柄保留球表示手段と、前記図柄表示部の内部に設けられたサブ特別図柄保留球表示手段を備え、前記制御手段により、前記通常遊技状態においては前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示し、
前記特別遊技状態においては、前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するように制御することを特徴とする遊技機。 - 第1始動口及び第2始動口と、
前記各始動口への遊技球の入球を契機に遊技データを取得し、通常遊技状態よりも遊技者に有利な遊技価値を付与する特別遊技状態へ移行する権利獲得の抽選を行う遊技データ抽選手段と、
前記第1始動口への遊技球の入球を契機とする抽選の結果を表示する第1特別図柄の変動表示を開始するとともに、所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより以後の遊技状態を表示する第1特別図柄変動表示手段と、
前記第2始動口への遊技球の入球を契機とする抽選の結果を表示する第2特別図柄の変動表示を開始するとともに、所定時間経過後に当該変動表示を停止させることにより以後の遊技状態を表示する第2特別図柄変動表示手段と、
前記第1特別図柄又は第2特別図柄の変動表示の開始に連動して装飾図柄の変動表示を開始し、所定時間経過後に当該装飾図柄の変動を停止させることにより以後の遊技状態を表示する図柄表示部と、
前記第1特別図柄変動表示手段により第1特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記第1始動口に入球したことによって取得された前記遊技データを記憶して、当該入球を契機とする第1特別図柄の変動表示の権利を留保する第1特別図柄保留記憶手段、
前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された第1特別図柄の変動表示の権利の個数を認識可能に表示する第1特別図柄保留球表示手段と、
前記第2特別図柄変動表示手段により第2特別図柄が変動表示されているときに遊技球が前記第2始動口に入球したことによって取得された前記遊技データを記憶して、当該入球を契機とする第2特別図柄の変動表示の権利を留保する第2特別図柄保留記憶手段、
前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された第2特別図柄の変動表示の権利の個数を認識可能に表示する第2特別図柄保留球表示手段と、
前記抽選の結果に基づいて通常遊技状態、もしくは特別遊技状態にて遊技の進行を制御するとともに、前記第2始動口を前記通常遊技状態においては前記第1始動口よりも遊技球の入球の機会が少ない第1の状態に制御し、前記特別遊技状態においては前記第1始動口よりも遊技球の入球の機会が多い第2の状態に制御し、
かつ、前記第1特別図柄保留記憶手段と前記第2特別図柄保留手段の双方に前記遊技データが記憶されたとき、前記第2特別図柄保留手段に記憶された前記遊技データを優先して処理するように制御する制御手段と、を備えた遊技機であって、
前記第1特別図柄保留球表示手段又は第2特別図柄保留球表示手段として、前記図柄表示部の外部に設けられたメイン特別図柄保留球表示手段と、前記図柄表示部の内部に設けられたサブ特別図柄保留球表示手段を備え、
前記制御手段により、前記通常遊技状態においては前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に保留された特別図柄の変動表示の権利を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示し、
前記特別遊技状態においては、前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって表示するとともに、当該サブ特別図柄保留球表示手段の表示動作を停止可能に制御し、かつ前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって表示するように制御することを特徴とする遊技機。 - 前記通常遊技状態においては前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって第1特定色を用いて表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって前記第1特定色と異なる第2特定色を用いて表示し、
前記特別遊技状態においては、前記第1特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記サブ特別図柄保留球表示手段によって前記第1特定色を用いて表示するとともに、前記第2特別図柄保留記憶手段に留保された特別図柄の変動表示の権利の個数を前記メイン特別図柄保留球表示手段によって前記第2特定色を用いて表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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