JP2015023935A - 遊技機 - Google Patents

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真理枝 岸本
Marie Kishimoto
真理枝 岸本
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京楽産業.株式会社
Kyoraku Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】可動物により保留数を報知させて、斬新な保留表示を行い、演出性を高めることができる遊技機を提供する。
【解決手段】特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報の数に相当する特図保留数を報知する保留表示装置17Aは、特図保留数を報知する為の可動物31と、可動物31が0から4までの各特図保留数を報知するために可動物31を複数状態の何れかの状態に択一的に切換え可能な可動物駆動手段32と、特図保留数に対応する状態に可動物31を切換えるように可動物駆動手段32を制御する可動物制御手段73とを有する。
【選択図】 図4

Description

本発明は遊技機に関し、特に、記憶手段に記憶されている判定情報の数に相当する保留数を可動物により表示させる技術に関する。

近年主流のパチンコ遊技機では、遊技球が始動口に入賞すると始動条件の成立により判定情報が取得され、その判定情報に基づいて「大当り」か否か判定される。この大当り判定の結果に基づいて、特別図柄が変動表示された後、当該大当り判定の結果を示す判定図柄が停止表示される。「大当り」と判定されると、大当り図柄が停止表示されてから、大入賞口が複数R(ラウンド)に亙って開放する大当り遊技が行われ、そこで、複数の遊技球が大入賞口に入賞して、相当数の遊技球を獲得することができる。

取得された判定情報は保留記憶部に一旦記憶(保留)され、この保留記憶部に記憶されている判定情報の数(保留数)が一般に4未満の場合に、遊技球が始動口に入賞したときに始動条件が成立し、新たに判定情報が取得され保留記憶部に記憶される。保留記憶部に記憶された判定情報は、特別図柄の変動開始毎に順次取得された順番で大当り判定に供して消去(保留消化)される。つまり、保留記憶部には、始動条件の成立により取得され且つ大当り判定に供していない判定情報が4個まで記憶可能である。

大当り判定の結果に基づいて、特別図柄が変動表示されているときには、「大当り」と判定された大当り期待度を示唆する図柄変動演出が、また、特別遊技が行われているときには、特別遊技を盛り上げる特別遊技演出が、夫々、画像表示装置での表示を主体に行われ、こうした遊技演出により、遊技性、並びに遊技興趣が高められる。

ところで、保留記憶部に記憶されている判定情報の数に相当する保留数(0〜4の何れか)は、一般に、保留ランプや画像表示装置を用いて表示される。画像表示装置を用いる場合、その画像表示装置には、図柄変動演出を表示するのに邪魔にならない部位に、保留数に相当する数の保留図柄(保留アイコン)が表示される(例えば、特許文献1)。

特開2013−106908号公報

パチンコ遊技機において、保留ランプや画像表示装置を用いた従来の保留数の表示は、斬新さに欠け、また、何ら動作を伴わずに保留数が表示されるので、演出性を高めるのに限界がある。

本発明の目的は、上記課題を改善できる遊技機を提供することである。

第1の発明(遊技機(1) )は、始動条件の成立により判定情報を取得する取得手段(41)と、前記取得手段(41)により取得された判定情報に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する判定手段(44a) と、前記取得手段(41)により取得され且つ前記判定手段(44a) による判定に供していない判定情報を所定数まで記憶可能な記憶手段(42)と、前記記憶手段(42)に記憶されている判定情報の数に相当する保留数を報知する保留表示装置(17A) とを備え、前記保留表示装置(17A) は、前記保留数を報知する為の可動物(31)と、前記可動物(31)が0から前記所定数までの各保留数を報知するために前記可動物(31)を複数状態の何れかの状態に択一的に切換え可能な可動物駆動手段(32)と、前記保留数に対応する状態に前記可動物(31)を切換えるように前記可動物駆動手段(32)を制御する可動物制御手段(73)とを有することを特徴とする。

第2の発明は、第1の発明において、前記判定手段(44a) による判定結果に基づいて、図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる図柄表示制御手段(45)と、前記図柄表示制御手段(45)により図柄が変動表示されているときに、複数の演出図柄を変動表示させてから前記判定手段(44a) による判定結果を示す組み合わせ表示態様で当該複数の演出図柄を停止表示させる図柄変動演出を行わせる演出図柄表示制御手段(71a) とを備え、前記演出図柄表示制御手段(71a) は、前記図柄表示制御手段(45)により図柄が特定の変動態様で変動表示されているときに、第1変動演出を行わせた後に第2変動演出を行わせることが可能であり、前記保留数が1以上のときに、前記可動物(31)の少なくとも一部が所定の画像表示装置(16)の画面前側に位置する状態になり、前記可動物制御手段(73)は、前記演出図柄表示制御手段(71a) により前記第2変動演出が行われるときに、前記画面前側に位置する状態の可動物(31)を前記画面前側から退避させた状態に切換えることを特徴とする。

第3の発明は、第1の発明において、遊技球が通過可能な第1始動領域(10)と、遊技球が通過し難い閉状態と通過し易い開状態とに作動し得る第2始動領域(11a) と、前記第2始動領域(11a) を前記開状態に作動させ難い第1遊技状態と前記開状態に作動させ易い第2遊技状態の何れかの遊技状態で遊技を制御可能な遊技状態制御手段(60)とを備え、前記取得手段(41)は、遊技球が前記第1始動領域(10)を通過したときに始動条件の成立により第1判定情報を取得し、遊技球が前記第2始動領域(11a) を通過したときに始動条件の成立により第2判定情報を取得し、前記記憶手段(42)は、前記取得手段(41)により取得され且つ前記判定手段(44a) による判定に供していない第1,第2判定情報を夫々所定数まで記憶可能であり、前記遊技状態制御手段(60)により前記第1遊技状態で遊技が制御されているときには前記第1判定情報に基づく前記保留数を前記保留表示装置(17A) により報知させ、前記第2判定情報に基づく前記保留数を所定の画像表示装置(16)に表示させ、前記遊技状態制御手段(60)により前記第2遊技状態で遊技が制御されているときには前記第2判定情報に基づく前記保留数を前記保留表示装置(17A) により報知させ、前記第1判定情報に基づく前記保留数を前記画像表示装置(16)に表示させることを特徴とする。

尚、前記所定数の前記可動物を設け、前記可動物駆動手段は、前記所定数の可動物を夫々退避位置と保留表示位置とに切換え可能であり、前記可動物制御手段は、前記保留数に相当する数の可動物を前記保留表示位置に切換えるようにしてもよい。この場合、前記可動物が所定の画像表示装置の画面前側にある位置を前記保留表示位置とし、前記画像表示装置の画面前側から退避した位置を前記退避位置としてもよい。

また、前記可動物制御手段は、前記図柄表示制御手段により図柄が変動表示されていないときに、且つ前記保留数が0のときに、前記取得手段により判定情報が取得された場合、前記保留数1に対応する可動物を前記保留表示位置へ切換えないようにしてもよい。

また、遊技球が通過可能な始動領域を備え、前記始動条件は、前記保留数が前記所定数未満の場合に遊技球が前記始動領域を通過したときに成立し、前記可動物制御手段は、前記保留数が前記所定数の場合に遊技球が前記始動領域を通過したことを条件に、前記可動物に特殊動作を行わせるようにしてもよい。

本発明によれば、可動物により保留数を表示させて、斬新な保留表示を行い、演出性を高めることができる。

本発明の実施例1に係るパチンコ遊技機の斜視図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 (1)が保留表示装置の斜視図であり、(2)が保留表示装置の機能ブロック図である。 保留数によって異なる可動物の状態を示す保留表示装置の斜視図である。 パチンコ遊技機の機能ブロック図である。 大当り判定テーブルに関する図表である。 図柄判定テーブルに関する図表である。 大当り図柄の種類別の特別遊技実行時の大入賞口の開閉パターンと特別遊技終了後の遊技状態を示す図表である。 第2始動口作動モードに関する図表である。 当り図柄の種類別の選択率と第2始動口開閉パターンを示す図表である。 複数種類の遊技状態とそれらの設定内容を示す図表である。 第1特図変動時間決定用のテーブルを示す図表である。 第2特図変動時間決定用のテーブルを示す図表である。 (1)が複数種類の図柄変動演出、(2)が複数種類の特別遊技演出、(3)が複数種類のエンディング演出を夫々示す図表である。 図柄変動演出を示す図である。 通常ハズレ図柄変動演出を示す図である。 リーチハズレ図柄変動演出を示す図である。 リーチハズレ図柄変動演出を示す図である。 リーチハズレ図柄変動演出を示す図である。 当り図柄変動演出を示す図である。 先読み演出実行率を示す図表である。 複数種類の先読み演出を示す図表である。 遊技制御基板のコンピュータが行うタイマ割込処理のフローチャートである。 始動口SW処理のフローチャートである。 特別図柄処理のフローチャートである。 大当り判定処理のフローチャートである。 演出制御基板のコンピュータが行うタイマ割込処理のフローチャートである。 コマンド受信処理のフローチャートである。 保留数加算時先読み関連処理のフローチャートである。 先読み演出実行判定のフローチャートである。 図柄変動演出選択処理のフローチャートである。 図柄変動演出終了中処理のフローチャートである。 図柄変動演出終了時先読み関連処理のフローチャートである。 画像制御基板のコンピュータが行う遊技演出処理のフローチャートである。 可動物制御処理のフローチャート(1/2) である。 可動物制御処理のフローチャート(2/2) である。 実施例2に係る保留表示装置の正面図である。 保留数によって異なる可動物の状態を示す保留表示装置の正面図である。 実施例3に係る保留表示装置の平面図である。 保留数によって異なる可動物の状態を示す保留表示装置の正面図である。 実施例4に係るパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。

以下、発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。

図1、図2に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2(内枠2)が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部には、開閉扉3を開閉枠2に施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤4が装着され、遊技盤4とその前側の透明板3bとの間に遊技球が流下可能な遊技領域4aが形成され、この遊技領域4aが開閉扉3により開閉される。

開閉扉3には、窓3aの下側に遊技球を貯留する貯留皿5が設けられ、その貯留皿5に遊技者が操作可能な演出ボタンSW6a(「SW」はスイッチを意味する)を有する演出操作装置6が装着され、貯留皿5の右下側に発射ハンドル7が装着されている。発射ハンドル7が回動操作されると、貯留皿5から発射位置に導入された遊技球が発射され、貯留皿5に複数の遊技球が貯留されている場合、複数の遊技球が約0.6 秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール8で案内され遊技領域4aの上部に導入される。

図2、図3に示すように、遊技領域4aには、多数の障害釘(図示略)の他、第1始動口10(第1始動領域10)、開閉式の第2始動口11a(第2始動領域11a)を有する始動口装置11、1対のゲート12、開閉式の大入賞口13aを有する大入賞口装置13、複数の一般入賞口14が、夫々遊技球が入球(入賞・通過)可能に図示の配置で設けられている。第1始動口10、1対のゲート12、複数の一般入賞口14には、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW10a、1対のゲートSW12a、複数の一般入賞口SW14aが付設されている。

始動口装置11は、第2始動口11a、第2始動口11aを開閉する開閉部材11b、第2始動口11aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW11c、開閉部材11bを開閉駆動する第2始動口SOL11d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有し、第2始動口11aは、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態となり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。

大入賞口装置13は、大入賞口13a、大入賞口13aを開閉する開閉部材13b、大入賞口13aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW13c、開閉部材13bを開閉駆動する大入賞口SOL13dを有し、大入賞口13aは、通常は遊技球が入賞し難い(入賞不可能な)閉状態となり、この閉状態と遊技球が入賞し易い開状態とに作動し得る。

遊技球が入賞口10,11a,13a,14に入賞すると、遊技球1個の入賞につき入賞口10,11a,13a,14毎に設定された数(数個〜10数個)の遊技球が賞球として貯留皿5に払出される。遊技球が始動口10,11aに入賞すると大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選すると、大入賞口13aが開放する大当り遊技が発生する。遊技球がゲート12を通過すると当り抽選が行われ、その当り抽選で当選すると、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。

遊技盤4にはセンタ役物15が取付けられ、このセンタ役物15に遊技演出用の画像表示装置16、保留可動装置17、可動役物装置18が装備されている。センタ役物15は、その枠体15aが遊技盤4に形成されたセンタ開口部(図示略)に嵌合装着され、その枠体15aの下部には遊技球が転動するステージ15bが形成されている。

画像表示装置16は、その画面をパチンコ遊技機1の前側からセンタ役物15の枠体15aの内側を通して視認可能に配置され、この画像表示装置16には主に遊技演出が表示される。可動役物装置18は、画像表示装置16に表示される所定の遊技演出の一環として作動して、可動役物18aを動作させる。保留可動装置17については、後で詳しく説明する。

遊技盤4の右下部に遊技表示盤19が設けられ、この遊技表示盤19は、第1特図表示器19a、第2特図表示器19b、普図表示器19c、第1特図保留ランプ19d、第2特図保留ランプ19e、普図保留ランプ19fを備えている。

第1特図表示器19aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ19dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口10に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器19bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ19eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口11aに遊技球が入賞する毎に1加算される。

第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第1特図保留数に関わらず、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。

普図表示器19cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ19fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート12に遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。

次に、パチンコ遊技機1の制御系について説明する。
図3に示すように、制御装置20は、遊技制御基板21、払出制御基板22、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25を備え、これら制御基板21〜25に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板23は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。

遊技制御基板21のコンピュータは、第1,第2始動口SW10a,11c、1対のゲートSW12a、大入賞口SW13c、複数の一般入賞口SW14aからの信号、払出制御基板22からの制御情報を受けて、第2始動口SOL11d、大入賞口SOL13d、図柄表示器19a〜19c、図柄保留ランプ19d〜19fを制御し、払出制御基板22、演出制御基板23に制御情報を出力する。

払出制御基板22のコンピュータは、遊技制御基板21からの制御情報、払出球検出SW26b、球有り検出SW26c、満タン検出SW26dからの信号を受けて、払出モータ26aを制御し、遊技制御基板21に制御情報を出力する。演出制御基板23のコンピュータは、遊技制御基板21、画像制御基板24、ランプ制御基板25からの制御情報、演出操作装置6からの信号を受けて、画像制御基板24、ランプ制御基板25に制御情報を出力する。

画像制御基板24のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示装置16、保留可動装置17(電動モータ)、スピーカ27を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。ランプ制御基板25のコンピュータは、演出制御基板23からの制御情報、可動役物装置18(原点SW)からの信号を受けて、遊技演出用の枠ランプ28a、盤ランプ28b、可動役物装置18(電動モータ)を制御し、演出制御基板23に制御情報を出力する。

保留可動装置17を含む保留表示装置17Aについて詳しく説明する。
図2〜図5に示すように、保留表示装置17Aは、後述の特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報(第1,第2特図判定情報の何れか)の数に相当する特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)を表示(報知)するものであり、保留可動装置17と、保留可動装置17を制御する画像制御基板24のコンピュータにより構成されている。

保留可動装置17は、センタ役物15に固定されて画像表示装置16の左下端側(枠体15aのステージ15bの近傍)に配置されたベース部材30と、ベース部材30に可動に装着されて特図保留数を表示する為の可動物31と、可動物31が0から4(所定数)までの各特図保留数を表示するために可動物31を複数状態の何れかの状態に択一的に切換え可能な可動物駆動手段32とを備えている。

尚、保留可動装置17は、その前側が透明板(図示略)により仕切られており、遊技領域4aを流下する遊技球、ステージ15bを転動する遊技球が、保留可動装置17側へ進入しないようにしている。

可動物31として、4つ(所定数)の第1〜第4可動物31a〜31dが、左右方向に間隔を空けて配置され、ベース部材30に夫々出没自在に装着されている。各可動物31a〜31dは、ベース部材30に収納されて画像表示装置16の画面前側から退避した退避位置と、ベース部材30から上方へ突出して画像表示装置16の画面前側に出現した保留表示位置とに亙って可動に設けられている。

可動物駆動手段32は、第1〜第4可動物31a〜31dを夫々退避位置と保留表示位置とに切換え可能に駆動する第1〜第4電動モータ32a〜32dを有する。後述の可動物制御手段73が、特図保留数に対応する状態に可動物31を切換える、即ち第1〜第4可動物31a〜31dのうち特図保留数に相当する数の可動物を保留表示位置に切換えるように、可動物駆動手段32、即ち第1〜第4電動モータ32a〜32dを制御する。

図4(1)は特図保留数0に対応する可動物31の状態を示し、第1〜第4可動物31a〜31d全てが退避位置にある。図5(1)は特図保留数1に対応する可動物31の状態を示し、第1可動物31aが保留表示位置に、第2〜第4可動物31b〜31dが退避位置にある。図5(2)は特図保留数2に対応する可動物31の状態を示し、第1,第2可動物31a,31bが保留表示位置に、第3,第4可動物31c,31dが退避位置にある。図5(3)は特図保留数3に対応する可動物31の状態を示し、第1〜第3可動物31a〜31cが保留表示位置に、第4可動物31dが退避位置にある。図5(4)は特図保留数4に対応する可動物31の状態を示し、第1〜第4可動物31a〜31d全てが保留表示位置にある。

可動物31(第1〜第4可動物31a〜31d)は、図4(1)の特図保留数0に対応する状態からは、特図保留数が1増加する度に図5(1)→図5(2)→図5(3)→図5(4)の状態へと順次切換えられ、図5(4)の特図保留数4に対応する状態からは、特図保留数が1減少する度に図5(3)→図5(2)→図5(1)→図4(1)の状態へと順次切換えられる。

図6に示すように、遊技制御基板21の主にコンピュータにより、図示の各手段40〜47,50〜57,60が構成されている。

特図カウンタ手段40は、16ビット構成の所謂ハード乱数である大当り判定値を、設定範囲(0 〜65535 )内で微小時間(0.1 μs )毎に順次更新し、また、8 ビット構成の所謂ソフト乱数である特図判定値を、設定範囲(0 〜199 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新する。更に、ソフト乱数であるリーチ判定値と変動パターン判定値を、夫々設定範囲内で微小時間毎に順次更新する。

特図取得手段41は、遊技球が第1始動口10に入賞したときに第1特図保留数が4未満の場合に特図始動条件が成立して、特図カウンタ手段40により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を、1組の第1特図判定情報(第1判定情報)として取得する。また、遊技球が第2始動口11aに入賞したときに第2特図保留数が4未満の場合に特図始動条件が成立して、特図カウンタ手段40により更新された大当り判定値、特図判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値を、1組の第2特図判定情報(第2判定情報)として取得する。この特図取得手段41により取得され且つ大当り判定手段44aによる判定に供していない第1,第2特図判定情報が夫々4個(所定数)まで特図保留記憶手段32に一旦記憶(保留)される。

特図保留消化手段43は、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報を、特図表示器19a,19bでの特別図柄の変動開始毎に順次1ずつ大当り判定手段44aによる判定に供して特図保留記憶手段42から消去(保留消化)する。その際、特図保留記憶手段42に複数の特図判定情報が記憶されている場合、それら複数の特図判定情報を特図保留記憶手段42に記憶された順番(即ち、特図取得手段41により取得された順番)で消化し、但し、第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合には、第2特図判定情報を第1特図判定情報よりも優先して消化する。

特図判定手段44においては、特図取得手段41により取得された(特図保留記憶手段42に記憶された)特図判定情報に基づいて、詳しくは、特別図柄が変動表示される際、当該特別図柄の変動表示に係る特図判定情報、つまり特図保留消化手段43により消化された特図判定情報に基づいて、大当り判定手段44aが、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定し、特別遊技を行うと判定すると、図柄判定手段44bが、当該特別遊技中の大入賞口13aの開閉パターン、つまり有利度合いの異なる複数種類の特別遊技の何れを行うかを判定すると共に、当該特別遊技終了後の遊技状態を判定する。

具体的に、先ず、大当り判定手段44aが、特図判定情報の大当り判定値に基づいて、特別遊技である大当り遊技を行うか否かを、また、大当り遊技と部類が異なる特別遊技である小当り遊技を行うか否かを判定する。この場合、図7に示すように、大当り判定テーブルとして低確テーブルと高確テーブルの何れかを用いて判定する。

低確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約1/320 の割合で大当り特定値(3,247 ・・・)の何れかと一致すると、大当り遊技を行うと判定し、高確テーブルを用いる場合、大当り判定値が約10/320の割合で大当り特定値(3,7 ・・・)の何れかと一致すると、大当り遊技を行うと判定し、低確テーブルと高確テーブルの何れを用いる場合でも、大当り判定値が約3/320 の割合で小当り特定値(4,44・・・)の何れかと一致すると、小当り遊技を行うと判定する。

大当り遊技を行うと判定すると、次に、図柄判定手段44bが、当該特図判定情報の特図判定値に基づいて、複数種類の大当り図柄(図8に示す8種類の大当り図柄A〜H)の何れか1つを選択する。ここで、その特図判定値が第1特図判定情報である場合は、図8に示す第1図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行い、第2特図判定情報である場合は、図8に示す第2図柄選択テーブルにより規定される選択率で図柄選択を行う。そして、選択された大当り図柄によって、当該特別遊技中の大入賞口13aの開閉パターン、及び当該特別遊技終了後の遊技状態が決定される。

特図表示制御手段45は、大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定結果に基づいて、特図保留消化手段43により第1特図判定情報が消化されたことを契機に、第1特図表示器19aに第1特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させ、特図保留消化手段43により第2特図判定情報が消化されたことを契機に、第2特図表示器19bに第2特別図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。

大当り判定手段44aにより大当り遊技を行うと判定されると、図柄判定手段44bにより選択された大当り図柄A〜Hの何れか1つを停止表示させ、小当り遊技を行うと判定されると、小当り図柄を停止表示させ、特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行わないと判定されると、ハズレ図柄を停止表示させる。

変動態様決定手段45aは、大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定結果に基づいて選択された図柄(大当り図柄A〜H、小当り図柄、ハズレ図柄の何れか)、当該特図判定情報のリーチ判定値と変動パターン判定値、及び第1,第2特図保留数等に基づいて、特図変動時間(変動態様)を決定する。そして、特図表示制御手段45は、変動態様決定手段45aにより決定された特図変動時間で特別図柄を変動表示させから判定図柄を停止表示させる。

ところで、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されているときに特図始動条件が成立することにより、特図取得手段41により取得された特図判定情報が特図保留記憶手段42に記憶される。但し、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないときに特図始動条件が成立することにより、特図取得手段41により取得された特図判定情報も、直ちに大当り判定手段44a、図柄判定手段44bによる判定に供する場合でも特図保留記憶手段42に一時記憶される。

ここで、特図判定手段44の事前判定手段44cは、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報(即ち、後に特図保留消化手段43により消化される特図判定情報)に基づいて、具体的には、特図取得手段41により特図判定情報が取得され特図保留記憶手段42に記憶された際に、大当り判定手段44a、図柄判定手段44b、変動態様決定手段45aによる前記判定、決定と同等の判定、決定(即ち、特別遊技を行うか否かの判定、大当り図柄A〜H、小当り図柄、ハズレ図柄の判定、特図変動時間の決定)を事前に行うことが可能である。

特別遊技実行手段46は、大当り判定手段44aにより特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行うと判定された場合、特図表示制御手段45により、当該判定結果を示す判定図柄、つまり図柄判定手段44bにより選択された判定図柄(大当り図柄、小当り図柄)が停止表示された後、その判定図柄に応じた開閉パターンで大入賞口13aを開閉させる遊技者に有利な特別遊技(大当り遊技、小当り遊技)を行う。

図9に示すように、大当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンは、大当り図柄の種類に応じて図示のように設定され、小当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンは、大当り図柄D,E,G,Hに対応する開閉パターンと同様に設定される。

具体的に、16R(ラウンド)長期開放では、大入賞口13aが16Rに亙って開閉され、各ラウンドは、大入賞口13aを開放して開始後、大入賞口13aに遊技球が例えば10個入賞する、或いは例えば30秒経過するR終了条件が成立すると、大入賞口13aを閉塞して終了する。8 R長期開放では、大入賞口13aが8 Rに亙って開閉され、各ラウンドは開始後、16R長期開放と同様のR終了条件が成立すると終了する。8 R短期開放では、大入賞口13aが8 Rに亙って開閉され、各ラウンドは開始後、大入賞口13aに遊技球が例えば10個入賞する、或いは例えば0.1 秒経過するR終了条件が成立すると終了する。

確率設定手段47は、特図判定手段44(大当り判定手段44a)により大当り遊技を行うと判定される大当り確率を、図7に示す低確テーブルを用いて低確率(約1/320 )又は図7に示す高確テーブルを用いて高確率(約10/320)に設定する。

一方、普図カウンタ手段50は、8 ビット構成のソフト乱数である当り判定値を、設定範囲(0 〜199 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新し、また、8 ビット構成の所謂ソフト乱数である普図判定値を、設定範囲(0 〜9 )内で微小時間(4 ms )毎に順次更新する。

普図取得手段51は、遊技球がゲート12を通過したときに普図保留数が4未満の場合に普図始動条件が成立して、普図カウンタ手段50により更新された当り判定値、及び普図判定値を、1組の普図判定情報として取得する。この普図取得手段51により取得され且つ普図判定手段54による判定に供していない普図判定情報が4個まで普図保留記憶手段52に一旦記憶(保留)される。

普図保留消化手段53は、普図保留記憶手段52に記憶されている普図判定情報を普図表示器19cでの普通図柄の変動開始毎に順次1ずつ普図判定手段54による判定に供して普図保留記憶手段52から消去(保留消化)する。その際、保留記憶手段52に複数の普図判定情報が記憶されている場合、それら複数の普図判定情報を普図保留記憶手段52に記憶された順番(即ち、普図取得手段51により取得された順番)で消化する。

普図判定手段54は、普図取得手段51により取得された(普図保留記憶手段52に記憶された)普図判定情報に基づいて、詳しくは、普通図柄が変動表示される際、当該普通図柄の変動表示に係る普図判定情報、つまり普図保留消化手段53により消化された普図判定情報に基づいて、補助遊技を行うか否かを判定する。

具体的に、先ず、普図判定情報の当り判定値に基づいて、補助遊技を行うか否かを判定する。補助遊技を行うと判定した場合には、次に、当該普図判定情報の普図判定値に基づいて、複数種類の当り図柄(図11に示す2種類の当り図柄a,b)の何れか1つを選択する。ここで、図11のテーブルにより規定される選択率で図柄選択を行う。

普図表示制御手段55は、普図判定手段54による判定結果に基づいて、普図保留消化手段53により普図判定情報が消化されたことを契機に、普図表示器19cに普通図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる。普図判定手段54により補助遊技を行うと判定された場合には、選択された当り図柄a,bの何れかを停止表示させ、補助遊技を行わないと判定された場合には、ハズレ図柄を停止表示させる。

ところで、普図表示制御手段55により普通図柄が変動表示されているときに普図始動条件が成立することにより、普図保留記憶手段52に普図取得手段51により取得された普図判定情報が記憶される。但し、普図表示制御手段55により普通図柄が変動表示されていないときに普図始動条件が成立することにより、普図取得手段51により取得された普図判定情報も、直ちに普図判定手段54による判定に供する場合でも普図保留記憶手段52に一時記憶される。

補助遊技実行手段56は、普図判定手段54により補助遊技を行うと判定された場合、普図表示制御手段55により、その判定結果を示す判定図柄(当り図柄)が停止表示された後、第2始動口11aを開閉させる補助遊技を行う。図10、図11に示すように、補助遊技中の第2始動口11aの開閉パターンは、当り図柄の種類、及び第2始動口作動モードに応じて図示のように設定される。

作動モード設定手段57は、図10に示すように、第2始動口作動モードとして、第2始動口11aを開状態に作動させ難い低作動モード又は開状態に作動させ易い高作動モードを設定する。

具体的に、低作動モードでは、普図判定手段54により補助遊技を行うと判定される当り確率が1/10、普図表示器19cでの普通図柄の普図変動時間が12秒、補助遊技中の第2始動口11aの始動口開閉パターンが0.1 秒×1 回又は0.1 秒×1 回+5.6 秒×1 回に設定され、高作動モードでは、当り確率が10/10 、普図変動時間が0.5 秒、始動口開閉パターンが1.0 秒×6 回又は2.0 秒×3 回に設定される。

遊技状態制御手段60は、複数種類の遊技状態(図12に示す4種類の通常遊技状態、時短遊技状態、潜確遊技状態、確変遊技状態)の何れか1つを択一的に設定し、その遊技状態で遊技を制御する。尚、電源投入時には前回の電源遮断時に設定されていた遊技状態を継続的に設定し、電源投入時に所謂RAMクリアが実行された場合には通常遊技状態を設定する。

図12に示すように、通常遊技状態、時短遊技状態が設定された場合、確率設定手段47により低確率が設定され、潜確遊技状態、確変遊技状態が設定された場合、確率設定手段47により高確率が設定される。また、通常遊技状態、潜確遊技状態が設定された場合、作動モード設定手段57により低作動モードが設定され、時短遊技状態、確変遊技状態が設定された場合、作動モード設定手段57により高作動モードが設定される。尚、通常遊技状態と潜確遊技状態が第1遊技状態に相当し、時短遊技状態、確変遊技状態が第2遊技状態に相当する。

遊技状態制御手段60は、特別遊技実行手段46により大当り遊技が行われた場合、その大当り遊技終了後の遊技状態を図9に示すように設定変更する。大当り図柄A〜Cの何れかが停止表示されて、所謂「確変大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に確変遊技状態が設定され、大当り図柄A,Bの停止からは、その後、特図表示器19a,19bでの特別図柄の特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行され、大当り図柄Cの停止からは、その後、特図変動回数が50回に達すると、潜確遊技状態へ移行され、更に、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行される。

大当り図柄Dが停止表示されて、所謂「突確大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に確変遊技状態が設定され、その後、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行される。大当り図柄Eが停止表示されて、所謂「潜確大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に潜確遊技状態(又は確変遊技状態)が設定され、その後、特図変動回数が10000 回に達すると、通常遊技状態へ移行される。

大当り図柄Fが停止表示されて、所謂「通常大当り」になった場合、当該大当り遊技終了後に時短遊技状態が設定され、その後、特図変動回数が50回に達すると、通常遊技状態へ移行される。大当り図柄G,Hの何れかが停止表示されて、所謂「突通大当り」になった場合、大当り図柄Gの停止からは、当該大当り遊技終了後に時短遊技状態が設定され、その後、特図変動回数が50回に達すると、通常遊技状態へ移行され、大当り図柄Hの停止からは、当該大当り遊技終了後に通常遊技状態が設定される。小当り図柄が停止表示されて、所謂「小当り」になった場合、当該小当り遊技終了後に当該小当り遊技開始前の遊技状態が設定される(即ち、遊技状態は設定変更されない)。

ところで、特図表示制御手段45の変動態様決定手段45aは、第1特図変動時間を図13に示すテーブルに基づいて決定する。図13(1)に示すように、通常遊技状態又は潜確遊技状態では、大当り遊技を行わないと判定され且つ所謂リーチ状態にしない非当選時(1) に、第1特図保留数に応じて9 秒,7秒,5秒,3秒の何れかが決定され、大当り遊技を行わないと判定され且つリーチ状態にする非当選時(2) 又は大当り遊技を行うと判定された当選時(リーチ状態にする)に、第1特図保留数に関わらず13秒,15 秒・・・,50 秒の何れかが決定される。図13(2)に示すように、時短遊技状態又は確変遊技状態では、非当選時(1) に、第1特図保留数に関わらず12秒が決定され、非当選時(2) 又は当選時に、第1特図保留数に関わらず13秒,15 秒・・・,50 秒の何れかが決定される。

また、特図表示制御手段35の変動態様決定手段35aは、第2特図変動時間を図14に示すテーブルに基づいて決定する。図14(1)に示すように、通常遊技状態又は潜確遊技状態では、非当選時(1) に、第2特図保留数に関わらず3 秒が決定され、非当選時(2) 又は当選時に、第2特図保留数に関わらず13秒,15秒・・・,50秒の何れかが決定される。図14(2)に示すように、時短遊技状態又は確変遊技状態では、非当選時(1) に、第2特図保留数に応じて12秒,2.5秒の何れかが決定され、非当選時(2) 又は当選時に、第2特図保留数に関わらず13秒,15 秒・・・,50 秒の何れかが決定される。

図6に示すように、演出制御基板23、画像制御基板24、ランプ制御基板25のコンピュータ等により、遊技演出を演出手段80(画像表示装置16、保留可動装置17、可動役物装置18、スピーカ27、ランプ28a,28b)に行わせる演出制御手段70が構成され、この演出制御手段70は、図柄変動演出制御手段71、特別遊技演出制御手段72、可動物制御手段73、保留表示制御手段74、先読み演出制御手段75を備えている。

図柄変動演出制御手段71は、大当り判定手段44a(図柄判定手段44b)による判定結果に基づいて、特図表示制御手段45により特図表示器19a,19bに特別図柄が変動表示されているときに、その特別図柄の特図変動時間(変動態様決定手段45aにより決定された特図変動時間)に応じて、図15(1)に示す複数種類の図柄変動演出(図柄変動演出1,2,3・・・n)の中から選択された図柄変動演出を行わせる。

各図柄変動演出は、大当り判定手段44aによる判定結果を示唆(つまり、大当り判定手段44aにより特別遊技を行うと判定された大当り期待度を示唆)するように行われ、その演出終盤で、特別遊技を行わないハズレ判定結果であること、又は特別遊技を行う当り判定結果であることが報知される。

図柄変動演出制御手段71の演出図柄表示制御手段71aは、図柄変動演出において、画像表示装置16に、複数の演出図柄を変動表示させてから大当り判定手段44a(図柄判定手段44b)による判定結果を示す組み合わせ表示態様で当該複数の演出図柄を停止表示させる図柄変動演出を行わせる。この演出図柄表示制御手段71aは、特図表示制御手段45により特別図柄が特定の変動態様(特図変動時間)で変動表示されているときに、第1変動演出を行わせた後に第2変動演出を行わせることが可能である。

図16に示すように、図柄変動演出では、基本的に、画像表示装置16の3つの図柄表示部16aに、(1)3組の演出図柄列が変動表示された後、先ず、(2)左側の演出図柄「X」が停止表示され、次に、(3)右側の演出図柄「Y」が停止表示され、最後に、(4)中央の演出図柄「Z」が停止表示され、これら3つの停止図柄列「XZY」が、大当り判定手段34aによる判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。

ここで、図15(1)に示すように、複数種類の図柄変動演出は、通常ハズレ図柄変動演出、リーチハズレ図柄変動演出、当り図柄変動演出の何れかに分類される。大当り判定手段34aにより特別遊技を行わないと判定されると、通常ハズレ図柄変動演出又はリーチハズレ図柄変動演出が行われ、大当り判定手段34aにより特別遊技を行うと判定されると、当り図柄変動演出が行われる。

図17に示すように、通常ハズレ図柄変動演出では、画像表示装置16の3つの図柄表示部16aに、例えば、(1)3組の演出図柄列が変動した後、(2)左側の演出図柄「7」が変動停止し、(3)右側の演出図柄「3」が変動停止し、これら演出図柄「7」「3」が揃わない非リーチ状態になった後、発展演出が行われることなく、(4)中央の演出図柄「6」が変動停止し、ここで、停止表示された「763」が、ハズレ判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。

図18に示すように、リーチハズレ図柄変動演出では、画像表示装置16の3つの図柄表示部16aに、例えば、(1)3組の演出図柄列が変動した後、(2)左側の演出図柄「7」が変動停止し、(3)右側の演出図柄「7」が変動停止し、これら演出図柄「7」「7」が揃うリーチ状態になった後、発展演出へ移行しないノーマルリーチ演出が行われ、(4)中央の演出図柄「6」が変動停止し、ここで、停止表示された「767」が、ハズレ判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。

図19に示すように、特別図柄が特定の変動態様(特図変動時間)で変動表示されているときのリーチハズレ図柄変動演出では、画像表示装置16の3つの図柄表示部16aに、例えば、(1)3組の演出図柄列が変動した後、(2)左側の演出図柄「7」が変動停止し、(3)右側の演出図柄「7」が変動停止し、リーチ状態になった後、(4)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動して縮小表示され、(5)発展演出であるSPリーチ演出(基本的に、ノーマルリーチ演出よりも大当り期待度が高い演出)が行われる。

SPリーチ演出では、そのSPリーチ演出に特有の大当り期待度が異なる複数種類の演出動画の何れかが表示され、そのSPリーチ演出の終了を以て、(6)中央の演出図柄「6」が変動停止し、ここで、停止表示された「767」が、ハズレ判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。ここで、(1)〜(3)が第1変動演出であり、(4)〜(6)が第2変動演出である。

或いは、図20に示すように、特別図柄が特定の変動態様で変動表示されているときのリーチハズレ図柄変動演出では、画像表示装置16の3つの図柄表示部16aに、例えば、(1)3組の演出図柄列が変動した後、(2)左側の演出図柄「7」が変動停止し、(3)右側の演出図柄「7」が変動停止し、リーチ状態になった後、(7)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動して縮小表示され、(8)発展演出であるSP・SPリーチ演出(基本的に、SPリーチ演出よりも大当り期待度が高い演出)が行われる。

或いは、(3)右側の演出図柄「7」が変動停止し、リーチ状態になった後、(4)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動して縮小表示され、先ず、(5)SPリーチ演出が行われる。そして、SPリーチ演出の終了を以て、(6)中央の演出図柄「6」が変動停止した後、再始動し、(7)演出図柄「7」「7」が画面隅側へ移動して縮小表示され、(8)SP・SPリーチ演出が行われる。

SP・SPリーチ演出では、そのSP・SPリーチ演出に特有の大当り期待度が異なる複数種類の演出動画の何れかが表示され、そのSP・SPリーチ演出の終了を以て、(9)中央の演出図柄「6」が変動停止し、ここで、停止表示された「767」が、ハズレ判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。ここで、(1)〜(3)が第1変動演出であり、(4)〜(9)が第2変動演出である。

図21に示すように、当り図柄変動演出では、画像表示装置16の3つの図柄表示部16aに、例えば、(1)3組の演出図柄列が変動した後、(2)左側の演出図柄「7」が変動停止し、(3)右側の演出図柄「7」が変動停止し、リーチ状態になった後、発展演出に移行しないノーマルリーチ演出、或いは、発展演出として、前記と同じ(4)SPリーチ演出又は( 5)SP・SPリーチ演出が行われた後、(6)中央の演出図柄「7」が変動停止し、ここで、停止表示された「777」が、当り判定結果を示す組み合わせ表示態様になる。

ここで、特別図柄が特定の変動態様で変動表示されているときの当り図柄変動演出において、(4)SPリーチ演出又は( 5)SP・SPリーチ演出が行われ、その際、(1)〜(3)が第1変動演出であり、(4)(6)又は(5)(6)が第2変動演出である。

特別遊技演出制御手段72は、特別遊技実行手段46により特別遊技が行われているときに、特図表示制御手段45により当該特別遊技の開始にあたって停止表示された大当り図柄(小当り図柄)の種類に応じて、図15(2)に示す複数種類の特別遊技演出(特別遊技演出1,2,3・・・n)の中から選択された特別遊技演出を行わせ、特別遊技演出(特別遊技)の終盤に、図15(3)に示す複数種類のエンディング演出(エンディング演出1,2,3・・・n)の中から選択されたエンディング演出を行わせる。

可動物制御手段73は、基本的に、遊技状態制御手段60により通常遊技状態又は潜確遊技状態で遊技が制御されているときには、第1特図判定情報に基づく第1特図保留数を可動物31により表示させ、遊技状態制御手段60により時短遊技状態又は確変遊技状態で遊技が制御されているときには、第2特図判定情報に基づく第2特図保留数を可動物31により表示させるように、特図保留数が増減したときに、前述のように、特図保留数に対応する状態に可動物31を切換えるように可動物駆動手段32を制御する。

可動物制御手段73は、上記の基本的な制御の他に、遊技演出を高め得る様々な制御を行うので、次に、その制御について説明する。

可動物制御手段73は、通常遊技状態又は潜確遊技状態では、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないとき、且つ第1特図保留数が0のときに、特図取得手段41により第1特図判定情報が取得された場合、その第1特図判定情報が特図保留消化手段43により直ちに消化される際には、また、時短遊技状態又は確変遊技状態では、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないとき、且つ第2特図保留数が0のときに、特図取得手段41により第2特図判定情報が取得された場合、特図保留数1に対応する第1可動物31aを退避位置から保留表示位置へ切換えないようにする。

可動物制御手段73は、可動物31で表示させる特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)が1以上のときに、可動物31の少なくとも一部が画像表示装置16の画面前側に位置する状態に切換えているが、この状態で、特図表示制御手段45により特別図柄が特定の変動態様で変動表示されているときに、演出図柄表示制御手段71aにより第1変動演出が行われた後、第2変動演出が行われるときに、画像表示装置16の画面前側に位置する状態の可動物31を画面前側から退避させた状態に切換える。

具体的には、可動物31で表示させる特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)が1以上のときに、可動物31は、図5(1)〜(4)の何れかの状態になる、つまり、第1〜第4可動物31a〜31dの少なくとも1つ(第1可動物31a)が保留表示位置になるが、図19〜図21に示すSPリーチ演出やSP・SPリーチ演出が開始されるときに、可動物31を図5(1)〜(4)の何れかの状態から図4(1)の状態にする、つまり、第1〜第4可動物31a〜31dの全てを退避位置に切換える。

可動物制御手段73は、可動物31で表示させる特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)が4つ(所定数)の場合に、図5(4)に示すように、第1〜第4可動物31a〜31dの全てを保留表示位置に切換えているが、このとき、遊技球が可動物31で表示させる特図保留数に対応する第1,第2始動口10,11aの何れかを通過したことを条件に、可動物31に特殊動作を行わせる。

この特殊動作としては、例えば、各可動物31a〜31dを保留表示位置→退避位置→保留表示位置に切換える動作を、第1→第2→第3→第4可動物31a〜31dの順番で一定時間間隔で開始させ、所謂ウェイブ動作を行わせる。或いは、第1〜第4可動物31a〜31dを一斉に(同じタイミングで)保留表示位置→退避位置→保留表示位置に切換える動作を行わせる。

可動物制御手段73は、特別遊技実行手段46により特別遊技が行われているときに、特別遊技演出制御手段72により行われている特別遊技演出に合わせて、可動物31に特別遊技動作を行わせる。可動物制御手段73は、事前判定手段44cによる判定結果に基づいて、可動物31に先読み動作を行わせることが可能であるが、ここで先ず、先読み演出制御手段75について説明する。

先読み演出制御手段75は、特図保留記憶手段42に特図判定情報が記憶されたとき、特図保留記憶手段42に記憶されたその最新の特図判定情報を先読み演出の対象(先読み対象判定情報)とするか否かを判定する先読み演出実行判定を行い、先読み対象判定情報とすると判定することで、その先読み対象判定情報に対して先読み演出を行わせることを可能にする。

但し、特図保留記憶手段42に特図判定情報が記憶されたときに、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報の中に既に先読み演出の対象とされた先読み対象判定情報が存在する、又は、特図保留記憶手段42に記憶されたその最新の特図判定情報に対応する第1又は第2特図保留数が1個であるときには、先読み演出実行判定を行わない、即ち最新の特図判定情報は先読み演出の対象(先読み対象判定情報)とされない。

ここで、先読み演出実行判定は、通常遊技状態又は潜確遊技状態のときには、第1特図判定情報に対して行われ、時短遊技状態又は確変遊技状態のときには、第2特図判定情報に対して行われるものとする。尚、第1,第2特図判定情報の何れか一方のみに対して行われるようにしてもよい。

図22に示すように、具体的に、先読み演出実行判定を行う場合、最新の特図判定情報の事前判定結果に基づいて、非当選時(1) には第1テーブルに示す割合により、非当選時( 2) には第2テーブルに示す割合により、当選時には第3テーブルに示す割合により、先読み対象とする判定を行う。但し、非当選時( 2) では、最新の特図判定情報に係る特図変動態様に応じて、ノーマルリーチ演出、SPリーチ演出、SP・SPリーチ演出の何れが行われるかで異なる図示の割合で先読み対象とする判定を行う。

先読み演出制御手段75は、先読み演出実行判定により先読み演出を行うと判定すると、その先読み演出として、図23に示す複数種類の先読み演出(先読み演出1,2,3)の何れかを大当り期待度に応じて選択する。具体的に、3種類の先読み演出1,2,3は、夫々、可動物を低速、中速、高速で上下動させる演出である。

さて、可動物制御手段73は、先読み演出制御手段75により先読み演出を行うと判定されると、その先読み対象判定情報に対応する可動物(第1〜第4可動物31a〜31dの何れか)を、先読み演出制御手段75により選択された低速、中速、高速の何れかで上下動させる先読み動作を行わせる。

保留表示制御手段74は、遊技状態制御手段60により通常遊技状態又は潜確遊技状態で遊技が制御されているときには、特図保留記憶手段42に第2特図判定情報が記憶されている場合、その第2特図保留数と相当数の保留図柄16bを画像表示装置16に表示させ、遊技状態制御手段60により時短遊技状態又は確変遊技状態で遊技が制御されているときには、特図保留記憶手段42に第1特図判定情報が記憶されている場合、その第1特図保留数と相当数の保留図柄16bを画像表示装置16に表示させる(図2参照)。

次に、図6に示す各手段40〜47,50〜57,60,70〜75の機能を達成するために、制御装置20(遊技制御基板21、演出制御基板23、画像制御基板24)が実行する主要な処理についてフローチャートに基づいて説明する。

図24に示すように、遊技制御基板21のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(4 ms )毎に開始され、そのタイマ割込処理において、乱数更新処理(S1)、スイッチ処理(S2)、図柄処理(S3)、電動役物処理(S4)、賞球処理(S5)、出力処理(S6)が順次実行される。

図25に示すように、S2の始動口SW処理では、第1始動口SW10aがオンの場合(S11;Yes )、第1特図保留数U1が4未満の場合に(S12;Yes )、第1特図保留数U1がU1+1に加算され(S13)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第1特図判定情報)が取得・格納され(S14)、次に、事前判定処理(S15)が実行され、第1特図保留数増加コマンドがセットされる(S16)。

第2始動口SW11cがオンの場合(S17;Yes )、第2特図保留数U2が4未満の場合に(S18;Yes )、第2特図保留数U2がU2+1に加算され(S19)、大当り判定値、図柄判定値、リーチ判定値、及び変動パターン判定値(第2特図判定情報)が取得・格納され(S20)、次に、事前判定処理(S21)が実行され、第2特図保留数増加コマンドがセットされる(S22)。

S15、S21の事前判定処理では、基本的に、次に説明するS3の特別図柄処理のS38とS39と同等の処理が行われ、S16、S22では、S15、S21の事前判定処理の判定結果に関する事前判定情報を含む特図保留数増加コマンドがセットされる。S16、S22でセットされたコマンド、及び、その他のステップでセットされたコマンドについては、S6の出力処理により演出制御基板23に送信される。

また、S12の判定がNoの場合には、第1特図保留オーバーフローコマンドがセットされ(S23)、S18の判定がNoの場合には、第2特図保留オーバーフローコマンドがセットされる(S24)。

図26に示すように、S3の特別図柄処理では、特別遊技フラグ(大当り遊技フラグや小当り遊技フラグ)がON(つまり、大当り遊技や小当り遊技が実行中)でない場合(S31;No)、特別図柄が変動中でない場合に(S32;No)、第2特図保留数U2が1以上か否か判定される(S33)。S32の判定がYes の場合、つまり、特別図柄が変動中である場合には、S42へ移行する。

S33の判定がYes の場合、第2特図保留数U2がU2−1に減算され(S34)、S33の判定がNoの場合、第1特図保留数U1が1以上か否か判定される(S35)。S35の判定がYes の場合、第1特図保留数U1がU1−1に減算され(S36)、S35の判定がNoの場合、客待ち設定処理(S46)が実行される。S34又はS36の実行後、客待ちフラグがOFFにされ(S37)、大当り判定処理(S38)が実行され、続いて、変動態様選択処理(S39)が実行される。

図27に示すように、S38の大当り判定処理では、先ず、大当り判定値処理(S51)が実行され、ここで、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報のうち消化優先順位が最も高い特図判定情報の大当り判定値が、図7を用いて説明したように、大当り特定値か否か判定されることで、大当りか否か判定される(S52) 。S52の判定がYes の場合、図柄判定値処理(S53)が実行され、ここで、前記大当り判定値と組の図柄判定値に基づいて、図8を用いて説明したように、大当り図柄が複数種類の大当り図柄の中から選択設定される(S54)。

S52の判定がNoの場合、前記大当り判定値が、図7を用いて説明したように、小当り特定値か否か判定されることで、小当りか否か判定される(S55)。S55の判定がYes の場合、小当り図柄が設定され(S56)、S55の判定がNoの場合、ハズレ図柄が設定される(S57)。尚、この大当り判定処理に供された特図判定情報は、特図保留記憶手段42から消去(消化)される。

図26に示すように、S38の大当り判定処理の実行後、S39の変動態様選択処理では、S38(S54又はS56又はS57)で設定された図柄、及び、S52において大当りか否かの判定に供された大当り判定値と組のリーチ判定値、変動パターン判定値等に基づいて、図13、図14を用いて説明したように、変動態様(特図変動時間)が選択設定される。その後、第1又は第2特別図柄が変動開始され(S40)、S38で設定された図柄(大当り図柄、小当り図柄、ハズレ図柄の何れか)とS39で設定された変動態様の情報を含む特図変動開始コマンドがセットされる(S41)。

次に、特別図柄の変動開始時から、S39で設定された特図変動時間が経過した場合(S42;Yes )、第1又は第2特別図柄が変動停止され(S43)、ここで、S38で設定された図柄が第1又は第2特図表示器19a又は19bに表示される。続いて、特図変動停止コマンドがセットされ(S44)、停止中処理(S45)が実行される。尚、S45の停止中処理において、遊技状態に関する処理が実行される。

その後、S4の大入賞口処理において、当りフラグがONの場合、図9を用いて説明したように、大当りの場合には、大当り図柄の種類に応じて、16R長期開放、8 R長期開放、8 R短期開放の何れかの開閉パターンにて大入賞口13aを開放する大当り遊技が実行され、小当りの場合には、8 R短期開放の開閉パターンにて大入賞口13aを開放する小当り遊技が実行される。尚、大当り遊技終了後に、大当り図柄の種類に応じた遊技状態を設定する遊技状態設定処理が実行される。

図28に示すように、演出制御基板23のコンピュータが実行するタイマ割込処理は微小時間(4 ms )毎に開始され、そのタイマ割込処理において、コマンド受信処理(S101)、演出ボタン処理(S102)、コマンド送信処理(S103)が順次実行される。

図29に示すように、S101のコマンド受信処理では、保留数増加コマンドを受信か否か判定され(S111)、S111の判定がYes の場合、保留数加算処理(S112)が実行され、続いて、保留数増加コマンド(第1,第2特図保留数増加コマンドの何れか)がセットされ(S113)、その後、保留数加算時先読み関連処理(S114)が実行される。

図30に示すように、S114の保留数加算時先読み関連処理では、先ず、受信した保留数増加コマンドが解析され(S131)、解析された事前判定情報が記憶される(S132)。次に、先読み演出実行フラグF1=0か否か判定され(S133)、S133の判定がYes の場合、通常遊技状態又は潜確遊技状態では第1特図判定情報に対して、また、時短遊技状態又は確変遊技状態では第2特図判定情報に対して、先読み演出実行判定(S134)が行われる。

図31に示すように、S134の先読み演出実行判定では、記憶されている特図判定情報に対応する事前判定情報が読込まれ(S141)、次に、図22を用いて説明したように、その最新の事前判定情報を先読み対象とするか否か判定されると共に(S142)、先読み対象とする場合(S142;Yes )、図23を用いて説明したように、その最新の事前判定情報に対して行う先読み演出(可動物を上下動させる速度;低速、中速、高速の何れか)が選択決定される(S143)。

図30に示すように、S134の先読み演出実行判定の後、先読み演出を行う場合(S135;Yes )、つまりS142の判定がYes の場合、先読み演出実行フラグF1に1がセットされ(S136)、S143で選択決定された先読み演出の情報を含む先読み演出コマンドがセットされる(S137)。

図29に示すように、S111の判定がNoの場合、或いはS114の実行後、特図変動開始コマンドを受信か否か判定され(S115)、S115の判定がYes の場合、図柄変動演出選択処理(S116)が実行される。図32に示すように、S116の図柄変動演出選択処理では、受信した特図変動開始コマンドが解析され(S161)、設定されている演出モード(通常演出モード、時短演出モード、確変演出モード、潜確示唆演出モードの何れか)が参照され(S162)、保留数減算処理が実行される(S163)。

次に、受信した特図変動開始コマンドに対応する事前判定情報が消去され(S164)、受信した特図変動開始コマンドの解析された情報に基づいて、図15(1)を用いて説明したように、複数種類の図柄変動演出の何れかが選択され(S165)、その図柄変動演出の情報を含む図柄変動演出開始コマンドがセットされる(S166)。尚、S165では、設定されている演出モードに応じた図柄変動演出が選択される。

図29に示すように、S115の判定がNoの場合、或いはS116の実行後、特図変動停止コマンドを受信か否か判定され(S117)、S117の判定がYes の場合、図柄変動演出終了中処理(S118)が実行される。図33に示すように、S118の図柄変動演出終了中処理では、受信した特図変動停止コマンドが解析され(S191)、設定されている演出モードが参照される(S192)。次に、当り(大当り/小当り)か否か判定され(S193)、S193の判定がYes の場合、演出モード処理(S194)が実行される。

S194の演出モード処理では、大当り図柄A〜D(E)の何れかにより「確変大当り」「突確大当り」となった場合、確変演出モードが設定され、大当り図柄Fにより「通常大当り」となった場合、又は大当り図柄Gにより「突通大当り」となった場合、時短演出モードが設定され、大当り図柄Hにより「突通大当り」となった場合、通常演出モードが設定される。大当り図柄Eにより「潜確大当り」となった場合、及び「小当り」となった場合、潜確示唆演出モードが設定される。

更に、通常演出モード以外の演出モードが設定された場合には、モード継続回数Mが設定される。具体的に、確変演出モードが設定された場合、モード継続回数Mに10000 又は50がセットされ、時短演出モードが設定された場合、モード継続回数Mに50がセットされ、潜確示唆演出モードが設定された場合、モード継続回数Mに50がセットされる。

S193の判定がNoの場合、通常演出モードか否か判定され(S195)、S195の判定がNoの場合、モード継続回数Mが1減算される(S196)。次に、モード継続回数M=0か否か判定され(S197)、S197の判定がYes の場合、通常演出モードが設定される(S198)。S194又はS198の実行後、或いはS195の判定がYes 又はS197の判定がNoの場合、図柄変動演出終了時先読み関連処理(S199)が実行され、その後、図柄変動演出終了コマンドがセットされ(S200)、リターンする。

図34に示すように、S199の図柄変動演出終了時先読み関連処理では、先読み対象の特図判定情報に係る図柄変動演出の終了か否か判定され(S201)、S201の判定がYes の場合、先読み演出実行フラグF1に0がセットされる(S202)。

図29に示すように、その後、オープニングコマンドを受信した場合(S119;Yes )、特別遊技演出選択処理(S120)が実行され、エンディングコマンドを受信した場合(S121;Yes )、エンディング演出選択処理(S122)が実行され、最後に客待ち処理(S123)が実行される。

S120の特別遊技演出選択処理では、図15(2)を用いて説明したように、複数種類の特別遊技演出の何れかが選択され、その特別遊技演出の情報を含む特別遊技演出開始コマンドがセットされ、S121のエンディング演出選択処理では、図15(3)を用いて説明したように、複数種類のエンディング演出の何れかが選択され、そのエンディング演出の情報を含むエンディング演出開始コマンドがセットされる。

図29に示すように、その後、オーバーフローコマンド(第1,第2特図保留オーバーフローコマンド)を受信した場合(S123;Yes )、オーバーフローコマンド(第1,第2特図保留オーバーフローコマンド)がセットされ(S124)、最後に、客待ちコマンド受信処理(S125)が実行される。

図35に示すように、画像制御基板24のコンピュータが実行する遊技演出処理では、図柄変動演出表示処理(S301)、特別遊技演出表示処理(S302)、可動物制御処理(S303)、保留表示処理(S304)が実行される。

S301の図柄変動演出表示処理では、図柄変動演出開始コマンドを受信した場合、そのコマンドに基づく図柄変動演出が画像表示装置16に表示される。S302の特別遊技演出表示処理では、特別遊技演出開始コマンドを受信した場合、そのコマンドに基づく特別遊技演出が画像表示装置16に表示され、また、エンディング演出開始コマンドを受信した場合、そのコマンドに基づくエンディング演出が画像表示装置16に表示される。

図36、図37に示すS303の可動物制御処理は、通常遊技状態又は潜確遊技状態のときには、第1特図判定情報、第1特図保留数、第1特図保留数増加コマンド、第1特図保留オーバーフローコマンドに基づいて行われ、時短遊技状態又は確変遊技状態のときには、第2特図判定情報、第2特図保留数、第2特図保留数増加コマンド、第2特図保留オーバーフローコマンドに基づいて行われる。

この可動物制御処理では、図36に示すように、先ず、保留数増加コマンドを受信した場合(S311;Yes )、保留数NがN+1に加算され(S312)、次に、保留数Nが1か否か判定され(S313)、S313の判定がYes の場合、その保留数N(N=1)が直ちに0になるか否か判定される(S314)。S313又はS314の判定がNoの場合、保留数Nに対応する可動物が退避位置から保留表示位置に切換えられ(S315)、第1〜第N可動物が保留表示位置にある状態になる。例えば、保留数Nが2から3に増加した場合、第1,第2可動物31a,31bが保留表示位置にある状態から、第3可動物31cが退避位置から保留表示位置に切換えられ、第1〜第3可動物31a〜31cが保留表示位置にある状態になる。

次に、先読み演出コマンドを受信した場合(S316;Yes )、その先読み演出コマンドが解析され(S317)、先読み対象の特図判定情報に対応する可動物が、低速、中速、低速の何れかで上下動される(S318)。尚、この可動物の上下動は、対応する特図判定情報が消化されるまで行われる。

次に、図柄変動演出開始コマンドを受信した場合(S319;Yes )、保留数NがN−1に減算され(S320)、保留数N+1に対応する可動物が保留表示位置から退避位置に切換えられる(S321)。例えば、保留数Nが4から3に減少した場合、第1〜第4可動物31a〜31dが保留表示位置にある状態から、第4可動物31dが保留表示位置から退避位置に切換えられ、第1〜第3可動物31a〜31cが保留表示位置にある状態になる。

次に、図37に示すように、オーバーフローコマンドを受信した場合(S331;Yes )、図柄変動演出の実行中か否か判定される(S332)。S332の判定がYes の場合、第1〜第4可動物31a〜31dが保留表示位置にある場合には、第1〜第4可動物31a〜31dの特殊動作が行われる(S334)。

次に、特定の変動態様に基づく図柄変動演出の実行中である場合(S335;Yes )、SPリーチ演出やSP・SP演出の第2変動演出の開始時か否か判定され(S336)、S336の判定がYes の場合、保留表示位置にある全ての可動物が退避位置に切換えられる(S337)。また、第2変動演出の終了時か否か判定され(S338)、S338の判定がYes の場合、保留数に相当する可動物が退避位置から保留表示位置に切換えられる(S339)。

最後に、特別遊技演出(エンディング演出)の実行中である場合(S340;Yes )、第1〜第4可動物31a〜31dの特別遊技動作が行われる(S341)。

S304の保留表示処理では、通常遊技状態又は潜確遊技状態のときには、第2保留数増加コマンドを受信すると、保留図柄16bが消化順番最後尾に新たに表示され、図柄変動演出開始コマンドを受信すると、第2特別図柄が変動表示される際には、消化順番先頭に表示されている保留図柄16bが表示消去され、他に保留図柄16bが表示されている場合、その保留図柄が消化順番先頭側に1シフトするように表示される。

時短遊技状態又は確変遊技状態のときには、第1保留数増加コマンドを受信すると、保留図柄16bが消化順番最後尾に新たに表示され、図柄変動演出開始コマンドを受信すると、第1特別図柄が変動表示される際には、消化順番先頭に表示されている保留図柄16bが表示消去され、他に保留図柄16bが表示されている場合、その保留図柄が消化順番先頭側に1シフトするように表示される。

以上説明したパチンコ遊技機1の作用・効果について説明する。
遊技者は、通常遊技状態又は潜確遊技状態が設定されているときには、発射ハンドル7を操作して遊技球がセンタ役物15の左側を落下するように、遊技球を発射させる所謂左打ちにより遊技を行い、時短遊技状態又は確変遊技状態が設定されているとき、或いは大当り遊技が行われているときには、発射ハンドル7を操作して遊技球がセンタ役物15の右側を落下するように、遊技球を発射させる所謂右打ちにより遊技を行う。

左打ちにより第1始動口10を狙うことができ、第1特図保留数が4未満のときに、遊技球が第1始動口10に入賞すると、第1特図判定情報が取得され特図保留記憶手段42に記憶され、特図保留記憶手段42に記憶された第1特図判定情報は第1特別図柄の変動開始毎に順次消化(消去)される。

右打ちにより開放した第2始動口11aを狙うことができ、第2特図保留数が4未満のときに、遊技球が第2始動口11aに入賞すると、第2特図判定情報が取得され特図保留記憶手段42に記憶され、特図保留記憶手段42に記憶された第2特図判定情報は第2特別図柄の変動開始毎に順次消化(消去)される。

左打ちにより左側のゲート12を、また、右打ちにより右側のゲート12を狙うことができ、普図保留数が4未満のときに、遊技球が左側又は右側のゲート12を通過すると、普図判定情報が取得され普図保留記憶手段52に記憶され、普図保留記憶手段52に記憶された普図判定情報は、普通図柄の変動開始毎に順次消化(消去)される。ここで先ず、普図判定情報の消化により当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、普図表示器19cに当り図柄が変動停止後、第2始動口11aが開放する補助遊技が発生する。

通常遊技状態又は潜確遊技状態が設定されている場合には、右打ちを行っても第1始動口10への遊技球の入賞を殆ど期待できないうえ、第2始動口作動モードとして低作動モードが設定され、第2始動口11aへの遊技球の入賞も殆ど期待できないため、左打ちにより所有の遊技球の数を減らしながら遊技を行うことになる。時短遊技状態又は確変遊技状態が設定されている場合には、第2始動口作動モードとして高作動モードが設定され、右打ちを行って第2始動口11aへの比較的多くの遊技球の入賞を期待できるため、右打ちにより所有の遊技球の数を略維持して遊技を行うことができる。

特図保留記憶手段42に記憶された特図判定情報は特別図柄の変動開始毎に順次消化(消去)されるが、その際、特図保留記憶手段42に複数の特図判定情報が記憶されている場合には、それら複数の特図判定情報は取得された順番で消化され、但し、第1,第2特図判定情報の両方が記憶されている場合には、第2特図判定情報が第1特図判定情報よりも優先消化される。そして、この特図判定情報の消化により大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、特図表示器19a,19bcに大当り図柄が変動停止後、大入賞口13aが開放する大当り遊技が発生する。

大当り遊技が発生すると、変動停止した大当り図柄の種類によって、当該大当り遊技中の大入賞口13aの開閉パターンとして、16R長期開放、8 R長期開放、8 R短期開放の何れかが選択実行される。右打ちを行うことにより、16R長期開放では、例えば約2000個の遊技球を獲得でき、8 R長期開放では、例えば約1000個の遊技球を獲得できる。但し、8R短期開放では、右打ちを行っても、遊技球を実質獲得できない。

ところで、大当り判定の結果に基づいて、特別図柄が変動表示されているときには、「大当り」と判定された大当り期待度を示唆する図柄変動演出が、また、特別遊技が行われているときには、特別遊技を盛り上げる特別遊技演出が、夫々、画像表示装置16での表示を主体に行われ、こうした遊技演出により、遊技性、並びに遊技興趣が高められる。

さて、このパチンコ遊技機1において、特図保留記憶手段42に記憶されている特図判定情報の数に相当する特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)を表示する保留表示装置17Aは、特図保留数を表示する為の可動物31と、可動物31が0から4までの各特図保留数を表示するために可動物31を複数状態の何れかの状態に択一的に切換え可能な可動物駆動手段32と、特図保留数に対応する状態に可動物31を切換えるように可動物駆動手段32を制御する可動物制御手段73とを有する。

保留ランプや画像表示装置を用いた従来の特図保留数の表示は、斬新さに欠け、また、何ら動作を伴わずに特図保留数が表示されるので、演出性を高めるのに限界があるが、本発明では、この課題を改善できる。つまり、可動物31により特図保留数を表示させて、斬新な特図保留表示を行い、演出性を高めることができる。

保留表示装置17Aでは第1,第2特図保留数の一方が表示され、保留表示装置17Aで表示されない第1,第2特図保留数の他方が画像表示装置16に表示されるが、保留表示装置17Aで表示する特図保留数を、第1,第2特図保留数の何れかに択一的に切換えることができる。

ここで、前記のように、通常遊技状態又は潜確遊技状態では、通常、左打ちにより、遊技球が第1始動口10に第2始動口11aよりも多く入賞し、つまり第1特図保留数が第2特図保留数よりも頻繁に増減し、また、時短遊技状態又は確変遊技状態では、通常、右打ちにより、遊技球が第2始動口11aに第1始動口10よりも多く入賞し、つまり第2特図保留数が第1特図保留数よりも頻繁に増減する。

このことを前提に、遊技状態に応じて、保留数の増減が頻繁に起きる第1,第2特図保留数の何れかを、保留表示装置17Aにより表示させるように切換えることができ、全遊技状態において、保留表示装置17Aによる演出性を確実に高めることができる。また、可動物制御手段73は、上記制御の他に、次の様々な制御を行うことができるので、演出性を一層高めることが可能になる。

可動物制御手段73は、第1特図保留数を表示させる場合、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないとき、且つ第1特図保留数が0のときに、特図取得手段41により第1特図判定情報が取得された場合、その第1特図判定情報が特図保留消化手段43により直ちに消化される際には、また、第2特図保留数を表示させる場合、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないとき、且つ第2特図保留数が0のときに、特図取得手段41により第2特図判定情報が取得された場合、特図保留数1に対応する第1可動物31aを退避位置から保留表示位置へ切換えないようにする。

つまり、上記状況下で取得された特図判定情報は直ちに消化され、特図保留数は0から一瞬1になるだけで、その直後に0に戻る。このため、第1可動物31aを退避位置から保留表示位置へ切換えても、直ぐに保留表示位置から退避位置に切換える必要がある。そして、第1可動物31aを退避位置→保留表示位置→退避位置に切換える動作は、それ相応の時間を要するので、その動作が行われている間、特図保留数が正確に表示されない不要な状態になるが、この不要な状態になるのを、第1可動物31aを退避位置から保留表示位置へ切換えないようにして防止することができる。

可動物制御手段73は、可動物31で表示させる特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)が1以上のときに、可動物31の少なくとも一部が画像表示装置16の画面前側に位置する状態に切換えているが、この状態で、特図表示制御手段45により特別図柄が特定の変動態様で変動表示されているときに、演出図柄表示制御手段71aにより第1変動演出が行われた後、第2変動演出が行われるときに、画像表示装置16の画面前側に位置する状態の可動物31を画面前側から退避させた状態に切換える。

つまり、第2変動演出を、SPリーチ演出やSP・SPリーチ演出等の大当りになるかハズレになるかの重要な演出、遊技者により興趣を高め得る演出として、第2変動演出が行われるときに、画像表示装置16に表示される演出画像(動画)の邪魔にならないように(例えば、遊技者がその演出画像により集中できるように)、画面前側に位置する状態の可動物31を画面前側から退避させた状態に切換えることができる。

可動物制御手段73は、可動物31で表示させる特図保留数(第1,第2特図保留数の何れか)が4つの場合に、図5(4)に示すように、第1〜第4可動物31a〜31dの全てを保留表示位置に切換えているが、このとき、遊技球が可動物31で表示させる特図保留数に対応する第1,第2始動口10,11aの何れかを通過したことを条件に、可動物31に特殊動作を行わせる。

つまり、遊技球が始動口10,11aを通過しても特図判定情報が取得されないオーバーフローが発生したことを遊技者に報知することができ、また、オーバーフローが発生しても何ら演出を行わなかった従来技術と比べて、オーバーフローの発生により可動物31に特殊動作を行わせるので、演出性を高めることができる。

可動物制御手段73は、事前判定手段44cによる判定結果に基づいて、可動物31に先読み動作を行わせることが可能であるので、この可動物31の先読み動作によって、遊技性、並びに遊技興趣を一層高めることができる。

可動物制御手段73は、特別遊技実行手段46により特別遊技が行われているときに、特別遊技演出制御手段72により行われている特別遊技動作を行わせるので、特別遊技中の演出性も高めることができる。

次に、実施例1を部分的に変更した他の実施例について説明する。尚、実施例1と同じものについては、実施例1と同一符号を付して説明を省略する。

図38、図39に示すように、実施例2の保留表示装置17Bは、実施例1の保留表示装置17Aの代わりに設けられ、1の棒状の可動物81と、可動物81をその長さ方向(上下方向)へ移動させる可動物駆動手段82と、保留数表記部83とを有し、可動物制御手段73により可動物駆動手段82が制御される。

可動物81は、画像表示装置16の画面前側から退避した退避位置(図38)と、画像表示装置16の画面前側に出現した4つの保留表示位置(図39(1)〜(4)の第1〜第4保留表示位置)とに亙って可動に設けられている。保留数表記部83は、例えば画像表示装置16に、可動物81の移動方向と平行方向へ等間隔おきに記された保留数を示す0〜4のメモリとして表示されている。

図38は特図保留数0に対応する退避位置の可動物81を示し、この可動物81の先端が保留数表記部83の保留数0のメモリを指している。図39(1)は特図保留数1に対応する第1保留表示位置の可動物81を示し、この可動物81の先端が保留数表記部83の保留数1のメモリを指している。図39(2)は特図保留数2に対応する第2保留表示位置の可動物81を示し、この可動物81の先端が保留数表記部83の保留数2のメモリを指している。図39(3)は特図保留数3に対応する第3保留表示位置の可動物81を示し、この可動物81の先端が保留数表記部83の保留数3のメモリを指している。図39(4)は特図保留数4に対応する第4保留表示位置の可動物81を示し、この可動物81の先端が保留数表記部83の保留数4のメモリを指している。

可動物制御手段73は、基本的に、特図保留数が増減したときに、特図保留数に対応する状態に可動物81を切換えるように可動物駆動手段82を制御する。ここで、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないとき、且つ特図保留数が0のときに、特図取得手段41により特図判定情報が取得された場合、その特図判定情報が特図保留消化手段43により直ちに消化される際には、可動物81を退避位置から第1保留表示位置へ切換えないようにする。

また、可動物制御手段73は、演出図柄表示制御手段71aにより第1変動演出が行われた後、第2変動演出が行われるときに、第1〜第4保留表示位置の何れかに位置する可動物81を退避位置に切換える。尚、可動物81に、オーバーフローの発生により特殊動作を行わせてもよいし、事前判定手段44cによる判定結果に基づいて先読み動作を行わせてもよいし、特別遊技中には特別遊技動作を行わせてもよい。

図40、図41に示すように、実施例3の保留表示装置17Cは、実施例1の保留表示装置17Aの代わりに設けられ、4つの第1〜第4可動物91a〜91dからなる可動物91と、第1〜第4可動物91a〜91dを夫々移動させる可動物駆動手段92と、可動物制御手段73により可動物駆動手段92が制御される。

第1〜第4可動物91a〜91dは、前後に重なり得るように配置され、夫々、画像表示装置16の画面前側から退避した退避位置と、画像表示装置16の画面前側に出現した保留表示位置(図41(1)〜(4))とに亙って可動に設けられている。第1〜第4可動物91a〜91dの前面部には保留数を示す1〜4が夫々記されている。

特図保留数0のとき、第1〜第4可動物91a〜91d全てが退避位置にある。特図保留数1のとき(図41(1))、保留数1を記した第1可動物91aのみが保留表示位置にあり、特図保留数2のとき(図41(2))、保留数2を記した第2可動物91bのみが保留表示位置にあり、特図保留数3のとき(図41(3))、保留数3を記した第3可動物91cのみが保留表示位置にあり、特図保留数4のとき(図41(4))、保留数4を記した第4可動物91dのみが保留表示位置にある。

可動物制御手段73は、基本的に、特図保留数が増減したときに、特図保留数に対応する状態に可動物91を切換えるように可動物駆動手段92を制御する。ここで、特図表示制御手段45により特別図柄が変動表示されていないとき、且つ特図保留数が0のときに、特図取得手段41により特図判定情報が取得された場合、その特図判定情報が特図保留消化手段43により直ちに消化される際には、第1可動物91aを退避位置から保留表示位置へ切換えないようにする。

また、可動物制御手段73は、演出図柄表示制御手段71aにより第1変動演出が行われた後、第2変動演出が行われるときに、保留表示位置に位置する第1〜第4可動物91a〜91dの何れかを退避位置に切換える。尚、可動物91に、オーバーフローの発生により特殊動作を行わせてもよいし、事前判定手段44cによる判定結果に基づいて先読み動作を行わせてもよいし、特別遊技中には特別遊技動作を行わせてもよい。

図42に示すように、実施例4の保留表示装置17Dは、実施例1の保留表示装置17Aの他に(つまり、保留表示装置17Aと共に)設けられている。この保留表示装置17Dは、保留表示装置17Aと同構造であり、画像表示装置16の右下端側(枠体15aのステージ15bの近傍)に配置されている。左側の保留表示装置17Aにより、第1,第2特図保留数の一方が表示され、右側の保留表示装置17Dにより、第1,第2特図保留数の他方が表示される。

その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。例えば、保留表示装置を、画像表示装置から離れた部位に配置して、可動物が画像表示装置の画面前側に位置することがないようにしてもよい。また、本発明については、その他の種々のパチンコ遊技機等の遊技機に適用可能である。

1 パチンコ遊技機
10 第1始動口
11a 第2始動口
16 画像表示装置
17A,17B,17C,17D 保留表示装置
31,81,91 可動物
32,82,92 可動物駆動手段
41 特図取得手段
42 特図保留記憶手段
44a 大当り判定手段
45 特図表示制御手段
60 遊技状態制御手段
71a 演出図柄表示制御手段
73 可動物制御手段

Claims (3)

  1. 始動条件の成立により判定情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された判定情報に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行うか否かを判定する判定手段と、
    前記取得手段により取得され且つ前記判定手段による判定に供していない判定情報を所定数まで記憶可能な記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている判定情報の数に相当する保留数を報知する保留表示装置とを備え、
    前記保留表示装置は、
    前記保留数を報知する為の可動物と、
    前記可動物が0から前記所定数までの各保留数を報知するために前記可動物を複数状態の何れかの状態に択一的に切換え可能な可動物駆動手段と、
    前記保留数に対応する状態に前記可動物を切換えるように前記可動物駆動手段を制御する可動物制御手段とを有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記判定手段による判定結果に基づいて、図柄を変動表示させた後に当該判定結果を示す判定図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、
    前記図柄表示制御手段により図柄が変動表示されているときに、複数の演出図柄を変動表示させてから前記判定手段による判定結果を示す組み合わせ表示態様で当該複数の演出図柄を停止表示させる図柄変動演出を行わせる演出図柄表示制御手段とを備え、
    前記演出図柄表示制御手段は、前記図柄表示制御手段により図柄が特定の変動態様で変動表示されているときに、第1変動演出を行わせた後に第2変動演出を行わせることが可能であり、
    前記保留数が1以上のときに、前記可動物の少なくとも一部が所定の画像表示装置の画面前側に位置する状態になり、
    前記可動物制御手段は、前記演出図柄表示制御手段により前記第2変動演出が行われるときに、前記画面前側に位置する状態の可動物を前記画面前側から退避させた状態に切換えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技球が通過可能な第1始動領域と、
    遊技球が通過し難い閉状態と通過し易い開状態とに作動し得る第2始動領域と、
    前記第2始動領域を前記開状態に作動させ難い第1遊技状態と前記開状態に作動させ易い第2遊技状態の何れかの遊技状態で遊技を制御可能な遊技状態制御手段とを備え、
    前記取得手段は、遊技球が前記第1始動領域を通過したときに始動条件の成立により第1判定情報を取得し、遊技球が前記第2始動領域を通過したときに始動条件の成立により第2判定情報を取得し、
    前記記憶手段は、前記取得手段により取得され且つ前記判定手段による判定に供していない第1,第2判定情報を夫々所定数まで記憶可能であり、
    前記遊技状態制御手段により前記第1遊技状態で遊技が制御されているときには前記第1判定情報に基づく前記保留数を前記保留表示装置により報知させ、前記第2判定情報に基づく前記保留数を所定の画像表示装置に表示させ、
    前記遊技状態制御手段により前記第2遊技状態で遊技が制御されているときには前記第2判定情報に基づく前記保留数を前記保留表示装置により報知させ、前記第1判定情報に基づく前記保留数を前記画像表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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