JP5012830B2 - クリップ型アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行う、ICカードに取り付けるクリップ型アダプタに関する。
特許文献1および特許文献2には、電界信号検出技術を利用し、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うトランシーバが記載されている。
また、特許文献3には、上記トランシーバを用いたICカードシステムが記載されている。
特開2001−352298号公報 特開2006−081111号公報 特開2007−226560号公報
特許文献3に記載のICカードシステムでは、ユーザは、図9に示すトランシーバにICカードを挿入して携帯する。しかしながら、図9に示すトランシーバを携帯する場合、ICカードのみを携帯する場合に比べてサイズが大きくなり、持ち歩きが不便である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、電界伝達媒体を介して情報の送受信を行うICカードアダプタにおいて、より小型化するとともに、より携帯性を向上することにある。
上記目的を達成するため、第1の本発明は、ICカードに取り付けるクリップ型アダプタであって、前記ICカードと通信するための通信手段と、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体であるユーザの人体に誘起させるとともに、前記ユーザの人体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバと、前記ICカードを取り付けた当該クリップ型アダプタを携帯したユーザの人体が制御装置の制御トランシーバに接触した場合、前記ユーザの人体および前記トランシーバを介して前記制御装置と通信し、前記通信手段を用いて前記ICカードから取得した情報を前記制御装置に送信するコンピュータと、を有し、当該クリップ型アダプタは、ICカードリーダに前記ICカードをかざして使用する際に、当該クリップ型アダプタを取り付けたままの状態でICカードを使用可能なように、前記ICカードの一部のみを覆った形状であることを要旨とする。
第2の本発明は、前記通信手段は、前記ICカードが非接触型カードの場合は通信アンテナであって、前記ICカードが接触型カードの場合はICカード端子であることを要旨とする。
第3の本発明は、前記クリップ型アダプタは、矩形またはT字型であることを要旨とする。
第4の本発明は、前記クリップ型アダプタは、ICカードリーダから受電する受電コイルと、前記受電コイルにより充電される2次電池と、をさらに有することを要旨とする。
第5の本発明は、前記クリップ型アダプタは、前記ICカードが挿入されたときに、電源をONにする電源スイッチを、さらに有することを要旨とする。
本発明によれば、電界伝達媒体を介して情報の送受信を行うICカードアダプタにおいて、より小型化するとともに、より携帯性を向上することができる。
本発明の実施形態のクリップ型アダプタの外観図である。 非接触型ICカード用のクリップ型アダプタの基本構成を示す断面図である。 トランシーバの概略構成図である。 トランシーバの概略構成図である。 接触型ICカード用のクリップ型アダプタの基本構成を示す断面図である。 クリップ型アダプタがICカードを固定する具体例を模式的に示した図である。 クリップ型アダプタの形状の変形例である。 電源スイッチ81を備えたクリップ型アダプタを模式的に示す図である。 従来のICカードを挿入するトランシーバの外観図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態であるクリップ型アダプタ1の外観を示すものである。本実施形態のクリップ型アダプタ1は、ICカード2のアダプタ(接続機器)であって、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行う。図示するクリップ型アダプタ1は、ICカード2の端を挟んで(留めて)固定した小型のアダプタである。
本発明の実施形態のクリップ型アダプタ1は、従来のICカードとICカードリーダとを用いてユーザ認証を行うシステムから、電界通信を行うトランシーバを用いてユーザ認証を行うシステムへの移行期(過渡期)において使用されるものである。ユーザはICカード2を挟んだクリップ型アダプタ1を携帯することにより、認証を行う側に設置されている装置がICカードリーダであっても電界通信を行うトランシーバであっても対応することができる。
例えば、ユーザ毎にドアの開閉を行う入退出管理システムにおいて、ドアにICカードリーダが設置されている場合、ユーザはクリップ型アダプタ1が取り付けられた状態のICカード2をICカードリーダにかざす。これにより、ICカードリーダは、ICカード2に記憶された認証情報(ユーザID、パスワード等)を読み出し、ドアの開閉を制御する制御装置に読み出した認証情報を送信する。制御装置は、認証情報が正当か否かを判断し、正当な認証情報の場合はドアを開錠し、不正な認証情報の場合はドアを施錠したままとする。
また、ドアに電界通信を行うトランシーバが設置されている場合、クリップ型アダプタ1が取り付けられたICカード2を装着(携帯)したユーザは、手などで前記トランシーバに触れる(接触する)だけでよい。これにより、ICカード2に記憶された認証情報は、クリップ型アダプタ1、電界伝達媒体であるユーザの人体、および前記トランシーバを介してドアの開閉を制御する制御装置に送信される。制御装置は、認証情報が正当か否かを判断し、正当な認証情報の場合はドアを開錠し、不正な認証情報の場合はドアを施錠したままとする。
このように、小型のクリップ型アダプタ1をICカード2に取り付けてユーザが携帯することにより、設置されている装置がICカードリーダであっても電界通信を行うトランシーバであっても両方に対応することができる。
図2は、クリップ型アダプタ1の基本構成を示す断面図である。
図2に示すクリップ型アダプタ1は、非接触型ICカード用のアダプタの具体例である。非接触型のICカード2は、ICカードチップ21と、ICカード通信アンテナ22と、ICカード受電コイル23とを有する。ICカードチップ21は、ICカード通信アンテナ22を用いて、クリップ型アダプタ1のコンピュータ13またはICカードリーダ(不図示)と情報の送受信を行う。また、ICカードチップ21には、所定の情報(認証情報など)が記憶されている。ICカード受電コイル23は、クリップ型アダプタ1の給電コイル18またはICカードリーダから受電し、ICカードチップ21に電力を供給する。
図示するクリップ型アダプタ1は、信号電極11と、グランド電極12と、コンピュータ13と、トランシーバ14と、電源15と、電源制御回路16と、受電コイル17と、給電コイル18と、通信アンテナ(通信手段)19とを有する。
通信アンテナ19は、ICカード2(ICカード通信アンテナ22)と通信するためのアンテナである。
電源制御回路16は、電源(2次電池)15への充電と放電を制御し、過充電などを防止する。具体的には、電源制御回路16は、給電コイル18を制御して、電源15の電力を介してICカード2に供給する。なお、消費電力を低減するために、電源制御回路16は、間欠的にICカード2に電力を供給してもよい。
また、ユーザがクリップ型アダプタ1を取り付けた状態で(図1参照)、ICカード2をICカードリーダにかざした際に、電源制御回路16は、ICカードリーダの給電を受電コイル17で受けて、電源15に蓄電する。なお、本実施形態では、金属接点を介さずに非接触で電力伝送する方式(例えば、電磁誘導方式など)を用いるものとする。
コンピュータ13は、通信アンテナ19を用いてICカード2と通信するとともに、ユーザが制御装置(例えば、ドアの開閉などを制御する制御装置等)に取り付けられた制御トランシーバ(不図示)に接触した場合に、ユーザの人体を介して前記制御装置と通信する。具体的には、コンピュータ13は、通信アンテナ19を用いてICカード2に記憶された認証情報を取得し、取得した認証情報をトランシーバ14、ユーザの人体および制御トランシーバを介して制御装置に送信する。
トランシーバ14は、電界信号検出技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うものである。トランシーバ14は、電気光学結晶を用いたもの、あるいは電気回路だけを用いたもののいずれであってもよい。
例えば、トランシーバ14は、図3に示す構成をしており、コンピュータ13からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して信号電極11に供給し、当該信号電極11を介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させる。
また、トランシーバ14は、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を信号電極11で検出し、この電界を電界検出部905に結合して電気信号に変換する。そして、この電気信号は、信号処理回路906で増幅、ノイズ除去などの信号処理を施され、更に波形整形回路907で波形整形がなされ、入出力回路901を介してコンピュータ13に出力するようになっている。
なお、クリップ型アダプタ1のトランシーバは、図4に示す構成のトランシーバであってもよい。図4に示すトランシーバ14は、データを送信するための送信部802と、データを受信するための受信部803と、I/O回路901とを備える。トランシーバ14は、コンピュータ13からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部802を介して信号電極11に供給し、当該信号電極11を介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させる。送信部802は、送信データを発振器805から出力される搬送波で変調するための変調回路804と、搬送波を出力するための発振器805とを備える。
また、トランシーバ14は、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を信号電極11で検出し、この電界を受信部803で受信データに変換して入出力回路901を介してコンピュータ13に出力する。受信部803は、復調信号のHレベルとLレベルの反転が起きていないかを判定して補正するための補正回路806と、搬送波再生回路808で再生された搬送波と受信した信号をもとにデータを再生する復調回路807と、受信した信号から搬送波を抽出する搬送波再生回路808と、を備える。なお、コンピュータ13は、送信データとともに送信と受信の動作の切替を指示するための送受切替信号をトランシーバ14に対して出力するものとする。
信号電極11は、前述のように、送信すべき情報に基づく電界を伝達する。すなわち、信号電極11は、トランシーバ14から供給された送信データの電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を検出する。
グランド電極12は、トランシーバ14の基準電位となる位置に接続されている。トランシーバ14の基準電位としては、例えば、シグナルグラウンドの他、マイナス電源、プラス電源などを用いることができる。
図1および図2に示すクリップ型アダプタ1では、ICカード2の一部のみを挟んだ(覆った)小型のクリップ形状である。これにより、小型化され、携帯性が向上する。また、クリップ型とすることで、クリップ型アダプタ1を取り付けた状態のICカード2であっても、ICカード2とICカードリーダとの通信を妨げることなく、また、ICカードリーダから受電することもできる。すなわち、ICカード2をICカードリーダにかざして使用する際に、クリップ型アダプタ1を取り外すことなく、クリップ型アダプタ1を取り付けたままの状態でICカード2を使用することができるため、ユーザの利便性を向上することができる。
また、制御装置に制御トランシーバが取り付けられている場合には、クリップ型アダプタ1を取り付けたICカード2を装着(携帯)しているユーザは、ポケットなどからICカード2を取り出すことなく、手などで制御トランシーバに触れるだけでよいため、ユーザの利便性を向上することができる。
次に、接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1Aについて説明する。接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1Aの外観は、図1のクリップ型アダプタ1と同様である。
図5は、接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1Aの基本構成を示す断面図である。接触型のICカード2Aは、ICカードチップ21と、データコンタクト部25(データ用ICカード端子)と、電力コンタクト部26(電力用ICカード端子)とを有する。ICカードチップ21は、図2の非接触型ICカード2のICカードチップ21と同様である。
データコンタクト部25は、ICカードリーダおよびクリップ型アダプタ1Aと通信するための端子である。ユーサがクリップ型アダプタ1AからICカード2Aを取り外して、ICカード2AをICカードリーダに接触させることにより、ICカードリーダとICカード2Aとの通信が可能になる。また、ICカード2にクリップ型アダプタ1Aが取り付けられ、両者のデータコンタクト部25、105が接触することにより、ICカード2A(ICカードチップ21)とクリップ型アダプタ1A(コンピュータ13)との通信が可能になる。
電力コンタクト部26は、クリップ型アダプタ1Aから受電するための端子である。ICカード2がクリップ型アダプタ1Aに取り付けられ、両者の電力コンタクト部26、106が接触することにより、クリップ型アダプタ1AからICカード2Aに給電される。
図5に示すクリップ型アダプタ1Aは、信号電極11と、グランド電極12と、コンピュータ13と、トランシーバ14と、電源15と、電源制御回路16と、データコンタクト部105(データ用接触端子)と、電力コンタクト部106(電力用接触端子)とを有する。信号電極11、グランド電極12、コンピュータ13およびトランシーバ14については、図2に示すクリップ型アダプタ1の対応する各部11〜14と同様であるため、ここでは説明を省略する。
データコンタクト部105(通信手段)は、ICカード2と通信するための端子である。ICカード2にクリップ型アダプタ1Aが取り付けられ、両者のデータコンタクト部25、105が接触することにより、ICカード2A(ICカードチップ21)とクリップ型アダプタ1A(コンピュータ13)との通信が可能になる。
電力コンタクト部106は、ICカード2に給電するための端子である。ICカード2にクリップ型アダプタ1Aが取り付けられ、両者の電力コンタクト部26、106が接触することにより、クリップ型アダプタ1AからICカード2Aに給電される。電源制御回路16は、電力コンタクト部106を介して、電源(電池)15の電力をICカード2に供給する。なお、電源15は、1次電池でも2次電池でもよい。
図5に示すクリップ型アダプタ1Aは、図1に示すようにICカード2Aの一部のみを挟んだクリップ形状である。これにより、クリップ型アダプタ1Aが小型化され、クリップ型アダプタ1Aを取り付けたICカード2Aの携帯性をより向上することができる。
また、制御装置に制御トランシーバが取り付けられている場合には、クリップ型アダプタ1Aを取り付けたICカード2Aを装着(携帯)しているユーザは、ポケットなどからICカード2Aを取り出すことなく、手などで制御トランシーバに触れるだけでよいため、ユーザの利便性を向上することができる。
次に、非接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1および接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1Aが、ICカード2、2Aを確実に留める(固定する)方法について説明する。
図6は、クリップ型アダプタ1、1AがICカード2、2Aを固定する具体例を模式的に示した図である。図6(a)は、バネ61とゴム63を用いてICカード2、2Aをクリップ型アダプタ1、1Aに固定する方法である。図6(a)に示すクリップ型アダプタ1、1Aは、例えば洗濯バサミのように、弾力性を持たせるためにバネ61でクリップ型アダプタの挟み部64、65を接続し、可動部62で挟み部64、65を可動させることによりICカード2、2Aを挟む。また、挟み部64、65の先端には、滑り止めのゴム63が付加され、確実にICカードを固定する。
図6(b)は、カフ66を用いてICカード2、2Aをクリップ型アダプタ1、1Aに固定する方法である。例えば血圧計などに用いられるカフのように、空気などを入れてカフ66を膨張させ、ICカード2、2Aをカフ66に圧着させて、クリップ型アダプタ1、1Aに固定する。
図6(c)は、接着剤67を用いてICカード2、2Aをクリップ型アダプタ1、1Aに固定する方法である。
次に、接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1Aのコンタクト部105、106と、接触型ICカード2Aのコンタクト部25、26とを、確実に接触させる構造について説明する。
図7(a)は、矩形のクリップ型アダプタ1Aであって、当該クリップ型アダプタ1AにICカード2Aの所定の角27を挿入し、ICカード2Aの角27とクリップ型アダプタ1Aの角107とを合わせて固定する。これにより、クリップ型アダプタ1Aのコンタクト部105、106と、ICカード2のコンタクト部25、26とを、正確(高精度)に接触させることができる。
図7(b)は、T字形のクリップ型アダプタ1AにICカード2Aの所定の一辺28を挿入し、ICカード2Aの側面28とクリップ型アダプタ1Aの側面108とを合わせて固定する。これにより、クリップ型アダプタ1Aのコンタクト部105、106と、ICカード2のコンタクト部25、26とを、正確(高精度)に接触させることができる。
なお、図7(a)および図7(b)に示す形状のクリップ型アダプタ1Aを、非接触型ICカード2用のクリップ型アダプタ1として用いることとしてもよい。また、クリップ型アダプタ1、1Aの形状は、図1および図7に示す形状に限定されず、様々な形状が考えられる。
図8は、電源スイッチ81をさらに備えたクリップ型アダプタ1、1Aを示すものである。電源スイッチ81を備えることにより、ICカード2、2Aをクリップ型アダプタ1、1Aに差し込んだときに電源スイッチ81が押されて電源ONの状態になり、ICカード2、2Aが差し込まれていないときには、電源スイッチ81が押されていないため電源OFFの状態になる。
このようにICカード2、2Aを差し込んだ場合にのみ電源がONになる電源スイッチ81を備えることにより、クリップ型アダプタ1、1Aの省電力化を図ることができる。なお、電源スイッチ81を設置する位置は、図8に示す箇所に限定されず、ICカード2、2Aを挿入したときに押されて電源スイッチ81がONになる箇所(例えば、符号82の箇所など)であればよい。
以上説明した本実施形態のクリップ型アダプタは、ICカードの一部のみを挟んだ(覆った)小型のクリップ形状である。これにより、クリップ型アダプタが小型化され、クリップ型アダプタを取り付けたICカードの携帯性をより向上することができる。
また、制御装置に制御トランシーバが取り付けられている場合には、クリップ型アダプタを取り付けたICカードを装着(携帯)しているユーザは、ポケットなどからICカードを取り出すことなく、手などで制御トランシーバに触れるだけでよいため、ユーザの利便性を向上することができる。
また、非接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1の場合、ICカードリーダにICカード2をかざして使用する際に、クリップ型アダプタ1を取り外すことなく、クリップ型アダプタ1を取り付けたままの状態でICカード2を使用することができるため、ユーザの利便性を向上することができる。
また、非接触型ICカード用のクリップ型アダプタ1は、受電コイル17を有する。これにより、クリップ型アダプタ1を取り付けた状態でICカードリーダにICカード2をかざして使用する際に、ICカード2だけでなくクリップ型アダプタ1もICカードリーダから受電することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。
1、1A クリップ型アダプタ
11 信号電極
12 グランド電極
13 コンピュータ
14 トランシーバ
15 電源
16 電源制御回路
17 受電コイル
18 給電コイル
19 通信アンテナ
105 データコンタクト部
106 電力コンタクト部
2、2A ICカード
21 ICカードチップ
22 通信アンテナ
23 受電コイル
25 データコンタクト部
26 データコンタクト部

Claims (5)

  1. ICカードに取り付けるクリップ型アダプタであって、
    前記ICカードと通信するための通信手段と、
    送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体であるユーザの人体に誘起させるとともに、前記ユーザの人体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバと、
    前記ICカードを取り付けた当該クリップ型アダプタを携帯したユーザの人体が制御装置の制御トランシーバに接触した場合、前記ユーザの人体および前記トランシーバを介して前記制御装置と通信し、前記通信手段を用いて前記ICカードから取得した情報を前記制御装置に送信するコンピュータと、を有し、
    当該クリップ型アダプタは、ICカードリーダに前記ICカードをかざして使用する際に、当該クリップ型アダプタを取り付けたままの状態でICカードを使用可能なように、前記ICカードの一部のみを覆った形状であること
    を特徴とするクリップ型アダプタ。
  2. 請求項1記載のクリップ型アダプタであって、
    前記通信手段は、前記ICカードが非接触型カードの場合は通信アンテナであって、前記ICカードが接触型カードの場合はICカード端子であること
    を特徴とするクリップ型アダプタ。
  3. 請求項1または請求項2記載のクリップ型アダプタであって、
    前記クリップ型アダプタは、矩形またはT字型であること
    を特徴とするクリップ型アダプタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクリップ型アダプタであって、
    ICカードリーダから受電する受電コイルと、
    前記受電コイルにより充電される2次電池と、をさらに有すること
    を特徴とするクリップ型アダプタ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のクリップ型アダプタであって、
    前記ICカードが挿入されたときに、電源をONにする電源スイッチを、さらに有すること
    を特徴とするクリップ型アダプタ。
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