JP2001148000A - Icシート装置並びにそれを用いるリーダライタ - Google Patents
Icシート装置並びにそれを用いるリーダライタInfo
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- JP2001148000A JP2001148000A JP33163099A JP33163099A JP2001148000A JP 2001148000 A JP2001148000 A JP 2001148000A JP 33163099 A JP33163099 A JP 33163099A JP 33163099 A JP33163099 A JP 33163099A JP 2001148000 A JP2001148000 A JP 2001148000A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リーダライタに対するICチップの位置合わ
せを容易にしたICシート装置を提供する。 【解決手段】 リーダライタ3との無線通信によりメモ
リへの情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出し
が行われる非接触情報媒体であるICチップ2を、紙、
布、プラスチック等のシート10内に埋め込んだICシ
ート装置において、ICチップ2をシート10の角部に
埋め込むようにしてリーダライタ3に対するICチップ
2の位置合わせを容易にする。
せを容易にしたICシート装置を提供する。 【解決手段】 リーダライタ3との無線通信によりメモ
リへの情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出し
が行われる非接触情報媒体であるICチップ2を、紙、
布、プラスチック等のシート10内に埋め込んだICシ
ート装置において、ICチップ2をシート10の角部に
埋め込むようにしてリーダライタ3に対するICチップ
2の位置合わせを容易にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リーダライタとの
無線通信によりメモリへの情報の書き込み及びメモリか
らの情報の読み出しが行われる薄いICチップをシート
に埋め込んだICシート装置並びにそれを用いるリーダ
ライタに関する。
無線通信によりメモリへの情報の書き込み及びメモリか
らの情報の読み出しが行われる薄いICチップをシート
に埋め込んだICシート装置並びにそれを用いるリーダ
ライタに関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な非接触情報媒体であるICカー
ドでは、リーダライタとの無線通信により、メモリへの
情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出しを行っ
ており、最近ではこの非接触型ICカードの進歩が著し
く用途を広げつつある。
ドでは、リーダライタとの無線通信により、メモリへの
情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出しを行っ
ており、最近ではこの非接触型ICカードの進歩が著し
く用途を広げつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】非接触情報媒体のIC
チップを、認定書などの偽造防止の目的のために、紙、
布、プラスチック等のシートの中に埋め込むことは現在
の製紙技術からみて極めて容易なことである。
チップを、認定書などの偽造防止の目的のために、紙、
布、プラスチック等のシートの中に埋め込むことは現在
の製紙技術からみて極めて容易なことである。
【0004】しかし、ICチップがシート内の何処に埋
め込まれたかが判りにくい上、シートがフレキシブルな
ため、シートのICチップをリーダライタの所定の位置
に正しく簡単に位置合わせすることが困難という問題が
あり、このためICシート装置は、非接触情報媒体の応
用分野の1つとしては取り上げられていなかった。
め込まれたかが判りにくい上、シートがフレキシブルな
ため、シートのICチップをリーダライタの所定の位置
に正しく簡単に位置合わせすることが困難という問題が
あり、このためICシート装置は、非接触情報媒体の応
用分野の1つとしては取り上げられていなかった。
【0005】本発明の目的は、リーダライタに対するI
Cチップの位置合わせを容易にしたICシート装置とそ
のリーダライタを提供することにある。
Cチップの位置合わせを容易にしたICシート装置とそ
のリーダライタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段は、リーダライタとの無線通信によりメ
モリへの情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出
しが行われる非接触情報媒体であるICチップを、紙、
布、プラスチック等のシート内に埋め込んだICシート
装置において、ICチップをシートの所定の角部に埋め
込んだことを特徴とするものである。
に、第1の手段は、リーダライタとの無線通信によりメ
モリへの情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出
しが行われる非接触情報媒体であるICチップを、紙、
布、プラスチック等のシート内に埋め込んだICシート
装置において、ICチップをシートの所定の角部に埋め
込んだことを特徴とするものである。
【0007】また第2の手段は、前記第1の手段のIC
シート装置において、ICチップのアンテナコイル形状
をICチップの基材と相似な形にしたことを特徴とする
ものである。
シート装置において、ICチップのアンテナコイル形状
をICチップの基材と相似な形にしたことを特徴とする
ものである。
【0008】また第3の手段は、前記第1の手段のIC
シート装置において、複数のICチップをシートの複数
の角部にそれぞれ埋め込んだことを特徴とするものであ
る。
シート装置において、複数のICチップをシートの複数
の角部にそれぞれ埋め込んだことを特徴とするものであ
る。
【0009】また第4の手段は、前記第1の手段のIC
シート装置において、ICチップを埋め込んだシートを
複数枚綴じ合わせて書籍状にしたことを特徴とするもの
である。
シート装置において、ICチップを埋め込んだシートを
複数枚綴じ合わせて書籍状にしたことを特徴とするもの
である。
【0010】また第5の手段は、非接触情報媒体である
ICチップから情報を読み出し、あるいはICチップに
情報を書き込むリーダライタにおいて、前記第1の手段
のICシート装置の角部を案内する溝を設けたことを特
徴とするものである。
ICチップから情報を読み出し、あるいはICチップに
情報を書き込むリーダライタにおいて、前記第1の手段
のICシート装置の角部を案内する溝を設けたことを特
徴とするものである。
【0011】また第6の手段は、非接触情報媒体である
ICチップから情報を読み出し、あるいはICチップに
情報を書き込むリーダライタにおいて、前記第1の手段
のICシート装置の角部を案内する突起部を設けたこと
を特徴とするものである。
ICチップから情報を読み出し、あるいはICチップに
情報を書き込むリーダライタにおいて、前記第1の手段
のICシート装置の角部を案内する突起部を設けたこと
を特徴とするものである。
【0012】また第7の手段は、非接触情報媒体である
ICチップから情報を読み出し、あるいはICチップに
情報を書き込むリーダライタにおいて、前記第1の手段
のICシート装置の角部を挟み込むクリップ状部を設け
たことを特徴とするものである。
ICチップから情報を読み出し、あるいはICチップに
情報を書き込むリーダライタにおいて、前記第1の手段
のICシート装置の角部を挟み込むクリップ状部を設け
たことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
ICシート装置とリーダライタを示す平面図である。同
図において、フレキシブルな紙等の四角形のシート10
は例えば有価証券の如き認定書などで、その所定の角部
(本実施形態の場合はシート10の表から見て左下の角
部)にICチップ2が埋め込まれてICシート装置1を
構成している。ICチップ2が埋め込まれたICシート
装置1の角部が、リーダライタ3に差し込まれている。
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
ICシート装置とリーダライタを示す平面図である。同
図において、フレキシブルな紙等の四角形のシート10
は例えば有価証券の如き認定書などで、その所定の角部
(本実施形態の場合はシート10の表から見て左下の角
部)にICチップ2が埋め込まれてICシート装置1を
構成している。ICチップ2が埋め込まれたICシート
装置1の角部が、リーダライタ3に差し込まれている。
【0014】ICチップ2の厚さは約50〜150μm
程度の極薄のもので、厚さ0.2〜0.3mm程度のシ
ート10への埋め込みが可能である。このICチップ2
をシート10に埋め込む目的は上述したように認定書な
どの偽造防止のためであり、ICチップ2が埋め込まれ
ていることが外観からは判別できないようになってい
る。ICチップ2に、当該シート10に関する各種情報
(例えば当該シート10に付された固有の識別情報、シ
ート10の履歴情報など)が記憶されている。
程度の極薄のもので、厚さ0.2〜0.3mm程度のシ
ート10への埋め込みが可能である。このICチップ2
をシート10に埋め込む目的は上述したように認定書な
どの偽造防止のためであり、ICチップ2が埋め込まれ
ていることが外観からは判別できないようになってい
る。ICチップ2に、当該シート10に関する各種情報
(例えば当該シート10に付された固有の識別情報、シ
ート10の履歴情報など)が記憶されている。
【0015】シート10が織布やプラスチックシート
(フィルム)のときは、2枚のシート10の間にICチ
ップ2をサンドイッチ状に挟んでICシート装置1とす
る。また、シート10が紙や不織布の場合は、構成繊維
とICチップ2を一緒に梳いてICシート装置1を構成
する。
(フィルム)のときは、2枚のシート10の間にICチ
ップ2をサンドイッチ状に挟んでICシート装置1とす
る。また、シート10が紙や不織布の場合は、構成繊維
とICチップ2を一緒に梳いてICシート装置1を構成
する。
【0016】図2は、ICチップ2の機能ブロック図で
ある。21はアンテナコイルを示し、このアンテナコイ
ル21により、リーダライタ3からの情報を受信してI
C回路20に送り、また、IC回路20の情報をリーダ
ライタ3に送信する。
ある。21はアンテナコイルを示し、このアンテナコイ
ル21により、リーダライタ3からの情報を受信してI
C回路20に送り、また、IC回路20の情報をリーダ
ライタ3に送信する。
【0017】図3は、リーダライタ3の機能ブロック図
である。31はアンテナコイルで、このアンテナコイル
31が前記ICチップ2のアンテナコイル21と近接対
向して、ICチップ2からの情報を受信して送受信回路
32に送り、また、リーダライタ3からの情報をICチ
ップ2に送信する。33は制御機能を有するインターフ
ェイス回路で、コンピュータ等の上位機種に接続されて
いる。
である。31はアンテナコイルで、このアンテナコイル
31が前記ICチップ2のアンテナコイル21と近接対
向して、ICチップ2からの情報を受信して送受信回路
32に送り、また、リーダライタ3からの情報をICチ
ップ2に送信する。33は制御機能を有するインターフ
ェイス回路で、コンピュータ等の上位機種に接続されて
いる。
【0018】図4は、リーダライタ3の第1の実施形態
を示す斜視図である。リーダライタ3に案内溝34を設
け、シート10の角部(ICシート装置1の角部)を挿
入して位置合わせをする。案内溝34の内側に、アンテ
ナコイル31が設けられている。
を示す斜視図である。リーダライタ3に案内溝34を設
け、シート10の角部(ICシート装置1の角部)を挿
入して位置合わせをする。案内溝34の内側に、アンテ
ナコイル31が設けられている。
【0019】シート10の角部が案内溝34内に適正に
挿入されれば、シート10のアンテナコイル21とリー
ダライタ3のアンテナコイル31が重なり合って、両ア
ンテナ21,31は最も強く磁気結合する。送受信回路
32やインターフェイス回路33等はリーダライタ3上
に適宜取り付け、さらに必要ならば送受信を行なってい
ることを表示する例えばランプなどの表示部35を設け
ることもできる。
挿入されれば、シート10のアンテナコイル21とリー
ダライタ3のアンテナコイル31が重なり合って、両ア
ンテナ21,31は最も強く磁気結合する。送受信回路
32やインターフェイス回路33等はリーダライタ3上
に適宜取り付け、さらに必要ならば送受信を行なってい
ることを表示する例えばランプなどの表示部35を設け
ることもできる。
【0020】図5、図6はIC回路20に接続するアン
テナコイル21の構造例を示す図である。図5に示す例
では、比較的大型のアンテナコイル21とIC回路20
とを基材22上に別個に取り付けて互に接続する。アン
テナコイル21は、シート10の角部のICチップ2の
基材22の形状に合わせて、同図(a)に示すように四
角形、あるいは同図(b)に示すように三角形とする。
印刷回路技術等により大型コイルが得やすいので、アン
テナ感度を高めることが容易である。
テナコイル21の構造例を示す図である。図5に示す例
では、比較的大型のアンテナコイル21とIC回路20
とを基材22上に別個に取り付けて互に接続する。アン
テナコイル21は、シート10の角部のICチップ2の
基材22の形状に合わせて、同図(a)に示すように四
角形、あるいは同図(b)に示すように三角形とする。
印刷回路技術等により大型コイルが得やすいので、アン
テナ感度を高めることが容易である。
【0021】図6は、アンテナコイル21をIC回路2
0上にオンチップ化した場合の斜視図である。オンチッ
プ化により、アンテナコイル21とIC回路20間の接
続の信頼性を高めることができる。
0上にオンチップ化した場合の斜視図である。オンチッ
プ化により、アンテナコイル21とIC回路20間の接
続の信頼性を高めることができる。
【0022】図7(a),(b),(c)は本発明によ
るICシート装置の他の実施形態の平面図である。図1
に示すICシート装置1以外にも図7に示すようなIC
シート装置1が考えられる。図7(a)では、3つのI
Cチップ2a、2b、2cをシート10の三隅に埋め込
んでICシート装置1を構成している。1枚のシート1
0を3人で共用する場合などに適した構成である。
るICシート装置の他の実施形態の平面図である。図1
に示すICシート装置1以外にも図7に示すようなIC
シート装置1が考えられる。図7(a)では、3つのI
Cチップ2a、2b、2cをシート10の三隅に埋め込
んでICシート装置1を構成している。1枚のシート1
0を3人で共用する場合などに適した構成である。
【0023】図7(b)では、三角形のシート10の一
角にICチップ2を埋め込んでICシート装置1を構成
している。必要に応じてICチップ2を他の2個所にも
埋め込むことが可能である。図7(c)は丸形のシート
10にあって、切り欠いて形成した位置決め部11(シ
ートの角部に相当)の近傍外周にICチップ2を埋め込
んでICシート装置1を構成している。
角にICチップ2を埋め込んでICシート装置1を構成
している。必要に応じてICチップ2を他の2個所にも
埋め込むことが可能である。図7(c)は丸形のシート
10にあって、切り欠いて形成した位置決め部11(シ
ートの角部に相当)の近傍外周にICチップ2を埋め込
んでICシート装置1を構成している。
【0024】図8は、複数枚のシート10(ICシート
装置1)を本,ノートのように綴り込んだ場合の斜視図
である。管理する必要のある頁にはICチップ2を埋め
込んだシート10を用いるが、全頁にICチップ2を埋
め込んだシート10を用いてもよい。
装置1)を本,ノートのように綴り込んだ場合の斜視図
である。管理する必要のある頁にはICチップ2を埋め
込んだシート10を用いるが、全頁にICチップ2を埋
め込んだシート10を用いてもよい。
【0025】図1に示した形のリーダライタ3により各
頁のICチップ2をアクセスすることが出来るが、所望
の頁の前後の頁が多少邪魔になることもある。このよう
な場合には、図9に示すようなクリップ型のリーダライ
タ3が優れている。図9(a)〜(d)はリーダライタ
3の第2の実施形態の構造例を示す図である。この実施
形態のリーダライタ3は、ひんじ部36にて開閉可能に
結合された2枚の爪部37により構成される。
頁のICチップ2をアクセスすることが出来るが、所望
の頁の前後の頁が多少邪魔になることもある。このよう
な場合には、図9に示すようなクリップ型のリーダライ
タ3が優れている。図9(a)〜(d)はリーダライタ
3の第2の実施形態の構造例を示す図である。この実施
形態のリーダライタ3は、ひんじ部36にて開閉可能に
結合された2枚の爪部37により構成される。
【0026】同図(a)〜(d)に示すように、2枚の
爪部37の間にシート10(ICシート装置1)を挟み
込んで、リーダライタ3のアンテナコイル31と、シー
ト10内のICチップ2に設けられたアンテナコイル2
1間とを結合させる。
爪部37の間にシート10(ICシート装置1)を挟み
込んで、リーダライタ3のアンテナコイル31と、シー
ト10内のICチップ2に設けられたアンテナコイル2
1間とを結合させる。
【0027】爪部37がバネ材により軽く開くように
し、指で軽く押している間にリーダライタ3のアクセス
動作を行うようにすることができる。また、指で軽く押
して2枚の爪部37を締め合わせるようにしてもよい。
このようなバネ構造や締め合わせ構造等は通常の技術に
より容易に実現できるので説明は省略する。図9(e)
はクリップ型のリーダライタ3でも図9(a)〜(d)
のような2枚の爪部37を用いたものとは異なり、線状
のアンテナコイル31自体が弾性を有し、図に示すよう
にクリップ状に折り曲げられて、アンテナコイル31の
間にシート10(ICシート装置1)を弾性的に挟み込
んで、リーダライタ3のアンテナコイル31と、シート
10内のICチップ2に設けられたアンテナコイル21
間とを結合させる。
し、指で軽く押している間にリーダライタ3のアクセス
動作を行うようにすることができる。また、指で軽く押
して2枚の爪部37を締め合わせるようにしてもよい。
このようなバネ構造や締め合わせ構造等は通常の技術に
より容易に実現できるので説明は省略する。図9(e)
はクリップ型のリーダライタ3でも図9(a)〜(d)
のような2枚の爪部37を用いたものとは異なり、線状
のアンテナコイル31自体が弾性を有し、図に示すよう
にクリップ状に折り曲げられて、アンテナコイル31の
間にシート10(ICシート装置1)を弾性的に挟み込
んで、リーダライタ3のアンテナコイル31と、シート
10内のICチップ2に設けられたアンテナコイル21
間とを結合させる。
【0028】図10(a)〜(d)は、リーダライタ3
の第3の実施形態の構造例を示す斜視図である。本実施
形態のリーダライタ3は、シート10(ICシート装置
1)を挟み込まずに指で軽く押さえて、両アンテナコイ
ル21,31間を結合させるものである。同図の各リー
ダライタ3の基材38上に突起部39を設け、シート1
0の角部をこの突起部39に突き当てて位置合わせをす
る。
の第3の実施形態の構造例を示す斜視図である。本実施
形態のリーダライタ3は、シート10(ICシート装置
1)を挟み込まずに指で軽く押さえて、両アンテナコイ
ル21,31間を結合させるものである。同図の各リー
ダライタ3の基材38上に突起部39を設け、シート1
0の角部をこの突起部39に突き当てて位置合わせをす
る。
【0029】図10(a)の突起部39はL字形であ
る。図10(b)の突起部39は独立して複数個が設け
てある。図10(c)の突起部39は2つの直方体であ
る。図10(d)の突起部39は連続した棒状のもの
で、角部が傾斜している。
る。図10(b)の突起部39は独立して複数個が設け
てある。図10(c)の突起部39は2つの直方体であ
る。図10(d)の突起部39は連続した棒状のもの
で、角部が傾斜している。
【0030】図10(b)、図10(c)の突起部39
の場合、シート10の角部が突起部39に当たらないよ
うになっているため、角部の損傷を防止することができ
る。図10(d)の突起部39は損傷を防止するため、
角部をテーパにしたシート10に対応するものであり、
テーパ状の角部に合わせて突起部39の角部も傾斜して
いる。
の場合、シート10の角部が突起部39に当たらないよ
うになっているため、角部の損傷を防止することができ
る。図10(d)の突起部39は損傷を防止するため、
角部をテーパにしたシート10に対応するものであり、
テーパ状の角部に合わせて突起部39の角部も傾斜して
いる。
【0031】
【発明の効果】本発明によりシート状の非接触情報媒体
の利便性が向上する。即ち、ICチップをシートの角部
に埋め込んでICシート装置を構成することにより、リ
ーダライタに対する位置合わせが容易になる。
の利便性が向上する。即ち、ICチップをシートの角部
に埋め込んでICシート装置を構成することにより、リ
ーダライタに対する位置合わせが容易になる。
【0032】また、ICシート装置のICチップのアン
テナコイルをICチップ基材と相似形状にすることによ
り、アンテナ間の結合を高めることができる。また、シ
ートの複数の角部(例えば三隅あるいは四隅)にICチ
ップを埋め込むことにより、1枚のシート装置を複数人
で利用することができる。また、複数のICシート装置
を綴じ合わせることにより、ICシート装置の管理、保
管等を容易化することができる。
テナコイルをICチップ基材と相似形状にすることによ
り、アンテナ間の結合を高めることができる。また、シ
ートの複数の角部(例えば三隅あるいは四隅)にICチ
ップを埋め込むことにより、1枚のシート装置を複数人
で利用することができる。また、複数のICシート装置
を綴じ合わせることにより、ICシート装置の管理、保
管等を容易化することができる。
【0033】さらに、リーダライタに設けた案内溝や突
起部により、ICシート装置の位置合わせを容易にする
ことができる。また、リーダライタをクリップ構造とす
ることにより、リーダライタの取り扱い性を向上させる
ことができる。
起部により、ICシート装置の位置合わせを容易にする
ことができる。また、リーダライタをクリップ構造とす
ることにより、リーダライタの取り扱い性を向上させる
ことができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るICシート装置とリ
ーダライタを示す平面図である。
ーダライタを示す平面図である。
【図2】ICチップの機能ブロック図である。
【図3】リーダライタの機能ブロック図である。
【図4】リーダライタの第1の実施形態の構造例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】アンテナコイルとIC回路とを基材上に別個に
取り付けた場合のICチップの平面図である。
取り付けた場合のICチップの平面図である。
【図6】アンテナコイルをIC回路上にオンチップ化し
たICチップの斜視図である。
たICチップの斜視図である。
【図7】本発明のICシート装置の各実施形態を示す平
面図である。
面図である。
【図8】本発明のICシート装置を複数枚綴り込んだ場
合の斜視図である。
合の斜視図である。
【図9】リーダライタの第2の実施形態の構造例を示す
図である。
図である。
【図10】リーダライタの第3の実施形態の構造例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
1 ICシート装置 2 ICチップ 3 リーダライタ 10 シート 11 位置決め部 20 IC回路 21 アンテナコイル 22 基材 31 アンテナコイル 32 送受信回路 33 制御及びインターフェイス回路 34 案内溝 35 表示部 36 ひんじ部 37 爪部 38 基材 39 突起部
Claims (7)
- 【請求項1】 リーダライタとの無線通信によりメモリ
への情報の書き込み及びメモリからの情報の読み出しが
行われるICチップをシートに埋め込んだICシート装
置において、前記ICチップをシートの所定の角部に埋
め込んだことを特徴とするICシート装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のICシート装置におい
て、前記ICチップのアンテナコイル形状をICチップ
の基材と相似な形にしたことを特徴とするICシート装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載のICシート装置におい
て、複数のICチップを前記シートの複数の角部にそれ
ぞれ埋め込んだことを特徴とするICシート装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のICシート装置におい
て、前記ICチップを埋め込んだシートを複数枚綴じ合
わせたことを特徴とするICシート装置。 - 【請求項5】 非接触情報媒体であるICチップから情
報を読み出し、あるいはICチップに情報を書き込むリ
ーダライタにおいて、前記請求項1記載のICシート装
置の角部を案内する溝を設けたことを特徴とするリーダ
ライタ。 - 【請求項6】 非接触情報媒体であるICチップから情
報を読み出し、あるいはICチップに情報を書き込むリ
ーダライタにおいて、前記請求項1記載のICシート装
置の角部を案内する突起部を設けたことを特徴とするリ
ーダライタ。 - 【請求項7】 非接触情報媒体であるICチップから情
報を読み出し、あるいはICチップに情報を書き込むリ
ーダライタにおいて、前記請求項1記載のICシート装
置の角部を挟み込むクリップ状部を設けたことを特徴と
するリーダライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33163099A JP2001148000A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | Icシート装置並びにそれを用いるリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33163099A JP2001148000A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | Icシート装置並びにそれを用いるリーダライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001148000A true JP2001148000A (ja) | 2001-05-29 |
Family
ID=18245815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33163099A Withdrawn JP2001148000A (ja) | 1999-11-22 | 1999-11-22 | Icシート装置並びにそれを用いるリーダライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001148000A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1999
- 1999-11-22 JP JP33163099A patent/JP2001148000A/ja not_active Withdrawn
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