JP5012087B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、および、その画像形成装置に装備される現像装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、現像ローラなどのトナー担持体を備える現像装置が着脱自在に装着されている。
トナーを担持するトナー担持体、トナー担持体にトナーの薄層を形成するための層厚形成部材、トナー担持体にトナーを供給するための供給ローラ、トナーを攪拌するための攪拌部材を備える現像装置が知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
この現像装置では、トナー担持体の側方に層厚形成部材が配置され、トナー担持体の下方に供給ローラが配置されている。攪拌部材は、トナー担持体および供給ローラの側方に配置されている。
特開平5−11586号公報
しかるに、上記の現像装置では、トナー担持体に対して、層厚形成部材が側方に配置され、供給ローラが下方に配置され、攪拌部材がそれらの側方に配置されている。そのため、供給ローラから現像ローラへ供給されたトナーが、トナー担持体と層厚形成部材との間から漏れると、そのトナーがさらに現像装置から漏れるおそれがある。
また、トナー担持体、層厚形成部材および攪拌部材が、水平方向に並列配置されるので、現像装置は、不可避的に水平方向に長く形成される。現像装置が水平方向に長く形成されると、それに対応する画像形成装置も水平方向に長く形成する必要がある。
しかるに、タンデムタイプのカラーレーザプリンタでは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに対応して4つの現像装置が設けられる。そのため、4つの現像装置が、それぞれ水平方向に長く形成されていると、カラーレーザプリンタを、それらに対応させて、水平方向に非常に長く形成しなければならず、カラーレーザプリンタが非常に大型化するという不具合がある。
本発明の目的は、現像剤の漏れを防止しつつ、現像剤担持体に対して現像剤を十分かつ効率よく担持させることができ、しかも、装置の小型化を図ることのできる、現像装置、および、その現像装置を備える画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、開口部が形成される筐体と、現像剤を担持し、前記筐体に回転可能に支持される現像剤担持体と、前記現像剤担持体の表面を圧接して、前記現像剤担持体の表面に現像剤の薄層を形成するための層厚規制部材と、前記現像剤担持体と接触して、前記現像剤担持体に現像剤を供給するための供給部材と、前記供給部材に現像剤が供給されるように現像剤を搬送する搬送部材とを備え、装置本体に装着可能な現像装置であって、前記現像剤担持体、前記層厚規制部材、前記供給部材および前記搬送部材は、前記筐体内に設けられており、前記現像剤担持体は、前記現像剤担持体の一部が前記開口部から露出するように配置され、前記層厚規制部材は、前記現像剤担持体に対して前記開口部と反対側から、前記現像剤担持体の表面を圧接するように配置され、前記供給部材は、前記現像剤担持体に対して前記開口部と反対側において、前記現像剤担持体の回転軸線と平行な回転軸線を中心に回転可能に配置され、前記搬送部材は、前記現像剤担持体に対して前記開口部と反対側において、前記現像剤担持体に対する前記層厚規制部材の圧接位置と前記現像剤担持体に対する前記供給部材の接触位置との間に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線と平行な回転軸線を中心に回転可能に設けられ、現像剤を前記搬送部材の長手方向へ搬送し、前記現像剤担持体の回転軸線と前記搬送部材の回転軸線とを結ぶ線分と前記現像剤担持体の前記表面との交差点は、前記現像剤担持体の回転方向における前記現像剤担持体と前記供給部材との接触位置の下流側に配置され、前記現像剤担持体と前記層厚規制部材との圧接位置は、前記現像剤担持体の回転方向における前記交差点の下流側に配置されており、前記現像装置が前記装置本体に装着されている状態において、前記筐体は、前記開口部が上方を向くように、配置され、前記層厚規制部材は、前記現像剤担持体の回転軸線を通る水平面よりも下方において、前記現像剤担持体の表面を下方から圧接するように配置され、前記搬送部材は、前記現像剤担持体の回転軸線を通る水平面よりも下方に配置され、前記供給部材は、前記現像剤担持体の回転軸線を通る水平面よりも下方において、水平方向に投影したときに、前記搬送部材の少なくとも一部と重なるように配置され、前記搬送部材は、前記現像剤担持体に対する前記層厚規制部材の圧接位置と前記現像剤担持体に対する前記供給部材の接触位置との間の鉛直方向の投影面内に配置されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、現像剤を収容し、前記筐体に対して着脱可能な現像剤カートリッジを備え、前記現像剤カートリッジには、現像剤を前記筐体に供給するための供給口が形成されており、前記現像装置が前記装置本体に装着されている状態において、前記供給口と前記搬送部材とは、水平方向において、それらの少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の長手方向の一端側から、前記筐体に対して着脱可能であることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記供給部材は、供給ローラであることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記供給ローラは、第1供給ローラと第2供給ローラとを備えており、前記搬送部材、前記第1供給ローラ、前記第2供給ローラおよび前記現像剤担持体が、現像剤の搬送方向の上流側から下流側へ向かって順次配置されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記第2供給ローラは、前記現像剤担持体の下側に設けられ、前記第1供給ローラは、前記第2供給ローラの下側に設けられ、水平方向において、前記搬送部材の少なくとも一部と重なるように配置されていることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記現像剤担持体は、前記現像剤担持体における前記開口部からの露出位置に対して、前記現像剤担持体に対する前記層厚規制部材の圧接位置が上流側となり、前記現像剤担持体に対する前記供給部材の接触位置が下流側となるように回転され、前記現像剤担持体の回転方向において、前記現像剤担持体の中心軸線と前記搬送部材の中心軸線とを結ぶ線分と前記現像剤担持体の外周面との交差部分は、前記接触位置の下流側に配置され、前記圧接位置は、前記交差部分の下流側に配置されていることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、画像形成装置であって、装置本体と、静電潜像が形成される複数の感光体と、前記複数の感光体に対応して複数設けられ、静電潜像を現像して現像剤像を形成するための請求項1ないし7のいずれかに現像装置とを備えていることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記現像剤担持体は、前記感光体の下方に配置されていることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、各前記感光体に形成されている現像剤像を転写するための転写部材を備え、各前記感光体は、前記転写部材の下方に配置されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、開口部が上方を向くように筐体が配置され、現像剤担持体の上側が開口部から露出するように配置されている。また、層厚規制部材および搬送部材は、現像剤担持体の下方に配置され、供給部材が、水平方向において搬送部材の少なくとも一部と重なるように、つまり、側方に配置されている。
そのため、現像剤は、まず、搬送部材によって、搬送部材の側方に配置されている供給部材へ搬送される。その後、現像剤は、供給部材から、供給部材の上方に配置されている現像剤担持体へ供給される。そして、現像剤は、層厚規制部材によって、現像剤担持体の表面に薄層として担持される。現像剤担持体の表面に担持された現像剤は、開口部と対向したときに、現像に供される。
そして、供給部材から現像剤担持体へ供給されなかった現像剤、および、層厚規制部材によって現像剤担持体の表面から削られた現像剤は、現像剤担持体から落下する。
一方、搬送部材の少なくとも一部は、現像剤担持体に対する層厚規制部材の圧接位置と、現像剤担持体に対する供給部材の接触位置との間の鉛直方向の投影面内に配置されている。そのため、現像剤担持体から落下した現像剤は、再度、搬送部材によって供給部材へ搬送され、その後、現像に供される。
その結果、現像剤を、現像剤担持体に対して十分かつ効率よく担持させることができる。また、現像剤担持体へ担持されなかった現像剤は、筐体内へ落下するので、現像装置からの現像剤の漏れを防止することができる。さらに、たとえ、層厚規制部材と現像剤担持体との間から現像剤が漏れても、その現像剤は、開口部へ向かうことなく落下するので、筐体からの現像剤の漏れを十分に防止することができる。
さらにまた、層厚規制部材および搬送部材が現像剤担持体の下方に配置され、供給部材がそれらの側方に配置されているので、現像装置を水平方向に短く形成することができる。そのため、現像装置の小型化を図ることができる。
加えて、現像剤は搬送部材により搬送部材の長手方向に搬送されるので、現像剤が適度に循環(対流)して、現像剤が現像剤担持体に良好に供給される。
請求項2に記載の発明では、現像剤カートリッジの供給口と搬送部材とが、水平方向において少なくとも一部が重なるように配置されている。そのため、現像剤カートリッジ内の現像剤を、供給口を介して搬送部材へ円滑に供給することができる。
請求項3に記載の発明では、現像剤カートリッジは、筐体に対して、搬送部材の長手方向の一端側から着脱される。そのため、現像剤は、現像剤カートリッジから、搬送部材の長手方向の一端側へ供給される。搬送部材へ供給された現像剤は、搬送部材によって、その長手方向の一端側から他端側へ向かって搬送される。その結果、現像剤を、搬送部材から、供給部材の長手方向にわたって、ほぼ均一に供給することができる。
請求項4に記載の発明では、供給部材が供給ローラである。そのため、搬送部材から搬送される現像剤を、現像剤担持体へ確実に供給することができる。
請求項5に記載の発明では、現像剤は、搬送部材から第1供給ローラへ搬送され、第1供給ローラから第2供給ローラへ供給され、その後、第2供給ローラから現像剤担持体へ供給される。そのため、現像剤を、搬送部材から現像剤担持体へ安定して供給することができる。
請求項6に記載の発明では、現像剤は、搬送部材から側方に配置される第1供給ローラへ搬送され、その第1供給ローラから上方に配置される第2供給ローラへ供給され、その後、第2供給ローラから上方に配置される現像剤担持体へ供給される。そのため、現像剤を、搬送部材から現像剤担持体へ効率よく供給することができる。
請求項7に記載の発明では、接触位置、現像剤担持体の中心軸線と搬送部材の中心軸線とを結ぶ線分と現像剤担持体の外周面との交差部分、および、圧接位置が、現像剤担持体の回転方向における上流側から下流側へ向かって順次配置されている。そのため、現像剤は、接触位置において、供給部材から現像剤担持体へ供給され、交差部分を通過した後、圧接位置において、層厚規制部材によって現像剤担持体の表面に薄層として担持される。そして、層厚規制部材によって現像剤担持体の表面から削られた現像剤は、現像剤担持体から落下するが、交差部分が圧接位置よりも上流側に配置されているので、その現像剤を搬送部材の上方へ落下させることができる。そのため、その現像剤を、再度確実に、現像剤担持体へ供給することができ、現像剤を、効率よく循環させることができる。
請求項8に記載の発明では、請求項1ないし7のいずれかに現像装置を備えている。そのため、現像装置から装置本体内へ現像剤が漏れることを防止することができる。また、たとえ、層厚規制部材と現像剤担持体との間から現像剤が漏れても、その現像剤は、開口部へ向かうことなく落下するので、その現像剤が感光体に付着することを防止することができ、よって、現像不良を防止することができる。さらにまた、現像装置を水平方向に短く形成することができるので、各現像装置を水平方向に並列配置しても、装置本体の小型化を図ることができる。そのため、複数の感光体を並列配置する横置型のタンデムタイプのカラーレーザプリンタを、小さく設計することができる。
請求項9に記載の発明では、現像剤担持体が感光体の下方に配置されている。そのため、現像装置から漏れる現像剤の感光体への付着を防止しつつ、現像剤担持体によって感光体に形成される静電潜像を確実に現像することができる。
請求項10に記載の発明では、各感光体が転写部材の下方に配置されている。そのため、装置本体の小型化を図りつつ、各感光体から転写部材への確実な転写を確保することができる。
1.カラーレーザプリンタ
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。図2は、図1に示すカラーレーザプリンタの要部拡大側断面図である。
カラーレーザプリンタ1は、複数のプロセスユニット46が水平方向において並列配置される、横置型のタンデムタイプのカラーレーザプリンタである。
このカラーレーザプリンタ1は、図1に示すように、装置本体の一例としての本体ケーシング2と、その本体ケーシング2の上方に設けられ、原稿の画像情報を読み取るためのFB(フラットベッド)ユニット7とを備える、複合機とされている。
カラーレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
なお、以下の説明では、図1の紙面右側を正面(前)側とし、図1の紙面左側を背面(後)側とする。また、図1の紙厚方向手前側を、左側とし、図1の紙厚方向奥側を、右側とする。なお、左右方向は幅方向と同義である。
また、プロセスユニット46および現像ユニット51は、本体ケーシング2に対して着脱可能であるが、プロセスユニット46および現像ユニット51に関する方向も、これらが本体ケーシング2に装着されている状態における方向として説明する。
(1)本体ケーシング
図3は、図1に示すカラーレーザプリンタ(ホルダフレーム:収容位置)の左側斜視図である。図4は、図1に示すカラーレーザプリンタ(ホルダフレーム:着脱位置)の左側斜視図である。
本体ケーシング2は、図3に示すように、ボックス形状に形成されている。本体ケーシング2の上壁には、平面視略U字形状の連結部8が設けられている。連結部8は、前方が開放されるように、本体ケーシング2の上壁において、両側端部および後端部に配置されている。連結部8の上にFBユニット7が設けられている。
本体ケーシング2の上面と、連結部8と、FBユニット7の下面とで囲まれる空間が、用紙3が排紙される胴内排紙部9とされている。
また、本体ケーシング2内には、図1に示すように、プロセス部38が配置されるプロセス収容部10が設けられている。
プロセス収容部10に対向する本体ケーシング2の前壁には、プロセス収容部10を開閉するためのフロントカバー12が設けられている。フロントカバー12は、その下端部が図示しないヒンジを介して本体ケーシング2に回動自在に設けられている。フロントカバー12を閉じると、プロセス収容部10が閉鎖される。フロントカバー12を開くと、仮想線で示すように、プロセス収容部10が開放され、複数のプロセスユニット46を収容するドロワ45を着脱させることができる。
プロセス収容部10に対向する本体ケーシング2の左側壁には、図3および図4に示すように、複数(4つ)のトナーカートリッジ90を着脱自在に収容するカートリッジホルダ13が設けられている。
カートリッジホルダ13は、ホルダフレーム14と、そのホルダフレーム14の左側に設けられるサイドカバー15とを備えている。
ホルダフレーム14には、前後方向に沿って4つのカートリッジ収容部17が区画されている。各カートリッジ収容部17は、各色のトナーに対応してそれぞれ設けられている。すなわち、カートリッジ収容部17は、イエローカートリッジ収容部17Y、マゼンタカートリッジ収容部17M、シアンカートリッジ収容部17Cおよびブラックカートリッジ収容部17Kの4つからなり、これら4つのカートリッジ収容部17が、上記した順序において、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて並列配置されている。各カートリッジ収容部17には、各色に対応したトナーカートリッジ90が収容される。
また、ホルダフレーム14の上端部には、前後方向中央において、係止突起113(後述)が設けられている。
ホルダフレーム14は、その下端部が図示しないヒンジを介して本体ケーシング2に回動自在に設けられている。
サイドカバー15は、ホルダフレーム14を左側から被覆し、かつ、その上側には、前後方向中央部において取っ手16が形成されている。
取っ手16を把持してサイドカバー15を左側へ引くと、図4に示すように、ホルダフレーム14が、その下端部を支点として左側へ揺動して、その上端部が本体ケーシング2の左側方から露出する着脱位置に配置される。これによって、4つのカートリッジ収容部17が本体ケーシング2から露出される。
一方、取っ手16を把持してサイドカバー15を右側へ押すと、図3に示すように、ホルダフレーム14が、その下端部を支点として右側へ揺動して、その上端部が本体ケーシング2内に収容される収容位置に配置される。これによって、4つのカートリッジ収容部17が本体ケーシング2内に収容される。
また、本体ケーシング2内には、図1に示すように、プロセス収容部10の下方において、給紙トレイ30が収容されるトレイ収容部11が設けられている。トレイ収容部11に対向する本体ケーシング2の前壁は、開放されている。
(2)FBユニット
FBユニット7は、図3に示すように、原稿台20と、原稿台20に開閉自在に支持される原稿押さえカバー21とを備えている。
原稿台20は、平面視矩形状の厚板形状に形成されている。原稿台20は、連結部8に支持されており、その上面には、図1に示すように、原稿が載置されるガラス面22が埋設されている。また、原稿台20内には、原稿を読み取るためのCCDセンサ23と、そのCCDセンサ23をガラス面22と対向した状態で走査させるための走査駆動モータ(図示せず)が設けられている。
原稿押さえカバー21は、図3に示すように、平面視において矩形薄板状に形成されており、その後端部がヒンジ(図示せず)を介して原稿台20の後端部に揺動自在に支持されている。原稿押さえカバー21には、その上部の左側端部において、原稿を自動読取するためのADF(オート・ドキュメント・フィーダ)24が設けられている。ADF24には、右側に延びる待機原稿トレイ25が設けられている。
また、FBユニット7には、原稿台20のガラス面22より前方において、操作キーおよびLED表示部を備える操作パネル26が埋設されている。
FBユニット7において、原稿の手動読取では、まず、原稿押さえカバー21の前端部を上方に持ち上げて、ガラス面22に原稿を載置し、その後、原稿押さえカバー21の前端部を下方に降し、次いで、操作パネル26の操作キーを操作する。すると、CCDセンサ23が、走査駆動モータによって、ガラス面22に載置される原稿と対向した状態で左側から右側に向けて走査され、原稿の画像情報が読み取られる。
また、ADF24による原稿の自動読取では、待機原稿トレイ25に原稿をセットすると、原稿検知センサ(図示せず)が、原稿のセットを検知して、CCDセンサ23が自動原稿読取位置(図示せず)にて固定される。次いで、操作パネル26の操作キーを操作すると、ADF24が駆動され、原稿が、左側へ移動して、ADF24内へ進入する。原稿は、CCDセンサ23と対向して、CCDセンサ23により原稿の画像情報が読み取られ、その後、ADF24から右側へ搬送され、原稿押えカバー21の上面に排出される。
なお、画像形成部5では、CCDセンサ23によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、画像データを作成し、後述するように、用紙3に画像を形成する。
(3)給紙部
図1に示すように、給紙部4は、本体ケーシング2の下部に設けられる。給紙部4は、用紙3を収容する給紙トレイ30と、給紙トレイ30の後端部の上方に設けられる給紙ローラ31と、給紙ローラ31の後方において互いに対向配置される分離ローラ32および分離パッド33とを備えている。給紙部4は、分離パッド33の上方において分離ローラ32に対向配置される2つの補助ローラ34と、最上位の補助ローラ34と分離ローラ32との対向部分から略上方に延びる給紙パス35と、給紙パス35の途中に設けられる1対の搬送ローラ36とを備えている。
給紙トレイ30は、本体ケーシング2のトレイ収容部11に対して前側から前後方向にスライド自在に着脱される。なお、給紙トレイ30がトレイ収容部11に収容されると、トレイ収容部11に対向する本体ケーシング2の前壁の開放口は、給紙トレイ30の前端部によって閉鎖される。
給紙トレイ30内には、用紙3がスタックされており、その最上位にある用紙3は、給紙ローラ31の回転によって分離ローラ32と分離パッド33との対向部分へ供給され、それらによって1枚ごとに捌かれる。その後、各補助ローラ34にガイドされながら分離ローラ32から給紙パス35へ給紙される。その後、用紙3は、搬送ローラ36に搬送されて、2次転写ローラ120と中間転写ベルト118との間の2次転写位置(後述)へ搬送される。
(4)画像形成部
画像形成部5は、スキャナユニット37、プロセス部38、転写部40および定着部41を備えている。
(4−1)スキャナユニット
スキャナユニット37は、本体ケーシング2において、プロセス収容部10とトレイ収容部11との間に配置されている。スキャナユニット37内には、光源(図示せず)、ポリゴンミラー42および反射鏡43などの光学部材が配置されている。
光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、ポリゴンミラー42で偏向および走査され、また、反射鏡43で反射された後、二点鎖線で示すように、各プロセスユニット46の、感光体の一例としての感光ドラム48(後述)の表面上に照射される。
(4−2)プロセス部
プロセス部38は、ドロワ45と、ドロワ45に収容される複数(4つ)のプロセスユニット46とを備えている。
ドロワ45には、4つのプロセスユニット46がそれぞれ着脱自在に装着される。ドロワ45は、仮想線で示すように、フロントカバー12の開放により、プロセス収容部10に対して、前側から前後方向に沿ってスライド自在に着脱される。これによって、複数のプロセスユニット46を、プロセス収容部10に対して一度に着脱させることができる。
各プロセスユニット46は、各色のトナーに対応してそれぞれ設けられている。
すなわち、プロセスユニット46は、イエロープロセスユニット46Y、マゼンタプロセスユニット46M、シアンプロセスユニット46Cおよびブラックプロセスユニット46Kの4つからなる。これら4つのプロセスユニット46は、上記した順序において、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて並列配置されている。
フロントカバー12を開放してプロセス収容部10からドロワ45を引き出せば、各プロセスユニット46は本体ケーシング2から露出される。このときに、各プロセスユニット46をドロワ45に対して着脱させれば、プロセスユニット46毎に交換することができる。
(a)プロセスユニット
各プロセスユニット46は、図2に示すように、プロセスケーシング47を備え、かつ、そのプロセスケーシング47内に配置される、感光ドラム48、スコロトロン型帯電器49、クリーニングローラ50、および、現像装置の一例としての現像ユニット51を備えている。
プロセスケーシング47は、前側下方から後側上方に延びる側断面略矩形のボックス形状に形成されている。プロセスケーシング47の上側には、転写開口部52が形成され、プロセスケーシング47の下側には、転写開口部52に向かう入射パス53が形成されている。
感光ドラム48は、ドラム本体54とドラム軸55とを備えている。ドラム本体54は、中空円筒形状に形成され、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。ドラム軸55は、ドラム本体54の回転軸中心において、ドラム本体54の軸方向に沿って延びるように設けられている。
ドラム軸55は、プロセスケーシング47において、幅方向に間隔を隔てて対向配置される両側壁に回転不能に支持されている。ドラム本体54は、その上半分部分が転写開口部52から上側に露出するように、ドラム軸55に対して回転自在に設けられている。ドラム本体54は、接地されており、画像形成時には、本体ケーシング2に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力により、左側面視反時計回りの方向に回転される。
スコロトロン型帯電器49は、入射パス53の上方において、プロセスケーシング47の後壁に支持されており、感光ドラム48の後側下方において、感光ドラム48と間隔を隔てて対向配置されている。スコロトロン型帯電器49は、画像形成時には、本体ケーシング2に設けられる高圧基板(図示せず)からの高電圧が印加され、コロナ放電を発生させる正帯電型のスコロトロン型帯電器である。
クリーニングローラ50は、スコロトロン型帯電器49の上方において、プロセスケーシング47の後壁に支持されており、感光ドラム48の後側において、感光ドラム48と接触するように対向配置されている。クリーニングローラ50は、画像形成時には、モータからの駆動力により、左側面視時計回りの方向(クリーニングローラ50と感光ドラム48との接触部分において、感光ドラム48と同一方向回り)に回転されるとともに、高圧基板からクリーニングバイアスが印加される。
(b)現像ユニット
図5は、図1に示すカラーレーザプリンタの現像ユニットの平断面図である。
現像ユニット51は、図1に示すように、4つの感光ドラム48に対応して4つ設けられている。各現像ユニット51は、図2に示すように、現像ケーシング60を備え、かつ、その現像ケーシング60内に配置される、現像剤担持体の一例としての現像ローラ61、層圧規制部材の一例としての層厚規制ブレード62、供給部材の一例としての供給ローラ63、搬送部材の一例としての送りオーガ64、および、戻りオーガ65を備えている。
(b−1)現像ケーシング
現像ケーシング60は、前側下方から後側上方に向かって幅狭となる側断面略台形のボックス形状に形成されている。現像ケーシング60の上側には、開口部の一例として、上方に向いて開放される現像開口部66が形成されている。
また、現像ケーシング60内の下側には、後側下方の隅部を幅方向に被覆する隔壁67が形成されている。現像ケーシング60内は、隔壁67によって、隔壁67よりも上側の空間が現像室68として区画され、隔壁67よりも下側の空間がトナー戻り室69として区画されている。現像室68は、側断面略矩形状に形成され、トナー戻り室69は、側断面略円形状に形成されている。また、現像室68とトナー戻り室69とは、隔壁67の右側端部に形成される連通口152(図5参照)によって、連通されている。
また、現像ケーシング60の前壁内面には、現像開口部66の下方において、上下方向に延びる現像シール70が設けられている。現像シール70は、フィルムからなり、上端部が現像ケーシング60の前壁内面に支持され、下端部が現像ローラ61に摺擦されている。現像ケーシング60の前壁と現像ローラ61との間は、現像シール70によって閉鎖されている。
(b−2)現像ローラ
現像ローラ61は、現像ローラ61の上側が現像開口部66から露出するように、現像室68内の中央部分に配置されている。具体的には、現像ローラ61は、現像開口部66を介して、感光ドラム48の下方において、感光ドラム48と接触するように対向配置されている。また、現像ローラ61は、現像室68内においては、その前後方向中央において、現像ケーシング60の前壁内面と隔壁67との間に、配置されている。
現像ローラ61は、現像ローラ軸71と、現像ローラ軸71を被覆するゴムローラ72とを備えている。現像ローラ軸71は、金属製であり、現像ケーシング60において幅方向に間隔を隔てて配置される両側壁82(図5参照)に、回転自在に支持されている。ゴムローラ72は、導電性のゴム材料からなり、現像ローラ軸71の周りに設けられている。
現像ローラ61は、画像形成時には、モータからの駆動力により、左側面視時計回り(感光ドラム48と反対方向回り)の方向に回転される。この回転において、現像ローラ61は、現像ローラ61における現像開口部66からの露出位置に対して、現像ローラ61に対する層厚規制ブレード62の圧接位置78が上流側となり、現像ローラ61に対する供給ローラ63の接触位置79が下流側となるように、回転される。また、現像ローラ61には、画像形成時において、高圧基板から現像バイアスが印加される。
(b−3)層厚規制ブレード
層厚規制ブレード62は、現像室68内において、現像ローラ61の下方に配置されている。層厚規制ブレード62は、ブレード本体73と圧接部74とを備えている。
ブレード本体73は、板ばね鋼板から略矩形状に形成されている。ブレード本体73は、隔壁67に沿って前後方向に配置されており、その後端部が現像ケーシング60の後壁に支持され、その前端部が現像ローラ61と隔壁67との間に配置されている。
圧接部74は、ブレード本体73の前端部の上面に設けられている。圧接部74は、絶縁性のシリコーンゴムから断面略矩形状に形成されている。圧接部74は、現像ローラ61と隔壁67との間において、ゴムローラ72と幅方向に沿って対向配置されている。
層厚規制ブレード62では、ブレード本体73の弾性力によって、圧接部74がゴムローラ72の表面を下方から圧接している。
なお、隔壁67とブレード本体73との間には、スポンジシール151が設けられている。スポンジシール151は、隔壁67の上に、隔壁67に沿って積層されている。そのスポンジシール151の上に、ブレード本体73が配置されている。
隔壁67と現像ローラ61との間は、層厚規制ブレード62およびスポンジシール151によって閉鎖されている。これによって、現像室68内の前側部分は、現像シール70、現像ローラ61、層厚規制ブレード62およびスポンジシール151によって後側が閉鎖される、前方に向かって幅狭となる側断面略三角形状の閉鎖空間として区画される。
(b−4)供給ローラ
供給ローラ63は、現像室68内の前側部分において、現像ローラ61の斜め下側前方および送りオーガ64の斜め上側前方に配置されている。具体的には、供給ローラ63は、前後方向(水平方向)において、供給ローラ63の上側部分が現像ローラ61の下側部分と重なり、かつ、供給ローラ63の下側部分が送りオーガ64の上側部分と重なるように、配置されている。また、供給ローラ63は、上下方向(鉛直方向)において、供給ローラ63の最後端における鉛直方向に延びる接線77が、現像ローラ61の前側部分を通過し、かつ、送りオーガ64の最前端を通過するように、配置されている。
供給ローラ63は、供給ローラ軸75と、供給ローラ軸75を被覆するスポンジローラ76とを備えている。供給ローラ軸75は、金属製であり、現像ケーシング60の両側壁82に回転自在に支持されている。スポンジローラ76は、導電性の発泡材料からなり、供給ローラ軸75の周りに設けられている。スポンジローラ76は、ゴムローラ72に対して互いに圧縮されるように接触されている。
供給ローラ63は、画像形成時には、モータからの駆動力により、左側面視時計回り(現像ローラ61と同一方向回り)の方向に回転される。
(b−5)送りオーガ
送りオーガ64は、現像室68内の前側部分において、現像ローラ61の下方および供給ローラ63の斜め下側後方に配置されている。具体的には、送りオーガ64は、ゴムローラ72に対する圧接部74の圧接位置78と、ゴムローラ72に対するスポンジローラ76の接触位置79との間の上下方向(鉛直方向)の投影面(点線89で示す)内に配置されている。
さらに具体的には、現像ローラ軸71の中心軸線と送りオーガ軸80(後述)の中心軸線とを結ぶ線分87とゴムローラ72の表面との交差点88は、現像ローラ61の回転方向における接触位置79の下流側に配置されている。また、圧接位置78は、現像ローラ61の回転方向における交差点88の下流側に配置されている。
また、送りオーガ64は、現像ローラ61および供給ローラ63から間隔を隔てて配置されている。
送りオーガ64は、図5に示すように、送りオーガ軸80と送りスクリュー81とを備えている。送りオーガ軸80は、現像ケーシング60の両側壁82に回転自在に支持されている。送りスクリュー81は、送りオーガ軸80の周りに、その軸方向に沿って連続して設けられている。送りスクリュー81は、トナーを幅方向一方側(左側)から幅方向他方側(右側)へ搬送できるように、螺旋形状に形成されている。
また、送りオーガ64は、現像ケーシング60の幅方向一方側(左側)の側壁82から幅方向外方(左方)へ突出するように設けられている。
送りオーガ64は、画像形成時には、モータからの駆動力が、送りオーガ軸80の右側端部に連結される送りオーガギヤ83に伝達され、左側面視時計回り(供給ローラ63と同一方向回り)の方向に回転される。
(b−6)戻りオーガ
戻りオーガ65は、図2に示すように、層厚規制ブレード62の下方において、トナー戻り室69内に収容されている。戻りオーガ65は、送りオーガ64の斜め下側後方において、送りオーガ64と隔壁67を挟んで対向配置されている。
戻りオーガ65は、図5に示すように、戻りオーガ軸84と戻りスクリュー85とを備えている。戻りオーガ軸84は、現像ケーシング60の両側壁82に回転自在に支持されている。戻りスクリュー85は、戻りオーガ軸84の周りに、その軸方向に沿って連続して設けられている。戻りスクリュー85は、トナーを右側から左側へ搬送できるように、螺旋形状に形成されている。
また、戻りオーガ65は、現像ケーシング60の左側の側壁82から左方へ突出するように設けられている。
戻りオーガ65は、画像形成時には、モータからの駆動力が、戻りオーガ軸84の右側端部に連結される戻りオーガギヤ86に伝達され、左側面視反時計回り(送りオーガ64と反対方向回り)の方向に回転される。
(c)トナーカートリッジ
図6は、図1に示すカラーレーザプリンタのトナーカートリッジの右側面図である。図7は、図1に示すカラーレーザプリンタのカートリッジホルダの正面断面図(ホルダフレーム:収容位置)である。図8は、図1に示すカラーレーザプリンタのカートリッジホルダの正面断面図(ホルダフレーム:着脱位置)である。
現像ユニット51は、図6および図7に示すように、現像ケーシング60に対して着脱自在に装着される、現像剤カートリッジの一例としてのトナーカートリッジ90を備えている。トナーカートリッジ90は、4つの現像ユニット51に対応して4つ設けられる。
(c−1)トナーカートリッジ
各トナーカートリッジ90は、図7および図8に示すように、ホルダフレーム14の各カートリッジ収容部17に着脱自在に収容される。
トナーカートリッジ90は、図6に示すように、上下方向に延びる右側面視略矩形のボックス形状に形成されている。トナーカートリッジ90は、図7に示すように、上側に配置されるトナー収容部91と、下側に配置されるトナー供給部92とを一体的に備えている。
トナー収容部91は、正断面において、上下方向に延び、上端部および下端部が半円弧状に湾曲するように形成されている。トナー収容部91内の下端部には、上側アジテータ93が設けられている。トナー収容部91には、現像剤として、各色に対応する非磁性1成分の正帯電性のトナーが収容されている。
上側アジテータ93は、画像形成時には、モータからの駆動力が、上側アジテータ93の後側端部に連結される上側アジテータギヤ104(図6参照)に伝達されて、回転される。
トナー供給部92は、正断面略円形状に形成されている。また、トナー収容部91とトナー供給部92との間には、それらを上下方向に沿って連通する連通口94が形成されている。トナー供給部92内には、下側アジテータ95と、内側ケーシング96とが設けられている。
下側アジテータ95は、画像形成時には、モータからの駆動力が、下側アジテータ95の後側端部に連結される下側アジテータギヤ105(図6参照)に伝達されて、回転される。
内側ケーシング96は、トナー供給部92の内周面に沿う円筒形状に形成されており、トナー供給部92に対して回転自在に設けられている。
また、トナー供給部92には、図6に示すように、前後方向および上下方向の中央に配置される円形状の外側戻り口97が形成され、その外側戻り口97の前側上方には、円形状の、供給口の一例としての外側送り口98が形成されている。また、トナー供給部92の下端部には、前側において、径方向に突出する外側突起99が形成されている。
また、内側ケーシング96には、図7に示すように、外側戻り口97および外側送り口98に対向可能な円形の内側戻り口100および内側送り口101が、それぞれ形成されている。また、内側ケーシング96には、連通口94と対向可能な供給口153が形成されている。また、内側ケーシング96には、図6に示すように、後側において、径方向に突出する内側突起102が形成されている。トナー供給部92には、内側突起102の対向位置に、周方向に延びる長孔103が形成されている。内側突起102は、その長孔103にスライド自在に挿入されており、トナー供給部92の径方向外方に突出されている。内側ケーシング96は、内側突起102が長孔103をスライドする範囲において、トナー供給部92に対して回転される。
(c−2)仕切り板
一方、本体ケーシング2には、図7および図8に示すように、カートリッジホルダ13とプロセス収容部10との間に、仕切り板106が設けられている。仕切り板106は、ホルダフレーム14に装着されるトナーカートリッジ90を収容できる正面視略逆L字形状に形成されている。その仕切り板106の上端部には、係止突起113に係合されるロック部材114が設けられている。
また、仕切り板106の下端部において、トナー供給部92との対向位置には、トナー供給部92を受ける受け部108が形成されている。
受け部108は、トナー供給部92の外周面に沿うように、上側から下側へ向かうに従って仕切り板106から左側に向かって次第に厚くなる円弧形状に形成されている。受け部108には、外側戻り口97および外側送り口98と対向し、受け部108を幅方向に貫通する本体側戻り口109および本体側送り口110が、それぞれ形成されている。
本体側戻り口109および本体側送り口110には、戻りオーガ65および送りオーガ64が、それぞれ幅方向において対向配置されている。
また、受け部108の上面には、各トナーカートリッジ90に対応して、本体側シャッタ111が設けられている。本体側シャッタ111は、受け部108の上面に対して周方向(上下方向)にスライド自在に設けられている。本体側シャッタ111には、外側突起99と本体側シャッタ111との相対移動が規制されるように、外側突起99が貫通される貫通孔(図示せず)と、内側突起102と本体側シャッタ111との相対移動が許容されるように、内側突起102が貫通されるスライド孔(図示せず)とが形成されている。
また、受け部108の上面には、外側突起99と受け部108との相対移動が許容されるように、外側突起99が受け入れられるスライド溝112と、内側突起102と受け部108との相対移動が規制されるように、内側突起102が嵌合する嵌合孔(図示せず)とが形成されている。
(c−3)トナーカートリッジの装着動作
トナーカートリッジ90を装着するには、まず、図8に示すように、ホルダフレーム14を着脱位置に配置し、その後、各カートリッジ収容部17に、それに対応するトナーカートリッジ90を装着する。
このとき、トナーカートリッジ90では、外側突起99および内側突起102は、前後方向に重なって配置され、内側戻り口100および内側送り口101は、外側戻り口97および外側送り口98に対して、下方に配置され、外側戻り口97および外側送り口98は、内側ケーシング96によって閉鎖されている。
また、このとき、本体側戻り口109および本体側送り口110は、本体側シャッタ111によって閉鎖されている。
そして、トナーカートリッジ90がカートリッジ収容部17に装着されると、外側突起99が本体側シャッタ111の貫通孔を貫通してスライド溝112に受け入れられ、内側突起102がスライド孔を貫通して嵌合孔に嵌合される。
次いで、図7に示すように、ホルダフレーム14を揺動させて収容位置に配置する。すると、着脱位置から収容位置へ揺動する間には、内側突起102の揺動が嵌合孔によって規制されたまま、外側突起99のスライド溝112に沿う揺動が許容され、外側突起99がスライド溝112に沿って内側突起102から離間するように、右側から左側へ揺動する。そのため、内側ケーシング96がトナー供給部92に対して相対的に正面視反時計周り方向へスライドして、収容位置においては、内側戻り口100および内側送り口101が、外側戻り口97および外側送り口98と対向する。また、連通口94と供給口153とが対向する。それと同時に、外側突起99の揺動に伴って、本体側シャッタ111が下方へスライドして、本体側戻り口109および本体側送り口110が、外側戻り口97および外側送り口98と対向する。
なお、ホルダフレーム14が収容位置に配置されると、係止突起113にロック部材114が係止して、ホルダフレーム14が収容位置でロックされる。これによって、トナーカートリッジ90が現像ケーシング60に装着される。
トナーカートリッジ90が現像ケーシング60に装着されているときには、内側戻り口100および内側送り口101は、外側戻り口97および外側送り口98を介して、本体側戻り口109および本体側送り口110と、幅方向において重なって配置され、それぞれが連通される。そのため、内側戻り口100および内側送り口101は、幅方向(水平方向)において、戻りオーガ65および送りオーガ64とそれぞれ重なって配置される。
また、トナーカートリッジ90は、戻りオーガ65および送りオーガ64の軸方向左端部側から、現像ケーシング60に対して着脱される。
(c−4)トナーカートリッジの離脱動作
トナーカートリッジ90を離脱させるには、まず、ロック部材114の係止突起113に対するロックを解除し、その後、図8に示すように、ホルダフレーム14を収容位置から着脱位置に配置する。
すると、収容位置から着脱位置へ揺動する間には、内側突起102の揺動が嵌合孔によって規制されたまま、外側突起99のスライド溝112に沿う揺動が許容され、外側突起99がスライド溝112に沿って内側突起102へ近接するように、左側から右側へ揺動する。そのため、内側ケーシング96がトナー供給部92に対して相対的に正面視時計周り方向へスライドして、着脱位置においては、外側戻り口97および外側送り口98が、内側ケーシング96によって閉鎖される。また、連通口94が内側ケーシング96によって閉鎖される。それと同時に、外側突起99の揺動に伴って、本体側シャッタ111が上方へスライドして、本体側戻り口109および本体側送り口110が、本体側シャッタ111によって閉鎖される。また、これによって、トナーカートリッジ90は現像ケーシング60から離脱される。
その後、カートリッジ収容部17からトナーカートリッジ90を離脱させる。
(d)プロセスユニットでの現像動作
トナーカートリッジ90が現像ケーシング60に装着されると、図7に示すように、トナーカートリッジ90では、トナー収容部91内のトナーが、上側アジテータ93により攪拌されながら、自重により落下して、連通口94および供給口153を介してトナー供給部92内へ供給される。
トナー供給部92内のトナーは、下側アジテータ95の攪拌により、内側送り口101、外側送り口98および本体側送り口110を介して、送りオーガ64へ供給される。
送りオーガ64へ供給されたトナーは、図5に示すように、回転する送りスクリュー81によって、送りオーガ64の軸方向に沿って、現像室68内を左側端部から右側端部へ搬送される。トナーは、搬送されながら供給ローラ63へ供給され、供給ローラ63へ供給されなかったトナーは、隔壁67の連通口152を介して戻りオーガ65へ戻される。
戻りオーガ65へ戻されたトナーは、回転する戻りスクリュー85によって、戻りオーガ65の軸方向に沿って、現像室68内を右側端部から左側端部へ搬送される。その後、トナーは、本体側戻り口109、外側戻り口97および内側戻り口100を介して、トナー供給部92内へ戻される。これによって、トナーカートリッジ90と現像ケーシング60との間において、トナーが循環される。
供給ローラ63に供給されたトナーは、図2に示すように、供給ローラ63の回転により現像ローラ61に供給される。このとき、トナーは、スポンジローラ76とゴムローラ72との間で正に摩擦帯電される。その後、トナーは、現像ローラ61の回転に伴って、圧接部74とゴムローラ72との間に進入して、一定厚さの薄層に形成される。それによって、トナーは、ゴムローラ72の表面に薄層状に担持される。
一方、ドラム本体54の表面は、スコロトロン型帯電器49から発生されるコロナ放電によって、一様に正帯電される。正帯電された表面は、その後、ドラム本体54の回転に伴って、スキャナユニット37から出射されて、入射パス53から入射されてきたレーザ光により露光される。それによって、ドラム本体54の表面には、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
さらにドラム本体54が回転すると、ゴムローラ72の表面に担持されているトナーが、現像ローラ61の回転により、ドラム本体54に対向して接触するときに、ドラム本体54の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、ドラム本体54の静電潜像は現像され、ドラム本体54の表面には、各色に対応するトナー像が担持される。
(4−3)転写部
転写部40は、図1に示すように、プロセス収容部10の上方において、前後方向に沿って配置されている。転写部40は、駆動ローラ116、従動ローラ117、転写部材の一例としての中間転写ベルト118、1次転写ローラ119、2次転写ローラ120、中継パス121およびクリーニングユニット122を備えている。
駆動ローラ116は、ブラックプロセスユニット46Kの感光ドラム48よりも斜め後側上方に配置されている。駆動ローラ116は、画像形成時において、感光ドラム48の回転方向と逆方向(図中時計回り)に回転駆動される。
従動ローラ117は、イエロープロセスユニット46Yの感光ドラム48よりも斜め前側上方であって、駆動ローラ116と前後方向において重なるように配置されている。従動ローラ117は、駆動ローラ116が回転駆動すると、駆動ローラ116の回転方向と同方向(図中時計回り)に従動回転する。
中間転写ベルト118は、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性樹脂から、エンドレスベルト形状に形成されている。中間転写ベルト118は、駆動ローラ116と従動ローラ117との間に巻回されている。
各感光ドラム48は、転写開口部52から上方に露出しており、中間転写ベルト118の下方に配置されている。中間転写ベルト118は、その外側面が、すべての感光ドラム48と対向して接触するように、配置されている。
そして、駆動ローラ116の駆動によって従動ローラ117が従動され、中間転写ベルト118は、駆動ローラ116と従動ローラ117との間を、図中時計回りに周回移動する。
1次転写ローラ119は、巻回されている中間転写ベルト118の内側空間に配置されている。1次転写ローラ119は、各プロセスユニット46の感光ドラム48に対応して、それぞれ設けられている。各1次転写ローラ119は、対応する感光ドラム48の上方に配置され、その感光ドラム48に対して、中間転写ベルト118を挟んで対向配置されている。
各1次転写ローラ119は、金属製の1次転写ローラ軸と、その1次転写ローラ軸を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラとを備えている。1次転写ローラ軸は、幅方向に沿って延び、本体ケーシング2に回転自在に支持されている。
各1次転写ローラ119は、画像形成時には、中間転写ベルト118と接触する位置(1次転写位置)において、中間転写ベルト118の周回移動方向と同方向(図中時計回り)に回転する。また、各1次転写ローラ119には、画像形成時において、1次転写バイアスが印加される。
2次転写ローラ120は、駆動ローラ116と2次転写ローラ120との間で中間転写ベルト118を挟むように、駆動ローラ116の後方に配置されている。2次転写ローラ120は、金属製の2次転写ローラ軸と、その2次転写ローラ軸を被覆する導電性のゴム材料からなるゴムローラとを備えている。2次転写ローラ軸は、幅方向に沿って延び、本体ケーシング2に回転自在に支持されている。
2次転写ローラ120は、画像形成時には、中間転写ベルト118と接触する位置(2次転写位置)において、中間転写ベルト118の周回移動方向と反対方向(図中反時計回り)に回転する。また、2次転写ローラ120には、画像形成時において、2次転写バイアスが印加される。
中継パス121は、2次転写位置から定着部41に向かって略上方に延びるように形成されている。
周回移動する中間転写ベルト118は、前側から後側に向かって、各プロセスユニット46の感光ドラム48との接触位置(1次転写位置)を順次通過する。各感光ドラム48に担持されている各色に対応したトナー像は、中間転写ベルト118が通過している間に、各1次転写ローラ119に印加される1次転写バイアスによって中間転写ベルト118に順次転写される。それによって、中間転写ベルト118にカラー画像が形成される。
すなわち、たとえば、イエロープロセスユニット46Yの感光ドラム48の表面に担持されたイエローのトナー像が、中間転写ベルト118に転写されると、次いで、マゼンタプロセスユニット46Mの感光ドラム48の表面に担持されたマゼンタのトナー像が、イエローのトナー像が既に転写されている中間転写ベルト118に重ねて転写される。
同様の動作によって、引き続き、シアンプロセスユニット46Cの感光ドラム48の表面に担持されたシアンのトナー像と、ブラックプロセスユニット46Kの感光ドラム48の表面に担持されたブラックのトナー像とが、中間転写ベルト118に重ねて転写される。それによって、中間転写ベルト118にカラー画像が形成される。
中間転写ベルト118に形成されたカラー画像は、中間転写ベルト118が2次転写ローラ120との接触位置(2次転写位置)を通過する間に、給紙部4から2次転写位置へ搬送された用紙3に、2次転写ローラ120に印加される2次転写バイアスによって、一括転写される。カラー画像が転写された用紙3は、中継パス121に沿って定着部41へ搬送される。
クリーニングユニット122は、中間転写ベルト118の上方に配置され、1次クリーニングローラ123、2次クリーニングローラ124、掻取ブレード125および貯留部126を備えている。
上記の転写動作において、中間転写ベルト118の表面に付着したトナーは、クリーニングユニット122において、まず、中間転写ベルト118の表面から1次クリーニングローラ123に転写される。その後、トナーは、2次クリーニングローラ124に転写される。その後、トナーは、掻取ブレード125によって掻き取られ、2次クリーニングローラ124から落下して貯留部126に貯留される。
(4−4)定着部
定着部41は、第2転写位置の上方に配置され、加熱ローラ129と、その加熱ローラ129と対向配置され、加熱ローラ129を加圧する加圧ローラ130とを備えている。用紙3に転写されたカラー画像は、定着部41において、用紙3が加熱ローラ129と加圧ローラ130との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって、用紙3に熱定着される。
(5)排紙部
排紙部6は、1対の搬送ローラ131、排紙パス132、排紙ローラ133および排紙トレイ134を備えている。
1対の搬送ローラ131は、定着部41の斜め前側上方において、互いに接触するように配置されている。
排紙パス132は、1対の搬送ローラ131の接触位置から前方へ向かって延びるように形成されている。
排紙ローラ133は、3つのローラからなり、そのうちの1つのローラに対して他の2つのローラが接触するように配置されている。排紙ローラ133は、1つのローラが胴内排紙部9内に露出されるように、排紙パス132の前側に配置されている。
排紙トレイ134は、胴内排紙部9における本体ケーシング2の上壁から形成されている。排紙トレイ134は、前側から後側へ向かって次第に窪むように形成されている。
熱定着された用紙3は、排紙部6において、搬送ローラ131によって、排紙パス132に沿って搬送され、排紙ローラ133によって、排紙トレイ134上に排紙される。
2.実施形態の作用効果
(1)現像ユニット51では、図2に示すように、現像開口部66が上方を向くように現像ケーシング60が配置され、現像ローラ61の上側が現像開口部66から露出するように配置されている。また、層厚規制ブレード62は、現像ローラ61の下方に配置され、供給ローラ63は、現像ローラ61の斜め下側前方および送りオーガ64の斜め上側前方に配置されている。また、供給ローラ63は、水平方向において、供給ローラ63の上側部分が現像ローラ61の下側部分と重なり、かつ、供給ローラ63の下側部分が送りオーガ64の上側部分と重なるように、配置されている。
そのため、現像室68内において、トナーは、まず、送りオーガ64によって、送りオーガ64の前方に配置されている供給ローラ63へ搬送される。その後、トナーは、供給ローラ63から、供給ローラ63の上方に配置されている現像ローラ61へ供給される。そして、トナーは、層厚規制ブレード62によって、現像ローラ61の表面に薄層として担持される。現像ローラ61の表面に担持されたトナーは、現像開口部66を介して感光ドラム48と対向したときに、現像に供される。
そして、供給ローラ63から現像ローラ61へ供給されなかったトナー、および、層厚規制ブレード62によって現像ローラ61の表面から削られたトナーは、現像ローラ61から落下する。
一方、送りオーガ64は、ゴムローラ72に対する圧接部74の圧接位置78と、ゴムローラ72に対するスポンジローラ76の接触位置79との間の上下方向(鉛直方向)の投影面(点線87で示す)内に配置されている。そのため、現像ローラ61から落下したトナーは、再度、送りオーガ64によって供給ローラ63へ搬送され、その後、現像に供される。
その結果、トナーを、現像ローラ61に対して十分かつ効率よく担持させることができる。また、現像ローラ61へ担持されなかったトナーは、閉鎖空間として区画される現像室68内の前側部分へ落下するので、現像ユニット51からのトナーの漏れを防止することができる。さらに、たとえ、層厚規制ブレード62と現像ローラ61との間から、閉鎖空間として区画される現像室68内の前側部分の外側へトナーが漏れても、そのトナーは、現像開口部66へ向かうことなく、隔壁67の上の層厚規制ブレード62の上に落下する。そのため、現像ケーシング60からのトナーの漏れを十分に防止することができる。
さらにまた、層厚規制ブレード62および送りオーガ64が現像ローラ61の下方に配置され、供給ローラ63がそれらの前方において、供給ローラ63の最後端における鉛直方向に延びる接線77が、現像ローラ61の前側部分を通過し、かつ、送りオーガ64の最前端を通過するように、配置されている。そのため、現像ユニット51を水平方向に短く形成することができる。そのため、現像ユニット51の小型化、ひいては、カラーレーザプリンタ1の水平方向における小型化を図ることができる。
加えて、トナーは、送りオーガ64によって、送りオーガ64の軸方向に沿って現像室68内を左側端部から右側端部へ搬送されるので、トナーが適度に循環(対流)される。その結果、トナーを、送りオーガ64から供給ローラ63を介して現像ローラ61へ良好に供給することができる。
(2)また、現像ユニット51では、トナーカートリッジ90が現像ケーシング60に装着されているときには、内側戻り口100および内側送り口101は、外側戻り口97および外側送り口98を介して、本体側戻り口109および本体側送り口110と、幅方向において重なって配置され、それぞれが連通される。そして、内側戻り口100および内側送り口101は、幅方向(水平方向)において、戻りオーガ65および送りオーガ64とそれぞれ重なって配置される。
そのため、トナーカートリッジ90内のトナーを、内側送り口101、外側送り口98および本体側送り口110を介して、送りオーガ64へ円滑に供給することができる。また、戻りオーガ65によって搬送されるトナーを、本体側戻り口109、外側戻り口97および内側戻り口100を介して、トナーカートリッジ90内へ円滑に戻すことができる。
その結果、トナーカートリッジ90と現像ケーシング60との間において、トナーを円滑に循環することができる。
(3)また、トナーカートリッジ90は、送りオーガ64の軸方向左端部側から、現像ケーシング60に対して着脱される。そのため、トナーは、トナーカートリッジ90から、送りオーガ64の軸方向左端部側へ供給される。送りオーガ64へ供給されたトナーは、送りオーガ64によって、左端部側から右端部側へ向かって搬送される。その結果、トナーを、送りオーガ64から、供給ローラ63の軸方向にわたって、ほぼ均一に供給することができる。
(4)そして、送りオーガ64から供給ローラ63へ供給されたトナーは、供給ローラ63によって、現像ローラ61へ確実に供給することができる。
(5)また、現像ローラ61は、現像ローラ61における現像開口部66からの露出位置に対して、現像ローラ61に対する層厚規制ブレード62の圧接位置78が上流側となり、現像ローラ61に対する供給ローラ63の接触位置79が下流側となるように、回転される。
そして、現像ローラ軸71の中心軸線と送りオーガ軸80の中心軸線とを結ぶ線分87とゴムローラ62の表面との交差点88は、現像ローラ61の回転方向における接触位置79の下流側に配置されている。また、圧接位置78は、現像ローラ61の回転方向における交差点88の下流側に配置されている。
そのため、トナーは、接触位置79において、供給ローラ63から現像ローラ61へ供給され、交差点88を通過した後、圧接位置78において、層厚規制ブレード62によって現像ローラ61の表面に薄層として担持される。そして、層厚規制ブレード62によって現像ローラ61の表面から削られたトナーは、現像ローラ61から落下するが、交差点88が圧接位置78よりも上流側に配置されているので、そのトナーを送りオーガ64の上方へ落下させることができる。そのため、そのトナーを、再度確実に、現像ローラ61へ供給することができ、トナーを、効率よく循環させることができる。
(6)カラーレーザプリンタ1では、上記した現像ユニット51を備えている。そのため、現像ユニット51から本体ケーシング2内へトナーが漏れることを防止することができる。また、たとえ、層厚規制ブレード62と現像ローラ61との間からトナーが漏れても、そのトナーは、現像開口部66へ向かうことなく落下するので、そのトナーが感光ドラム48に付着することを防止することができ、よって、現像不良を防止することができる。さらにまた、現像ユニット51を水平方向に短く形成することができるので、各現像ユニット51を水平方向に並列配置しても、本体ケーシング2の小型化を図ることができる。そのため、複数の感光ドラム48が並列配置される横置型のタンデムタイプのカラーレーザプリンタ1を、小さく設計することができる。
(7)カラーレーザプリンタ1では、現像ローラ61が感光ドラム48の下方に配置されている。そのため、閉鎖空間として区画される現像室68内の前側部分から漏れるトナーの感光ドラム48への付着を防止しつつ、現像ローラ61によって感光ドラム48に形成される静電潜像を確実に現像することができる。
(8)カラーレーザプリンタ1では、各感光ドラム48が、中間転写ベルト118の下方に配置されている。そのため、本体ケーシング2の小型化を図りつつ、各感光ドラム48から中間転写ベルト118への確実な転写を確保することができる。
3.変形例
(1)変形例1
図9は、プロセスユニットの他の実施形態を示す要部拡大側断面図である。
上記の現像ユニット51では、供給ローラ63を1つ設けたが、たとえば、図9に示すように、供給ローラ63を2つ設けることもできる。
すなわち、図9において、現像ユニット51には、供給ローラ63として、第1供給ローラ140と第2供給ローラ141とが設けられている。なお、図9において、図2に示す部材と同様の部材には、同一の符号を示し、その説明を省略する。また、図9において、現像ケーシング60は、プロセスケーシング47と一体的に形成されている。
第2供給ローラ141は、現像室68内の前側部分において、現像ローラ61の斜め下側前方および送りオーガ64の斜め上側前方に配置されている。具体的には、第2供給ローラ141は、前後方向(水平方向)において、第2供給ローラ141の上側部分が現像ローラ61の下側部分と重なり、かつ、第2供給ローラ141の下側部分が送りオーガ64の最上端とは重ならないように、配置されている。また、第2供給ローラ141は、上下方向(鉛直方向)において、第2供給ローラ141の後側部分が、現像ローラ61の前側部分および送りオーガ64の前側部分と重なるように、配置されている。
また、第2供給ローラ141は、現像ローラ61と接触するように配置されている。
第1供給ローラ140は、現像室68内の前側部分において、第2供給ローラ141の斜め下側前方および送りオーガ64の前方に配置されている。具体的には、第1供給ローラ140は、前後方向(水平方向)において、第1供給ローラ140の最上端が第2供給ローラ141の最下端と重なり、かつ、第1供給ローラ140の上側部分以外の部分が送りオーガ64と重なるように、配置されている。また、第1供給ローラ140は、上下方向(鉛直方向)において、第1供給ローラ140の後側部分が、第2供給ローラ141の前側部分と重なるように、配置されている。
また、第1供給ローラ140は、第2供給ローラ141と接触するように配置されている。
第1供給ローラ140は、第1供給ローラ軸142と、第1供給ローラ軸142を被覆する第1スポンジローラ143とを備えている。第2供給ローラ141は、第2供給ローラ軸144と、第2供給ローラ軸144を被覆する第2スポンジローラ145とを備えている。第1供給ローラ軸142および第2供給ローラ軸144は、現像ケーシング60の両側壁82に回転自在に支持されており、画像形成時には、モータからの駆動力により、左側面視時計回りの方向に回転される。
また、図9において、送りオーガ64は、現像室68内の前側部分において、現像ローラ61の下方および第2供給ローラ141の斜め下側後方に配置されている。具体的には、送りオーガ64の後側部分は、ゴムローラ72に対する圧接部74の圧接位置78と、ゴムローラ72に対する第2スポンジローラ145の接触位置79との間の上下方向(鉛直方向)の投影面(点線89で示す)内に配置されている。
さらに具体的には、現像ローラ軸71の中心軸線と送りオーガ軸80の中心軸線とを結ぶ線分87とゴムローラ72の表面との交差点88は、現像ローラ61の回転方向における接触位置79の下流側に配置されている。また、圧接位置78は、現像ローラ61の回転方向における交差点88の下流側に配置されている。
また、送りオーガ64は、現像ローラ61、第1供給ローラ140および第2供給ローラ141から間隔を隔てて配置されている。
そして、現像室68内では、トナーは、まず、送りオーガ64によって、送りオーガ64の前方に配置されている第1供給ローラ140へ搬送される。その後、トナーは、第1供給ローラ140から、第1供給ローラ140の上方に配置されている第2供給ローラ141へ搬送される。さらに、トナーは、第2供給ローラ141から、第2供給ローラ141の上方に配置されている現像ローラ61へ搬送される。そして、トナーは、層厚規制ブレード62によって、現像ローラ61の表面に薄層として担持される。現像ローラ61の表面に担持されたトナーは、現像開口部66を介して感光ドラム48と対向したときに、現像に供される。
そして、第1供給ローラ140から第2供給ローラ141へ供給されなかったトナー、第2供給ローラ141から現像ローラ61へ供給されなかったトナー、および、層厚規制ブレード62によって現像ローラ61の表面から削られたトナーは、現像ローラ61から落下する。
一方、送りオーガ64の後側部分は、ゴムローラ72に対する圧接部74の圧接位置78と、ゴムローラ72に対する第2スポンジローラ145の接触位置79との間の上下方向(鉛直方向)の投影面(点線89で示す)内に配置されている。そのため、現像ローラ61から落下したトナーは、再度、送りオーガ64によって第1供給ローラ140へ搬送され、その後、現像に供される。
その結果、トナーを、現像ローラ61に対して十分かつ効率よく担持させることができる。
また、トナーは、接触位置79において、第2供給ローラ141から現像ローラ61へ供給され、交差点88を通過した後、圧接位置78において、層厚規制ブレード62によって現像ローラ61の表面に薄層として担持される。そして、層厚規制ブレード62によって現像ローラ61の表面から削られたトナーは、現像ローラ61から落下するが、交差点88が圧接位置78よりも上流側に配置されているので、そのトナーを送りオーガ64の上方へ落下させることができる。そのため、そのトナーを、再度確実に、現像ローラ61へ供給することができ、トナーを、効率よく循環させることができる。
さらに、図9においては、トナーは、送りオーガ64から第1供給ローラ140へ搬送され、第1供給ローラ140から第2供給ローラ141へ供給され、その後、第2供給ローラ141から現像ローラ61へ供給される。そのため、トナーを、送りオーガ64から現像ローラ61へ安定して供給することができる。
さらにまた、図9においては、トナーは、送りオーガ64から前方に配置される第1供給ローラ140へ搬送され、その第1供給ローラ140から上方に配置される第2供給ローラ141へ供給され、その後、第2供給ローラ141から上方に配置される現像ローラ61へ供給される。そのため、トナーを、送りオーガ64から現像ローラ61へ効率よく供給することができる。
(2)変形例2
上記した実施形態では、プロセスユニット46に現像ユニット51を備えているが、プロセスユニット46と現像ユニット51とを一体的に備えることもできる。その場合には、感光ドラム48、スコロトロン型帯電器49およびクリーニングローラ50と、現像ローラ61、層厚規制ブレード62、供給ローラ63、送りオーガ64および戻りオーガ65とは、1つの筐体(プロセスケーシング47)に設けられ、そのプロセスユニット46が、本発明の現像装置に相当する。
(3)変形例3
さらに、本体ケーシング2に、感光ドラム48、スコロトロン型帯電器49およびクリーニングローラ50を設けて、その本体ケーシング2に、現像ユニット51を着脱自在に装着することもできる。
(4)変形例4
また、上記した実施形態では、中間転写タンデムタイプのカラーレーザプリンタ1を例示したが、本発明の画像形成装置は、たとえば、ダイレクトタンデムタイプのカラーレーザプリンタやモノクロレーザプリンタとして構成することもできる。
本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの要部拡大側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタ(ホルダフレーム:収容位置)の左側斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタ(ホルダフレーム:着脱位置)の左側斜視図である。 図1に示すカラーレーザプリンタの現像ユニットの平断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのトナーカートリッジの右側面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのカートリッジホルダの正面断面図(ホルダフレーム:収容位置)である。 図1に示すカラーレーザプリンタのカートリッジホルダの正面断面図(ホルダフレーム:着脱位置)である。 プロセスユニットの他の実施形態を示す要部拡大側断面図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
48 感光ドラム
51 現像ユニット
60 現像ケーシング
61 現像ローラ
62 層厚規制ブレード
63 供給ローラ
64 送りオーガ
66 現像開口部
78 圧接位置
79 接触位置
87 線分
88 交差点
90 トナーカートリッジ
98 カートリッジ送り口
119 1次転写ローラ
140 第1供給ローラ
141 第2供給ローラ

Claims (10)

  1. 開口部が形成される筐体と、現像剤を担持し、前記筐体に回転可能に支持される現像剤担持体と、前記現像剤担持体の表面を圧接して、前記現像剤担持体の表面に現像剤の薄層を形成するための層厚規制部材と、前記現像剤担持体と接触して、前記現像剤担持体に現像剤を供給するための供給部材と、前記供給部材に現像剤が供給されるように現像剤を搬送する搬送部材とを備え、装置本体に装着可能な現像装置であって、
    前記現像剤担持体、前記層厚規制部材、前記供給部材および前記搬送部材は、前記筐体内に設けられており、
    前記現像剤担持体は、前記現像剤担持体の一部が前記開口部から露出するように配置され、
    前記層厚規制部材は、前記現像剤担持体に対して前記開口部と反対側から、前記現像剤担持体の表面を圧接するように配置され、
    前記供給部材は、前記現像剤担持体に対して前記開口部と反対側において、前記現像剤担持体の回転軸線と平行な回転軸線を中心に回転可能に配置され、
    前記搬送部材は、前記現像剤担持体に対して前記開口部と反対側において、前記現像剤担持体に対する前記層厚規制部材の圧接位置と前記現像剤担持体に対する前記供給部材の接触位置との間に配置され、前記現像剤担持体の回転軸線と平行な回転軸線を中心に回転可能に設けられ、現像剤を前記搬送部材の長手方向へ搬送し、
    前記現像剤担持体の回転軸線と前記搬送部材の回転軸線とを結ぶ線分と前記現像剤担持体の前記表面との交差点は、前記現像剤担持体の回転方向における前記現像剤担持体と前記供給部材との接触位置の下流側に配置され、
    前記現像剤担持体と前記層厚規制部材との圧接位置は、前記現像剤担持体の回転方向における前記交差点の下流側に配置されており、
    前記現像装置が前記装置本体に装着されている状態において、
    前記筐体は、前記開口部が上方を向くように、配置され、
    前記層厚規制部材は、前記現像剤担持体の回転軸線を通る水平面よりも下方において、前記現像剤担持体の表面を下方から圧接するように配置され、
    前記搬送部材は、前記現像剤担持体の回転軸線を通る水平面よりも下方に配置され、
    前記供給部材は、前記現像剤担持体の回転軸線を通る水平面よりも下方において、水平方向に投影したときに、前記搬送部材の少なくとも一部と重なるように配置され、
    前記搬送部材は、前記現像剤担持体に対する前記層厚規制部材の圧接位置と前記現像剤担持体に対する前記供給部材の接触位置との間の鉛直方向の投影面内に配置され
    ていることを特徴とする、現像装置。
  2. 現像剤を収容し、前記筐体に対して着脱可能な現像剤カートリッジを備え、
    前記現像剤カートリッジには、現像剤を前記筐体に供給するための供給口が形成されており、
    前記現像装置が前記装置本体に装着されている状態において、前記供給口と前記搬送部材とは、水平方向において、それらの少なくとも一部が重なるように配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤カートリッジは、前記搬送部材の長手方向の一端側から、前記筐体に対して着脱可能であることを特徴とする、請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記供給部材は、供給ローラであることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記供給ローラは、第1供給ローラと第2供給ローラとを備えており、
    前記搬送部材、前記第1供給ローラ、前記第2供給ローラおよび前記現像剤担持体が、現像剤の搬送方向の上流側から下流側へ向かって順次配置されていることを特徴とする、請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第2供給ローラは、前記現像剤担持体の下側に設けられ、
    前記第1供給ローラは、前記第2供給ローラの下側に設けられ、水平方向において、前記搬送部材の少なくとも一部と重なるように配置されていることを特徴とする、請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記現像剤担持体は、前記現像剤担持体における前記開口部からの露出位置に対して、前記現像剤担持体に対する前記層厚規制部材の圧接位置が上流側となり、前記現像剤担持体に対する前記供給部材の接触位置が下流側となるように回転され、
    前記現像剤担持体の回転方向において、前記現像剤担持体の中心軸線と前記搬送部材の中心軸線とを結ぶ線分と前記現像剤担持体の外周面との交差部分は、前記接触位置の下流側に配置され、前記圧接位置は、前記交差部分の下流側に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置。
  8. 装置本体と、
    静電潜像が形成される複数の感光体と、
    前記複数の感光体に対応して複数設けられ、静電潜像を現像して現像剤像を形成するための請求項1ないし7のいずれかに現像装置と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  9. 前記現像剤担持体は、前記感光体の下方に配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 各前記感光体に形成されている現像剤像を転写するための転写部材を備え、
    各前記感光体は、前記転写部材の下方に配置されていることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
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