JP5011951B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技の賞品として提供される遊技媒体を貯留手段に貯留する遊技機に関し、特に、その貯留手段から遊技媒体を排出する技術に関する。
遊技機は、遊技中の入賞によって遊技媒体の払出が必要となった際に、遊技の賞品として提供される遊技媒体を貯留する貯留手段から、遊技に提供される遊技媒体を貯留する受皿へ遊技媒体を払い出すように構成されている。
このような遊技機では、新しい遊技機への入れ替え作業において、入れ替え作業前に、貯留手段に貯留された遊技媒体を全て抜き取る作業を行う必要がある。
従来、遊技機の裏側に取り付けた操作手段が操作されると、遊技に利用された遊技媒体を排出する媒体排出口から貯留手段に貯留された遊技媒体を排出するように構成された遊技機が知られている。このような遊技機では、内枠が開状態である場合に操作手段が操作されると、抜き取られた遊技媒体が媒体排出口から遊技機島のカウンタ上に落下して散乱してしまうという問題点があった。
この問題を解決する遊技機として、遊技機の裏側に取り付けた操作手段が操作されると、貯留手段に貯留された遊技媒体を受皿へ排出するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このような特許文献1に記載の遊技機は、内枠が開状態である場合に遊技媒体を抜き取っても、抜き取られた遊技媒体が媒体排出口から遊技機島のカウンタ上に落下して散乱してしまうことがないという利点を有する。
特開2000−126410号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機は、内枠が開状態でない場合、つまり閉状態である場合に、遊技者が何らかの不正な方法、例えば、遊技機の上方の欄間を不正に開放してその開口部から腕を入れる方法等により操作手段を操作した場合でも、受皿へ遊技媒体を排出してしまう構造を有している。このため、遊技者が不正に遊技媒体を獲得して、遊技場が損失を被ってしまうという虞があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、内枠が開状態である場合に遊技媒体を抜き取っても、抜き取られた遊技媒体が散乱してしまうことがないという利点を保持しつつ、遊技者が不正に遊技媒体を獲得することを抑制し、遊技場側の損失を抑えることが可能な遊技機の提供を目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明の遊技機は、遊技機の前面側に設けられ遊技に提供される遊技媒体を貯留する受皿と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技の賞品として提供される遊技媒体を貯留する貯留手段と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技に利用された遊技媒体を排出する媒体排出口とを有する内枠が外枠に対して開閉可能に取り付けられた遊技機であって、上記貯留手段に貯留された上記遊技媒体を排出する場合に操作される操作手段と、上記内枠の上記外枠に対する開閉状態を検出する開閉検出手段と、上記操作手段が操作され、且つ上記内枠が開状態であると上記開閉検出手段により検出されている場合に、上記貯留手段と上記受皿との間を上記遊技媒体が流下可能に連通する第1の排出手段と、上記操作手段が操作され、且つ上記内枠が閉状態であると上記開閉検出手段により検出されている場合に、上記貯留手段と上記媒体排出口との間を上記遊技媒体が流下可能に連通する第2の排出手段とを備えることを要旨とする。
このように構成された請求項1の遊技機は、開閉検出手段によって、内枠の外枠に対する開閉状態が検出される。そして、操作手段が操作され、且つ内枠が開状態であると開閉検出手段により検出されている場合に、第1の排出手段によって、貯留手段と受皿との間を遊技媒体が流下可能に連通される。更に、操作手段が操作され、且つ内枠が閉状態であると開閉検出手段により検出されている場合に、第2の排出手段によって、貯留手段と媒体排出口との間を遊技媒体が流下可能に連通される。
従って、内枠が開状態である場合に操作手段が操作されると、貯留手段に貯留されている遊技媒体が受皿へ排出され、内枠が閉状態である場合に操作手段が操作されると、貯留手段に貯留されている遊技媒体が媒体排出口へ排出される。
請求項2の発明の遊技機は、遊技機の前面側に設けられ遊技に提供される遊技媒体を貯留する受皿と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技の賞品として提供される遊技媒体を貯留する貯留手段と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技に利用された遊技媒体を排出する媒体排出口とを有する内枠が外枠に対して開閉可能に取り付けられた遊技機であって、上記貯留手段に貯留された上記遊技媒体を排出する場合に操作される操作手段と、上記内枠の上記外枠に対する開閉状態を検出する開閉検出手段と、上記操作手段が操作され、且つ上記内枠が開状態であると上記開閉検出手段により検出されている場合のみに、上記貯留手段と上記受皿との間を上記遊技媒体が流下可能に連通する第1の排出手段とを備えることを要旨とする。
このように構成された請求項2の遊技機は、開閉検出手段によって、内枠の外枠に対する開閉状態が検出される。そして、第1の排出手段によって、操作手段が操作され、且つ内枠が開状態であると開閉検出手段により検出されている場合のみに、貯留手段と受皿との間を遊技媒体が流下可能に連通される。
従って、内枠が開状態である場合に操作手段が操作されると、貯留手段に貯留されている遊技媒体が受皿へ排出される。一方、閉状態である場合に操作手段が操作されても、貯留手段に貯留されている遊技媒体は排出されない。
請求項1の発明の遊技機は、内枠が開状態である場合に操作手段が操作されると、貯留手段に貯留されている遊技媒体が受皿へ排出される。このため、内枠が開状態である場合に遊技媒体を抜き取っても、抜き取られた遊技媒体が遊技機島のカウンタに散乱してしまうことがないという効果を奏する。
更に、内枠が閉状態である場合に操作手段が操作されると、貯留手段に貯留されている遊技媒体が媒体排出口へ排出される。このため、内枠が閉状態である場合に、遊技者が何らかの不正な方法、例えば、遊技機の上方の欄間を不正に開放してその開口部から腕を入れる方法等により操作手段を操作しても、受皿に遊技媒体が排出されることがない。従って、遊技者が不正に遊技媒体を獲得することを抑制し、遊技場側の損失を抑えることができるという極めて優れた効果を奏する。
また、媒体排出口から排出された遊技媒体を受け入れて計数する計数手段(例えば、アウト球計数装置)を設置し、この計数手段による計数により、遊技者が不正に操作手段を操作したか否かを検出することが可能となる。具体的には、通常の遊技により媒体排出口から排出される単位時間当たりの遊技媒体数と、遊技媒体の抜き取りにより媒体排出口から排出される単位時間当たりの遊技媒体数との間には大きな差があるため、単位時間当たりの遊技媒体数が所定値を越えたら、不正が行われたと判断するようにするとよい。
請求項2の発明の遊技機は、内枠が開状態である場合に操作手段が操作されると、貯留手段に貯留されている遊技媒体が受皿へ排出される。このため、内枠が開状態である場合に遊技媒体を抜き取っても、抜き取られた遊技媒体が遊技機島のカウンタに散乱してしまうことがないという効果を奏する。
更に、内枠が閉状態である場合に操作手段が操作されても、貯留手段に貯留されている遊技媒体は排出されない。このため、内枠が閉状態である場合に、遊技者が何らかの不正な方法、例えば、遊技機の上方の欄間を不正に開放してその開口部から腕を入れる方法等により操作手段を操作しても、受皿に遊技媒体が排出されることがない。従って、遊技者が不正に遊技媒体を獲得することを抑制し、遊技場側の損失を抑えることができるという極めて優れた効果を奏する。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態について図面をもとに説明する。
図1は本発明が適用された遊技機1の正面図、図2は遊技機1の背面図、図3は賞球払出装置35の構成を説明する断面図、図4は遊技球排出口51と遊技球回収装置53の配置を説明するための遊技機1の一部背面図、図5は遊技機1の制御系のブロック図である。
図1に示す遊技機1は、図示しない遊技場に来場した遊技者にパチンコ遊技を提供するものであって、遊技機島55(図1では不図示。図4参照)に取り付けられる外枠3と、外枠3に開閉可能に取り付けられた内枠5と、内枠5に取り付けられ、遊技者に対面して配置された遊技盤7と、遊技者が遊技行為を行うために遊技盤7上に遊技媒体としての遊技球8を発射するためのハンドル9と、遊技盤7における遊技行為の結果として提供される賞品、ここでは遊技球8(賞品として払い出される遊技球8を賞球と言う。)を貯留する上受け皿11と、上受け皿11から排出される遊技球8を受ける下受け皿13と、内枠5に取り付けられ、遊技を提供するための制御を行う主制御基板21と、内枠5が開放されるとその開放を検出する内枠開放検出スイッチ23とを備えている。
図2に示すように、遊技機1の裏側の上側には、遊技球8を貯留するタンク31が設けられ、その下側には遊技球8をタンク31から下流側に案内するタンクレール33が設けられている。また、タンクレール33の下流側には、遊技者に賞球を払い出す賞球払出装置35が設けられ、遊技機1の裏側の上側には、タンク31やタンクレール33等から遊技球8を抜く際に押下される球抜きスイッチ37が設けられる。
また、遊技機1の裏側には、特許文献1に記載の遊技機と同様にして賞球払出装置35により払い出される遊技球8を上受け皿11へ排出する受皿用排出通路38(図2では不図示。図3参照)と、賞球払出装置35により払い出される遊技球8を遊技球排出口51(図2では不図示。図4参照)へ排出する排出口用排出通路39(図2では不図示。図3参照)とが設けられる。
図3に示すように、賞球払出装置35は、タンクレール33からの遊技球8を導入するタンク用導入通路41と、受皿用排出通路38へ排出するための遊技球8を導入する受皿用導入通路42と、排出口用排出通路39へ排出するための遊技球8を導入する排出口用導入通路43と、タンク用導入通路41から導入された遊技球8を受皿用導入通路42または排出口用導入通路43の何れか一方へ送り出すスプロケット44とを備える。
スプロケット44は、タンク用導入通路41が受皿用導入通路42及び排出口用導入通路43に合流する箇所に設置され、外周面に遊技球8を載置する凹部44aが複数形成された部材である。この凹部44aは、遊技球8を1個のみ載せることが可能な大きさに構成されている。またスプロケット44は、払出モータ63(図3では不図示。図5参照)により駆動されて、回転軸44bを中心に回転するように構成されている。
これにより、スプロケット44が回転軸44bを中心に正方向SHに回転すると、遊技球8が1個ずつ受皿用排出通路38へ送り出され(矢印YS参照)、逆方向GHに回転すると、遊技球8が1個ずつ排出口用排出通路39へ送り出される(矢印YG参照)。
また図4に示すように、遊技機1の裏側の下部には、遊技盤7上に発射された遊技球8及び排出口用排出通路39へ排出された遊技球8を遊技機1の外部へ排出する遊技球排出口51が設けられている。また、遊技球回収装置53は、遊技機1の遊技球排出口51の下方において遊技機島55に取り付けられており、遊技球排出口51から下方YKに落下する遊技球8を受け入れて、受け入れた遊技球8を、遊技機島55の下部に配置される回収樋57へ案内する機能を備える。
また図5に示すように、遊技機1には、主制御基板21が具備されている。そして主制御基板21には、遊技球8の払い出しを制御する払出制御基板61と、主制御基板21から出力された信号を外部のホール管理コンピュータ(不図示)に出力する外部端子板65とが接続されている。
そして払出制御基板61には、内枠開放検出スイッチ23と、球抜きスイッチ37と、スプロケット44を回転駆動する払出モータ63とが接続されている。
次に、主制御基板21が実行する球抜き処理の手順を、図6を用いて説明する。図6は球抜き処理を示すフローチャートである。この球抜き処理は、遊技機1に電源が供給されている間に繰り返し実行される処理である。
この球抜き処理において、主制御基板21は、まずS10にて、球抜きスイッチ37が押下されたか否かを判断する。ここで、球抜きスイッチ37が押下されたと判断した場合には(S10)、S20にて、内枠開放検出スイッチ23が内枠5の開放を検出したか否かを判断する。ここで、内枠5の開放を検出したと判断した場合には(S20)、S30にて、払出モータ63を正回転させ、球抜き処理を一旦終了する。これにより、スプロケット44が回転軸44bを中心に正方向SH(図3参照)に回転する。
一方、S20にて、内枠5の開放を検出したと判断していない場合には(S20)、S40にて、払出モータ63を逆回転させ、球抜き処理を一旦終了する。これにより、スプロケット44が回転軸44bを中心に逆方向GH(図3参照)に回転する。
またS10にて、球抜きスイッチ37が押下されていないと判断した場合には(S10)、S50にて、払出モータ63の回転を停止させ、球抜き処理を一旦終了する。これにより、スプロケット44は回転を停止する。
このように構成された遊技機1は、内枠5が外枠3に対して開けられた開状態であるか否かが内枠開放検出スイッチ23により検出される。そして、球抜きスイッチ37が押下され、且つ内枠5が開状態である場合に、タンク31及びタンクレール33と上受け皿11との間を遊技球8が流下可能に連通される(S30)。更に、球抜きスイッチ37が押下され、且つ内枠5が外枠3に対して閉められた閉状態である場合に、タンク31及びタンクレール33と遊技球排出口51との間を遊技球8が流下可能に連通される(S40)。
従って、内枠5が開状態である場合に球抜きスイッチ37が押下されると、タンク31及びタンクレール33に貯留されている遊技球8が上受け皿11へ排出される。このため、内枠5が開状態である場合に遊技球8を抜き取っても、抜き取られた遊技球8が遊技球排出口51から遊技機島55のカウンタ上に落下して散乱してしまうことがないという効果を奏する。
また、内枠5が閉状態である場合に球抜きスイッチ37が押下されると、タンク31に貯留されている遊技球8が遊技球排出口51へ排出される。
このため、遊技場のスタッフが遊技球8を抜き取る場合には内枠5を開放して球抜きスイッチ37を押下すればよいが、内枠5が閉状態である場合に、遊技者が何らかの不正な方法、例えば、遊技機1の上方の欄間を不正に開放してその開口部から腕を入れる方法等により球抜きスイッチ37を押下しても、上受け皿11に遊技球8が排出されることがない。従って、遊技者が不正に遊技球8を獲得することを抑制し、遊技場側の損失を抑えることができるという極めて優れた効果を奏する。
また、遊技球回収装置53に受け入れられた遊技球8を計数する手段を設置することにより、遊技者が不正に球抜きスイッチ37を押下したか否かを検出することが可能となる。具体的には、通常の遊技により遊技球排出口51から排出される単位時間当たりの遊技球8の数と、遊技球8の抜き取りにより遊技球排出口51から排出される単位時間当たりの遊技球8の数との間には大きな差があるため、単位時間当たりの遊技球8の数が所定値を越えたら、不正が行われたと判断するようにするとよい。
また、遊技の賞品として提供される遊技球8を上受け皿11へ払い出す手段と、タンク31から遊技球8を排出する手段とを、正方向SH及び逆方向GHに回転駆動された賞球払出装置35により兼用することができる。即ち、遊技の賞品として提供される遊技球8を上受け皿11へ払い出す手段と、タンク31から遊技球8を排出する手段とが別々に設置された遊技機と比べて、遊技機1の構成を簡略化することができる。
以上説明した実施形態において、上受け皿11は本発明における受皿、タンク31及びタンクレール33は本発明における貯留手段、遊技球排出口51は本発明における媒体排出口、球抜きスイッチ37は本発明における操作手段、内枠開放検出スイッチ23は本発明における開閉検出手段、受皿用排出通路38と賞球払出装置35とS30の処理とは本発明における第1の排出手段、排出口用排出通路39と賞球払出装置35とS40の処理とは本発明における第2の排出手段である。
また、受皿用排出通路38は本発明における第1の排出通路、賞球払出装置35は本発明における第1の流下手段及び第2の流下手段、排出口用排出通路39は本発明における第2の排出通路である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態について図面をもとに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態における遊技機1が第1実施形態の遊技機1と異なるのは、球抜き処理が変更された点である。
以下に、第2実施形態における球抜き処理の手順を、図7を用いて説明する。図7は第2実施形態における球抜き処理を示すフローチャートである。この球抜き処理は、遊技機1に電源が供給されている間に繰り返し実行される処理である。
この球抜き処理において、主制御基板21は、まずS110にて、球抜きスイッチ37が押下されたか否かを判断する。ここで、球抜きスイッチ37が押下されたと判断した場合には(S110)、S120にて、内枠開放検出スイッチ23が内枠5の開放を検出したか否かを判断する。ここで、内枠5の開放を検出したと判断した場合には(S120)、S130にて、払出モータ63を正回転させ、球抜き処理を一旦終了する。これにより、スプロケット44が回転軸44bを中心に正方向SH(図3参照)に回転する。
一方、S120にて、内枠5の開放を検出したと判断していない場合には(S120)、S140にて、払出モータ63の回転を停止させる。これにより、スプロケット44は回転を停止する。その後S150にて、不正が行われている旨を示す不正信号を外部端子板65へ出力し、球抜き処理を一旦終了する。これにより、不正信号がホール管理コンピュータへ出力される。
またS110にて、球抜きスイッチ37が押下されていないと判断した場合には(S110)、S160にて、払出モータ63の回転を停止させ、球抜き処理を一旦終了する。これにより、スプロケット44は回転を停止する。
このように構成された遊技機1は、内枠5が外枠3に対して開けられた開状態であるか否かが内枠開放検出スイッチ23により検出される。そして、球抜きスイッチ37が押下され、且つ内枠5が開状態である場合のみに、タンク31と上受け皿11との間を遊技球8が流下可能に連通される(S130)。
従って、内枠5が開状態である場合に球抜きスイッチ37が押下されると、タンク31に貯留されている遊技球8が上受け皿11へ排出される。このため、内枠5が開状態である場合に遊技球8を抜き取っても、抜き取られた遊技球8が遊技球排出口51から遊技機島55のカウンタ上に落下して散乱してしまうことがないという効果を奏する。
更に、内枠5が外枠3に対して閉められた閉状態である場合に球抜きスイッチ37が押下されても、タンク31に貯留されている遊技球8は排出されない。
このため、遊技場のスタッフが遊技球8を抜き取る場合には内枠5を開放して球抜きスイッチ37を押下すればよいが、内枠5が閉状態である場合に、遊技者が何らかの不正な方法、例えば、遊技機1の上方の欄間を不正に開放してその開口部から腕を入れる方法等により球抜きスイッチ37を押下しても、上受け皿11に遊技球8が排出されることがない。従って、遊技者が不正に遊技球8を獲得することを抑制し、遊技場側の損失を抑えることができるという極めて優れた効果を奏する。
また、内枠5が閉状態である場合に、球抜きスイッチ37を押下されると、不正が行われている旨が報知される(S150)。このため、不正が行われている旨を知らせることが可能になり、遊技場のスタッフが容易に、不正を行っている遊技者を発見するができる。
以上説明した実施形態において、受皿用排出通路38と賞球払出装置35とS130の処理とは本発明における第1の排出手段、S150の処理は本発明における報知手段である。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記第2実施形態においては、不正信号をホール管理コンピュータへ出力することにより、不正が行われている旨を遊技場のスタッフに報知するものを示したが、スピーカ等の音声出力手段から音声を出力させたり、遊技機島の島端に設けられる代表ランプ等の発光手段を発光させたりすることによって、遊技場のスタッフに報知するようにしてもよい。また、通常時には静止して遊技場内を監視する監視カメラを、不正が行われている際には遊技場内の様々な場所を監視するように動かすことによって、不正が行われている旨を遊技場のスタッフに気付かせるようにしてもよい。
遊技機1の正面図である。 遊技機1の背面図である。 賞球払出装置35の構成を説明する断面図である。 遊技球排出口51と遊技球回収装置53の配置を説明するための遊技機1の一部背面図である。 遊技機1の制御系のブロック図である。 第1実施形態の球抜き処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の球抜き処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…遊技機、3…外枠、5…内枠、7…遊技盤、8…遊技球、9…ハンドル、11…上受け皿、13…下受け皿、21…主制御基板、23…内枠開放検出スイッチ、31…タンク、33…タンクレール、35…賞球払出装置、37…球抜きスイッチ、38…受皿用排出通路、39…排出口用排出通路、41…タンク用導入通路、42…受皿用導入通路、43…排出口用導入通路、44…スプロケット、44a…凹部、44b…回転軸、51…遊技球排出口、53…遊技球回収装置、55…遊技機島、57…回収樋、61…払出制御基板、63…払出モータ、65…外部端子板

Claims (2)

  1. 遊技機の前面側に設けられ遊技に提供される遊技媒体を貯留する受皿と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技の賞品として提供される遊技媒体を貯留する貯留手段と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技に利用された遊技媒体を排出する媒体排出口とを有する内枠が外枠に対して開閉可能に取り付けられた遊技機であって、
    上記貯留手段に貯留された上記遊技媒体を排出する場合に操作される操作手段と、
    上記内枠の上記外枠に対する開閉状態を検出する開閉検出手段と、
    上記操作手段が操作され、且つ上記内枠が開状態であると上記開閉検出手段により検出されている場合に、上記貯留手段と上記受皿との間を上記遊技媒体が流下可能に連通する第1の排出手段と、
    上記操作手段が操作され、且つ上記内枠が閉状態であると上記開閉検出手段により検出されている場合に、上記貯留手段と上記媒体排出口との間を上記遊技媒体が流下可能に連通する第2の排出手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 遊技機の前面側に設けられ遊技に提供される遊技媒体を貯留する受皿と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技の賞品として提供される遊技媒体を貯留する貯留手段と、遊技機の後面側に設けられ上記遊技に利用された遊技媒体を排出する媒体排出口とを有する内枠が外枠に対して開閉可能に取り付けられた遊技機であって、
    上記貯留手段に貯留された上記遊技媒体を排出する場合に操作される操作手段と、
    上記内枠の上記外枠に対する開閉状態を検出する開閉検出手段と、
    上記操作手段が操作され、且つ上記内枠が開状態であると上記開閉検出手段により検出されている場合のみに、上記貯留手段と上記受皿との間を上記遊技媒体が流下可能に連通する第1の排出手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
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