JP5010332B2 - 水中航走体運動制御装置および水中航走体 - Google Patents

水中航走体運動制御装置および水中航走体 Download PDF

Info

Publication number
JP5010332B2
JP5010332B2 JP2007113949A JP2007113949A JP5010332B2 JP 5010332 B2 JP5010332 B2 JP 5010332B2 JP 2007113949 A JP2007113949 A JP 2007113949A JP 2007113949 A JP2007113949 A JP 2007113949A JP 5010332 B2 JP5010332 B2 JP 5010332B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
underwater vehicle
point
altitude
distance
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007113949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008265651A (ja
Inventor
由章 山内
潔 広川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2007113949A priority Critical patent/JP5010332B2/ja
Publication of JP2008265651A publication Critical patent/JP2008265651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5010332B2 publication Critical patent/JP5010332B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

本発明は、水中航走体運動制御装置および水中航走体に関し、特に、水中を自動で巡航するときに利用される水中航走体運動制御装置および水中航走体に関する。本発明を適用する水中航走体には、自律型の無索式無人潜水機、遠隔操縦型の有索式無人潜水機、有人潜水艇がある。
海中を自動で巡航して海中探査する水中航走体が知られている。このような水中航走体には、精度良い観測データを得ることが望まれ、所望の軌道上をなるべく小さな誤差で航走させることが望まれている。水中航走体の巡航に際して鉛直方向の深度成分を変更する制御としては、深度制御と高度制御が知られている。その深度制御は、水圧に基づいて得た海水面からの距離である深度を一定に保持しながら航走させる制御である。その高度制御は、高度ソーナーなどのセンサーに基づいて得た海底面からの対地距離である高度を一定に保持しながら航走させる制御である。
高度制御では、一般に、水流や海中音響など周囲環境から外乱を受けるばかりでなく、深度圧の変動が安定した深度制御とは異なって、そもそも海底の凹凸や起伏のうねりといった多種多様に富む海底から反射してくる音響信号のばらつきに対応した制御としなければならない。高度制御でセンシングに用いられる高度ソーナーの音響ビームは、通常円錐形状を成す指向性の強い特性を有している。このため、このセンサーが測定する対地距離は、比較的限られたローカルな海底からの対地高度情報を計測したものとなり、水中航走体は自己の航走に際して、時々刻々と変化する海底地形の起伏変化にあわせて、深度変換を繰り返すことになる。このとき、水中航走体の高度を一定に保持しにくいとか、水中航走体の姿勢角が海底地形傾斜角を大幅に外れて上下に変動する不都合が生じていた。水中航走体を高度制御するときに、その水中航走体の姿勢角の変動を低減し、その水中航走体と目標高度との高度偏差の変動を低減することが望まれている。
特開平01−240398号公報には、縦揺れや横揺れを起こさないで、海面からの深度や海底からの高度や設定コースを変えることが可能であり、安定した海中及び海底の探査が可能である水中航走体が開示されている。その水中航走体は、水中を航走する水中航走体において、左右同方向可動式の舵を有する水平翼を航走体の前部と後部に配置し、独立に作動する舵を有する上下一対の垂直尾翼を設けていることを特徴としている。
特開2005−239027号公報には、AUVの音響ソナーによる撮像画像の精度を向上できる水中航走体が開示されている。その水中航走体は、水中航走体の進行方向前方および後方であり且つ潜水状態で水中航走体に対して上下方向又は左右方向にそれぞれ対となる舵を設けたことを特徴としている。
特開平01−240398号公報 特開2005−239027号公報
本発明の課題は、水中航走体が巡航する高度を制御するときにその水中航走体の姿勢角の変動を低減する水中航走体運動制御装置および水中航走体を提供することにある。
本発明の他の課題は、水中航走体が巡航する高度を制御するときに、その水中航走体の姿勢角の変動を低減し、その水中航走体の目標高度との高度偏差の変動を低減する水中航走体運動制御装置および水中航走体を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、所定の高度を巡航する水中航走体の全体規模と製造コストを低減する水中航走体を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、水中航走体が巡航する高度を単純な制御アルゴリズムと機器システムによってより高精度により健全に制御する水中航走体運動制御装置および水中航走体を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、所定の高度を巡航する水中航走体に搭載する制御装置のチューニングに強いられる負担を低減する水中航走体運動制御装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。これら符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による水中航走体運動制御装置(10)は、速度検出器(6)を用いて水中航走体(1)の速度(進行方向と速度と)を測定する測定部(14)と、水底(22)のうちの第1点(24)から水中航走体本体(2)までの第1距離(25)と水底(22)のうちの第1点(24)と異なる第2点(27)から水中航走体本体(2)までの第2距離(28)とを測定する高度収集部(15)と、第1距離(25)に基づいて、水中航走体本体(2)が進行する進行方向(32)の鉛直方向の深度成分を変更する舵(5)を制御する舵制御部(16)とを備えている。このような水中航走体運動制御装置(10)は、水中航走体本体(2)が巡航する高度を制御するときに、水底(22)のうちの1点から距離を1つだけ測定して制御することに比較して、その水中航走体本体(2)の姿勢角と高度偏差の変動を低減することができる。
本発明による水中航走体運動制御装置(10)の舵制御部(16)は、第1距離(25)と第2距離(28)とに基づいて算出される水底点(36)から水中航走体本体(2)までの高度(37)が目標高度になるように舵(5)を制御する。このような水中航走体運動制御装置(10)は、水中航走体本体(2)が巡航する高度が一定になるように制御するときに、水底(22)のうちの1点から距離を1つだけ測定して制御することに比較して、その水中航走体本体(2)の姿勢角の変動を低減し、その水中航走体本体(2)の高度偏差の変動を低減することができる。
目標高度は、第1点(24)と第2点(27)とを通る仮想線(29)の方向と進行方向(32)との位置関係が所定条件を満足するときに第1点(24)に基づく高度(34)に一致し、その所定条件を満足しないときに仮想線(29)のうちの水中航走体本体(2)から所定方向に配置される仮想点(36)に基づく高度(37)に一致する。このような水中航走体運動制御装置(10)は、水中航走体本体(2)が巡航する高度が一定になるように制御するときに、その水中航走体本体(2)の姿勢角の変動を低減し、その水中航走体本体(2)の高度偏差の変動を低減することができる。
その所定方向の進行方向(32)の成分は、正である。水底点(27)は、水中航走体本体(2)より進行方向(32)の後側に配置されることが好ましい。水底点(24)および仮想点(36)は、水中航走体本体(2)より進行方向(32)の前側に配置されることが好ましい。
本発明による水中航走体(1)は、本発明による水中航走体運動制御装置(10)と、水中航走体本体(2)とを備えている。このような水中航走体(1)は、巡航する高度が制御するときに、その水中航走体本体(2)の姿勢角と高度偏差の変動がより低減される。
本発明による水中航走体(1)は、水中航走体本体(2)の速度を測定するセンサ(6)をさらに備えている。センサ(6)は、第1距離(25)と第2距離(28)とをさらに測定する。このような水中航走体(1)は、第1距離(25)と第2距離(28)とを専用に測定する測定装置を備える必要がなく、水中航走体(1)をよりコンパクトにより軽量により安価に製造することができ、好ましい。
本発明による水中航走体(1)は、第1距離(25)と第2距離(28)とを測定するセンサ(6)を鉛直方向に対して固定するジャイロと慣性航法装置をさらに備えている。このような水中航走体(1)は、高度をより正確に測定することができ、水中航走体本体(2)が巡航する高度をより精度よく制御することができる。
本発明による水中航走体運動制御方法は、水底(22)のうちの第1点(24)から水中航走体本体(2)までの第1距離(25)と水底(22)のうちの第1点(24)と異なる第2点(27)から水中航走体本体(2)までの第2距離(28)とを測定するステップ(S1)と、第1距離(25)と第2距離(28)とに基づいて、水中航走体本体(2)が進行する進行方向(32)の鉛直方向の成分を変更する舵(5)を制御するステップ(S2〜S8)とを備えている。このような水中航走体運動制御方法によれば、水中航走体本体(2)が巡航する高度を制御するときに、水底(22)のうちの1点から距離を1つだけ測定して制御することに比較して、その水中航走体本体(2)の姿勢角と高度偏差の変動を低減することができる。
本発明による水中航走体運動制御方法として、舵(5)は、第1距離(25)と第2距離(28)とに基づいて算出される水底点(24、36)から水中航走体本体(2)までの高度が目標高度になるように制御される。このような水中航走体運動制御方法によれば、水中航走体本体(2)が巡航する高度が一定になるように制御するときに、水底(22)のうちの1点から距離を1つだけ測定することに比較して、その水中航走体本体(2)の姿勢角と高度偏差の変動を低減することができる。
目標高度は、第1点(24)と第2点(27)とを通る仮想線(29)の方向と進行方向(32)との位置関係が所定条件を満足するときに第1点(24)に基づく高度(34)に一致する。所定条件を満足しないときに仮想線(29)のうちの水中航走体本体(2)から所定方向に配置される仮想点に基づく高度(37)に一致する。このような水中航走体運動制御方法によれば、水中航走体本体(2)が巡航する高度が一定になるように制御するときに、その水中航走体本体(2)の姿勢の変動を低減し、その水中航走体本体(2)の高度の変動を低減することができる。
その所定方向の進行方向(32)の成分は、正である。水底点(27)は、水中航走体本体(2)より進行方向(32)の後側に配置されることが好ましい。水底点(24)および仮想点(36)は、水中航走体本体(2)より進行方向(32)の前側に配置されることが好ましい。
本発明による水中航走体運動制御装置および水中航走体は、巡航する高度を制御するときに、水底のうちの1点から距離を1つだけ測定して制御することに比較して、その水中航走体本体の姿勢角と高度偏差の変動を低減することができる。
図面を参照して、本発明による水中航走体の実施の形態を記載する。その水中航走体1は、図1に示されているように、水中航走体本体2と推進装置3と舵5と速度検出器6と観測装置7と図示されない深度計とジャイロと慣性航法装置を備えている。推進装置3は、水中航走体本体2の船尾に配置されるスクリューを備え、水中航走体本体2に対してそのスクリューを回転させることにより、水中航走体本体2を水中で推進させる推進力を生成する。舵5は、水中航走体本体2の船尾に配置され、水中航走体本体2が進行する進行方向を変更する。たとえば、舵5は、水平舵と垂直舵とから構成され、このとき、その垂直舵は、水中航走体1が航走する水平面上の方位成分を変更し、その水平舵は、水中航走体1が進行する鉛直縦断面上の深度成分を変更する。
速度検出器6は、センサー中心軸を有し、その中心軸が水中航走体1の高さ方向に平行になるように水中航走体本体2の底部に鉛直下向きに固定されている。速度検出器6は、ドップラーソナーから形成され、所定の方向に音波を発射し、その音波による反射波を受信する。その所定の方向は、水中航走体1の船首側方向と船尾側方向と左舷側方向と右舷側方向とを含んでいる。その船首側方向は、速度検出器6を中心に、その中心軸の船底向きの方向から水中航走体1の船首に向かって30度回転した方向である。その船尾側方向は、速度検出器6を中心に、その中心軸の船底向きの方向から水中航走体1の船尾に向かって30度回転した方向である。その左舷側方向は、速度検出器6を中心に、その中心軸の船底向きの方向から水中航走体1の左舷に向かって30度回転した方向である。その右舷側方向は、速度検出器6を中心に、その中心軸の船底向きの方向から水中航走体1の右舷に向かって30度回転した方向である。速度検出器6は、その音波とその反射波の周波数の差に基づいて水中航走体本体2の速度を測定し、その音波とその反射波との位相の差に基づいて水中航走体本体2から海底のうちのその音波が反射した点までの距離を測定する。
観測装置7は、水中航走体本体2の周囲または底部に固定され、水中航走体1が航走する海洋空間と海底に関する物理量を測定する。観測装置7としては、TVカメラ、スナップショットカメラ、サイドスキャンソナー、マルチビームエコーサウンダー、サブボトムプロファイラ、CTDO計が例示される。そのTVカメラは、水中航走体1が航走しているときに、海底面や観測対象物の動画を撮像する。そのスナップショットカメラは、水中航走体1が航走しているときに、海底面や観測対象物の静止画を撮像する。そのサイドスキャンソナー、マルチビームエコーサウンダー、サブボトムプロファイラは、水中航走体1が航走しているときに、海底面に向かって扇形に広がる音波を発信し、その音波の反射波を受信し、その反射波に基づいて海底面や観測対象物の微細地形、海底地質構造など水中音響データを測定する。そのCTDO計は、水中航走体1が航走する海水の塩分、水温、溶存酸素を測定する。
水中航走体1は、さらに、水中航走体本体2の内部に水中航走体運動制御装置を備えている。その水中航走体運動制御装置10は、コンピュータであり、図2に示されているように、複数のコンピュータプログラムがインストールされている。すなわち、水中航走体運動制御装置10は、図示されていないCPUと記憶装置と入力装置とインターフェースとを備えている。そのCPUは、水中航走体運動制御装置10にインストールされるコンピュータプログラムを実行して、その記憶装置とインターフェースとを制御する。その記憶装置は、そのコンピュータプログラムを記録し、そのCPUにより生成される情報を一時的に記録する。その入力装置は、オペレータにより操作されて生成される情報をCPUに出力する。その入力装置としては、キーボード、リムーバルメモリドライブ、通信ケーブル、音波や電波によるデータ伝送装置が例示される。そのインターフェースは、水中航走体運動制御装置10に接続される外部機器により生成される情報をそのCPUに出力し、そのCPUにより生成された情報をその外部機器に出力する。その外部機器は、推進装置3と舵5と速度検出器6とを含んでいる。
水中航走体運動制御装置10は、コンピュータプログラムである設定部11と巡航制御部12と高度制御部13とがインストールされている。設定部11は、入力装置を介して入力された情報に基づいて航路と目標高度と許容角幅とセンシング方向角度38とを設定する。巡航制御部12は、設定部11により設定された航路を水中航走体1が自動で巡航するように、速度検出器6により測定される水中航走体本体2の速度に基づいて推進装置3と舵5とを制御する。高度制御部13は、設定部11により設定された目標高度を水中航走体1が巡航するように、舵5を制御する。
図3は、高度制御部13を示している。高度制御部13は、測定部14と高度収集部15と舵制御部16とを備えている。測定部14は、速度検出器6を用いて、水中航走体1の速度(進行方向と速さと)を測定する。高度収集部15は、設定部11により設定された水中航走体1から海底の複数の点までの距離を収集する。舵制御部16は、測定部14により測定された測定結果に基づいて、高度収集部15により収集された距離を使用して水中航走体1が航走するように、舵5を制御する。
水中航走体1は、図4に示されているように、海面21と海底面22との間の海中を航走する。図4にて、水中航走体1は全長方向が方向32に向かって平行に航走するが、海面21に平行な水中航走体本体2を通る直線30との成す角33を、図示しないジャイロと慣性航法装置を用いて角度補正した図であり、航走する水中航走体1のある瞬間の状態を例示する。速度検出器6は、方向23に音波を発射し、その音波が海底面22のうちの点24に反射した反射波を観測し、その音波とその反射波との位相差に基づいて水中航走体1から点24までの距離25を測定する。方向23は、水中航走体1に対して固定され、速度検出器6を中心に、水中航走体1の鉛直下向きの方向から水中航走体1の船首に向かって30度回転した方向に平行である。速度検出器6は、さらに、方向26に音波を発射し、その音波が海底面22のうちの点27に反射した反射波を観測し、その音波とその反射波との位相差に基づいて水中航走体1から点27までの距離28を測定する。方向26は、水中航走体1に対して固定され、速度検出器6を中心に、水中航走体1の鉛直下向きの方向から水中航走体1の船尾に向かって30度回転した方向に平行である。
このとき、舵制御部16は、方向23と距離25と方向26と距離28および図示しない深度計とジャイロと慣性航法装置とに基づいて、点24と点27とを通る直線である仮想線29の位置を算出する。舵制御部16は、さらに、測定部15により測定された水中航走体1の進行方向32と仮想線29の方向との位置関係を算出する。すなわち、舵制御部16は、その全長方向と仮想線29の方向とのなす角31を算出し、水中航走体1の全長方向と進行方向32とのなす角33を算出する。なす角31となす角33との差の絶対値を算出する。
舵制御部16は、その絶対値が設定部11により設定された許容角幅より小さいときに、点24からの水中航走体1の高度34を算出する。高度34は、水中航走体1を通り、かつ、水中航走体1の全長方向に平行である直線30と点24との鉛直方向距離を示している。舵制御部16は、さらに、高度34が設定部11により設定された目標高度になるように、舵5を制御する。たとえば、舵制御部16は、高度34がその目標高度より大きいときに、進行方向32が下方に変更されるように舵5を制御し、高度34がその目標高度より小さいときに、進行方向32が上方に変更されるように舵5を制御する。
舵制御部16は、その絶対値が設定部11により設定された許容角幅より大きいときに、仮想線29のうちから所定の仮想点36の位置を算出する。その仮想点36は、水中航走体1から設定部11により設定されたセンシング方向角38の方向に配置されている。舵制御部16は、さらに、仮想点36からの水中航走体1の高度37を算出する。高度37は、直線30と仮想点36との鉛直方向距離を示している。舵制御部16は、さらに、高度37が設定部11により設定された目標高度になるように、舵5を制御する。たとえば、舵制御部16は、高度37がその目標高度より大きいときに、進行方向32が下方に変更されるように舵5を制御し、高度37がその目標高度より小さいときに、進行方向32が上方に変更されるように舵5を制御する。
本発明による水中航走体運動制御方法の実施の形態は、水中航走体運動制御装置10により実行され、設定値を設定する動作と、巡航する動作と高度制御する動作とを備えている。
設定値を設定する動作では、オペレータは、まず水中航走体1が巡航する海域の起伏情報があらかじめ予想されるとき、水中航走体1に所望の目標高度で巡航させることをシミュレーションし、水中航走体1の姿勢角の変動が小さく、水中航走体の高度偏差の変動が小さくなる許容角幅とセンシング方向角度38とを算出する。オペレータは、水中航走体1に巡航させたい航路と目標高度とを水中航走体運動制御装置10に入力し、その算出された許容角幅とセンシング方向角度38とを水中航走体運動制御装置10に入力する。さらに、許容角幅とセンシング方向角度38は現場巡航海域での入力設定を変更可能とさせる。
巡航する動作では、水中航走体運動制御装置10は、速度検出器6により測定される水中航走体本体2の速度に基づいて推進装置3と舵5とを制御して、設定値を設定する動作で入力された航路に沿って水中航走体1を自動で巡航させる。このような自律的巡航は、公知であり、特開平01−240398号公報、特開2005−239027号公報に開示されている。
高度制御する動作は、巡航する動作と並行して実行される。水中航走体運動制御装置10は、図5に示されているように、まず、速度検出器6を用いて、距離25と距離28とを測定する(ステップS1)。水中航走体運動制御装置10は、方向23と距離25と方向26と距離28とに基づいて、点24と点27とを通る直線である仮想線29の位置を算出する(ステップS2)。
水中航走体運動制御装置10は、さらに、速度検出器6と図示しない深度計とジャイロと慣性航法装置を用いて、水中航走体1の進行方向32を測定し、進行方向32と仮想線29の方向との位置関係を算出する(ステップS3)。すなわち、水中航走体運動制御装置10は、海面21に平行な直線39と仮想線29の方向とのなす角31を算出し、水中航走体1の全長方向と進行方向32とのなす角33を算出する。なす角31となす角33との差の絶対値を算出する。
水中航走体運動制御装置10は、その絶対値が許容角幅より大きいときに(ステップS3、NO)、仮想線29のうちから所定の仮想点36の位置を算出する(ステップS4)。水中航走体運動制御装置10は、さらに、仮想点36からの水中航走体1の高度37を算出する(ステップS5)。水中航走体運動制御装置10は、高度37がその目標高度より大きいときに、進行方向32が下方に変更されるように舵5を制御し、高度37がその目標高度より小さいときに、進行方向32が上方に変更されるように舵5を制御する(ステップS6)。このような制御としては、フィードバック制御やPID制御やファジイ制御などが知られており、本発明によれば単純な制御アルゴリズムで高度制御を実現し、これらの設定諸係数を減少することができる。
水中航走体運動制御装置10は、その絶対値が許容幅より小さいときに(ステップS3、YES)、点24からの水中航走体1の高度34を算出する(ステップS7)。水中航走体運動制御装置10は、高度34がその目標高度より大きいときに、進行方向32が下方に変更されるように舵5を制御し、高度34がその目標高度より小さいときに、進行方向32が上方に変更されるように舵5を制御する(ステップS8)。このような制御としては、フィードバック制御やPID制御やファジイ制御などが知られており、本発明によれば単純な制御アルゴリズムで高度制御を実現し、これらの設定諸係数を減少することができる。ステップS1〜ステップS8の動作は、巡航に際して周期的に繰り返して実行される。
本発明に示すステップS4で算出される仮想点36の位置変動は、海底面22の小さな凸凹に影響され難く、速度検出器6によって直接に測定される点24、27に比較して位置の変動が小さい。このため、水中航走体1の巡航において高度37は変動が緩やかであり、ステップS4〜ステップS6の高度制御によれば、水中航走体1の高度偏差の変動を低減することができ、水中航走体1の姿勢角の変動を低減することができる。
水中航走体は、一般に、舵やスラスターや姿勢調整装置や浮量調整装置などのアクチュエータを多数装備することにより、水中航走体1の高度を変更するときの水中航走体1の姿勢角と高度偏差の変動を低減することができる。図5の動作によれば、水中航走体1の高度偏差の変動を低減することができ、このため、水中航走体1の姿勢角の変動を低減することができる。このとき、水中航走体1は、水中航走体1の姿勢角の変動を低減するために、舵やスラスターや姿勢調整装置や浮量調整装置などアクチュエータを多数装備する必要がなく好ましい。なお、本発明に示す水中航走体1は、このような舵やスラスターや姿勢調整装置や浮量調整装置などアクチュエータをより多く備えることにより、水中航走体1の姿勢角と高度偏差の変動をより低減することができ、好ましい。
海底面22からの高度の実測値の信号をフィルタリング処理して海底面22の小さな凸凹によるばらつきを低減することが知られている。所定の高度保持性能を確保し且つ航走体としてのリアルタイムに演算処理しなければならない必要性において、ステップS4〜ステップS6のような高度制御は、上記フィルタリング処理を用いた高度制御に比較して、処理量が小さくより低コストでより速く処理することができ、好ましい。なお、この水中航走体1が高い処理能力を持つコンピュータを搭載するのであれば、上記フィルタリング処理機能を備えることにより、水中航走体1の姿勢角と高度偏差の変動をより低減することができ、好ましい。
ステップS7〜ステップS8の高度制御は、なす角31となす角33との差の絶対値が設定部11により設定された許容角幅より小さいとき、すなわち、水中航走体1が海底地形の起伏との差異が小さく巡航したと判断されるときに実行される。ステップS7〜ステップS8の高度制御は、ステップS4〜ステップS6の高度制御に比較して、実測値を用いて高度制御している分だけ水中航走体1をより高精度に高度制御することができる。ステップS7〜ステップS8の高度制御とステップS4〜ステップS6の高度制御とを許容角幅によって適切に選定することで水中航走体1を海底地形に対応してより追従性の高い高度制御することができる。
なお、センシング方向角度38は、シミュレーションにより算出される変数にしないで定数にすることもできる。センシング方向角度38は、シミュレーションによれば、水中航走体1の進行方向に向かって前側とすることが高度偏差を小さくでき、好ましい。定数であるセンシング方向角度38としては、直線29上の点24と点27との間において、水中航走体1の鉛直直下の方向、すなわち、なす角38が30度のときから、なす角38が60度との範囲にすることが好ましい。
なお、許容角量は、シミュレーションにより算出される変数にしないで定数にすることもできる。許容角量は、シミュレーションによれば、小さければ小さいほどステップS4〜ステップS6の高度制御が実行される頻度が大きく高度偏差を低減できるが、起伏変化の大きな海底地形に対しては姿勢角の変動が大きくなって、海底への追従性が悪化する場合もある。定数である許容角量としては、使用する観測装置の精度に悪影響を及ぼさない点で5度以内が好ましく、2〜3度以内がさらに好ましい。
さらに、ステップS3は、許容角幅を用いない他の条件で判別することもできる。このような条件としては、なす角31となす角33との差が所定の範囲に含まれるかどうかが例示される。このような条件では、その範囲の上限と下限とを独立に設定することができ、ステップS4〜ステップS6の高度制御とステップS7〜ステップS8の高度制御とをより適切に切り換えることができ、好ましい。
なお、なす角31となす角33との差の絶対値が設定部11により設定された許容角幅より小さいとき、すなわち、水中航走体1が海底地形の起伏との差異があらかじめ小さく巡航できると担保されるときに、高度制御する動作は、ステップS7〜ステップS8の高度制御を実行しないで、ステップS4〜ステップS6の高度制御のみを実行することもできる。このような動作によれば、水中航走体1は、常時に、水中航走体1の高度の変動と姿勢の変動とを低減され、好ましい。
本発明による水中航走体の実施の他の形態は、既述の実施の形態における水中航走体1がジャイロと慣性航法装置と深度計をさらに備えている。その慣性航法装置と深度計は水中航走体1の巡航において海底との位置関係を固定する。そのジャイロは、複数軸に回転可能に速度検出器6を水中航走体本体2に支持し、速度検出器6の中心軸が鉛直方向に平行になるように駆動する。既述の実施の形態における直線30は、速度検出器6に対して固定され、常時に水平方向に平行である。このとき、点24または点27から直線30に下ろした垂線は、鉛直方向に平行であり、高度34、37は、より水中航走体1の高度をより正確に示している。このような水中航走体は、その分だけ水中航走体を姿勢角の動揺を低減して海底により追従性高く高度制御することができる。
本発明による水中航走体の実施のさらに他の形態は、既述の実施の形態における水中航走体1が水中航走体1と海底面22の点24、27との距離を測定する専用のソーナーを備えている。このような水中航走体1は、その専用のソーナーを可動で所望の角度を向くように水中航走体本体に固定することができ、点24、27とをより高い自由度で設定することができ、水中航走体1の運動能力と観測装置の性能に配慮してより自在に高度制御することができ、好ましい。
図1は、本発明による水中航走体の実施の形態を示す側面図である。 図2は、本発明による水中航走体運動制御装置の実施の形態を示すブロック図である。 図3は、高度制御部を示すブロック図である。 図4は、水中航走体の高度方向を示す縦断面図である。 図5は、高度制御する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 :水中航走体
2 :水中航走体本体
3 :推進装置
5 :舵
6 :速度検出器
7 :観測装置
10:水中航走体運動制御装置
11:設定部
12:巡航制御部
13:高度制御部
14:測定部
15:高度収集部
16:舵制御部
21:海面
22:海底面
23:方向
24:点
25:距離
26:方向
27:点
28:距離
29:仮想線
30:直線
31:なす角
32:進行方向
33:なす角
34:高度
36:仮想点
37:高度
38:なす角
39:直線

Claims (7)

  1. 水底のうちの第1点から水中航走体本体までの第1距離と前記水底のうちの前記第1点と異なる第2点から前記水中航走体本体までの第2距離とを測定する高度収集部と、
    前記第1距離と前記第2距離とに基づいて算出された水底点から前記水中航走体本体までの高度が目標高度になるように、前記水中航走体本体が航走する鉛直方向の深度成分を変更する舵を制御する舵制御部とを具備し、
    前記水底点は、
    前記第1点と前記第2点とを通る仮想線の方向と前記進行方向との位置関係が所定条件を満足するときに前記第1点に一致し、
    前記所定条件を満足しないときに前記仮想線のうちの前記水中航走体本体から所定方向に配置される仮想点に一致するように算出される
    水中航走体運動制御装置。
  2. 請求項において、
    前記所定方向の前記進行方向の成分は正とし、前記第1点は前記進行方向に向かって前記水中航走体よりも前側、前記第2点は前記進行方向に向かって前記水中航走体よりも後側、前記仮想点は前記水中航走体の鉛直直下方向を含めた、前記仮想線上の前記進行方向に向かって前記水中航走体よりも前側である
    水中航走体運動制御装置。
  3. 請求項1〜請求項のいずれかに記載される水中航走体運動制御装置と、
    前記水中航走体本体
    とを具備する水中航走体。
  4. 請求項において、
    前記水中航走体本体の速度を測定するセンサを更に具備し、
    前記センサは、前記第1距離と前記第2距離とを更に測定する
    水中航走体。
  5. 請求項において、
    前記第1距離と前記第2距離とを測定するセンサを鉛直方向に対して固定するジャイロと慣性航法装置と深度計
    を更に具備する水中航走体。
  6. 水底のうちの第1点から水中航走体本体までの第1距離と前記水底のうちの前記第1点と異なる第2点から前記水中航走体本体までの第2距離とを測定するステップと、
    目標高度を収集するステップと、
    前記第1距離と前記第2距離とに基づいて算出された水底点から前記水中航走体本体までの高度が前記目標高度になるように、前記水中航走体本体が航走する鉛直方向の深度成分を変更する舵を制御するステップとを具備し、
    前記水底点は、
    前記第1点と前記第2点とを通る仮想線の方向と前記進行方向との位置関係が所定条件を満足するときに前記第1点に一致し、
    前記所定条件を満足しないときに前記仮想線のうちの前記水中航走体本体から所定方向に配置される仮想点に一致するように算出される
    水中航走体運動制御方法
  7. 請求項において、
    前記所定方向の前記進行方向の成分は正とし、前記第1点は前記進行方向に向かって前記水中航走体よりも前側、前記第2点は前記進行方向に向かって前記水中航走体よりも後側、前記仮想点は前記水中航走体の鉛直直下方向を含めた、前記仮想線上の前記進行方向に向かって前記水中航走体よりも前側である
    水中航走体運動制御方法。
JP2007113949A 2007-04-24 2007-04-24 水中航走体運動制御装置および水中航走体 Expired - Fee Related JP5010332B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113949A JP5010332B2 (ja) 2007-04-24 2007-04-24 水中航走体運動制御装置および水中航走体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007113949A JP5010332B2 (ja) 2007-04-24 2007-04-24 水中航走体運動制御装置および水中航走体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008265651A JP2008265651A (ja) 2008-11-06
JP5010332B2 true JP5010332B2 (ja) 2012-08-29

Family

ID=40045753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007113949A Expired - Fee Related JP5010332B2 (ja) 2007-04-24 2007-04-24 水中航走体運動制御装置および水中航走体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5010332B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101763911B1 (ko) * 2016-04-01 2017-08-01 한국해양과학기술원 자기장 외란이 심한 환경에서 수중체의 선수각 추정 장치 및 그 방법

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012061097A2 (en) * 2010-10-25 2012-05-10 Lockheed Martin Corporation Sonar data collection system
JP5759392B2 (ja) * 2012-01-11 2015-08-05 三井造船株式会社 水中航走体
KR101314646B1 (ko) 2012-02-24 2013-10-04 대양전기공업 주식회사 모델 예측 제어기를 이용한 수중 운동체의 제어 방법 및 모델 예측 제어기가 설치된 수중 운동체
KR101290083B1 (ko) * 2012-05-14 2013-07-26 삼성탈레스 주식회사 무인잠수정 hils 시스템과 이를 이용한 동적 제어 특성 검증 방법
JP6221783B2 (ja) * 2014-01-30 2017-11-01 株式会社Ihi 水中航走体の高度検出方法及び装置
JP6761216B2 (ja) * 2015-12-09 2020-09-23 国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 水中航走体の経路設定方法、それを用いた水中航走体の最適制御方法及び水中航走体並びに移動体の経路設定方法
JP6755677B2 (ja) * 2016-03-04 2020-09-16 三菱重工業株式会社 水底高度検知装置、水中航走体、及び水底高度検知方法
CN106292699B (zh) * 2016-08-03 2017-12-12 广州极飞科技有限公司 无人机仿地飞行的方法、装置和无人机
JP6905737B2 (ja) * 2017-04-18 2021-07-21 国立大学法人 東京大学 自律型水中ロボット及びその制御方法
JP7253411B2 (ja) * 2019-03-11 2023-04-06 三菱重工業株式会社 距離推定装置及び距離推定システム
JP2020192906A (ja) * 2019-05-29 2020-12-03 三菱重工業株式会社 移動体の制御装置、制御方法及びプログラム
CN113805598B (zh) * 2020-06-11 2023-03-28 中国科学院沈阳自动化研究所 一种面向欠驱动auv的航行控制方法
KR102262252B1 (ko) * 2020-07-07 2021-06-08 한화시스템 주식회사 배터리 관리 시스템의 비상 배터리 충전 기능을 구비하는 무인 잠수정
CN115339622B (zh) * 2022-08-31 2023-07-11 南京航空航天大学 两栖航行器构型及航行器控制方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146909A (ja) * 1982-02-25 1983-09-01 Nec Corp 水中曳航装置の制御方式
JPS61180174A (ja) * 1985-02-06 1986-08-12 Nec Corp 水中航走体制御装置
JPH0228095A (ja) * 1988-07-15 1990-01-30 Sasebo Sentan Gijutsu Kaihatsu Kyodo Kumiai 母船追従式無人有索水中ロボット
JP2001174545A (ja) * 1999-12-15 2001-06-29 Nec Network Sensa Kk 水中静止目標物検知方法及び装置
JP2006313087A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 水中航走体の検出位置修正方法およびシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101763911B1 (ko) * 2016-04-01 2017-08-01 한국해양과학기술원 자기장 외란이 심한 환경에서 수중체의 선수각 추정 장치 및 그 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008265651A (ja) 2008-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5010332B2 (ja) 水中航走体運動制御装置および水中航走体
US10996676B2 (en) Proactive directional control systems and methods
JP6761216B2 (ja) 水中航走体の経路設定方法、それを用いた水中航走体の最適制御方法及び水中航走体並びに移動体の経路設定方法
US10747226B2 (en) Adaptive autopilot control systems and methods
KR101409627B1 (ko) 해양 선박의 제어와 관련된 개선
KR101370649B1 (ko) 무인잠수정의 경로 제어방법
JP6036515B2 (ja) 水中航走体
JP6905737B2 (ja) 自律型水中ロボット及びその制御方法
EP3241086B1 (en) Autopilot control system
KR20100061367A (ko) 무인 보트 자동관측시스템 및 무인 보트 자동관측방법
WO2018100748A1 (ja) 小型船舶及びその制御方法
EP3241085B1 (en) Proactive directional control systems and methods
WO2018100749A1 (ja) 小型船舶及びその制御方法
EP3945347B1 (en) Beamforming sonar system with improved sonar image functionality, and associated methods
JPH08249060A (ja) 自律型水中航走装置
KR101987655B1 (ko) 수중 지형 측정용 무인 보트
JP2003127983A (ja) 自律型水中航走体の航走制御装置
CN110568407A (zh) 一种基于超短基线和航位推算的水下导航定位方法
JP4264369B2 (ja) 水中航走体およびその制御方法
US20090095208A1 (en) Water drift compensation method and device
WO2015011871A1 (ja) 経路決定装置およびそれを備える自律移動体システム
EP3696078B1 (en) A method and system for piloting an unmanned surface vessel
EP4309994A1 (en) System for coupling aquatic relay machine and underwater cruising body, and operation method therefor
CN114879703B (zh) 水下机器人路径跟踪控制方法
JPH0457559B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110922

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120516

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120601

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5010332

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees