JP5009496B2 - 発電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体酸化物を利用する燃料電池によって発電する装置に関する。
固体酸化物を利用する燃料電池は効率が高く、数キロワットから数十キロワットの発電装置に適しているものと期待されている。
固体酸化物型燃料電池では、メタン、エタン、エチレン、プロパン、ブタン等の炭化水素を含む燃料ガスを利用する。これらの炭化水素系の燃料ガスを、改質することによって一酸化炭素と水素に分解する。固体酸化物型の燃料電池セルは、水素と一酸化炭素を含む改質ガスを有酸素ガスと反応させて発電する。
エタン、エチレン、プロパン、ブタン等の炭素数2以上の炭化水素系ガスを、いきなり改質すると、改質の過程で炭素が析出しやすい。炭素が析出すると、燃料ガスが通過するパイプの内壁に炭素が堆積し、燃料ガスの通過断面積が経時的に減少してしまう。
これを避けるために通常は予備改質器を利用する。予備改質器では、エタン、エチレン、プロパン、ブタン等の炭素数2以上の炭化水素系ガスを、炭素数が1のメタンと水素に改質する。次いで、メタンを本改質することによって、水素と一酸化炭素を含む改質ガスに改質する。
予備改質器と本改質器を分離すると、燃料ガスが通過するパイプの内壁に炭素が堆積することを防止できる。
燃料ガスの改質反応は吸熱反応であり、改質反応を持続させるには改質器を加熱し続ける必要がある。特許文献1に、本改質器と予備改質器を加熱し続ける非常に巧みな技術が紹介されている。ただし特許文献1はまだ公開されていないことに留意されたい。
図1は特許文献1の発電装置の要部を示している。セル群収容室44内には、燃料電池セル群14が5段に収容されている。図示18は、本改質器であり、本改質器18で得られた改質ガスは、燃料電池セル群14の内部に送り込まれる。有酸素ガス(具体的には空気)は、通路50から燃料電池セル群14の各グループの下方に配置されている空気供給部材16を通って、燃料電池セル群14の各グループに向けて吹きだす。燃料電池セル群14の内部に送りこまれた改質ガスと、燃料電池セル群14の外面に吹付けられた有酸素ガスは反応し、電気と熱を作り出す。燃料電池セル群14を通過した改質ガス(オフガス)は、燃料電池セル群14から吹きだす時に燃焼し、燃焼熱を発生する。発電熱と燃焼熱によって、高温の排気ガスが生成する。高温の排気ガスは本改質器18を加熱する。本改質器18を加熱した排気ガスは排気通路58に送り出される。
有酸素ガスをセル群収容室44に送り込む通路34と、排気通路58の間には熱交換器が設けられている。熱交換器は、高温の排気ガスが通過する中間室46(排気通路58の一部)と、有酸素ガスが通過する外室48と、両者間で熱交換するフィン54、56で構成されている。高温の排気ガスは、熱交換器によって、セル群収容室44に送り込む有酸素ガスを予熱する。本改質器18と、燃料電池セル群14と、有酸素ガスの予熱用熱交換器は、断熱材料42で覆われた断熱容器に収容されている。
断熱容器の外部に、予備改質器118と、昇温蒸発混合器130が配設されている。排気ガス通路58を通過した排気ガスは予備改質器118の中心と周囲を通過し、予備改質に必要な熱を供給する。予備改質器118を通過した後の排気ガスは、昇温蒸発混合器130において燃料ガスと水蒸気を予熱する。
昇温蒸発混合器130には、燃料ガス供給器132から燃料ガスが供給され、水供給器134から水が供給される。昇温蒸発混合器130に供給された水は蒸発して水蒸気となり、燃料ガスと混合される。燃料ガスと水蒸気の混合ガスは、昇温蒸発混合器130を通過する間に予熱される。
予熱された混合ガスは、混合ガス供給管126から、予備改質器118に供給される。予備改質器118で予備改質された予備改質ガスは、予備改質ガス供給管26から、本改質器18へ供給される。
特許文献1の発電装置は、発電反応に伴う発電熱とオフガスの燃焼熱を、本改質器18を加熱し、セル群収容室44に送込む有酸素ガスを加熱し、予備改質器118を加熱し、昇温蒸発混合器130を加熱することに利用する。発電熱と燃焼熱を利用することによって、セル群収容室44を発電適温に維持し、本改質器18を本改質反応に適した温度に維持し、予備改質器118を予備改質反応に適した温度に維持することに成功している。特許文献1の発電装置は、熱効率が高く、熱自立することに成功している。
発電反応に伴って発生する発電熱と、ゼロにはすることができないオフガスの燃焼熱だけで、セル群収容室44を発電適温に維持し、本改質器18を本改質に適した温度に維持し、予備改質器118を予備改質に適した温度に維持することができ、加熱のためだけの燃料を必要としないことを熱自立するということにする。
特願2004−088014号
特許文献1に記載の発電装置は、熱効率が高く、熱自立を可能とする。しかしながら、本改質器が過熱されやすく、予備改質器が温度不足となりやすい傾向にあることがわかってきた。本改質器の加熱過多を防止し、予備改質器の加熱不足を是正しようとすると、発電装置の設計条件が厳しいものとなる。
そこで本発明では、改質器の加熱条件を緩和することができる技術を提供する。
本発明者が研究を続けたところ、炭素数2以上の炭化水素系ガスをいきなり改質しても、温度条件さえ適当であれば、燃料ガス通路の内壁に炭素が堆積しないことを確認した。この結果、予備改質器と本改質器に分離する必要がないことを見出した。予備改質器と本改質器に分離しなければ、本改質器では加熱過多となりやすく、予備改質器では加熱不足となりやすいという問題を解決することができる。
本発明の固体酸化物型の燃料電池を用いる発電装置は、上記の知見によって得られたものであり、燃料ガスと水を予熱して混合する昇温蒸発混合器と、予熱した燃料ガスと水蒸気の混合ガスを改質ガスに改質する改質器と、改質ガスを有酸素ガスと反応させて発電する固体酸化物型の燃料電池セルと、燃料電池セルに供給する有酸素ガスを予熱する有酸素ガス予熱器を備えている。改質器は、予備改質器と本改質器に分離されていない。本発明の発電装置では、燃料電池セルの発電熱と燃料電池セルを通過したオフガスを燃焼した燃焼熱で加熱された排気ガスが、最初に改質器を加熱し、次いで有酸素ガス予熱器を加熱し、次いで昇温蒸発混合器を加熱する。
この発電装置によると、本改質器では加熱過多となりやすく、予備改質器では加熱不足となりやすいという問題が解決され、発電装置の設計条件が大幅に緩和される。
また、本発明の発電装置では、昇温蒸発混合器と改質器と燃料電池セルと有酸素ガス予熱器の全部が一つの断熱容器内に収容されている。
このような構成とすると、熱効率が高く、発電量が小さいために発電熱と燃焼熱が小さい状態でも、熱自立することを可能とする。
さらに、本発明の発電装置では、断熱容器が、内室と、その周囲を取囲む中間室と、その中間室を取囲む外室を備えている3層構造を備えており、改質器と燃料電池セルを内室に収容し、排気ガスが通過する中間室と有酸素ガスが通過する外室の間に熱交換器を設けることによって有酸素ガスの予熱器を構成し、昇温蒸発混合器を中間室に収容している。
このような構成とすると、熱効率が極めて高く、発電熱と燃焼熱だけで、セル群収容室を発電適温に維持し、改質器を改質適温に維持しやすく、熱自立しやすい。
上記の発電装置では、昇温蒸発混合器の燃料ガスの流入口は排気ガスが300℃以下に冷却されている位置に配置されており、昇温蒸発混合器の混合ガスの流出口から改質器の混合ガスの流入口の間は排気ガスが400℃以下に冷却されている位置に配置されていることが好ましい
この場合、燃料ガスの通路、昇温蒸発混合器内の通路、混合ガスの通路に炭素が析出することが防止される
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(形態1)セル群収容室が発電ユニットの中心に配置されており、その外側を排気ガス通過室が取り囲んでいる。
(形態2)セル群収容室と排気ガス通過室の外形はほぼ六面体であり、側方の4面のみならず、上面と底面についても、排気ガス通過室がセル群収容室を取り囲んでいる。
(形態3)排気ガス通過室のさらに外側を有酸素ガス通過室が取り囲んでおり、排気ガス通過室と有酸素ガス通過室を仕切る仕切壁の内側と外側に熱交換用フィンが形成されている。
(形態4)側方の4面のみならず、上面と底面についても有酸素ガス通過室が排気ガス通過室を取り囲んでいる。
(形態5)セル群収容室下方の排気ガス通過室に、昇温蒸発混合器が配置されている。
本発明を具現化した発電装置の実施例を、図面を参照しながら説明する。図2は、本実施例の発電装置2の断面図である。発電装置2は、断熱容器10内に収容されており、ユニット化されている。
図2に示すように、発電ユニット2は、内側から外側に向かって、第1室(内室)44、第2室(中間室)46、第3室(外室)48からなる3重構造となっており、中心部の第1室44とその外側の第2室46を仕切る内仕切壁36と、第2室46とその外側の第3室48を仕切る外仕切壁38と、第3室48と外部を仕切る外壁40を有している。外壁40は断熱部材42で覆われている。外壁40と断熱部材42で断熱容器10が構成され、発電ユニット2は断熱容器10に収容されている。
発電ユニット2の中心部の第1室44内には、複数個の燃料電池セル12が直線状に配列されて構成されているセルスタック14の群と、酸素を含む空気をセルスタック14に供給する空気供給部材16と、混合ガスを水素や一酸化炭素等に改質する改質器18等が配設されている。
図3に明瞭に示されるように、燃料電池セル12の断面は楕円形状であり、複数の燃料電池セル12が紙面垂直方向に積み重ねられることによって、セルスタック14が構成されている。セルスタック14は、水平方向に長く伸びている。図3に示すように、燃料極12aは楕円柱形状に形成され、その周面の半分強が固体電解質層12bで覆われ、固体電解質層12bの更に外側を酸素極12cが覆っている。燃料極12aの周面の酸素極12cと反対側はインターコネクタ12dで覆われている。燃料極12aの内部には長手方向に貫通する5本の改質ガス通路20が並列に形成されている。
燃料極12aは多孔質であり、ニッケル(Ni)を主成分とするニッケル/YSZサーメット(混合焼結体)からなる。固体電解質層12bは緻密質であり、ジルコニア(ZrO2)にイットリア(Y2O3)を加えた混合物からなる。酸素極12cは多孔質であり、ペロブスカイト型酸化物であるLSM(La1−xSrxMnO3)からなる。インターコネクタ12dは導電性セラミックからなる。
隣り合う燃料電池セル12の一方のセル12の酸素極12cと他方のセル12のインターコネクタ12dとの間に、集電部材22が介装されている。集電部材22は、蛇腹状に折畳まれた導電性金属部材である。一方の燃料電池セル12の酸素極12cは、集電部材22とインターコネクタ12dを介して、他方の燃料電池セル12の燃料極12aに電気的に接続されている。多数本の燃料電池セル12が直列に接続されてセルスタック14が形成されている。蛇腹状の集電部材22は、図3における上下方向および紙面の垂直方向に空気が通過することを禁止しない。
セルスタック14は、燃料電池セル12の改質ガス通路20が略水平面内を伸びるように配列されており、同一水平面内を伸びるセルスタック14が、垂直方向に5段に配列されている。セルスタック14のグループを上段から順に、14a、14b、14c、14d、14eということにする。
図2に示すように、セルスタック14aの上流側(図2の右側)は、マニホールド24aを介して、改質器18aに接続されている。改質器18aとマニホールド24aは配管30aによって接続されている。セルスタック14cと14eも同様にして改質器18aに接続されている。セルスタック14bの上流側(図2の左側)は、マニホールド24bを介して、改質器18bに接続されている。改質器18bとマニホールド24bは配管30bによって接続されている。セルスタック14dも同様にして改質器18bに接続されている。
セルスタック14a、14c、14eの改質ガス通路20には、改質器18aで改質された燃料ガスが送り込まれる。セルスタック14a、14c、14eの改質器18aから遠い方の端部では改質ガス通路20が開放されており、発電のために消費されなかった改質ガスが放出される。セルスタック14b、14dの改質ガス通路20には、改質器18bで改質された改質ガスが送り込まれる。セルスタック14b、14dの改質器18bから遠い方の端部では改質ガス通路20が開放されており、発電のために消費されなかった改質ガスが放出される。セルスタック14a、14c、14eは、マニホールド24a、24c、24eによって片持ち状に支持され、セルスタック14b、14dは、マニホールド24b、24dによって片持ち状に支持されている。
セルスタック14a、14c、14eと、セルスタック14b、14dは、反対方向に伸びている。上下方向に多段に配列されているセルスタック14a、14b、14c、14d、14eは、上下方向において、交互に反対向きに配列されている。
一対の改質器18a、18bは、基本的に同一構成を備えている。以下では添字を省略して共通に説明する。改質器18は、金属製の薄い箱形状のケーシングと、その内で蛇行する経路(図示省略)が形成されており、この経路内に改質触媒が充填されている。図2に示すように、一対の改質器18a、18bは、セルスタック14群を挟んで、平行に配設されている。改質器18a、18b内に導入された混合ガスは、改質触媒によって、改質器18内を通過する間に、主に水素や一酸化炭素からなる改質ガスに改質される。なお渡り配管28bが、2つの改質器18a、18bの出口圧力の均衡を調整するために、改質器18a、18bを接続している。
図2に示すように、空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eは浅い箱形状の部材であり、上面に複数の空気供給口16fが形成されている。空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eの両側面(改質器18a、18b側の側面)には、略水平に伸びる邪魔板52a、52bが形成されている。邪魔板52aは、上段の燃料電池セル12の上流側に向けて取付けられており、水平に伸びている。邪魔板52bは、上段の燃料電池セル12の下流側に向けて取付けられており、端部が若干上向きに取付けられている。空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eは、セルスタック14a、14b、14c、14d、14eのそれぞれの下方に配設されており、5つの空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eが上下方向に5段に配設されている。各空気供給部材16の両端部は、紙面の奥側と手前側に配置されている一対の空気供給管50に連通している。一対の空気供給管50は金属製であり、図2に示すように、上下方向に伸びており、上端は第3室48に開口している。第3室48の下方は、空気導入管34と連通しており、空気導入管34によって外部から導入された空気は、第3室48を通過して一対の空気供給管50のいずれかに流入し、上下5段の空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eのいずれかの上面から、直近上部のセルスタック14a、14b、14c、14d、14eに空気を供給する。
上下5段の空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eは、両端が空気供給管50によって支持されており、強度が高い。
図2に示すように、セルスタック14の改質ガス通路20は左右方向に伸びており、空気供給部材16は紙面垂直方向に伸びている。両持ち状の空気供給部材16と、片持ち状のセルスタック14が交差する位置関係におかれている。
片持ち状のセルスタック14は、両持ち状の空気供給部材16に対してパッキン62を介して載置されており、片持ち状のセルスタック14は水平に伸びる姿勢で安定的に支持されている。片持ち状のセルスタック14が不用意に傾くことはない。
第3室48と第2室46を仕切る外仕切壁38の4つの外周面には、図2に示すフィン54が取付けられている。フィン54は横方向に長尺な金属製板部材を略蛇腹形状に折畳んで形成されている。外側は外壁40の内面に接触しており、内側は外仕切壁38の外面に接触している(図2ではフィン54の形状を明瞭にするため、フィン54と外壁40を離して示している)。なお、放熱を防止するために、フィン54と外壁40の内面が、断熱材を介して接触する構成であってもよい。図2に示すように、外仕切壁38の4つの外周面には、複数のフィン54が上下方向に取付けられて外周面を覆っている。図示はしていないが、上下のフィン54は、ピッチを半分ずらして取付けられている。このようにフィン54が取付けられているため、外仕切壁38とフィン54と外壁40によって、外仕切壁38の4つの外周面と外壁40の内面との間の全体に亘って、上下方向に伸びる細い角柱形状の通路が複数本形成される。
図2に示すように、外仕切壁38の4つの内周面にも、フィン54と同様にフィン56が取付けられている。フィン56の形状もフィン54と同様である。このようにフィン56が取付けられているため、外仕切壁38とフィン56と内仕切壁36によって、外仕切壁38の4つの内周面と内仕切壁36の外面との間の全体に亘って、上下方向に伸びる細い角柱形状の通路が複数本形成される。フィン54は第3室48のサイズを規定し、フィン56は第2室46のサイズを規定する。
図2に示すように、外仕切壁38は、第2室46の底板46bよりも下方に伸びる固定用壁38aによって外壁40の底板に固定されている。固定用壁38aには複数個の穴38bが形成されており、空気の流通が自在となっている。内仕切壁36も、第1室の底板44bの下端から下方に伸びる固定用壁36aによって、第2室46の底板46bに固定されている。第1室44の底板44bは、第2室46の底板46bから持ち上げられている。両底板44b、46bの間隙は、第2室46の一部を構成する。固定用壁36aにも複数個の穴36bが形成されており、排気ガスの流通が自在となっている。第2室46の底板46bと第1室44の底板44bの間(第2室46の一部)には、昇温蒸発混合器130が配設されている。第1室44の底板44bと第2室46の底板46bの間は、第2室46の一部であり、そこに排気ガス導出管58が連通している。
外壁40の底板40bと第2室46の底板46bの間は、第3室48の一部であり、そこに空気導入管34が連通している。昇温蒸発混合器130の下側に第3室48が位置している。
昇温蒸発混合器130には燃料ガス供給管132と水供給管134が接続されている。水供給管134から供給される水は排気ガスの熱で加熱されて蒸発し、蒸発した水蒸気は燃料ガス供給管132から供給される燃料ガスを混合する。水蒸気と燃料ガスの混合ガスは排気ガスの熱で加熱されて昇温する。昇温した混合ガスは、混合ガス導入管26a、26bによって、改質器18a,18bに送られる。
燃料ガス供給管132は、比較的に高い位置に開口し、昇温蒸発混合器130内で水分が結露しても、燃料ガス供給管132に液体の水が浸入することがない。発電装置の運転を中止しても、燃料ガス供給管132には液体の水が浸入することがない。
第3室48は、発電ユニット2の6面(4側面と上面と底面)において、第2室46を取り囲んでおり、第2室46は、発電ユニット2の6面(4側面と上面と底面)において、第1室44を取り囲んでいる。
第1室44の外形はほぼ立方体である。第2室46の外形もほぼ立方体である。第3室48の外形もほぼ立方体である。発電ユニット2は、最小表面積で最大容積を収容する6面体であり、放熱量が少ない。
第3室48は、外部から取り込まれた空気が通過する。第2室46は、第1室44で生成された排気ガスが通過する。第1室44は燃料電池セル群収容室として利用される。
空気は第3室48を下方から上方に移動する。排気ガスは第2室46を上方から下方に通過する。通過方向が逆であり、両者の間で活発な熱交換が行われる。
第1室44は最も高温であり、第2室46は2番目に高温であり、第3室48が3番目に高温である。最も高温な第1室44を、2番目に高温な第2室46で取り囲み、その外側を3番目に高温な第3室48で取り囲む構造となっている。最も高温に維持する必要がある第1室44を最も内側に配置することによって、燃料電池セルを収納する第1室44を最も高温に維持しやすい最適な構造となっている。
発電ユニット2内の動作を説明する。水供給器134から送り込まれた水は、昇温蒸発混合器130内で加熱され、水蒸気となる。この水蒸気と、燃料ガス供給装置132から昇温蒸発混合器130に供給された都市ガスまたはLPガスが混合して混合ガスとなる。混合ガスは、昇温蒸発混合器130内で予熱され、混合ガス導入管26a、26bから改質器18a、18bへ送られる。混合ガス導入管26a、26bから本改質器18a、18bに送られた混合ガスは、改質器18a、18b内で、水素と一酸化炭素を含む混合ガスに改質され、各マニホールド24に送られる。改質ガスは、各マニホールド24から各燃料電池セル12へ送られ、各燃料電池セル12内の改質ガス通路20に流入する。
空気導入管34から第3室48に送られた空気は、第2室を通過する高温の排気ガスと熱交換しながらフィン54の間をすり抜けて上部に達し、外壁40の上面に沿って流れ、第3室48に開口している空気供給管50内に流入する。空気は、空気供給管50を下方に移動しながら、5つの空気供給部材16a、16b、16c、16d、16eに流入し、全ての空気供給口16fから流出する。流出する空気は、上方向、若しくは斜め上方向に上昇し、すぐ上のセルスタック14の下側全体に分散される。
酸素は、イオン化して固体電解質層12bを通過して燃料極12aに至り、水素または一酸化炭素と反応し、酸素極12cと燃料極12aの間に電位差を発生させる。即ち、発電する。
発電時、改質ガスは上流から下流へ向かってセルスタック14内を水平に流れる。改質ガスは上流から下流へ流れる間に発電熱によって徐々に加熱されていく。
熱伝導性の空気供給部材16とセルスタック14の間には、パッキン62が介在しており、直接には接触していない。熱伝導性の空気供給部材16は、セルスタック14の上流側と下流側の温度差を小さく抑える。加熱されやすいセルスタック14の下流側では、輻射が活発に起こって熱伝導性の空気供給部材16に熱を伝える。セルスタック14の下流側の温度は低下する。輻射によって加熱された熱伝導性の空気供給部材16は、熱伝導によって低温部を加熱する。加熱された空気供給部材16は、相対的に低温なセルスタック14の上流側に向けて輻射し、セルスタック14の上流部を加熱する。熱伝導性の空気供給部材16がセルスタック14に直接には接触していなくても、近接して位置しているために、熱伝導性の空気供給部材16は、セルスタック14の高温部から低温部に伝えられる熱エネルギーの移動を促進する。
燃料電池セル12に供給される改質ガスの例えば80%が発電に利用される場合、発電に利用されなかった20%の改質ガス(オフガス)は、改質ガス通路20を通過して先端から流出する。また、燃料電池セル12に供給される空気の例えば20%が発電に利用される場合、発電に利用されなかった80%の空気は、セルスタック14の集電部材22の隙間をすり抜ける。この空気は邪魔板52bに沿って燃料電池セル12の下流側へ誘導される。
セルスタック14の先端近傍には夫々スパーク電極60が配設されている。スパーク電極60が火花放電することによって、セルスタック14の先端から流出するオフガスが、燃料電池セル12の下流側へ誘導される空気によって燃焼する。改質器18はセルスタック14の先端に近接していることから、オフガスの燃焼によって発生する燃焼熱を改質反応の吸熱反応に効率よく利用することができる。
排気ガスは極めて高温であり、そのままでは熱交換器に投入しがたい。それほどの高温に耐えられる熱交換器は材質が限られ、高価である。本実施例では、燃焼熱でまず改質器18を加熱する。改質反応は吸熱反応であり、排気ガスの熱は吸熱され、改質反応に利用される。燃焼熱でまず改質器18を加熱するために、排気ガスの温度は低下する。このために、第2室46を流れる排気ガスの温度は適度に冷却されており、仕切り壁36、38に特別の材料を使わなくてもすむ。
燃料ガスや混合ガスは高温にさらされると、炭素を析出してガスの通過する管を閉塞するために、燃料ガス供給管132や混合ガス導入管26a、26bは、炭素が析出しない適度な温度領域に配置する必要がある。本実施例では、昇温蒸発混合器130の上流側の燃料ガス供給管132を300℃以下の温度環境領域に配置し、昇温蒸発混合器130と改質器18a、18bを接続する混合ガス導入管26a、26bを400℃以下の温度環境領域に配置している。上記のような温度領域に燃料ガス供給管132と混合ガス導入管26a、26bを配置することにより、燃料ガス供給管132と混合ガス導入管26a、26bの内壁に炭素が堆積することない。燃料ガスと水蒸気は、スムーズに昇温蒸発混合器130と改質器18を通過し、第1室44内のセルスタック14に改質ガスを供給する。
本実施例では、第3室48を通過する空気との熱交換によって約400℃まで冷却された排気ガスで昇温蒸発混合器130を加熱する。昇温蒸発混合器130内を通過する間に燃料ガスと水蒸気は予熱されて混合する。昇温蒸発混合器130を加熱することによって排気ガスは300℃程度に冷却される。燃料ガス供給管132は、300℃以上に加熱されることがない。
固体酸化物を利用する燃料電池は、燃料ガスを水素や一酸化炭素に改質することが必要である。従来の技術では、最初に予備改質器で燃料ガスを炭素数1以下の炭化水素ガスに改質し、次に本改質器で水素や一酸化炭素に改質し、そうして改質された水素や一酸化炭素を用いて発電していた。本実施例では、本改質器と予備改質器を分離せず、改質器18において燃料ガスを水素や一酸化炭素に直接改質している。
予備改質器と本改質器を統合することにより、予備改質と本改質の夫々に必要な熱量を分け与えることが可能となる。そのために、本改質器では加熱過多となりやすく、予備改質器では加熱不足となりやすいという問題が解決できる。発電装置の設計条件が緩和される。また昇温蒸発混合器を断熱容器10内にコンパクトに収めることが可能となり、発電装置が小型化される。
以上の実施例では、筒状の燃料極を改質ガス通路が貫通している燃料電池セルの例を説明したが、燃料極と改質ガス通路の関係はそれに限らない。例えば、ポーラスの物質の中に改質ガス通路を設け、その表面に、内側から、燃料極、固体電解質、酸素極の順に積層された積層構造を付着したような燃料電池セルであってもよい。要は、燃料極と固体電解質と酸素極の積層体の燃料極側に改質ガスが供給され、酸素極側に有酸素ガスが供給されるものであり、かつ、燃料電池セルの外側に供給される有酸素ガスが、前記積層体を通して燃料電池セル側に用意されている改質ガス通路に侵入するものであれば足りる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
従来の発電装置の縦断面を示す図。 本実施例の発電装置の縦断面を示す図。 燃料電池セルの断面を部分的に拡大して示す図。
符号の説明
2・・・・・発電装置(発電ユニット)
10・・・・断熱容器
12・・・・燃料電池セル
12a・・・燃料極
12b・・・固体電解質層
12c・・・酸素極
12d・・・インターコネクタ
14・・・・セルスタック
16・・・・空気供給部材
18・・・・本改質器
58・・・・排気通路
60・・・・スパーク電極
130・・・昇温蒸発混合器
132・・・燃料ガス供給管
134・・・水供給管

Claims (2)

  1. 固体酸化物型の燃料電池を用いる発電装置であり、
    燃料ガスと水を予熱して混合する昇温蒸発混合器と、
    予熱した燃料ガスと水蒸気の混合ガスを改質ガスに改質する改質器と、
    改質ガスを有酸素ガスと反応させて発電する固体酸化物型の燃料電池セルと、
    燃料電池セルに供給する有酸素ガスを予熱する有酸素ガス予熱器を備えており、
    燃料電池セルの発電熱と燃料電池セルを通過したオフガスを燃焼した燃焼熱で加熱された排気ガスが、最初に改質器を加熱し、次いで有酸素ガス予熱器を加熱し、次いで昇温蒸発混合器を加熱するように構成されており、
    昇温蒸発混合器と改質器と燃料電池セルと有酸素ガス予熱器の全部が一つの断熱容器内に収容されており、
    断熱容器が、内室と、その周囲を取囲む中間室と、その中間室を取囲む外室を備えており、
    改質器と燃料電池セルは、内室に収容されており、
    排気ガスが通過する中間室と、有酸素ガスが通過する外室との間に設けられている熱交換器によって有酸素ガス予熱器が構成されており、
    昇温蒸発混合器は、中間室に収容されていることを特徴とする発電装置。
  2. 温蒸発混合器の燃料ガスの流入口は、排気ガスが300℃以下に冷却されている位置に配置されており、
    昇温蒸発混合器の混合ガスの流出口から改質器の混合ガスの流入口の間は、排気ガスが400℃以下に冷却されている位置に配置されていることを特徴とする請求項1の発電装置。
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