JP4704696B2 - 発電装置 - Google Patents

発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4704696B2
JP4704696B2 JP2004088012A JP2004088012A JP4704696B2 JP 4704696 B2 JP4704696 B2 JP 4704696B2 JP 2004088012 A JP2004088012 A JP 2004088012A JP 2004088012 A JP2004088012 A JP 2004088012A JP 4704696 B2 JP4704696 B2 JP 4704696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
fuel
gas
cell group
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004088012A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005276615A (ja
Inventor
久孝 矢加部
伸二 天羽
英樹 吉田
良雄 松崎
輝浩 桜井
孝 小野
耕志 長谷
寿久 斉藤
雄広 勢山
務 祖父江
立樹 渡會
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Rinnai Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp, Tokyo Gas Co Ltd, Rinnai Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2004088012A priority Critical patent/JP4704696B2/ja
Publication of JP2005276615A publication Critical patent/JP2005276615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4704696B2 publication Critical patent/JP4704696B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、固体酸化物を利用する燃料電池によって発電する装置に関する。
固体酸化物を利用する燃料電池は効率が高く、数キロワットから数十キロワットの発電装置に適しているものと期待されている。
固体酸化物を利用する燃料電池は、800℃程度の高温環境下で効率よく発電することから、燃料電池セル群を収容する室内の温度分布が極めて重要である。そこには、下記のような事象に対処しなければならない。
個々の燃料電池セルの発電電圧は微小であり、多数個の燃料電池セルを直列に接続して配列しなければならない。
個々の燃料電池に、燃料ガスと有酸素ガス(通常は空気)を供給しなければならない。
多数用いられている燃料電池セルの中の最低温度のものでも、効率よく発電する温度に維持しなければならない。
その温度は800℃程度の高温であり、その温度に耐えられる材質が限られてくる。
燃料電池セル群の温度差が大きいと、高温部の温度はさらに高くなるために、その高温に耐えられる材質がさらに限られてしまう。
そこで、燃料電池セル群の温度差ができるだけ小さく抑えられる構造設計が極めて重要となる。
同一燃料電池セル内に生じる温度差についても同様であり、その温度差をできるだけ小さく抑えられる構造設計が重要となる。
特許文献1に、固体酸化物の燃料電池を利用して発電する装置のレイアウトが記載されている。これを図11に示す。発電装置100の下部に燃料電池セル群収容室118が配置され、中間高さに燃焼室122が配置され、上部に熱交換室124が配置されている。燃料電池セル群収容室118は断熱材106によって保温されている。
図示108は燃料ガスの受入れ口であり、受入れられた燃料ガスは、分配管112で燃料ガス通路114a、114b、114c、114dに分配される。燃料ガス通路114a、114b、114c、114dは、燃料電池セル116a,116b,116c,116dを貫通しており、筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dの内側に形成されている燃料極に燃料ガスを供給する。燃料ガス通路114a、114b、114c、114dは、垂直方向上方に伸びている。
筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dの外側に酸素極が配置されており、その酸素極に有酸素ガス(この場合は空気)を供給する有酸素ガス通路120a,120b,120cが、燃料電池セル116a,116b,116c,116dの間隙に挿入されている。有酸素ガス通路120a,120b,120cはパイプ状であり、垂直方向に伸びており、下端から有酸素ガスを噴出する。有酸素ガスを噴出す様子が矢印110で図示されている。有酸素ガス受入れ口104から、加圧された有酸素ガスが受入れられる。
筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dの外側に形成されている酸素極に送り込まれた酸素は、イオン化した状態で、筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dの中間に形成されている固体電解質を通過し、筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dの内側に形成されている燃料極に移動し、そこで燃料ガスと反応して、酸素極と燃料極の間に電位差を発生させる。
筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dの内側に送り込まれた燃料ガスの一部は、酸素と反応することなく筒状の燃料電池セル116a,116b,116c,116dを通過する。有酸素ガス通路120a,120b,120cから送り込まれた有酸素ガスの一部も消費されないで、燃料電池セル群収容室118から上方に戻っていく。発電に利用されなかった燃料ガスと有酸素ガスは燃焼室122で燃焼し、高温の燃焼排ガスを生成する。高温の燃焼排ガスは、熱交換室124に送り込まれ、有酸素ガス受入れ口104から送り込まれた有酸素ガスを加熱し、自らは冷却されて排気口102から排気される。
燃料電池セル116(以下では共通事象を説明するために添字を省略する)は、その特性上、送り込まれた燃料ガスの全部を消費することができず、燃料電池セル116を通過する燃料ガスをゼロにはできない。図11に示した構造は、この通過燃料ガスを巧みに利用し、熱交換室124に送り込まれる有酸素ガスを予熱する。
予熱された有酸素ガスを燃料電池セル群収容室118に送り込むと、燃料ガスと有酸素ガスが反応するときに生じる発熱と相俟って、燃料電池セル群収容室118を発電に適した高温に維持することができる。
特開2003−234122号公報
図11に示したレイアウトは極めて優れたものであるが、改良の余地を残している。それは、燃料電池セル群収容室118内の温度差が比較的大きいことである。
燃料電池セル群収容室118に送り込まれた燃料ガスと有酸素ガスは、燃料電池セル116の内外面に沿って下方から上方に流れる。燃料電池セル116は、燃料ガスと有酸素ガスが反応することによって発熱体となっている。垂直方向に伸びる発熱体に沿ってガスが下方から上方に流れると、下方から上方に流れるガスが徐々に加熱されていく。図12のカーブC1は、横軸に燃料電池セル116の長さをとり、縦軸に燃料電池セル116の温度を測定した一例を示しており、燃料電池セル116の上端と下端では約150℃の温度差が生じる。燃料電池セル116の下端を発電効率の高い800℃程度に調温すると、燃料電池セル116の上端では950℃程度の高温となり、その高温に耐えられる材質の選定がひどく難しくなる。
本発明では、燃料電池セル群収容室内の温度差を抑制するレイアウトを創作する。局部的に加熱されることがない発電装置を実現する。
本発明は、固体酸化物の燃料電池を用いる発電装置に関する。この発電装置は、燃料極と固体電解質と酸素極と燃料ガス通路を有する燃料電池セルを複数個備えている。燃料電池セル群の燃料ガス通路は略同一平面内を伸びるように配列されており、略同一平面内を伸びるように配列された燃料電池セル群の燃料ガス通路内の燃料ガスの流通方向は同一方向であり、燃料ガス通路が略同一平面内を伸びる複数の燃料電池セル群は平行に配列されており、燃料電池セル群は、燃料ガス通路内の燃料ガスの流通方向が少なくとも1列おきに交互になるように配列されている。
燃料電池セルは燃料ガス通路の上流から下流に向けて徐々に加熱されてゆくため、上流側と下流側の温度差が大きくなる。従来では、燃料電池セルの上流側を発電効率の高い温度に調温すると、下流側の温度が高温になりすぎてしまい、燃料電池セル群収容室内の温度差が大きくなる。燃料電池セル収容室内の温度の均一化が図れず、発電効率の向上が困難である。また、燃料電池セル群収容室内の部材の選定も困難である。
燃料電池セル群の燃料ガス通路内の燃料ガスの流通方向が逆向きであると、燃料電池セルの温度勾配も逆向きとなる。隣合う燃料電池セル群が、燃料ガスの流通方向が逆向きになるように配置されると、一方の燃料電池セル群の燃料ガス通路の上流側と、他方の燃料電池セル群の燃料ガス通路の下流側が近接して配置されることとなる。すると、一方の燃料電池セル群の下流側の高温から、他方の燃料電池セル群の燃料ガス通路の上流側の低温へ熱が移動し、一方の燃料電池セル群の下流側の高温と、他方の燃料電池セル群の燃料ガス通路の上流側の低温が相殺され、燃料電池セル群の上流と下流との温度差は小さくなる。従って、燃料電池セルの上流側を発電効率の高い温度に調温して発電を行っても、下流側が過剰に高温になることを防止することができる。燃料電池セル群収容室内の温度の均一化を実現することができ、発電効率の高い温度での発電が可能となる。また、燃料電池セル群収容室内の部材の選定の自由度が向上する。
なお、燃料ガス通路が略同一面内を伸びるような燃料電池セル群の配列については、燃料電池セル群が厳密に同一平面内に配列される必要はなく、燃料電池セル群が1つの塊を形成するように配列されていれば、多少の位置のずれは許容される。
本発明の発電装置はさらに燃料電池セル群の燃料ガス通路の開放端の近傍にオフガス燃焼部が形成されており、燃料電池セル群のオフガス燃焼部と、この燃料電池セル群と燃料ガスの流通方向が逆向きに配置されて隣接する燃料電池セル群の酸素極との間に邪魔板が配設されていることを特徴とする。
合う燃料電池セル群が燃料ガスの流通方向が逆向きになるように配置されていると、燃料ガス通路の開放端近傍のオフガス燃焼部においてオフガスを燃焼させた時の燃焼排ガスが燃料電池セル群間に侵入して、燃料電池セルが過熱されてしまったり、酸素極が還元されてしまったりする不具合が生じる可能性がある。本発明では、邪魔板によって、燃焼排ガスが燃料電池セル群間に侵入することを抑制することができる。燃焼排ガスが酸素極を還元してしまうことを防止することができる。
また、本発明の発電装置では、燃料電池セル群の燃料ガス通路は略同一水平面内を伸びており、複数の燃料電池セル群は垂直方向に多段に配列されており、燃料ガスを改質する1対の改質器を備えており、1対の改質器は、多段に配列された複数の燃料電池セル群を燃料ガス通路の両端部側から挟んで配置されていることが好ましい。
発電に利用されなかった燃料ガスのオフガスと有酸素ガスのオフガスを燃焼させると、燃焼熱が発生する。本発明のように、燃料電池セル群の燃料ガス通路が略水平面内を伸びるように燃料電池セル群を配列し、燃料電池セル群の燃料ガス通路の向きが交互になるように垂直方向に多段に配列して、燃料電池セル群の両端部側に1対の改質器を配置すれば、燃焼熱を効果的に利用して改質反応を促進することができる。
また、各燃料電池セルの下流側から発生する燃焼排ガスは高温であり、高温のまま排出しようとすると、燃焼排ガスの排気通路となる部材に高い耐熱性が要求される。本発明のように、燃焼熱を改質反応に利用することによって、燃焼排ガスの温度を低下することができ、燃焼排ガスの排気通路となる部材の選択の自由度が上がる。
さらに、本発明の発電装置では、有酸素ガス供給部材は燃料電池セル群の下方に配置されており、有酸素ガス供給部材の燃料電池セル群に対向する複数箇所に、有酸素ガス供給口が形成されていることが好ましい。
燃料電池セルの上流側から下流側へ有酸素ガスが流れると、有酸素ガスは燃料電池セルによって加熱されながら流れるため、燃料電池セルに生じる温度差をさらに大きくしてしまう。
燃料電池セル群の下方に有酸素ガス供給部材が配置されており、有酸素ガス供給部材の上部の燃料電池セル群に対向する複数箇所に形成された有酸素ガス供給口から有酸素ガスが放出されると、燃料電池セルの下方から上方へ向けて有酸素ガスが流れ、温度勾配に交差する有酸素ガスの流れが生じる。これによって、燃料電池セルの全体を加熱前の有酸素ガスで冷却することができる。上下の燃料電池セル群の間に有酸素ガス供給部材が配置されているため、燃料電池セルによって加熱された有酸素ガスは直上の有酸素ガス供給部材に上昇を阻まれ、水平方向に流れる。この流れによって、オフガスの燃焼によって発生する燃焼排ガスが燃料電池セル群間に侵入することが阻まれ、燃焼排ガスも有酸素ガスの流れに沿って水平に流れる。これによって、垂直方向に配列された燃料電池セル群の両端部側に配置された改質器に向かう燃焼排ガスの流れが形成される。燃焼排ガスを積極的に改質器へ向って流れるようにすることによって、改質器を効果的に加熱することができ、燃焼排ガスが燃料電池セル群間に侵入することを防止することができる。
本発明の発電装置では、燃料電池セル群を構成する複数の燃料電池セルの端部と改質器を接続して、改質された燃料ガスを燃料電池セル群の各燃料ガス通路内に供給するマニホールドを備えており、マニホールドは、燃料電池セルが並列する方向に伸びていることが好ましい。
燃料電池セルの端部と改質器を接続するマニホールドは、改質器と燃料電池セル群の上流側の端面との間に配設されて、各燃料電池セルとそれぞれ接続されるものであってもよいし、並列する燃料電池セル群の端部を貫通して接続するものであってもよい。
改質された燃料ガスを燃料電池セル群の各燃料ガス通路内に供給するマニホールドは、燃料電池セルの端部と改質器を接続し、燃料電池セルが並列する方向に伸びている。このため、マニホールドによって燃焼排ガスの流れが形成され、燃焼排ガスが、隣接する燃料電池セルの上流側と改質器の間に誘導される。この燃焼排ガスによって改質器を効果的に加熱することができ、熱効率がさらに向上する。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
(形態1) 有酸素ガスは空気である。
(形態2) 空気通路はパイプ形状であり、燃料ガス通路と直行する向きに伸びるように配置されており、空気は下流端から放出される。
(形態3) 空気通路は高さの低い箱状であり、その片面に空気供給口が多数形成されており、空気通路が伸びる方向の両側面に邪魔板が形成されている。
(第1実施例)
本発明を具現化した発電装置の第1実施例を、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施例に係る発電装置の縦断面図であり、図2は図1のII−II線縦断面図であり、図3は図1のIII−III線横断面図であり、図4は図2の部分断面拡大図である。
図1から図3に示すように、発電ユニット10は、内側から外側に向かって第1室44、第2室46、第3室48からなる3重構造となっており、中心部の第1室44とその外側の第2室46を仕切る内仕切壁36と、第2室46とその外側の第3室48を仕切る外仕切壁38と、第3室48と外部を仕切る外壁40を有している。外壁40は断熱部材42で覆われている。
発電ユニット10の中心部の第1室44内には、燃料電池セル12の複数個が配列されて構成されている燃料電池セル群14と、酸素を含む空気を燃料電池セル群14に供給する空気供給部材16と、予備改質ガス内に含まれるメタンを燃料となる水素や一酸化炭素等に改質する改質器18と、改質された燃料ガスを燃料電池セル群14に供給するマニホールド24等が配設されている。予備改質ガスは、発電ユニット10の外部に配置された予備改質器(図示省略)によって、炭素数2以上のプロパン等のガスを主にメタンや水素や一酸化炭素等に改質したガスである。
図2に明瞭に示されるように、燃料電池セル12の断面は楕円形状であり、複数の燃料電池セル12(図2では図の明瞭化のために6本となっているが、実際にはもっと多い)が平行に配置されている。燃料電池セル12は、水平方向に長く伸びている。
図4は、図2に示す燃料電池セル群14の断面の拡大図である。図4に示すように、燃料極12aは楕円柱形状に形成され、その周面の半分強が固体電解質層12bで覆われ、固体電解質層12bの更に外側を酸素極12cが覆っている。燃料極12aの周面の酸素極12cと反対側はインターコネクタ12dで覆われている。燃料極12aの内部には長手方向に貫通する5本の燃料ガス通路20が並列に形成されている。
燃料極12aは多孔質であり、ニッケル(Ni)を主成分とするニッケル/YSZサーメット(混合焼結体)からなる。固体電解質層12bは緻密質であり、ジルコニア(ZrO)にイットリア(Y)を加えた混合物からなる。酸素極12cは多孔質であり、ペロブスカイト型酸化物であるLSM(La1−xSrMnO)からなる。インターコネクタ12dは導電性セラミックからなる。
隣合う燃料電池セル12の一方の酸素極12cと他方の燃料電池セル12のインターコネクタ12dとの間に、集電部材22が介装されている。集電部材22は、蛇腹状に折畳まれた導電性金属部材である。一方の燃料電池セル12の酸素極12cは、集電部材22とインターコネクタ12dを介して、他方の燃料電池セル12の燃料極12aに電気的に接続されている。多数本の燃料電池セル12が直列に接続されて燃料電池セル群14が形成されている。蛇腹状の集電部材22は、空気が通過することを禁止しない。
燃料電池セル群14は、燃料電池セル12の燃料ガス通路20が略水平面内を伸びるように配列されており、複数本の燃料電池セル12の燃料ガス通路20が略水平面内を伸びている。燃料ガス通路が同一水平面内を伸びる燃料電池セル群14が、垂直方向に5段に配列されている。燃料電池セル群14を上段から順に、14a、14b,14c,14d,14eということにする。
図1と図3に示すように、燃料電池セル群14aの上流側(図1の右側)は、マニホールド24aを介して、改質器18aに接続されている。改質器18aとマニホールド24aは配管30aによって接続されている。燃料電池セル群14cと14eも同様にして改質器18aに接続されている。燃料電池セル群14bの上流側(図1の左側)は、マニホールド24bを介して、改質器18bに接続されている。改質器18bとマニホールド24bは配管30bによって接続されている。燃料電池セル群14dも同様にして改質器18bに接続されている。
燃料電池セル群14a、14c,14eの燃料ガス通路20には、改質器18aで改質された燃料ガスが送り込まれる。燃料電池セル群14a、14c,14eの改質器18aから遠い方(下流側)の端部では燃料ガス通路20が開放されており、発電のために消費されなかった燃料ガスが放出される。燃料電池セル群14b,14dの燃料ガス通路20には、改質器18bで改質された燃料ガスが送り込まれる。燃料電池セル群14b,14dの改質器18bから遠い方(下流側)の端部では燃料ガス通路20が開放されており、発電のために消費されなかった燃料ガスが放出される。燃料電池セル群14a、14c,14eは、マニホールド24a,24c,24eによって片持ち状に支持され、燃料電池セル群14b,14dは、マニホールド24b,24dによって片持ち状に支持されている。
燃料電池セル群14a、14c,14eと、燃料電池セル群14b,14dは、反対方向に伸びている。上下方向に多段に配列されている燃料電池セル群14a、14b,14c,14d、14eは、上下方向において、交互に反対向きに配列されている。
一対の改質器18a、18bは、基本的に同一構成を備えている。以下で添字を省略した共通に説明する。改質器18は、金属製の薄い箱形状のケーシングと、その内で蛇行する経路(図示省略)が形成されており、この経路内に改質触媒が充填されている。図1に示すように、一対の改質器18a,18bは、燃料電池セル群14群を挟んで、平行に配設されている。一対の改質器18a,18bは、上部の2箇所の角部で2本の渡り配管28a,28bによって接続されている。燃料ガス導入管26から送られた予備改質ガスは一方の改質器18aに導入され、渡り配管28aを経て、他方の改質器18bにも導入される。改質器18a,18b内に導入された予備改質ガス中のメタンは、改質触媒によって、改質器18内を通過する間に主に水素や一酸化炭素からなる燃料ガスに改質される。なお、渡り配管28bは、2つの改質器18a,18bの出口圧力の均衡を調整するために配設されている。
図1〜図3に示すように、空気供給部材16は浅い箱形状の部材であり、上面に複数の空気供給口16fが形成されている。空気供給部材16の両側面には略水平に伸びる邪魔板52a,52bが形成されている。邪魔板52aは、上段の燃料電池セル12の上流側に向けて取付けられており、水平に伸びている。邪魔板52bは、上段の燃料電池セル12の下流側に向けて取付けられており、端部が若干上向きに取付けられている。空気供給部材16a,16b,16c,16d,16eは、燃料電池セル群14a,14b,14c,14d,14eのそれぞれの下方に配設されており、5つの空気供給部材16a,16b,16c,16d,16eが上下方向に5段に配設されている。各空気供給部材16の両端部は夫々空気供給管50に連通している。空気供給管50は金属製であり、図1と図2に示すように、上下方向に伸びており、上端は第3室48に開口している。第3室48の下方は、空気導入管34と連通しており、空気導入管34によって外部から導入された空気は、第3室48を通過して一対の空気供給管50,50のいずれかに流入し、上下5段の空気供給部材16a,16b,16c,16d,16eのいずれかの上面から、直近上部の燃料電池セル群14a,14b,14c,14d,14eに空気を供給する。
上下5段の空気供給部材16a,16b,16c,16d,16eは、両端が空気供給管50によって支持されており、強度が高い。
図1〜図3に示すように、燃料電池セル群14の燃料ガス通路20は左右方向に伸びており、空気供給部材16は、上下方向に伸びている。両持ち状の空気供給部材16と、片持ち状の燃料電池セル群14が交差する位置関係におかれている。
片持ち状の燃料電池セル群14は、両持ち状の空気供給部材16に対してパッキン62を介して載置されており、片持ち状の燃料電池セル群14は水平に伸びる姿勢で安定的に支持されている。片持ち状の燃料電池セル群14が不用意に傾くことはない。
第3室48と第2室46を仕切る外仕切壁38の4つの外周面には、図1から図3に示すフィン54が取付けられている。特に図3に示すように、フィン54は横方向に長尺な金属製板部材を略蛇腹形状に折畳んで形成されている。外側は外壁40の内面に接触しており、内側は外仕切壁38の外面に接触している(図1〜図3ではフィン54の形状を明瞭にするため、フィン54と壁面を離して示している)。なお、放熱を防止するために、フィン54と外壁40の内面が、断熱材を介して接触する構成であってもよい。図1と図2に示すように、外仕切壁38の4つの外周面には、複数のフィン54が上下方向に取付けられて外周面を覆っている。図示はしていないが、上下のフィン54は、ピッチを半分ずらして取付けられている。このようにフィン54が取付けられているため、外仕切壁38とフィン54と外壁40によって、外仕切壁38の4つの外周面と外壁40の内面との間の全体に亘って、上下方向に伸びる細い角柱形状の通路が複数本形成される。
図1から図3に示すように、外仕切壁38の4つの内周面にも、フィン54と同様にフィン56が取付けられている。フィン56の形状もフィン54と同様である。このようにフィン56が取付けられているため、外仕切壁38とフィン56と内仕切壁36によって、外仕切壁38の4つの内周面と内仕切壁36の外面との間の全体に亘って、上下方向に伸びる細い角柱形状の通路が複数本形成される。フィン54は第3室48のサイズを規定し、フィン56は第2室46のサイズを規定する。
図1と図2に示すように、外仕切壁38は、側壁の下端から下方に伸びる固定用壁38aによって外壁40の底板に固定されている。第2室46の底板は第3室48の底板から持ち上げられている。両底板の間隙は第3室48の一部を構成する。固定用壁38aには複数個の穴38bが形成されており、空気の流通が自在となっている。内仕切壁36も、側壁の下端から下方に伸びる固定用壁36aによって外仕切壁38の底板に固定されている。第1室44の底板は第2室46の底板から持ち上げられている。両底板の間隙は第2室46の一部を構成する。固定用壁36aにも複数個の穴36bが形成されており、空気の流通が自在となっている。
外壁40の底板と外仕切壁38の底板の間は、第3室48の一部であり、そこに空気導入管34が連通している。外仕切壁38の底板と内仕切壁36の底板の間は、第2室46の一部であり、そこに燃焼排ガス導出管58が連通している。
第3室48は、発電ユニット10の6面(4側面と上面と底面)において、第2室46を取り囲んでおり、第2室46は、発電ユニット10の6面(4側面と上面と底面)において、第1室44を取り囲んでいる。
第3室48は、外部から取り込まれた空気が通過する。第2室46は、第1室44で生成された燃焼排ガスが通過する。第1室44は燃料電池セル群収容室として利用される。
空気は空気通過室48を下方から上方に移動する。燃焼排ガスは燃焼排ガス通過室46を上方から下方に通過する。通過方向が逆であり、両者の間で活発な熱交換が行われる。
燃料電池セル群収容室44の外形はほぼ立方体である。燃焼排ガス通過室46の外形もほぼ立方体である。空気通過室48の外形もほぼ立方体である。発電ユニット10は、最小表面積で最大容積を収容する6面体であり、放熱量が少ない。
後記するように、燃料電池セル群収容室44は最も高温であり、燃焼排ガス通過室46は2番目に高温であり、空気通過室48が3番目に高温である。最も高温な燃料電池セル群収容室44を、2番目に高温な燃焼排ガス通過室46で取り囲み、その外側を3番目に高温な空気通過室48で取り囲む構造となっている。最も高温に維持する必要がある燃料電池セル群収容室44を最も内側に配置することによって、燃料電池セル群収容室44を最も高温に維持しやすい最適な構造となっている。
発電ユニット10内の動作を説明する。
燃料ガス導入管26から改質器18a,18bに送られた予備改質ガスは、改質器18a,18b内で、水素と一酸化炭素を含む燃料ガスに改質され、各マニホールド24に送られる。改質された燃料ガスは、各マニホールド24から各燃料電池セル12へ送られ、各燃料電池セル12内の燃料ガス通路20に流入する。
空気導入管34から第3室48に送られた空気は、フィン54の間をすり抜けて上部に達し、外壁40の上面に沿って流れ、第3室48に開口している空気供給管50内に流入する。空気は、空気供給管50を下方に移動しながら、5つの空気供給部材16に流入し、全ての空気供給口16fから流出する。流出する空気は、上方向、若しくは斜め上方向に上昇し、すぐ上の燃料電池セル群14の下側全体に分散される。
酸素は、イオン化して固体電解質を通過して燃料極に至り、水素または一酸化炭素と反応し、酸素極と燃料極の間に電位差を発生させる。すなわち、発電する。
発電時、燃料ガスは上流から下流へ向かって燃料電池セル群14内を水平に流れる。燃料ガスは上流から下流へ流れる間に発電熱によって徐々に加熱されていく。従来のように、燃料電池セル群14を縦に配設して燃料ガスを下方から上方へ流し、空気も下方から上方へ流して発電を行うと、燃料ガスも空気も下方から上方へ流れる間に発電熱で加熱され、燃料電池セル群14の上部と下部の温度差が例えば150℃近く生じてしまう。発電効率を考慮すると、下方の低温側の作動温度が、最適作動温度である例えば800℃になるように調整しなければならない。すると、上方の高温側の動作温度が950℃にまで上昇してしまう。この高温に対する熱耐久性を確保するためには、燃料電池セル12の近傍に配設される部材の熱耐久性を確保しなければならず、コストアップは避けられない。熱耐久性を重視すれば、上方の高温側の作動温度が、最適作動温度である800℃になるように調整しなければならない。すると、下方の低温側の動作温度が650℃にまで低下してしまい、発電効率の低下は否めない。
本実施例の燃料電池では、燃料電池セルが水平方向に伸びているのに対し、空気が上方に移動する関係が得られ、燃料電池セルの温度勾配に交差する有酸素ガスの流れが生み出される。燃料電池セルを冷却する空気に燃料電池を冷却した熱が累積していくことが抑制され、燃料電池セルの上流端と下流端の温度差が小さくなる。さらに、燃料電池セル群は1段毎に燃料ガス通路の向きが交互になるように配列されている。即ち、燃料電池セルの低温な上流側と高温な下流側が垂直方向に交互に配置されている。従って、上下方向の温度差が相殺され、燃料電池セルの上流側と下流側の温度差がさらに小さくなる。図12のカーブC2はカーブC1の燃料電池セルと逆向きに配置された燃料電池セルの温度分布を示している。カーブC3は本実施例の燃料電池セルの温度分布を示す。実験によるとカーブC3に示すように、燃料電池セルの上流端と下流端の温度差はほぼなくなり、燃料電池セルの温度差は30℃程度に抑制され、第1室44内の温度差が減少する。
本実施例では、燃料電池セル群14の下方に配置されている空気供給部材16の広い範囲に空気供給口が分散配置されており、燃料電池セル群14の下側全体に空気が分散して供給される。これもまた、燃料電池セル群14の上流から下流に至るまで一様温度に冷却するのに有利である。
本実施例では、加熱されやすい燃料電池セル群14の下流側に多量の空気が供給され、加熱されにくい燃料電池セル群14の上流側に少量の空気が供給されるように、空気供給口16fの密度と開口面積が調整されている。これもまた、燃料電池セル群14の温度分布を一様化するのに寄与している。
本実施例では、燃料電池セル群14の直下に熱伝導性の高い金属で形成された空気供給部材16が配置されている。空気供給部材16は熱伝導性が高く、加熱されやすい燃料電池セル群14の下流側から加熱されにくい燃料電池セル群14の上流側に伝熱する。燃料電池セル群14の近傍に伝熱部材を配置することもまた、燃料電池セル群14の温度分布を一様化するのに寄与している。
熱伝導性の空気供給部材16と燃料電池セル群14の間には、パッキン62が介在しており、直接には接触していない。それでも、熱伝導性の空気供給部材16は、燃料電池セル群14の上流側と下流側の温度差を小さく抑える。加熱されやすい燃料電池セル群14の下流側では、輻射が活発に起こって熱伝導性の空気供給部材16に熱を伝える。燃料電池セル群14の下流側の温度は低下する。輻射によって加熱された熱伝導性の空気供給部材16は、熱伝導によって低温部を加熱する。加熱された空気供給部材16は、相対的に低温な燃料電池セル群14の上流側に向けて輻射し、燃料電池セル群14の上流部を加熱する。熱伝導性の空気供給部材16が燃料電池セル群14に直接には接触していなくても、近接して位置しているために、熱伝導性の空気供給部材16は、燃料電池セル群14の高温部から低温部に伝えられる熱エネルギーの移動を促進する。
本実施例では、燃料電池セル群14が垂直方向に5段に配列されている。上下方向に隣接する燃料電池セル群14の間は、空気供給部材16と邪魔板52a,52bによって仕切られており、下段の燃料電池セル群14を冷却することによって自らは加熱された空気で上段の燃料電池セル群14を冷却するものではない。各段の燃料電池セル群14毎に、冷却兼発電用の空気が送られてくる。熱環境が等しい燃料電池セル群14が上下方向に5段に配列されるだけであり、燃料電池セル群収容室44内の上下方向の温度差も抑制される。
本実施例では、空気供給部材16がガス流遮断板を兼用している。余分な部材を利用しないで、空気供給部材16がガス流遮断板を形成することができる。空気供給部材16がガス流遮断板を兼用するほど広く広がっているために、空気供給部材16から供給される空気が燃料電池セル群14の全体を加熱前の空気で一様によく冷却する。
燃料電池セル12に供給される燃料ガスの例えば80%が発電に利用される場合、発電に利用されなかった20%の燃料ガス(オフガス)は、燃料ガス通路20を通過して先端から流出する。また、燃料電池セル12に供給される空気の例えば20%が発電に利用される場合、発電に利用されなかった80%の空気は、燃料電池セル群14の集電部材22の隙間をすり抜ける。この空気は邪魔板52bに沿って燃料電池セル12の下流側へ誘導される。
各燃料電池セル12の先端近傍には夫々スパーク電極60が配設されている。スパーク電極60が火花放電することによって、燃料電池セル12の先端から流出する燃料ガスのオフガスと、燃料電池セル12の下流側へ誘導される空気のオフガスが燃焼する。改質器18は燃料電池セル12の先端に近接していることから、燃料ガスのオフガスと空気のオフガスとの燃焼によって発生する燃焼熱を改質反応の吸熱反応に効率よく利用することができる。
燃焼排ガスは極めて高温であり、そのままでは熱交換器に投入しがたい。それほどの高温に耐えられる熱交換器は材質が限られ、高価である。本実施例では、燃焼熱でまず改質器18を加熱する。改質反応は吸熱反応であり、燃焼排ガスの熱は吸熱に利用される。燃焼熱でまず改質器18を加熱するために、燃焼排ガスの温度は低下する。このために、第2室46を流れる燃焼排ガスの温度は適度に冷却されており、仕切り壁36,38に特別の材料を使わなくてもすむ。
本実施例では、改質器18と各燃料電池セル12との間にマニホールド24が配置されている。燃焼排ガスは改質器18に向かって流れ、マニホールド24によって、燃焼排ガスが燃料電池セル群14間に進入することが阻まれ、改質器18に沿って流れる。この作用によって、燃料電池セル12が燃焼排ガスによって過熱されることを防止し、燃焼排ガスによって改質器18を効果的に加熱して、改質反応を促進することができる。
燃料電池セル12の電気化学反応が効率よく進行する環境温度は約800℃の高温である。この環境温度が低下すれば、発電効率は低下する。従って、供給する空気の温度を予加熱しておく必要がある。
上昇した燃焼排ガスは、第1室44の上面に沿って第2室46に流入する。第2室46内に流入した燃焼排ガスは、上下方向に伸びる複数の細い角柱形状の通路を下方向に通過して第2室46の下部に流入し、燃焼排ガス導出管58から外部に導出される。
このとき、空気導入管34から導入された予加熱された空気(約200℃)は第3室48内に流入し、上下方向に伸びる複数の細い角柱形状の通路を上方向に通過している。従って、第2室46を通過する燃焼排ガスと、第3室48を通過する空気との間で熱交換が行われる。外仕切板38の両面に取付けられたフィン54,56によって、熱交換率は更に高められる。この熱交換によって、空気を約650℃まで予加熱しておくことができる。なお、約500℃まで温度低下した燃焼排ガスは、発電ユニット10の外部に配設された、図示しない予備改質器の加熱に利用することができ、さらには空気の予熱に利用することもできる。
本実施例では、燃料と空気のオフガスが燃焼する位置が、上下方向において、交互に反対側に位置する関係に設定されている。このために、燃料電池セル群収容室44内の温度分布は、水平方向にも上下方向にも均質化されている。燃料電池セル群収容室44内の最大温度差でも50℃程度であり、燃料電池セル群収容室44内の温度は800〜850℃の範囲に抑えられる。
また、最も高温な燃料電池セル群収容室44を2番目に高温な燃焼排ガス通過室46で取り囲み、その外側を3番目に高温な空気通過室48で取り囲む構造となっているために、燃料電池セル群収容室44を高温に維持しやすい。そのために、発電に伴って発生する熱と、燃料と空気のオフガスの燃焼熱だけで、燃料電池セル群収容室44内の温度を発電適温である800〜850℃に維持することができる。
以上の実施例では、筒状の燃料極を燃料ガス通路が貫通している燃料電池セルの例を説明したが、燃料極と燃料ガス通路の関係はそれに限らない。例えば、ポーラスの物質の中に燃料ガス通路を設け、その表面に、内側から、燃料極、固体電解質、酸素極の順に積層された積層構造を付着したような燃料電池セルであってもよい。要は、燃料極と固体電解質と酸素極の積層体の燃料極側に燃料ガスが供給され、酸素極側に有酸素ガスが供給されるものであり、かつ、燃料電池セルの外側に供給される有酸素ガスが、前記積層体を通して燃料電池セル側に用意されている燃料ガス通路に侵入するものであれば足りる。
(第2実施例)
本発明を具現化した発電装置の第2実施例を、図面を参照しながら説明する。図5は、本実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図である。本実施例は、第1実施例の発電装置と、燃料電池セル群収容室内の構成が異なっている。従って、主に、燃料電池セル群収容室内について説明し、第1実施例と同様である部分の説明や図示を省略する。
本実施例の発電ユニット200は、内部に改質器を備えておらず、外部に設けられた図示しない改質器において、主に水素と一酸化炭素からなる燃料ガスに改質したものを発電に利用する。改質された燃料ガスは、燃料ガスの受入れ口208a,208bから導入される。受入れ口208aから受入れられた燃料ガスは、マニホールド212aで燃料電池セル216a,216cに分配され、受入れ口208bから受入れられた燃料ガスは、マニホールド212bで燃料電池セル216b,216dに分配される。燃料電池セル216a,216b,216c,216dは、マニホールド212a,212bによってそれぞれの端部を支持されて、水平に伸びるように配設されている。燃料電池セル216a,216b,216c,216dは、燃料ガス通路の向きが交互になるように配列されている。
空気供給パイプ群220a,220b,220c,220dは、燃料電池セル群226a,226b,226c,226dの下方にそれぞれ5本の空気供給パイプが水平に並列配置されて構成されており、空気供給パイプ群220a,220b,220c,220dは燃料ガス通路と直交する関係で配置されている。各空気供給パイプは、図示しない空気供給管(第1実施例参照)に接続されており、第1実施例と同様に燃料電池セル群収容室218の外部から取入れられた空気が予加熱されて空気供給管より分配される。各空気供給パイプ群220a,220b,220c,220dの下流端から空気が噴出されると、煙突効果によって空気は真直ぐ上昇するか若しくは斜め上方向へ上昇する。上昇した空気は、燃料電池セル群226a,226b,226c,226dの下側全体に拡散して酸素極に空気ガスを供給する。
発電に利用されなかった燃料ガスのオフガスと空気のオフガスが燃焼して発生する高温の燃焼排ガスは、燃料電池セル群226a,226b,226c,226dの下側全体に拡散して上昇する空気の流れによって燃料電池セル群収容室218の内壁の方へ追いやられ、内壁に沿って矢印206に示すように上昇し、第1実施例と同様に空気の予加熱に利用された後に排出される。
本実施例では、燃料電池セル群が、1段毎に燃料ガス通路の向きが交互になるように垂直方向に配列されて、燃料電池セルの低温な上流側と高温な下流側が交互に配置されている。従って、燃料電池セルの上下方向の温度差が相殺され、燃料電池セルの上流側と下流側の温度差が小さくなる。また、空気供給パイプから噴出した空気は真直ぐ上昇するか若しくは斜め上方向へ上昇して燃料電池セルの下側全体に亘って拡散することから、燃料電池セルが水平方向に伸びているのに対し、空気が上方に移動する関係が得られ、燃料電池セルの温度勾配に交差する空気の流れが生み出される。以上のことから、燃料電池セル群収容室内の温度差が減少する。
また、上昇する空気の流れによって、燃焼排ガスが燃料電池セル群の下方に侵入することが阻まれる。このことから、高温の燃焼排ガスによって燃料電池セル群が過熱されてしまうことが防止されるとともに、燃料電池セルの酸素極が燃焼排ガスによって還元されてしまうことが防止される。発電効率の高い温度での発電が容易となる。
(第3実施例)
本発明を具現化した発電装置の第3実施例を図面を参照しながら説明する。図6は本実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図である。本実施例は、第2実施例と類似しているため、第2実施例と同様の部材等については、同一符号を用いて説明し、重複説明は省略している。
本実施例の発電ユニット230は、第2実施例の発電ユニット200の空気供給パイプ群220a,220b,220C,220dの下方に、夫々邪魔板232a,232b,232c,232dが配設された構成となっている。邪魔板232a,232b,232c,232dは、空気供給パイプ群220a,220b,220c,220dが伸びる方向に水平に伸びる金属製の板部材であり、両側は斜め上方向に広がるように屈曲している。
本実施例では、空気供給パイプ群220a,220b,220c,220dから噴出した空気は、煙突効果によって真上若しくは斜め上方向に上昇し、燃料電池セル群226a,226b,226c,226dの下側全体に亘って拡散する。拡散した空気の一部は燃料ガスのオフガスとともに燃焼する。残りの空気はさらに上昇し、邪魔板232a,232b、232c,232dの下面に到達すると、この下面に沿って燃料電池セル群収容室218の内壁の方へ流れ、内壁に沿って矢印206に示す燃焼排ガスとともに上昇し、第1実施例と同様に空気の予加熱に利用された後に排出される。
上下方向に隣接する燃料電池セル群間は、空気供給パイプ群と邪魔板によって仕切られており、下段の燃料電池セル群を冷却することによって自らは加熱された空気が、さらに上昇して上段の燃料電池セル群を冷却することはない。各段の燃料電池セル群毎に、冷却兼発電用の空気が送られてくる。熱環境が等しい燃料電池セル群が上下方向に4段に配列されるだけであり、燃料電池セル群収容室内の上下方向の温度差も抑制される。
また、燃料電池セル群の下方に広がる邪魔板によって、燃焼排ガスが燃料電池セル群の下方に侵入することが阻まれる。このことから、燃焼排ガスによって、燃料電池セル群が過熱されたり、燃料電池セルの酸素極が燃焼排ガスによって還元されたりすることを防止する。
(第4実施例)
本発明を具現化した発電装置の第4実施例を図面を参照しながら説明する。図7は本実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図である。本実施例は、第3実施例と類似しているため、第3実施例と同様の部材等については、同一符号を用いて説明し、重複説明は省略している。
本実施例の発電ユニット270は、第3実施例の発電ユニット230の燃料電池セル群収容室218内に、予備改質された予備改質ガスを燃料ガスに改質する1対の改質器272a,272bが配設された構成となっている。改質器272a,272bは、燃料電池セル216a,216b,216c,216dの両端部側に配置されている。改質器272a,272bについては、第1実施例の改質器18a,18bと同様であるため、説明を省略する。
改質器は燃料電池セルの下流端に近接していることから、燃料ガスのオフガスと空気のオフガスとの燃焼によって発生する燃焼熱を改質反応の吸熱反応に効率よく利用することができる。また、燃焼時に発生する燃焼排ガスは高温であるが、燃焼熱を改質反応に利用するため、燃焼排ガスの温度を空気の予加熱に利用することができる程度まで低下することができる。
また、本実施例では、第3実施例で述べた、空気供給パイプ群から噴出する空気の流れによって、燃焼排ガスは改質器へ押付けられ、改質器に沿って矢印276に示すように上昇するため、燃焼排ガスが、空気供給パイプ群や、燃料電池セル群を過熱したり、燃料電池セルの酸素極を還元したりしてしまうおそれはない。
(第5実施例)
本発明を具現化した発電装置の第5実施例を図面を参照しながら説明する。図8は本実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図である。本実施例は、第3実施例と類似しているため、第3実施例と同様の部材等については、同一符号を用いて説明し、重複説明は省略している。
本実施例の発電ユニット310は、第3実施例の発電ユニット230の空気供給パイプ群220a,220b,220c,220dと、邪魔板232a,232b、232c,232dに代えて、空気供給板330a,330b,330c,330dが配設されている。空気供給板330a,330b,330c,330dは浅い箱形状の部材であり、上面に複数の空気供給口が形成されている。空気供給板330a,330b,330c,330dの夫々の両側面には斜め上方向に広がる邪魔板が形成されている。空気供給板330a,330b,330c,330dは、燃料電池セル群226a,226b,226c,226dのそれぞれの下方に配設されている。空気供給板330a,330b,330c,330dの両端部は、第1実施例の空気供給部材16a,16b,16c,16d,16eと同様に、夫々図示しない空気供給管に連通している。空気供給管や空気供給板330a,330b,330c,330dまでの空気の供給経路等の詳細については、第1実施例と同様であり、ここでは説明を省略する。
本実施例では、上下方向に隣接する燃料電池セル群間は、空気供給パイプ群と邪魔板によって仕切られており、下段の燃料電池セル群を冷却することによって自らは加熱された空気が、さらに上昇して上段の燃料電池セル群を冷却することはない。各段の燃料電池セル群毎に、冷却兼発電用の空気が送られてくる。熱環境が等しい燃料電池セル群が上下方向に4段に配列されるだけであり、燃料電池セル群収容室内の上下方向の温度差も抑制される。
また、本実施例では、燃料電池セル群の下方に空気供給板が広がっているため、空気供給板が燃焼排ガスが燃料電池セル群間に侵入することを阻む。これによって、空気供給版から供給される空気によって燃料電池セル群の全体を加熱前の空気で一様によく冷却することができるとともに、燃焼排ガスが燃料電池セルの酸素極を還元してしまうことを防止することができる。
(第6実施例)
本発明を具現化した発電装置の第6実施例を、図面を参照しながら説明する。図9は、本実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図である。本実施例は、第1実施例の発電装置と、燃料電池セル群収容室内の構成が異なっている。従って、主に、燃料電池セル群収容室内について説明し、第1実施例と同様である部分の説明や図示を省略する。
本実施例の発電ユニット350は、内部に改質器を備えておらず、外部に設けられた図示しない改質器において、主に水素と一酸化炭素からなる燃料ガスに改質したものを発電に利用する。改質された燃料ガスは、燃料ガスの受入れ口358a,358bから導入される。受入れ口358aから受入れられた燃料ガスは、マニホールド362aで燃料電池セル366a,366cに分配され、受入れ口358bから受入れられた燃料ガスは、マニホールド362bで燃料電池セル366b,366dに分配される。燃料電池セル366a,366cは、マニホールド362aによってそれぞれの端部を支持されて、下方に伸びるように配設されている。燃料電池セル366b,366dは、マニホールド362bによってそれぞれの端部を支持されて、上方に伸びるように配設されている。燃料電池セル366a,366b,366c,366dは、燃料ガス通路の向きが交互になるように配列されている。
空気供給パイプ群370a,370b,370c,370dは、燃料電池セル群376a,376b,376c,376dの図中左側にそれぞれ5本(図示省略)の空気供給パイプが燃料電池セル群376a,376b,376c,376dに平行に配置されて構成されている。各空気供給パイプは、図示しない空気供給管(第1実施例参照)に接続されており、第1実施例と同様に燃料電池セル群収容室368の外部から取入れられた空気が予加熱されて空気供給管より分配される。
各空気供給パイプ群370a,370b,370c,370dの下流端から空気が噴出されると、空気は図中右側の燃料電池セル366a,366b,366c,366dに沿って上流側から下流側へ向かって流れる。このとき、燃料ガスも燃料電池セル366a,366b,366c,366dの燃料ガス通路内を上流側から下流側に向かって流れている。空気と燃料ガスは燃料電池セル366a,366cの内外を下方に向かって流れ、燃料電池セル366b,366dの内外を上方に向かって流れ、反応が進むにつれて加熱されていく。燃料電池セル366a,366cの反応が進む方向と燃料電池セル366b,366dの反応が進む方向は逆向きであり、燃料電池セルの温度勾配は逆向きとなっている。このため、隣り合う燃料電池セル間において、一方の燃料電池セルの下流側の高温部から他方の燃料電池セルの上流側の低温部へ熱の移動が起こり、燃料電池セル366a,366b,366c,366dの上流側と下流側との温度差は相殺され、燃料電池セル群収容室368内の温度分布は均一化する。
空気と燃料ガスは燃料電池セルに沿って流れ、燃料電池セル群収容室の内壁に沿って燃料電池セル群収容室外へ流れる流れが形成される。燃料電池セルの下流端から発生する燃焼排ガスも、空気と燃料ガスの流れとともに矢印356で示される燃料電池セル群収容室外へ流れる流れが形成され、空気と燃料ガスの流れによって燃料電池セル群間への侵入は阻まれる。
(第7実施例)
本発明を具現化した発電装置の第7実施例を図面を参照しながら説明する。図10は本実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図である。本実施例は、第9実施例と類似しているため、第9実施例と同様の部材等については、同一符号を用いて説明し、重複説明は省略している。
本実施例の発電ユニット380は、第2実施例の発電ユニット350の空気供給パイプ群370a,370b,370C,370dの下流側に、夫々邪魔板382a,382b,382c,382dが配設された構成となっている。邪魔板382a,382b,382c,382dは、空気供給パイプ群370a,370b,370c,370dが伸びる方向に伸び、途中から図中右側の燃料電池セル366a,366b,366c,366dに向かって屈曲した形状の金属製の板部材である。
空気と燃料ガスは、燃料電池セル366a,366cの内外を下方に向かって流れ、燃料電池セル366b,366dの内外を上方に向かって流れ、燃料電池セル群収容室368外へ流れる。燃焼排ガスは、空気と燃料ガスの流れとともに矢印356のように燃料電池セル群収容室368外へ流れる。本実施例では、邪魔板382a,382b,382c,382dが配設されているため、各空気供給パイプ群370a,370b,370c,370dの下流端から噴出される空気を図中右側の燃料電池セル366a,366b,366c,366dに沿わせやすい。また、邪魔板382a,382b,382c,382dによって、燃焼排ガスの燃料電池セル群間への侵入がより効果的に阻まれる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
第1実施例に係る発電装置の縦断面図。 図1のII−II線縦断面図。 図1のIII−III線横断面図。 図2の部分断面拡大図。 第2実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図。 第3実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図。 第4実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図。 第5実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図。 第6実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図。 第7実施例に係る発電装置の要部の縦断面を模式化した図。 従来の発電装置の縦断面図。 発電時の燃料電池セルの温度分布を示すグラフ。
符号の説明
(第1実施例)
10:発電ユニット
12:燃料電池セル、12a:燃料極、12b:固体電解質層、12c:酸素極、12d:インターコネクタ
14:燃料電池セル群
16:空気供給部材、16f:空気供給口
18:改質器、18a、18b
20:燃料ガス通路
22:集電部材
24:マニホールド
26:燃料ガス導入管
28:渡り配管、28a,28b
30:配管
32:配管
34:空気導入管
36:内仕切壁
38:外仕切壁
40:外壁
42:断熱部材
44:第1室
46:第2室
48:第3室
50:空気供給管
52:邪魔板
54:フィン
56:フィン
58:燃焼排ガス導出管
60:スパーク電極
62:パッキン
200:発電ユニット(第2実施例)
206:燃料排ガスの流れ
208:燃料ガス受入れ口
212:マニホールド
216:燃料電池セル
218:燃料電池セル群収容室
220:空気供給パイプ群
226:燃料電池セル群
230:発電ユニット(第3実施例)
232:邪魔板
270:発電ユニット(第4実施例)
272:改質器
276:燃料排ガスの流れ
310:発電ユニット(第5実施例)
330:空気供給板
350:発電ユニット(第6実施例)
356:燃料排ガスの流れ
358:燃料ガス受入れ口
362:マニホールド
366:燃料電池セル
368:燃料電池セル群収容室
370:空気供給パイプ群
376:燃料電池セル群
380:発電ユニット(第7実施例)
382:邪魔板

Claims (4)

  1. 固体酸化物の燃料電池を用いる発電装置であり、
    燃料極と固体電解質と酸素極と燃料ガス通路を有する燃料電池セルを複数個備えており、
    燃料電池セル群の燃料ガス通路は略同一平面内を伸びるように配列されており、
    略同一平面内を伸びるように配列された燃料電池セル群の燃料ガス通路内の燃料ガスの流通方向は同一方向であり、
    燃料ガス通路が略同一平面内を伸びる複数の燃料電池セル群は平行に配列されており、
    燃料電池セル群は、燃料ガス通路内の燃料ガスの流通方向が少なくとも1列おきに交互になるように配列されており、
    燃料電池セル群の燃料ガス通路の開放端の近傍にはオフガス燃焼部が形成されており、
    燃料電池セル群のオフガス燃焼部と、その燃料電池セル群と燃料ガスの流通方向が逆向きに配置されて隣接する燃料電池セル群の酸素極との間に邪魔板が配設されていることを特徴とする発電装置。
  2. 燃料電池セル群の燃料ガス通路は略同一水平面内を伸びており、複数の燃料電池セル群は垂直方向に多段に配列されており、燃料ガスを改質する1対の改質器を備えており、1対の改質器は、多段に配列された複数の燃料電池セル群を燃料ガス通路の両端部側から挟んで配置されていることを特徴とする請求項1の発電装置。
  3. 有酸素ガス供給部材は燃料電池セル群の下方に配置されており、有酸素ガス供給部材の燃料電池セル群に対向する複数箇所に、有酸素ガス供給口が形成されていることを特徴とする請求項2の発電装置。
  4. 燃料電池セル群を構成する複数の燃料電池セルの端部と改質器を接続して、改質された燃料ガスを燃料電池セル群の各燃料ガス通路内に供給するマニホールドを備えており、マニホールドは、燃料電池セルが並列する方向に伸びていることを特徴とする請求項2または3の発電装置。
JP2004088012A 2004-03-24 2004-03-24 発電装置 Expired - Fee Related JP4704696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088012A JP4704696B2 (ja) 2004-03-24 2004-03-24 発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004088012A JP4704696B2 (ja) 2004-03-24 2004-03-24 発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005276615A JP2005276615A (ja) 2005-10-06
JP4704696B2 true JP4704696B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=35176051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004088012A Expired - Fee Related JP4704696B2 (ja) 2004-03-24 2004-03-24 発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4704696B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5097360B2 (ja) * 2006-05-15 2012-12-12 京セラ株式会社 燃料電池スタック
JP5395488B2 (ja) * 2009-03-30 2014-01-22 アイシン精機株式会社 燃料電池装置
JP5436196B2 (ja) * 2009-12-22 2014-03-05 リンナイ株式会社 発電装置
FI122891B (fi) * 2010-06-04 2012-08-31 Waertsilae Finland Oy Menetelmä ja järjestely polttokennostojen lämpötasapainon ohjaamiseksi polttokennojärjestelmässä
JP5275331B2 (ja) 2010-12-17 2013-08-28 シャープ株式会社 トナー攪拌部材、これを備えたトナーカートリッジ、現像装置、及び画像形成装置
JP5581414B2 (ja) * 2013-03-21 2014-08-27 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 燃料電池スタック
JP6300178B2 (ja) * 2014-03-26 2018-03-28 Toto株式会社 固体酸化物形燃料電池装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260710A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Honda Motor Co Ltd 固体高分子型セルアセンブリ、燃料電池スタックおよび燃料電池の反応ガス供給方法
JP2002280007A (ja) * 2000-12-28 2002-09-27 Mitsubishi Materials Corp ハイブリッド動力システム
JP2003115307A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Nippon Steel Corp 固体電解質型燃料電池の内部改質器
JP2003123827A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池の熱交換構造
JP2003132914A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Mcdermott Technol Inc 集積流路を有する高性能セラミック燃料電池のインターコネクト及びその作製方法
JP2004039504A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Equos Research Co Ltd 燃料電池
JP2004348978A (ja) * 2003-05-19 2004-12-09 Honda Motor Co Ltd 燃料電池

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5082751A (en) * 1990-10-18 1992-01-21 Westinghouse Electric Corp. Internal natural gas reformer-dividers for a solid oxide fuel cell generator configuration
JPH05325997A (ja) * 1992-05-14 1993-12-10 Tokyo Gas Co Ltd 固体電解質型燃料電池の積層構造
JPH06275306A (ja) * 1993-03-24 1994-09-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 平板型固体電解質燃料電池

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002280007A (ja) * 2000-12-28 2002-09-27 Mitsubishi Materials Corp ハイブリッド動力システム
JP2002260710A (ja) * 2001-03-06 2002-09-13 Honda Motor Co Ltd 固体高分子型セルアセンブリ、燃料電池スタックおよび燃料電池の反応ガス供給方法
JP2003115307A (ja) * 2001-10-05 2003-04-18 Nippon Steel Corp 固体電解質型燃料電池の内部改質器
JP2003123827A (ja) * 2001-10-12 2003-04-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料電池の熱交換構造
JP2003132914A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Mcdermott Technol Inc 集積流路を有する高性能セラミック燃料電池のインターコネクト及びその作製方法
JP2004039504A (ja) * 2002-07-04 2004-02-05 Equos Research Co Ltd 燃料電池
JP2004348978A (ja) * 2003-05-19 2004-12-09 Honda Motor Co Ltd 燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005276615A (ja) 2005-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5436196B2 (ja) 発電装置
JP4751580B2 (ja) 発電装置
JP4778198B2 (ja) 発電装置
JP5481181B2 (ja) 発電装置
JP4704696B2 (ja) 発電装置
JP4704693B2 (ja) 発電装置
JP4991087B2 (ja) 燃料電池組立体
JP4751578B2 (ja) 発電装置
JP2010245049A (ja) 燃料電池組立体
JP4965098B2 (ja) 発電装置
JP4942287B2 (ja) 発電装置
JP4986403B2 (ja) 発電装置
JP4733354B2 (ja) 発電装置
JP2020047399A (ja) 燃料電池装置
JP4768966B2 (ja) 発電装置
WO2017057151A1 (ja) 燃料電池用改質器、燃料電池モジュールおよび燃料電池装置
JP5096436B2 (ja) 発電装置
JP7138445B2 (ja) 燃料電池装置モジュールおよび燃料電池装置
JP4688470B2 (ja) 発電装置
JP4859359B2 (ja) 燃料電池の運転方法
JP5009496B2 (ja) 発電装置
JP4837260B2 (ja) 発電装置
JP7433182B2 (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2005317232A (ja) 発電装置
JP6194854B2 (ja) 燃料電池装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4704696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees