JP5008600B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流入力電圧をスイッチングすることにより出力電圧を制御するスイッチング電源装置に関するものである。
従来から、一般家電製品等の電子機器には、その電源装置として、消費電力の低減化による電力効率の向上等の目的から、スイッチング素子(例えば、電子スイッチ)によるスイッチング動作を利用して出力電圧を制御(例えば、安定化など)するスイッチング電源装置が広く利用されている。
以上のような従来のスイッチング電源装置について、図面を用いて以下に説明する。
図4は従来のスイッチング電源装置の構成例を示す回路図である。図4に示すように、従来のスイッチング電源装置1は、直流電源2のプラス側が接続される入力端子3aと、直流電源2のマイナス側が接続される入力端子3bと、入力端子3aと入力端子3bとの間に直列接続された電子スイッチ4a及びダイオード5aと、入力端子3aと入力端子3bとの間に直列接続されたダイオード5b及び電子スイッチ4bと、電子スイッチ4aとダイオード5aの接続点に一端が接続されたインダクタ6aと、ダイオード5bと電子スイッチ4bの接続点に一端が接続されたインダクタ6bと、インダクタ6a及びインダクタ6bの他端が夫々接続されるとともに、負荷7の一端が接続される出力端子8aと、入力端子3aと入力端子3bとの間に直列接続されたダイオード5d及び電子スイッチ4dと、入力端子3aと入力端子3bとの間に直列接続された電子スイッチ4c及びダイオード5cと、電子スイッチ4cとダイオード5cの接続点に一端が接続されたインダクタ6cと、ダイオード5dと電子スイッチ4dの接続点に一端が接続されたインダクタ6dと、インダクタ6c及びインダクタ6dの他端が夫々接続されるとともに、負荷7の他端が接続される出力端子8bと、出力端子8a、8b間に接続されたコンデンサ9と、電子スイッチ4a、4b、4c、4dのオン・オフ制御端子を制御する電子スイッチ制御回路10とで構成されている。
なお、電子スイッチ制御回路10の一方の出力は電子スイッチ4a、4dのオン・オフ制御端子に接続されており、電子スイッチ制御回路10の他方の出力は電子スイッチ4c、4bのオン・オフ制御端子に接続されている。
以上のように構成されたスイッチング電源装置1について、その動作を以下に説明する。例として、直流(直流電源2)から周波数50Hzの交流を生成する場合について説明する。
電子スイッチ制御回路10からは、周波数20kHzの矩形波が出力される。周波数50Hzの最初の(第1の)半サイクル(10msec)の間は、電子スイッチ4aと電子スイッチ4dが20kHzでスイッチング(オン・オフ)するとともに、電子スイッチ4cと電子スイッチ4bはオフとなる。従って、このとき流れる電流の方向は、矢印11a方向に流れる。
次の(第2の)半サイクル(10msec)の間は、電子スイッチ4cと電子スイッチ4bが20kHzでスイッチングするとともに、電子スイッチ4aと電子スイッチ4dはオフとなる。従って、このとき流れる電流の方向は、矢印11b方向に流れる。
このようにして最初の半サイクル(10msec)の間は矢印11a方向に電流が流れ、次の半サイクル(10msec)の間は矢印11b方向に電流が流れる。この動作が周波数50Hzの半サイクル(10mcec)毎に繰り返される。即ち、直流電源2から周波数50Hzの交流が出力端子8a、8b間に生成される。
なお、インダクタ6a及び6dとコンデンサ9とで第1のローパスフィルタを形成し、インダクタ6c及び6bとコンデンサ9とで第2のローパスフィルタを形成し、周波数20kHzのスイッチングによる高調波成分を減衰させ滑らかに変化する50Hzの正弦波としている。
また、上記の第1、第2のローパスフィルタを形成するインダクタ6a、6b、6c、6dは、電子スイッチ4a、4d、4c、4bのオン・オフ時に生ずるサージ電流の制限もしている。電子スイッチの切り替え時に両電子スイッチが同時にオン状態になったとしても、直流電源2と電子スイッチ4a、4bおよび4c、4dとの直列回路にはそれぞれインダクタ6a、6bおよびインダクタ6c、6dが直列に挿入されるので、直流電源2が短絡されることはなくなる。
なお、本発明に関連する先行技術情報が、例えば、特許文献1に開示されおり、この特許文献1に開示されているスイッチング電源装置1では、p2左の下から10行目〜右上8行目に記載されているように、同時オンによる電流/電圧サージの発生を防止し、短絡電流が流れスイッチング素子が破壊されるのを防止するために、電子スイッチ4a、4b間および電子スイッチ4c、4d間にそれぞれコイルを入れている。
特開昭63−277425号公報
しかしながら、上記のような従来のスイッチング電源装置1では、電子スイッチ4a、4dと電子スイッチ4c、4bのすべてを高周波(例えば、20kHz)でスイッチングしているため、スイッチング時にスイッチに流れる電流とスイッチにかかる電圧の重なりが生じ、これが損失となり、さらに時間当たりのスイッチングの回数が多いことで、この状態が多くなり、結果的に稼動期間のスイッチング損失が非常に大きなものとなってしまう。
ここで、従来のスイッチング電源装置1において、スイッチング損失を低減するために、電子スイッチ4b、4dについては周波数50Hzの半周期毎にオンとオフを切り替え、電子スイッチ4a、4cのみを高周波でスイッチングすることにより、負荷7に対して交流出力を得る場合を説明する。
先ず、周波数50Hzの最初の半サイクル(10msec)の間は、矢印11a方向に電流が流れる。この半サイクル(10msec)の間は、電子スイッチ4dは常にオンで電子スイッチ4aは周波数20kHzでスイッチング(オン・オフ)する。
この期間で電子スイッチ4aがオンのとき、直流電源2のプラス側、入力端子3a、電子スイッチ4a、インダクタ6a、出力端子8a、負荷7、出力端子8b、インダクタ6d、電子スイッチ4d、入力端子3b、直流電源2のマイナス側のルートに沿って流れる。
一方、電子スイッチ4aがオフのとき、ダイオード5a、インダクタ6a、出力端子8a、負荷7、出力端子8b、インダクタ6d、電子スイッチ4dとで第1の閉ループを形成することになる。このとき、インダクタ6a、インダクタ6dに蓄えられたエネルギー(電流)は、この第1の閉ループによって放出される。
ここで、コンデンサ9には電荷が蓄えられており、この第1の閉ループが形成されたとき、出力端子8bは直流電源2のマイナス側入力端子3bに比べマイナスの電位になり、ダイオード5cを通りインダクタ6cに電流が流れる。そうすると、インダクタ6dと電子スイッチ4dとダイオード5cとインダクタ6cとで形成する閉ループに沿って、負荷7を通らない無駄な電流が流れることになる。
次の半サイクル(10msec)間においても、同様に、上記のような無駄な電流が流れることになる。
以上説明したように、上記の無駄な電流のため、スイッチング電源装置1の変換効率が低下することになる。また、上記の無駄な電流は熱エネルギーとなって消費されるので、スイッチング電源装置1を発熱させてしまうという問題も生ずる。また、電流検出手段32で負荷に流れる電流を検出し、その検出値を電子スイッチ制御回路10にフィードバック(図示せず)して各電子スイッチのスイッチングを制御することで負荷電流を制御する場合、上記のような負荷に流れない余分なループ電流が電流検出手段32を通り、負荷7に流れる電流を正しく検出できず、制御が不安定になる場合が生じる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、無駄な電流の生成をなくすことができ、電源からの発熱を抑えて、電源動作中の変換効率をより向上することができるとともに、負荷に流れる電流を検出してスイッチングを制御する場合にも、負荷に流れる電流だけを正しく検出して制御をより安定化することができるスイッチング電源装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスイッチング電源装置は、直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続されたコンデンサと、前記第2の電子スイッチをオフしかつ前記第4の電子スイッチをオンする期間に前記第1の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、前記第2の電子スイッチをオンしかつ前記第4の電子スイッチをオフする期間に前記第3の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、前記電子スイッチ制御回路は、前記第1の電子スイッチおよび前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、前記第2の電子スイッチと前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のスイッチング電源装置は、直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続されたコンデンサと、前記第1の電子スイッチをオフしかつ前記第3の電子スイッチをオンする期間に前記第2の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、前記第1の電子スイッチをオンしかつ前記第3の電子スイッチをオフする期間に前記第4の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、前記電子スイッチ制御回路は、前記第2の電子スイッチおよび前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、前記第1の電子スイッチと前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のスイッチング電源装置は、直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、前記第2のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第1のコンデンサと、前記第4のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第2のコンデンサと、前記第2の電子スイッチをオフしかつ前記第4の電子スイッチをオンする期間に前記第1の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、前記第2の電子スイッチをオンしかつ前記第4の電子スイッチをオフする期間に前記第3の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、前記電子スイッチ制御回路は、前記第1の電子スイッチおよび前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、前記第2の電子スイッチと前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のスイッチング電源装置は、直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、前記第2のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第1のコンデンサと、前記第4のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第2のコンデンサと、前記第1の電子スイッチをオフしかつ前記第3の電子スイッチをオンする期間に前記第2の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、前記第1の電子スイッチをオンしかつ前記第3の電子スイッチをオフする期間に前記第4の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、前記電子スイッチ制御回路は、前記第2の電子スイッチおよび前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、前記第1の電子スイッチと前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載のスイッチング電源装置は、請求項1または請求項3に記載のスイッチング電源装置であって、前記直流電源として太陽電池が接続されるとともに、前記負荷として商用交流電源が接続され、前記電子スイッチ制御回路は、前記商用交流電源の周波数に基づいて、前記第2の電子スイッチと前記第4の電子スイッチとのオンとオフを切り換えるタイミングを生成するよう構成されたことを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載のスイッチング電源装置は、請求項2または請求項4に記載のスイッチング電源装置であって、前記直流電源として太陽電池が接続されるとともに、前記負荷として商用交流電源が接続され、前記電子スイッチ制御回路は、前記商用交流電源の周波数に基づいて、前記第1の電子スイッチと前記第3の電子スイッチとのオンとオフを切り換えるタイミングを生成するよう構成されたことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、第1の閉ループに対して第1の半サイクル時の通路となる第4のインダクタが非含有となるとともに、第2の閉ループに対して第2の半サイクル時の通路となる第2のインダクタが非含有となるので、各閉ループに無駄な電流が流れない電源装置を実現することができる。
そのため、電源からの発熱を抑えて、電源動作中の変換効率をより向上することができるとともに、負荷に流れる電流を検出してスイッチングを制御する場合にも、負荷に流れる電流だけを正しく検出して制御をより安定化することができる。
以下、本発明の実施の形態を示すスイッチング電源装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1のスイッチング電源装置を説明する。
図1は本実施の形態1のスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図1に示すように、本実施の形態のスイッチング電源装置21は、直流電源(直流電源の一例として用いた)22のプラス側が接続される入力端子23a(第1の入力端子)と、直流電源22のマイナス側が接続される入力端子23b(第2の入力端子)と、入力端子23aと入力端子23bとの間に、電子スイッチ24a(第1の電子スイッチ)とインダクタ25a(第1のインダクタ)と電子スイッチ24b(第2の電子スイッチ)とがこの順に接続された直列接続体26aと、入力端子23aにカソード側が接続されるとともにアノード側がインダクタ25aと電子スイッチ24bの接続点に接続されたダイオード27a(第1のダイオード)と、入力端子23bにアノード側が接続されるとともにカソード側がインダクタ25aと電子スイッチ24aの接続点に接続されたダイオード27b(第2のダイオード)と、インダクタ25aと電子スイッチ24bの接続点に一端が接続されたインダクタ25b(第2のインダクタ)と、インダクタ25bの他端が接続されるとともに負荷28の一端に接続される出力端子29a(第1の出力端子)と、入力端子23aと入力端子23bとの間に、電子スイッチ24c(第3の電子スイッチ)とインダクタ25c(第3のインダクタ)と電子スイッチ24d(第4の電子スイッチ)とがこの順に接続された直列接続体26bと、入力端子23aにカソード側が接続されるとともにアノード側がインダクタ25cと電子スイッチ24dの接続点に接続されたダイオード27c(第3のダイオード)と、入力端子23bにアノード側が接続されるとともにカソード側がインダクタ25cと電子スイッチ24cの接続点に接続されたダイオード27d(第4のダイオード)と、インダクタ25cと電子スイッチ24dの接続点に一端が接続されたインダクタ25d(第4のインダクタ)と、インダクタ25dの他端が接続されるとともに負荷28の他端が接続される出力端子29b(第2の出力端子)と、インダクタ25bの他端とインダクタ25dの他端との間に接続されたコンデンサ30と、電子スイッチ24a、24d及び電子スイッチ24c、24bをそれらの制御端子を通じてオン・オフ制御することにより、S1で囲んだ電子スイッチ回路全体による直流電源22に対するスイッチングを制御する電子スイッチ制御回路31とで構成されている。
ここでは、具体例として、インダクタ25a、25cは、200μHのインダクタンスを有するインダクタを用い、インダクタ25b、25dには、100μHのインダクタンスを有するインダクタを用いている。また、コンデンサ30は、2μFの静電容量を有するコンデンサを用いている。このインダクタ25a、25bとコンデンサ30とでローパスフィルタ32aを構成し、インダクタ25c、25dとコンデンサ30とでローパスフィルタ32bを構成している。
インダクタ25c(第3のインダクタ)と電子スイッチ24d(第4の電子スイッチ)とダイオード27d(第4のダイオード)で第1の閉ループ35aを形成している。また、インダクタ25a(第1のインダクタ)と電子スイッチ24b(第2の電子スイッチ)とダイオード27b(第2のダイオード)で第2の閉ループ35bを形成している。
また、本実施の形態において、例えば、入力端子23a、23bには、350Vの電圧を出力する直流電源22を用い、出力端子29a、29bから電圧200Vで周波数50Hzの交流電圧を得ている。
以上のように構成されたスイッチング電源装置21について、その動作を以下に説明する。
電子スイッチ制御回路31からは、電子スイッチ24b、24dに対してそれらを周波数50Hz(周期20msec)でオン・オフするための矩形波が出力され、さらに、電子スイッチ24bがオンのときに、電子スイッチ24cに対してそれを周波数20KHzでオン・オフするための矩形波が出力され、電子スイッチ24bがオフのときには電子スイッチ24cに対してそれをオフするための信号が出力され、また、電子スイッチ24dがオンのときに、電子スイッチ24aに対してそれを周波数20kHzでオン・オフするための矩形波が出力され、電子スイッチ24dがオフのときには電子スイッチ24aに対してそれをオフするための信号が出力される。電子スイッチ制御回路31は、出力端子29a、29bの出力波形が周波数50Hzの正弦波になるように、周波数20KHzの矩形波の各パルス幅を制御(PWM制御)している。
なお、この電子スイッチ制御回路31の構成については、上述のようなタイミングで各制御信号を出力するように、回路を構成すればよく、それらの動作条件を満足する回路構成であればどのような構成で実施しても良いため、ここでの説明は省略する。
電子スイッチ制御回路31からの周波数50Hzの信号出力により生成される最初の(第1の)半サイクル(10msec)の間は、電子スイッチ24aのオン・オフが周波数20KHzで切り換わり、電子スイッチ24dはオンのまま、電子スイッチ24cと電子スイッチ24bは共にオフのままとなる。
従って、このとき流れる電流の方向は、電子スイッチ24aがオンの場合、直流電源22のプラス側、入力端子23a、電子スイッチ24a、インダクタ25a、インダクタ25b、出力端子29a、負荷28、出力端子29b、インダクタ25d、電子スイッチ24d、入力端子23b、直流電源22のマイナス側のルートに沿って流れる。
一方、電子スイッチ24aがオフの場合には、各インダクタに蓄積されたエネルギーにより、ダイオード27b、インダクタ25a、インダクタ25b、出力端子29a、負荷28、出力端子29b、インダクタ25d、電子スイッチ24dの閉ループを流れる。即ち、負荷28に流れる電流は矢印33a方向に流れる。
次の(第2の)半サイクル(10msec)の間は、同様に、負荷28に流れる電流は矢印33b方向に流れる。
このようにして最初の半サイクル(10msec)の間は矢印33a方向に電流が流れ、次の半サイクル(10msec)の間は矢印33b方向に電流が流れる。この動作が半サイクル(10mcec)毎に繰り返される。即ち、直流電源22から周波数50Hzの交流が出力端子29a、29b間に生成される。なお、電子スイッチ24a、24d及び電子スイッチ24c、24bのオン・オフ切り換えにより、正弦波に対応した矩形波は、インダクタ25a、25bとコンデンサ30とで形成されたローパスフィルタと、インダクタ25c、25dとコンデンサ30とで形成されたローパスフィルタを通過することにより、滑らかに変化する周波数50Hzの正弦波となって、出力端子29a、29bから負荷28に対して出力される。
ここで、直流電源22と電子スイッチ24a、24bおよび電子スイッチ24c、24dとの直列回路にはインダクタ25aおよびインダクタ25cが直列に挿入されるので、直流電源22が短絡されてサージ電流が流れるということはなくなる。
ここで、従来技術にみるようなスイッチング電源装置1において存在する負荷を通らない無駄な電流が発生しない理由を以下に説明する。
先ず、周波数50Hzの最初の(第1の)半サイクル(10msec)の間は、負荷28に対して矢印33a方向に電流が流れる。この半サイクル(10msec)の間に、電子スイッチ24aがオンであってもオフであっても、電子スイッチ24dがオンのため、インダクタ25cとダイオード27dの直列接続体間の電位差は生じないことになる。即ち、上記のような無駄な電流が流れることはない。
同様に、次の(第2の)半サイクル(10msec)の間においても、上記のような電位差は生じないことになる。即ち、上記のような無駄な電流が流れることはない。
以上説明したように、従来のように無駄な電流34a、34bが流れることはなく、スイッチング電源装置21の効率が低下することはない。また、この無駄な電流34a、34bが流れることにより、熱エネルギーとなってスイッチング電源装置21を発熱させることもない。
また、電流検出手段32にて検出した電流で負荷に流れる電流を制御する場合でも、余分なループ電流が流れることなく、正しく制御できる。
なお、上記の実施の形態1の構成では、コンデンサ30は、インダクタ25bの他端とインダクタ25dの他端との間に接続することにより、出力端子29a、29bを介して、負荷28に並列に接続しているが、図2に示すように、インダクタ25bの他端と電流検出手段32を介して接地電位(直流電源22のマイナス側)との間にコンデンサ301を接続するとともに、インダクタ25dの他端と電流検出手段32を介して接地電位(直流電源22のマイナス側)との間にコンデンサ302を接続することにより、コンデンサ301のインダクタ25bとの接続点は、出力端子29aを介して負荷28の一端に接続し、コンデンサ302のインダクタ25dとの接続点は、出力端子29bを介して負荷28の他端に接続するように構成した場合も、同様に実施することができ、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2のスイッチング電源装置を説明する。
図3は本実施の形態2のスイッチング電源装置とその周辺の構成を示すブロック図であり、直流電源として太陽電池を用いた場合を示している。なお、実施の形態1と同じものについては同一番号を付して説明を簡略化している。
図3において、75は例えば一般家庭の屋根に装着された太陽電池(直流電源の一例)であり、この太陽電池75(実施の形態1における直流電源22に該当)はスイッチング電源装置76(実施の形態1におけるスイッチング電源装置21に該当)の入力端子23a、23bに接続されている。また、スイッチング電源装置76の出力端子29a、29bは商用交流電源77(実施の形態1における負荷28に該当)に接続されている。
商用交流電源77は結合回路78に接続されており、この結合回路78の出力は周波数抽出回路79に接続されている。また、この周波数抽出回路79の出力は、スイッチング電源装置76内の電子スイッチ制御回路31a(実施の形態1における電子スイッチ制御回路31に該当)に接続されて、電子スイッチ制御回路31aに対して、図1および図2において電子スイッチ制御回路31内に構成された正弦波発生回路41の出力の代わりに用いられている。また、スイッチング電源装置76の出力端子29a、29bは結合回路78を介して商用交流電源77に接続されている。
以上のように構成されたスイッチング電源装置76について、その動作を以下に説明する。
本実施の形態のスイッチング電源装置76における電子スイッチ制御回路31aは、商用交流電源77から直接周波数を抽出して正弦波発生回路41の働きをさせている。従って、スイッチング電源装置76から出力される周波数は、商用交流電源77と同じ周波数となる。
さらに、商用交流電源の電圧と同じ位相になるように制御している。このようにして、太陽光のエネルギーを太陽電池75により直流電源に変換し、この直流電源を商用交流電源77に高力率で重畳させている。
以上のように、本実施の形態におけるスイッチング電源装置76は、自然界に存在する太陽光エネルギーを用いて商用交流電源77に変換することができるので、各家庭における省電力に貢献するばかりか自然に優しいエネルギー源となる。
例えば、太陽光発電により得られた電力を、商用交流電源と併用して、それらを切り換えて家庭内の電気製品に電力供給したり、また、太陽光発電により余った電力を、商用交流電源の供給元へ売電するようなシステムを構成する場合に利用される。
本発明のスイッチング電源装置は、電源からの発熱を抑えて、電源動作中の変換効率をより向上することができるとともに、負荷に流れる電流を検出してスイッチングを制御する場合にも、負荷に流れる電流だけを正しく検出して制御をより安定化することができ、無駄な電力消費が少ないので、一般家電製品等の電子機器の電源装置における消費電力の低減化技術に適用することができる。
本発明の実施の形態1のスイッチング電源装置の構成例を示す回路図 同実施の形態1のスイッチング電源装置の他の構成例を示す回路図 本発明の実施の形態2のスイッチング電源装置とその周辺要素を含む構成例を示すブロック図 従来のスイッチング電源装置の構成例を示す回路図
符号の説明
21、76 スイッチング電源装置
22、75 直流電源
23a 入力端子(第1の入力端子)
23b 入力端子(第2の入力端子)
24a 電子スイッチ(第1の電子スイッチ)
24b 電子スイッチ(第2の電子スイッチ)
24c 電子スイッチ(第3の電子スイッチ)
24d 電子スイッチ(第4の電子スイッチ)
25a インダクタ(第1のインダクタ)
25b インダクタ(第2のインダクタ)
25c インダクタ(第3のインダクタ)
25d インダクタ(第4のインダクタ)
26a 直列接続体(第1の直列接続体)
26b 直列接続体(第2の直列接続体)
27a ダイオード(第1のダイオード)
27b ダイオード(第2のダイオード)
27c ダイオード(第3のダイオード)
27d ダイオード(第4のダイオード)
28 負荷
29a 出力端子(第1の出力端子)
29b 出力端子(第2の出力端子)
30、301、302 コンデンサ
31、31a 電子スイッチ制御回路
32 電流検出手段
35a 第1の閉ループ
35b 第2の閉ループ
41 正弦波発生回路
77 商用交流電源
78 結合回路
79 周波数抽出回路
S1 電子スイッチ回路

Claims (6)

  1. 直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、
    第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、
    第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、
    前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、
    前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、
    前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続されたコンデンサと、
    前記第2の電子スイッチをオフしかつ前記第4の電子スイッチをオンする期間に前記第1の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、
    前記第2の電子スイッチをオンしかつ前記第4の電子スイッチをオフする期間に前記第3の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、
    前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、
    前記電子スイッチ制御回路は、
    前記第1の電子スイッチおよび前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、
    前記第2の電子スイッチと前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成された
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、
    第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、
    第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、
    前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、
    前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、
    前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続されたコンデンサと、
    前記第1の電子スイッチをオフしかつ前記第3の電子スイッチをオンする期間に前記第2の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、
    前記第1の電子スイッチをオンしかつ前記第3の電子スイッチをオフする期間に前記第4の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、
    前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、
    前記電子スイッチ制御回路は、
    前記第2の電子スイッチおよび前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、
    前記第1の電子スイッチと前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成された
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  3. 直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、
    第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、
    第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、
    前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、
    前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、
    前記第2のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第1のコンデンサと、
    前記第4のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第2のコンデンサと、
    前記第2の電子スイッチをオフしかつ前記第4の電子スイッチをオンする期間に前記第1の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、
    前記第2の電子スイッチをオンしかつ前記第4の電子スイッチをオフする期間に前記第3の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、
    前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、
    前記電子スイッチ制御回路は、
    前記第1の電子スイッチおよび前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、
    前記第2の電子スイッチと前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成された
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  4. 直流電源をスイッチング制御して得られた交流波形の出力を負荷に供給するスイッチング電源装置において、
    第1の電子スイッチと第1のインダクタと第2の電子スイッチがその順に接続され、前記第1の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第2の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第1の直列接続体と、
    第3の電子スイッチと第3のインダクタと第4の電子スイッチがその順に接続され、前記第3の電子スイッチ側端に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、前記第4の電子スイッチ側端に前記直流電源のマイナス側が接続される第2の直列接続体と、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に接続された第1のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第1の電子スイッチと前記第1のインダクタとの接続点に接続された第2のダイオードと、
    カソード側に前記直流電源のプラス側が接続されるとともに、アノード側が前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に接続された第3のダイオードと、
    アノード側に前記直流電源のマイナス側が接続されるとともに、カソード側が前記第3の電子スイッチと前記第3のインダクタとの接続点に接続された第4のダイオードと、
    前記第1のインダクタと前記第2の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第2のインダクタと、
    前記第3のインダクタと前記第4の電子スイッチとの接続点に一端が接続された第4のインダクタと、
    前記第2のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第1のコンデンサと、
    前記第4のインダクタの他端と前記直流電源のマイナス側との間に接続された第2のコンデンサと、
    前記第1の電子スイッチをオフしかつ前記第3の電子スイッチをオンする期間に前記第2の電子スイッチのみをスイッチング制御するとともに、
    前記第1の電子スイッチをオンしかつ前記第3の電子スイッチをオフする期間に前記第4の電子スイッチのみをスイッチング制御する電子スイッチ制御回路とを備え、
    前記負荷が前記第2のインダクタの他端と前記第4のインダクタの他端との間に接続され、
    前記電子スイッチ制御回路は、
    前記第2の電子スイッチおよび前記第4の電子スイッチに対して前記出力の周波数より十分に高い高周波の周波数でオン・オフするようスイッチング制御するとともに、
    前記第1の電子スイッチと前記第3の電子スイッチに対して前記出力の周波数で交互にオンとオフを切り換えるようにスイッチング制御するよう構成された
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  5. 前記直流電源として太陽電池が接続されるとともに、前記負荷として商用交流電源が接続され、
    前記電子スイッチ制御回路は、
    前記商用交流電源の周波数に基づいて、前記第2の電子スイッチと前記第4の電子スイッチとのオンとオフを切り換えるタイミングを生成するよう構成された
    ことを特徴とする請求項1または請求項3に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記直流電源として太陽電池が接続されるとともに、前記負荷として商用交流電源が接続され、
    前記電子スイッチ制御回路は、
    前記商用交流電源の周波数に基づいて、前記第1の電子スイッチと前記第3の電子スイッチとのオンとオフを切り換えるタイミングを生成するよう構成された
    ことを特徴とする請求項2または請求項4に記載のスイッチング電源装置。
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