JP5007732B2 - 位置検出方法、光学式位置検出装置、位置検出機能付き表示装置、および電子機器 - Google Patents

位置検出方法、光学式位置検出装置、位置検出機能付き表示装置、および電子機器 Download PDF

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本発明は、位置検出方法、光学式位置検出装置、該光学式位置検出装置を備えた位置検
出機能付き表示装置、および当該位置検出機能付き表示装置を備えた電子機器に関するも
のである。
携帯電話、カーナビゲーション、パーソナルコンピューター、券売機、銀行の端末など
の電子機器では、近年、液晶装置などの画像生成装置の前面にタッチパネルが配置された
位置検出機能付き表示装置が用いられ、かかる位置検出機能付き表示装置では、画像生成
装置に表示された画像を参照しながら、情報の入力が行なう。このようなタッチパネルは
、検出領域内において対象物体の位置を検出するための位置検出装置として構成されてい
る。
かかる位置検出装置での検出方式としては、抵抗膜方式、超音波方式、静電容量方式、
光学式などが知られている。抵抗膜方式は低コストであるが静電容量方式とともに透過率
が低く、超音波方式や静電容量方式は高い応答速度を有するが、耐環境性が低い。これに
対して、光学式は耐環境性、透過率、応答速度をそれぞれ高くすることができるという特
徴がある(特許文献1、2参照)。
特開2004−295644号公報 特開2004−303172号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の光学式位置検出装置では、表示画面の近傍に、
検出すべき位置座標の分解能に対応する数の光源や受光素子などが必要であるので、コス
トが高いという問題点がある。そこで、本願発明者は、導光板の端部に対向するように位
置検出用光源を設け、導光板から出射された位置検出光が指などに当たって反射した光を
受光素子で検出する光学式位置検出装置を検討している。かかる光学式位置検出装置では
、導光板から出射される位置検出光の強度と位置検出用光源からの距離との間に直線的な
関係があると考えられるので、少ない数の位置検出用光源や受光素子で指などの位置を検
出することができる。
一方、タッチパネル、シミュレーター装置、ゲーム機などの技術分野においては、対象
物体の三次元的な傾きや動きを検出することができれば、入力方式の多様性などを図るこ
とができる。しかしながら、抵抗膜方式および静電容量方式では、原理的にかかる検出が
不可能であるとともに、光学式位置装置においても、かかる3次元的な検出を行なうもの
が案出されていないのが現状である。
そこで、本発明の課題は、対象物体の三次元的な傾きや動きを検出することができる位
置検出方法、光学式位置検出装置、かかる光学式位置検出装置を備えた位置検出機能付き
表示装置、およびかかる位置検出機能付き表示装置を備えた電子機器を提供することにあ
る。
上記課題を解決するために、本発明に係る位置検出方法では、導光板内を互いに交差す
る方向に伝播する第1位置検出光および第2位置検出光を当該導光板において前記1位置
検出光および前記第2位置検出光の伝播方向と交差する方向に向く光出射面から検出領域
に向けて出射し、前記光出射面からの前記第1位置検出光および前記第2位置検出光の出
射方向をZ方向とし、前記検出領域内においてZ方向で離間する位置で当該Z方向に直交
する仮想平面を第1XY平面および第2XY平面としたとき、前記第1XY平面内におい
て対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光と、前記第2XY平
面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光とを受光
装置により受光し、当該受光装置での受光結果に基づいて、前記検出領域内における前記
対象物体の三次元的な傾きおよび三次元的な動きのうちの少なくとも一方を検出すること
を特徴とする。
本発明においては、Z方向で離間する位置でZ方向に直交する仮想平面については、少
なくとも2箇所に設定すればよい。かかる仮想平面を2箇所に設定した場合には、これら
2箇所の仮想平面が第1XY平面および第2XY平面に相当する。また、仮想平面を3箇
所以上設定した場合、3箇所以上の仮想平面のうち、任意の2箇所の仮想平面が「第1X
Y平面および第2XY平面」に相当する。
また、本発明に係る光学式位置検出装置では、複数の位置検出用光源と、該位置検出用
光源から出射された第1位置検出光および第2位置検出光を内部で伝播させながら前記第
1位置検出光および前記第2位置検出光の伝播方向と交差する方向に向く光出射面から検
出領域に向けて出射する導光板と、前記光出射面からの前記第1位置検出光および前記第
2位置検出光の出射方向をZ方向とし、前記検出領域内においてZ方向で離間する位置で
当該Z方向に直交する仮想平面を第1XY平面および第2XY平面としたとき、前記第1
XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光と
、前記第2XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位
置検出光とを受光する受光装置と、該受光装置での受光結果に基づいて、前記検出領域内
における前記対象物体の三次元的な傾きおよび三次元的な動きのうちの少なくとも一方を
算出する位置算出部と、を有していることを特徴とする。
本発明では、位置検出光が導光板の光出射面から出射され、これが位置検出光の出射側
に位置する対象物体によって反射されると、この反射光が受光装置によって検出される。
ここで、検出領域における位置検出光の強度と位置検出用光源からの距離とは相関性を有
する。従って、受光装置を介して得られた検出結果から対象物体のXY平面内の位置を検
出することができので、本発明によれば、検出領域に沿って多数の光学素子を配置しなく
てもよい安価な位置検出装置を構成することができる。また、本発明では、対象物体のX
Y平面内の位置検出をZ方向で離間する第1XY平面内および第2XY平面内において行
なう。このため、検出領域内における対象物体の三次元的な傾きや動きを検出することが
できる。
本発明において、前記受光装置は、Z方向で離間する位置に第1受光素子および第2受
光素子とを備え、前記第1受光素子は、前記第1XY平面内において対象物体で反射した
前記第1位置検出光および前記第2位置検出光を受光し、前記第2受光素子は、前記第2
XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光を
受光する構成を採用することができる。かかる構成によれば、可動部分を設けなくても、
対象物体の第1XY平面内での位置、および第2XY平面内での位置を検出することがで
きるので、構成の簡素化を図ることができる。
本発明においては、前記受光装置が、受光素子と、該受光素子を変位させる受光素子駆
動機構と、を備えている構成を採用することができる。かかる構成の場合、前記受光素子
駆動機構は、前記第1XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および
前記第2位置検出光を受光可能な位置に前記受光素子を配置した第1モードと、前記第2
XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光を
受光可能な位置に前記受光素子を配置した第2モードと、を実行する。かかる構成によれ
ば、1つの受光素子で、対象物体の第1XY平面内での位置、および第2XY平面内での
位置を検出することができるので、回路構成の簡素化を図ることができる。
本発明においては、前記受光装置が、受光素子と、前記検出領域から前記受光素子に向
かう光路上に配置された光路切り換え装置と、を備えている構成を採用することができる
。かかる構成の場合、前記光路切り換え装置は、前記第1XY平面内において対象物体で
反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光を前記受光素子に導く第1モード
と、前記第2XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2
位置検出光を前記受光素子に導く第2モードとを実行する。かかる構成によれば、1つの
受光素子で、対象物体の第1XY平面内での位置、および第2XY平面内での位置を検出
することができるので、回路構成の簡素化を図ることができる。
本発明を適用した光学式位置検出装置は、画像生成装置と組み合わせることにより、位
置検出機能付き表示装置を構成することができる。この場合、画像生成装置は、前記検出
領域と画像表示領域とが重なるように前記導光板に対して対向配置された電気光学パネル
を備えている。前記画像生成装置としては、前記電気光学パネルとしての液晶パネルと、
前記電気光学パネルとしての液晶パネルと、前記液晶パネルに対して光を供給する照明装
置とを備え、当該照明装置は、前記導光板あるいは該導光板と別体の照明用導光板に対し
て照明光を出射する照明用光源を備えている液晶装置を用いることができる。また、前記
画像生成装置としては、前記電気光学パネルとしての有機エレクトロルミネッセンスパネ
ルを備えた有機エレクトロルミネッセンス装置を用いてもよい。
本発明に係る位置検出機能付き表示装置は、携帯電話、カーナビゲーション、パーソナ
ルコンピューター、券売機、銀行の端末、シミュレーター装置、ゲーム機などの電子機器
に用いられる。
本発明の実施の形態1に係る位置検出機能付き表示装置の構成を模式的に示す分解斜視図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る位置検出機能付き表示装置の断面構成を模式的に示す断面図、および導光板内での位置検出用赤外光の減衰状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る位置検出機能付き表示装置における導光板、位置検出用光源、受光素子の位置関係を模式的に示す説明図である。 (a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る光学式位置検出装置および位置検出機能付き表示装置の信号処理部の説明図、および信号処理部の発光強度補償指令部での処理内容を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る位置検出機能付き表示装置の構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る位置検出機能付き表示装置の構成を模式的に示す説明図である。 本発明に係る位置検出機能付き表示装置を用いた電子機器の説明図である。
次に、添付図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る位置検出機能付き表示装置の構成を模式的に示す
分解斜視図である。図2(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る位置検出機
能付き表示装置の断面構成を模式的に示す断面図、および導光板内での位置検出用赤外光
の減衰状態を示す説明図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る位置検出機能付き
表示装置における導光板、位置検出用光源、受光素子の位置関係を模式的に示す説明図で
ある。
図1、図2(a)および図3(a)において、本形態の位置検出機能付き表示装置10
0は、光学式位置検出装置10と画像生成装置200とを備えており、光学式位置検出装
置10は、例えば、画像生成装置200によって表示された画像に基づいて、指などの対
象物体Obを検出領域10Rに接近させた際、対象物体Obの平面的な位置を検出する。
かかる光学式位置検出装置10は、位置検出光L2a〜L2dを放出する位置検出用光
源12A〜12Dと、位置検出光L2a〜L2dが入射する光入射部13a〜13dを周
囲の端面部に備えた導光板13と、受光装置15とを備えており、導光板13は、内部を
伝播した位置検出光L2a〜L2dを出射する光出射面13sを一方の表面(図示上面)
に備えている。位置検出用光源12A〜12Dは光入射部13a〜13dと対向するよう
に配置され、好ましくは光入射部13a〜13dと密接するように配置されている。
以下、互いに直交する方向をX方向、Y方向およびZ方向とし、導光板13からの位置
検出光L2a〜L2dの出射方向をZ方向として説明する。
導光板13は、ポリカーボネートやアクリル樹脂などの透明な樹脂板で構成されている
。導光板13において、光出射面13s、または光出射面13sの反対側の背面13tに
は、表面凹凸構造、プリズム構造、散乱層(図示せず)などが設けられており、このよう
な光散乱構造によって、光入射部13a〜13dから入射して内部を伝播する光は、その
伝播方向に進むに従って徐々に偏向されて光出射面13sより出射される。導光板13の
背後には反射シートなどで構成される反射板14が配置され、反射板14は、導光板13
の背面13tから出射される位置検出光L2a〜L2dを導光板13の内部に戻すように
機能する。
本形態において、導光板13は、4つの辺部分13i〜13lを備えた略四角形の平面
形状を備えており、四角形の4つの角部分13e〜13hが各々、光入射部13a〜13
dになっている。ここで、光入射部13a〜13dは、例えば、導光板13の角部分13
e〜13hを除去してなる端面(光入射面)により構成されている。
位置検出用光源12A〜12Dは、LED(発光ダイオード)などの発光素子で構成さ
れ、駆動回路(図示せず)から出力される駆動信号に応じて、赤外光などからなる位置検
出光L2a〜L2dを放出する。位置検出光L2a〜L2dの種類は、特に限定されない
が、後述する信号処理などによって外光と区別して検出可能なものが好ましく、可視光と
は波長分布が異なるか、点滅などの変調が加えられることで発光態様が異なることが好ま
しい。また、位置検出光L2a〜L2dは、指やタッチペンなどの対象物体Obにより効
率的に反射される波長域を有することが好ましい。従って、対象物体Obが指などの人体
であれば、人体の表面で反射率の高い赤外線(特に可視光領域に近い近赤外線、例えば波
長で850nm付近)であることが望ましい。
位置検出用光源12A〜12Dは本質的に複数設けられ、相互に異なる位置から位置検
出光を放出するように構成される。4つの位置検出用光源12A〜12Dのうち、2つの
位置検出用光源は対になって第1光源対を構成し、他の2つの位置検出用光源は対になっ
て第2光源対を構成している。例えば、導光板13の対角位置に配置された位置検出用光
源12A、12Bが第1光源対を構成し、他の2つの位置検出用光源12C、12Dが第
2光源対を構成している。ここで、第1光源対における中心光軸と第2光源対における中
心光軸とは互いに交差している。このため、位置検出光L2aと位置検出光L2bは、導
光板13の内部では、矢印Aで示す方向において互いに逆向きに伝播しながら、その伝播
方向と交差する方向(Z方向)に向く光出射面13sから出射されるのに対して、位置検
出光L2cと位置検出光L2dは、矢印Aで示す方向に対して交差する方向(矢印Bで示
す方向)において互いに逆向きに伝播しながら光出射面13sから出射される。
本形態の位置検出機能付き表示装置100において、導光板13の光出射側には、必要
に応じて、位置検出光L2a〜L2dの均―化を図るための光学シート16が配置されて
いる。本形態においては、光学シート16として、導光板13の光出射面13sに対向す
る第1プリズムシート161と、第1プリズムシート161に対して導光板13が位置す
る側とは反対側で対向する第2プリズムシート162と、第2プリズムシート162に対
して導光板13が位置する側とは反対側で対向する光散乱板163とが用いられている。
なお、光学シート16の周りには矩形枠状の遮光シート17が配置されている。かかる遮
光シート17は、位置検出用光源12A〜12Dから出射された位置検出光L2a〜L2
dが漏れるのを防止する。
(画像生成装置200の構成)
画像生成装置200は、光学シート16に対して導光板13が位置する側とは反対側に
電気光学パネル20を備えている。本形態において、電気光学パネル20は、透過型の液
晶パネルであり、2枚の透明性基板21、22をシール材23で貼り合わせ、基板間に液
晶24を充填した構造を有している。本形態において、電気光学パネル20は、アクティ
ブマトリクス型液晶パネルであり、2枚の透明性基板21、22の一方側には透光性の画
素電極、データ線、走査線、画素スイッチング素子(図示せず)が形成され、他方側には
透光性の共通電極(図示せず)が形成されている。なお、画素電極および共通電極が同一
の基板に形成されることもある。かかる電気光学パネル20では、各画素に対して走査線
を介して走査信号が出力され、データ線を介して画像信号が出力されると、複数の画素の
各々で液晶24の配向が制御される結果、画像表示領域20Rに画像が形成される。
電気光学パネル20において、一方の透光性基板21には、他方の透光性基板22の外
形より周囲に張り出した基板張出部21tが設けられている。この基板張出部21tの表
面)上には駆動回路などを構成する電子部品25が実装されている。また、基板張出部2
1tには、フレキシブル配線基板(FPC)などの配線部材26が接続されている。なお
、基板張出部21t上には配線部材26のみが実装されていてもよい。なお、必要に応じ
て透光性基板21、22の外面側には偏光板(図示せず)が配置される。
ここで、対象物体Obの位置を検出するためには、位置検出光L2a〜L2dを対象物
体Obによる操作が行われる視認側へ出射させる必要があり、電気光学パネル20は、導
光板13および光学シート16よりも視認側(操作側)に配置されている。従って、電気
光学パネル20において、画像表示領域20Rは、位置検出光L2a〜L2dを透過可能
に構成される。なお、電気光学パネル20が導光板13の視認側とは反対側に配置される
場合には、画像表示領域20Rが位置検出光L2a〜L2dを透過するように構成されて
いる必要はないが、その代りに、画像表示領域20Rが導光板13を通して視認側より透
視可能に構成される必要がある。
画像生成装置200は、電気光学パネル20を照明するための照明装置40を備えてい
る。本形態において、照明装置40は、導光板13に対して電気光学パネル20が位置す
る側とは反対側において導光板13と反射板14との間に配置されている。
照明装置40は、照明用光源41と、この照明用光源41から放出される照明光を伝播
させながら出射する照明用導光板43とを備えており、照明用導光板43は、矩形の平面
形状を備えている。照明用光源41は、例えばLED(発光ダイオード)などの発光素子
で構成され、駆動回路(図示せず)から出力される駆動信号に応じて、例えば白色の照明
光L4を放出する。本形態において、照明用光源41は、照明用導光板43の辺部分43
aに沿って複数、配列されている。
図2(a)に示すように、照明用導光板43は、辺部分43aに隣接する光出射側の表
面部分(光出射面43sの辺部分43a側の外周部)に傾斜面43gが設けられ、照明用
導光板43は、辺部分43aに向けて厚みが徐々に増加している。かかる傾斜面43gを
有する入光構造によって、光出射面43sが設けられる部分の厚みの増加を抑制しつつ、
辺部分43aの高さを照明用光源41の光放出面の高さに対応させてある。
かかる照明装置40において、照明用光源41から出射された照明光は、照明用導光板
43の辺部分43aから照明用導光板43の内部に入射した後、照明用導光板43の内部
を反対側の外縁部43bに向けて伝播し、一方の表面である光出射面43sから出射され
る。ここで、照明用導光板43は、辺部分43a側から反対側の外縁部43bに向けて内
部伝播光に対する光出射面43sからの出射光の光量比率が単調に増加する導光構造を有
している。かかる導光構造は、例えば、照明用導光板43の光出射面43s、または背面
43tに形成された光偏向用あるいは光散乱用の微細な凹凸形状の屈折面の面積、印刷さ
れた散乱層の形成密度などを上記内部伝播方向に向けて徐々に高めることで実現される。
このような導光構造を設けることで、辺部分43aから入射した照明光L4は光出射面4
3sからほぼ均一に出射される。
本形態において、照明用導光板43は、電気光学パネル20の視認側とは反対側で電気
光学パネル20の画像表示領域20Rと平面的に重なるように配置され、いわゆるバック
ライトとして機能する。但し、照明用導光板43を電気光学パネル20の視認側に配置し
て、いわゆるフロントライトとして機能するように構成してもよい。また、本形態におい
て、照明用導光板43は導光板13と反射板14との間に配置されているが、照明用導光
板43を光学シート16と導光板13との間に配置してもよい。また、照明用導光板43
と導光板13とは共通の導光板として構成してもよい。また、本形態では、光学シート1
6を位置検出光L2a〜L2dと照明光L4との間で共用としている。但し、照明用導光
板43の光出射側に、上記の光学シート16とは別の専用の光学シートを配置してもよい
。これは、照明用導光板43においては光出射面43sから出射される照明光L4の平面
輝度を均―化することを目的に、十分な光散乱作用を呈する光散乱板を用いることが多い
が、位置検出用の導光板13においては光出射面13sから出射される位置検出光L2a
〜L2dを大きく散乱させてしまうと位置検出の妨げとなる。このため、光散乱板を設け
ないか、あるいは比較的軽度の光散乱作用を呈する光散乱板を用いる必要があることから
、光散乱板については照明用導光板43の専用品とすることが好ましい。但し、プリズム
シート(第1プリズムシート161や第2プリズムシート162)などの集光作用のある
光学シートについては共用としても構わない。
(検出領域の構成)
図2(a)に示すように、電気光学パネル20の視認側(操作側)には光透過性を有す
る表装板30が配置され、この表装板30の外面(電気光学パネル20とは反対側の面)
上に受光装置15が配置される。
受光装置15はフォトダイオードなどの受光素子150を備えており、上記位置検出光
L2a〜L2dの強度を検出可能となるように構成される。本形態では、位置検出光L2
a〜L2dとして赤外線が用いられているため、受光装置15に用いた受光素子150は
、少なくとも赤外線に感度を有するものが用いられる。
本形態においては、後述する理由から、受光装置15は、受光素子150として、Z方
向で離間する2つの受光素子(第1受光素子151および第2受光素子152)を備えて
いる。
表装板30の受光装置15側には、位置検出機能付き表示装置100を保持固定するた
めの枠体や、位置検出機能付き表示装置100を搭載する電子機器の筐体などで構成され
る表面板31(図2(a)に二点鎖線で示す。)が配置され、この表面板31には、表装
板30のうちの光学式位置検出装置10の検出領域10R、および電気光学パネル20の
画像表示領域20Rを露出させる開口部31aが形成されている。
検出領域10Rは、位置検出光L2a〜L2dが視認側(操作側)に出射される範囲で
あり、対象物体Obによる反射光が生じうる範囲である。本形態において、検出領域10
Rの平面形状は、矩形状であり、四つの辺部分のうちの1つの長辺部分の長さ方向の略中
央部分に受光装置15が配置されている。検出領域10Rにおいて、隣接する各辺の角部
分の内角は90度となっており、かかる内角は、導光板13の角部分13e〜13hの内
角と同一の角度とされている。但し、検出領域10Rの角部分の内角は、表面板31の開
口部31aの角部分により規定されているので、導光板13の角部分13e〜13hの内
角とは独立して設定することができる。
本形態において、検出領域10Rは、表面板31の開口部31aによって規定されてい
るが、導光板13の光出射面13s自身によって規定された構成、電気光学パネル20の
位置検出光の透過領域によって規定された構成、その他の遮光部材によって規定された構
成など、結果として位置検出光が視認側(操作側)に出射される範囲であれば、その態様
は特に問わない。また、表装板30や表面板31は設けられていなくても構わない。例え
ば、表装板30が設けられずに電気光学パネル20が直接、露出した構造としてもよい。
本形態において、電気光学パネル20の画像表示領域20Rは、電気光学パネル20に
おいて表示画像が表示される平面範囲である。本形態において、画像表示領域20Rは四
つの辺を備えた矩形状であり、検出領域10Rと合同形状を有し、その位置は検出領域1
0Rと平面的に完全にー致している。但し、検出領域10Rと画像表示領域20Rとは少
なくとも一部が平面的に重なっていればよい。
受光装置15は、表面板31の開口縁部31bに取り付けられ、受光素子150の受光
部(第1受光素子151の受光部151a、および第2受光素子152の受光部152a
)が検出領域10Rに向かう姿勢で固定されている。また、受光素子150の受光部(第
1受光素子151の受光部151a、および第2受光素子152の受光部152a)は、
開口縁部31bにおける検出領域10R側の開口部31aに臨む縁部端面に露出している
。本形態において、受光装置15は、開口縁部31bと平面的に重ねられ、視認側(操作
側)から被覆された状態とされている。これにより、外装デザインヘの制約を低減するこ
とができる。
(検出原理)
上記受光装置15での検出に基づいて対象物体Obの位置情報の取得方法について説明
する。この位置情報の取得方法は種々のものが考えられるが、例えば、そのー例として、
二つの位置検出光の検出光量の比率に基づいてそれらの減衰係数の比率を求め、この減衰
係数の比率から両位置検出光の伝播距離を求めることにより、対応する二つの光源を結ぶ
方向の位置座標を求める方法が挙げられる。
以下、位置検出用光源12A、12Bを用いて図1に矢印Aで示す方向の位置検出を行
なう場合を例に説明する。本形態の位置検出機能付き表示装置100においては、位置検
出用光源12A〜12Dから放出された位置検出光L2a〜L2dは各々、光入射部13
a〜13dから導光板13の内部に入射し、導光板13の内部を伝播しながら徐々に光出
射面13sから出射される。その結果、位置検出光L2a〜L2dは、光出射面13sか
ら面状に放出される。例えば、位置検出光L2aは光入射部13aから光入射部13bに
向けて導光板13の内部を伝播しながら徐々に光出射面13sから放出されていく。また
、位置検出光L2bは光入射部13bから光入射部13aに向けて導光板13の内部を伝
播しながら徐々に光出射面13sから放出されていく。そして、位置検出光L2a〜L2
dは、光学シート16および電気光学パネル20を透過して表装板30の視認側(操作側
)に検出領域10R全体から出射される。従って、表装板30の視認側(操作側)に指な
どの対象物体Obが配置されると、対象物体Obにより上記位置検出光L2a〜L2dが
反射され、その反射光の一部が受光装置15の受光素子150により検出される。
ここで、検出領域10Rに出射される位置検出光L2aの光量は、図2(b)に実線で
示すように、位置検出用光源12Aからの距離に伴って直線的に減衰し、検出領域10R
に出射される位置検出光L2bの光量は、図2(b)に点線で示すように、位置検出用光
源12Bからの距離に伴って直線的に減衰すると考えられる。
また、第1の位置検出用光源12Aの制御量(例えば電流量)、変換係数、および放出
光量をIa、k、およびEa、第2の位置検出用光源12Bの制御量(電流量)、変換係
数、および放出光量をIb、k、およびEbとすれば、
Ea=k・Ia
Eb=k・Ib
となる。また、第1の位置検出光L2aの減衰係数、および検出光量をfa、およびGa
、第2の位置検出光L2bの減衰係数、および検出光量をfb、およびGbとすれば、
Ga=fa・Ea=fa・k・Ia
Gb=fb・Eb=fb・k・Ib
となる。
従って、受光素子150において両位置検出光の検出光量の比であるGa/Gbが検出
できるとすれば、
Ga/Gb=(fa・Ea)/(fb・Eb)=(fa/fb)・(Ia/Ib)
となるから、放出光量の比Ea/Eb、および制御量の比Ia/Ibに相当する値が分か
れば、減衰係数の比fa/fbが分る。この減衰係数の比と両位置検出光の伝播距離の比
との間には正の相関があるので、この相関関係を予め設定しておくことで、対象物体Ob
の位置情報(第1位置検出用光源から第2位置検出用光源へ向かう方向の位置座標)を得
ることができる。
上記減衰係数の比fa/fbを求める方法としては、例えば、第1の位置検出用光源1
2Aと第2の位置検出用光源12Bを逆相で点滅(例えば、矩形波状若しくは正弦波状の
駆動信号を伝播距離の差に起因する位相差が無視できる周波数で相互に180度の位相差
を持つように動作)させた上で、検出光量の波形を解析する。より現実的には、例えば、
一方の制御量Iaを固定し(Ia=Im)、検出波形が観測できなくなるように、すなわ
ち、検出光量の比Ga/Gbが1となるように他方の制御量lbを制御し、このときの制
御量Ib=Im・(fa/fb)から上記減衰係数の比fa/fbを導出する。
また、両制御量の和が常に一定、すなわち、下式
Im=Ia+Ib
を満たすように制御してもよい。この場合には、下式
Ib=Im・fb/(fa十fb)
となるので、
fb/(fa十fb)=α
とすると、下式
fa/fb=(1−α)/α
により、減衰係数の比が求まる。
それ故、位置検出用光源12A、12Bを用いての対象物体Obの矢印A方向の位置検
出と、位置検出用光源12C、12Dを用いての対象物体Obの矢印B方向の位置検出と
を順次行なえば、対象物体ObのXY平面上の位置座標を取得できることになる。
なお、位置検出用光源12A、12Dを同相で駆動し、位置検出用光源12B、12C
を同相で駆動して、かつ、位置検出用光源12A、12Dと位置検出用光源12B、12
Cとを逆相で駆動してX方向の第1位置検出光を生成してもよい。この場合、位置検出用
光源12A、12Cを同相で駆動し、位置検出用光源12B、12Dを同相で駆動し、か
つ、位置検出用光源12A、12Cと位置検出用光源12B、12Dとを逆相で駆動して
Y方向の第2位置検出光を生成する。かかる方法でも、対象物体ObのXY平面上での位
置座標を取得できる。このような位置検出用光源を複数同時に点灯する構成によれば、例
えば、1つの位置検出用光源を点灯する構成に比較して、出射光量分布(位置検出光の明
暗傾斜分布)が広い範囲で好適に得られるため、より正確な位置検出が可能である。
かかる原理を利用して対象物体Obの検出領域10R内の位置情報を取得するにあたっ
て、例えば、信号処理部としてマイクロプロセッサーユニット(MPU)を用い、これに
より所定のソフトウェア(動作プログラム)を実行することに従って処理を行う構成を採
用することができる。また、図4を参照して後述するように、論理回路などのハードウェ
アを用いた信号処理部で処理を行う構成を採用することもできる。かかる信号処理部は、
位置検出機能付き表示装置100の一部として組み込まれていても良く、位置検出機能付
き表示装置100が搭載される電子機器の内部において構成されていてもよい。
(信号処理部の構成例)
図4(a)、(b)は各々、本発明の実施の形態1に係る光学式位置検出装置10およ
び位置検出機能付き表示装置100の信号処理部の説明図、および信号処理部の発光強度
補償指令部での処理内容を示す説明図である。なお、図4(a)、(b)に示す構成は、
位置検出用光源12A、12Bを用いての対象物体Obの矢印A方向の位置検出を行なう
場合の構成例である。
図4(a)に示すように、本形態の光学式位置検出装置10および位置検出機能付き表
示装置100において、位置検出用光源駆動回路110は、位置検出用光源12Aに対し
て可変抵抗111を介して駆動パルスを印加し、位置検出用光源12Bに対して反転回路
113および可変抵抗112を介して駆動パルスを印加する。このため、位置検出用光源
駆動回路110は、位置検出用光源12Aと位置検出用光源12Bとに対して逆相の駆動
パルスを印加し、位置検出光L2a、L2bを変調させて出射させる。そして、位置検出
光L2a、L2bが対象物体Obで反射した光を受光素子150で受光する。光強度信号
生成回路140において、受光素子150には、1kΩ程度の抵抗15rが直列に電気的
接続されており、それらの両端にはバイアス電圧Vbが印加されている。
かかる光強度信号生成回路140において、受光素子150と抵抗15rとの接続点P
1には、信号処理部130が電気的に接続されている。受光素子150と抵抗15rとの
接続点P1から出力される検出信号Vcは、下式
Vc=V15/(V15+抵抗15rの抵抗値)
V15:受光素子150の等価抵抗
で表される。従って、環境光が受光素子150に入射しない場合と、環境光が受光素子1
50に入射している場合とを比較すると、環境光が受光素子150に入射している場合に
は、検出信号Vcのレベルが低くなり、振幅が大きくなる。
信号処理部130は概ね、位置検出用信号抽出回路190、位置検出用信号分離回路1
70、および発光強度補償指令回路180を備えている。
位置検出用信号抽出回路190は、1nF程度のキャパシタからなるフィルター192
を備えており、かかるフィルター192は、受光素子150と抵抗15rとの接続点P1
から出力された信号から直流成分を除去するハイパスフィルターとして機能する。このた
め、フィルター192によって、受光素子150と抵抗15rとの接続点P1から出力さ
れた検出信号Vcからは、受光素子150による位置検出光L2a、L2bの位置検出信
号Vdが抽出される。すなわち、位置検出光L2a、L2bは変調されているのに対して
、環境光はある期間内において強度が一定であると見なすことができるので、環境光に起
因する低周波成分あるいは直流成分はフィルター192によって除去される。
位置検出用信号抽出回路190は、フィルター192の後段に、220kΩ程度の帰還
抵抗194を備えた加算回路193を有しており、フィルター192によって抽出された
位置検出信号Vdは、バイアス電圧Vbの1/2倍の電圧V/2に重畳された位置検出信
号Vsとして位置検出用信号分離回路170に出力される。
位置検出用信号分離回路170は、位置検出用光源12Aに印加される駆動パルスに同
期してスイッチング動作を行なうスイッチ171と、比較器172と、比較器172の入
力線に各々、電気的接続されたキャパシタ173とを備えている。このため、位置検出信
号Vsが位置検出用信号分離回路170に入力されると、位置検出用信号分離回路170
から発光強度補償指令回路180には、位置検出光L2aが点灯している期間での位置検
出信号Vsの実効値Veaと、位置検出光L2bが点灯している期間での位置検出信号V
sの実効値Vebとが交互に出力される。
発光強度補償指令回路180は、実効値Vea、Vebを比較して、図4(b)に示す
処理を行ない、位置検出光L2aが点灯している期間での位置検出信号Vsの実効値Ve
aと、位置検出光L2bが点灯している期間での位置検出信号Vsの実効値Vebとが同
一レベルとなるように位置検出用光源駆動回路110に制御信号Vfを出力する。すなわ
ち、発光強度補償指令回路180は、位置検出光L2aが点灯している期間での位置検出
信号Vsの実効値Veaと、位置検出光L2bが点灯している期間での位置検出信号Vs
の実効値Vebとを比較して、それらが等しい場合、位置検出用光源12A、12Bに対
する現状の駆動条件を維持させる。これに対して、位置検出光L2aが点灯している期間
での位置検出信号Vsの実効値Veaが、位置検出光L2bが点灯している期間での位置
検出信号Vsの実効値Vebより低い場合、発光強度補償指令回路180は、可変抵抗1
11の抵抗値を下げさせて位置検出用光源12Aの出射光量を高める。また、位置検出光
L2bが点灯している期間での位置検出信号Vsの実効値Vebが、位置検出光L2aが
点灯している期間での位置検出信号Vsの実効値Veaより低い場合、発光強度補償指令
回路180は、可変抵抗112の抵抗値を下げさせて位置検出用光源12Bの出射光量を
高める。
このようにして、光学式位置検出装置10および位置検出機能付き表示装置100では
信号処理部130の発光強度補償指令回路180によって、受光素子150による位置検
出光L2a、L2bに対する検出量が同一となるように、位置検出用光源12A、12B
の制御量(電流量)を制御する。従って、発光強度補償指令回路180には、位置検出光
L2aが点灯している期間での位置検出信号Vsの実効値Veaと、位置検出光L2bが
点灯している期間での位置検出信号Vsの実効値Vebとが同一レベルとなるような位置
検出用光源12A、12Bでの制御量に関する情報が存在するので、かかる情報を位置検
出信号Vgとして位置算出部120に出力すれば、位置算出部120は、検出領域10R
における対象物体Obの位置情報(X座標位置およびY座標位置)を得ることができる。
また、本形態では、位置検出用信号抽出回路190において、フィルター192は、受
光素子150と抵抗15rとの接続点P1から出力された検出信号Vcから、環境光に起
因する直流成分を除去して位置検出信号Vdを抽出する。このため、受光素子150と抵
抗15rとの接続点P1から出力された検出信号Vcに環境光の赤外成分に起因する信号
成分が含まれている場合でも、かかる環境光の影響をキャンセルすることができる。
(3次元位置情報の検出)
図1、図2、および図3(a)に示すように、本形態の光学式位置検出装置10および
位置検出機能付き表示装置100では、受光装置15は、受光素子150として、Z方向
で離間する2つの受光素子150(第1受光素子151および第2受光素子152)を備
えている。このため、図4(a)を参照して説明した光強度信号生成回路140および信
号処理部130(位置検出用信号抽出回路190、位置検出用信号分離回路170および
発光強度補償指令回路180)は、第1受光素子151および第2受光素子152の各々
に対して構成されている。また、図4(a)を参照して説明した光強度信号生成回路14
0および信号処理部130(位置検出用信号抽出回路190、位置検出用信号分離回路1
70および発光強度補償指令回路180)が、第1受光素子151および第2受光素子1
52に対して順次、接続が切り換えられる構成を採用してもよい。
図3(b)に示すように、本形態の光学式位置検出装置10において、第1受光素子1
51および第2受光素子152は各々、導光板13の光出射面13sから位置検出光が出
射される方向(Z方向)に直交する仮想の第1XY平面10R1および第2XY平面10
R2での対象物体Obの位置を検出するための受光素子であり、互いの入射光軸が平行に
なるように配置されている。このため、第1受光素子151の受光部151aは、検出領
域10Rのうち、導光板13に近い第1XY平面10R1に向いており、第2受光素子1
52の受光部152aは、検出領域10Rのうち、第1XY平面10R1に対して導光板
13とは反対側の第2XY平面10R2に向いている。
従って、位置検出用光源12A、12Bを用いての対象物体Obの矢印A方向の位置検
出と、位置検出用光源12C、12Dを用いての対象物体Obの矢印B方向の位置検出と
を順次行なえば、第1受光素子151は、第1XY平面10R1内において対象物体Ob
で反射した第1位置検出光(L2a+L2b)および第2位置検出光(L2c+L2d)
を受光し、第2受光素子152は、第2XY平面10R2内において対象物体Obで反射
した第1位置検出光(L2a+L2b)および第2位置検出光(L2c+L2d)を受光
する。
それ故、図4(a)に示す位置算出部120は、第1受光素子151での受光結果に基
づいて、第1XY平面10R1内における対象物体Obの位置(X座標位置およびY座標
位置)を検出することができ、第2受光素子152での受光結果に基づいて、第2XY平
面10R2内における対象物体Obの位置(X座標位置およびY座標位置)を検出するこ
とができる。ここで、第1XY平面10R1と第2XY平面10R2とのZ方向の距離は
、第1受光素子151の光軸中心と第2受光素子152の光軸中心とのZ方向の離間距離
で規定されている。従って、位置算出部120は、第1XY平面10R1内における対象
物体Obの位置(X座標位置およびY座標位置)と、第2XY平面10R2内における対
象物体Obの位置(X座標位置およびY座標位置)と、第1XY平面10R1と第2XY
平面10R2との距離から、検出領域10R内における対象物体Obの三次元的な傾きや
動きを算出することができ、かかる算出結果(位置情報)を出力することができる。
なお、位置検出用光源12A、12D同士および位置検出用光源12B、12C同士を
各々同相で駆動し、かつ、位置検出用光源12A、12Dと位置検出用光源12B、12
Cとを逆相で駆動してX方向の第1位置検出光を生成し、位置検出用光源12A、12C
同士および位置検出用光源12B、12D同士を各々同相で駆動し、かつ、位置検出用光
源12A、12Cと位置検出用光源12B、12Dとを逆相で駆動してY方向の第2位置
検出光を生成した場合も同様である。
また、本形態では、対象物体Obの三次元的な傾きや三次元的な動きを検出するにあた
って、Z方向で離間する2つの受光素子150(第1受光素子151および第2受光素子
152)を用いている。このため、可動部分を設けなくても、対象物体Obの第1XY平
面10R1内での位置、および第2XY平面10R2内での位置を検出することができる
ので、構成の簡素化を図ることができる。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2に係る位置検出機能付き表示装置の構成を示す説明図で
ある。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分に
ついては同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1では、受光装置15に2つの受光素子150(第1受光素子151および
第2受光素子152)を用いて、第1XY平面10R1内において対象物体Obで反射し
た位置検出光を受光し、第2受光素子152は、第2XY平面10R2内において対象物
体Obで反射した位置検出光を受光した。
これに対して、本形態では、図5に示すように、受光装置15は、受光部150aを検
出領域10Rに向けた1つの受光素子150と、この受光素子150を実線で示す位置と
点線で示す位置との間で平行移動させる受光素子駆動機構155(矢印Sで示す)とを備
えている。かかる受光素子駆動機構155は、例えば、ピエゾ素子などを用いたアクチュ
エーターであり、第1XY平面10R1内で対象物体Obで反射した第1位置検出光およ
び第2位置検出光を受光可能な位置に受光素子150を配置した第1モードと、第2XY
平面10R2内において対象物体Obで反射した第1位置検出光および第2位置検出光を
受光可能な位置に受光素子150を配置した第2モードとを実行する。
かかる構成によっても、図4(a)に示す位置算出部120は、受光素子150での受
光結果に基づいて、第1XY平面10R1内における対象物体Obの位置を検出すること
ができ、受光素子150での受光結果に基づいて、第2XY平面10R2内における対象
物体Obの位置を検出することができる。ここで、第1XY平面10R1と第2XY平面
10R2との距離は、受光素子駆動機構155によって受光素子150が移動する距離で
規定されている。従って、位置算出部120は、第1XY平面10R1内における対象物
体Obの位置、および第2XY平面10R2内における対象物体Obの位置に加えて、検
出領域10R内における対象物体Obの三次元的な傾きや動きを算出することができ、か
かる算出結果(位置情報)を出力することができる。
また、本形態では、1つの受光素子150で対象物体Obの第1XY平面10R1内で
の位置、および第2XY平面10R2内での位置を検出することができるので、図4(a
)を参照して説明した回路構成をそのまま用いることができるなど、回路構成の簡素化を
図ることができる。
なお、本形態において、受光素子駆動機構155によって受光素子150を平行移動さ
せる構成を採用したが、受光素子150を揺動させる構成を採用してもよい。また、上記
実施形態では、受光装置15を受光素子150と受光素子駆動機構155とによって構成
したが、検出領域10Rから受光素子150に到る光路に偏向ミラーなどの光学素子を配
置してもよい。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3に係る位置検出機能付き表示装置の構成を示す説明図で
ある。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であるため、共通する部分に
ついては同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1では、受光装置15に2つの受光素子150(第1受光素子151および
第2受光素子152)を用い、実施の形態2では、受光装置15に受光素子駆動機構15
5を設けたが、本形態では、図6(a)に示すように、受光装置15では、受光部150
aを検出領域10Rに向けた1つの受光素子150が固定された状態にある。また、本形
態では、受光装置15には、検出領域10Rから受光素子150に到る光路に光路切り換
え装置156が構成されている。
本形態において、光路切り換え装置156はシャッター装置であり、かかるシャッター
装置としては、シャッター板をアクチュエーターで駆動するものや、液晶シャッターなど
の電気光学式のものを用いることができる。
かかる光路切り換え装置156は、図6(a)に示すように、第1XY平面10R1と
対向する部分を透光状態とし、第2XY平面10R2と対向する部分を遮光状態にして、
第1XY平面10R1内において対象物体Obで反射した第1位置検出光および第2位置
検出光を受光素子150に導く第1モードを実行する。また、光路切り換え装置156は
、図6(b)に示すように、第2XY平面10R2と対向する部分を透光状態とし、第1
XY平面10R1と対向する部分を遮光状態にして、第2XY平面10R2内において対
象物体Obで反射した第1位置検出光および第2位置検出光を受光素子150に導く第2
モードを実行する。
かかる構成によっても、図4(a)に示す位置算出部120は、図6(a)に示す第1
モードでの受光素子150での受光結果に基づいて、第1XY平面10R1内における対
象物体Obの位置を検出することができ、図6(b)に示す第2モードでの受光素子15
0での受光結果に基づいて、第2XY平面10R2内における対象物体Obの位置を検出
することができる。ここで、第1XY平面10R1と第2XY平面10R2との距離は、
図6(a)に示す第1モードにおける受光素子150への入射範囲の中心線と、図6(b
)に示す第2モードにおける受光素子150への入射範囲の中心線とによって規定されて
いる。従って、位置算出部120は、第1XY平面10R1内における対象物体Obの位
置、および第2XY平面10R2内における対象物体Obの位置に加えて、検出領域10
R内における対象物体Obの三次元的な傾き動きを算出することができ、かかる算出結果
(位置情報)を出力することができる。
また、本形態では、1つの受光素子150で対象物体Obの第1XY平面10R1内で
の位置、および第2XY平面10R2内での位置を検出することができるので、図4(a
)を参照して説明した回路構成をそのまま用いることができるなど、回路構成の簡素化を
図ることができる。
なお、本形態において、光路切り換え装置156としてシャッター装置を利用したが、
検出領域10Rから受光素子150に到る光路に偏向ミラーなどの光学素子を光路切り換
え装置156によって変位させて、受光素子150に向かう光路を切り換える構成を採用
してもよい。
[他の実施形態]
本発明の光学式位置検出装置10および位置検出機能付き表示装置100は、上述の実
施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変
更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施形態では、電気光学パネル20として
液晶表示パネルを用いたが、有機エレクトロルミネッセンスパネルなどといった他の種類
の電気光学パネルを用いてもよい。
[電子機器への搭載例]
次に、上述した実施形態に係る位置検出機能付き表示装置100を適用した電子機器に
ついて説明する。図7(a)に、位置検出機能付き表示装置100を備えたモバイル型の
パーソナルコンピューターの構成を示す。パーソナルコンピューター2000は、表示ユ
ニットとしての位置検出機能付き表示装置100と本体部2010を備える。本体部20
10には、電源スイッチ2001、およびキーボード2002が設けられている。図7(
b)に、位置検出機能付き表示装置100を備えた携帯電話機の構成を示す。携帯電話機
3000は、複数の操作ボタン3001、およびスクロールボタン3002、並びに表示
ユニットとしての位置検出機能付き表示装置100を備える。スクロールボタン3002
を操作することによって、位置検出機能付き表示装置100に表示される画面がスクロー
ルされる。図7(c)に、位置検出機能付き表示装置100を適用した情報携帯端末(P
DA:Personal Digital Assistants)の構成を示す。情報携帯端末4000は、複数の
操作ボタン4001、および電源スイッチ4002、並びに表示ユニットとしての位置検
出機能付き表示装置100を備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケ
ジュール帳といった各種の情報が位置検出機能付き表示装置100に表示される。
なお、位置検出機能付き表示装置100が適用される電子機器としては、図7に示すも
のの他、デジタルスチールカメラ、液晶テレビ、ビューファインダー型、モニター直視型
のビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳、電卓、ワ
ードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、POB端末、銀行端末、シミュレ
ーター装置、ゲーム機などの電子機器などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器
の表示部として、前述した位置検出機能付き表示装置100が適用可能である。
10・・光学式位置検出装置、10R・・検出領域、10R1・・第1XY平面、10R
2・・第2XY平面、12A、12B、12C、12D・・位置検出用光源、13・・導
光板、13a、13b、13c、13d・・光入射部、13s・・光出射面、15・・受
光装置、20・・電気光学パネル、120・・位置算出部、150・・受光素子、151
・・第1受光素子、152・・第2受光素子、200・・画像生成装置、L2a、L2b
、L2c、L2d・・位置検出光、L4・・照明光

Claims (7)

  1. 導光板内を互いに交差する方向に伝播する第1位置検出光および第2位置検出光を当該
    導光板において前記1位置検出光および前記第2位置検出光の伝播方向と交差する方向に
    向く光出射面から検出領域に向けて出射させ、
    前記光出射面からの前記第1位置検出光および前記第2位置検出光の出射方向をZ方向
    とし、前記検出領域内においてZ方向で離間する位置で当該Z方向に直交する仮想平面を
    第1XY平面および第2XY平面としたとき、前記第1XY平面内において対象物体で反
    射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光と、前記第2XY平面内において対
    象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光とを受光装置により受光
    し、当該受光装置での受光結果に基づいて、前記検出領域内における前記対象物体の三次
    元的な傾きおよび三次元的な動きのうちの少なくとも一方を検出することを特徴とする位
    置検出方法。
  2. 複数の位置検出用光源と、
    該位置検出用光源から出射された第1位置検出光および第2位置検出光を内部で伝播さ
    せながら前記第1位置検出光および前記第2位置検出光の伝播方向と交差する方向に向く
    光出射面から検出領域に向けて出射する導光板と、
    前記光出射面からの前記第1位置検出光および前記第2位置検出光の出射方向をZ方向
    とし、前記検出領域内においてZ方向で離間する位置で当該Z方向に直交する仮想平面を
    第1XY平面および第2XY平面としたとき、前記第1XY平面内において対象物体で反
    射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光と、前記第2XY平面内において対
    象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光とを受光する受光装置と

    該受光装置での受光結果に基づいて、前記検出領域内における前記対象物体の三次元的
    な傾きおよび三次元的な動きのうちの少なくとも一方を算出する位置算出部と、
    を有していることを特徴とする光学式位置検出装置。
  3. 前記受光装置は、Z方向で離間する位置に第1受光素子および第2受光素子とを備え、
    前記第1受光素子は、前記第1XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検
    出光および前記第2位置検出光を受光し、
    前記第2受光素子は、前記第2XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検
    出光および前記第2位置検出光を受光することを特徴とする請求項2に記載の光学式位置
    検出装置。
  4. 前記受光装置は、受光素子と、該受光素子を変位させる受光素子駆動機構と、を備え、
    前記受光素子駆動機構は、前記第1XY平面内において対象物体で反射した前記第1位
    置検出光および前記第2位置検出光を受光可能な位置に前記受光素子を配置した第1モー
    ドと、前記第2XY平面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第
    2位置検出光を受光可能な位置に前記受光素子を配置した第2モードと、を実行すること
    を特徴とする請求項2に記載の光学式位置検出装置。
  5. 前記受光装置は、受光素子と、前記検出領域から前記受光素子に向かう光路上に配置さ
    れた光路切り換え装置と、を備え、
    前記光路切り換え装置は、前記第1XY平面内において対象物体で反射した前記第1位
    置検出光および前記第2位置検出光を前記受光素子に導く第1モードと、前記第2XY平
    面内において対象物体で反射した前記第1位置検出光および前記第2位置検出光を前記受
    光素子に導く第2モードとを実行することを特徴とする請求項2に記載の光学式位置検出
    装置。
  6. 請求項2乃至5の何れか一項に記載の光学式位置検出装置を備えた位置検出機能付き表
    示装置であって、
    前記検出領域と画像表示領域とが重なるように前記導光板に対して対向配置された電気
    光学パネルを備えた画像生成装置を有していることを特徴とする位置検出機能付き表示装
    置。
  7. 請求項6に記載の位置検出機能付き表示装置を備えていることを特徴とする電子機器。
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