JP5007587B2 - 誤差増幅器の起動回路および該回路を有するdc−dcコンバータ - Google Patents

誤差増幅器の起動回路および該回路を有するdc−dcコンバータ Download PDF

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Description

本発明は、DC−DCコンバータのスイッチング電源を所定の時比率で制御するための時比率信号を出力するコンパレータの一入力となる、誤差増幅器出力電圧を制御する誤差増幅器の起動回路に関するものである。
図6は、誤差増幅器としてオペアンプを使用した場合の従来の典型的なDC−DCコンバータの構成を示すブロック図である。図6においてDC−DCコンバータは、その出力段に設けられているスイッチング手段M1(14)を所定の時比率でオン/オフして、リアクトルL16におけるエネルギーの蓄積と放出を制御し、出力コンデンサCout17から所用の直流出力Vout34を得るものである。誤差増幅器20は、オペアンプOP23、位相調整用容量C1(24)、位相調整用抵抗R3(25)、入力抵抗R0(21)を備え、オペアンプOP23の非反転入力は基準電圧VREF22に接続され、またオペアンプOP23の反転入力は上記位相調整用抵抗R3(25)の一端と入力抵抗R0(21)の一端に接続されて構成される。なお、上記位相調整用抵抗R3(25)の他端は上記位相調整用容量C1(24)に接続され、上記入力抵抗R0(21)の他端は電圧分割抵抗R1(35)と電圧分割抵抗R2(36)の分割点に接続されている。そして誤差増幅器20は、DC−DCコンバータの出力電圧Vout34を電圧分割抵抗R1(35),R2(36)により分割して得た入力電圧Vo37と基準電圧VREF22の誤差を増幅する。誤差増幅器20の出力電圧VE26は、コンパレータ(比較器)11によって発振回路10の出力である発振信号(三角波信号)と比較され、時比率信号12に変換される。時比率信号12はドライバDR13に印加され、ドライバDR13の出力はDC−DCコンバータの出力段に設けられたスイッチング手段M1(14)のゲートに印加され、所定の時比率でスイッチング手段M1(14)をオン/オフする。スイッチング手段M1(14)がオンした場合には、スイッチング電源の入力電圧PVDD15から供給される電流がリアクトルL(16)、出力コンデンサCout17に流れる。そのため出力コンデンサCout17には所定の電荷が蓄積され、これが直流出力Vout34となって負荷回路(図示せず)に供給されるとともに分割抵抗R1(35)と分割抵抗R2(36)を経てグランドに流れる。
このように従来の典型的なDC−DCコンバータには誤差増幅器20が配置されており、誤差増幅器20の入力電圧Vo37が基準電圧VREF22より低い場合には、誤差増幅器20の出力電圧VE26が上昇して時比率を増加させるように制御することによりDC−DCコンバータの出力電圧Vout34を上昇させる。逆に、誤差増幅器20の入力電圧Vo37が基準電圧VREF22より高い場合には、誤差増幅器20の出力電圧VE26が下降して時比率を減少させるように制御することによりDC−DCコンバータの出力電圧Vout34を下降させる。こうしてDC−DCコンバータの出力段から安定化した直流出力電圧Vout34を得るようにしている。
図7は、DC−DCコンバータ中のコンパレータ(比較器)へ三角波を供給する発振回路の構成例を示す図である。図7における発振回路は三角波を生成し、生成した三角波を図6のコンパレータ(比較器)11の反転入力端子に入力する。図7において、三角波としてタイミング容量CT5の両端電圧を出力する端子であるVosc6の電圧は、コンパレータCMP1(7),CMP2(8)によりそれぞれ所定電圧VH,VLと比較され、Vosc6の電圧>VHとなるとフリップフロップFF(9)がセットされてFF9の出力QがHレベルとなり、タイミング容量CT5の電荷を定電流源2による定電流i2で放電してVosc6の電圧を直線的に下げる。一方、Vosc6の電圧<VLとなるとフリップフロップFF(9)がリセットされてFF(9)の出力QがLレベルとなり、タイミング容量CT5
を定電流源1による定電流i1で充電してVosc6の電圧を直線的に上昇させる。これにより図7に示す発振回路は、制御範囲が所定電圧VH,VLの間に設定された三角波を生成する。
図8は、誤差増幅器としてGm(トランスコンダクタンス)アンプを使用した場合の従来のDC−DCコンバータの構成を示すブロック図である。図8のDC−DCコンバータは、図6のDC−DCコンバータにおけるオペアンプを使用する誤差増幅器20に代えてGmアンプを使用する誤差増幅器20’により構成したもので、その基本的な動作は図6に示した回路と同じであるためその説明を省略することにする。なお、図8において誤差増幅器20’は、Gmアンプ23’、位相調整用容量C1(24’)、位相調整用抵抗R3(25’)を備え、Gmアンプ23’の非反転入力は基準電圧VREF22に接続され、またGmアンプ23’の反転入力は電圧分割抵抗R1(35)と電圧分割抵抗R2(36)の分割点に接続されて構成される。また位相調整用抵抗R3(25’)の一端はGmアンプ23’の出力端に接続され、他端は位相調整用容量C1(24’)に接続され、位相調整用容量C1(24’)の一端は位相調整用抵抗R3(25’)に接続され、他端はグランドに接続されている。そして誤差増幅器20’は、DC−DCコンバータの出力電圧Vout34を電圧分割抵抗R1(35),R2(36)により分割して得た入力電圧Vo37と基準電圧VREF22の誤差を増幅する。
なお、図6に示すようなオペアンプを用いた誤差増幅器においては、オペアンプ(OP2)の出力と反転入力の間に接続された位相調整用容量(C1(24))および位相調整用抵抗(R3(25))の直列回路が、誤差増幅器(20)の位相調整回路もしくは位相調整経路を構成する。また、図8に示すようなGmアンプ用いた誤差増幅器においては、Gmアンプ(23’)の出力とグランドの間に接続された位相調整用容量(C1(24’))および位相調整用抵抗(R3’(25’))の直列回路が、誤差増幅器(20’)の位相調整回路もしくは位相調整経路を構成する(以下同様)。
従来技術にかかるGmアンプを使用した誤差増幅器の例が特許文献1に開示されており、該特許文献1においては、出力電圧が目標電圧より所定値(該文献1の実施例では±5%)以上離れていると、誤差増幅器の位相補償回路を構成するコンデンサの電圧を固定するとともに位相補償回路を構成する抵抗の値を大きくして強制的に誤差信号を大きくすることにより、応答を早める電源回路に用いている。
特開2006−204022号公報
ところでDC−DCコンバータの起動時を考えた場合、ソフトスタート機能を持たせて徐々にオン時比率を上げていき、間違っても起動時にスイッチング素子などに過大な電流が流れないよう設計するのが普通である。しかし、上記特許文献1では電源をオンした直後に誤差信号が最大となるため、スイッチング電源の時比率も最大となり、スイッチング素子などに過大な電流が流れてしまうという問題がある。
また上述した図6に示したDC−DCコンバータ起動時に、時比率の高い状態から動作を開始して出力電圧がオーバーシュートするのを防ぐためには、初期状態の誤差増幅器の出力電圧が三角波振幅の下限値VLを下回るように設計する必要がある。図6において単純に初期状態の誤差増幅器の出力電圧が三角波振幅の下限値VLを下回るように設計した場合には、誤差増幅器の出力電圧が緩やかに上昇して制御範囲VLを超えるまで、DC−DCコンバータの出力段スイッチ(通常MOSFETで構成されている)は動作を開始しないので、DC−DCコンバータの起動が遅くなる(図3(a)参照)という課題が生じる。
そこで本発明は、上記した課題を解決するため、停止時に初期状態の誤差増幅器の出力電圧がコンパレータ入力への発振信号振幅の下限値を下回るように設計した誤差増幅器にあって、起動時には急速に誤差増幅器の出力電圧を上げて動作状態に至らしめることができる誤差増幅器の起動回路を提供することを目的とする。
本発明は、誤差増幅器に接続される位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗を含んで構成される場合に、該誤差増幅器の位相調整経路とは別の経路で、前記誤差増幅器の位相調整用容量を充電する充電回路と、該充電回路の動作中に前記位相調整用抵抗を短絡する短絡回路とを備え、DC−DCコンバータの出力段スイッチが動作を開始するまでの間、前記充電回路と前記短絡回路とを動作させることで、誤差増幅器の位相調整用容量を急速充電するとともに、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分による影響で、位相調整用容量の充電が不十分なうちに充電が停止しないように、位相調整用抵抗の両端を短絡して位相調整用容量を充分に充電するようにしている。
本発明によれば、誤差増幅器の出力電圧を所定の範囲まで高速で持ち上げることができ、DC−DCコンバータの起動の高速化を図ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
[実施形態1]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路の原理的構成を示す回路ブロック図である。図1において本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路は、オペアンプの仮想短絡を利用した誤差増幅器に対し、起動時、該誤差増幅器の位相調整経路とは別の充電経路で誤差増幅器の位相調整用容量を充電する回路を設けて、誤差増幅器の位相調整用容量を急速充電するよう構成したものである。また誤差増幅器の位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗がある場合には、起動時、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分による影響で、位相調整用容量の充電が不十分なうちに充電が停止しないように、位相調整用抵抗の両端を短絡する回路を設けて、位相調整用抵抗の両端を短絡するようにしている。
すなわち図1において充電経路を形成するため、充電回路31、短絡回路32、放電回路33を設けている。充電回路31はスイッチS1(27)および定電流源である電流引き込み手段IO(28)により構成され、短絡回路32は位相調整用抵抗R3(25)を短絡するスイッチS2(29)により構成され、放電回路33は位相調整用容量C1(24)に蓄えられた電荷を放電するためにスイッチS3(30)を設けて構成される。また誤差増幅器の位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗がある場合には、起動時、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分による影響で、位相調整用容量の充電が不十分なうちに充電が停止(図3(b)参照:図3については、後述の実施形態2にて詳述する)しないように、位相調整用抵抗の両端を短絡する回路を設けて、位相調整用抵抗の両端を短絡して位相調整用容量を充分に充電することが望ましい(図3(c)参照)。
図1に示した本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路のスイッチ制御の概略について説明すると、DC−DCコンバータの起動前すなわち停止時には、スイッチS1(27)、スイッチS2(29)、スイッチS3(30)を制御するスイッチ制御回路(図4参照)によりスイッチS1(27)、スイッチS2(29)、スイッチS3(30)を同時に閉じ、位相調整用容量C1(24)に蓄積された電荷を放電して初期状態に置く。スイッチS2(29)とスイッチS3(30)を同時に閉じた状態では、誤差増幅器がボルテージフォロワの構成となるので、誤差増幅器の出力は基準電圧VREF(三角波振幅の下限値VLより小さい)と等しくなる。なお、起動前の停止時に作動する誤差増幅器の初期化回路としては
、位相調整用容量C1(24)の電荷を放電するスイッチS3(30)があればよく、位相調整用抵抗の両端を短絡するスイッチS2(29)は必ずしも必要ではない。当該スイッチS2(29)は、起動時に重要な機能を果たす。
次にDC−DCコンバータの起動時には、上記スイッチ制御回路はスイッチS3(30)のみ開き、スイッチS1(27)、スイッチS2(29)を閉じておくよう制御するため、短絡回路(32)を介して充電回路(31)により、位相調整用容量C1(24)が急速充電される(図3(c)参照)。そして図1に示す誤差増幅器の出力電圧が三角波振幅の制御範囲に達して、図4に示すコンパレータ11の出力部から時比率信号12が出力されると、上記スイッチ制御回路はスイッチS1(27)、スイッチS2(29)を開放し、通常状態となる。なお各スイッチは、MOSFET(図示省略)などで構成することができる。
[実施形態2]
図2は、本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路の原理的構成を示す回路ブロック図である。図2において本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路は、Gm(トランスコンダクタンス)アンプを利用した誤差増幅器に対し、起動時に該誤差増幅器の位相調整経路とは別の充電経路で誤差増幅器の位相調整用容量を充電する回路を設けて、誤差増幅器の位相調整用容量を急速充電するよう構成したものである。また誤差増幅器の位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗がある場合には、起動時、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分で、位相調整用容量の充電が不十分なうちに充電が停止しないように、位相調整用抵抗の両端を短絡する回路を設けて、位相調整用抵抗の両端を短絡するようにしている。
すなわち図2において充電経路を形成するため、充電回路31’、短絡回路32’、放電回路33’を設けている。充電回路31’はスイッチS1(27’)および定電流源である電流供給手段IO(28’)により構成され、短絡回路32’は位相調整用抵抗R3(25’)を短絡するスイッチS2(29’)により構成され、放電回路33’は位相調整用容量C1(24’)に蓄えられた電荷を放電するためにスイッチS3(30’)を設けて構成される。また誤差増幅器の位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗がある場合には、起動時、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分による影響で、位相調整用容量の充電が不十分なうちに充電が停止(図3(b)参照)しないように、位相調整用抵抗の両端を短絡して位相調整用容量を充分に充電することが望ましい(図3(c)参照)。
図2に示した本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路のスイッチ制御の概略について説明すると、DC−DCコンバータの起動前すなわち停止時には、スイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)、スイッチS3(30’)を制御するスイッチ制御回路(図5参照)によりスイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)、スイッチS3(30’)を同時に閉じ、位相調整用容量C1(24’)に蓄積された電荷をグランドに放電して初期状態に置く。次にDC−DCコンバータの起動時には、上記スイッチ制御回路はスイッチS3(30’)のみ開き、スイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)を閉じておくよう制御するため、短絡回路(32’)を介して充電回路(31’)により、位相調整用容量C1(24’)が急速充電される(図3(c)参照)。そして図2に示す誤差増幅器の出力電圧が三角波振幅の制御範囲に達して、図5に示すコンパレータ11の出力部から時比率信号12が出力されると、上記スイッチ制御回路はスイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)を開放し、通常状態となる。なお各スイッチは、MOSFET(図示省略)などで構成することができる。
図3(a)ないし図3(c)は、本発明の実施形態に係る誤差増幅器の起動時波形を示す比較図である。そして図3(a)は、充電回路なしの場合であり、図6に示した従来の典型的なDC−DCコンバータにおいて、単純に初期状態の誤差増幅器の出力電圧が三角波振幅の下限値VLを下回るように設計した場合には、誤差増幅器の出力電圧が緩やかに
上昇して制御範囲VLを超えるまでDC−DCコンバータの出力段スイッチは動作を開始しないため、DC−DCコンバータの起動が遅くなる様子を示している。図3(b)は、短絡回路を設けず(もしくは動作させず)、充電回路のみを適用した場合であり、既に説明したように誤差増幅器の位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗がある場合に、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分(図3(b)に示した”drop”参照)による影響で、位相調整用容量の充電が不十分なうちに充電が停止し、図3(a)に示したのと同じ傾斜で再び充電を開始するため図3(a)と同様にDC−DCコンバータの起動が遅くなる様子を示している。すなわち、充電中は、(誤差増幅器出力電圧の初期値)+(充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分drop)+(位相調整用容量の充電電圧)が誤差増幅器の出力電圧となるが、この値が三角波振幅の下限値VLを越えてスイッチS2が開放されると第2項の電圧降下分dropがなくなるので、その分誤差増幅器の出力電圧が低下してしまう。これにより、誤差増幅器の出力電圧が上述した充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分により下限値VLを下回り、この電圧降下分を図3(a)と同様に充電する時間がさらに必要になるのでDC−DCコンバータの起動が遅くなる。図3(c)は、充電回路と短絡回路を組み合わせた場合であり、充電電流と位相調整用抵抗による電圧降下分による影響を考慮しなくてよいため位相調整用容量の充電を十分に行うことができることから、誤差増幅器の出力電圧が三角波振幅の下限値VLを越える状態を速やかに実現でき、DC−DCコンバータの高速起動を保障できる。
[適用例]
図4は、本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路をDC−DCコンバータに応用した例を示す構成ブロック図である。図4のDC−DCコンバータにおいて、上述した本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路は、充電経路を形成するため、充電回路31、短絡回路32、放電回路33を設けている。充電回路31はスイッチS1(27)および定電流源である電流引き込み手段IO(28)により構成され、短絡回路32は位相調整用抵抗R3(25)を短絡するスイッチS2(29)により構成され、放電回路33は位相調整用容量C1(24)に蓄えられた電荷を放電するためにスイッチS3(30)を設けて構成される。また図4のDC−DCコンバータにおいては、上記スイッチS1(27)、スイッチS2(29)、スイッチS3(30)の開閉を制御するスイッチ制御回路40を備えている。スイッチ制御回路40は、2つのナンド(NAND)回路43,45と、インバータ47とで構成される。ナンド回路43の第1の入力は、コンパレータ11の出力信号、すなわち時比率信号12をインバータ41により反転した信号であり、第2の入力はナンド回路45の出力信号46である。またナンド回路45の第1の入力は、起動/停止信号であり、第2入力はナンド回路43の出力信号44であり、ナンド回路45の出力は、充電回路31に設けられたスイッチS1(27)、および短絡回路32に設けられたスイッチS2(29)の開閉に利用される。またインバータ47の入力は、起動/停止信号であり、その出力信号は、放電回路33に設けられたスイッチS3(30)の開閉に利用される。また、2つのナンド回路43,45はフリップフロップを構成している。
図4のDC−DCコンバータのスイッチ制御回路40および誤差増幅器の起動回路の動作を説明すると、図4のDC−DCコンバータが停止しているとき、すなわち停止信号39がLレベルで且つ時比率信号12の反転信号がHレベルのときは、ナンド回路45の出力はHレベルとなり、充電回路31に設けられたスイッチS1(27)および短絡回路32に設けられたスイッチS2(29)を「閉」にする。またインバータ47の出力はHレベルとなり、放電回路33に設けられたスイッチS3(30)を「閉」にする。したがって、スイッチS1(27)、スイッチS2(29)、スイッチS3(30)はすべて閉じることにより、位相調整用容量C1(24)に蓄えられた電荷は放電され、初期状態にされる。
次いで、図4のDC−DCコンバータが起動されたときは、時比率信号12の反転信号がHレベルのままであるが起動信号39がHレベルとなり、インバータ47の出力はLレベルとなり、放電回路33に設けられたスイッチS3(30)を「開」にする。一方、ナン
ド回路45の出力はHレベルのままで、充電回路31に設けられたスイッチS1(27)および短絡回路32に設けられたスイッチS2(29)を「閉」に維持する。したがって、スイッチS1(27)、スイッチS2(29)は閉じ、スイッチS3(30)は開くことにより、位相調整用容量C1(24)に対して急速充電が行われる。
誤差増幅器の出力電圧VE(26)が上昇して、発振回路10の発振振幅レベルの下限値VLを超えるとDC−DCコンバータのコンパレータ11から最初のパルスが出力、すなわち時比率信号12が出力される(Hレベルになる)と、インバータ41によりその出力信号は反転されてLレベルとなり、その結果、ナンド回路45の出力はLレベルとなり、充電回路31に設けられたスイッチS1(27)および短絡回路32に設けられたスイッチS2(29)を開く。したがって、スイッチS1(27)、スイッチS2(29)が開き、スイッチS3(30)も開いた状態を維持することにより、誤差増幅器の起動回路の役目を終了する。つまりDC−DCコンバータの本来の誤差増幅器として機能するようにされる。
なお上記図4に示す構成に代えて図4に示した誤差増幅器の出力信号VE26を発振回路10の発振振幅下限レベルVLと直接比較するコンパレータ(図示せず)を別途設け、当該コンパレータ(図示せず)の出力をインバータ41の出力に代えてナンド回路43の第1の入力とすることなどにより、充電回路31に設けられたスイッチS1(27)および短絡回路32に設けられたスイッチS2(29)の閉開を制御するようにしてもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路をDC−DCコンバータに応用した例を示す構成ブロック図である。図5のDC−DCコンバータにおいて、上述した本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路は、充電経路を形成するため、充電回路31’、短絡回路32’、放電回路33’を設けている。充電回路31’はスイッチS1(27’)および定電流源である電流供給手段IO(28’)により構成され、短絡回路32’は位相調整用抵抗R3(25’)を短絡するスイッチS2(29’)により構成され、放電回路33’は位相調整用容量C1(24’)に蓄えられた電荷を放電するためにスイッチS3(30’)を設けて構成される。また図5のDC−DCコンバータにおいては、上記スイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)、スイッチS3(30’)の開閉を制御するスイッチ制御回路40を備えている。スイッチ制御回路40は、2つのナンド回路43,45と、インバータ47とで構成される。ナンド回路43の第1の入力は、コンパレータ11の出力信号、すなわち時比率信号12をインバータ41により反転した信号であり、第2の入力はナンド回路45の出力信号46である。またナンド回路45の第1の入力は、起動/停止信号であり、第2入力はナンド回路43の出力信号44であり、ナンド回路45の出力は、充電回路31’に設けられたスイッチS1(27’)、および短絡回路32’に設けられたスイッチS2(29’)の開閉に利用される。またインバータ47の入力は、起動/停止信号であり、その出力信号は、放電回路33’に設けられたスイッチS3(30’)の開閉に利用される。また、2つのナンド回路43,45はフリップフロップを構成している。
図5のDC−DCコンバータのスイッチ制御回路40および誤差増幅器の起動回路の動作を説明すると、図5のDC−DCコンバータが停止しているとき、すなわち停止信号39がLレベルで且つ時比率信号12のインバータ41による反転信号がHレベルのときは、ナンド回路45の出力はHレベルとなり、充電回路31’に設けられたスイッチS1(27’)および短絡回路32’に設けられたスイッチS2(29’)を「閉」にする。またインバータ47の出力はHレベルとなり、放電回路33’に設けられたスイッチS3(30)を「閉」にする。したがって、スイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)、スイッチS3(30’)はすべて閉じることにより、位相調整用容量C1(24’)に蓄えられた電荷は放電され、初期状態にされる。また、初期状態における誤差増幅器の出力はグランド電位となる。
次いで、図5のDC−DCコンバータが起動されたときは、時比率信号12のインバータ41による反転信号がHレベルのままであるが起動信号39がHレベルとなり、インバータ47の出力はLレベルとなり、放電回路33’に設けられたスイッチS3(30’)を「開」にする。一方、ナンド回路45の出力はHレベルままで、充電回路31’に設けられたスイッチS1(27’)および短絡回路32’に設けられたスイッチS2(29’)を「閉」に維持する。したがって、スイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)は閉じ、スイッチS3(30’)は開くことにより、位相調整用容量C1(24’)に対して急速充電が行われる。
誤差増幅器の出力電圧VE(26’)が上昇して、発振回路10の発振振幅レベルの下限値VLを超えるとDC−DCコンバータのコンパレータ11から最初のパルスが出力、すなわち時比率信号12が出力される(Hレベルになる)と、インバータ41によりその出力信号は反転されてLレベルとなり、その結果、ナンド回路45の出力はLレベルとなり、充電回路31’に設けられたスイッチS1(27’)および短絡回路32’に設けられたスイッチS2(29’)を開く。したがって、スイッチS1(27’)、スイッチS2(29’)が開き、スイッチS3(30’)も開いた状態を維持することにより、誤差増幅器の起動回路の役目を終了する。つまりDC−DCコンバータの本来の誤差増幅器として機能するようにされる。
なお上記図5に示す構成に代えて図5に示した誤差増幅器の出力信号VE26’を発振回路10の発振振幅下限レベルVLと直接比較するコンパレータ(図示せず)を別途設け、当該コンパレータ(図示せず)の出力をインバータ41の出力に代えてナンド回路43の第1の入力とすることなどにより、充電回路31’に設けられたスイッチS1(27’)および短絡回路32’に設けられたスイッチS2(29’)の閉開を制御するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路の原理的構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路の原理的構成を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態に係る誤差増幅器の起動時波形を示す比較図である。 本発明の第1の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路をDC−DCコンバータに適用した例を示す構成ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る誤差増幅器の起動回路をDC−DCコンバータに適用した例を示す構成ブロック図である。 誤差増幅器としてオペアンプを使用した場合の従来の典型的なDC−DCコンバータの構成を示すブロック図である。 DC−DCコンバータ中のコンパレータへ三角波を供給する発振回路の構成を示す図である。 誤差増幅器としてGm(トランスコンダクタンス)アンプを使用した場合の従来のDC−DCコンバータの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 発振回路
11 コンパレータ(比較器)
13 ドライバ
14 スイッチング手段(PMOSFET)
15 スイッチング電源の入力電圧
16 リアクトル
17 出力用コンデンサ
20、20’ 誤差増幅器
21 入力抵抗
22 基準電圧
23 オペアンプ
23’ Gmアンプ
24、24’ 位相調整用容量
25、25’ 位相調整用抵抗
27、27’ スイッチ
28 定電流源(電流引き込み手段)
28’ 定電流源(電流供給手段)
29、29’ スイッチ
30、30’ スイッチ
31、31’ 充電回路
32、32’ 短絡回路
33、33’ 放電回路
35、36 電圧分割抵抗
40 スイッチ制御回路
41 インバータ
43 ナンド回路
45 ナンド回路
47 インバータ

Claims (8)

  1. 誤差増幅器に接続される位相調整回路が位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗を含んで構成される誤差増幅器の起動回路において、
    誤差増幅器に接続される前記位相調整回路の位相調整用容量に対し所定の値まで急速充電する充電回路と、該充電回路の動作中に前記位相調整用抵抗を短絡する短絡回路と、を前記位相調整回路とは別に設けたことを特徴とする誤差増幅器の起動回路。
  2. 前記充電回路および前記短絡回路は各々スイッチを備え、前記充電回路の動作中には前記各々のスイッチが閉じられていることを特徴とする請求項記載の誤差増幅器の起動回路。
  3. 前記充電回路および前記短絡回路に備えられた各々スイッチは、スイッチ制御回路により開閉制御されることを特徴とする請求項2記載の誤差増幅器の起動回路。
  4. 前記位相調整用容量に蓄積された電荷を放電する放電回路を前記位相調整回路とは別に更に設け、前記誤差増幅器の停止時に動作させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の誤差増幅器の起動回路。
  5. 誤差増幅器に接続される位相調整経路に位相調整用容量と直列な位相調整用抵抗を含んで構成される場合に、該誤差増幅器の位相調整経路とは別の経路で、前記誤差増幅器の位相調整用容量を充電する充電回路と、該充電回路の動作中に前記位相調整用抵抗を短絡する短絡回路とを備え、DC−DCコンバータの出力段スイッチが動作を開始するまでの間、前記充電回路と前記短絡回路とを動作させることを特徴とするDC−DCコンバータ
  6. 前記充電回路および前記短絡回路は各々スイッチを備えるとともに前記誤差増幅器の出力を所定の発振振幅信号と比較する比較器および該比較器の出力を監視するスイッチ制御回路を備え、前記充電回路の動作中には前記スイッチ制御回路が前記各々のスイッチを閉じるよう制御することを特徴とする請求項5記載のDC−DCコンバータ。
  7. 前記スイッチ制御回路は、前記誤差増幅器の出力を所定の発振振幅信号の下限値と直接比較する比較器からの出力信号を監視して前記各々のスイッチの開閉制御を行うことを特徴とする請求項6記載のDC−DCコンバータ。
  8. 前記誤差増幅器に接続される位相調整用容量に対し、前記誤差増幅器の停止時において、前記位相調整用容量に蓄積された電荷を放電する放電回路を前記誤差増幅器の位相調整経路とは別に更に設けたことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータ。
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