JP5006351B2 - データエラー報告を実現するための方法およびデバイス - Google Patents

データエラー報告を実現するための方法およびデバイス Download PDF

Info

Publication number
JP5006351B2
JP5006351B2 JP2009006071A JP2009006071A JP5006351B2 JP 5006351 B2 JP5006351 B2 JP 5006351B2 JP 2009006071 A JP2009006071 A JP 2009006071A JP 2009006071 A JP2009006071 A JP 2009006071A JP 5006351 B2 JP5006351 B2 JP 5006351B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
character
error
synchronization
blocks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009006071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009239897A (ja
Inventor
ジン・リ
ドンギュ・ゲン
ドンニン・フェン
ウェイガン・リアン
フランク・エッフェンベーガー
Original Assignee
ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド filed Critical ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2009239897A publication Critical patent/JP2009239897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5006351B2 publication Critical patent/JP5006351B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/07Arrangements for monitoring or testing transmission systems; Arrangements for fault measurement of transmission systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2507Arrangements specific to fibre transmission for the reduction or elimination of distortion or dispersion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2581Multimode transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/0078Avoidance of errors by organising the transmitted data in a format specifically designed to deal with errors, e.g. location
    • H04L1/0079Formats for control data
    • H04L1/0082Formats for control data fields explicitly indicating existence of error in data being transmitted, e.g. so that downstream stations can avoid decoding erroneous packet; relays

Description

優先権の主張
本出願は、2008年1月14日に中国特許庁に出願された、“データエラー報告を実現するための方法およびデバイス”と題する、中国特許出願第200810056163.6号と、2008年12月15日に出願された、PCT出願第PCT/CN2008/073506号とに対する優先権を主張し、その内容は、全体として、参照によりここに組み込まれている。
発明の分野
本発明は、光通信ネットワークに関し、特に、データエラー報告を実現するための方法およびデバイスに関する。
発明の背景
受動光ネットワーク(PON)は、ポイントツーマルチポイントの光ファイバアクセス技術であり、容易な保守や、広い帯域幅や、低コストのような利点を有する。PONは、音声や、データや、ビデオのような複数のサービスにアクセスするための理想的な物理プラットフォームである。PONは、光ライン終端装置(OLT)と、光ネットワークユニット(ONU)と、光配信ネットワーク(ODN)とを含む。ODNは受動光スプリッタ/カップラを含んでいることから、PONは、増幅および中継機能を有する要素を必要としない。
イーサネット(登録商標)受動光ネットワーク(EPON)は、成熟し、かつ経済的な技術によりイーサネットプロトコルを利用するPON技術であり、容易な保守や、低コストや、広帯域伝送や、より良い性能価格比のような利点を有する。イーサネットプロトコルにおいて、EPONに対応する802.3イーサネットデータフレームの構造を図1中で図示する。各802.3イーサネットデータフレームの終端において、すなわち、拡張部の前に、4バイトの巡回冗長チェック(CRC)がある。受信機は、CRCの結果にしたがって、いくつかのエラーを検出できる。
システムのアンチジャミング能力であるBER性能を改善し、システムの電源バジェットを増加させるために、現在、電気電子技術者協会(IEEE)により制定されている10GのEPONシステムは、フォワードエラー制御(FEC)コーディング技術を用いている。FEC技術の基本動作は、パリティチェック部とデータ部との間の予め規定されたルールにしたがって、伝送イーサネットデータ部の終端に対してパリティチェックビットを付加することである。送信機からイーサネットフレームを受信すると、受信機は、予め規定されたルールにしたがって、FECコードワードの、イーサネットデータ部とパリティチェック部との間の関係を検証する。関係が誤っていることを見つけた場合、すなわち、FECデコーディングが失敗した場合、受信機は、イーサネットフレームの伝送中にエラーが発生していることを決定し、エラーを報告する。
上記のFECコーディング技術に加えて、別のコーディング技術である、ラインコーディングがEPONシステムの物理層で用いられている。ラインコーディングの基本動作は、オリジナルの入力データが、受信機により受信可能なフォーマットのデータに変換されることである。一方、ラインコーディングは、クロック回復回路に提供できる遷移が十分あることを保証しなければならない。エンコーダはまた、データをワードに位置合せする方法を提供し、ラインコード化されたシーケンスは、良い直流バランスを維持できる。現在、IEEE802.3avワークグループにより制定されている10GのEPONシステムにおいて、64b/66bおよび64b/65bのような、より高いコーディングレートを有するラインコーディングメカニズムが用いられている。これらの2つのラインコーディングメカニズムはスクランブラを利用し、2つのラインコーディングメカニズムの同期キャラクタおよび制御キャラクタは、スクランブラをバイパスする。すなわち、同期キャラクタは変化しない。64B/66Bコーディングメカニズムにしたがって、2ビットの同期キャラクタ(同期ヘッダ)が64ビットの情報のベースに付加される。2ビットの同期キャラクタは、2つの値“01”および“10”だけを有する。同期キャラクタ“01”は、64ビットの情報のすべてがデータ情報であることを示し、同期キャラクタ“10”は、64ビットの情報がデータ情報と制御情報とを含んでいることを示す。同期キャラクタ“00”または“11”は、伝送中にエラーが発生していることを示す。同期キャラクタの使用により、66ビットの間隔で、少なくとも1つの遷移があることが保証され、それにより、ブロック同期が容易になる。64ビットの情報は、自動同期スクランブルメカニズムによりスクランブルされ、クロック回復を容易にするために、自動同期スクランブルメカニズムは、伝送されるデータに対して十分な遷移があることを最大限保証できる。64B/66Bコーディングメカニズムとは異なり、64B/65Bコーディングは、1ビットのデータ/制御キャラクタを利用する。データ/制御キャラクタ“0”は、64ビットすべてがデータ情報であることを示す。データ/制御キャラクタ“1”は、64ビットの情報がデータ情報と制御情報とを含んでいることを示す。
CRC検証による媒体アクセス制御(MAC)層における既知のエラーの検出に対して、1バイトの長さを有する制御キャラクタ/E/が、IEEE802.3 10Gシステムの規格において使用されている。制御キャラクタ/E/は、エラーを示す。
開放型システム間相互接続参照モデルと、IEEE802.3 10Gビットローカルエリアネットワークモデルとの間の対応関係の概略図を図2中で説明する。現在、IEEE802.3avワークグループにより制定されている10GのEPONシステムがこのモデルを利用し、このモデルの物理層における伝送レートは、10Gbpsに達する。
図2中で図示したように、調停副層(RS)により10ギガビット媒体非依存インターフェース(XGMII)から受け取ったデータが制御キャラクタ/E/を含んでいる場合、それは、/E/が位置している受信データにエラーが発生していることを示す。データがMAC層に到着した後、802.3イーサネットデータフレームのCRCチェックによりRSがエラーを検出できることを保証するために、RSは、受信データを前処理する必要がある。処理方法のうちの1つは、CRCによりエラーをチェックできるように、データの一部を置換することである。
制御キャラクタ/E/は、伝送側において挿入し、または受信側において置換してもよい。64/66bラインコーディング技術のケースにおいて、制御キャラクタ/E/は一般的に、受信側の66/64bラインデコーディングモジュールにおいて受信され、処理される。図3中で図示したように、既存のIEEE802.3 10Gイーサネット規格において、66/64bラインデコーディングモジュールは、物理コーディング副層(PCS)に位置している。
既存のIEEE802.3 10Gイーサネット規格の物理層において、802.3イーサネットデータフレームは、インジケータ/S/および/T/により識別される。/S/はデータフレームの開始を示し、/T/は、データフレームの終了を示す。受信機のPCS層における66/64bラインデコーディングモジュールが、データフレームの開始を示す制御キャラクタ/S/を受信した後、データフレームの終了を示す制御キャラクタ/T/を除いた何らかの制御キャラクタを含む、同期ヘッダ“10”を含むデータブロックを受信する場合、または、受信機のPCS層における66/64bラインデコーディングモジュールが、同期ヘッダ“00”または“11”を有する無効なデータブロックを受信する場合、66/64bラインデコーディングモジュールは、受信したデータブロックにエラーが発生していることを決定する。このケースにおいて、66/64bラインデコーディングモジュールは、データブロック中の8バイトのすべてを制御キャラクタ/E/に置換する。上記の/S/、/T/、および/E/は、それぞれ1バイトの長さを有する。
IEEE802.3avワークグループにより制定されている10GのEPONシステムの受信機は、66/64bラインデコーディングモジュール、XGMII、およびRSだけでなく、そのPCS層においてFECコーディング技術を用いている。しかしながら、FECデコーディングの失敗後に、EPONシステム中のラインデコーディングモジュールに対してデータエラーをどのように報告するかに関する解決方法はない。
本発明の実施形態は、データエラー報告を実現するための方法およびデバイスを提供し、それにより、FECデコーディングの失敗後に、ラインデコーディングモジュールに対してどのようにエラーデータを報告するかに関する問題を解決することである。
本発明の実施形態の目的は、以下の技術的解決方法により達成される。
データエラー報告を実現する方法は、
フォワードエラー訂正デコーディングが失敗した場合、デコーディングが失敗したエラーデータのうちの少なくとも1つのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定することと、
第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力することとを含む。
データエラー報告を実現するためのデバイスは、
FECコードワードをデコードし、FECデコーディングが失敗した場合、FECデコーディングの失敗を検出し、エラーデータのうちの少なくとも1つのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定するように適合されている第1のキャラクタ設定モジュールと、
第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するように適合されているラインデコーディングモジュールとを含む。
失敗したFECデコーディング(FECコードワードのデータ部)を検出し、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定することにより、データブロックに対するエラーの発生は、ラインデコーディングルールおよび第1のキャラクタにしたがって、ラインデコーディングモジュールにより決定できることが、本発明の実施形態の技術的解決方法から理解できる。
図1は、イーサネットプロトコルにおいてEPONに対応する802.3イーサネットデータフレームの構造図である。 図2は、開放型システム間相互接続参照モデルと、IEEE802.3 10Gビットローカルエリアネットワークモデルとの間の関係を図示する。 図3は、IEEE802.3 10G規格における、受信側での66/64bラインデコーディングモジュールの位置を図示する。 図4は、本発明の第1の実施形態にしたがった、10GのEPONシステムにおけるFECコードワードの構造図である。 図5は、本発明の第1の実施形態にしたがった、10GのEPONシステムにおける受信機の構造図である。 図6は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECデコーディングの失敗を検出した後に、10GのEPONの受信機においてデータエラー報告を実現するフローチャートである。 図7は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの任意のブロックの同期ヘッダが“00”または“11”に設定された後の、FECコードワードのデータ構造図である。 図8は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの任意の複数のブロックの同期ヘッダが“00”または“11”に設定された後の、FECコードワードのデータ構造図である。 図9は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの同期ヘッダが“10”に設定される、FECのデータ構造図である。 図10は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの同期ヘッダが“10”に設定される、FECの別のデータ構造図である。 図11は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期ヘッダが“10”に設定された後の、FECコードワードのデータ構造図である。 図12は、本発明の第1の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期ヘッダが“10”に設定された後の、FECコードワードの別のデータ構造図である。 図13は、本発明の第2の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの任意のブロックの同期ヘッダが“00”または“11”に設定されるデータ構造図である。 図14は、本発明の第2の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの任意の複数のブロックの同期ヘッダが“00”または“11”に設定された後の、FECコードワードのデータ構造図である。 図15は、本発明の第2の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの同期ヘッダが“10”に設定された後の、FECコードワードのデータ構造図である。 図16は、本発明の第2の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期ヘッダが“10”に設定された後の、FECコードワードの別のデータ構造図である。 図17は、本発明の第3の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの同期ヘッダが“1”に設定された後の、FECコードワードのデータ構造図である。 図18は、本発明の第3の実施形態にしたがって、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期ヘッダが“1”に設定された後の、FECコードワードの別のデータ構造図である。 図19は、本発明の実施形態にしたがって、データエラー報告を実現するためのデバイスの構造図である。
発明の詳細な説明
本発明の実施形態において、FECコードワードのFECデコーディングの失敗後に、エラーデータが取得される。エラーデータは、FECデコーディング前のFECコードワードのデータ部であり、FECコードワードのデータ部は、複数のブロックを含む。複数のブロックのそれぞれは、同期ヘッダとデータ情報とを含む。そして、エラーデータのうちの一部またはすべてのブロックの同期キャラクタが、第1のキャラクタに設定される。
64/66bラインコーディングがブロックに適用される場合、第1のキャラクタは、“11”、“00”、または“10”である。実際の適用において、FECコードワードのデータ部のうちの1つ以上の任意のブロックの同期キャラクタは、“11”、“00”、および“10”の値のうちの少なくとも1つに設定してもよい。例えば、FECコードワードのデータ部のうちの1つ以上の任意のブロックの同期キャラクタは、“11”および“00”のうちの少なくとも1つに直接設定できる。別の例において、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの、またはFECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期キャラクタは、“10”に設定できる。さらなる例において、FECコードワードのデータ部のうちの1つ以上の任意のブロックの同期キャラクタは、“10”に直接設定され、少なくとも1つの残りのブロックの同期キャラクタは、“11”および“00”のうちの少なくとも1つに直接設定される。
64/65bラインコーディングがブロックに適用される場合、第1のキャラクタは“1”に設定される。実際の適用において、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの、またはFECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期キャラクタは、“1”に設定してもよい。
次に、各ブロックはデスクランブラに入力され、ブロックのデータ情報が変化するが、ブロックの同期ヘッダのビットが変化しないように、ブロックの同期ヘッダのビットは、デスクランブラをバイパスする。同期ヘッダと、デスクランブルされたデータ情報とを含むデスクランブルされた各ブロックは、次に、ラインデコーダに送られる。“11”または“00”の値を有する、一部またはすべてのブロックの同期キャラクタにしたがって、あるいは、一部またはすべてのブロックの同期キャラクタは“10”または“1”の値を有するが、一部またはすべてのブロック中に含まれる制御キャラクタは、ラインデコーディングルールにしたがわないことにしたがって、ラインデコーダは、一部またはすべてのブロック内のエラーを検出する。ラインデコーダは、一部またはすべてのブロックのデスクランブルされたデータを置換し、デコードされたデータを出力する。
添付図面に関連して、本発明の実施形態を詳細に記述する。
本発明の第1の実施形態。この実施形態は、64/66bラインコードが10GのEPONシステムの物理層で用いられ、かつ、同期ヘッダの第2のビットだけがFECコーディングに関わっている場合に、いったんFECデコーディングが失敗したときに、エラーデータのデータブロックの同期ヘッダを設定する方法を提供する。
この実施形態において、FECコーディングと64/66bラインコーディングとを用いるFECコードワードの構造を図4中で図示し、図4において、前のm個のブロック(データユニット)は、802.3イーサネットデータであり、後ろのブロックは、パリティチェックブロックである。RS(255、223)コーディングが採用される場合、m=27かつn=4である。
データ受信プロセス中に、すなわち、データフレームの開始を示す制御キャラクタ/S/が識別された後、FECデコーディングが失敗した場合、図4中で図示したようなFECコードワードのデータ部のうちの一部またはすべてのブロックの同期ヘッダが、制御同期キャラクタ“10”あるいは、無効な同期ヘッダ“00”または“11”に設定され、データエラーが報告される。
この実施形態にしたがった、10GのEPONシステムにおける受信側の構造図を図5中で図示する。FECデコーディングの失敗のケースにおける、受信機においてデータエラー報告を実現するフローチャートを図6中で図示する。プロセスにおいて、受信したブロックの同期化後、ブロックは最初に、FECデコーディングモジュールのバッファに送られる。データ部ブロックの第1の同期ヘッダビットと、パリティチェック部ブロックのすべての同期ヘッダビットは、FECコーディングに関わらないことから、FECデコーディングモジュールは、FECコーディングに関わらないブロックの同期ヘッダのビットを除去して、エンコーディングに対応する別のフォーマットで別のFECコードワードを形成し、FECデコーディングを実行するFECデコーディングモジュールに対して別のフォーマットのFECコードワードを入力する。
FECデコーディングモジュールは、エンコーディングに対応するフォーマットのFECコードワードに対してデコーディングを実行する。FECデコーディングの失敗後に、FECコードワード中の一部のブロックの同期ヘッダが、“10”、“00”または“11”に設定される。
本実施形態にしたがって、同期ヘッダを設定する方法を以下で記述する。
同期ヘッダが“00”または“11”のいずれかに設定できる場合、2つの方法が提供される。第1の方法は、同期ヘッダ回復プロセスにおいて、第2の同期ヘッダビットと同じになるように第1の同期ヘッダビットを設定することであり、第2の方法は、同期ヘッダ回復プロセスにおいて、同期ヘッダビットを直接“00”または“11”に設定することである。
同期ヘッダが“00”または“11”のいずれかに設定される場合、2つの方法が提供される。第1の方法は、FECデコーディングモジュールから出力される、同期ヘッダの第2のビットを、指定されるように、“00”および“11”のいずれかに対応する、“0”または“1”に設定することであり、同期ヘッダ回復プロセスにおいて、第1の同期ヘッダビットは、第2の同期ヘッダビットと同じになるように設定される。第2の方法は、同期ヘッダ回復プロセスにおいて、同期ヘッダビットを、指定されるように“00”または“11”に直接設定することである。
同期ヘッダに対する上記の動作中に、FECコードワードのデータ部のうちの任意のブロックの同期ヘッダだけを設定してもよく、結果として生じる第1のビットは、第2のビットと同じ値に、すなわち、SH[0]=SH[1]になるように設定される。SH[0]は、同期ヘッダの第1のビットを表し、SH[1]は、同期ヘッダの第2のビットを表す。上記の動作では、回復後の同期ヘッダは、“00”または“11”である。FECコードワードのデータ部のうちの何らかのブロックの同期ヘッダが設定された後の、FECコードワードの構造図を図7中で図示する。
代わりに、同期ヘッダに対する上記の動作中に、FECコードワードのデータ部のうちの任意の複数のブロックの同期ヘッダだけを設定してもよく、結果として生じる第1のビットは、第2のビットと同じ値に、すなわち、SH[0]=SH[1]になるように設定される。FECコードワードのデータ部のうちの任意の複数のブロックの同期ヘッダが設定された後の、FECコードワードの構造図を図8中で図示する。
同期ヘッダが“10”に設定される場合、2つの方法が提供される。第1の方法は、FECデコーディング後に、同期ヘッダの第2のビットまたは第1のビットを、それぞれ“0”または“1”に設定することであり、同期ヘッダのそのビットがFECコーディングに関わっている場合、同期ヘッダ回復において、同期ヘッダのデフォルトの反転回復メカニズムが採用されて、同期ヘッダ“10”が回復される。第2の方法は、FECデコーディング後に、同期ヘッダ回復プロセスにおいて、同期ヘッダビットを直接“10”に設定することである。
同期ヘッダに対する上記の動作中に、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックの同期ヘッダだけを設定してもよい。第1の方法が採用される場合、設定後のFECコードワードのデータ部の構造図を図9中で図示する。第2の方法が採用される場合、設定後のFECコードワードのデータ部の構造図を図10中で図示する。
代わりに、同期ヘッダに対する上記の動作中に、FECコードワードのデータ部のうちの最初および最後のブロックを含む複数のブロックの同期ヘッダを設定してもよい。第1の方法が採用される場合、FECコードワードのデータ部の構造図を図11中で図示する。第2の方法が採用される場合、FECコードワードのデータ部の構造図を図12中で図示する。
第2の実施形態。この実施形態は、64/66bラインコーディングが10GのEPONシステムの物理層において用いられ、かつ、同期ヘッダの2個のビットがFECコーディングに関わっている場合に、いったんFECデコーディングの失敗があったときにデータブロックの同期ヘッダを設定する方法を提供する。
同期ヘッダの2個のビットがFECコーディングに関わっていることから、同期ヘッダ回復プロセスを必要とせず、同期ヘッダの設定は、FECデコーディングモジュール中で実行できる。FECデコーディングが失敗した場合、エラーが発生していることを示すために、図4中で図示したような、FECコードワードのうちの一部のブロックの同期ヘッダは、エラー報告のために、制御ブロック同期ヘッダ“10”あるいは、無効な同期ヘッダ“00”または“11”に設定される。
本発明にしたがって同期ヘッダを設定する方法を以下で記述する。
同期ヘッダが“00”または“11”に設定されることになる場合、FECデコーディングモジュールは、FECコードワードの任意のデータ部ブロックの同期ヘッダを“00”または“11”に、すなわち、SH=00またはSH=11に設定してもよい。設定後のFECデコーディング出力のデータ構造を図13中で図示する。代わりに、FECデコーディングモジュールは、任意の複数のデータ部ブロックの同期ヘッダを“00”または“11”に、すなわち、SH=00またはSH=11に設定してもよい。設定後のFECデコーディング出力のデータ構造を図14中で図示する。
同期ヘッダが“10”に設定されることになる場合、FECデコーディングモジュールは、FECコードワードのうちの最初および最後のデータ部ブロックの同期ヘッダを“10”に、すなわち、SH=10に設定してもよく、それにより、終了制御キャラクタ/T/または開始制御キャラクタ/S/の位置にある/E/を正確に設定しないことを回避できる。設定後のFECデコーディング出力のデータ構造を図15中で図示する。代わりに、FECデコーディングモジュールは、FECコードワードのうちの最初および最後のデータ部ブロックを含む複数のブロックの同期ヘッダを“10”に、すなわち、SH=10に設定してもよい。設定後のFECデコーディング出力のデータ構造を図16中で図示する。
第3の実施形態。この実施形態は、64/65bラインコーディングが物理層において用いられ、かつ、同期ヘッダの2個のビットがFECコーディングに関わっている場合に、いったんFECデコーディングが失敗したときに同期ヘッダを設定する方法を提供する。
64/65bラインコーディングのケースにおいて、同期ヘッダは、“0”または“1”だけの形態であり、ここで“0”は、64ビットがすべてデータ情報であることを示し、“1”は、64ビットがデータ情報と制御情報とを含むことを示す。それゆえに、いったんFECデコーディングが失敗したときに、“1”だけを使用して同期ヘッダを設定して、エラーを報告してもよい。
FECデコーディングの失敗により、65/64bラインデコーディングモジュールが、エラーデータのデータブロックを、終了制御キャラクタ/T/または開始制御キャラクタ/S/の位置にある/E/に適切に置換できないという事実を回避するために、本実施形態にしたがって同期ヘッダを設定する方法を以下で記述する。
FECデコーディングモジュールは、FECコードワードのうちの最初および最後のデータ部ブロックの同期ヘッダを“1”に、すなわち、SH=1に設定する。設定後のFECデコーディングモジュール出力のデータ構造を図17中で図示する。FECデコーディングモジュールは、FECコードワードのうちの最初および最後のデータ部ブロックを含む任意のブロックの同期ヘッダを“1”に、すなわち、SH=1に設定する。設定後のFECデコーディング出力のデータ構造を図18中で図示する。
入力としてブロックを考えると、同期ヘッダに対する上記の動作後のFECコードワードのデータ部は、デスクランブラに送られ、ブロックのデータ情報ビットが変更されるが、ブロックの同期ヘッダは、デスクランブラをバイパスすることが好ましい。デスクランブル後にオリジナルのFECコードワードのデータ部が、ラインデコーディングモジュールに送られる。64/66bラインコーディングが採用される場合、“11”または“00”の値を有する同期キャラクタにしたがって、あるいは、一部またはすべてのブロックの同期キャラクタは“10”の値を有するが、ブロックは、64/66bラインデコーディングルールにしたがわないことにしたがって、ラインデコーダは、一部またはすべてのブロック内のエラーを検出する。
64/65bラインデコーディングが採用される場合、FECコードワードのうちの一部またはすべてのブロックの同期キャラクタは“1”の値を有するが一部またはすべてのブロックは64/65bラインデコーディングルールにしたがわないことにしたがって、ラインデコーダは、一部またはすべてのブロック内のエラーを検出する。
結果として、各ブロックのすべての8バイトを/E/に置換することにより、ラインデコーディングモジュールは、一部またはすべてのブロックを/E/に置換し、その結果、/E/を利用することによりエラー報告を実現し、それにより、MAC層は、それ自身のCRC検証によりエラーを検出できる。
本発明の実施形態にしたがってデータエラー報告を実現するためのデバイスの構造を図19中で図示する。デバイスは、第1のキャラクタ設定モジュールとラインデコーディングモジュールとを含み、デスクランブルモジュールをさらに含んでいてもよい。
第1のキャラクタ設定モジュールは、FECコードワードをデコードし、FECデコーディングが失敗した場合FECデコーディングの失敗を検出し、エラーデータのうちの少なくとも1つのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定するように適合されている。第1のキャラクタは、各ブロックをデコードするラインコーディングルール中で指定されている違法同期キャラクタか、または、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタである。第1のキャラクタ設定モジュールは、違法キャラクタ設定モジュールと制御キャラクタ設定モジュールとのうちの少なくとも1つを含む。
デスクランブルモジュールは、ラインデコーディングモジュールが第1のキャラクタを含むデータブロックをデコードする前に、第1のキャラクタを含む各ブロックのデータ情報をデスクランブルするように適合されている。
ラインデコーディングモジュールは、第1のキャラクタを含むブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するように適合されている。さらに、ラインデコーディングモジュールは、予め規定されたラインコーディングルールにしたがって、第1のキャラクタを含むデータブロック内のエラーを検出し、データブロック中のデスクランブルされたデータ情報を置換する。ラインデコーディングモジュールは、第1のデコーディングモジュールと第2のデコーディングモジュールとのうちの少なくとも1つを含む。
第1のキャラクタ設定モジュールは、違法キャラクタ設定モジュールを含んでいてもよく、違法キャラクタ設定モジュールは、エラーを有する一部またはすべてのブロックの同期キャラクタを、ラインコーディングルール中で指定されている違法同期キャラクタに設定するように適合されている。64/66bラインコーディングのケースにおいて、違法キャラクタは、“11”または“00”である。
第1のキャラクタ設定モジュールは、制御キャラクタ設定モジュールをさらに含んでいてもよく、制御キャラクタ設定モジュールは、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタに設定するように適合されている。64/66bラインコーディングのケースにおいて、同期キャラクタは、“10”に設定されることになる。64/65bラインコーディングのケースにおいて、同期キャラクタは、“1”に設定されることになる。
第1のキャラクタ設定モジュールは、違法キャラクタ設定モジュールおよび制御キャラクタ設定モジュールの両方を含んでいてもよい。
ラインデコーディングモジュールは、第1のデコーディングモジュールを含んでいてもよく、第1のデコーディングモジュールは、違法同期キャラクタを有する、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定し、一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされた情報を置換し、次に、置換されたデータを出力するか、あるいは、正当な同期キャラクタを有する、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定し、一部またはすべてのブロックに対してラインデコーディングを実行し、次に、デコードされたブロックを出力するように適合されている。
ラインデコーディングモジュールは、第2のデコーディングモジュールを含んでいてもよく、第2のデコーディングモジュールは、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタ(すなわち、“10”または“1”)を有する、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定し、それぞれ、一部またはすべてのデータブロックがラインコーディングルールにしたがわない場合、一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータ情報を置換し、置換されたデータを出力し、一部またはすべてのデータブロックがラインコーディングルールにしたがう場合、一部またはすべてのデータデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するように適合されている。
別の実施形態において、第1のデコーディングモジュールが、違法同期キャラクタを有する、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定した後、第1のデコーディングモジュールは、一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換し、一部またはすべてのデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、置換されたデータを出力するように適合されている。
第2のデコーディングモジュールが、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタを有する、エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定した後、第2のデコーディングモジュールは、一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換し、一部またはすべてのデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するように適合されている。
ラインデコーディングモジュールは、第1のデコーディングモジュールおよび第2のデコーディングモジュールの両方を含んでいてもよい。
上述したように、本発明の実施形態は、FECデコーディングの失敗のケースにおいて、ラインデコーディングモジュールに対してエラーデータを報告する容易で効果的なメカニズムを提供する。それゆえに、ラインデコーディングモジュールは、イーサネットシステムの制御キャラクタ/E/の既存のエラー報告機能を利用して、エラーデータを前処理できるRS層に対してエラーを報告でき、それにより、MAC層は、それ自身のCRC検証によりエラーを検出できる。
上の記述は、単に、本発明の好ましい詳細な実施形態に対するものであり、本発明の保護範囲は、それらに限定されない。本発明の開示内で当業者により容易に実施できるいかなる修正および設定も、本発明の範囲内に入るべきである。それゆえに、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲として規定されるべきである。

Claims (11)

  1. データエラー報告を実現する方法において、
    受信したデータに対してフォワードエラー訂正デコーディングを実行することと、
    フォワードエラー制御FECデコーディングの失敗を決定することと、
    コーディングが失敗したエラーデータのうちの少なくとも1つのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定することと、
    前記第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行することと、
    デコードされたデータを出力することとを含み、
    前記エラーデータのうちの少なくとも1つのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定するプロセスは、
    64/66bラインコーディングが採用される場合、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、“11”、“00”、および“10”のうちの少なくとも1つである第1のキャラクタに設定し、
    64/65bラインコーディングが採用される場合、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、“1”である第1のキャラクタに設定することを含むデータエラー報告を実現する方法。
  2. ラインデコーディングの前に、前記同期キャラクタを除いてデータブロックをデスクランブルすることをさらに含む請求項1記載のデータエラー報告を実現する方法。
  3. 前記第1のキャラクタは、ラインコーディングにより指定されている違法同期キャラクタであるか、または、採用されたラインコーディングの予め規定されたルールにしたがわない、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタである請求項記載のデータエラー報告を実現する方法。
  4. 前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、“11”、“00”、および“10”のうちの少なくとも1つに設定することのプロセスは、
    前記エラーデータのうちの1つ以上の任意のデータブロックの同期キャラクタを、“11”および“00”のうちの少なくとも1つに設定すること、
    あるいは、
    前記エラーデータのうちの1つ以上の任意のデータブロックの同期キャラクタを、“10”に設定し、1つ以上の残りのデータブロックの同期キャラクタを、“11”および“00”のうちの少なくとも1つに設定すること、
    あるいは、
    前記エラーデータのデータブロックに対して同期キャラクタ回復を実行し、それにより、前記エラーデータのうちの1つ以上の任意のデータブロックの同期キャラクタの2つのビットが同じ値を有すること、
    あるいは、
    前記エラーデータのうちの1つ以上の任意のデータブロックの同期キャラクタにおいて、フォワードエラー訂正コーディングに関わっているビットの値を、指定されるように“1”または“0”に設定し、対応するデータブロックに対して同期キャラクタ回復を実行し、それにより、前記1つ以上の任意のデータブロックの同期キャラクタの2つのビットが同じ値を有すること、
    あるいは、
    前記エラーデータのうちの最初および最後のデータブロックの、または前記エラーデータのうちの最初および最後のデータブロックを含む複数のデータブロックの同期キャラクタを“10”に設定すること、
    あるいは、
    前記エラーデータのうちの最初および最後のデータブロックの、または前記エラーデータのうちの最初および最後のデータブロックを含む複数のデータブロックの同期キャラクタにおいて、前記フォワードエラー訂正コーディングに関わっている第1のビットの値を“1”または“0”に設定し、前記最初および最後のデータブロックに対して、または前記最初および最後のデータブロックを含む複数のデータブロックに対して同期キャラクタ反転回復を実行し、それにより、前記最初および最後のデータブロックの、または前記最初および最後のデータブロックを含む複数のデータブロックの、第2のビットが、前記第1のビットの反転値を有することを含む請求項記載のデータエラー報告を実現する方法。
  5. 前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを“1”に設定するプロセスは、
    最初および最後のデータブロックの、または前記最初および最後のデータブロックを含む複数のデータブロックの同期キャラクタを“1”に設定することを含む請求項記載のデータエラー報告を実現する方法。
  6. 前記第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するプロセスは、
    前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタが“11”または“00”であることを知った後に、前記一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換し、前記置換されたデータを出力すること、
    あるいは、
    前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタが“10”であり、前記一部またはすべてのデータブロックがラインデコーディングルールにしたがわないことを知った後に、前記一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換し、前記置換されたデータを出力することを含む請求項または記載のデータエラー報告を実現する方法。
  7. 前記第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するプロセスは、
    前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタが“1”であり、前記一部またはすべてのデータブロックがラインデコーディングルールにしたがわないことを知った後に、前記一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換することと、
    前記置換されたデータを出力することとを含む請求項または記載のデータエラー報告を実現する方法。
  8. データエラー報告を実現するためのデバイスにおいて、
    受信したデータに対してフォワードエラー訂正デコーディングを実行し、フォワードエラー制御FECデコーディングの失敗を決定し、エラーデータのうちの少なくとも1つのデータブロックの同期キャラクタを第1のキャラクタに設定するように適合されている第1のキャラクタ設定モジュールと、
    前記第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、デコードされたデータを出力するように適合されているラインデコーディングモジュールとを具備し、
    64/66bラインコーディングが採用される場合、前記第1のキャラクタ設定モジュールは、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、“11”、“00”、および“10”のうちの少なくとも1つである第1のキャラクタに設定し、
    64/65bラインコーディングが採用される場合、前記第1のキャラクタ設定モジュールは、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、“1”である第1のキャラクタに設定するデータエラー報告を実現するためのデバイス。
  9. 前記ラインデコーディングモジュールが前記第1のキャラクタを含むデータブロックに対してラインデコーディングを実行する前に、前記同期キャラクタを除いてデータブロックをデスクランブルするデスクランブルモジュールをさらに具備する請求項記載のデータエラー報告を実現するためのデバイス。
  10. 前記第1のキャラクタ設定モジュールは、違法キャラクタ設定モジュールと制御キャラクタ設定モジュールとのうちの少なくとも1つを備えており、
    前記違法キャラクタ設定モジュールは、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、ラインデコーディングルール中で指定されている違法同期キャラクタに設定するように適合されており、
    前記制御キャラクタ設定モジュールは、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックの同期キャラクタを、採用されたラインコーディングの予め規定されたルールにしたがわない、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタに設定するように適合されている請求項記載のデータエラー報告を実現するためのデバイス。
  11. 前記ラインデコーディングモジュールは、第1のデコーディングモジュールと第2のデコーディングモジュールとのうちの少なくとも1つを備えており、
    前記第1のデコーディングモジュールが、違法同期キャラクタを有する、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定した後に、前記第1のデコーディングモジュールは、前記一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換し、前記一部またはすべてのデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、前記置換されたデータを出力するように適合されており、
    前記第2のデコーディングモジュールが、制御情報を含むデータブロックの同期キャラクタを有する、前記エラーデータのうちの一部またはすべてのデータブロックを決定した後に、前記第2のデコーディングモジュールは、前記一部またはすべてのデータブロックのデスクランブルされたデータを置換し、前記一部またはすべてのデータブロックに対してラインデコーディングを実行し、前記デコードされたデータを出力するように適合されている請求項1記載のデータエラー報告を実現するためのデバイス。
JP2009006071A 2008-01-14 2009-01-14 データエラー報告を実現するための方法およびデバイス Active JP5006351B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN200810056163.6 2008-01-14
CN200810056163.6A CN101488827B (zh) 2008-01-14 2008-01-14 实现数据报错的方法和装置
CNPCT/CN2008/073506 2008-12-15
PCT/CN2008/073506 WO2009092231A1 (zh) 2008-01-14 2008-12-15 实现数据报错的方法和装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012113203A Division JP5522547B2 (ja) 2008-01-14 2012-05-17 データエラー報告を実現するための方法およびデバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009239897A JP2009239897A (ja) 2009-10-15
JP5006351B2 true JP5006351B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=40891525

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009006071A Active JP5006351B2 (ja) 2008-01-14 2009-01-14 データエラー報告を実現するための方法およびデバイス
JP2012113203A Active JP5522547B2 (ja) 2008-01-14 2012-05-17 データエラー報告を実現するための方法およびデバイス

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012113203A Active JP5522547B2 (ja) 2008-01-14 2012-05-17 データエラー報告を実現するための方法およびデバイス

Country Status (8)

Country Link
US (2) US20100199144A1 (ja)
EP (1) EP2187566B1 (ja)
JP (2) JP5006351B2 (ja)
KR (1) KR101023463B1 (ja)
CN (1) CN101488827B (ja)
AT (1) ATE554552T1 (ja)
HK (1) HK1130376A1 (ja)
WO (1) WO2009092231A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101278651B1 (ko) * 2012-11-12 2013-06-25 스텝시스템주식회사 인쇄회로기판의 설계오류 검사방법 및 그 시스템
US9148224B2 (en) * 2013-05-15 2015-09-29 Broadcom Corporation Ethernet passive optical network over coaxial (EPoC) system rate mechanism
US10164733B2 (en) * 2014-06-30 2018-12-25 International Business Machines Corporation Integrated physical coding sublayer and forward error correction in networking applications
US10108486B2 (en) * 2015-09-11 2018-10-23 Arm Limited Error protection
CN109873683B (zh) * 2017-12-01 2023-06-06 华为技术有限公司 数据编译码方法和装置、olt、onu和pon系统
CN114374476A (zh) 2018-03-31 2022-04-19 华为技术有限公司 传输数据的方法和转发设备
TWI757609B (zh) * 2018-08-03 2022-03-11 日商索尼股份有限公司 用於通訊的傳輸設備和方法、接收設備和方法
CN110474718B (zh) * 2019-08-30 2021-10-19 烽火通信科技股份有限公司 一种数据编码方法、同步方法、系统及通信系统
CN113938247A (zh) * 2020-07-14 2022-01-14 中国移动通信有限公司研究院 一种码块处理方法、节点及介质

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3518700B2 (ja) * 1995-01-25 2004-04-12 ソニー株式会社 デイジタル信号復号装置
WO1997012491A1 (en) * 1995-09-25 1997-04-03 Cirrus Logic, Inc. Temporary equipment identifier message notification method
US6496543B1 (en) * 1996-10-29 2002-12-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for providing high speed data communications in a cellular environment
KR100701767B1 (ko) * 1999-12-31 2007-03-29 주식회사 케이티 이동통신시스템에서 순방향오류정정 복호화기의 동기화 방법
US6650638B1 (en) * 2000-03-06 2003-11-18 Agilent Technologies, Inc. Decoding method and decoder for 64b/66b coded packetized serial data
FR2837332A1 (fr) * 2002-03-15 2003-09-19 Thomson Licensing Sa Dispositif et procede d'insertion de codes de correction d'erreurs et de reconstitution de flux de donnees, et produits correspondants
KR100920736B1 (ko) * 2002-10-08 2009-10-07 삼성전자주식회사 전송신호의 왜곡을 줄일 수 있는 단일반송파 전송시스템및 그 방법
US7284182B2 (en) * 2003-07-30 2007-10-16 Alcatel Error correction on M-bit encoded links
JP2005175599A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Sumitomo Electric Ind Ltd Ponシステム
US8966052B2 (en) * 2004-04-05 2015-02-24 Verizon Patent And Licensing Inc. Error detection and reporting
US8054751B2 (en) * 2004-05-10 2011-11-08 Alcatel Lucent Remote access link fault indication mechanism
JP2006121269A (ja) 2004-10-20 2006-05-11 Nec Corp 光伝送装置、受信データ処理回路及び受信データ処理プログラム
JP2006135871A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Fujitsu Ltd フレーム伝送装置およびフレーム受信装置
US7676733B2 (en) * 2006-01-04 2010-03-09 Intel Corporation Techniques to perform forward error correction for an electrical backplane
CN101026427B (zh) * 2006-02-17 2010-08-18 中兴通讯股份有限公司 实现多路低速信号与一路高速信号双向转换的装置及方法
US8122325B2 (en) * 2006-08-11 2012-02-21 Futurewei Technologies, Inc. Forward error correction for 64b66b coded systems
US8136013B2 (en) * 2006-08-25 2012-03-13 Broadcom Corporation Burst error correction based on fire code
JP2008294511A (ja) 2007-05-22 2008-12-04 Sumitomo Electric Ind Ltd 光信号受信機及び受信方法
CN101345745B (zh) * 2007-07-09 2012-01-04 华为技术有限公司 数据成帧方法及其设备

Also Published As

Publication number Publication date
KR101023463B1 (ko) 2011-03-24
US20100199144A1 (en) 2010-08-05
HK1130376A1 (en) 2009-12-24
WO2009092231A1 (zh) 2009-07-30
ATE554552T1 (de) 2012-05-15
JP2009239897A (ja) 2009-10-15
US20120257887A1 (en) 2012-10-11
EP2187566A1 (en) 2010-05-19
CN101488827A (zh) 2009-07-22
EP2187566A4 (en) 2011-06-29
EP2187566B1 (en) 2012-04-18
US8560914B2 (en) 2013-10-15
JP2012161103A (ja) 2012-08-23
KR20090078313A (ko) 2009-07-17
JP5522547B2 (ja) 2014-06-18
CN101488827B (zh) 2015-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5522547B2 (ja) データエラー報告を実現するための方法およびデバイス
JP5321981B2 (ja) データを符号化および復号化するための方法および機器
US9564991B2 (en) Ethernet point to point link incorporating forward error correction
US8255779B2 (en) System and method for accelerated forward error correction (FEC) synchronization
WO2005122505A2 (en) Method and apparatus for delineating data in an fec-coded ethernet frame
CN102195738B (zh) 用于吉比特无源光网络系统下行帧同步的处理方法及装置
US20100272430A1 (en) System and method for consecutive identical digit reduction
US20040088633A1 (en) Error correcting 8B/10B transmission system
CN101729194B (zh) 数据编码、数据解码的方法、装置和系统
CN111669250A (zh) 数据传输方法、装置及系统
JPWO2010098266A1 (ja) 局側終端装置、加入者側終端装置、光通信システム、エラー訂正方法、およびプログラム
US8239738B2 (en) Transparent in-band forward error correction for signal conditioning-encoded signals
WO2021017890A1 (zh) 一种通信方法和通信设备
JP2008294510A (ja) 光信号受信機及び受信方法
JP2012009974A (ja) データ処理ユニット、送信装置、受信装置及び伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20090731

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120524

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5006351

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250