JP5005661B2 - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP5005661B2
JP5005661B2 JP2008297705A JP2008297705A JP5005661B2 JP 5005661 B2 JP5005661 B2 JP 5005661B2 JP 2008297705 A JP2008297705 A JP 2008297705A JP 2008297705 A JP2008297705 A JP 2008297705A JP 5005661 B2 JP5005661 B2 JP 5005661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idle stop
fuel cell
concentration
gas
diluter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008297705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010123476A (ja
Inventor
裕嗣 松本
健一郎 上田
順司 上原
幸一郎 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008297705A priority Critical patent/JP5005661B2/ja
Publication of JP2010123476A publication Critical patent/JP2010123476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5005661B2 publication Critical patent/JP5005661B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
固体高分子型燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cell:PEFC)等の燃料電池を搭載し、この燃料電池の発電電力によって、電動式の走行モータを駆動させて走行する燃料電池車(燃料電池移動体)が注目されている。
このような燃料電池車では、その燃費を高めるため、つまり、燃料電池に供給される水素(反応ガス)の消費を抑えるため、例えば人待ちによってアイドル状態が継続し、所定のアイドル停止条件が成立した場合(アイドル停止条件を満たす場合)、燃料電池への水素及び空気の供給を停止(これをアイドル停止という)する技術が提案されている(特許文献1参照)。
そして、その後にアイドル停止を解除し、燃料電池に水素及び空気を供給し、燃料電池を再び発電させた後において、再度、アイドル停止条件が成立したとしても、発電再開から所定のアイドル停止禁止時間中は、アイドル停止しない技術が提案されている(特許文献1参照)。
そして、このアイドル停止禁止時間中は、燃料電池のアノードから排出された未消費の水素及び不純物(水蒸気、窒素等)を含み循環するアノードオフガスを、水素循環系からパージ(排出)することにより、前記不純物を排出し、燃料電池の発電安定性を確保している。
なお、燃料電池のアノードからは、アノードにおける電極反応で消費されなかった未消費の水素が排出されるので、水素の利用効率を高めるべく、未消費の水素を含むアノードオフガスを燃料電池の上流に戻して、再びアノードに供給し、水素を循環させる水素循環方式が一般に採用される。
特開2007−250429号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、アイドル停止の解除後のアイドル停止禁止時間を、その直前のアイドル停止時間に基づいて設定、つまり、その直前のアイドル停止時間が長いほど、アイドル停止禁止時間を長く設定するので、アイドル停止を開始するタイミング(空気供給用のコンプレッサ等がOFFされるタイミング)が、毎回異なる虞がある。
そして、このようにアイドル停止を開始するタイミングが、その都度異なると、燃料電池システムのシステムオペレータ(燃料電池車の場合、運転者)が違和感を受ける虞がある。
そこで、燃料電池車の運転者等のシステムオペレータが違和感を受けずにアイドル停止する燃料電池システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、燃料ガス及び酸化剤ガスが供給されることで発電する燃料電池と、前記燃料電池から排出された燃料ガスをパージするパージ手段と、前記パージ手段からパージされた燃料ガスと、酸化剤ガスとを混合し、外部に排出する希釈器と、前記燃料電池への燃料ガス及び酸化剤ガスの供給を停止しアイドル停止するアイドル停止手段と、アイドル停止条件が成立した場合、前記希釈器内の燃料ガスの濃度に基づいて、前記アイドル停止手段によるアイドル停止を許可するか否かを判定するアイドル停止許可判定手段と、を備える燃料電池システムであって、前記アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した後、前記アイドル停止条件が継続して成立している間において、予め定められた第1固定時間の間、前記アイドル停止手段によってアイドル停止させる第1モードと、予め定められた第2固定時間の間、前記アイドル停止手段によってアイドル停止させず、前記燃料電池に燃料ガス及び酸化剤ガスが供給される第2モードと、を交互に実行するアイドル停止条件成立中制御手段を備え、アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した場合、前記アイドル停止条件成立中制御手段は前記第1モードを先に実行し、前記第2固定時間は、前記アイドル停止条件が成立する前に、前記パージ手段によるパージが実行された場合において、当該アイドル停止条件の成立後、前記希釈器内の燃料ガスの濃度が第2所定濃度以下となり、前記アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可するまでの最大時間に近似した時間であり、前記第1固定時間は、アイドル停止中において、拡散により前記希釈器から外部に排出する燃料ガスの濃度が第1所定濃度以下で維持される最大時間であることを特徴とする燃料電池システムである。
このような燃料電池システムによれば、アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した後、アイドル停止条件が継続して成立している間において、アイドル停止条件成立中制御手段が、第1固定時間の間にてアイドル停止させる第1モードと、第2固定時間の間にてアイドル停止しない第2モードと、を交互に実行する。
ここで、第1固定時間及び第2固定時間は、予め定められた固定時間であるので、第1モードから第2モードへ、第2モードから第1モードに移行するタイミングは、同じタイミングとなる。
これにより、燃料電池車の運転者等のシステムオペレータは、モードの移行時に違和感を受けにくくなる。すなわち、このような燃料電池システムは、システムオペレータが違和感を受けずにアイドル停止できる。
このような燃料電池システムによれば、アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した場合、アイドル停止条件成立中制御手段が前記第1モードを先に実行する。すなわち、アイドル停止が許可された場合、これに連動してアイドル停止できる。
このような燃料電池システムによれば、仮に、アイドル停止条件が成立する前に、パージ手段によるパージが実行された場合、希釈器内の燃料ガスの濃度が第2所定濃度以下となる待ち時間の経過後、アイドル停止が許可され、アイドル停止が開始され、燃料電池への酸化剤ガスの供給が停止される。
次いで、第1固定時間の経過後、第2モードに移行し、アイドル停止が解除され、燃料電池に酸化剤ガスが供給される。そして、第2固定時間の経過後、第1モードに移行し、アイドル停止が再び開始され、燃料電池への酸化剤ガスの供給が再び停止される。
ここで、アイドル停止が許可されるまでの待ち時間の最大時間と、第2モードが実行される第2固定時間とが、近似した時間であるので、アイドル停止条件が成立する前に、パージが実行された場合、待ち時間が経過するタイミングと、第2固定時間が経過するタイミングとが近似することになり、燃料電池への酸化剤ガスの供給が停止されるタイミング(後記する実施形態ではコンプレッサ31がOFFされるタイミング)が、近似することになる。
このようにして、燃料電池への酸化剤ガスの供給が停止されるタイミングが近似するので、アイドル停止条件の成立前にパージが実行されたとしても、オペレータは違和感を受けにくくなる。
このような燃料電池システムによれば、第1モードが実行されるアイドル停止中において、拡散により希釈器から外部に排出する燃料ガスの濃度が第1所定濃度を超えることはない。
しかも、第1固定時間は最大時間(最長時間)に設定されるので、第1所定濃度を超える燃料ガスが排出されることを防止しつつ、継続してアイドル停止できる。
また、前記燃料電池システムにおいて、前記アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した後、前記アイドル停止条件が継続して成立している間であって、前記アイドル停止条件成立中制御手段によって、前記第2モードが実行されている間において、所定パージ条件が成立した場合、前記パージ手段がパージすることを特徴とする。
このような燃料電池システムによれば、第2モードが実行されている間において、所定パージ条件が成立した場合、パージ手段がパージするので、希釈器において、パージされた燃料ガスを、酸化剤ガスで希釈した後に外部に排出できる。
すなわち、希釈器に酸化剤ガスが供給されている第2モードの実行中のみに、パージ手段がパージするので、パージされた燃料ガスがそのまま外部に排出されることを防止できる。
本発明によれば、燃料電池車の運転者等のシステムオペレータが違和感を受けずにアイドル停止する燃料電池システムを提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図1から図3を参照して説明する。
≪燃料電池システムの構成≫
図1に示す本実施形態に係る燃料電池システム1は、図示しない燃料電池車(移動体)に搭載されている。燃料電池システム1は、燃料電池スタック10(燃料電池)と、セル電圧モニタ16と、燃料電池スタック10のアノードに対して水素(燃料ガス、反応ガス)を給排するアノード系と、燃料電池スタック10のカソードに対して酸素を含む空気(酸化剤ガス、反応ガス)を給排するカソード系と、燃料電池スタック10の発電電力を消費等する電力消費系と、ブレーキペダル51等と、これらを電子制御するECU60(Electronic Control Unit、電子制御装置)と、を備えている。
<燃料電池スタック>
燃料電池スタック10は、複数(例えば200〜400枚)の固体高分子型の単セル11が積層して構成されたスタックであり、複数の単セル11は直列で接続されている。単セル11は、MEA(Membrane Electrode Assembly:膜電極接合体)と、これを挟む2枚の導電性を有するセパレータと、を備えている。MEAは、1価の陽イオン交換膜等からなる電解質膜(固体高分子膜)と、これを挟むアノード及びカソード(電極)とを備えている。
アノード及びカソードは、カーボンペーパ等の導電性を有する多孔質体から主に構成されると共に、アノード及びカソードにおける電極反応を生じさせるための触媒(Pt、Ru等)を含んでいる。
各セパレータには、各MEAの全面に水素又は空気を供給するための溝や、全ての単セル11に水素又は空気を給排するための貫通孔が形成されており、これら溝及び貫通孔がアノード流路12(燃料ガス流路)、カソード流路13(酸化剤ガス流路)として機能している。
そして、アノード流路12を介して各アノードに水素が供給され、カソード流路13を介して各カソードに空気が供給されると、電極反応が起こり、各単セル11で電位差(OCV(Open Circuit Voltage)、開回路電圧)が発生するようになっている。次いで、OCVが所定OCV以上となった状態で、後記する電力制御器43が制御され、電流が取り出されると、燃料電池スタック10が発電するようになっている。
また、各セパレータには、発電に伴い自己発熱する単セル11を冷却する冷媒が通流する溝及び貫通孔が形成されており、この溝等が冷媒流路14として機能している。
なお、冷媒は、配管14a、冷媒流路14、配管14b、及び、ラジエータ(図示しない)を含む冷媒循環系を循環するようになっている。また、配管14bには温度センサ15が取り付けられており、温度センサ15は、配管14b内の冷媒の温度を燃料電池スタック10の温度として検出し、ECU60に出力するようになっている。
<セル電圧モニタ>
セル電圧モニタ16は、燃料電池スタック10を構成する複数の単セル11毎のセル電圧を検出する機器であり、モニタ本体と、モニタ本体と各単セルとを接続するワイヤハーネスとを備えている。モニタ本体は、所定周期で全ての単セル11をスキャニングし、各単セル11のセル電圧を検出し、最低セル電圧(最低セルV)を算出するようになっている。そして、モニタ本体(セル電圧モニタ16)は、算出した最低セル電圧をECU60に出力するようになっている。
<アノード系>
アノード系は、水素タンク21と、常閉型の遮断弁22と、エゼクタ23と、常閉型のパージ弁24(パージ手段)とを備えている。
水素タンク21は、配管21a、遮断弁22、配管22a、エゼクタ23、配管23aを介して、アノード流路12の入口に接続されている。そして、ECU60からの指令によって遮断弁22が開かれると、水素が、水素タンク21から、遮断弁22等を介して、アノード流路12に供給されるようになっている。
アノード流路12の出口は、配管23b(水素循環ライン)を介して、エゼクタ23の吸気口に接続されている。そして、アノード流路12(アノード)から排出された未消費の水素を含むアノードオフガスは、配管23bを介して、エゼクタ23に戻され、その結果、水素が循環するようになっている。
配管23bの途中は、配管24a、パージ弁24、配管24bを介して、後記する希釈器32に接続されている。パージ弁24は、循環するアノードオフガス(水素)に含まれる不純物(水蒸気、窒素等)を排出(パージ)する場合、ECU60により適宜(間欠的、断続的)に開かれる弁である。
<カソード系>
カソード系は、コンプレッサ31(酸化剤ガス供給手段)と、希釈器32と、水素濃度を検出する水素センサ33、34とを備えている。
コンプレッサ31は、配管31aを介して、カソード流路13の入口に接続されている。そして、コンプレッサ31は、ECU60の指令に従って作動すると、酸素を含む空気を取り込み、カソード流路13に供給するようになっている。
なお、コンプレッサ31は、燃料電池スタック10及び/又はその発電電力を充放電するバッテリ(図示しない)を電源として作動する。また、配管31aには、カソード流路13に向かう空気を加湿する加湿器(図示しない)が設けられている。
カソード流路13の出口は、配管32aを介して希釈器32に接続されている。そして、カソード流路13(カソード)から排出された多湿のカソードオフガスは、配管32aを介して、希釈器32に排出されるようになっている。
希釈器32は、パージ弁24から導入され、一時的に内部に滞留するアノードオフガスと、配管32aから導入されるカソードオフガス(希釈用ガス)とを混合し、アノードオフガス中の水素を、カソードオフガスで希釈する容器であり、その内部に希釈室32bを備えている。具体的には、希釈器32は、希釈室32bの鉛直下方に、カソードオフガスが流れる配管32cを有しており、配管32cには、その内部と希釈室32bとを連通させる連通孔32dが形成されている。
そして、カソードオフガスの一部は、連通孔32dを通って、希釈室32bに流出し、アノードオフガスと混合することで混合ガスを生成すると同時に、アノードオフガス中の水素を希釈し、水素濃度(燃料ガス濃度)を低減するようになっている。次いで、生成した混合ガスは、配管32cを流れるカソードオフガスにより、連通孔32dを介して、配管32c内に吸引され、さらに希釈されながら、配管32eを介して車外に排出されるようになっている。
水素センサ33は、希釈室32bに設けられており、希釈室32bの水素濃度C1を検出し、ECU60に出力するようになっている。
水素センサ34は、配管32eに設けられており、車外に排出されるガス中の水素濃度C2を検出し、ECU60に出力するようになっている。
<電力消費系>
電力消費系は、モータ41と、PDU42(Power Drive Unit)と、電力制御器43と、電流センサ44とを備えている。そして、モータ41は、PDU42、電力制御器43を介して、燃料電池スタック10の出力端子に接続されている。
モータ41は、燃料電池車の動力源となる電動モータである。
PDU42は、ECU60からの指令に従って、直流電流を三相交流電流に変換し、モータ41に供給するインバータである。
電力制御器43は、ECU60の指令に従って、燃料電池スタック10の発電電力(電流値、電圧値)を制御するものであり、DC/DCチョッパ、DC/DCコンバータ等の電子回路を内蔵している。つまり、電力制御器43は、燃料電池スタック10の発電を停止することも可能となっている。
電流センサ44は、燃料電池スタック10の電流値を検出し、ECU60に出力するようになっている。
<ブレーキペダル等>
ブレーキペダル51は、燃料電池車を制動する場合、運転者が踏み込むペダルであり、運転席の足元に配置されている。そして、ブレーキペダル51は、その踏み込み信号をECU60に出力するようになっている。
車速センサ52は、燃料電池車の車速を検出するセンサである。そして、車速センサ52は、検出した車速をECU60に出力するようになっている。
<ECU>
ECU60は、燃料電池システム1を電子制御する制御装置であり、CPU、ROM、RAM、各種インタフェイス、電子回路などを含んで構成されており、その内部に記憶されたプログラムに従って、各種機器を制御し、各種処理を実行するようになっている。
<ECU−アイドル停止機能>
ECU60(アイドル停止手段)は、燃料電池システム1をアイドル停止させる機能を備えている。
なお、燃料電池システム1をアイドル停止させるとは、遮断弁22を閉じて水素の供給を停止すると共に、コンプレッサ31を停止し空気の供給を停止し、電力制御器43を制御して燃料電池スタック10の発電を停止することを意味する。
<ECU−アイドル停止許可判定機能>
ECU60(アイドル停止許可判定手段)は、所定のアイドル停止条件が成立した場合、希釈器32内の水素濃度C1に基づいて、アイドル停止を許可するか否か判定する機能を備えている。
所定のアイドル停止条件が成立した場合とは、ここでは、ブレーキペダル51が所定時間(例えば10秒)継続して踏み込まれると共に、車速センサ52から入力される車速が前記所定時間継続して0(km/h)である場合である。
なお、アイドル停止中において、アクセルペダルが踏み込まれたり、車速が0を超えると、アイドル停止は解除される。
また、ECU60は、希釈器32内の現在の水素濃度C1が、第2所定濃度以下(例えば体積比で40%以下)である場合、アイドル停止を許可するように設定されている。
第2所定濃度(例えば40%)は、その後にアイドル停止し、コンプレッサ31を停止したとしても、つまり、希釈器32へのカソードオフガスの供給を停止したとしても、拡散等によって、高濃度の水素が直ちに車外に排出しないとされる濃度に設定される。
なお、現在の水素濃度C1は、水素センサ33で直接的に検出する他、例えば、パージ弁24が開かれ、水素を含むアノードオフガスが希釈器32に導入されてから、つまり前回パージから、希釈器32に導入されたカソードオフガスの積算流量に基づいても算出できる。すなわち、前回パージ後、希釈器32に導入されたカソードオフガスの積算流量が、所定積算流量以上である場合、現在の水素濃度C1は第2所定濃度以下であると判断可能である。
なお、前回パージからのカソードオフガスの積算流量は、例えば、コンプレッサ31の吐出量(L/s)とその作動時間との積により算出される。その他、配管32aに流量センサを設け、その検出値に基づいて算出することもできる。
したがって、アイドル停止条件が成立したとしても、このアイドル停止条件の成立前に、パージ弁24が開かれ、希釈器32内の水素濃度C1が第2所定濃度(例えば40%)よりも高い場合、水素濃度C1が第2所定濃度に低下するまで、アイドル停止は許可されず、待ち時間が発生することになる(図3参照)。
そして、本実施形態では、このアイドル停止が許可されるまでの待ち時間の最大時間(例えば15秒)に、後記する第2所定時間(例えば20)が近似(±5秒)するように設定されている。なお、前記待ち時間の最大時間は、コンプレッサ31の吐出量や希釈器32の希釈性能(希釈室32bの大きさ)等に依存し、事前試験等により求められる。
<ECU−アイドル停止条件成立中制御機能>
ECU60(アイドル停止条件成立中制御手段)は、アイドル停止が許可された後、アイドル停止条件が継続して成立している間において、第1固定時間にてアイドル停止する第1モード(コンプレッサ31:OFF)と、第2固定時間にてアイドル停止せず、水素及び空気を供給し、燃料電池スタック10を発電させる第2モード(コンプレッサ31:ON)と、を交互に実行させる機能を備えている。
これにより、アイドル停止の許可後、アイドル停止条件の継続成立中において、第1固定時間、第2固定時間経過毎に、第1モード、第2モードが実行される。つまり、コンプレッサ31が、第1固定時間、第2固定時間経過毎に、ON/OFFされるので、運転者が違和感を受けにくくなっている。
なお、ここでは、アイドル停止が許可された後、ECU60は、まず、第1モードを実行し、アイドル停止するように設定されている。
[第1固定時間]
第1固定時間(例えば60秒)は、事前試験等により予め定められた一定時間であって、第1モードが実行されるアイドル停止中において、希釈器32に滞留した後、拡散等によって配管32eを通り車外に排出される水素の濃度が、第1所定濃度以下(例えば体積比で2%以下)で維持される最大時間に設定される。
これにより、コンプレッサ31が停止するアイドル停止中において、第1所定濃度よりも高濃度の水素が、車外に排出されることはない。つまり、アイドル停止中の継続時間が、第1固定時間よりも長くなると、希釈器32に滞留する水素がそのまま車外に排出される虞がある。
なお、第1所定濃度(2%)は、水素に着火する虞のない濃度に設定される。
[第2固定時間]
第2固定時間(例えば20秒)は、事前試験等により予め求められた一定時間であって、仮に、アイドル停止条件が成立する前に、パージ弁24が開かれ、パージが実行された場合、そのアイドル停止条件の成立後、希釈器32内の水素濃度C1が前記した第1所定濃度となり、アイドル停止が許可されるまでの最大待ち時間(例えば15秒)に近似するように設定される。
すなわち、ここでは、アイドル停止条件の成立直前にパージ弁24が開かれた場合、前記最大待ち時間経過すれば、希釈器32内の水素濃度C1が第1所定濃度(例えば40%)に低下する構成を例示している(図3参照)。
これにより、仮に、アイドル停止条件の成立する前に、パージが実行された場合、最大待ち時間が経過するタイミングと、第2固定時間が経過するタイミングとが近似することになり、コンプレッサ31がOFFされるタイミングが、近似することになり、運転者は違和感を受けにくくなる。
なお、第2固定時間(例えば20秒)が、最大待ち時間(15秒)に近似するように設定されるとは、第2固定時間又は最大待ち時間の経過後、コンプレッサ31をOFFし、アイドル停止する場合において、運転者が、コンプレッサ31のOFFされるタイミングについて、違和感を受けない時間差内(例えば±5秒以内)に設定されることを意味する。
<ECU−パージ弁制御機能>
ECU60(パージ弁制御手段)は、アイドル停止の許可後、アイドル停止条件の継続成立中であって、第2モード(コンプレッサ31:ON)が実行されている間に、所定パージ条件が成立した場合、パージ弁24を開き、不純物を含むアノードオフガスを希釈器32に排出する機能を備えている。このように第2モードが実行されている間、つまり、コンプレッサ31が作動し、希釈器32にカソードオフガスが導入されている間のみ、パージ弁24を開くので、パージされた水素がそのまま車外に排出されることはない。
所定パージ条件が成立した場合とは、特許第3905825号公報に記載されるように、セル電圧モニタ16から入力される最低セル電圧と、基準セル電圧とに基づいて算出されたパージ弁24の開弁インターバル(閉弁するべき時間)を経過し、且つ、希釈器32内の水素濃度C1が第1所定濃度(例えば2%)以下である場合を意味する。
基準セル電圧は、燃料電池スタック10の発電が安定しているか否かの判定基準となるセル電圧であり、電流センサ44から入力される燃料電池スタック10の電流値と、温度センサ15から入力される燃料電池スタック10の温度と、に基づいて算出される。そして、現在の最低セル電圧が基準セル電圧以上である場合、燃料電池スタック10の発電が安定していると判断される。
希釈器32内の水素濃度C1が第1所定濃度以下であるか否かは、水素センサ33によって直接検出してもよいし、前回パージから現在までに希釈器32に導入されたカソードオフガスの積算流量が、所定積算流量以上である場合、第1所定濃度以下に低下したと判断する構成でもよい。
≪燃料電池システムの動作≫
次に、図2を参照して、燃料電池システム1の動作を、ECU60に設定されたプログラム(フローチャート)の流れと共に説明する。なお、初期状態において、燃料電池スタック10は、アクセル開度等(発電要求量)に基づいて、通常に発電している。また、ECU60は、後記する各ステップの処理を、所定時間経過毎に繰り返す。
ステップS101において、ECU60は、フラグ等を参照して、現在アイドル停止中であるか否か判定する。
アイドル停止中であると判定した場合(S101・Yes)、ECU60の処理はステップS108に進む。一方、アイドル停止中でないと判定した場合(S101・No)、ECU60の処理はステップS102に進む。
ステップS102において、ECU60は、アイドル停止禁止タイマを減算する。アイドル停止禁止タイマとは、アイドル停止許可後、アイドル停止条件の継続成立中において、アイドル停止しない第2モードの実行時間を計測するタイマである。なお、アイドル停止禁止タイマの初期値は0である。
ステップS103において、ECU60は、アイドル停止継続タイマに、第1固定時間(例えば60秒)をセットする。アイドル停止継続タイマとは、アイドル停止許可後、アイドル停止条件の継続成立中において、アイドル停止する第1モードの実行時間を計測するタイマである。
ステップS104において、ECU60は、所定のアイドル停止条件が成立しているか否か判定する。
アイドル停止条件は成立していると判定した場合(S104・Yes)、ECU60の処理はステップS105に進む。一方、アイドル停止条件は成立していないと判定した場合(S104・No)、ECU60の処理はステップS107に進む。
ステップS105において、ECU60は、(1)前回パージから現在までに希釈器32に導入されたカソードオフガスの積算流量が、第2所定濃度(例えば40%)以下に低下したと判断される所定積算流量以上であって、(2)アイドル停止禁止タイマが0であるか否か判定する。
なお、アイドル停止禁止タイマが0である場合とは、アイドル停止の解除後、第2固定時間経過した場合、又は、初回の場合である。
積算流量が所定積算流量以上であって、アイドル停止禁止タイマが0である場合(S105・Yes)、ECU60の処理はステップS106に進む。一方、積算流量が所定積算流量以上でない場合、又は、アイドル停止禁止タイマが0でない場合(S105・No)、ECU60の処理はステップS107に進む。
ステップS106において、ECU60は、アイドル停止を許可し、アイドル停止を開始、又は、既にアイドル停止している場合は、継続してアイドル停止する。そして、ECU60は、アイドル停止していることを、フラグ等によって記憶する。
具体的には、ECU60は、遮断弁22を閉じて、水素の供給を停止すると共に、コンプレッサ31を停止して、空気の供給を停止する。これに並行して、ECU60は、電力制御器43を制御して、燃料電池スタック10の発電を停止させる。
この他、水素及び空気の供給停止後、燃料電池スタック10を例えば所定時間にて発電(ディスチャージ)することで、内部に残留する水素、酸素を消費し、OCVを低下させた後、発電を停止する構成でもよい。
その後、ECU60の処理は、リターンを通ってスタートに戻る。
ステップS107において、ECU60は、アイドル停止を許可せず、アイドル停止を解除して燃料電池スタック10の発電を再開、又は、既にアイドル停止が解除されている場合、継続して燃料電池スタック10を発電させる。そして、ECU60は、アイドル停止していないことを、フラグ等によって記憶する。
具体的には、ECU60は、遮断弁22を開いて水素を供給し、コンプレッサ31を作動させ空気を供給すると共に、アクセル等からの発電要求量に対応して電力制御器43を制御し、燃料電池スタック10を発電させる。
その後、ECU60の処理は、リターンを通ってスタートに戻る。
ステップS108において、ECU60は、アイドル停止禁止タイマに、第2固定時間(例えば20秒)をセットする。
ステップS109において、ECU60は、アイドル停止継続タイマを減算する。
ステップS110において、ECU60は、所定のアイドル停止条件が成立しているか否か判定する。
アイドル停止条件は成立していると判定した場合(S110・Yes)、ECU60の処理はステップS111に進む。なお、この場合は、アイドル停止中であって、アイドル停止条件が継続して成立している場合である。
一方、アイドル停止条件は成立していないと判定した場合(S110・No)、ECU60の処理はステップS107に進み、アイドル停止が解除される。
ステップS111において、ECU60は、アイドル停止継続タイマが0であるか否か判定する。
アイドル停止継続タイマが0である場合(S111・Yes)、ECU60の処理はステップS107に進む。なお、この場合は、アイドル停止の開始後、第1固定時間経過した場合である。
一方、アイドル停止継続タイマが0でない場合(S111・No)、ECU60の処理はステップS106に進む。なお、この場合は、アイドル停止の開始後、第1固定時間経過していない場合である。
次に、燃料電池システム1(燃料電池車)の動作ついて、さらに具体的に説明する。
<通常走行>
燃料電池車が通常に走行している場合、ECU60の処理は、ステップS101・No、…、ステップS104・No、ステップS107の順に進み、燃料電池スタック10はアクセル開度に対応して発電する。よって、燃料電池車が通常に走行する場合、ステップS102の処理が繰り返されることになり、アイドル停止禁止タイマは0となる。
<パージ後、アイドル停止条件成立>
次に、パージ後、アイドル停止条件が成立し、その後、アイドル停止する場合について、図3を参照して説明する。
アイドル停止条件成立後(S104・Yes)、希釈器32内の水素濃度C1が第1所定濃度に低下すると(S105・Yes)、アイドル停止が許可され、アイドル停止が開始(S106)、つまり、第1モードが実行される。
その後、アイドル停止条件が成立したまま(S110・Yes)、第1固定時間が経過すると(S111・Yes)、アイドル停止が解除(S107)、つまり、燃料電池スタック10の発電が再開され、第2モードが実行される。
その後、アイドル停止条件が成立したまま(S104・Yes)、第2固定時間が経過すると(S105・Yes)、再び、アイドル停止が開始(S106)、つまり、第1モードが実行される。
このようにアイドル停止の開始後、アイドル停止条件が継続して成立している間において、アイドル停止する第1モード(コンプレッサ31:OFF)と、アイドル停止しない第2モード(コンプレッサ31:ON)とが交互に実行されることになる。
≪燃料電池システムの効果≫
このような燃料電池システム1によれば、次の効果を得る。
第1モード(コンプレッサ31:OFF)を実行する第1固定時間と、第2モード(コンプレッサ31:ON)を実行する第2固定時間とが、予め定められた一定時間であるので、アイドル停止開始後において、コンプレッサ31が一定のタイミングでON/OFFされる。これにより、燃料電池車の運転者は、アイドル停止条件が成立しているにも関わらず、コンプレッサ31がOFFされない等の違和感(不安)を受けにくくなる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、例えば次のように変更することができる。
前記した実施形態では、燃料電池システム1が燃料電池車に搭載された場合を例示したが、その他に例えば、自動二輪車、列車、船舶等の燃料電池移動体に搭載された燃料電池システムでもよい。また、家庭用の据え置き型の燃料電池システムや、給湯システムに組み込まれた燃料電池システムに、本発明を適用してもよい。
本実施形態に係る燃料電池システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る燃料電池システムに一動作例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 燃料電池システム
10 燃料電池スタック(燃料電池)
11 単セル(燃料電池)
24 パージ弁(パージ手段)
31 コンプレッサ(酸化剤ガス供給手段)
32 希釈器
60 ECU(アイドル停止手段、アイドル停止許可判定手段、アイドル停止条件成立中制御手段)
C1 希釈器内の水素濃度
C2 希釈器下流の水素濃度

Claims (2)

  1. 燃料ガス及び酸化剤ガスが供給されることで発電する燃料電池と、
    前記燃料電池から排出された燃料ガスをパージするパージ手段と、
    前記パージ手段からパージされた燃料ガスと、酸化剤ガスとを混合し、外部に排出する希釈器と、
    前記燃料電池への燃料ガス及び酸化剤ガスの供給を停止しアイドル停止するアイドル停止手段と、
    アイドル停止条件が成立した場合、前記希釈器内の燃料ガスの濃度に基づいて、前記アイドル停止手段によるアイドル停止を許可するか否かを判定するアイドル停止許可判定手段と、
    を備える燃料電池システムであって、
    前記アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した後、前記アイドル停止条件が継続して成立している間において、
    予め定められた第1固定時間の間、前記アイドル停止手段によってアイドル停止させる第1モードと、
    予め定められた第2固定時間の間、前記アイドル停止手段によってアイドル停止させず、前記燃料電池に燃料ガス及び酸化剤ガスが供給される第2モードと、
    を交互に実行するアイドル停止条件成立中制御手段を備え
    アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した場合、前記アイドル停止条件成立中制御手段は前記第1モードを先に実行し、
    前記第2固定時間は、前記アイドル停止条件が成立する前に、前記パージ手段によるパージが実行された場合において、当該アイドル停止条件の成立後、前記希釈器内の燃料ガスの濃度が第2所定濃度以下となり、前記アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可するまでの最大時間に近似した時間であり、
    前記第1固定時間は、アイドル停止中において、拡散により前記希釈器から外部に排出する燃料ガスの濃度が第1所定濃度以下で維持される最大時間である
    ことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記アイドル停止許可判定手段がアイドル停止を許可した後、前記アイドル停止条件が継続して成立している間であって、前記アイドル停止条件成立中制御手段によって、前記第2モードが実行されている間において、
    所定パージ条件が成立した場合、前記パージ手段がパージする
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
JP2008297705A 2008-11-21 2008-11-21 燃料電池システム Expired - Fee Related JP5005661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008297705A JP5005661B2 (ja) 2008-11-21 2008-11-21 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008297705A JP5005661B2 (ja) 2008-11-21 2008-11-21 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010123476A JP2010123476A (ja) 2010-06-03
JP5005661B2 true JP5005661B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=42324631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008297705A Expired - Fee Related JP5005661B2 (ja) 2008-11-21 2008-11-21 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5005661B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5409705B2 (ja) * 2011-05-25 2014-02-05 本田技研工業株式会社 燃料電池システムおよびその制御方法
JP6206375B2 (ja) * 2014-11-12 2017-10-04 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池搭載車両

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3866187B2 (ja) * 2002-11-21 2007-01-10 本田技研工業株式会社 燃料電池自動車
JP4645937B2 (ja) * 2004-05-12 2011-03-09 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム
JP5092257B2 (ja) * 2006-03-17 2012-12-05 日産自動車株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010123476A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5351651B2 (ja) 燃料電池システム
JP5155734B2 (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP2007128778A (ja) 燃料電池システム、その制御方法及びそれを搭載した車両
JP5231750B2 (ja) 燃料電池システム
EP3021404B1 (en) Fuel cell system and vehicle equipped with fuel cell
JP4456547B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムのアイドル停止許可方法
JP4814930B2 (ja) 燃料電池システム
JP5299211B2 (ja) 燃料電池システムおよびその停止方法
WO2006021866A1 (en) Fuel cell system
JP2011129377A (ja) 燃料電池システム
US9711813B2 (en) Fuel cell system and start up control method for the fuel cell system
JP2009295505A (ja) 燃料電池システム
JP5005661B2 (ja) 燃料電池システム
JP2009281262A (ja) 燃料電池システム
JP2007103224A (ja) 燃料電池システムおよびその圧力低下方法
JP5596744B2 (ja) 燃料電池システム
JP5384140B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの運転方法
JP4133614B2 (ja) 燃料電池システム
US20120225365A1 (en) Method for controlling fuel cell system
JP6198146B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP5161656B2 (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP2005129243A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池の運転方法
JP5673846B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008293756A (ja) 燃料電池システム及びその運転方法
JP5319160B2 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120523

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees