JP5005233B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
例えば、一般によく知られた「セブン機」と称されるパチンコ遊技機では、スタートチャッカー(始動チャッカー、始動入賞口ともいう)やスルーチャッカー(始動ゲートともいう)に入賞すると、乱数抽選(大当たり抽選)によって当否判定が行われる。この判定結果に基づいて、1又は複数(例えば3桁)の図柄表示領域を有する液晶表示部(図柄表示部;可変表示手段)では図柄を所定時間にわたり変動表示した後確定表示(停止表示)する。さらに、液晶表示部が大当たり図柄(例えば、「777」等の3桁のゾロ目)を確定表示すると大当たりが発生(発動)してアタッカー(大入賞口)が開放する。
上記した大当たり抽選(当否抽選)では機種毎に当選確率が予め定められている(例えば、1/300〜1/500)ので、遊技が画一化されて単調になり、次第に興趣が失われてしまう傾向がある。そこで一般には、大当たり図柄として確変大当たり図柄(例えば、「777」等の奇数のゾロ目)と通常大当たり図柄(例えば、「222」等の偶数のゾロ目)との2種類を設けることにより、遊技性を高める工夫がなされている。すなわち、通常の遊技状態(通常抽選状態)において一方の確変大当たり図柄で当選すると、大当たり終了後には大当たりの当選確率を通常抽選状態よりも高確率となる確変中の遊技状態(確変抽選状態)に設定する。また、確変抽選状態において他方の通常大当たり図柄で当選すると、大当たり終了後には大当たりの当選確率を確変抽選状態から通常抽選状態に変更する(戻す)。そして、確変抽選状態において通常大当たり図柄で当選した場合に、大当たり遊技をキャンセルして確変抽選状態を維持することによって、遊技者の興趣を損なわないようにすることも提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−127878号公報
ところで、確変抽選状態を維持すること自体は遊技者にとって有利となるが、そのために一旦当選した大当たり遊技をキャンセルすることは遊技者の利益を損なう(剥奪する)に等しく、遊技ルールの軽視につながる。したがって、特許文献1に開示された技術を現状の遊技機にそのまま採用するには難があり、遊技機規則上も許されていない。
本発明の課題は、2組の抽選結果に基づく図柄の変動表示を2箇所の図柄表示部で並行して実行するとともに、確変抽選状態と通常抽選状態とを各組に共通して設定し、図柄の変動時間を各組に関連付けて設定することにより、遊技ルールを遵守しながら遊技者の興趣を高め、利益を増大させることのできるパチンコ遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のパチンコ遊技機は、
第1始動条件の成立に伴って当否抽選を実行し、その第1抽選結果に基づき文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第1表示情報出力手段と、
その第1表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第1図柄表示部と、
第2始動条件の成立に伴って当否抽選を実行し、その第2抽選結果に基づき文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第2表示情報出力手段と、
その第2表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第2図柄表示部と、
前記第1図柄表示部での図柄変動表示と前記第2図柄表示部での図柄変動表示とを各別に独立して実行させる表示制御手段と、
前記第1抽選結果又は第2抽選結果に応じて前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部で図柄変動を開始してから停止するまでの変動時間を設定する変動時間設定手段と、
前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部において所定の確変大当たり図柄で停止表示したとき、遊技者にとって有利な特別状態である大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を通常抽選状態よりも高確率となる確変抽選状態に設定するとともに、前記いずれかの図柄表示部において所定の通常大当たり図柄で停止表示したとき、前記大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を前記通常抽選状態に設定する確率制御手段とを備え、
前記確変抽選状態において、前記変動時間設定手段は、いずれか一方の抽選結果が前記通常大当たり図柄であるとき、それに対応するいずれか一方の図柄表示部での図柄の変動時間を、他方の図柄表示部での複数の抽選結果に対応する変動時間を含む長さに設定するとともに、前記表示制御手段は、前記通常大当たり図柄を前記一方の図柄表示部に停止表示させる前に、前記通常大当たり図柄により当選したことを遊技者に報知することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明のパチンコ遊技機は、
所定の始動条件の成立に伴って当否抽選を実行する抽選手段と、
その抽選手段の抽選結果を第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分ける振分手段と、
前記第1抽選結果に基づき、文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第1表示情報出力手段と、
その第1表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第1図柄表示部と、
前記第2抽選結果に基づき文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第2表示情報出力手段と、
その第2表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第2図柄表示部と、
前記第1図柄表示部での図柄変動表示と前記第2図柄表示部での図柄変動表示とを各別に独立して実行させる表示制御手段と、
前記第1抽選結果又は第2抽選結果に応じて前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部で図柄変動を開始してから停止するまでの変動時間を設定する変動時間設定手段と、
前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部において所定の確変大当たり図柄で停止表示したとき、遊技者にとって有利な特別状態である大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を通常抽選状態よりも高確率となる確変抽選状態に設定するとともに、前記いずれかの図柄表示部において所定の通常大当たり図柄で停止表示したとき、前記大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を前記通常抽選状態に設定する確率制御手段とを備え、
前記確変抽選状態において、前記変動時間設定手段は、いずれか一方の抽選結果が前記通常大当たり図柄であるとき、それに対応するいずれか一方の図柄表示部での図柄の変動時間を、他方の図柄表示部での複数の抽選結果に対応する変動時間を含む長さに設定し、かつ前記表示制御手段は、前記通常大当たり図柄を前記一方の図柄表示部に停止表示させる前に、前記通常大当たり図柄により当選したことを遊技者に報知することを特徴とする。
このように、確変抽選状態においていずれか一方で通常大当たり図柄で当選したとき、その一方の図柄表示部での図柄の変動時間を他方の図柄表示部での複数(例えば8回)の抽選結果に対応する変動時間より長く設定する。これによって、確変抽選状態が終了する前に、他方の図柄表示部における図柄変動で大当たり(確変大当たり又は通常大当たり)に当選するチャンスを遊技者に与えることができる。その際、一旦当選した大当たり遊技をキャンセルすることはないので、遊技ルールを遵守しながら遊技者の利益を増大させることができる。
具体的には、確変抽選状態において通常大当たり図柄で当選すると、その大当たり終了後の遊技状態は当選確率の低い通常抽選状態に戻ってしまうので、遊技者は大当たりに対する期待感が薄れ落胆してしまうのが一般的である。しかし、その一方の図柄表示部での通常大当たり図柄の変動時間が他方の図柄表示部での複数回分の図柄変動時間を有するために、他方の図柄表示部での複数回分の図柄変動は当選確率の高い確変抽選状態で行われるから、遊技者は他方の図柄表示部における図柄変動で大当たりへの当選を期待できる。しかも、このとき確変大当たり図柄で当選すれば、その大当たり終了後も引き続き高確率の確変抽選状態を維持することも可能になるので、確変大当たり図柄への期待感を引き続き維持することができる。
また、通常大当たり図柄を一方の図柄表示部に停止表示させる前に、通常大当たり図柄により当選したことを遊技盤に設けられた専用の表示部や役物、あるいはいずれかの図柄表示部で遊技者に報知する。これによって、上記した他方の図柄表示部での大当たりや、確変大当たり図柄での当選を目指す意欲を遊技者に喚起することができ、遊技者の一旦落胆した気持ちを盛り上げて遊技意欲を高めることができる。
さらに、表示制御手段は、確変抽選状態において変動表示中の通常大当たり図柄が停止表示されるまでの残り時間を専用の表示部やいずれかの図柄表示部でカウントダウン表示することで遊技者に報知してもよい。これによって、遊技者は、通常大当たり図柄が停止表示されるまでに、上記した他方の図柄表示部での大当たりや、確変大当たり図柄での当選を達成したいという、これまでに経験のない緊張感を味わうことができる。
表示制御手段が、確変抽選状態においていずれか一方の図柄表示部に通常大当たり図柄を変動表示させているとき、他方の図柄表示部に確変大当たり図柄及び通常大当たり図柄のうちいずれかの大当たり図柄の変動表示を開始させる場合、
変動時間設定手段は、一方の図柄表示部で変動表示中の通常大当たり図柄の変動時間の残りが所定時間以上であるときには、その残りの変動時間より短い時間を他方の図柄表示部でこれから変動表示を開始させるいずれかの大当たり図柄の新たな変動時間として設定する一方、通常大当たり図柄の変動時間の残りが所定時間未満であるときには、その残りの変動時間より長い時間をいずれかの大当たり図柄の新たな変動時間として設定することができる。
例えば、確変抽選状態において一方の図柄表示部で通常大当たり図柄が変動表示しているときに、他方の図柄表示部で確変大当たり図柄が変動表示を開始する場合、変動表示中の通常大当たり図柄の変動時間の残りが所定時間(例えば30秒)以上であれば、変動表示を開始する確変大当たり図柄の変動時間としてその残り時間よりも短い時間(例えば10秒)が設定され、確変大当たりが先行して実行された後通常大当たりが実行され、その後通常抽選状態となる。一方、通常大当たり図柄の残り時間が所定時間未満であれば、確変大当たり図柄の変動時間としてその残り時間よりも長い時間(例えば35秒)が設定され、通常大当たりが先行して実行された後確変大当たりが実行され、その後確変抽選状態となる。このように、他方の図柄表示部で確変大当たり図柄が変動表示を開始するタイミングによって、確変大当たり及び通常大当たりの実行順序とその後の遊技状態(抽選状態)とが変動するので、遊技者に新たな興趣を喚起することができる。
表示制御手段が、確変抽選状態においていずれか一方の図柄表示部に通常大当たり図柄を変動表示させているとき、他方の図柄表示部に確変大当たり図柄の変動表示を開始させる場合、
変動時間設定手段は、その確変大当たり図柄の新たな変動時間として、(常に)一方の図柄表示部で変動表示中の通常大当たり図柄の変動時間の残りよりも長い時間を設定することができる。
例えば、確変抽選状態において一方の図柄表示部で通常大当たり図柄が変動表示しているときに、他方の図柄表示部で確変大当たり図柄が変動表示を開始する場合、変動表示中の通常大当たり図柄の変動時間の残りの長短にかかわらず、常に変動表示を開始する確変大当たり図柄の変動時間としてその残り時間(例えば30秒)よりも長い時間(例えば35秒)が設定され、必ず通常大当たりが先行して実行された後確変大当たりが実行され、その後確変抽選状態となる。このように、他方の図柄表示部で確変大当たり図柄が変動表示を開始するタイミングにかかわらず、通常大当たりの後確変大当たりが実行され、確変抽選状態への復帰が保証されるので、敗者復活(確変への復活)が約束されて連続当選(通称連チャン)が発生しやすくなる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明に係るパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図である。図1に示すパチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明のガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3には、円形状の遊技領域が形成されている。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉(遊技球;遊技媒体)は、発射ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3には釘3aが多数植設されているので、レール(図示省略)を通じて遊技盤3の遊技領域に達した玉は、それらの釘3aに弾かれながら遊技盤3の面上を落下する。なお、符号6はいずれの入賞口にも入賞しなかった玉を回収するためのアウト口を示す。
遊技盤3の中央付近には横長矩形状の液晶表示部44(擬似特別図柄表示部;可変表示手段)が配設され、この液晶表示部44は、上下2つの図柄表示領域441,442に区画(二分)されている。上側に位置する第1図柄表示領域441(第1図柄表示部)と下側に位置する第2図柄表示領域442(第2図柄表示部)とには、それぞれ複数列の図柄(例えば、3桁のアラビア数字)が液晶表示され、各種の表示演出が行われる。
液晶表示部44の下方中央部には、開閉する一対の回動翼片12a,12aを有する第1スタートチャッカー12(第1始動入賞口)が配置されている。また、第1スタートチャッカー12のすぐ下には、上方に開口する第2スタートチャッカー13(第2始動入賞口)が配置されている。これらの第1スタートチャッカー12及び第2スタートチャッカー13の下方には、第1スタートチャッカー12への入賞に基づいて実行される第1抽選、又は第2スタートチャッカー13への入賞に基づいて実行される第2抽選において、当選(大当たり)したときに開放するアタッカー14(大入賞口;可変入賞装置)が設けられている。さらに、液晶表示部44の左方には、玉が通過したとき予備抽選を行いその結果が当たりであると第1スタートチャッカー13の回動翼片12a,12aを所定時間にわたり開口させるためのスルーチャッカー11(始動ゲート)が配置されている。
なお、第1スタートチャッカー12への入賞率は、回動翼片12a,12aが閉じた状態でも第2スタートチャッカー13に比して多少高めに設計されている。予備抽選で当たりのときの回動翼片12a,12aの開放時間は、通常遊技時では短いため入賞率はさほど高くならないが、上記大当たり後の時短状態では開放時間が延長されるため入賞率はかなり高くなり入賞しやすくなる。したがって、通常時でも大当たりが発生しやすくなり、大当たり終了後の時短状態でも第1スタートチャッカー12への入賞に基づく第1抽選によって大当たりとなる割合が高くなっており、第2スタートチャッカー13への入賞に基づく第2抽選によって発生する大当たりは、おまけ的な要素となっている。
液晶表示部44の第1図柄表示領域441には、第1特別図柄記憶エリア24a(図5(b)参照)から読み出された第1抽選の結果が、上記した3桁の図柄(例えば「246」)の形で導出表示される。すなわち、第1抽選(第1スタートチャッカー12への入賞に基づく抽選)の抽選結果に応じて、各桁毎に所定時間にわたり図柄変動表示された後、所定の順(例えば、左図柄→右図柄→中図柄の順)に停止表示され、3桁の大当たり図柄又は外れ図柄が液晶表示部44の第1図柄表示領域441に確定表示される。
一方、液晶表示部44の第2図柄表示領域442には、第2特別図柄記憶エリア24b(図5(b)参照)から読み出された第2抽選の結果が、上記した3桁の図柄(例えば「357」)の形で導出表示される。すなわち、第2抽選(第2スタートチャッカー13への入賞に基づく抽選)の抽選結果に応じて、各桁毎に所定時間にわたり図柄変動表示された後、所定の順(例えば、左図柄→右図柄→中図柄の順)に停止表示され、3桁の大当たり図柄又は外れ図柄が液晶表示部44の第2図柄表示領域442に確定表示される。このように、第1抽選に基づく第1図柄表示領域441での図柄変動表示と、第2抽選に基づく第2図柄表示領域442での図柄変動表示とは、各別に独立して実行される。
また、液晶表示部44の右斜め下方(第1スタートチャッカー12の右方)には、特別図柄表示部45(可変表示手段)と特別図柄保留表示部46とが上下に配設されている。一方、液晶表示部44の左斜め下方(第1スタートチャッカー12の左方)には、普通図柄表示部47と普通図柄保留表示部48とが上下に配設されている。これらの表示部45,46,47,48はそれぞれ遊技盤3の左右周辺部に配設され、液晶表示部44に比べて表示面積が小さい。
図2に示すように、特別図柄表示部45は、複数(例えば2桁)のセグメント表示領域で構成されている。各セグメント表示領域は、左側に配置され第1大当たり抽選(第1抽選)の抽選結果を表示する第1特別図柄表示部451(図柄表示領域)と、右側に配置され第2大当たり抽選(第2抽選)の抽選結果を表示する第2特別図柄表示部452(図柄表示領域)とを構成する。第1特別図柄表示部451(第2特別図柄表示部452)は、7つのセグメントを個々に点灯させて数字を表わす7セグメント方式に形成され、第1抽選結果(第2抽選結果)を変動表示中は全セグメントを点滅させ、所定時間後に停止表示させる。このとき、図2(b)のようにセンターバーのみ点灯すれば落選図柄(外れ図柄)であることを示し、図2(c)のように0〜9の数字(例えば「7」)を点灯すれば当選図柄(大当たり図柄)であることを表わす。
第1特別図柄表示部451と第2特別図柄表示部452とは、同時に変動表示(全セグメント点滅)することがあり、同時に変動表示しているときにいずれか一方が当選図柄で停止表示すると、他方はその図柄に対応する遊技の実行が終了するまで変動表示を続行(継続)する。第1抽選と第2抽選でともに大当たりに当選したときに同時に大当たりが発生してしまうと、遊技者が大当たり2回分の利益を得られない可能性があるため、一方で大当たりになったときは他方の変動タイマを停止(中断)し、その大当たりが終了してから変動タイマを再開することで遊技者が損をすることのないようにしてある。
このように、液晶表示部44と特別図柄表示部45とは、いずれも大当たり抽選の抽選結果を大当たり図柄(当選図柄)又は外れ図柄(落選図柄)で確定表示する点において共通する。ただし、液晶表示部44は、主として演出表示を分担する擬似的な(ダミーの)可変表示手段として機能する一方、特別図柄表示部45は、主として抽選結果報知を分担する正規の可変表示手段として機能する。このように、液晶表示部44と特別図柄表示部45とで機能分担することにより、演出の多様化を図ることができる。
また、特別図柄保留表示部46は、複数(例えば4個)のLED表示領域を有する。このうち左側2個のLED表示領域461a,461bは、第1特別図柄表示部451に対応して第1抽選の保留数を表わす第1特別図柄保留表示部461を構成する。一方、右側2個のLED表示領域462a,462bは、第2特別図柄表示部452に対応して第2抽選の保留数を表わす第2特別図柄保留表示部462を構成する。
第1図柄表示領域441(第1特別図柄表示部451)の図柄変動中において第1スタートチャッカー12に入賞があったとき、第1特別図柄保留表示部461のLED表示領域461a,461bが第1抽選の保留数を二進数方式によって表わす。具体的には、第1スタートチャッカー12に玉が1個入賞すると、領域461aが橙色に点灯し領域461bが消灯して保留数1個を表わす。以下、領域461aが橙色に点灯し領域461bが橙色に点灯して保留数2個、領域461aが橙色に点滅し領域461bが橙色に点灯して保留数3個、領域461aが橙色に点滅し領域461bが橙色に点滅して保留数4個、をそれぞれ表わす。一方、第1図柄表示領域441(第1特別図柄表示部451)の図柄変動が開始されるたびにLED表示領域461a,461bの保留情報(抽選結果)を順送りし、保留数が1個ずつ少なく表示される。このように、消灯・点灯・点滅を組み合わせることによってLED2個で保留数4個までの表示を可能にしている。
なお、第2図柄表示領域442(第2特別図柄表示部452)の図柄変動中に第2スタートチャッカー13に入賞があったときの保留数の加算表示、及び第2図柄表示領域442(第2特別図柄表示部452)の図柄変動が開始されるときの保留数の減算表示についても、LED表示領域462a,462bを用いて同様に行われる。
図3に示すように、普通図柄表示部47は、1又は複数(例えば1個)のLED表示領域で構成されている。この普通図柄表示部47においては、玉がスルーチャッカー11を通過したときに行われる予備抽選の結果に応じ、LED発光色を切換表示(例えば緑色と橙色とを交互切換)することによって図柄変動表示を行った後、当たりの場合には一方の色(例えば緑色)で確定表示(停止表示)し、外れの場合には他方の色(例えば橙色)で確定表示(停止表示)する。
普通図柄表示部47の図柄変動中においてスルーチャッカー11を玉が通過したとき、普通図柄保留表示部48のLED表示領域48a,48bが予備抽選の保留数を二進数方式によって表わす。具体的には、スルーチャッカー11を玉が1個通過すると、普通図柄保留表示部48の領域48aが橙色に点灯し領域48bが消灯して保留数1個を表わす。以下、領域48aが橙色に点灯し領域48bが橙色に点灯して保留数2個、領域48aが橙色に点滅し領域48bが橙色に点灯して保留数3個、領域48aが橙色に点滅し領域48bが橙色に点滅して保留数4個、をそれぞれ表わす。一方、普通図柄表示部47の図柄変動が開始されるたびにLED表示領域48a,48bの保留情報(抽選結果)を順送りし、保留数が1個ずつ少なく表示される。このように、消灯・点灯・点滅を組み合わせることによってLED2個で保留数4個までの表示を可能にしている。
図4は、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を概略的に示すブロック図である。この遊技制御装置20は遊技盤3の背面側に配置される。図4に示すように、遊技制御装置20は、メイン基板21(主制御部)、表示制御基板26(表示制御部;第1表示情報出力手段;第2表示情報出力手段)、音声制御基板27(音声制御部;音声情報出力手段)、ランプ制御基板28(ランプ制御部)、払出制御基板29(賞球制御部)及び発射制御基板30(発射制御部)を含むものとして構成されている。各基板が個別にCPUやメモリを備える構成が一般的であるが、図4では省略されている。また、各基板には、電源回路部35にて生成された所定電圧の電力がメイン基板21を介して供給されている。
メイン基板21は、演算装置であるCPU22(第1抽選手段;第2抽選手段;大当たり発生手段;表示制御手段;音声制御手段;振分手段;確率制御手段;変動時間設定手段)と、各種プログラム23a〜23lや通常大当たり判定テーブル23m、確変大当たり判定テーブル23n等(図5(a)参照)が予め記憶された読み取り専用記憶装置であるROM23と、読み書き可能な主記憶装置でありワークエリアとして使用されるRAM24と、入出力ポート25とを備えており、これらはバス(図示せず)を介して相互に接続されている。
表示制御基板26は、メイン基板21より入力される表示制御信号に応じて図柄表示情報を作成・出力し、液晶表示部44に画像を表示させるための処理(制御)を実行する。音声制御基板27は、メイン基板21より入力される音声制御信号に応じて音声情報を作成・出力し、スピーカ40(アンプを含む;図1参照)より音声を出力させる。ランプ制御基板28は、メイン基板21より入力されるランプ制御信号に応じてランプ類41(図1参照)の点滅を制御する。払出制御基板29は、メイン基板21より入力される賞球信号に応じて払出装置42を制御する。これにより、遊技者(玉払出皿)に対して所定量の賞球が払い出される。発射制御基板30は、遊技者による発射ハンドル5(図1参照)の操作に基づいて、メイン基板21より入力される発射信号に応じて発射装置43を作動させる。なお、メイン基板21(CPU22)から出力される表示制御信号により、特別図柄表示部45、特別図柄保留表示部46、普通図柄表示部47及び普通図柄保留表示部48が駆動制御される。
メイン基板21には、スルーチャッカー11に付設されたゲート通過検出器31、第1スタートチャッカー12に付設された第1始動入賞検出器32、第2スタートチャッカー13に付設された第2始動入賞検出器33、アタッカー14に付設された大入賞検出器34からの玉検知信号がそれぞれ入力されている(図1参照)。各検出器31,32,33,34は、有接点式または無接点式のセンサ(スイッチ)により構成することができる。
一方、始動入賞口として構成されている第1スタートチャッカー12の開閉は、メイン基板21からの出力信号により、第1チャッカー用ソレノイド36の励磁/非励磁が切り換えられることにより実現される。また、可変入賞装置として構成されているアタッカー14の開閉は、メイン基板21からの出力信号により、アタッカー用ソレノイド37の励磁/非励磁が切り換えられることにより実現される。
ここで、図1〜図4を用いて、パチンコ遊技機1における遊技の流れ(遊技盤3上での遊技状態の変化)について概要を説明する。玉がスルーチャッカー11に入球(ゲート通過)してゲート通過検出器31で検知されると、予備抽選が実行され、普通図柄表示部47に抽選結果を表示する。予備抽選の結果が当たりであると、普通図柄表示部47のLEDを緑色に点灯(停止表示)させるとともに、第1チャッカー用ソレノイド36の励磁により回動翼片12a,12aが所定時間(例えば0.5秒間)にわたり開口して、第1スタートチャッカー12に入賞し易くなる。
玉が第1スタートチャッカー12に入賞して第1始動入賞検出器32で検知されると、通常大当たり判定テーブル23m又は確変大当たり判定テーブル23n(図5(a)参照)を用いた第1抽選(内部抽選)が行われる。この第1抽選において外れ判定がなされると、特別図柄表示部45の第1特別図柄表示部451(図柄表示領域)において、所定時間にわたり図柄が変動表示された後、1桁の落選図柄(図2(b)参照)が確定表示(停止表示)され、図柄の変動動作は終了する。また、この第1抽選において大当たり判定(第1大当たり)がなされると、第1特別図柄表示部451において、所定時間にわたり図柄が変動表示された後、1桁の当選図柄(図2(c)参照)が確定表示(停止表示)され、「第1大当たり状態(特別遊技状態)」となる。
そして、アタッカー用ソレノイド37の励磁によりアタッカー14が開放され、玉がきわめて入り易い状況をもたらす。アタッカー14の開放は、大入賞検出器34による所定数(例えば10個)の入賞検知又は所定時間(例えば25秒間)の経過を1ラウンドとして所定ラウンド回数(例えば最高15回)まで繰り返されるので、このような第1大当たり状態の間に遊技者は多数の賞球を得ることができる。
以上の遊技の流れとは別に、玉が第2スタートチャッカー13に入賞して第2始動入賞検出器33で検知されると、通常大当たり判定テーブル23m又は確変大当たり判定テーブル23n(図5(a)参照)を用いた第2抽選(内部抽選)が行われる。この第2抽選において外れ判定がなされると、特別図柄表示部45の第2特別図柄表示部452(図柄表示領域)において、所定時間にわたり図柄が変動表示された後、1桁の落選図柄(図2(b)参照)が確定表示(停止表示)され、図柄の変動動作は終了する。また、この第2抽選において大当たり判定(第2大当たり)がなされると、第2特別図柄表示部452において、所定時間にわたり図柄が変動表示された後、1桁の当選図柄(図2(c)参照)が確定表示(停止表示)され、「第2大当たり状態(特別遊技状態)」となる。
そして、アタッカー用ソレノイド37の励磁によりアタッカー14が開放され、玉がきわめて入り易い状況をもたらす。アタッカー14の開放は、大入賞検出器34による所定数(例えば10個)の入賞検知又は所定時間(例えば25秒間)の経過を1ラウンドとして所定ラウンド回数(例えば最高15回)まで繰り返されるので、このような第2大当たり状態の間に遊技者は多数の賞球を得ることができる。
なお、液晶表示部44の第1図柄表示領域441においては、第1抽選結果が表示されるようになっている。第1図柄表示領域441に表示されている第1抽選において外れ判定がなされると、第1特別図柄表示部451の変動動作に同期して、各桁毎に図柄が変動表示された後、3桁の外れ図柄(例えば、「246」等のバラケ目)が確定表示(停止表示)される。また、第1図柄表示領域441に表示されている第1抽選において大当たり判定(第1大当たり)がなされると、第1特別図柄表示部451の変動動作に同期して、各桁毎に図柄が変動表示された後、3桁の大当たり図柄(例えば、「777」等のゾロ目)が確定表示(停止表示)され、「第1大当たり状態」となる。
また、液晶表示部44の第2図柄表示領域442においては、第2抽選結果が表示されるようになっている。第2図柄表示領域442に表示されている第2抽選において外れ判定がなされると、第2特別図柄表示部452の変動動作に同期して、各桁毎に図柄が変動表示された後、3桁の外れ図柄(例えば、「357」等のバラケ目)が確定表示(停止表示)される。また、第2図柄表示領域442に表示されている第2抽選において大当たり判定(第2大当たり)がなされると、第2特別図柄表示部452の変動動作に同期して、各桁毎に図柄が変動表示された後、3桁の大当たり図柄(例えば、「777」等のゾロ目)が確定表示(停止表示)され、「第2大当たり状態」となる。
図4において、CPU22は、第1スタートチャッカー12への始動入賞に応じて大当たりか外れかの第1抽選を実行する、第1抽選手段としての機能、及び第2スタートチャッカー13への始動入賞に応じて大当たりか外れかの第2抽選を実行する、第2抽選手段としての機能を有している。また、CPU22は、第1抽選又は第2抽選の判定結果に応じて大当たりを発動する、大当たり発生手段としての機能を有している。さらに、CPU22は、第1特別図柄表示部451における第1特別図柄の変動表示と第2特別図柄表示部452における第2特別図柄の変動表示とをそれぞれ独自に実行させる、表示制御手段としての機能を有している。この表示制御手段は、液晶表示部44の図柄表示領域において、図柄を変動表示及び停止表示する指示を行う。
そして、CPU22は、第1抽選結果又は第2抽選結果に応じて、液晶表示部44又は特別図柄表示部45で図柄変動を開始してから停止するまでの変動時間を設定する、変動時間設定手段としての機能を有している。さらに、CPU22は、いずれかの特別図柄表示部451,452において確変大当たり図柄で停止表示したとき、大当たりの終了後、両特別図柄表示部451,452に共通して大当たりの当選確率を通常抽選状態よりも高確率となる確変抽選状態に設定し、通常大当たり図柄で停止表示したとき、大当たりの終了後、両特別図柄表示部451,452に共通して大当たりの当選確率を通常抽選状態に設定する、確率制御手段としての機能を有している。
そして、RAM24には、第1特別図柄(第1抽選の抽選結果)、第2特別図柄(第2抽選の抽選結果)、普通図柄(予備抽選の抽選結果)を記憶しておくための記憶エリア24a,24b,24c(図5(b)参照)がそれぞれ設けられている。また、RAM24には、第1特別図柄表示部451での図柄の変動時間を計測するための第1変動タイマ24dと、第2特別図柄表示部452での図柄の変動時間を計測するための第2変動タイマ24eとが設けられている(図5(b)参照)。
また、液晶表示部44は、第1抽選手段及び第2抽選手段(CPU22)による第1抽選及び第2抽選の抽選結果に基づいて各桁の図柄を所定時間にわたり変動表示した後停止表示することにより、大当たり図柄又は外れ図柄を確定表示する、可変表示手段としての機能を有している。さらに、特別図柄表示部45は、第1抽選手段及び第2抽選手段(CPU22)による第1抽選及び第2抽選の抽選結果に基づいて図柄を所定時間にわたり変動表示した後停止表示することにより、当選図柄又は落選図柄を確定表示する、可変表示手段としての機能を有している。
次に、パチンコ遊技機1の制御について、図6〜図16に示すフローチャートに従って説明する。図6〜図16のフローチャートは、図5(a)のROM23に格納されたプログラム23b〜23lにそれぞれ対応している。
まず、図6の第1始動入賞検知処理を示すフローチャートでは、S1にて第1始動入賞検出器32が第1スタートチャッカー12への始動入賞を検知したかを確認する。入賞検知の場合(S1でYES)、S2にて第1特別図柄の保留数(第1特別図柄記憶エリア24aの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。第1特別図柄の保留数が3個以下であれば(S2でNO)、S3にて第1抽選を実行し、S4にてS3の第1抽選結果を記憶し、S5にて賞球払出指示を行ってリターンする。なお、第1特別図柄の保留数が4個に達している場合(S2でYES)には、S5にて賞球払出指示を行ってリターンする。また、第1始動入賞検出器32が始動入賞を検知していない場合(S1でNO)には直ちにリターンする。
続いて、図7の第2始動入賞検知処理を示すフローチャートでは、S11にて第2始動入賞検出器33が第2スタートチャッカー13への始動入賞を検知したかを確認する。入賞検知の場合(S11でYES)、S12にて第2特別図柄の保留数(第2特別図柄記憶エリア24bの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。第2特別図柄の保留数が3個以下であれば(S12でNO)、S13にて第2抽選を実行し、S14にてS13の第2抽選結果を記憶し、S15にて賞球払出指示を行ってリターンする。なお、第2特別図柄の保留数が4個に達している場合(S12でYES)には、S15にて賞球払出指示を行ってリターンする。また、第2始動入賞検出器33が始動入賞を検知していない場合(S11でNO)には直ちにリターンする。
具体的には、例えば、通常(抽選)状態での当選確率が第1抽選(図6のS3)及び第2抽選(図7のS13)においてともに1/400となるように通常大当たり判定テーブル23m(図5(a)参照)が設定されている。同様に、確変(抽選)状態での当選確率が第1抽選(図6のS3)及び第2抽選(図7のS13)においてともに1/40となるように確変大当たり判定テーブル23n(図5(a)参照)が設定されている。このように、第1抽選と第2抽選の当選確率を等しく設定しているので、両判定テーブル23m,23nを共用することができる。その際、第1大当たり図柄及び第2大当たり図柄において、確変大当たり図柄を111,333,555,777の4種、通常大当たり図柄(非確変大当たり図柄)を222,444,666の3種とし、振分率を確変大当たり図柄60%、通常大当たり図柄40%に設定している。
また、確変(抽選)状態終了後には、両図柄の変動表示動作が通算(合計)100回に達するまで、時短状態(通常抽選状態の一部を構成する)となるように設定されている。具体的には、普通図柄の変動時間を通常時の30秒から時短中は1秒に短縮し、第1スタートチャッカー12の回動翼片12a,12aの開放時間を通常時の0.5秒×1回から時短中は1.8秒×3回に拡大する。なお、普通図柄の当たり確率は127/128の高確率に設定されている。
次に、図8の第1特別図柄の呼出処理を示すフローチャートでは、S21にて第1特別図柄の保留数(第1特別図柄記憶エリア24aの記憶数)が1個以上あるかを確認する。第1特別図柄の保留があれば(S21でYES)、S22にて第1特別図柄の変動表示中であるかを確認する。第1特別図柄の変動表示中でなければ(S22でNO)、S23にて大当たりフラグがONであるかを判定する。第1大当たり、第2大当たりともに発動されていなければ(S23でNO)、S24にて第1抽選のうち最古の抽選結果を呼び出し、S25の第1特別図柄の変動処理サブルーチン(図9)を実行してリターンする。なお、第1特別図柄の保留がない場合(S21でNO)、第1特別図柄の変動表示中の場合(S22でYES)、及び大当たりフラグがONである場合(S23でYES)には、それぞれ直ちに(第1特別図柄の変動処理サブルーチンを実行せずに)リターンする。つまり、保留がない場合、先の図柄変動が行われている場合、及び大当たり中の場合には、新たな図柄変動は開始しないようになっている。
そして、図9の第1特別図柄の変動処理サブルーチンを示すフローチャートでは、S251aにて、確変フラグがONであるかを判定する。なお、確変フラグは確変大当たり図柄で大当たりになると、その大当たり終了時にONとなる(図14のS50a)。確変フラグがOFFであれば(S251aでNO)、S251bにて、S24(図8)で呼び出した最古の第1抽選結果を通常大当たり判定テーブル23m(図5(a)参照)で判定し、第1停止図柄を決定する。一方、確変フラグがONであれば(S251aでYES)、S251cにて、S24(図8)で呼び出した最古の第1抽選結果を確変大当たり判定テーブル23n(図5(a)参照)で判定し、第1停止図柄を決定する。これらの第1停止図柄の決定後、S252にて第1変動時間の決定処理サブルーチン(図10)を実行する。
さらに、S253にて、第1特別図柄表示部451において図柄変動を開始するとともに第1変動タイマ24dの作動を開始する。次に、S254にて第1変動時間が経過したかをチェックする。第1変動時間が経過していれば(S254でYES)、S255にて図柄変動を停止し、S256にて第1停止図柄が大当たり図柄と一致するかを判定する。第1停止図柄が大当たり図柄と一致すれば(S256でYES)、S257にて大当たりフラグをONにし、S257aにて確変フラグがONであるかを判定する。確変フラグがONであれば(S257aでYES)、S257bにて確変フラグをOFFにしてリターンする。一方、確変フラグがOFFであれば(S257aでNO)直ちにリターンする。なお、第1停止図柄が大当たり図柄と一致しなければ(S256でNO)直ちにリターンする。
一方、第1変動時間が経過していなければ(S254でNO)、S258にて大当たりフラグがONになっているかをチェックする。大当たりフラグがONである場合には(S258でYES)、S259にて第1変動タイマ24dの作動(計時)を停止(中断)し、第2大当たりの発動中は第1特別図柄の変動表示を継続する。第2大当たりの発動が終了して大当たりフラグがOFFになれば(S260でYES)、S261にて第1変動タイマ24dの作動(計時)を再開してS253の次に戻る。当初から大当たりフラグがOFFである場合には(S258でNO)、直ちにS253の次に戻る。
そして、図10の第1変動時間の決定処理サブルーチンを示すフローチャートでは、S2521にて、確変フラグがONであるか(すなわち確変抽選状態であるか)をチェックする。確変フラグがONであれば(S2521でYES)、S2522にて、S24(図8)で呼び出した最古の第1抽選結果が大当たりであるかを確認する。第1抽選結果が大当たりであれば(S2522でYES)、S2523にて第2特別図柄が通常大当たり図柄の変動中であるかをチェックし、通常大当たり図柄の変動中であれば(S2523でYES)、S2524にて第2特別図柄の変動時間が30秒以上残っているかを確認する。第2特別図柄の変動時間の残りが30秒以上の場合には(S2524でYES)、S2525にて第1変動タイマ24dにセットする第1変動時間を10秒に決定してリターンする。一方、第2特別図柄の変動時間の残りが30秒未満の場合には(S2524でNO)、S2526にて第1変動タイマ24dにセットする第1変動時間を抽選により35〜60秒のいずれかに決定してリターンする。
また、第2特別図柄が通常大当たり図柄の変動中でなければ(S2523でNO)、S2527にて、S24(図8)で呼び出した最古の第1抽選結果が通常大当たりであるかを確認する。第1抽選結果が通常大当たりであれば(S2527でYES)、S2528にて第1変動タイマ24dにセットする第1変動時間を90秒に決定してリターンする。一方、第1抽選結果が確変大当たりであれば(S2527でNO)、S2529にて第1変動タイマ24dにセットする第1変動時間を抽選により10〜60秒のいずれかに決定してリターンする。なお、確変フラグがOFFである場合(S2521でNO)、及びS24(図8)で呼び出した最古の第1抽選結果が外れである場合(S2522でNO)には、S2530にて、抽選結果、保留数、遊技状態に応じて第1変動時間を抽選により決定してリターンする。このとき、保留数が多いほど短い第1変動時間を選択する。また、確変中、時短中は通常よりもさらに短い第1変動時間を選択する。
続いて、図11の第2特別図柄の呼出処理を示すフローチャートでは、S31にて第2特別図柄の保留数(第2特別図柄記憶エリア24bの記憶数)が1個以上あるかを確認する。第2特別図柄の保留があれば(S31でYES)、S32にて第2特別図柄の変動表示中であるかを確認する。第2特別図柄の変動表示中でなければ(S32でNO)、S33にて大当たりフラグがONであるかを判定する。第1大当たり、第2大当たりともに発動されていなければ(S33でNO)、S34にて第2抽選のうち最古の抽選結果を呼び出し、S35の第2特別図柄の変動処理サブルーチンを実行してリターンする。なお、第2特別図柄の保留がない場合(S31でNO)、第2特別図柄の変動表示中の場合(S32でYES)、及び大当たりフラグがONである場合(S33でYES)には、それぞれ直ちに(第2特別図柄の変動処理サブルーチンを実行せずに)リターンする。つまり、保留がない場合、先の図柄変動が行われている場合、及び大当たり中の場合には、新たな図柄変動は開始しないようになっている。
そして、図12の第2特別図柄の変動処理サブルーチンを示すフローチャートでは、S351aにて、確変フラグがONであるかを判定する。なお、確変フラグは確変大当たり図柄で大当たりになると、その大当たり終了時にONとなる(図14のS50a)。確変フラグがOFFであれば(S351aでNO)、S351bにて、S34(図11)で呼び出した最古の第2抽選結果を通常大当たり判定テーブル23m(図5(a)参照)で判定し、第2停止図柄を決定する。一方、確変フラグがONであれば(S351aでYES)、S351cにて、S34(図11)で呼び出した最古の第2抽選結果を確変大当たり判定テーブル23n(図5(a)参照)で判定し、第2停止図柄を決定する。これらの第2停止図柄の決定後、S352にて第2変動時間の決定処理サブルーチン(図13)を実行する。
さらに、S353にて、第2特別図柄表示部452において図柄変動を開始するとともに第2変動タイマ24eの作動を開始する。次に、S354にて第2変動時間が経過したかをチェックする。第2変動時間が経過していれば(S354でYES)、S355にて図柄変動を停止し、S356にて第2停止図柄が大当たり図柄と一致するかを判定する。第2停止図柄が大当たり図柄と一致すれば(S356でYES)、S357にて大当たりフラグをONにし、S357aにて確変フラグがONであるかを判定する。確変フラグがONであれば(S357aでYES)、S357bにて確変フラグをOFFにしてリターンする。一方、確変フラグがOFFであれば(S357aでNO)直ちにリターンする。なお、第2停止図柄が大当たり図柄と一致しなければ(S356でNO)直ちにリターンする。
一方、第2変動時間が経過していなければ(S354でNO)、S358にて大当たりフラグがONになっているかをチェックする。大当たりフラグがONである場合には(S358でYES)、S359にて第2変動タイマ24eの作動(計時)を停止(中断)し、第1大当たりの発動中は第2特別図柄の変動表示を継続する。第1大当たりの発動が終了して第1大当たりフラグがOFFになれば(S360でYES)、S361にて第2変動タイマ24eの作動(計時)を再開してS353の次に戻る。当初から大当たりフラグがOFFである場合には(S358でNO)、直ちにS353の次に戻る。
そして、図13の第2変動時間の決定処理サブルーチンを示すフローチャートでは、S3521にて、確変フラグがONであるか(すなわち確変抽選状態であるか)をチェックする。確変フラグがONであれば(S3521でYES)、S3522にて、S34(図11)で呼び出した最古の第2抽選結果が大当たりであるかを確認する。第2抽選結果が大当たりであれば(S3522でYES)、S3523にて第1特別図柄が通常大当たり図柄の変動中であるかをチェックし、通常大当たり図柄の変動中であれば(S3523でYES)、S3524にて第1特別図柄の変動時間が30秒以上残っているかを確認する。第1特別図柄の変動時間の残りが30秒以上の場合には(S3524でYES)、S3525にて第2変動タイマ24eにセットする第2変動時間を10秒に決定してリターンする。一方、第1特別図柄の変動時間の残りが30秒未満の場合には(S3524でNO)、S3526にて第2変動タイマ24eにセットする第2変動時間を抽選により35〜60秒のいずれかに決定してリターンする。
また、第1特別図柄が通常大当たり図柄の変動中でなければ(S3523でNO)、S3527にて、S34(図11)で呼び出した最古の第2抽選結果が通常大当たりであるかを確認する。第2抽選結果が通常大当たりであれば(S3527でYES)、S3528にて第2変動タイマ24eにセットする第2変動時間を90秒に決定してリターンする。一方、第2抽選結果が確変大当たりであれば(S3527でNO)、S3529にて第2変動タイマ24eにセットする第2変動時間を抽選により10〜60秒のいずれかに決定してリターンする。なお、確変フラグがOFFである場合(S3521でNO)、及びS34(図11)で呼び出した最古の第2抽選結果が外れである場合(S3522でNO)には、S3530にて、抽選結果、保留数、遊技状態に応じて第2変動時間を抽選により決定してリターンする。このとき、保留数が多いほど短い第2変動時間を選択する。また、確変中、時短中は通常よりもさらに短い第2変動時間を選択する。
次に、図14の大当たり処理を示すフローチャートは、第1大当たりと第2大当たりとに共通して適用され、S41にて大当たりフラグがONであるかを確認する。S257(図9)やS357(図12)で大当たりフラグをONにした場合には(S41でYES)大当たりを発動させ、S42にて大当たりのラウンド数が15(継続可能ラウンド数)に達しているか否かをチェックする。ラウンド数が15未満であれば(S42でYES)、S43にてラウンド数をインクリメント(+1)し、S44にてアタッカー14を開放する。アタッカー14の開放状態は大入賞検出器34が入賞可能個数10個を検知したとき(S45でYES)、又は開放状態が25秒経過したとき(S46でYES)に終了し、S47にてアタッカー14を閉鎖してリターンする。なお、大当たりフラグがOFFであれば(S41でNO)直ちにリターンする。
一方、ラウンド数が15に達しているときには(S42でNO)、S48にてラウンド数をリセットし、S49にて大当たりフラグをOFFにして大当たりの発動を終了し、S50にてその大当たりが確変大当たり図柄での大当たりであったかを判定する。その大当たりが確変図柄での大当たりであれば(S50でYES)、S50aにて確変フラグをONにしてリターンする。一方、その大当たりが確変大当たり図柄での大当たりでなければ(S50でNO)直ちにリターンする。なお、大当たりの発動時にアタッカー14への入賞に対する賞球(1入賞当たりの払出個数)を、例えば15個に設定できる。
そして、図15の第1表示出力処理を示すフローチャートは、S51にて電源がONされると常時循環作動するものであり、電源ONに伴いS52にて第1待機表示情報を出力する。S53にて第1特別図柄の変動処理サブルーチン(図9)が開始されたかを確認し、変動処理が開始されていれば(S53でYES)、S54にて第1変動表示情報を出力する(図19(b)参照)。S54aにて第1変動時間が90秒に設定されているか、続いてS54bにて第1変動時間の残りが60秒以下であるかをそれぞれチェックし、ともに満たせば(S54aでYES,S54bでYES)、S54cにて通常大当たりの確定表示と第1変動時間のカウントダウン表示とを液晶表示部44に出力する。
次いで、S55にて第1特別図柄の変動処理が終了しているかを確認し、終了していれば(S55でYES)S56にてさらに第1特別図柄の停止図柄が大当たり図柄と一致したかをチェックする。大当たり図柄であれば(S56でYES)、S57にて第1大当たり表示情報を出力する(図19(g)参照)。次にS58にて大当たり処理が終了しているかを確認し、終了していれば(S58でYES)S53に戻り、終了していなければ(S58でNO)S57に戻る。
また、図16の第2表示出力処理を示すフローチャートも、S61にて電源がONされると常時循環作動するものであり、電源ONに伴いS62にて第2待機表示情報を出力する。S63にて第2特別図柄の変動処理サブルーチン(図12)が開始されたかを確認し、変動処理が開始されていれば(S63でYES)、S64にて第2変動表示情報を出力する(図19(c)参照)。S64aにて第2変動時間が90秒に設定されているか、続いてS64bにて第2変動時間の残りが60秒以下であるかをそれぞれチェックし、ともに満たせば(S64aでYES,S64bでYES)、S64cにて通常大当たりの確定表示と第2変動時間のカウントダウン表示とを液晶表示部44に出力する(図19(e)参照)。
次いで、S65にて第2特別図柄の変動処理が終了しているかを確認し、終了していれば(S65でYES)S66にてさらに第2特別図柄の停止図柄が大当たり図柄と一致したかをチェックする。大当たり図柄であれば(S66でYES)、S67にて第2大当たり表示情報を出力する。次にS68にて大当たり処理が終了しているかを確認し、終了していれば(S68でYES)S63に戻り、終了していなければ(S68でNO)S67に戻る。
なお、図15、図16に記載された各「表示情報」(ただし、待機表示情報を除く)には、音声制御基板27で作成される効果音等の「音声情報」をそれぞれ付加してスピーカ40から出力するので、一層の臨場感を付与することができる。
次に、図17、図18に示すタイムチャートと図19に示す表示例とを用いて、特別図柄の呼出処理及び変動処理をさらに具体的に説明する。図17のT1では、確変抽選状態において、第2特別図柄(第2抽選)で通常大当たり図柄に当選し、第2変動時間が90秒に設定されて(図13のS3528)、変動表示が開始される(図19(c)参照)。第2特別図柄(第2図柄表示領域442)では所定のリーチ演出の後、T2(通常大当たり図柄の停止表示60秒前;図16のS64b)で「通常大当たり確定」の表示と「図柄停止まで1:00(60秒前の意)」のカウントダウン表示が出力される(図19(e)参照)。
T3(通常大当たり図柄の停止表示30秒以上前)では、第1特別図柄(第1抽選)で確変大当たり図柄に当選し、第1変動時間が10秒に設定されて(図10のS2525)その変動表示が開始される。T4(T3から10秒後)では、第1特別図柄(第1図柄表示領域441)に確変大当たり図柄(「777」)が停止表示され(図19(f)参照)、大当たりが開始される(図19(g)参照)。その大当たり終了後も確変抽選状態が継続する(図19(h)参照)。T5で第2特別図柄(第2図柄表示領域442)に通常大当たり図柄が停止表示され、大当たりが開始される。その大当たり終了後は通常抽選状態(時短中)に変更される。
図18のT1では、確変抽選状態において、第2特別図柄(第2抽選)で通常大当たり図柄に当選し、第2変動時間が90秒に設定されて(図13のS3528)、変動表示が開始される(図19(c)参照)。第2特別図柄(第2図柄表示領域442)では所定のリーチ演出の後、T2(通常大当たり図柄の停止表示60秒前;図16のS64b)で「通常大当たり確定」の表示と「図柄停止まで1:00(60秒前の意)」のカウントダウン表示が出力される(図19(e)参照)。
T3(通常大当たり図柄の停止表示30秒前を経過)では、第1特別図柄(第1抽選)で確変大当たり図柄に当選し、第1変動時間が35秒に設定されて(図10のS2526)その変動表示が開始される。T4では、第2特別図柄(第2図柄表示領域442)に通常大当たり図柄が停止表示され、大当たりが開始される。その大当たり終了後は通常抽選状態(時短中)に変更される。T5で第1特別図柄(第1図柄表示領域441)に確変大当たり図柄が停止表示され、大当たりが開始される。その大当たり終了後は再び確変抽選状態となる。
このように、確変抽選状態において、第1特別図柄(第1図柄表示領域441)又は第2特別図柄(第2図柄表示領域442)で通常大当たりに当選したとき、その変動時間として十分に長い時間を設定することで、その通常大当たりが発生するまでに他方の特別図柄を何回か変動表示する機会を提供する。さらに、その他方の特別図柄で確変大当たりに当選したとき、その確変大当たり図柄が変動表示を開始するタイミングによって、確変大当たり及び通常大当たりの実行順序とその後の遊技状態(抽選状態)とが変動する。したがって、これらにより遊技者に新たな興趣を喚起することができる。
(変形例)
図20及び図21に図10及び図13の変形例を示す。この変形例では、図20のS2524’において、これから変動を開始する第1抽選結果が通常大当たりであれば(S2524’でYES)、S2525にてその第1変動時間を10秒に決定し、確変大当たりであれば(S2524’でNO)、S2526’にてその第1変動時間を通常大当たりとなる第2特別図柄の変動時間の残りよりも長い時間に決定する。また、図21のS3524’において、これから変動を開始する第2抽選結果が通常大当たりであれば(S3524’でYES)、S3525にてその第2変動時間を10秒に決定し、確変大当たりであれば(S3524’でNO)、S3526’にてその第2変動時間を通常大当たりとなる第1特別図柄の変動時間の残りよりも長い時間に決定する。
これによって、確変抽選状態において、第1特別図柄(第1図柄表示領域441)又は第2特別図柄(第2図柄表示領域442)で通常大当たりに当選したとき、その変動時間として十分長い時間を設定することで、その通常大当たりが発生するまでに他方の特別図柄を何回か変動表示する機会を提供する。さらに、その他方の特別図柄で確変大当たりに当選したとき、その確変大当たり図柄が変動表示を開始するタイミングにかかわらず、通常大当たりの後確変大当たりが実行され、確変抽選状態への復帰が保証されるので、敗者復活(確変への復活)が約束されて連続当選(通称連チャン)が発生しやすくなる。したがって、これらにより遊技者に新たな興趣を喚起することができる。
(実施例2)
図22の始動入賞検知処理を示すフローチャートは、実施例1で説明した図6の第1始動入賞検知処理と図7の第2始動入賞検知処理とを統合した形態で表わされている。すなわち、この実施例(図22)では、第1スタートチャッカー12(第1始動入賞口)と第2スタートチャッカー13(第2始動入賞口)とのいずれかに玉が入賞すると始動条件が成立し(図1参照)、単一の抽選手段による当否抽選(内部抽選)が実行される。さらにその抽選結果は、入賞したスタートチャッカー12,13に対応する第1保留(第1特別図柄記憶エリア24a)又は第2保留(第2特別図柄記憶エリア24b)に振り分けて記憶される(図5(b)参照)。このようにして、CPU22(図4参照)は、抽選結果を第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分ける振分手段としても機能している。
具体的には、図22のS301にて、いずれかのスタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)が始動入賞を検知したかを確認する。いずれかで入賞検知の場合(S301でYES)、S302にていずれのスタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)が入賞検知したかをチェックする。第1スタートチャッカー12(第1始動入賞検出器32)での入賞検知であれば(S302でYES)、S303にて第1特別図柄の保留数(第1特別図柄記憶エリア24aの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。一方、第2スタートチャッカー13(第2始動入賞検出器33)での入賞検知であれば(S302でNO)、S304にて第2特別図柄の保留数(第2特別図柄記憶エリア24bの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。
そして、第1特別図柄の保留数が3個以下の場合(S303でNO)、及び第2特別図柄の保留数が3個以下の場合(S304でNO)には、S305にて内部抽選を実行し、S306にて抽選がいずれのスタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)での入賞検知であったのかを再確認して抽選結果の記憶先を振り分ける。このとき、第1スタートチャッカー12(始動入賞検出器32)での入賞検知に基づく抽選であれば(S306でYES)、S307にてS305の抽選結果を第1抽選結果として第1特別図柄記憶エリア24aに記憶し、S309にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。他方、第2スタートチャッカー13(第2始動入賞検出器33)での入賞検知に基づく抽選であれば(S306でNO)、S308にてS305の抽選結果を第2抽選結果として第2特別図柄記憶エリア24bに記憶し、S309にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。
なお、第1特別図柄の保留数が4個に達している場合(S303でYES)、及び第2特別図柄の保留数が4個に達している場合(S304でYES)には、S309にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。また、両スタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)ともに始動入賞を検知していない場合(S301でNO)には直ちにリターンする。
この実施例において、図22に続く処理は図8〜図16(実施例1)と同様に実行されるため、説明を省略する。
(実施例3)
図23の始動入賞検知処理を示すフローチャートは、実施例1で説明した図6の第1始動入賞検知処理と図7の第2始動入賞検知処理とを統合した形態で表わされている。すなわち、この実施例(図23)では、第1スタートチャッカー12(第1始動入賞口)と第2スタートチャッカー13(第2始動入賞口)とのいずれかに玉が入賞すると始動条件が成立し(図1参照)、単一の抽選手段による当否抽選(内部抽選)が実行される。さらにその抽選結果は、入賞したスタートチャッカー12,13とは無関係に第1保留(第1特別図柄記憶エリア24a)と第2保留(第2特別図柄記憶エリア24b)とに交互に振り分けて記憶される(図5(b)参照)。このようにして、CPU22(図4参照)は、抽選結果を第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分ける振分手段としても機能している。
具体的には、図23のS401にて、いずれかのスタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)が始動入賞を検知したかを確認する。いずれかで入賞検知の場合(S401でYES)、S402にて内部抽選を実行し、S403にて保留フラグが「1」・「2」のいずれに設定(切替)されているかを確認して抽選結果の記憶先を交互に振り分ける。
このとき、保留フラグが「1」に設定(切替)されていれば(S403でYES)、S404にて第1特別図柄の保留数(第1特別図柄記憶エリア24aの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。第1特別図柄の保留数が3個以下であれば(S404でNO)、S405にてS402の抽選結果を第1抽選結果として第1特別図柄記憶エリア24aに記憶し、S406にて保留フラグを「2」に変更した後、S407にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。なお、第1特別図柄の保留数が4個に達している場合(S404でYES)には、S402の抽選結果は放棄され、S407にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。
他方、保留フラグが「2」に設定(切替)されていれば(S403でNO)、S408にて第2特別図柄の保留数(第2特別図柄記憶エリア24bの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。第2特別図柄の保留数が3個以下であれば(S408でNO)、S409にてS402の抽選結果を第2抽選結果として第2特別図柄記憶エリア24bに記憶し、S410にて保留フラグを「1」に変更した後、S407にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。なお、第2特別図柄の保留数が4個に達している場合(S408でYES)には、S402の抽選結果は放棄され、S407にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。また、両スタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)がともに始動入賞を検知していない場合(S401でNO)には直ちにリターンする。
この実施例において、図23に続く処理は図8〜図16(実施例1)と同様に実行されるため、説明を省略する。
(実施例4)
図24の始動入賞検知処理を示すフローチャートは、実施例1で説明した図6の第1始動入賞検知処理と図7の第2始動入賞検知処理とを統合した形態で表わされている。すなわち、この実施例(図24)では、第1スタートチャッカー12(第1始動入賞口)と第2スタートチャッカー13(第2始動入賞口)とのいずれかに玉が入賞すると始動条件が成立し(図1参照)、単一の抽選手段による当否抽選(内部抽選)が実行される。さらにその抽選結果は、共通の保留として記憶される。つまり、この実施例では第1特別図柄記憶エリア24aと第2特別図柄記憶エリア24b(図5(b)参照)とのうちの一方を省略できる。
そして、図25の特別図柄の呼出処理を示すフローチャートは、実施例1で説明した図8の第1特別図柄の呼出処理と図11の第2特別図柄の呼出処理とを統合した形態で表わされている。すなわち、この実施例(図25)では、保留された抽選結果に基づく図柄表示情報が、第1特別図柄と第2特別図柄のうち変動表示の開始が可能な表示部(第1特別図柄表示部451又は第2特別図柄表示部452)に振り分け出力される。このようにして、CPU22(図4参照)は、抽選結果を第1抽選結果に基づく第1図柄表示情報と第2抽選結果に基づく第2図柄表示情報とに振り分ける振分手段としても機能している。
具体的には、図24のS501にて、いずれかのスタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)が始動入賞を検知したかを確認する。いずれかで入賞検知の場合(S501でYES)、S502にて内部抽選を実行し、S503にて特別図柄の保留数(特別図柄記憶エリアの記憶数)が4個に達しているか否かを判定する。特別図柄の保留数が3個以下であれば(S503でNO)、S504にてS502の抽選結果を特別図柄記憶エリアに記憶し、S505にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。なお、特別図柄の保留数が4個に達している場合(S503でYES)には、S502の抽選結果は放棄され、S505にて所定数(例えば3個)の賞球払出指示を行ってリターンする。また、両スタートチャッカー12,13(始動入賞検出器32,33)ともに始動入賞を検知していない場合(S501でNO)には直ちにリターンする。
次に、図25のS521にて、特別図柄の保留数(特別図柄記憶エリアの記憶数)が1個以上あるかを確認する。特別図柄の保留があれば(S521でYES)、S522にて第1特別図柄と第2特別図柄とがともに変動表示中であるかを確認する。両特別図柄のうち少なくとも一方の特別図柄が変動表示中でなければ(S522でNO)、S523にて大当たりフラグがONであるかを判定する。第1大当たり、第2大当たりともに発動されていなければ(S523でNO)、S524にて最古の抽選結果を呼び出し、S525にて第1特別図柄の変動表示中であるかを確認する。第1特別図柄が変動表示中でなければ(S525でNO)、S25の第1特別図柄の変動処理サブルーチン(図9参照)を実行してリターンする。なお、第1特別図柄が変動表示中であれば(S525でYES)、S35の第2特別図柄の変動処理サブルーチン(図12参照)を実行してリターンする。
また、特別図柄の保留がない場合(S521でNO)、第1特別図柄と第2特別図柄とがともに変動表示中の場合(S522でYES)、及び大当たりフラグがONである場合(S523でYES)には、それぞれ直ちに(いずれの変動処理サブルーチンも実行せずに)リターンする。つまり、保留がない場合、両図柄変動が行われている場合、及び大当たり中の場合には、新たな図柄変動は開始しないようになっている。
この実施例において、図25に続く処理は図14〜図16(実施例1)と同様に実行されるため、説明を省略する。
ところで、本実施例には次のような変形を加えてもよい。
(1)大当たり発生時に変動中の特別図柄の抽選結果が外れのときには、大当たり発生時又は大当たり中に変動表示を終了してもよい。これによって、大当たり終了後に最初から新たに抽選した図柄の変動表示から開始できる。
(2)大当たり発生時に変動中の特別図柄について、大当たり発生と同時に変動タイマを停止し、大当たり終了後に新たに変動タイマを設定しなおすようにしてもよい。これにより大当たり終了後の図柄変動の変動時間が毎回同じになる。
(3)抽選手段や表示制御手段は、始動入賞口や可変表示手段に対応して互いに独立したものであってもよい。
(4)第1特別図柄に当選して発生する大当たり(第1大当たり)と、第2特別図柄に当選して発生する大当たり(第2大当たり)とを異ならせてもよい。異ならせる態様としては、例えば、
・大当たりによって開放される可変入賞口;
・可変入賞口の開放回数;
・可変入賞口への入賞可能個数;
・可変入賞口への入賞に対する賞球数;
・大当たり終了後の確変状態及び/又は時短状態の継続回数;
等のうち少なくとも一つを選択できる。
(5)実施例1では、第1抽選と第2抽選の当選確率を同じにしたが、大当たり判定テーブルを複数備えて、各抽選が異なる大当たり判定テーブルを参照するようにすることで、第1抽選と第2抽選の当選確率を異なるようにしてもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図。 図1の遊技盤の特別図柄表示部及び特別図柄保留表示部を拡大して示す説明図。 図1の遊技盤の普通図柄表示部及び普通図柄保留表示部を拡大して示す説明図。 図1のパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 図4に示すメイン基板のROM及びRAMの概念図。 第1始動入賞検知処理を示すフローチャート。 図6に続いて第2始動入賞検知処理を示すフローチャート。 図7に続いて第1特別図柄の呼出処理を示すフローチャート。 図8における第1特別図柄の変動処理サブルーチンを示すフローチャート。 図9における第1変動時間の決定処理サブルーチンを示すフローチャート。 図8に続いて第2特別図柄の呼出処理を示すフローチャート。 図11における第2特別図柄の変動処理サブルーチンを示すフローチャート。 図12における第2変動時間の決定処理サブルーチンを示すフローチャート。 図11に続いて大当たり処理を示すフローチャート。 図14に続いて第1表示出力処理を示すフローチャート。 図15に続いて第2表示出力処理を示すフローチャート。 図8〜図13に示す特別図柄の呼出処理及び変動処理の一例を説明するタイムチャート。 図8〜図13に示す特別図柄の呼出処理及び変動処理の他の例を説明するタイムチャート。 液晶表示部への表示例を示す説明図。 図10の変形例を示すフローチャート。 同様に図13の変形例を示すフローチャート。 抽選結果を第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分けて記憶する場合に、始動入賞検知処理の一例を示すフローチャート。 抽選結果を第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分けて記憶する場合に、始動入賞検知処理の他の例を示すフローチャート。 抽選結果を共通記憶し、第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分けて出力する場合に、始動入賞検知処理の一例を示すフローチャート。 図24に続いて特別図柄の呼出処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 遊技盤(遊技領域)
12 第1スタートチャッカー(第1始動入賞口)
13 第2スタートチャッカー(第2始動入賞口)
14 アタッカー(大入賞口;可変入賞装置)
21 メイン基板
22 CPU(第1抽選手段;第2抽選手段;大当たり発生手段;表示制御手段;音声制御手段;振分手段;確率制御手段;変動時間設定手段)
26 表示制御基板(第1表示情報出力手段;第2表示情報出力手段)
44 液晶表示部(擬似特別図柄表示部;可変表示手段)
441 第1図柄表示領域(第1図柄表示部)
442 第2図柄表示領域(第2図柄表示部)
45 特別図柄表示部(可変表示手段)
451 第1特別図柄表示部
452 第2特別図柄表示部
46 特別図柄保留表示部
461 第1特別図柄保留表示部
462 第2特別図柄保留表示部

Claims (5)

  1. 第1始動条件の成立に伴って当否抽選を実行し、その第1抽選結果に基づき文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第1表示情報出力手段と、
    その第1表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第1図柄表示部と、
    第2始動条件の成立に伴って当否抽選を実行し、その第2抽選結果に基づき文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第2表示情報出力手段と、
    その第2表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第2図柄表示部と、
    前記第1図柄表示部での図柄変動表示と前記第2図柄表示部での図柄変動表示とを各別に独立して実行させる表示制御手段と、
    前記第1抽選結果又は第2抽選結果に応じて前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部で図柄変動を開始してから停止するまでの変動時間を設定する変動時間設定手段と、
    前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部において所定の確変大当たり図柄で停止表示したとき、遊技者にとって有利な特別状態である大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を通常抽選状態よりも高確率となる確変抽選状態に設定するとともに、前記いずれかの図柄表示部において所定の通常大当たり図柄で停止表示したとき、前記大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を前記通常抽選状態に設定する確率制御手段とを備え、
    前記確変抽選状態において、前記変動時間設定手段は、いずれか一方の抽選結果が前記通常大当たり図柄であるとき、それに対応するいずれか一方の図柄表示部での図柄の変動時間を、他方の図柄表示部での複数の抽選結果に対応する変動時間を含む長さに設定するとともに、前記表示制御手段は、前記通常大当たり図柄を前記一方の図柄表示部に停止表示させる前に、前記通常大当たり図柄により当選したことを遊技者に報知することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 所定の始動条件の成立に伴って当否抽選を実行する抽選手段と、
    その抽選手段の抽選結果を第1抽選結果と第2抽選結果とに振り分ける振分手段と、
    前記第1抽選結果に基づき、文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第1表示情報出力手段と、
    その第1表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第1図柄表示部と、
    前記第2抽選結果に基づき文字、数字等の図柄の変動表示及び停止表示に関する図柄表示情報を生成・出力する第2表示情報出力手段と、
    その第2表示情報出力手段で生成・出力される図柄表示情報に基づき図柄を変動表示した後停止表示する第2図柄表示部と、
    前記第1図柄表示部での図柄変動表示と前記第2図柄表示部での図柄変動表示とを各別に独立して実行させる表示制御手段と、
    前記第1抽選結果又は第2抽選結果に応じて前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部で図柄変動を開始してから停止するまでの変動時間を設定する変動時間設定手段と、
    前記第1図柄表示部又は第2図柄表示部において所定の確変大当たり図柄で停止表示したとき、遊技者にとって有利な特別状態である大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を通常抽選状態よりも高確率となる確変抽選状態に設定するとともに、前記いずれかの図柄表示部において所定の通常大当たり図柄で停止表示したとき、前記大当たりの終了後、各図柄表示部に共通してその大当たりの当選確率を前記通常抽選状態に設定する確率制御手段とを備え、
    前記確変抽選状態において、前記変動時間設定手段は、いずれか一方の抽選結果が前記通常大当たり図柄であるとき、それに対応するいずれか一方の図柄表示部での図柄の変動時間を、他方の図柄表示部での複数の抽選結果に対応する変動時間を含む長さに設定し、かつ前記表示制御手段は、前記通常大当たり図柄を前記一方の図柄表示部に停止表示させる前に、前記通常大当たり図柄により当選したことを遊技者に報知することを特徴とするパチンコ遊技機。
  3. 前記表示制御手段は、前記確変抽選状態において変動表示中の前記通常大当たり図柄が停止表示されるまでの残り時間を遊技者に報知する請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記表示制御手段が、前記確変抽選状態においていずれか一方の図柄表示部に前記通常大当たり図柄を変動表示させているとき、他方の図柄表示部に前記確変大当たり図柄及び通常大当たり図柄のうちいずれかの大当たり図柄の変動表示を開始させる場合、
    前記変動時間設定手段は、前記一方の図柄表示部で変動表示中の前記通常大当たり図柄の変動時間の残りが所定時間以上であるときには、その残りの変動時間より短い時間を前記他方の図柄表示部でこれから変動表示を開始させる前記いずれかの大当たり図柄の新たな変動時間として設定する一方、前記通常大当たり図柄の変動時間の残りが所定時間未満であるときには、その残りの変動時間より長い時間を前記いずれかの大当たり図柄の新たな変動時間として設定する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記表示制御手段が、前記確変抽選状態においていずれか一方の図柄表示部に前記通常大当たり図柄を変動表示させているとき、他方の図柄表示部に前記確変大当たり図柄の変動表示を開始させる場合、
    前記変動時間設定手段は、その確変大当たり図柄の新たな変動時間として、前記一方の図柄表示部で変動表示中の前記通常大当たり図柄の変動時間の残りよりも長い時間を設定する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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