JP5004816B2 - 撮像装置および制御方法 - Google Patents

撮像装置および制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5004816B2
JP5004816B2 JP2008026906A JP2008026906A JP5004816B2 JP 5004816 B2 JP5004816 B2 JP 5004816B2 JP 2008026906 A JP2008026906 A JP 2008026906A JP 2008026906 A JP2008026906 A JP 2008026906A JP 5004816 B2 JP5004816 B2 JP 5004816B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
light
occupancy
image data
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008026906A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008219880A5 (ja
JP2008219880A (ja
Inventor
康嘉 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008026906A priority Critical patent/JP5004816B2/ja
Publication of JP2008219880A publication Critical patent/JP2008219880A/ja
Publication of JP2008219880A5 publication Critical patent/JP2008219880A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5004816B2 publication Critical patent/JP5004816B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/16Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with both the intensity of the flash source and the distance of the flash source from the object, e.g. in accordance with the "guide number" of the flash bulb and the focusing of the camera
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/61Control of cameras or camera modules based on recognised objects
    • H04N23/611Control of cameras or camera modules based on recognised objects where the recognised objects include parts of the human body
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/675Focus control based on electronic image sensor signals comprising setting of focusing regions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/74Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the scene brightness using illuminating means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • H04N23/635Region indicators; Field of view indicators

Description

本発明は撮像装置および撮像方法に関し、更に詳しくは、撮影した画像から被写体を検出することのできる撮像装置及び撮像方法に関する。
従来、デジタルカメラにおいて、撮像して得られた画像データに基づいて自動的に露出を決定する自動露出制御機能を備えた撮像装置がある。自動露出制御の為に行われる測光方式として、例えば、画面全体を考慮して行う測光や、画面内の測光領域を複数のブロックに分割し、各ブロックの測光を行う多分割測光がある。他にも、画面の中央部に重点を置いて測光を行う中央重点測光や、画面の中央部の任意の範囲のみ測光するスポット測光などがある。
また、主被写体の輝度が適正になるようにするために、ユーザーに主被写体が存在するエリアを指示させ、指示されたエリアの輝度に合わせて露出を調節するものがある。更に、撮像して得られた画像データの中から形状解析等の手法によって主被写体として例えば顔を自動的に検出し、検出された顔が適正な露出になるように、露出制御を行うカメラが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このカメラでは、画面全体の輝度が適正でも、顔がアンダーであれば場合は画面全体を明るくし、顔がオーバーな場合は画面全体を暗くする(特許文献1の図7参照)。また、フラッシュ撮影時においても、テスト発光して得た画像から顔を検出し、顔領域が適正な露出になるように露出制御を行うカメラも提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2003‐107555号公報 特開2004‐184508号公報
しかしながら、上記特許文献1及び2に開示されている方法では、フラッシュ撮影を行う場合に、顔が適正な輝度になるように照射光量を制御(明るさの調節)ができないことがあった。
図9は、従来の2段式のシャッタボタンの操作に伴ってフラッシュ撮影を行った場合に、顔が適正な輝度になるように照射光量を制御できなかった場合の例を示す図である。
図9(a)は、フラッシュの照射光量を決定するためのプリ発光時に得られる画像において、顔が白とびして検出できなかった場合を示している。先ず、シャッタボタンが半押し(SW1ON)されると、露出・焦点制御の為に画像IM1Pを1枚撮像し、撮像した画像IM1Pから顔を検出する。ここで検出した顔が暗く、フラッシュによる明るさの調節が必要であると判断され、引き続いてシャッタボタンが全押し(SW2ON)されると、本撮影に先だってプリ発光を行って画像IM2Pを撮像する。この画像IM2Pで、顔が白とびした場合には、顔を検出することができないために顔が適正輝度となるような照射光量を算出することができず、フラッシュを本発光させて得られた画像IM3Pの顔が暗くなってしまうことがあった。
また、図9(b)は、SW1ON時に得られた画像で顔検出を行い、顔領域をその検出した領域に固定した場合を示している。先ず、SW1ONに伴って画像IM4Pを1枚撮像し、撮像した画像IM4Pから顔を検出し、この検出した顔の領域を、以降の露出制御を含む各制御に用いる領域として固定する。ここで検出した顔が暗く、フラッシュによる明るさの調節が必要であると判断され、引き続いてSW2ONとなると、本撮影に先だってプリ発光を行って画像IM5Pを撮像する。ここで、画像IM4Pを撮像してから画像IM5Pを撮像するまでの間に撮影画角が変化し、固定された顔領域に顔が存在し無くなってしまったものとする。その場合、その固定された顔領域の画像信号を基にして照射光量を設定すると、フラッシュを本発光させて得られた画像IM6Pの顔が明るくなり過ぎてしまうことがあった。また、被写体が動いた場合にも同様の問題が起きることがあった。
上記問題を解決するために、本発明にかかる撮像装置は、発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置であって、撮像して画像データを取得する撮像手段と、前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定手段と、前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記発光手段を発光させたときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて前記発光手段の照射光量を演算する演算手段と、を有することを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明にかかる撮像装置は、発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置であって、撮像して画像データを取得する撮像手段と、本撮影処理を実行させるための操作を受け付ける操作手段と、前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定手段と、前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記操作手段により前記操作を受け付けた後の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて、前記発光手段の照射光量を演算する演算手段と、を有することを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明にかかる撮像装置の制御方法は、撮像して画像データを取得する撮像手段を有し、発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、決定手段が、前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定ステップと、演算手段が、前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記発光手段を発光させたときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて、前記発光手段の照射光量を演算する演算ステップと、を有することを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明にかかる撮像装置の制御方法は、撮像して画像データを取得する撮像手段と、本撮影処理を実行させるための操作を受け付ける操作手段と、を有し、発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、決定手段が、前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定ステップと、演算手段が、前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記操作手段により前記操作を受け付けた後の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて、前記発光手段の照射光量を演算する演算ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、様々な撮影条件下において、所望の被写体が適正輝度になるように照射光量を制御することが可能になる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを用いた場合について説明する。図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。
101は操作部であり、デジタルカメラ100の操作者が各種指示を入力するために操作するスイッチやボタンなどにより構成されている。操作部101にはシャッタボタンも含まれており、このシャッタボタンが半押しされた状態では、撮影準備を指示するSW1がONとなり、操作部101から制御部102に通知される。また、シャッタボタンが全押しされるとSW2がONとなり、操作部101から制御部102に通知される。
102は制御部であり、図1に示すデジタルカメラ100の各部の動作を制御するものであり、操作部101からの指示に応じて各部を制御する。
103はCCDやCMOSセンサに代表される撮像素子、108aはレンズである。図1では便宜上1枚のレンズにより表しているが、実際には、フォーカスレンズを含む複数のレンズから構成されている。また、109aは露出機構で、メカニカルシャッタを含む。撮像素子103はレンズ108a及び露出機構109aを介して入射する光を受け、その光量に応じた電荷を出力する。
A/D変換部104は、撮像素子103から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号を出力する。
画像処理部105は、A/D変換部104から出力されたデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのデジタル画像信号を出力する。例えば、A/D変換部104から受けたデジタル画像信号をYUV画像信号に変換して出力する。画像処理部105は、更に、プリ発光時の画像と非発光時の画像との差分をとることによりプリ発光による反射光データを算出することで被写体切り出しも行う。
106は顔検出部、108はレンズ108aのフォーカスレンズを制御することにより焦点調節を行うAF処理部、109は露出機構109aを制御することにより露出を制御するAE処理部である。
顔検出部106は、画像処理部105から出力されたデジタル画像信号が示す画像から主被写体として人の顔の領域を検出し、この領域に係る情報を制御部102に通知する。なお、顔の領域を検出する際に、画像処理部105の被写体切り出し結果を利用することもできる。制御部102はこの顔の領域に係る情報を受けると、画像において検出された人の顔の領域に合焦するようにAF処理部108に指示すると共に、この人の顔の領域の露出が適正となるようにAE処理部109に指示する。制御部102からの指示に基づいて、AF処理部108はレンズ108aに含まれるフォーカスレンズの位置などを制御すると共に、AE処理部109は露出機構109aを制御する。
また、制御部102がフラッシュが必要と判断した場合には、EF処理部110に、フラッシュオンを指示する。EF処理部110は、フラッシュオンの指示を受けると、フラッシュ部111を制御し、発光させる。
表示部107は、小型液晶画面などにより構成されており、画像処理部105による処理済みの画像データに従った画像を表示する。
記録形式変換部112は、画像処理部105から出力されたデジタル画像信号(画像データ)の記録形式をJPEGなどの記録形式に変換し、画像記録部113に出力するものである。画像記録部113は、記録形式変換部112から受けた記録形式変換済みの画像データを、デジタルカメラ100内の不図示のメモリや、デジタルカメラ100に挿入されている外部メモリなどに記録する処理を行う。
外部接続部114は、デジタルカメラ100をPC(パーソナルコンピュータ)やプリンタといった外部装置に接続するためのインターフェースとして機能する。
<第1の実施形態>
次に、上記構成を有するデジタルカメラ100の本第1の実施形態における動作について説明する。
図2は本実施形態のデジタルカメラ100の撮像モードにおける主ルーチンのフローチャートであり、操作部101に含まれる電源スイッチがONされ、撮像モードが選択されている場合に実行される。
電源スイッチがONの状態では、デジタルカメラ100を構成する各部に電源が供給されると露出機構109aに含まれるシャッタが開き、撮像素子103には、レンズ108a、露出機構109aを介して光が入射する。この状態で、ステップS11において撮像処理を行う。ここでは先ず、撮像素子103を露光して、電子シャッタ制御により所定時間蓄積した電荷を読み出し、A/D変換部104にアナログ画像信号として出力する。A/D変換部104は、撮像素子103から出力されたアナログ画像信号に対して、サンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として画像処理部105に出力する。画像処理部105はこのデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行う。画像処理されたデジタル画像信号は不図示のメモリに一時的に格納される。
次に、ステップS12において、メモリに記憶されたデジタル画像信号を読み出して表示部107に表示する(スルー表示)。このように、所定フレームレートで順次得られた画像信号を逐次表示部107に表示することで、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現することができる。
メモリに記憶されたデジタル画像信号を表示部107に表示すると共に、同じ画像信号を用いて公知の方法で測光処理を行って露出値を求めると共に、焦点調節処理を行う(ステップS13)。なお、ステップS12及びS13の処理順は特に限られるものではなく、何れが先であっても平行して行っても構わない。また、顔検出を行って、顔に露出及び焦点を合わせる場合には、例えば、特許文献1及び2に記載された方法を用いることができる。
そして、操作部101に含まれるシャッタボタンの状態を調べる。シャッタボタンが押されておらず、SW1がOFFであれば(ステップS14でOFF)、ステップS11に戻って上記処理を繰り返す。なお、繰り返しの際のステップS11における撮像処理では、ステップS13で求めた露出値を用いて撮像を行う。この時、制御部102はメモリから露出値を読み出し、読み出した露出値に基づいてAE処理部109を制御する。AE処理部109は、この制御部102からの指示に基づいて露出機構109aを制御する。
一方、SW1がONであればステップS15に進み、本撮影の準備を行う。撮影準備中、先ずステップS15において、直前のステップS13で求めた露出値を用いてステップS11と同様の撮像を行い、次のステップS16において得られた画像をステップS12と同様にスルー表示する。また、ステップS17において、顔検出部106により撮像した画像から顔検出を行い、検出した顔領域の大きさ及び位置(顔情報a)を不図示のメモリに記憶しておく。また、ステップS17で得られた顔情報aに応じて、ステップS18において測光及び焦点調節処理を行う。また、ステップS18における測光処理の結果、必要であればフラッシュ・フラグをセットし、フラッシュの設定も行う。なお、フラッシュを発光するか否かの判断は、測光の結果に基づいて行わなくても良く、例えば、操作部101を用いて予め設定するようにしても良い。また周囲の暗さを検知して自動的に判断するようにしても良い。
ステップS18の測光及び焦点調節処理を終えると、ステップS19に進んでSW2の状態を判断し、SW2がOFFであればステップS14に戻り、ここでSW1がONであればステップS15〜S18の上記処理を繰り返す。SW1がON時の2回目以降のルーチンでは、ステップS18で求めた測光結果(露出値)を用いてステップS15の撮像を行う。ステップS14でさらにSW1もOFFと判断されると、ステップS11に戻る。一方、SW2がONであれば(ステップS19でON)、ステップS20に進む。
SW2ONによる撮影指示後、ステップS20では、本撮影で用いる照射光量の算出を行い、ステップS21において本撮影処理を実行する。なお、ステップS20における照射光量算出処理及びステップS21における本撮影処理の詳細は、図3及び図4を参照してそれぞれ後述する。
本撮影処理が終了するとステップS22に進み、制御部102は、メモリに書き込まれた画像データを読み出して、各種画像処理を行う現像処理を実行する。更に、記録形式変換部112により所定の記録形式に変換した後、画像記録部113により、不図示の記録媒体或いはメモリへ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(ステップS22)。このステップS22における記録処理の詳細は図5を用いて後述する。
記録処理(ステップS22)が終了すると、制御部102はSW2の状態を判断し(ステップS23)、SW2がOFFとなるのを待ち、OFFになるとステップS14に戻る。
次に、図2のステップS20で行われる照射光量演算処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップS101において、フラッシュ・フラグを調べることによりフラッシュ撮影を行うか否かを判断する。フラッシュ撮影を行わない場合には、照射光量を求める必要が無いのでこのまま処理を終了し、図2のステップS21に進む。
一方、フラッシュ撮影を行う場合には、ステップS17で不図示のメモリ記憶しておいた顔情報a(顔領域aの大きさ及び位置)を読み出す(ステップS102)。次に、フラッシュ部111によるプリ発光を行って撮像し(ステップS103)、得られた画像から被写体の切り出しを行うと共に、顔領域b(被写体部分)の大きさ及び位置(顔情報b)を取得する(ステップS104)。なお、ここでは、上述したように画像処理部105においてプリ発光時の画像と非発光時の画像との差分をとることによりプリ発光による反射光データを算出することで被写体切り出しを行う。また、被写体切り出しの結果に基づき、顔領域の大きさや、その位置等(顔情報b)を求める。なお、顔情報に基づいて表示用の検出枠の設定が行われる。
次に、顔情報aと顔情報bとの比較(顔情報aを取得した検出枠内において、顔領域bが、その検出枠内にどの程度の割合で存在しているか)を行う。そして、検出枠内におけるそれぞれの被写体の占有率を求める(ステップS105)。
占有率に変化が無いとみなせる(略一致する)場合(数%程度の誤差は許容)には(ステップS106でYES)、顔情報aが示す顔領域を照射範囲として設定し、この照射範囲が適正輝度となるように照射光量を演算する(ステップS107)。なお、「適正輝度」とは、暗すぎず、明るすぎない輝度の概念を指し、具体的にはステップS107において、予め設定された輝度の範囲となるように照射光量を演算する。以下、「適正輝度」となるように照射光量を演算する処理とは、予め設定された輝度の範囲となるように照射光量を演算する処理のことを指す。
占有率に変化があった場合には(ステップS106でNO)、占有率の一致度αを算出する(ステップS108)。なお、占有率の一致度αは、それぞれの被写体の占有率に基づき算出する。
求めた一致度αを閾値Thと比較し(ステップS109)、閾値Thより小さかった場合には顔領域が大きく動いていると判断する。そして、顔情報aの情報を用いず、フラッシュ被写体切り出しにより得られた被写体の反射光データに基づいて照射光量を演算する(ステップS112)。
一方、一致度αが閾値Th以上(閾値以上)である場合には顔領域があまり動いていない、つまり横方向へはあまり動かず撮影者に対して近づいてくる、遠ざかっているのいずれかであると判断する。そして、顔情報aと顔情報bから本撮影時の顔領域の位置を推測し(ステップS110)、推測した顔領域が適正輝度となるような照射光量を算出する(ステップS111)。なお、顔領域の推測方法としては、顔情報aと顔情報bが示す顔領域の位置の単位時間当たりの動き量と、顔領域の大きさの単位時間当たりの変化量と、プリ発光から本発光までの時間とにより、顔領域の位置及び大きさを求める。
このように、プリ発光時とその前に撮像された画像における顔領域に基づいて照射光量を求めることにより、顔領域が変化している場合であっても顔領域の輝度が適正となる照射光量を求めることが可能となる。
次に、図2のステップS21で行われる本撮影処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。
制御部102は、ステップS18で取得し、不図示のメモリに格納された露出値を読み出し、AE処理部109により、露出機構109aの絞りを読み出した露出値に対応する絞り値に応じてシャッタを開放する(ステップS41)。そして、撮像素子103の露光を開始する(ステップS42)。なお、シャッタの開放の直前または直後に撮像素子103のリセットを行って、不要電荷を掃き捨てる。
ステップS43で、フラッシュ・フラグがセットされているかをチェックしてフラッシュが必要か否かを判断する。フラッシュの発光を行う場合には、制御部102はEF処理部110を制御し、ステップS20で演算された照射光量でフラッシュ部111を発光させる(ステップS44)。
次に、制御部102は、露出値に従って撮像素子103の露光終了を待ち(ステップS45)、AE処理部109を制御して露出機構109aのシャッタを閉じる(ステップS46)。そして、撮像素子103から蓄積された電荷信号を読み出し、A/D変換部104にアナログ画像信号として出力する(ステップS47)。撮像素子103から読み出したアナログ画像信号に対して、A/D変換部104はサンプリング、ゲイン調整、A/D変換等を行い、デジタル画像信号として出力する。次に画像処理部105は、A/D変換部104から出力されたデジタル画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みのデジタル画像信号を不図示のメモリに書き込む(ステップS48)。一連の処理を終えると、本撮影ルーチン(ステップS21)を終了する。
図5は、図2のステップS22における記録処理の詳細なフローチャートを示す。
ステップS51において、画像処理が施された処理済みのデジタル画像信号に対して、記録形式変換部112によりJPEGなどの記録形式に変換し、画像記録部113へ出力する。そして、画像記録部113は、メモリカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)カード等の不図示の外部記録媒体や内部記録媒体へ、記録形式変換された画像データの書き込みを行う(ステップS52)。記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチン(ステップS22)を終了する。
図7(a)は、SW1ONから本撮影を行うまでの間に撮影画角が変化した場合の、本第1の実施形態における照射光量制御により得られる画像の一例を示す図である。
先ず、SW1ONに伴って、画像IM1を1枚撮像し(図2のステップS15)、撮像した画像IM1から顔を検出する(ステップS17)。ここで検出した顔が暗く、フラッシュによる明るさの調節が必要であると判断され、引き続いてSW2ONとなると、本撮影に先だってプリ発光を行って画像IM2を撮像する(ステップS103)。そして、プリ発光による反射光データに基づいて撮像した画像IM2から被写体の切り出しを行い、被写体の切り出しによって算出された被写体情報から顔情報bを取得する(ステップS104)。図7(a)に示す例では、画像IM1から検出した顔領域の検出枠における占有率と、画像IM1での検出枠の位置における画像IM2から検出した顔領域の占有率は異なる(ステップS106でNO)。また、顔情報aと顔情報bの比較から明らかに占有率の一致度が低いので(ステップS109でNO)、フラッシュ被写体切り出しにより得られた被写体に基づいて照射光量を演算する(ステップS112)。そして、本撮影ではここで演算した照射光量を用いてフラッシュ部111を発光させるため(図4のステップS44)、被写体が適切な輝度となった画像IM3を得ることができる。
また、図7(b)は、SW1ONから本撮影を行うまでの間に被写体が奥側から手前側に移動した場合の、本第1の実施形態における照射光量制御により得られる画像の一例を示す図である。
先ず、SW1ONに伴って、画像IM4を1枚撮像し(図2のステップS15)、撮像した画像IMから顔を検出する(ステップS17)。ここで検出した顔が暗く、フラッシュによる明るさの調節が必要であると判断され、引き続いてSW2ONとなると、本撮影に先だってプリ発光を行って画像IM5を撮像する(ステップS103)。そして、プリ発光による反射光データに基づいて撮像した画像IM5から被写体の切り出しを行い、被写体の切り出しによって算出された被写体情報から顔情報bを取得する(ステップS104)。図7(b)に示す例では、画像IM4から検出した顔領域の、検出枠における占有率と、画像IM4での検出枠の位置における画像IM5から検出した顔領域の占有率は異なる(ステップS106でNO)。ただし、この場合にはほぼ同じ位置を検出しているために一致度が高いので(ステップS109でYES)、画像IM4から得られた顔情報a及び画像IM5から得られた顔情報bに基づいて、本撮影時の顔領域を推測する(ステップS110)。そして、推測した顔領域に基づいて照射光量を演算する(ステップS111)。本撮影ではここで演算した照射光量を用いてフラッシュ部111を発光させるため(図4のステップS44)、顔領域が適切な輝度となった画像IM6を得ることができる。
なお、本実施形態においては、奥側から手前側に移動する被写体を対象としたが、手前側から奥側に移動する被写体が撮影対象だったとしても同様に処理することができる。
また、画像IM1及びIM4はSW1ONに伴い撮影されているが、SW2がONされる前のタイミングであればいつ画像を取得しても良い。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本第2の実施形態では、図3を参照して説明した照射光量算出処理の代わりに図6に示す照射光量算出処理を行うところが第1の実施形態と異なる。それ以外の処理は第1の実施形態と同様であるので適宜説明を省略する。
本第2の実施形態の図6と、上述した図3との差は、SW2がONされた直後にステップS203でフラッシュを用いずに1回撮像を行い、得られた画像から顔検出部106により顔領域を検出する点である。ここで検出された顔領域の大きさ及び位置(顔情報c)は、不図示のメモリに記憶しておく。また、プリ発光しながら撮像素子により撮像して得られた画像データから顔領域を検出する点も異なっている。
図6は、図2のステップS20で行われる照射光量の算出処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS201において、フラッシュ・フラグを調べることによりフラッシュ撮影を行うか否かを判断する。フラッシュ撮影を行わない場合には、照射光量を求める必要が無いのでこのまま処理を終了し、図2のステップS21に進む。
一方、フラッシュ撮影を行う場合には、ステップS17で不図示のメモリに記憶しておいた顔情報a(顔領域の大きさ及び位置)を読み出す(ステップS202)。次に、フラッシュ部111によるプリ発光を行わずに撮像し(ステップS203)、得られた画像を用いて顔検出部106により顔検出を行い、顔領域の大きさ及び位置(顔情報b)を取得する(ステップS204)。
次に、フラッシュ部111によるプリ発光を行って撮像し(ステップS205)、得られた画像から被写体の切り出しを行うとともに、得られた画像を用いて顔検出部106により顔検出を行う。そして、顔領域の大きさ及び位置(顔情報c)を取得する(ステップS206)。
ここで、ステップS206で顔検出ができたかどうかを判断する(ステップS207)。これは、シーンによっては被写界に顔が存在しても(白飛び、黒潰れ等)検出が成功しないこともあるため、成功の可否を判断している。
顔検出ができていれば、顔情報cが示す顔領域を照射領域として設定し、この照射領域が適正輝度となるように照射光量を演算する(ステップS208)。
一方、ステップS206で顔検出ができなかったと判断した場合には(ステップS207でNO)、ステップS209に進む。そして、顔情報aと顔情報bとの比較(顔情報aを取得した検出枠内において、顔領域bが、その検出枠内にどの程度の割合で存在しているか)を行う。そして、領域内における被写体の占有率をそれぞれ求める。
占有率に変化が無いとみなせる場合(数%程度の誤差は許容)には(ステップS210でYES)、顔情報aが示す顔領域を照射範囲として設定し、この照射範囲が適正輝度となるように照射光量を演算する(ステップS211)。
占有率に変化があった場合には(ステップS210でNO)、占有率の一致度αを算出する(ステップS212)。
求めた一致度αを閾値Thと比較し(ステップS213)、閾値Thより小さかった場合には顔領域が大きく動いていると判断する。そして、顔情報aの情報を用いず、フラッシュ被写体切り出しにより得られた被写体情報に基づいて照射光量を演算する(ステップS216)。
一方、一致度αが閾値Th以上であった場合には顔領域があまり動いていない、つまり横方向へはあまり動かず撮影者に対して近づいてくる、遠ざかっているのいずれかであると判断する。そして、顔情報aと顔情報bから本撮影時の顔領域の位置を推測し(ステップS214)、推測した顔領域が適正輝度となるような照射光量を算出する(ステップS215)。なお、顔領域の推測方法としては、顔情報aと顔情報bが示す顔領域の位置の単位時間当たりの動き量と、顔領域の大きさの単位時間当たりの変化量と、プリ発光から本発光までの時間とにより、顔領域の位置及び大きさを求める。
このように、本第2の実施形態では、SW1ON時に撮像した画像と、SW2ON時にプリ発光を行わずに撮像した画像と、プリ発光して撮像した画像における顔領域に基づいて照射光量を求める。これにより、第1の実施形態と同様の効果に加えて、更に、プリ発光時に得られた画像から、例えば白とび等により顔領域の検出に失敗した場合であっても顔領域の輝度が適正となる照射光量を求めることが可能となる。
図8(a)は、プリ発光して得られた画像の顔が白とびしており、顔検出に失敗した場合の、本第2の実施形態における照射光量制御により得られる画像の一例を示す図である。
先ず、SW1ONに伴って、画像IM21を1枚撮像し(図2のステップS15)、撮像した画像IM21から顔を検出する(ステップS17)。ここで検出した顔が暗く、フラッシュによる明るさの調節が必要であると判断され、引き続いてSW2ONとなると、本撮影に先だって、プリ発光を行わずに画像IM22を撮像し(ステップS203)、撮像した画像IM22から顔を検出する(ステップS204)。更に、プリ発光を行って画像IM23を撮像し(ステップS205)、撮像した画像IM23から被写体の切り出しを行うとともに、得られた画像を用いて顔検出部106により顔検出を行い顔を検出する(ステップS206)。ここで、顔が白とび等の原因により検出できなかった場合(ステップS207でNO)、画像IM21から検出した顔領域の検出枠における占有率と、画像IM21での検出枠の位置における画像IM22から検出した顔領域の占有率とを比較する。
図8(a)に示す例では、画像IM21から検出した顔領域の検出枠における占有率と、画像IM21での検出枠の位置における画像IM22から検出した顔領域の占有率が変わらない(ステップS210でNO)。したがって、画像IM21から検出した顔領域に基づいて照射光量を演算する(ステップS211)。そして、本撮影ではここで演算した照射光量を用いてフラッシュ部111を発光させるため(図4のステップS44)、顔領域が適切な輝度となった画像IM24を得ることができる。
また、図8(b)は、SW1ONから本撮影を行うまでの間に被写体が、奥側から手前側に移動した場合の、本第2の実施形態における照射光量制御により得られる画像の一例を示す図である。
先ず、SW1ONに伴って、画像IM25を1枚撮像し(図2のステップS15)、撮像した画像IM25から顔を検出する(ステップS17)。ここで検出した顔が暗く、フラッシュによる明るさの調節が必要であると判断され、引き続いてSW2ONとなると、本撮影に先だってプリ発光を行わずに画像IM26を撮像する(ステップS203)。そして、撮像した画像IM26から顔を検出し、顔情報bを取得する(ステップS204)。更に、プリ発光を行って画像IM27を撮像し(ステップS205)、撮像した画像IM27から被写体の切り出しを行うとともに、得られた画像を用いて顔検出部106により顔検出を行う(ステップS206)。ここで、画像IM27から顔領域が検出できなかった場合(ステップS207でNO)の例を図8(b)に示す。
図8(b)に示す例では、画像IM25から検出した顔領域の検出枠における占有率と、画像IM25での検出枠の位置における画像IM26から検出した顔領域の占有率は異なる(ステップS210でNO)。ただし、この場合にはほぼ同じ位置を検出しているために占有率の一致度は高いので(ステップS212でYES)、画像IM25から得られた顔情報a及び画像IM26から得られた顔情報bに基づいて、本撮影時の顔領域を推測する(ステップS214)。
そして、推測した顔領域に基づいて照射光量を演算する(ステップS215)。本撮影ではここで演算した照射光量を用いてフラッシュ部111を発光させるため(ステップS44)、顔領域が適切な輝度となった画像IM28を得ることができる。
なお、本実施形態においては、奥側から手前側に移動する被写体を対象としたが、手前側から奥側に移動する被写体が撮影対象だったとしても同様に処理することができる。
また、画像IM21及びIM25はSW1ONに伴い撮影されているが、SW2がONされる前のタイミングであればいつ画像を取得しても良い。
以上、第1及び第2の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は第1及び第2の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上記第1及び第2の実施形態では、主被写体として顔を検出する場合について説明したが、本発明は顔に限るものではなく、予め設定された条件を満たす被写体を検出するものであれば、本発明を適用することが可能である。
また、上記第1及び第2の実施形態では、1つの被写体(顔)が検出された場合について説明した。これに対し、複数の被写体が検出された場合、予め設定された条件に基づいて各被写体の領域に対して重み付けを行い、重み付けの結果に基づいて輝度を算出するようにしても良い。予め設定された条件としては、例えば、画面中央からの距離、大きさ、被写体検出の信頼性、予め登録された人物か否か等が考えられる。勿論、これら以外の条件に基づいて重み付けを行うようにしても勿論構わないし、重み付けを行わなくても構わない。
本発明の実施の形態におけるデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるデジタルカメラの撮影モードにおけるメインルーチンを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における照射光量演算処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における本撮影処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における記録処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における照射光量演算処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態の照射光量制御を行った場合に得られる画像の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態の照射光量制御を行った場合に得られる画像の一例を示す図である。 従来の顔検出を利用した露出制御の問題点を説明するための概念図である。
符号の説明
100 デジタルカメラ
101 操作部
102 制御部
103 撮像素子
104 A/D変換部
105 画像処理部
106 顔検出部
107 表示部
108 AF処理部
108a レンズ
109 AE処理部
109a 露出機構
110 EF処理部
111 フラッシュ部
112 記録形式変換部
113 画像記録部
114 外部接続部

Claims (12)

  1. 発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置であって、
    撮像して画像データを取得する撮像手段と、
    前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定手段と、
    前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記発光手段を発光させたときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて前記発光手段の照射光量を演算する演算手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記決定手段は、前記発光手段を発光させたときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データに基づいて、前記予め設定された条件を満たす被写体が存在する第2の領域を決定し、
    前記演算手段は、前記第1の占有率と前記第2の占有率との一致度が第1の閾値よりも小さい場合、前記第2の領域の輝度に基づいて前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記演算手段は、前記第1の占有率と前記第2の占有率との一致度が前記第1の閾値以上であって該第1の閾値より大きい第2の閾値よりも小さい場合、前記第1の領域の輝度と前記第2の領域の輝度とに基づいて、前記第1の領域と前記第2の領域とに基づいて本撮影を行う時に前記予め設定された条件を満たす被写体が存在すると推定される第3の領域の輝度が、前記予め設定された輝度の範囲となる、前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記演算手段は、前記第1の占有率と前記第2の占有率との一致度が前記第2の閾値以上の場合、前記第1の領域の輝度に基づいて前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置であって、
    撮像して画像データを取得する撮像手段と、
    本撮影処理を実行させるための操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定手段と、
    前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記操作手段により前記操作を受け付けた後の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて、前記発光手段の照射光量を演算する演算手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 前記決定手段は、前記操作手段により前記操作を受け付けた後の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データに基づいて、前記予め設定された条件を満たす被写体が存在する第2の領域を決定し、
    前記演算手段は、前記第1の占有率と前記第2の占有率との一致度が第1の閾値よりも小さい場合、前記第2の領域の輝度に基づいて前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記演算手段は、前記第1の占有率と前記第2の占有率との一致度が前記第1の閾値以上であって該第1の閾値より大きい第2の閾値よりも小さい場合、前記第1の領域の輝度と前記第2の領域の輝度とに基づいて、前記第1の領域と前記第2の領域とに基づいて本撮影を行う時に前記予め設定された条件を満たす被写体が存在すると推定設定される第3の領域の輝度が、前記予め設定された輝度の範囲となる、前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記演算手段は、前記第1の占有率と前記第2の占有率との一致度が前記第2の閾値以上の場合、前記第1の領域の輝度に基づいて前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記決定手段は、前記発光手段を発光させたときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、前記予め設定された条件を満たす被写体が存在する第4の領域を決定し、
    前記演算手段は、前記決定手段により前記第4の領域が決定された場合、当該第4の領域の輝度に基づいて前記発光手段の照射光量を演算し、前記決定手段により前記第4の領域が決定できない場合、前記第1の占有率と前記第2の占有率とを比較した結果に基づいて前記発光手段の照射光量を演算することを特徴とする請求項5ないし8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記演算手段は、前記決定手段により前記第4の領域が決定された場合、前記第1の占有率と前記第2の占有率との比較を行わないことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 撮像して画像データを取得する撮像手段を有し、発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、
    決定手段が、前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定ステップと、
    演算手段が、前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記発光手段を発光させたときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて、前記発光手段の照射光量を演算する演算ステップと、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. 撮像して画像データを取得する撮像手段と、本撮影処理を実行させるための操作を受け付ける操作手段と、を有し、発光手段を発光させた撮影が可能な撮像装置の制御方法であって、
    決定手段が、前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データに基づいて、該画像データにおいて、予め設定された条件を満たす被写体が存在する第1の領域を決定する決定ステップと、
    演算手段が、前記操作手段により前記操作を受け付ける前の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された前記画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第1の占有率と、前記操作手段により前記操作を受け付けた後の前記発光手段を発光させていないときに前記撮像手段により撮像して取得された画像データの前記第1の領域における前記被写体の占有率である第2の占有率と、を比較した結果に基づいて、前記発光手段の照射光量を演算する演算ステップと、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
JP2008026906A 2007-02-08 2008-02-06 撮像装置および制御方法 Expired - Fee Related JP5004816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008026906A JP5004816B2 (ja) 2007-02-08 2008-02-06 撮像装置および制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007029711 2007-02-08
JP2007029711 2007-02-08
JP2008026906A JP5004816B2 (ja) 2007-02-08 2008-02-06 撮像装置および制御方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012114677A Division JP5793111B2 (ja) 2007-02-08 2012-05-18 撮像装置および制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008219880A JP2008219880A (ja) 2008-09-18
JP2008219880A5 JP2008219880A5 (ja) 2011-02-10
JP5004816B2 true JP5004816B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39685900

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008026906A Expired - Fee Related JP5004816B2 (ja) 2007-02-08 2008-02-06 撮像装置および制御方法
JP2012114677A Expired - Fee Related JP5793111B2 (ja) 2007-02-08 2012-05-18 撮像装置および制御方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012114677A Expired - Fee Related JP5793111B2 (ja) 2007-02-08 2012-05-18 撮像装置および制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7885532B2 (ja)
JP (2) JP5004816B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7894715B2 (en) * 2008-03-31 2011-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus, camera system, and control method for image pickup apparatus
JP2010002884A (ja) * 2008-05-19 2010-01-07 Nikon Corp 電子閃光装置及びそれを備えたカメラ
US8237807B2 (en) * 2008-07-24 2012-08-07 Apple Inc. Image capturing device with touch screen for adjusting camera settings
JP2010107862A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Hoya Corp Afブラケット撮影方法及び装置
JP4781440B2 (ja) * 2009-02-05 2011-09-28 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー 画像撮影装置、画像撮影装置の制御方法及び制御プログラム
US20100317398A1 (en) * 2009-06-10 2010-12-16 Ola Thorn Camera system and method for flash-based photography
TWI393981B (zh) * 2009-08-21 2013-04-21 Altek Corp Use the flash to assist in detecting focal lengths
TWI419063B (zh) * 2010-11-19 2013-12-11 Inventec Corp 照相式行動通訊裝置及其閃光燈控制方法
EP2466873B1 (en) * 2010-12-17 2014-07-23 BlackBerry Limited Reduced pre-flash for camera devices with LED flash
US8391702B2 (en) 2010-12-17 2013-03-05 Research In Motion Limited Reduced pre-flash for LED flash based camera devices
TWI465825B (zh) * 2012-06-27 2014-12-21 Acer Inc 影像擷取裝置與其光源輔助拍攝方法
CN103543575A (zh) * 2012-07-10 2014-01-29 宏碁股份有限公司 图像获取装置与其光源辅助拍摄方法
US9218538B2 (en) * 2013-01-30 2015-12-22 Xerox Corporation Methods and systems for detecting an object borderline
US9215433B2 (en) * 2014-02-11 2015-12-15 Duelight Llc Systems and methods for digital photography
WO2016199328A1 (ja) * 2015-06-12 2016-12-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置、撮像システムおよび照明方法
JP2017211483A (ja) * 2016-05-25 2017-11-30 オリンパス株式会社 フラッシュ装置および発光量制御方法
US10834329B2 (en) * 2017-06-02 2020-11-10 Apple Inc. Method and device for balancing foreground-background luminosity
US10924655B2 (en) 2017-11-06 2021-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Image-capturing apparatus and control method thereof
JP7103839B2 (ja) * 2018-05-07 2022-07-20 シャープ株式会社 電子機器、制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP6817590B1 (ja) * 2020-07-27 2021-01-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3188244B2 (ja) * 1999-02-25 2001-07-16 三洋電機株式会社 ディジタルカメラ
US7298412B2 (en) * 2001-09-18 2007-11-20 Ricoh Company, Limited Image pickup device, automatic focusing method, automatic exposure method, electronic flash control method and computer program
JP4794786B2 (ja) 2001-09-28 2011-10-19 株式会社リコー 撮像装置、自動露出方法、およびその方法をコンピュータが実行するためのプログラム
JP2004184508A (ja) 2002-11-29 2004-07-02 Kyocera Corp 操作ボタン装置
JP4300936B2 (ja) * 2003-08-20 2009-07-22 ソニー株式会社 撮像装置
JP2005184508A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法
JP4040613B2 (ja) * 2004-08-31 2008-01-30 キヤノン株式会社 撮像装置
EP1821524B1 (en) * 2004-10-25 2013-10-23 Panasonic Corporation Spatial information detecting device
EP1878219B1 (en) * 2005-04-26 2015-02-11 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus and its control method
JP4115467B2 (ja) * 2005-06-01 2008-07-09 富士フイルム株式会社 撮影装置
JP4516500B2 (ja) * 2005-08-23 2010-08-04 富士フイルム株式会社 撮像装置
JP4510768B2 (ja) * 2006-02-15 2010-07-28 富士フイルム株式会社 撮影装置および方法並びにプログラム
JP4808578B2 (ja) * 2006-09-22 2011-11-02 富士フイルム株式会社 デジタルカメラおよびその制御方法
JP5228318B2 (ja) * 2006-12-07 2013-07-03 株式会社ニコン カメラおよび発光量演算プログラム
JP2008187317A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Fujifilm Corp 撮影装置およびその制御方法並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012185515A (ja) 2012-09-27
JP5793111B2 (ja) 2015-10-14
US20080193119A1 (en) 2008-08-14
US7885532B2 (en) 2011-02-08
JP2008219880A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5004816B2 (ja) 撮像装置および制御方法
JP5065060B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US7884879B2 (en) Image sensing apparatus having exposure control and method therefor
JP4823743B2 (ja) 撮像装置,及び撮像方法
JP4615458B2 (ja) 露出制御方法及び撮像装置
JP2006227613A (ja) 画像安定化機能に結び付けられたカメラ露光プログラム
JP5225065B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2011061530A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
US8306411B2 (en) Photographic apparatus
JP6410416B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP4789776B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP5355124B2 (ja) 撮像装置及びそのシーン判別方法
JP2008271227A (ja) 撮像装置
US9525815B2 (en) Imaging apparatus, method for controlling the same, and recording medium to control light emission
JP5406546B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5137343B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2010134176A (ja) 撮影装置および撮影方法
JP5661248B2 (ja) 撮像装置及び発光装置の制御方法
JP5550758B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2004334072A (ja) 撮像装置
JP2008277876A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2007028187A (ja) 露出制御方法及び装置
JP2010041504A (ja) カメラ
JP2019186651A (ja) 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム
JP2018018033A (ja) 焦点検出装置及び方法、及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120321

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120423

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120522

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees