JP5002783B2 - デュアル・タイマ・ユニットを含む通信装置 - Google Patents

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Description

この特許文書は、一般には、無線周波数(RF)回路を含む通信装置に関し、より詳細には、通信装置内のタイマ・ユニットに関する。
RF受信機、RF送信機、RFトランシーバなど、高性能の無線通信装置は一般に、送信または受信されるRF信号に作用するRFフロントエンド回路を含む。たとえば、フロントエンド回路は、受信されたRF信号をベースバンドにダウンコンバートし、かつ/またはRF送信のためベースバンド信号をアップコンバートする。
RFフロントエンド回路は一般に、ノイズや干渉に対して比較的に高感度である低雑音増幅器とミキサなどのアナログ回路を含む。RF回路は、移動通信セルラ・ハンドセットなどの一部の応用例では、振幅が数マイクロボルト以下という小さい信号を検出することが必要とされる。したがって、通信装置の外部、さらには内部のソースからのノイズや干渉を最小限に抑えることがしばしば重要である。
RFフロントエンド回路に加えて、一般的な無線通信装置は、たとえば低レベル・ベースバンド信号処理、通信プロトコル・スタックの実装、様々なユーザ・インターフェース機能を含めて、様々なデジタル機能を実施するデジタル処理回路をも含む。デジタル処理回路は、数ある特定ハードウェア・デバイスの中でも特に挙げると、DSP(digital signal processor:デジタル信号プロセッサ)、MCU(microcontroller unit:マイクロコントローラ・ユニット)、ハードウェア・アクセラレータ、メモリおよび/またはI/Oインターフェースなど、様々な特定ハードウェアを含む。
残念ながら、一般的な通信装置のデジタル処理回路は、有害なノイズや干渉の重大な源である。より具体的には、一般的な高性能通信装置内のデジタル処理回路は、比較的に小さい立上りと立下り時間、あるいは速い遷移または鋭いエッジを伴うデジタル信号を生成する。さらに、それらの信号はしばしば、比較的に高い周波数を有する。結果として、それらのフーリエ級数または変換は、豊富な高周波成分を有する。調和すなわち高周波フーリエ級数の成分はスプリアス放射を引き起こし、このスプリアス放射は、RFフロントエンド回路の性能に干渉することがあり、またそれに悪影響をおよぼす。したがって、多くのシステムでは、RFフロントエンド回路は、デジタル処理回路が実装された集積回路ダイとは別個の集積回路ダイに実装される。さらに、RFフロントエンド回路とデジタル処理回路はしばしば別個の電気的な空洞内に置かれ、この空洞内では、空洞による遮蔽が電気結合や磁気結合を分離する。
しかし、RFフロントエンド回路とデジタル処理回路を別個のダイに実装することには、部品数、サイズ、総コストが増加し、また信頼性が低下し、製造の失敗が増加する潜在性が高まるなど、いくつかの欠点がある。したがって、干渉による重大な劣化と性能低下なしに、RFフロントエンド回路とデジタル処理回路を単一の集積回路ダイ上に統合できるようにすることが望ましい。
デュアル・タイマ・ユニットを使用した通信装置および方法の様々な実施態様が開示される。一実施態様では、通信装置が、無線周波数信号に作用する無線周波数回路と、無線周波数回路に結合されたデジタル処理回路とを含む。デジタル処理回路は、デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御するための時報信号を供給する第1のタイミング回路と、無線周波数回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御するための時報信号を供給する第2のタイミング回路とを含む。
特定の一実施態様では、第1のタイミング回路の少なくとも一部が、無線周波数回路がアクティブ(受信中または送信中)のときにディセーブルされる。無線アクティビティの間、デジタル処理回路の他の様々な部分がシャットダウン・モードに置かれることもある。第1のタイミング回路は、デジタル処理回路のアクティブ動作モードから無線周波数回路のアクティブ動作モードへの変更を知らせる信号を第2のタイミング回路に送信するように構成される。第2のタイミング回路は、無線周波数回路のアクティブ動作モードの間、第1のタイミング回路の少なくとも一部をディセーブルさせる信号を送信するように構成される。
別の実施態様では、携帯電話が、無線周波数信号に作用する無線周波数トランシーバと、無線周波数トランシーバに結合されたデジタル処理回路とを含む。デジタル処理回路は、デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成された第1のタイミング回路と、無線周波数トランシーバのアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成された第2のタイミング回路とを含む。
さらに別の実施態様では、通信装置が、無線周波数信号に作用するように構成された無線周波数回路と、無線周波数回路に結合されたデジタル処理回路とを含む。デジタル処理回路は、RF回路のシャットダウン動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成された第1のタイミング回路と、無線周波数回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成された第2のタイミング回路とを含む。
さらなる実施態様では、携帯電話が、無線周波数信号に作用する無線周波数トランシーバと、無線周波数トランシーバに結合されたデジタル処理回路とを含む。無線周波数トランシーバとデジタル処理回路は、単一の集積回路チップ上に製造される。デジタル処理回路は、無線周波数トランシーバのシャットダウン動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成された第1のタイミング回路と、無線周波数トランシーバのアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成された第2のタイミング回路とを含む。
上述の機能を達成するための方法も開示される。
本発明は、様々な修正および代替の形が可能であるが、例示するため特定の実施形態が図面に示されており、また本明細書で詳細に述べられている。しかし、図面およびそれへの詳細な説明は、開示される特定の形に本発明を限定するものではないが、それとは逆に本発明は、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の精神および範囲内に含まれるすべての修正物、均等物および代替物を網羅するものであることを理解されたい。
図1は、デジタル処理回路120に結合されたRFフロントエンド回路110を含む通信装置100の一般化されたブロック図を示している。図示するように、ディスプレイ122、キーパッド124、マイク126、スピーカ128を含めて様々なユーザ・インターフェースが、通信装置100の特定の応用例とその所望の機能に応じてデジタル処理回路120に結合される。RFフロントエンド回路110に結合されたアンテナ130も示されている。デジタル処理回路120は、様々なシステム・イベントのタイミングを制御するためのリアルタイム・イベント・コントローラ(RTEC:real time event controller)150を含む。
通信装置100は、たとえばモバイルやセルラの電話ハンドセット、マシン間(M2M:machine−to−machine)通信ネットワーク(自動販売機用の無線通信など)、いわゆる「911電話」(911緊急応答サービス呼出し用に構成されたモバイル・ハンドセット)、さらには3G、衛星通信などの新たな応用例において使用されるデバイスなどを含めて、様々な無線デバイスを例示するものである。したがって、通信装置100は、RF受信機能、RF送信機能またはその両方(すなわちRFトランシーバ機能)を提供する。
通信装置100は、要望に応じて、1つまたは複数の特定の通信プロトコルまたは規格を実装するように構成される。たとえば、様々な実施形態において通信装置100は、特に挙げると、モバイル通信用グローバル・システム(GSM:Global System for Mobile Communications)規格、パーソナル通信サービス(PCS:Personal Communications Service)規格、デジタル・セルラ・システム(DCS:Digital Cellular System)規格、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)規格、および/またはGSM進化型拡張データ(EDGE:Enhanced Data for GSM Evolution)規格とも称される拡張型汎用パケット無線サービス(E−GPRS:Enhanced General Packet Radio Service)規格などを実装する。
したがって、RFフロントエンド回路110は、RF受信能力および/またはRF送信能力を提供するための回路を含む。一実施形態では、フロントエンド回路110は、受信されたRF信号をベースバンドにダウンコンバートし、かつ/またはRF送信のためベースバンド信号をアップコンバートする。RFフロントエンド回路110は、要望に応じて、たとえば低IF受信機回路、直接変換受信機回路、直接アップコンバージョン送信機回路および/またはオフセット・フェーズ・ロックド・ループ(OPLL:offset−phase locked loop)送信機回路など、様々なアーキテクチュアや回路構成のいずれかを使用する。RFフロントエンド回路110はさらに、アンテナ130で受信されるRF信号を増幅するための低雑音増幅器(LNA:low noise amplifier)および/またはアンテナ130から送信される信号を振幅するための電力増幅器を使用できる。代替の実施形態では、電力増幅器は、RFフロントエンド回路110の外部に設けられる。
デジタル処理回路120は、ベースバンド機能を含めて、要望に応じて様々な信号処理機能を提供する。たとえば、デジタル処理回路120は、フィルタリング、デシメーション、変調、復調、符号化、復号、相関および/または信号スケーリングを実施するように構成される。さらに、デジタル処理回路120は、通信プロトコル・スタックの実装、ならびに/またはユーザ入出力操作とアプリケーション制御など、他のデジタル処理機能を実施する。こうした機能を実施するためにデジタル処理回路120は、ソフトウェア・プログラマブルMCUおよび/またはDSPなどの様々な特定回路、さらにメモリ・コントローラ、直接メモリ・アクセス(DMA)コントローラ、ハードウェア・アクセラレータ、音声コーダ・デコーダ(CODEC)、UART(universal asynchronous receiver transmitter:万能非同期受信送信機)、ユーザ・インターフェース回路などの様々な特定周辺回路を含む。デジタル処理ハードウェア(また、含まれる場合にはファームウェア/ソフトウェア)の選択は、所与の所望の実装についての設計や性能仕様に依存し、また実施形態によって異なる。
一実施形態では、RFフロントエンド回路110とデジタル処理回路120は、同じ集積回路ダイ140内に組み込まれている。干渉を低減させ、したがって高性能機能に対処するために、通信装置100は、時間領域分離、すなわちTDIと称される技術を実装する。図2は、時間領域分離に従って通信装置100内で発生する1組のイベントを示している。大まかに述べると、2つの代替のイベントがこうしたシステム内で発生する。RFの受信または送信と信号処理。システムは、RFフロントエンド回路110とデジタル処理回路120の間の干渉を回避しまたは低減させるために、RF受信またはRF送信アクティビティと信号処理アクティビティを時間順に配列する。
図2に示すように、通信装置100は、複数のタイムスロット210A〜210Fなどを使用する。RFフロントエンド回路110は、RFタイムスロット210A、210C、210Eの間にRF信号を受信し、受信された信号を処理し、結果を格納する。それに引き続いて、それぞれ信号処理タイムスロット210B、210D、210Fの間、デジタル処理回路120は、格納された結果に対して信号処理タスクを実施する。
あるいは、RFタイムスロット210A、210C、210Eの間、RFフロントエンド回路110は、RF信号を送信する。したがって、この動作モードでは、信号処理タイムスロット210B、210Dの間、デジタル処理回路120は、入力データ(音声、データなど)に対して信号処理タスクを実施し、結果を格納する。それに引き続いて、それぞれRFタイムスロット210C、210Eの間、RFフロントエンド回路110は、格納された結果に対してRF操作(たとえばアップコンバージョン)を実施し、RF信号を送信する。以下でさらに述べるように、一実施形態では、RTEC150は、タイムスロット間の移行を制御するために厳密にタイミングがとられた信号を生成するように構成される。
使用される特定のプロトコル、アーキテクチュア、回路によって、通信装置は、要望に応じて送信と受信を同時に行うことができることに留意されたい。しかし、より一般には、このシステムは、RFタイムスロット210A、210C、210Eなどのうちのいずれか1つの間に信号を送信しまたは信号を受信する。たとえば、GSM仕様に準拠した携帯電話などのGSM準拠のシステムまたは装置は、RFタイムスロット210A、210C、210Eなどのそれぞれの間、アクティビティの1つまたは複数のバーストでRF信号を受信しまたは送信する。
RFタイムスロットは、要望に応じて、同じ継続時間を有することも、異なる継続時間を有することもあることにさらに留意されたい。RFタイムスロットは、要望に応じて、多種多様な回路、システム、プロトコル、仕様に対処するために、それぞれ異なる長さを有する。
同様に信号処理タイムスロットは、要望に応じて、類似の継続時間を有することも、異なる継続時間を有することもある。信号処理タイムスロット210B、210D、210Fなどはそれぞれ、特定の通信プロトコルおよび/または信号処理技術、および使用される特定の回路と技術に応じて、他の複数のタイムスロットまたは時間分割を含む。たとえば、信号処理タイムスロットは複数のタイムスロットを含むことができ、デジタル処理回路120の一部または特定の回路がタイムスロットのうちの1つまたは複数の間、信号をアクティブに処理する。
時間領域分離を実装するために、デジタル処理回路120は、RFタイムスロットが開始するとき(すなわち無線がアクティブなとき)、シャットダウン動作モードに置かれる。一実施形態では、シャットダウン動作モードの間、デジタル処理回路120内の1つまたは複数のクロック信号がディセーブルされまたは抑制される。より具体的には、たとえばスタティック金属酸化膜半導体(MOS)回路を使用することによってデジタル処理回路120内の1つまたは複数のクロック信号は、その回路内に存在するデータを失うことなくシャットダウンされる。したがって、デジタル処理回路120は、RFフロントエンド回路110がアクティブな間、その中のデータを保存することができる。RFフロントエンド回路110がその受信または送信を完了(たとえばRFタイムスロットが終了)すると、デジタル処理回路120のシャットダウン・モードは、1つまたは複数のクロック信号を再びイネーブルすることによって中断される。次いで、データに対するデジタル処理操作が、継続しまたは開始する。RFフロントエンド回路110がアクティブである(すなわち受信または送信している)間、デジタル処理回路120内の1つまたは複数のクロックをディセーブルすることによって、対象となるRF帯のデジタル・ノイズ、したがってスプリアス信号の量が減少し、したがって高性能に対処することができる。
図2はRFフロントエンド回路110とデジタル処理回路120の動作を代替のイベントとして示しているが、これらの動作は相互排他的である必要はないことに留意されたい。一般に、RFフロントエンド回路110とデジタル処理回路120の動作間の重複量を減らしまたは最小限に抑えることが望ましいであろう。しかし、複数の要因に応じて、RFフロントエンド回路110のアクティブ動作とデジタル処理回路120の信号処理動作は、ある程度重複する。
一部の代替実施形態では、デジタル処理回路120のシャットダウン・モードが、他の技術(すなわちクロック信号のディセーブル以外)を使用することによってその回路の少なくとも一部を非アクティブに保持させるか、または別の方法で抑制させることによって実施されることにも留意されたい。たとえば、電力が、デジタル処理回路120内の特定の回路から取り除かれる。同様に、フリップ・フロップまたは他の回路が(たとえばイネーブル入力によって)ディセーブルされる。さらに、ダイナミック・メモリなどデジタル処理回路120のいくらかの部分は、シャットダウン・モードの間、アクティブ状態にとどまる(すなわちデジタル処理回路120の回路は、シャットダウン・モードの間、部分的に電源が切られ、ディセーブルされまたは抑制される)ことに留意されたい。
デジタル信号処理回路120の他の要素に加えて、RTEC150は、RFフロントエンド回路110の性能に悪影響をおよぼす干渉源でもある。したがって、RFフロントエンド回路110がアクティブな間、干渉をさらに低減させるために、一実施形態ではRFアクティビティ期間の間、RTEC150の一部がシャットダウン動作モードに置かれてもよい。より具体的には、一実施形態ではRTEC150は、システム・イベントのタイミングを制御するために合わせて使用される主要タイマ・ユニットと別個のRFタイマ・ユニットとを含む。RFアクティビティ期間の間、RFタイマ・ユニットは、主要タイマ・ユニットがシャットダウン・モードに置かれている間、選択されたシステム・イベントのタイミング制御のために使用される。RTEC150の特定の実施形態の態様に関するさらなる詳細を以下に示す。
図3は、デジタル処理回路120の特定の一実施形態内の回路実装の一例を示している。図3の実施形態では、デジタル処理回路120は、DSPサブセクション310とMCUセクション350とRTEC150とを含む。
図示するように、DSPサブセクション310は、関連メモリ314に結合されたDSPコア312を含む。様々なDSP周辺デバイス317が、1つまたは複数のバス316を介してDSPコア312に結合される。一実施形態では、DSP周辺デバイス317は、ハードウェア・アクセラレータとオーディオCODECと受信バッファと送信バッファとを含む。DSPサブセクション310内に設けられた特定の数とタイプの周辺デバイスは、応用例や、所望の機能と性能に応じて変化することに留意されたい。
MCUサブセクション350は、関連メモリ354に結合されたMCUコア352を含む。DMAコントローラ356と外部メモリ・コントローラ358を含めて、1つまたは複数のバス360を介してMCU352に結合された様々な周辺デバイスが示されている。バス360に結合された追加のMCU周辺デバイス363がさらに示されている。一実施形態では、周辺デバイス363は、ユニバーサル非同期送受信機(UART)、リアルタイムクロック、キーパッドI/F、割込みコントローラを含む。所望の機能によって、要望に応じて様々な代替の周辺デバイスが設けられることに留意されたい。一部の実施形態では、たとえば、RTEC150自体が、MCU周辺デバイスとして実装される。
DSPサブセクション310とMCUサブセクション350の間の通信に対処するためのホスト・インターフェース372がさらに示されている。外部メモリ・コントローラ358に結合された外部メモリ380が示されている。外部メモリ380には、たとえばSRAM、フラッシュ、EEPROMおよび/または他のタイプのメモリが含まれる。たとえばキーパッド、ディスプレイ、SIMカードなどのインターフェース・カードなどを含めて、様々な追加の外部構成要素(図3に図示せず)が、デジタル処理回路120に結合されることに留意されたい。
動作中、DSPサブセクション310は、DSP周辺デバイス317中に含まれる受信バッファを介してRFフロントエンド回路110から受信されるデータを処理する。同様にDSPサブセクション310は、処理されたデータを、DSP周辺デバイス317中に含まれる送信バッファに供給することができ、次いでこの処理済データは、デジタル・アナログ変換器(DAC)を介してRFフロントエンド回路110に伝達される。オーディオCODECなど、別のDSP周辺デバイスは、外部マイクからオーディオ信号を受信し、またはオーディオ信号をスピーカに供給する。一部の実装では、ハードウェア・アクセラレータなどの他のDSP周辺デバイスは、要望に応じて、たとえばフィルタリング、デシメーション、変調、復調、符号化、復号、相関および/または信号スケーリングなど、様々な低レベル信号処理機能を実施する。
一実施形態では、MCUサブセクション350が、より高いレベルの処理機能を実施するために設けられる。たとえば、一実装では、MCUサブセクション350は、上述したように、通信プロトコル・スタックとハウスキーピング・タスクをサポートするための機能を提供する。MCUサブセクション350はさらに、MMI(マン・マシン・インターフェース)などのインターフェースを実装することができ、またシステム内で実行されるアプリケーション用の実行環境を提供することができる。図3の構成は、たとえば携帯電話および/またはモデムのベースバンド回路を実現する。一実施形態では、デジタル処理回路120は、GSM通信規格とGPRS規格の両方を実装する。
図3のRTEC150は、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303を含む。動作中、RTEC150は、通信システム100が通信する基地局に同期されるシステム時間値を維持する。主要タイマ・ユニット302は信号処理タイムスロット(図2の210B、210D、210Fなど)の間、システム・イベントのタイミングを制御するように構成され、RFタイマ・ユニット303はRFタイムスロット(210A、210C、210Eなど)の間、システム・イベントのタイミングを制御するように構成される。以下でより詳しく述べるように、タイムスロット210A〜Fの開始と終了の厳密なタイミングは、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303によって生成される信号によって制御される。上述のTDI技術に従ってRF回路とデジタル処理回路の間の干渉を低減させるために、図3に示す実施形態では、主要タイマ・ユニット302内に含まれる回路の少なくとも一部が、RFタイムスロットの間、ディセーブルされる。(上述したように、デジタル処理回路120内の他の回路もまた、RFタイムスロットの間、ディセーブルされる。)主要タイマ302がディセーブルされるこうした期間の間、RFタイマ・ユニット303は、システム・イベントのタイミング制御のために使用される時報信号を提供する役割を担う。
図4は、信号処理とRFアクティビティの連続した期間の間の主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303の動作シーケンスを示している。主要タイマ・ユニット302は、信号処理期間の間、システム・イベントのタイミングを管理する。図4に示すように、RFフロントエンド回路110が非アクティブである信号処理期間(410)が完了すると、制御は主要タイマ・ユニット302からRFタイマ・ユニット303に移り、主要タイマ・ユニット302がディセーブルされる。RFフロントエンド回路110がアクティブである期間の間(420)、主要タイマ・ユニット302はディセーブル状態のままであり、一方RFタイマ・ユニット303は特定のシステム・イベントのタイミングを管理する。RFアクティビティ期間の最後に、主要タイマ・ユニット302は、再びイネーブルされ、システム・イベントのタイミングをとるための制御は、連続した信号処理期間(430)のため主要タイマ・ユニット302に戻される。主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303によるシステム・イベントのタイミングの制御に関するさらなる詳細を以下に示す。
それぞれ異なる実施形態において、デジタル処理回路120の他の構成要素をディセーブルするための上述の技術に類似の様々な実装技術が、主要タイマ・ユニット302をディセーブルするために使用できることに留意されたい。たとえば、一部の実施形態では、主要タイマ・ユニット302によって使用されるクロック信号がディセーブルされる。さらに、主要タイマ・ユニットを備える回路のすべてが、RFアクティビティ期間の間ディセーブルされまたは抑制される必要はなく、すなわち、主要タイマ・ユニット302の回路はこうした期間の間、部分的に電源が切られ、ディセーブルされまたは抑制されることにも留意されたい。
主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303は、それぞれ異なる実施形態において様々なやり方で実装される。図5に示す一実施形態では、主要タイマ・ユニット302は、実行ユニット520、命令ストア530、時間ベース・カウンタ540を含む。RFタイマ・ユニット303は、第2の実行ユニット560、第2の命令ストア570、第2の時間ベース・カウンタ580を含む。この実施形態では、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303は、命令の実行に応答して、システム・イベントのタイミングを制御する信号を生成する。実行ユニット520は第1の命令セットからの命令を実行可能とすることができ、実行ユニット560は第2の命令セットからの命令を実行可能である。主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303の動作を制御するためのプログラマブル命令のこうした使用は、それぞれ異なる通信デバイスにおいて幅広い機能をサポートするための柔軟な機構を提供する。一部の実施形態では、第1と第2の命令セットは、たとえば他の構成要素が部分的にまたは完全にディセーブルされる差し迫ったRFタイムスロットに備えて他の構成要素を準備するために、たとえばMCUやDSPなど、デジタル処理回路の他の構成要素に割込みを送信するための特定の命令を含む。一部の実施形態では、第1の命令セットは第2の命令セットとは異なってもよいことに留意されたい。RFタイマ・ユニット303によって実行可能なそれぞれ異なる命令の数が比較的に小さく、したがって、(たとえば実行ユニット520の回路実装と比べて)比較的に小さい回路実装が可能となることにも留意されたい。さらに、動作中にRFタイマ・ユニット303によって実際に実行される命令の総数は比較的に小さいものとすることができ、したがって、命令ストア570は、命令ストア530より全体的なサイズが小さいことがある。したがって、RFタイマ・ユニット303は、主要タイマ・ユニット302よりも複雑でないことがあり、RFタイマ・ユニット303を実装するのに必要な回路の総量は、主要タイマ・ユニット302に必要な回路の量より少ないことがある。
一実施形態では。MCU352(図3)は、(たとえばメモリ354に格納された)命令シーケンスを命令ストア530に定期的にダウンロードする。MCU352が命令をダウンロードするときは、それぞれ異なる通信プロトコルおよび/または実装によって変化する。たとえば、通信装置100がGSM規格を実装する一実施形態では、MCU352は、各GSMフレームの最初に命令をダウンロードする。時間ベース・カウンタ540内に維持されるシステム時間値が、実行ユニット520による命令実行をスケジューリングするために使用される。こうした命令には、たとえば、デジタル処理回路のアクティブ・モードからデジタル処理回路のシャットダウン・モードへの差し迫った変更を示す、MCU352および/またはDSP312への割込み信号の生成がそれを実行することによりもたらされる命令が含まれる。こうした割込み信号に応答して、MCU352および/またはDSP312は、デジタル処理回路のシャットダウン動作モードに備えて準備するための動作を実施する。一部の実施形態では、主要タイマ・ユニット302は、主要タイマ・ユニット302によってサポートされる命令セットを使用して、第2の命令シーケンスを命令ストア570に移行するようにプログラムされる。RFタイマ・ユニット303は、実行ユニット560による第2の命令シーケンスの実行に応答して時報信号を供給するように構成される。こうした実施形態では、実行ユニット560は、時間ベース・カウンタ580内で維持されるシステム時間の値を使用して、または後述するデルタ時間技術など、他の何らかの機構を使用して命令実行をスケジューリングする。一部の実施形態では、第2の命令シーケンスは、MCU352によって命令ストア530にダウンロードされた命令シーケンスのサブセットである。
上述したように、主要タイマ302は、RF回路との干渉を低減させるためにRFフロントエンド回路110のアクティブ動作モードの間ディセーブルされる。したがって、こうした実施形態では、システム・イベントのタイミングをとるための時報信号生成の制御は、主要タイマ・ユニット302がディセーブルされる前に、主要タイマ・ユニット302からRFタイマ・ユニット303に渡される。システム時間の維持の制御はさらに、同期的に主要タイマ・ユニット302からRFタイマ・ユニット303に移行される。一実施形態では、これは、時間ベース・カウンタ540の内容を時間ベース・カウンタ580にロードすることによって達成される。RFフロントエンド回路110のアクティブ動作モードが完了すると、システム・タイミングの制御は、主要タイマ・ユニット302に戻される。特定の一実施形態では、これらの制御の移行は、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303によってサポートされる命令セット内の2つの特定の命令、RFユニットへの移行命令、主要ユニットへの移行命令を使用して実装される。
図6は、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303の特定の一実施形態について、RFフロントエンド回路110のシャットダウン動作モードからアクティブ・モード、およびアクティブ・モードからシャットダウン・モードへの移行に関する追加の詳細を示している。一般に、MCU352によって命令ストア530にダウンロードされる命令は、所望の機能を達成するように設計されたシーケンス配列された様々な命令を含む。こうしたシーケンスでは、RFユニットへの移行命令の後に1つまたは複数の他の命令が続き、次いで、この1つまたは複数の他の命令の後に、主要ユニットへの移行命令が続く。特定の一実施形態では、RFユニットへの移行命令の実行によって信号が生成され、この信号は(図6の時刻610で)主要タイマ・ユニット302に(主要ユニットへの移行命令を含めて)RFユニットへの移行命令と後続の主要ユニットへの移行命令の間の命令ストリーム内の命令シーケンスを命令ストア570にダウンロードさせる。さらに、ダウンロードが完了すると、RFユニットへの移行命令の実行により、時間ベース・カウンタ540内に格納された値を時間ベース・カウンタ580にロードさせることもできる(図6の時刻620)。RFユニットへの移行命令の実行に応答して実施されるこれらの2つの動作、すなわち命令ストア570への命令のダウンロードと、時間ベース・カウンタ580のロードが、図7に示されている。他の実施形態では、実行ユニット560によって実行される命令は、命令ストア530を介して非直接的にではなく、ソース(MCU352など)から直接に供給されることに留意されたい。
上述したように時間ベース・カウンタ580に時間ベース・カウンタ540からの値がロードされた後に、時間ベース・カウンタ580は、システム時間の正確な値を維持するのに必要なレートで増分し続ける。実行ユニット560は、命令ストア570内にダウンロードされた命令を実行し始める。命令ストア570内の命令はTDIクロック・ゲート命令など特定の命令を含み、この特定の命令を実行すると、図6の時刻630で示されるように、主要タイマ・ユニット302の少なくとも一部をディセーブルする信号が生じる。デジタル処理回路120の他の構成要素は、信号に応答して時刻630でディセーブルされる。上述したように、クロック・ゲートを含めて様々な技術が、デジタル処理回路120の主要タイマ・ユニット302や他の構成要素をディセーブルするために使用できる。主要タイマ・ユニット302がディセーブルされた後、実行ユニット560は、RFタイムスロットの間のシステム・イベントのタイミングを管理するために、命令ストア570にダウンロードされた命令を実行し続ける。実行ユニット560によってこうした命令を実行すると、たとえば、RF動作を開始するためにアンテナ・スイッチがイネーブルされ(図6の時刻640)、RFデータの格納のための受信バッファが進められ、様々な回路で利得変更が行われるようになる。RFフロントエンド回路110は、図6に示すように、所与のタイムスロットの間のRF信号の受信、RF信号の送信、またはRF信号の受信と送信の両方を行うために動作している。
実行ユニット560による命令実行のタイミングは、それぞれ異なる実装形態において様々なやり方で制御される。たとえば、一実装形態では命令が、時間ベース・カウンタ580が特定の時間値に達するときに実行されるようにタイミングがとられる。他の実装形態では、デルタ時間(前の命令が実行された時間に対する時間値)を維持するための第2のカウンタがRFタイマ・ユニット303内で維持され、こうしたデルタ時間を使用して命令は、命令エンジン560による実行のためにタイミングがとられる。こうした一実装形態では、命令実行ユニット560によってサポートされる命令セット内の各命令は、前の命令の実行に対してその命令が実行されるべき所望のデルタ時間を符号化するフィールドを含む。
一部の実施形態では、1つまたは複数のグローバル・クロックが、カウンタ540、580内の高精度の時間ベース値の維持をサポートするために使用されることに留意されたい。一実装形態では、カウンタ540は、より精密なグローバル・クロックのクロック・レートに比例したレートで増分するように構成され、たとえばカウンタ540はグローバル・クロックの4クロックごとに1度増分される。こうした実装形態では、540から時間ベース・カウンタ580の内容の移行は、RFタイマ・ユニット303内の追加のカウンタへのグローバル・クロック値の対応する移行に付随して行われる。この移行は、高い精度を有するシステム時間を維持するために、グローバル・クロックに対して同期されるように(すなわちグローバル・クロックの1サイクル内で)達成される。さらに、移行は、時間ベース・カウンタ540を増分するのに要する時間内でグローバル・クロックの任意のサイクルで生じることができ、たとえば、時間ベース・カウンタ540がグローバル・クロックの4クロックごとに1度増分される場合、移行は、時間ベース・カウンタ540がシステム時間の特定の値を含む間に生じる4つのグローバル・クロック移行のいずれか1つで生じ得る。
RFタイムスロットの受信および/または送信動作が完了するときに、RFタイマ・ユニットは、一部の実施形態においてRFフロントエンドをディセーブルする(図6の時刻650)1つまたは複数の信号を(たとえば特定の命令に応答して)生成する。実行ユニット560は、TDIクロック・イネーブル命令など、特定の命令をさらに実行することができ、この命令によって、RFタイムスロットの間ディセーブルされていた主要タイマ・ユニット302を含めたデジタル処理回路120の一部をイネーブルする信号を生成することになる(図6の時刻660)。デジタル処理回路120のイネーブルは、一部の実施形態では、上述したように、クロック信号をイネーブルすることによって達成される。一部の実施形態では上述したように、次いで主要ユニットへの移行命令が、実行ユニット560によって、システム動作のタイミング制御を主要タイマ・ユニット302に戻すために実行される(図6の時刻670)。主要ユニットへの移行命令の実行によって、こうした実施形態では、時間ベース・カウンタ540に時間ベース・カウンタ580内の現在の値がロードされ、制御が主要タイマ・ユニット302に戻されることになる。したがって、主要タイマ・ユニット302は、RFユニットへの移行命令を超えて、命令ストア530内に残る任意の命令の実行を再び開始する。
図8は、特定の一実施形態におけるRFユニット移行命令の実行に応答した主要タイマ・ユニット302からRFタイマ・ユニット303への時間ベース・カウンタ値の移行のタイミング図を示している。この実施形態では、時間ベース・カウンタ540から時間ベース・カウンタ580への、および時間ベース・カウンタ580から時間ベース・カウンタ540へのシステム時間値のロードは、タイミングのずれを伴わずに、すなわちグローバル・システム・クロックの単一サイクル内で生じる。主要時間ベース・カウンタ値「100」で、RFユニットへの移行命令が実行ユニット520によって実行され、主要タイマ・ユニット302からRFタイマ・ユニット303への命令のダウンロードが開始される。ダウンロードは、図示する例では主要時間ベース・カウンタが値「103」に到達するときに完了され、この時点で、値「103」が、RFタイマ・ユニットの時間ベース・カウンタ580内にロードされる。命令のダウンロードに必要な時間は、それぞれ異なる実施形態において変化することがあり、たとえば、それは、命令ストア570のサイズに基づいて、すなわち特定の一実装形態においてRFタイマ・ユニットにダウンロードされる命令の最大数に基づいて決定される。次いで、時間ベース・カウンタ580はシステム時間を維持し、一方主要タイマ・ユニットはディセーブルされる、すなわち、所与の時間に時間ベース・カウンタ580は、時間ベース・カウンタ540がディセーブルされていないならば、時間ベース・カウンタ540が有していたのと同じ値を有する。図8に示す実装形態では、RFタイマ・ユニット303の命令実行のタイミングが、上述したようにデルタ時間カウンタを使用して制御される。図8に示すように、デルタ時間カウンタは時間ベース・カウンタ580がロードされるときに再設定され、ここで、デルタ時間カウンタは、時間ベース・カウンタ580が「103」に設定されるときに「0」に設定される。デルタ時間カウンタは、命令が実行ユニット560によって実行されるときに再設定されることもある。
アクティブRF動作モードが完了すると、制御とタイミングは、上述の主要ユニットへの移行命令を使用してRFタイマ・ユニット303から主要タイマ・ユニット302に戻される。一実施形態についてこうした移行のタイミングが、図9に示されている。一部の実施形態では、命令ストア530は、主要タイマ・ユニット302によって実行される必要がある任意の残りの命令を既に含むことがあり、したがって、命令は、RFタイマ・ユニット303から主要タイマ・ユニット302に戻されることは不要である。図9に示すように、時間ベース・カウンタ値(「107」)は、主要ユニットへの移行命令が実行ユニット560によって実行された後の第1のクロック信号で、時間ベース・カウンタ580から時間ベース・カウンタ540に移行される。図9は、主要ユニットへの移行命令が実行されるときにデルタ時間カウンタが「0」に再設定されることをも示している。
主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303の態様は、それぞれ異なる実施形態において変化することに留意されたい。一実施形態では、上述した主要タイマ・ユニット302の動作の一部を実施するために使用される回路のサブセットが、RFタイマ・ユニット303の動作の一部を実施するために使用されることもあり、すなわち、2つのタイマ・ユニットの特定の機能は、共通の回路を使用して実装される。別の実施形態では、RFタイマ・ユニット303を形成する回路の一部(またはすべて)は、主要タイマ・ユニット302の一部がRFタイムスロット中にディセーブルされるように、信号処理タイムスロット中にディセーブルされる。
フロントエンドRF回路110の動作のシャットダウン・モードからアクティブ動作モードへの変更を示す信号が様々なやり方で、たとえば第3のタイマ・ユニットまたは周辺デバイスを使用して、あるいはMCUによる構成レジスタの値に行われる変更に応答して生成されることにも留意されたい。さらに、一部の実施形態では、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303の両方が、共通の宛先に制御信号を送信するように構成されてもよく、たとえば両方のタイマ・ユニットが、アンテナ構成の設定と再設定のための信号を供給するように構成される。主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303内の構成要素は、様々な技術を使用して実装される。たとえば、命令ストア530、570はそれぞれ、ランダム・アクセス・メモリ、先入れ先出し(FIFO)メモリ、または特定のシステム要件に適する他の任意の種類のメモリとして実装される。主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303は、(たとえばRTEC時間を基地局時間に一致するように進ませまたは遅らせるのに)必要とされる他の機能をサポートするために、他の要素、たとえばタイミング調整レジスタと時間ベース調整レジスタをさらに含む。時間ベース・カウンタ540の構成と同期は、一部の実装形態では他のレジスタを使用して制御される。一部の実装形態では、命令ストア530および/または570にロードされる命令は、(たとえばMCU352によって、)符号化された相対実行時間に基づいてソートされる必要がある。
主要タイマ・ユニット302および/またはRFタイマ・ユニット303の様々な特定の代替実装形態が、他の実施形態においても可能である。一部の実施形態では、主要タイマ・ユニット302および/またはRFタイマ・ユニット303は、命令を実行せずにシステム・タイミングを制御する。たとえば、主要タイマ・ユニット302および/またはRFタイマ・ユニット303の一部の実装形態は、システム・タイミングを制御する(たとえば要望に応じて様々な特定の回路を使用して実装される)ハードウェア状態マシンを使用する。さらに、一部の代替実施形態では、主要タイマ・ユニット302とRFタイマ・ユニット303の動作は、MCU352など、デジタル処理回路120の他の構成要素とは独立したものである。
最後に、図3の実施形態はDSP512とMCU352とを含むが、他のデジタル処理回路を使用する実施形態もある。たとえば、一部の実施形態は、MCU352の代わりに1つまたは複数のDSPを使用する。同様に、DSPなしに1つまたは複数のMCU(またはCPU)を使用する実施形態もある。さらなる実施形態は、MCU352の代わりに、プログラマブル論理デバイス(PLD:programmable logic device)または他のハードウェア回路を使用する。
さらに、一部の代替実施形態では、RFフロントエンド回路110は、連続的に送信しかつ/または受信することに留意されたい。こうした実施形態では、上述のデュアル・タイマが、RFアクティビティの特定の期間の間の干渉を低減させるために使用されることもある(たとえば、主要タイマ・ユニットは、RFタイマ・ユニットがシステム・タイミングを制御する間ディセーブルされる)。
上記の諸実施形態についてかなり詳細に述べたが、上述の開示を十分に理解すると、多くの追加の変形形態や修正形態が当業者には明らかになろう。添付の特許請求の範囲は、すべてのこうした変形形態や修正形態を包含すると解釈すべきものである。
RFフロントエンド回路とデジタル処理回路とを含む通信装置の一般化されたブロック図である。 時間領域分離に従って通信装置内で生じる1組のイベントを示す図である。 デジタル処理回路内の回路実装の一例のブロック図である。 主要タイマ・ユニットとRFタイマ・ユニットの動作シーケンスを示す図である。 主要タイマ・ユニットとRFタイミング・ユニットの一実施形態の詳細を示す図である。 RF回路のシャットダウン・モードとRF回路のアクティブ・モードの間の遷移の詳細を示す図である。 一実施形態においてRFユニットへの移行命令の実行に応答して実施される操作を示す図である。 主要タイマ・ユニットからRFタイマ・ユニットへの制御の移行のタイミングを示す図である。 RFタイマ・ユニットから主要タイマ・ユニットへの制御の移行のタイミングを示す図である。

Claims (54)

  1. 無線周波数信号に作用するように構成された無線周波数(RF)回路と、
    前記RF回路に結合されており、第1のタイミング回路と第2のタイミング回路とを含むデジタル処理回路とを備える通信装置であって、
    前記第1のタイミング回路は、前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され、
    前記第2のタイミング回路は、前記RF回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され、
    前記第1のタイミング回路の少なくとも一部が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされ、
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードから前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされる通信装置。
  2. 前記第1のタイミング回路に加えて前記デジタル処理回路の一部が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされる請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記デジタル処理回路の前記一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第1のタイミング回路をクロックする1つまたは複数のクロックをディセーブルする信号によってディセーブルされる請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記RF回路の前記アクティブ動作モードが送信動作モードである請求項1に記載の通信装置。
  7. 前記RF回路の前記アクティブ動作モードが受信動作モードである請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされた前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードの間イネーブルされる請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してイネーブルされる請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記第1のタイミング回路の少なくとも一部が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードの間、前記第1のタイミング回路をクロックする1つまたは複数のクロックをイネーブルする信号によってイネーブルされる請求項8に記載の通信装置。
  11. 前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの前記変更を知らせる前記信号が、前記第1のタイミング回路によって供給される請求項に記載の通信装置。
  12. 前記第1のカウンタの前記内容が前記第2のカウンタにタイミングのずれを伴わずにロードされ、前記第2のカウンタの前記内容が前記第1のカウンタにタイミングのずれを伴わずにロードされる請求項に記載の通信装置。
  13. 前記第1のタイミング回路が、第1の命令セットからの命令を実行するための第1の命令実行ユニットをさらに含み、前記第2のタイミング回路が、第2の命令セットからの命令を実行するための第2の命令実行ユニットをさらに含む請求項に記載の通信装置。
  14. 前記第1のタイミング回路が、前記第1の命令実行ユニットによる命令の実行に応答して前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する前記時報信号を供給するようにさらに構成され、前記第2のタイミング回路が、前記第2の命令実行ユニットによる命令の実行に応答して前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する前記時報信号を供給するようにさらに構成される請求項13に記載の通信装置。
  15. 前記第1のタイミング回路が第1の命令ストア・ユニットをさらに含み、前記第2のタイミング回路が第2の命令ストア・ユニットをさらに含む請求項14に記載の通信装置。
  16. 前記デジタル処理回路がさらに、前記第1の命令実行ユニットによる実行のために前記第1の命令ストア・ユニット内に命令をダウンロードするように構成されたマイクロコントローラ・ユニット(MCU)をさらに含む請求項15に記載の通信装置。
  17. 前記第1のタイミング回路が、前記第2の命令実行ユニットによる実行のために前記第2の命令ストア・ユニット内に命令をダウンロードするようにさらに構成される請求項15に記載の通信装置。
  18. 前記第1のタイミング回路が、前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードから前記デジタル処理回路のシャットダウン動作モードへの変更を示す前記MCUへの割込み信号を送信するようにさらに構成される請求項16に記載の通信装置。
  19. 前記デジタル処理回路がデジタル信号プロセッサ(DSP)をさらに含み、前記第1のタイミング回路が、前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードから前記デジタル処理回路のシャットダウン動作モードへの変更を示す前記DSPへの割込み信号を送信するようにさらに構成される請求項16に記載の通信装置。
  20. 前記割込み信号が、前記第1の命令実行ユニットによる命令の実行に応答して生成される請求項18に記載の通信装置。
  21. 前記割込み信号が、前記第1の命令実行ユニットによる命令の実行に応答して生成される請求項19に記載の通信装置。
  22. 無線周波数(RF)回路とデジタル処理回路とを含む通信装置を動作させる方法であって、
    前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を第1のタイミング回路から供給するステップと
    前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路のアクティブ動作モードへの変更を示す信号を第2のタイミング回路で受信するステップと、
    前記第1のタイミング回路の少なくとも一部を、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルするステップと、
    前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を前記第2のタイミング回路から供給するステップとを備え、
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる前記信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路の前記シャットダウン動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされることを特徴とする方法。
  23. 無線周波数(RF)回路とデジタル処理回路とを含む通信装置を動作させる方法であって、
    前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を第1のタイミング回路から供給するステップと、
    前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路のアクティブ動作モードへの変更を示す第1の信号を第2のタイミング回路で受信するステップと、
    前記第1のタイミング回路の少なくとも一部をディセーブルするステップと、
    前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を前記第2のタイミング回路から供給するステップと、
    前記第1のタイミング回路の前記一部をイネーブルするステップと、
    前記RF回路の前記アクティブ動作モードから前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードへの変更を示す第2の信号を、前記第1のタイミング回路で受信するステップと、
    前記第2の信号に応答して、システム動作のタイミングを制御する時報信号を前記第1のタイミング回路から再び供給し始めるステップとを備え、
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記第1の信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記第2の信号に応答して前記第1のカウンタにロードされる方法。
  24. 前記第1の信号が前記第1のタイミング回路によって生成される請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2の信号が前記第2のタイミング回路によって生成される請求項23に記載の方法。
  26. 無線周波数信号に作用するように構成された無線周波数(RF)回路と、
    前記RF回路に結合されており、第1のタイミング回路と第2のタイミング回路とを含むデジタル処理回路とを備え、
    前記第1のタイミング回路が前記RF回路のシャットダウン動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され、該第1のタイミング回路の少なくとも一部が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされ、前記第2のタイミング回路が前記RF回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記RF回路の前記シャットダウン動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路の前記シャットダウン動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされる通信装置。
  27. 前記第1のタイミング回路に加えて前記デジタル処理回路の一部が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされる請求項26に記載の通信装置。
  28. 前記デジタル処理回路の前記一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項27に記載の通信装置。
  29. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項26に記載の通信装置。
  30. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第1のタイミング回路をクロックする1つまたは複数のクロックをディセーブルする信号によってディセーブルされる請求項26に記載の通信装置。
  31. 前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされた前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記RF回路の前記シャットダウン動作モードの間イネーブルされる請求項26に記載の通信装置。
  32. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してイネーブルされる請求項31に記載の通信装置。
  33. 前記第2のタイミング回路が、前記RF回路の前記シャットダウン動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、前記時報信号を供給するように構成される請求項26に記載の通信装置。
  34. 前記RF回路の前記シャットダウン動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの前記変更を知らせる前記信号が、前記第1のタイミング回路によって供給される請求項33に記載の通信装置。
  35. 無線周波数(RF)回路とデジタル処理回路とを含む通信装置を動作させる方法であって、
    前記RF回路のシャットダウン動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を第1のタイミング回路から供給するステップと、
    前記RF回路の前記シャットダウン動作モードから前記RF回路のアクティブ動作モードへの変更を示す信号を第2のタイミング回路で受信するステップと、
    前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、前記第1のタイミング回路の少なくとも一部がディセーブルされ、システム動作のタイミングを制御する時報信号を前記第2のタイミング回路から供給するステップとを備え、
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記RF回路の前記シャットダウン動作モードから前記RF回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる前記信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RF回路の前記アクティブ動作モードから前記RF回路の前記シャットダウン動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされる方法。
  36. 無線周波数信号に作用するように構成された無線周波数(RF)トランシーバと、
    前記RFトランシーバに結合されており、第1のタイミング回路と第2のタイミング回路とを含むデジタル処理回路とを備える携帯電話であって、
    前記第1のタイミング回路が、前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され、前記第2のタイミング回路が前記RFトランシーバのアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給し、前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、前記第1のタイミング回路の少なくとも一部がディセーブルされ
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードから前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされるように構成される携帯電話。
  37. 前記第1のタイミング回路に加えて前記デジタル処理回路の一部が、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされる請求項36に記載の携帯電話。
  38. 前記デジタル処理回路の前記一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項37に記載の携帯電話。
  39. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項36に記載の携帯電話。
  40. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第1のタイミング回路をクロックする1つまたは複数のクロックをディセーブルする信号によってディセーブルされる請求項36に記載の携帯電話。
  41. 前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされた前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードの間イネーブルされる請求項36に記載の携帯電話。
  42. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してイネーブルされる請求項41に記載の携帯電話。
  43. 前記第2のタイミング回路が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間、前記時報信号を供給するように構成される請求項36に記載の携帯電話。
  44. 前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの前記変更を知らせる前記信号が、前記第1のタイミング回路によって供給される請求項43に記載の携帯電話。
  45. 無線周波数(RF)トランシーバとデジタル処理回路とを含む携帯電話を動作させる方法であって、
    前記デジタル処理回路のアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を第1のタイミング回路から供給するステップと、
    前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RFトランシーバのアクティブ動作モードへの変更を示す信号を第2のタイミング回路で受信するステップと、
    前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間、前記第1のタイミング回路の少なくとも一部がディセーブルされ、システム動作のタイミングを制御する時報信号を前記第2のタイミング回路から供給するステップとを備え、
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードから前記デジタル処理回路の前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされる方法。
  46. 無線周波数信号に作用するように構成された無線周波数(RF)トランシーバと、
    前記RFトランシーバに結合されており、第1のタイミング回路と第2のタイミング回路とを含むデジタル処理回路とを備える携帯電話であって、
    前記第1のタイミング回路が、前記RFトランシーバのシャットダウン動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され、
    前記第2のタイミング回路が、前記RFトランシーバのアクティブ動作モードの間、システム動作のタイミングを制御する時報信号を供給するように構成され、
    前記RF回路の前記アクティブ動作モードの間、前記第1のタイミング回路の少なくとも一部がディセーブルされ、
    前記第1のタイミング回路がシステム時間維持のための第1のカウンタを含み、前記第2のタイミング回路が前記システム時間維持のための第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタの内容が、前記RFトランシーバの前記シャットダウン動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第2のカウンタにロードされ、
    前記第2のカウンタの内容が、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードから前記RFトランシーバの前記シャットダウン動作モードへの変更を知らせる信号に応答して前記第1のカウンタにロードされ、
    前記RFトランシーバと前記デジタル処理回路が単一の集積回路チップ上に製造される携帯電話。
  47. 前記第1のタイミング回路に加えて前記デジタル処理回路の一部が、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされる請求項46に記載の携帯電話。
  48. 前記デジタル処理回路の前記一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項47に記載の携帯電話。
  49. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してディセーブルされる請求項46に記載の携帯電話。
  50. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第1のタイミング回路をクロックする1つまたは複数のクロックをディセーブルする信号によってディセーブルされる請求項46に記載の携帯電話。
  51. 前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間ディセーブルされた前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記RFトランシーバの前記シャットダウン動作モードの間イネーブルされる請求項46に記載の携帯電話。
  52. 前記第1のタイミング回路の前記少なくとも一部が、前記第2のタイミング回路によって生成される信号に応答してイネーブルされる請求項51に記載の携帯電話。
  53. 前記第2のタイミング回路が、前記RFトランシーバの前記シャットダウン動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの変更を知らせる信号に応答して、前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードの間、前記時報信号を供給するように構成される請求項46に記載の携帯電話。
  54. 前記RFトランシーバの前記シャットダウン動作モードから前記RFトランシーバの前記アクティブ動作モードへの前記変更を知らせる前記信号が前記第1のタイミング回路によって供給される請求項53に記載の携帯電話。
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