JP5001696B2 - ベーンポンプ - Google Patents

ベーンポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP5001696B2
JP5001696B2 JP2007083028A JP2007083028A JP5001696B2 JP 5001696 B2 JP5001696 B2 JP 5001696B2 JP 2007083028 A JP2007083028 A JP 2007083028A JP 2007083028 A JP2007083028 A JP 2007083028A JP 5001696 B2 JP5001696 B2 JP 5001696B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
rotor
groove
vane groove
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007083028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008240653A (ja
Inventor
悦夫 松木
俊幸 久保田
元彦 松隈
毅 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007083028A priority Critical patent/JP5001696B2/ja
Publication of JP2008240653A publication Critical patent/JP2008240653A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5001696B2 publication Critical patent/JP5001696B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Description

本発明はベーンポンプに関する。
従来のベーンポンプ1は、図7のようにケーシング10に形成したポンプ室2の偏心位置にロータ3を収納し、ロータ3に放射状に伸びるベーン溝19を複数形成し、各ベーン溝19に先端がポンプ室2の内周面2aに摺接されるベーン4をロータ3のラジアル方向にスライド自在に設けている。ロータ3を回転駆動すると、各ベーン4はロータ3の遠心力の作用でロータ3のラジアル方向の外側にスライドして各ベーン4の先端部はポンプ室2の内周面2aに摺接し、これによりポンプ室2の内面とロータ3の外周面3aとベーン4とで囲まれた作動室5の容積が大小変化し、この作動室5を介して吸入経路6から作動流体を吸入すると共に吐出経路7から作動流体を排出する。なお、図中26はベーン溝19に設けたばね材である。
ところで上記各ベーン溝19はベーン4によってロータ3のラジアル方向の外側が閉塞されるため、ベーン4の後端面とこれに対向するベーン溝19の奥面の間には略密閉された空間が形成される。このためベーン4がロータ3のラジアル方向に外側にスライドする時には、このベーン溝19の奥部の空間の圧力が低下して負圧となりやすく、これがベーン4のベーン溝19に沿った移動を阻害する要因となり、ひいてはポンプ性能の低下を招く。
また例えば特許文献1に示すベーンポンプは、ベーン溝の奥部に作動流体とは別に潤滑油を供給することで、ベーンにポンプ室の内周面側に突出させるための背圧を与えている。しかしこのベーンポンプは、回転駆動するロータに設けたベーン溝の奥部に作動流体とは別の潤滑油を供給する必要があり、複雑な機構が必要となる。
実開昭59−154881号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ベーンをロータのラジアル方向にスムーズにスライドできて、ポンプ性能を向上でき、しかもベーン溝の奥部に作動流体とは別の油を供給する必要がなくて、簡単な機構となるベーンポンプを提供することを課題とする。
本発明の請求項1に係るベーンポンプは、ポンプ室2の偏心位置に収納したロータ3と、ロータ3の周方向に複数形成したベーン溝19と、各ベーン溝19にロータ3のラジアル方向にスライド自在に収納したベーン4と、ポンプ室2の内面とロータ3の外周面3aとベーン4とで囲まれてロータ3の回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室5と、容積拡大過程の作動室5に作動流体を流入させる吸入口6cと、容積縮小過程の作動室5から作動流体を排出させる吐出口7cとを備え、ロータ3の内部に、ベーン溝19の奥部と該ベーン溝19とはロータ3の回転中心を介して対向する位置にある他のベーン溝19の奥部を連通させる連絡孔40を形成し、各ベーン溝19をロータ3のスラスト方向の一方の面に形成されてロータ3のスラスト方向の他方側に底部を有する溝としたことを特徴とする。このように、ロータ3の内部にベーン溝19の奥部と該ベーン溝19とはロータ3の回転中心を介して対向する位置にある他のベーン溝19の奥部を連通させる連絡孔40を形成することで、ベーン4がロータ3の回転に伴いロータ3のラジアル方向の外側にスライドした時には、このベーン4を収納するベーン溝19の奥部に他のベーン溝19の奥部にある気体又は作動流体を連絡孔40を介して供給することができ、ベーン溝19の奥部が負圧になり難くなる。
請求項1に係る発明では、ロータの内部に連絡孔を形成するという簡単な機構により、ベーンをロータのラジアル方向にスムーズに移動できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1及び図2に示す本実施形態の一例のベーンポンプ1は、ケーシング10内に形成したポンプ室2にロータ3を偏心させて収納し、先端がポンプ室2の内周面2aに摺接される複数のベーン4をロータ3に設け、ロータ3をステータ23により回転駆動することでポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれた作動室5の容積を大小変化させ、これにより作動室5を介して吸入口6cからの作動流体を吐出口7cから排出するものである。なお以下ではロータ3のスラスト方向(ロータ3の軸方向)の一方を上方、反対側の他方を下方として説明する。
ロータ3を収納するケーシング10は上ケース11と下ケース12で構成してある。上ケース11は下方に開口する上凹所15を有し、上凹所15の上部には円環状のリング材17を嵌入している。下ケース12の底部には上方に向けて円筒部24を突設してあり、円筒部24をOリングからなるパッキン13を介して上凹所15の下部に嵌合することでケーシング10が形成される。リング材17の外周縁部は下方に突出してその内側に下方に開口する嵌込凹所33を形成してあり、前記円筒部24の上端部は嵌込凹所33に嵌め込まれる。
下ケース12の円筒部24内は上方に開口する下凹所16となっている。下凹所16の底部の中央には下方に開口する有底円筒状の有底筒部25を上方に向けて突設している。有底筒部25の上底部の上面中央には下穴36bを形成してあり、下穴36bの底面中央には下軸着穴21bを形成している。また上ケース11の上凹所15の底面中央には下穴36bに対向する上穴36aを形成し、上穴36aの底面中央には下軸着穴21bに対向する上軸着穴21aを形成している。上軸着穴21a及び下軸着穴21bには軸32の上端部及び下端部の夫々を嵌入している。
リング材17の内側には平面視円形の中央孔17aを形成してあり、中央孔17aの中心は平面視円形の下凹所16の偏心位置にある。軸32はリング材17の中央孔17aの偏心位置にあり、ロータ3を回転自在に支持する。そして上記上凹所15と、リング材17と、下凹所16でロータ3が収納されるポンプ室2が形成される。
ロータ3は平面視円形に形成してあり、上部のロータ本体8と下部のマグネット部22で構成してある。ロータ3は、ロータ本体8の外周面8aがリング材17の内周面(ポンプ室2の内周面2a)に対向し、且つロータ本体8の上面(ロータ3の一方のスラスト面)が上凹所15の上底面(ポンプ室2の内底面)に対向するようポンプ室2に収納されている。
ロータ本体8の上面には断面コ字状のベーン溝19を周方向に等間隔で複数条(本例では4条)形成している。各ベーン溝19はロータ3のラジアル方向に伸びて放射状に形成され、ロータ本体8の外周面8aから開口している。各ベーン溝19には直方体形状のベーン4をロータ3のラジアル方向にスライド自在に収納してあり、これにより各ベーン4の先部はロータ本体8の外周面8aから出入自在となっている。なお各ベーン4の上面は上凹所15の上底面に対向している。
ロータ本体8の外周面8aの下端部にはフランジ部27を周設している。フランジ部27の上側の面は各ベーン溝19の底面と同一面に形成してあり、各ベーン4はフランジ部27に至るまでスライド可能となっている。またフランジ部27の外周部はリング材17の内周面よりも外側に突出し、その上面がリング材17の下面に対向している。
マグネット部22は円筒状の永久磁石で構成してあり、下凹所16の内周面と有底筒部25の間に形成された円環状の溝部30内に収納してある。マグネット部22の上端はロータ本体8の外周部に接続してあり、ロータ本体8の下面は外周部を除いてマグネット部22に覆われず露出している。ロータ本体8の中心には上下に貫通する軸受孔29を穿設してあり、軸受孔29には回転自在となるように前記軸32を挿入してあり、これによりロータ3は軸32を中心に回転自在となっている。
ロータ本体8の上面及び下面の夫々の中央部には軸受孔29の周縁部を構成する軸状突部9a、9bを突設してあり、下側の軸状突部9bとマグネット部22の上端部との間には平面視環状の環状凹所37を形成している。各軸状突部9a、9bは上穴36a及び下穴36bの夫々に挿入してあり、各軸状突部9a、9bと、上穴36aの底面又は下穴36bの底面との間には軸32を貫通させた受板18を配置している。各軸状突部9a、9bが受板18を介して上凹所15の上底面又は下凹所16の底面と当接した状態では、ロータ3は上凹所15の上底面や下凹所16の底面に接触しないようになっている。またこの状態では、前記ロータ3の下面に形成した環状凹所37の底面(ロータ本体8の下面)と有底筒部25の上底部の上面との間に隙間が形成され、この隙間はポンプ室2内の作動流体を溜めるための流体溜部35となる。
上ケース11には吸入用孔6a及び吐出用孔7aを形成し、またリング材17には吸入用孔6a及び吐出用孔7aの夫々をポンプ室2に連通させる吸入流路6b及び吐出流路7bを形成している。吸入用孔6a及び吸入流路6bで作動流体を作動室5に引き込む吸入経路6を構成し、また吐出用孔7a及び吐出流路7bで作動流体を作動室5から排出する吐出経路7を構成してあり、このようにケーシング10内にポンプ室2に至るように設けた吸入経路6及び吐出経路7の夫々の下流側端部が吸入口6c及び吐出口7cとなっている。また吸入経路6の入口部及び吐出経路7の出口部は上ケース11の同一の側面から同一方向に突出している。
下ケース12の下面には有底筒部25の内側の空所からなるステータ収納凹所34を形成してあり、ステータ収納凹所34にはステータ23を配設してある。そして、このポンプ室2外に配置したステータ23の電磁力により、ケーシング10を介してポンプ室2内のロータ3を図1の矢印aに示す方向に回転駆動できるようになっている。
ロータ3をステータ23にて回転駆動すると、各ベーン4はロータ3の回転による遠心力の作用を受けてロータ本体8の外周面8aから外方へ突出し、その先端がリング材17の内周面に摺接し、この時、ポンプ室2の内周面2a及び内底面からなる内面とロータ本体8の外周面8a及びフランジ部27とベーン4とで囲まれた複数の作動室5がポンプ室2に形成される。
ロータ本体8はリング材17の内側に形成された平面視円形のポンプ室2の偏心位置にあるから、リング材17の内周面とロータ本体8の外周面8aとの距離はロータ3の回転位置に応じて異なると共にベーン4のロータ本体8からの突出量もロータ本体8の回転位置に応じて異なる。つまりロータ3を回転駆動すると、各作動室5はロータ3の回転方向に移動しながらその容積が大小変化し、各作動室5が吸入経路6に連通する位置にある時にはロータ3の回転に伴い容積が増大し、吐出経路7に連通する位置にある時にはロータ3の回転に伴い容積が減少する。これにより作動流体が吸入経路6からこれに連通する作動室5内に流入し、この作動室5内で圧縮された後に吐出経路7から吐出されてポンプとして機能する。
ここでロータ本体8の内部にはベーン溝19の奥部と流体溜部35とを連通させる連通孔14を形成している。連通孔14はベーン溝19毎に形成している。各連通孔14はベーン溝19の底部の奥側端部を上下に貫通する円孔からなり、上端はベーン溝19の奥部の底面から開口している。
また、上記ベーン4が図1中bに示す位置にある時、即ち先端をポンプ室2の内周面2aに接触させ且つベーン溝19において最もロータ3のラジアル方向における内側に後退した状態にある時には、各連通孔14の上端開口の一部又は全部はベーン4よりも更にロータ3の内側に位置する。このため各連通孔14の上端開口はベーン4の底面によって閉塞されることがない。また各連通孔14の下端は環状凹所37の底面から開口し、ロータ3の回転時において常に円環状の流体溜部35の周方向のいずれかの箇所に連通する。これによりベーン溝19の奥部の空間、即ちベーン4の後端面とこれに対向するベーン溝19の奥面との間の空間は、常に流体溜部35に連通した状態となる。
上記本例のベーンポンプ1は、ポンプ室2に作動流体を溜める流体溜部35を形成し、ロータ3の内部に一端がベーン溝19の奥部の内面に開口すると共に他端がロータ3の外面から開口して流体溜部35に連通する連通孔14を形成しているので、ベーン4がロータ3の回転に伴いロータ3のラジアル方向の外側にスライドした時には、このベーン4によって流体溜部35に溜められた作動流体が連通孔14を介してベーン溝19の奥部に吸引されることとなる。また逆にベーン4がポンプ室2の内周面2aに押されてロータ3のラジアル方向の内側にスライドした時には、このベーン4によってベーン溝19の奥部にある作動流体が連通孔14を介して流体溜部35に押し出されることとなる。従ってベーン4がロータ3のラジアル方向の外側にスライドする時には、このベーン4を収納するベーン溝19の奥部の空間に作動流体が供給されて負圧になり難く、この結果、簡単な機構によりベーン4をロータ3のラジアル方向にスムーズに移動できることとなる。
なお、上記ベーンポンプ1においては、図3(a)〜(c)に示すように、各ベーン4の後端面の少なくとも底面側の端部をベーン4の底面から離れる程ベーン4の後端側に位置するように傾斜した傾斜面38としても良い。傾斜面38としては、図3(a)のようにベーン4の後端面の上下方向の全長に亘る部分を傾斜面38としたり、図3(b)や図3(c)のようにベーン4の後端面の底面側の端部のみを傾斜面38とすると共に傾斜面よりも上側の部分をベーン溝19の後端面と平行な垂直面とすることが考えられる。また傾斜面38は図3(a)や図3(b)のように側面視で直線状であっても良いし、図3(c)のように弧状であっても良い。このようにベーン4の後端面に傾斜面38を形成することで、ベーン4の後端とベーン溝19の奥面とが接した状態で、ベーン4の傾斜面38とベーン溝19の奥面との間に連通孔14の一端開口が連通する略三角形状の空所39を形成することができる。従って、流体溜部35にある作動流体を連通孔14を介してベーン溝19の奥部に確実に供給することが可能となる。
次に他例のベーンポンプ1について説明する。なお以下の説明では、図1に示す一例のベーンポンプ1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
図4及び図5に示す本例のベーンポンプ1は、各連通孔14を、ベーン溝4の奥面に形成された上下に延びる半円状溝14aと、半円状溝14aと同径で半円状溝14aの下端に連続する円孔14bとで構成している。半円状溝14aはベーン溝4の奥面の上下方向の全長に亘って形成してある。円孔14bは上端のロータ3のラジアル方向における内側半部を半円状溝14aの下端に連通接続すると共に反対側の半部をベーン溝19の奥側端部の底面から開口させている。即ち本例の各連通孔14はその上端開口をベーン溝19の奥部の底面から奥面に至るまで形成している。なお円孔14bの下端は上記一例の連通孔14と同様、ロータ本体8の下面から開口して流体溜部35に連通している。
このように本例のベーンポンプ1は、連通孔14の一端開口をベーン溝19の奥部の底面から奥面に至るまで形成しているので、連通孔14の一端開口の開口面積を充分に確保できる。またベーン4が図4中cに示す位置にある場合、即ちベーン4の後端面がベーン溝19の奥面に当接して、このベーン4の底面により連通孔14の一端開口の一部(ベーン溝19の底面に形成した部分)が閉塞された場合にも、流体溜部35にある作動流体を連通孔14の一端開口のベーン溝19の奥面に形成した部分からベーン溝19の奥部に供給できる。従って、この連通孔14を介して作動流体をベーン溝19に確実に供給できる。
次に更に他例のベーンポンプ1について説明する。なお以下の説明では図1に示す一例のベーンポンプ1と同一の構成については同一の番号を付与し、重複する説明は省略する。
本例のベーンポンプ1は、図6に示すように連通孔14に替えてロータ本体8の内部にベーン溝19の奥部と他のベーン溝19の奥部を連通させる連絡孔40を形成している。連絡孔40は、ロータ3の回転中心を介して対向する位置(つまりロータ3の周方向において180°離れた位置)にあって対をなすベーン溝19の奥部同士を連通接続するものである。連絡孔40は対をなすベーン溝19毎に設けてあり、つまり本例ではベーン溝19を4条設けているため2つの連絡孔40を備えている。各連絡孔40はロータ3のラジアル方向に沿った平面視直線状の孔であり、その両端開口はベーン溝19の奥面か夫々開口し、各連絡孔40は互いに連通せず独立している。
このようにロータ3の内部にベーン溝19の奥部と該ベーン溝19とはロータ3の回転中心を介して対向する位置にある他のベーン溝19の奥部を連通させる連絡孔40を形成することで、ベーン4がロータ3の回転に伴いロータ3のラジアル方向の外側にスライドした時には、このベーン4を収納するベーン溝19の奥部に他のベーン溝19の奥部にある気体又は作動流体が連絡孔40を介して供給され、負圧になり難くなり、この結果、簡単な機構によりベーン4をロータ3のラジアル方向にスムーズに移動できる。
なお上記各例のベーンポンプ1の作動流体は、例えば水やアルコール、不凍液等の液体とするが、その他の液体であっても良い。
本発明の実施形態の一例を示し、ベーンポンプの水平断面図である。 図1のA−A断面図である。 (a)〜(c)は同上のベーンの変形例を示す説明図である。 他例のベーンポンプの水平断面図である。 同上のB−B断面図である。 更に他例のベーンポンプの水平断面図である。 従来のベーンポンプの断面図である。
符号の説明
1 ベーンポンプ
2 ポンプ室
3 ロータ
4 ベーン
5 作動室
6c 吸入口
7c 吐出口
14 連通孔
19 ベーン溝
35 流体溜部
38 傾斜面
39 空所
40 連絡孔

Claims (1)

  1. ポンプ室の偏心位置に収納したロータと、ロータの周方向に複数形成したベーン溝と、各ベーン溝にロータのラジアル方向にスライド自在に収納したベーンと、ポンプ室の内面とロータの外周面とベーンとで囲まれてロータの回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室と、容積拡大過程の作動室に作動流体を流入させる吸入口と、容積縮小過程の作動室から作動流体を排出させる吐出口とを備え、ロータの内部に、ベーン溝の奥部と該ベーン溝とはロータの回転中心を介して対向する位置にある他のベーン溝の奥部を連通させる連絡孔を形成し、各ベーン溝をロータのスラスト方向の一方の面に形成されてロータのスラスト方向の他方側に底部を有する溝としたことを特徴とするベーンポンプ。
JP2007083028A 2007-03-27 2007-03-27 ベーンポンプ Active JP5001696B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007083028A JP5001696B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 ベーンポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007083028A JP5001696B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 ベーンポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008240653A JP2008240653A (ja) 2008-10-09
JP5001696B2 true JP5001696B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=39912296

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007083028A Active JP5001696B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 ベーンポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5001696B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104564663A (zh) * 2015-01-04 2015-04-29 江苏金湖输油泵有限公司 压力平衡式叶片输油泵
CN105508240A (zh) * 2016-01-15 2016-04-20 托肯恒山科技(广州)有限公司 一种抗汽蚀叶片泵

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5236972Y2 (ja) * 1972-10-25 1977-08-23
JPS51146505U (ja) * 1975-05-20 1976-11-25
JPS62179381U (ja) * 1986-05-02 1987-11-14
JPH10331780A (ja) * 1997-06-02 1998-12-15 Mikuni Corp べーンポンプ
JP2003239871A (ja) * 2002-02-20 2003-08-27 Toyoda Mach Works Ltd ロータの製造方法およびロータを用いたベーンポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008240653A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5021749B2 (ja) 羽根型機械、特にベーンポンプ
JP2012207547A (ja) 電動スクロール型圧縮機
JP2008215262A (ja) ベーンポンプ
JP2015169156A (ja) 可変容量形ベーンポンプ
JP5001696B2 (ja) ベーンポンプ
JP2008128116A (ja) ベーンポンプ
KR20080047295A (ko) 베인 펌프
JP2009114943A (ja) スクロール型流体機械
US7566212B2 (en) Vane pump with blade base members
JP4858262B2 (ja) ベーンポンプ
KR101326450B1 (ko) 압축기
JP4976826B2 (ja) ベーンポンプ
JP2008223547A (ja) ベーンポンプ
JP2008223731A (ja) ベーンポンプ
JP2008128203A (ja) ベーンポンプ
JP2010249067A (ja) ベーンポンプ
JP2010275963A (ja) ベーンポンプ
JP2016133019A (ja) バキュームポンプ
JP4821672B2 (ja) ベーンポンプ
JP2008240652A (ja) ベーンポンプ
JP4811243B2 (ja) ベーンポンプ
JP2016194251A (ja) 遠心圧縮機
KR20040071711A (ko) 진공 펌프
JP2008223630A (ja) ベーンポンプ
JP2008231954A (ja) ベーンポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090312

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101008

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111011

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120424

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5001696

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3