JP2008223547A - ベーンポンプ - Google Patents

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政昭 西方
Takeshi Kusakabe
毅 日下部
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司 法上
Ken Yamamoto
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【課題】ベーンの先端とポンプ室の内周面の間から作動流体が漏れることを防止でき、またロータの回転数を変更した場合にベーンに過剰な摺動抵抗がかかって磨耗することを防止できるベーンポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ室2に収納したロータ3を備える。ロータ3に出入自在に設けた複数のベーン4を備える。ポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれてロータ3の回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室5を備える。容積拡大過程の作動室5に作動流体を流入させる吸入口部6を備える。容積縮小過程の作動室5から作動流体を排出させる吐出口部7を備える。各ベーン4のポンプ室2の内周面2aに摺接する先端部を永久磁石で構成する。各ベーン4よりもロータ3のラジアル方向における外側に、永久磁石で構成した各ベーン4の先端部を引き寄せる磁力を発生する電磁石9を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明はベーンポンプに関する。
従来のベーンポンプとして例えば特許文献1に示すものが知られている。このベーンポンプ1は、図4に示すようにケーシング10内に形成したポンプ室2の偏心位置にロータ3を収納している。ロータ3には放射状に伸びるベーン溝19を複数形成してあり、各ベーン溝19には先端がポンプ室2の内周面2aに摺接されるベーン4をロータ3のラジアル方向に摺動自在に設けている。ロータ3を回転駆動すると、各ベーン4の先端部はポンプ室2の内周面2aに摺接し、これによりポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれた作動室5の容積が大小変化し、この作動室5を介して吸入口部6から作動流体を吸入すると共に吐出口部7から作動流体を排出する。なお、図4中26はベーン溝19に設けたばね材である。
ところで上記各ベーン4はロータ3の回転による遠心力の作用を受けてロータ3の外周面から外方へ突出し、これにより先端部がポンプ室2の内周面2aに摺接するものであるが、ベーン4の先端がポンプ室2の内周面2aに押し付けられる力が弱く、ベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aの間から作動流体が漏れてポンプ効率が低下する恐れがある。またロータ3の回転数を変更した場合にはベーン4にかかるロータ3の遠心力が変化する。このためロータ3の回転数が増すとベーン4のポンプ室2の内周面2aに対する摺動抵抗が増し、ベーン4に過剰な摺動抵抗がかかって磨耗する恐れがある。
特開昭62−291488号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、ベーンの先端をポンプ室の内周面に確実に押し付けて、ベーンの先端とポンプ室の内周面の間から作動流体が漏れることを防止でき、またロータの回転数を変更した場合にベーンに過剰な摺動抵抗がかかって磨耗することを防止できるベーンポンプを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明の請求項1に係るベーンポンプは、ポンプ室2と、ポンプ室2に収納したロータ3と、ロータ3に出入自在に設けた複数のベーン4と、ポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれてロータ3の回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室5と、容積拡大過程の作動室5に作動流体を流入させる吸入口部6と、容積縮小過程の作動室5から作動流体を排出させる吐出口部7とを備え、各ベーン4のポンプ室2の内周面2aに摺接する先端部を永久磁石で構成し、各ベーン4よりもロータ3のラジアル方向における外側に、前記永久磁石で構成した各ベーン4の先端部を引き寄せる磁力を発生する電磁石9を設けて成ることを特徴とする。
また本発明の請求項2に係るベーンポンプは、ポンプ室2と、ポンプ室2に収納したロータ3と、ロータ3に出入自在に設けた複数のベーン4と、ポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれてロータ3の回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室5と、容積拡大過程の作動室5に作動流体を流入させる吸入口部6と、容積縮小過程の作動室5から作動流体を排出させる吐出口部7とを備え、各ベーン4のポンプ室2の内周面2aに摺接する先端部を磁性体で構成し、各ベーン4よりもロータ3のラジアル方向における外側に、前記磁性体で構成した各ベーン4の先端部を引き寄せる磁力を発生する電磁石9を設けて成ることを特徴とする。
また本発明の請求項3に係るベーンポンプは、ポンプ室2と、ポンプ室2に収納したロータ3と、ロータ3に出入自在に設けた複数のベーン4と、ポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれてロータ3の回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室5と、容積拡大過程の作動室5に作動流体を流入させる吸入口部6と、容積縮小過程の作動室5から作動流体を排出させる吐出口部7とを備え、各ベーン4のポンプ室2の内周面2aに摺接する側と反対側の後端部を永久磁石で構成し、各ベーン4よりもロータ3のラジアル方向における内側に、前記永久磁石で構成した各ベーン4の後端部をロータ3のラジアル方向の外側に遠ざける磁力を発生する電磁石9を設けて成ることを特徴とする。
上記請求項1乃至3に係る発明では、電磁石9の電磁力とロータ3の遠心力によりベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに確実に押し付けることができる。またロータ3の回転数を変更した場合に、変化するロータ3の遠心力に応じて各電磁石9で発生させる電磁力の強弱を調節して、ベーン4をポンプ室2の内周面2aに押し付ける力を一定にできる。
請求項1乃至3に係る発明では、電磁力とロータの遠心力によりベーンの先端をポンプ室の内周面に確実に押し付けて、ベーンの先端とポンプ室の内周面の間から作動流体が漏れることを防止できる。またロータの回転数を変更した場合に、変化するロータの遠心力に応じて各電磁石で発生させる電磁力の強弱を調節して、ベーンをポンプ室の内周面に押し付ける力を一定にでき、ポンプ室の内周面に対するベーンの摺動抵抗をロータの回転数に拘わらず一定にでき、ベーンに過剰な摺動抵抗がかかって磨耗することを防止できる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。図1に示す本実施形態の一例のベーンポンプ1は、ケーシング10内に形成したポンプ室2にロータ3を偏心させて収納し、先端がポンプ室2の内周面2aに摺接される複数のベーン4をロータ3に設け、ケーシング10に吸入口部6及び吐出口部7をポンプ室2に至るように設け、ロータ3をステータ23により回転駆動させることでポンプ室2の内面とロータ3の外周面とベーン4とで囲まれた空間である作動室5の容積を大小変化させて、作動室5を介して吸入口部6からの作動流体を吐出口部7から排出するものである。なお以下ではロータ3のスラスト方向(ロータ3の軸方向)の一方を上方、反対側の他方を下方として説明する。
ロータ3を収納するケーシング10は上ケース11と下ケース12で構成してある。上ケース11は下方に開口する上凹所15を有し、上凹所15には円環状のリング材17を嵌入している。下ケース12は底部から上方に向けて円筒部24を突設してあり、該円筒部24をOリングからなるパッキン13を介して上凹所15の下部に嵌合することでケーシング10が形成される。なお上ケース11と下ケース12は図示しない締結具で締結してある。
下ケース12の円筒部24内は上方に開口する下凹所16となっている。下凹所16の底部の中央には下側軸着穴21aを形成してあり、また上ケース11の上凹所15の底部中央には上側軸着穴21bを形成している。下側軸着穴21a及び上側軸着穴21bには軸部材32aの下端部及び上端部の夫々を嵌入して回転不能に固定してあり、該軸部材32aはリング材17の内側に形成された平面視円形のポンプ室2の偏心位置に位置して、ロータ3を回転自在に支持する軸部32を構成する。そしてポンプ室2は、上凹所15の底面と、リング材17の内周面と、下凹所16の内面とで構成されている。
ロータ3は平面視円形に形成してあり、上部のロータ本体8と下部の永久磁石からなるマグネット部22で構成してある。ロータ3は、ロータ本体8の外周面8aがポンプ室2の内周縁部を構成するリング材17の内周面に対向し、且つ一方のスラスト面となるロータ本体8の上面がポンプ室2の内底面を構成する上凹所15の底面に近接対向するようポンプ室2に収納される。
平面視円形のロータ本体8にはロータ3のラジアル方向に伸びるベーン溝19を周方向に等間隔で複数条(本例では4条)放射状に形成してあり、各ベーン溝19はロータ本体8の外周面8aから開口し、またロータ3のラジアル方向における外側端部は上方に開口している。各ベーン溝19にはベーン4をロータ3のラジアル方向に摺動自在に収納してあり、これにより各ベーン4はロータ本体8の外周面8aから出入自在となっている。
マグネット部22は下凹所16に収納してあり、ロータ3には上下に貫通する軸受用孔29を穿設している。軸受用孔29には軸受部材20を嵌入してあり、軸受部材20はロータ3の中心に位置している。管状の軸受部材20には回転自在となるように軸部材32aを挿入してあり、これによりロータ3は軸部材32aを中心に回転自在となっている。
上ケース11には作動室5となるポンプ室2にそれぞれ連通した吸入口部6及び吐出口部7を設けてあり、ロータ3の駆動時には吸入口部6から作動流体を作動室5に引き込むと共に吐出口部7から作動流体を作動室5から排出する。
下ケース12の下面にはステータ収納凹所34を形成してあり、該ステータ収納凹所34にステータ23を配設している。即ちロータ3、各ベーン4、軸部材32aを密閉空間となったポンプ室2内に配置しているのに対して、ステータ23をポンプ室2外に配置してあり、該ポンプ室2外に配置したステータ23の電磁力によりケーシング10を介してポンプ室2内に配置されたロータ3を回転駆動する。ステータ23によるロータ3の駆動は一般的なものと同様、ステータ23とマグネット部22との間の磁気作用によってマグネット部22に回転トルクを発生させ、この回転トルクによりマグネット部22、ひいてはロータ3を回転駆動するものである。なおロータ3の回転駆動方向は図1の矢印aに示す方向である。
ロータ3をステータ23にて回転駆動させた際には、各ベーン4はロータ3が回転することによる遠心力の作用を受けてロータ本体8の外周面8aから外方へ突出し、その先端をポンプ室2の内周面2aに摺接させるものである。この時、ポンプ室2の内面(内周面2a及び内底面)とロータ本体8の外周面8aとベーン4とで囲まれた作動室5をポンプ室2に複数形成する。ロータ本体8はリング材17の内側に形成されるポンプ室2の偏心位置にあるから、ポンプ室2の内周面2a(リング材17の内周面)とロータ本体8の外周面8aとの距離はロータ3の回転位置に応じて異なると共にベーン4のロータ3からの突出量もロータ3の回転位置に応じて異なり、ロータ3を回転駆動させることで各作動室5はロータ3の回転方向に移動しながらその容積を大小に変化させる。即ち、各作動室5は吸入口部6に連通する位置にある時にはロータ3の回転に伴い容積が増大し、吐出口部7に連通する位置にある時にはロータ3の回転に伴い容積が減少するようにされる。従ってロータ3を回転駆動すれば、作動流体が吸入口部6からこれに連通する作動室5内に流入し、この作動室5内で圧縮された後に吐出口部7から吐出されてポンプとして機能する。
ここで本発明のベーンポンプ1はベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに押し付ける手段として電磁石9を設けている。
図1の例では各ベーン4を永久磁石で構成し、また電磁石9をポンプ室2外で且つロータ3のラジアル方向における各ベーン4よりも外側の位置に配設している。各ベーン4はポンプ室2の内周面2aに摺接する先端側が全て同極のN極、反対の後端側が全てS極となるように着磁した永久磁石で構成してある。電磁石9はロータ3の周方向に等間隔で複数個(図示例では8個)設けている。各電磁石9はリング材17の外周面に接するようにケーシング10の上ケース11に内装して固定してあり、ロータ3の回転駆動時において各電磁石9に電流を流した際には、各電磁石9のロータ3の中心側の端部がS極となって、各ベーン4の先端側と異極となるように設定してある。
従ってロータ3の回転駆動時においては、各電磁石9を励磁して各ベーン4をロータ3のラジアル方向の外側に引き寄せる電磁力を生じさせることができ、この電磁力と既述のロータ3の回転駆動時に生じる遠心力によりベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに確実に押し付けて、ベーン4の先端とポンプ室2の内周面2aの間から作動流体が漏れることを防止できる。またロータ3の回転数を変更した場合に、変化するロータ3の遠心力に応じて各電磁石9で発生させる電磁力の強弱を調節して、ベーン4をポンプ室2の内周面2aに押し付ける力を一定にできる。このためポンプ室2の内周面2aに対するベーン4の摺動抵抗をロータ3の回転数に拘わらず一定にでき、ベーン4に過剰な摺動抵抗がかかって磨耗することを防止できる。なお、本例では各ベーン4の先端側をN極とし、後端側をS極としたが、各ベーン4の先端側をS極とし、後端側をN極としても良く、この場合、各電磁石9は電流を流した際にロータ3の中心側の端部がN極となるように設定する。また本例ではベーン4の全体を永久磁石で構成したが、ベーン4の少なくとも先端部が永久磁石で構成してあれば良い。
図2に他例のベーンポンプ1を示す。なお以下の本例の説明では図1に示すベーンポンプ1と同じ構成については説明を省略する。本例のベーンポンプ1は各ベーン4を鉄等の磁性体で構成してある。このようにベーン4を磁性体で構成した場合も、ロータ3の回転駆動時においては、各電磁石9を励磁して各ベーン4をロータ3のラジアル方向の外側に引き寄せる電磁力を生じさせ、図1の例と同様に各電磁石9の電磁力とロータ3の遠心力によりベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに確実に押し付けることができる。なお、本例の各電磁石9は、電流を流した際にロータ3の中心側の端部がS極となるように設定してあるが、N極となっても良い。また本例ではベーン4の全体を磁性体で構成したが、ベーン4の少なくとも先端部が磁性体で構成してあれば良い。
図3にさらに他例のベーンポンプ1を示す。なお以下の本例の説明では図1に示すベーンポンプ1と同じ構成については説明を省略する。本例のベーンポンプ1は各電磁石9をロータ3のラジアル方向における各ベーン4よりも内側の位置に配設してあり、電磁石9はロータ3の周方向に等間隔で複数個(図示例では4個)設けている。各電磁石9は上ケース11の上面に形成した凹部27内に収納してあり、ロータ3の回転駆動時において各電磁石9に電流を流した際には、各電磁石9のロータ3のラジアル方向における外側の端部がS極となって、各ベーン4の後端側(ポンプ室2の内周面2aに摺接する側と反対側)と同極となるように設定してある。
従ってロータ3の回転駆動時においては、各電磁石9を励磁して各ベーン4をロータ3のラジアル方向の外側に遠ざける電磁力を生じさせることができ、図1の例と同様に各電磁石9の電磁力とロータ3の遠心力によりベーン4の先端をポンプ室2の内周面2aに確実に押し付けることができる。
なお、本例では各ベーン4の先端側をN極とし、後端側をS極としたが、各ベーン4の先端側をS極とし、後端側をN極としても良く、この場合、各電磁石9は電流を流した際には各電磁石9のロータ3のラジアル方向における外側の端部がN極となるように設定する。また本例ではベーン4の全体を永久磁石で構成したが、ベーン4の少なくとも後端部が永久磁石で構成してあれば良い。
また上記各例では軸部32をケーシング10に固定的に設けて該軸部32でロータ3に固定的に設けた軸受部材20からなる軸受けを回転自在に支持したが、逆にロータ3に対して軸部を固定的に設け、該軸部をケーシング10に固定的に設けた軸受けに回転自在に軸支しても良い。また、上記各例ではロータ3を回転駆動させる駆動部は磁気作用を発生させるステータ23とマグネット部22とで構成しているが、駆動部としてはロータ3に固定した軸をモータにて回動駆動させる構造を採用してもよい。またロータ室2の内周面2aを形成するリング材17の内周面は平面視円形であるが、楕円形であっても良い。またベーンポンプ1の作動流体としては水やアルコール、不凍液等の液体が挙げられるが、気体であっても良い。
本発明の実施の形態の一例のベーンポンプを示し、(a)は水平断面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 他例のベーンポンプを示し、(a)は水平断面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。 更に他例のベーンポンプを示し、(a)は水平断面図であり、(b)は(a)のC−C断面図である。 従来のベーンポンプの断面図である。
符号の説明
1 ベーンポンプ
2 ポンプ室
3 ロータ
4 ベーン
5 作動室
6 吸入口部
7 吐出口部
9 電磁石

Claims (3)

  1. ポンプ室と、ポンプ室に収納したロータと、ロータに出入自在に設けた複数のベーンと、ポンプ室の内面とロータの外周面とベーンとで囲まれてロータの回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室と、容積拡大過程の作動室に作動流体を流入させる吸入口部と、容積縮小過程の作動室から作動流体を排出させる吐出口部とを備え、各ベーンのポンプ室の内周面に摺接する先端部を永久磁石で構成し、各ベーンよりもロータのラジアル方向における外側に、前記永久磁石で構成した各ベーンの先端部を引き寄せる磁力を発生する電磁石を設けて成ることを特徴とするベーンポンプ。
  2. ポンプ室と、ポンプ室に収納したロータと、ロータに出入自在に設けた複数のベーンと、ポンプ室の内面とロータの外周面とベーンとで囲まれてロータの回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室と、容積拡大過程の作動室に作動流体を流入させる吸入口部と、容積縮小過程の作動室から作動流体を排出させる吐出口部とを備え、各ベーンのポンプ室の内周面に摺接する先端部を磁性体で構成し、各ベーンよりもロータのラジアル方向における外側に、前記磁性体で構成した各ベーンの先端部を引き寄せる磁力を発生する電磁石を設けて成ることを特徴とするベーンポンプ。
  3. ポンプ室と、ポンプ室に収納したロータと、ロータに出入自在に設けた複数のベーンと、ポンプ室の内面とロータの外周面とベーンとで囲まれてロータの回転駆動によりその容積を大小変化させる作動室と、容積拡大過程の作動室に作動流体を流入させる吸入口部と、容積縮小過程の作動室から作動流体を排出させる吐出口部とを備え、各ベーンのポンプ室の内周面に摺接する側と反対側の後端部を永久磁石で構成し、各ベーンよりもロータのラジアル方向における内側に、前記永久磁石で構成した各ベーンの後端部をロータのラジアル方向の外側に遠ざける磁力を発生する電磁石を設けて成ることを特徴とするベーンポンプ。
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