JP5001221B2 - 節度可変式ロータリスイッチ装置 - Google Patents
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Description
本発明では、前記強節度機構及び前記弱節度機構は、節度山及びその谷の連続からなる節度山群に対して付勢部材により節度ピースが押し付けられた取り付け状態をとり、前記ノブが回動操作された際、前記節度ピースが前記付勢部材の付勢力に抗して前記節度山を乗り越える際に前記ノブに発生する反発力を節度として当該ノブに付与する節度機構であって、前記強節度機構及び前記弱節度機構の各々の節度山群は、両者とも前記連れ回り部材に設けられていることを要旨とする。
図1に示すように、車両1のセンタークラスター2には、各種車載機器を操作する際の入力系として操作パネル部3が設けられている。この操作パネル部3には、ノブ操作が回動操作式をとる複数のロータリスイッチ4と、各種選択画面を表示可能なディスプレイ5とが設けられている。本例の操作パネル部3は、ディスプレイ5に選択画面を表示し、この選択画面に表示される複数の選択項目の中から特定のものをロータリスイッチ4で選択指定する画面対話型(ユーザインターフェース)となっている。また、この操作パネル部3は、エアーコンディショナーシステム、カーナビゲーションシステム、オーディオシステム等の各種車載機器の共通の入力系として使用されている。
まずは、図3に示す例のように、スイッチノブ7が戻し用付勢部材16の付勢力によって飛び出し側に押し出されて飛び出し位置をとった場合を想定する。このとき、押し込み検出スイッチ48は、例えばオフ信号をスイッチコントローラ46に出力して、スイッチノブ7が飛び出し位置にあることをスイッチコントローラ46に通知する。スイッチコントローラ46は、押し込み検出スイッチ48からオフ信号を入力すると、このときのロータリスイッチ4がエアーコンディショナーシステムの入力系として機能する場合、このロータリスイッチ4のスイッチ機能を例えば送風温度調節スイッチに設定する。よって、飛び出し位置にあるスイッチノブ7を回動操作すると、ダクトから車内に吹き出されるエアの送風温度が切り換わる。
(1)スイッチノブ7の発生節度を切り換える可変式節度機構26を機械式としたので、この種の可変式節度機構26、ひいてはロータリスイッチ4を構造の簡素なものとすることができる。また、可変式節度機構26を機械式とすれば、例えば電気式と比較して部品点数が少なくなり、しかも安価な部品群を用意すればよくなるので、装置重量及び装置コストの面からも利点を享受できる。さらに、可変式節度機構26が電気式の場合には、節度切り換え時に電力を必要としてしまうが、可変式節度機構26を機械式とすれば、切り換え動作に際して電力が不要であるので、省エネルギー効果を図ることもできる。また、可変式節度機構26が電気式の場合には、もし仮にアクチュエータが熱を持ってこれがスイッチノブ7にまで伝わってしまうと、スイッチノブ7自体が熱くなる懸念が生じるので、この対策を講じる必要が出てくるが、可変式節度機構26を機械式とすれば、この種の問題について考慮せずに済む。
・ 連れ回り部材10と、支持座部28及び支持筒36との位置関係は、ノブ回動軸8の軸直交方向外側に連れ回り部材10が位置し、ノブ回動軸8の軸直交方向内側に支持座部28及び支持筒36が位置する位置関係に限定されない。例えば、図8に示すように、この位置関係を逆としてもよい。
・ 節度付勢部材31,39は、必ずしもコイルスプリング等のばね部材に限定されず、例えばゴム材を使用してもよい。
・ 係止機構43は、必ずしも係止ピン44を複数持つことに限定されず、例えば1つだけでもよい。
・ 係止機構43は、必ずしもピンと穴とからなるものに限らず、例えば片と溝とからなるものでもよい。
・ 1つのスイッチを複数の車載機器(車載システム)の間で共用してもよい。例えば、1つのロータリスイッチ4をエアーコンディショナーシステム、カーナビゲーションシステム、オーディオシステムで共用してもよい。
(1)請求項1〜3のいずれかにおいて、前記係止機構は、前記連れ回り部材及び前記スイッチ本体のうちの一方に設けられたピンを、これらの他方に設けられた穴に嵌め込むことにより係止状態をとる機構である。この構成によれば、係止機構をピン及び穴という簡素な構造のもので済ますことが可能となる。
Claims (3)
- 回動操作式のノブのノブ回動軸に設けられ、その取り付け位置で相対回動可能な連れ回り部材と、前記ノブと前記連れ回り部材との間に設けられ、前記ノブに強節度を発生可能な強節度機構と、前記連れ回り部材とスイッチ本体との間に設けられ、前記ノブに弱節度を発生可能な弱節度機構と、押込操作が許容された前記ノブを飛び出し位置と押し込み位置との2位置のどちらかに位置させる位置保持機構と、前記ノブが前記2位置のうちのどちらかをとる際に、前記連れ回り部材を前記スイッチ本体に固定可能な係止機構とを備え、
前記ノブが前記2位置のうちの一方をとる際、前記係止機構が前記連れ回り部材を前記スイッチ本体に固定せずに、前記連れ回り部材が前記強節度機構の節度によって前記ノブと連れ回りすることを許可して前記弱節度機構を利かせることにより、前記ノブに弱節度を発生させ、前記ノブが前記2位置のうちの他方をとる際、前記係止機構が前記連れ回り部材を前記スイッチ本体に固定して、前記連れ回り部材が前記ノブと連れ回りしないようにして前記強節度機構を利かせることにより、前記ノブに強節度を発生させることを特徴とする節度可変式ロータリスイッチ装置。 - 前記係止機構は、前記連れ回り部材及び前記スイッチ本体のうちの一方に設けられた係止部を、これらの他方に設けられた被係止部に係止することにより前記固定を行うとともに、前記係止部及び被係止部の組が複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の節度可変式ロータリスイッチ装置。
- 前記強節度機構及び前記弱節度機構は、節度山及びその谷の連続からなる節度山群に対して付勢部材により節度ピースが押し付けられた取り付け状態をとり、前記ノブが回動操作された際、前記節度ピースが前記付勢部材の付勢力に抗して前記節度山を乗り越える際に前記ノブに発生する反発力を節度として当該ノブに付与する節度機構であって、
前記強節度機構及び前記弱節度機構の各々の節度山群は、両者とも前記連れ回り部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の節度可変式ロータリスイッチ装置。
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