JP5001026B2 - 画像形成装置及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に画像形成データと共に地紋を形成する画像形成装置及び画像形成システムに関し、特に、画像形成に使用される着色剤が適宜に消費される画像形成装置及び画像形成システムに関するものである。
ユーザ端末と、印刷されるべき資料を記憶する資料サーバと、ユーザ端末を介して送出された資料内容の印刷データ(即ち、画像形成データ)を受信して印刷を行うプリンタのような画像形成装置とを含む画像形成システムにおいて、該画像形成装置は、例えば、着色剤としてのトナー或はインクを用いて、記録媒体としての用紙に印刷データを印刷する。
そして、この印刷された用紙に対して、印刷データの複写や、偽造、機密漏洩などを抑えるためには、印刷データの背景に、この用紙の全面に渡って、「複写禁止」のような文字画像に基づく隠しパターンや、「社外秘」のような文字情報に基づくウォーターマーク、ユーザなどを含む情報に基づく漏洩抑制パターンなどが、不正使用を抑制するための地紋として、印刷データと共に印刷される。
このような地紋について、例えば、下記特許文献1に開示されている。
特開平11−298717号公報
しかしながら、この地紋を印刷するためには着色剤を消費してしまう。特に、従来の画像形成システムにおいて、画像形成装置は、資料サーバに格納される全ての印刷資料に対して、一様に、地紋を印刷してしまうので、多大な着色剤を消費してしまった。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
本発明に係る画像形成装置は、上位装置から受信した文書データに地紋データを重ね合わせて印刷する画像形成装置であって、文書データは、該文書データに関する属性を示す複数の属性データと、機密重要度を示す情報を含み、文書データの機密重要度に基づき、複数の属性データより所定の属性データを選択し、選択した属性データに基づいて地紋データを生成する地紋データ生成部と、地紋データ生成部が生成した地紋データと文書データを重ね合わせて印刷する印刷制御部とを有し、地紋データ生成部は、文書データの機密重要度の順位が高くなるほど複数の属性データから多くの属性データを選択し、選択された各属性データに基づき単位面積当たりのドット数が多い地紋データを生成し、印刷制御部は、生成された文書データの機密重要度の順位が高くなるほど単位面積当たりのドット数が多い地紋データを文書データに重畳して印刷することを特徴とする。
〈構成
本発明に係る画像形成システムは、文書データを送信する上位装置と、構成に記載の画像形成装置を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置及び画像形成システムによれば、画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋が、必要とした場合のみ、画像形成データと共に記録媒体に形成することから、形成に用いられる着色剤の消費量を減少することができる。
以下、図を用いる実施形態で、本発明に係る画像形成システムを、画像形成装置と共に詳細に説明する。
〈実施例1の構成〉
図1は、本発明に係る画像形成システムの実施例1における構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像形成システム10は、図1に示されているように、画像形成装置11と、通信線12を介して該画像形成装置11と通信可能に接続している利用者端末13と、通信線14を介して該利用者端末13と通信可能に接続しているサーバ15とを含む。
該画像形成システム10は、例えば、会社、銀行など機関に設けられて利用されている。
サーバ15は、例えば機関内における機密のあるそれぞれの資料に関する画像形成データを格納する資料格納部16と、該資料格納部16を検索して該当の画像形成データを読み取るための検索読取部17と、利用者端末13との通信を行うための通信部18と、それら各部を制御する制御部19とを備えている。
通信部18は、受信部分18aと、送信部分18bとを有する。
図2は、実施例1における資料格納部の構成を示す説明図である。
資料格納部16には、三つの項目、「資料主題」、「資料内容」、及び「機密度ランク」が設けられている。
各項目に対応して、例えば、「営業企画」、「特許企画」、及び「ご挨拶」等の主題データと、資料データ1、資料データ2及び資料データ3等の資料データと、「middle」、「high」及び「low」等の機密度ランクデータとが格納されている。
この資料主題データは、資料に関する属性を示す資料属性データとして利用され、また、この資料データは、形成すべき画像の画像形成データとして利用され、この機密度ランクデータが、機密重要度として利用される。
また、機密度ランクデータにおいて、「high」は、機密度が高いであると示し、「middle」は、機密度が普通であると示し、「low」は、機密度が低いであると示す。
また、利用者端末13は、画像形成装置11の上位装置として、サーバ15及び画像形成装置11とそれぞれ通信を行い、例えば、サーバからの画像形成データを受信するための通信部22と、利用者の名前、端末の接続アドレスなどからなる識別属性を示す識別属性データを記憶するための識別属性記憶部23と、受信した画像形成データなどを一時的に記憶するための一時記憶部24と、識別属性データを画像形成データに添付する添付処理部25と、利用者の入力を実行させるための入力部27と、サーバから受信した画像形成データなどを画像形成装置11の解釈できるデータに変換するためのプリンタドライバ28と、それら各部を制御するための制御部26とを備えている。
この通信部22は、受信部分22a及び送信部分22bを有する。
また、画像形成装置11は、利用者端末13と通信を行い、例えば、形成すべき画像の画像形成データを受信するための通信部29と、受信した画像形成データの背景に、該画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋の要否を判定するための判定部30と、該判定部30によって地紋が必要であると判断される場合、地紋データを生成する地紋生成部31と、画像形成データや地紋データを用紙などに印字して画像や地紋を形成する画像形成部32と、用紙などからなる記録媒体を保存する例えばトレイのような記録媒体保存部33と、画像が形成された後排出された記録媒体を保存する排出記録媒体保存部34と、受信したデータを一時的に記憶するための一時記憶部38と、それら各部を制御する制御部35を備えている。
この判定部30は、記憶部36を有する。該記憶部には、機密度ランクと地紋の要否との関係を示し且つ前記地紋の要否判定に用いられる地紋要否判定テーブルが記憶されている。
図3は、実施例1における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。
該地紋要否判定テーブルには、図3に示されているように、「機密重要度」と、「要否判定」との二つの項目が設けられている。各項目に対応して、機密重要度「high」、「middle」及び「low」などと、要否データ「ON」及び「OFF」とが記憶されている。
尚、この機密重要度は、機密度ランクデータからなる。
〈実施例1の動作〉
次に、本発明に係る画像形成システム10の動作を、本発明に係る画像形成装置の動作と共に、フローチャートに沿って説明する。
図4は、本発明に係る画像形成システムの実施例1における動作を示すフローチャートである。
まず、利用者端末13において、入力部27を用いた利用者の入力に伴って、制御部26は、全体を制御する制御動作を行い、送信部分22bに、資料を要求する要求データをサーバ15に送信させる(ステップ1)。
そして、サーバ15において、制御部19は、全体を制御する制御動作を行い、受信部分18aに、該要求データを受信させて、検索読取部17を起動する(ステップ2)。
検索読取部17は、要求データに含まれる資料キーワード例えば、「特許企画」に基づいて、資料格納部16における「資料主題」項目に対して検索を行い、画像形成データとしての資料データ2と、資料属性データとしての主題データ「特許企画」と、これらに対応する機密重要度としての機密度ランクデータ「high」とを読み出す(ステップ3)。
この資料属性データ及び機密重要度が制御部19によって画像形成データに添付されて、画像形成データと共に、送信部分18bによって利用者端末13へ送信される(ステップ4)。
利用者端末13において、受信部分22aによって受信したこの画像形成データ、資料属性データ及び機密重要度が、一時記憶部24に一時的に記憶され、そして、プリンタドライバ28は、これらのデータを画像形成装置11の解釈できるデータに変換する(ステップ5)。
また、添付処理部25は、識別属性記憶部23に記憶されている識別属性データとしての利用者名前及び端末接続アドレスを読み出して、変換された画像形成データに添付する(ステップ6)。
その後、送信部分22bは、変換された画像形成データと、該画像形成データに添付された資料属性データ、機密重要度及び識別属性データとを画像形成装置11に送信する(ステップ7)。
画像形成装置11において、制御部35は、全体を制御する制御動作を行い、通信部29に、これらデータを受信させて、一時記憶部38に、これらのデータを記憶させる(ステップ8)。
そして、判定部30は、これらデータに含まれる機密重要度「high」に基づいて、記憶部36における地紋要否判定テーブルを検索して、該当の要否データ「ON」を読み出す(ステップ9)。更に、この判定部30は、該読み出した要否データ「ON」に基づいて、地紋が必要であると判定する(ステップ10)。
地紋が必要であると判定されると、制御部35は、地紋生成部31を起動し、起動された地紋生成部31は、資料属性データ及び識別属性データを採用して地紋データを生成する(ステップ11)。ここで地紋データとは、例えば「社外持出禁止」等の文字パターンを含むパターンのデータでも良く、または利用者名や端末アドレス等からなる識別属性データのみからのデータでも良い。
そして、制御部35は、記録媒体保存部33から用紙を画像形成部32まで搬送して、画像形成部32を起動する(ステップ11)。起動された画像形成部32は、トナーなどの着色剤を用いて、画像形成データ及び地紋データに基づいて、用紙に画像及び地紋を形成する(ステップ12)。
尚、地紋データに基づいて、例えば、電子透かし技術としてのVal−Code技術で、ドットパターンの地紋を形成することができる。
そして、制御部35は、画像と地紋とが形成された用紙を排出記録媒体保存部34まで搬送して該排出記録媒体保存部34に保存させて、処理を終了する。
尚、ステップ10において、判定部30は地紋が必要ではないと判定した場合、制御部35は、直接画像形成部32を起動して、起動された画像形成部32は、画像のみを形成する(ステップ13)。
〈実施例1の効果〉
本発明に係る実施例1によれば、画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋が、必要とした場合のみ、画像形成データと共に記録媒体に形成することから、形成に用いられる着色剤の消費量を減少することができる。
また、利用者名前、端末接続アドレスなどが地紋データとして採用されて地紋に含まれ、そして地紋解析読取装置によって読み出せるので、地紋の形成に伴って、利用者に対して機密漏洩の防止意識を高めることができる。
次に、実施例2について説明する。
尚、実施例1におけると同様な構成について、同一の符号を与え、そして、同様な説明を省略する。
〈実施例2の構成〉
図5は、本発明に係る画像形成システムの実施例2における構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像形成システム50は、図5に示されているように、画像形成装置51と、通信線12を介して該画像形成装置11と通信可能に接続している利用者端末13と、通信線14を介して該利用者端末13と通信可能に接続しているサーバ55とを含む。
該画像形成システム50は、例えば、会社、銀行など機関に設けられて利用されている。
サーバ55は、例えば機関内における機密のあるそれぞれの資料に関する画像形成データを格納する資料格納部56と、該資料格納部56を検索して該当の画像デーを読み取るための検索読取部57と、利用者端末13との通信を行うための通信部18と、それら各部を制御する制御部59とを備えている。
通信部18は、受信部分18aと、送信部分18bとを有する。
図6は、実施例2における資料格納部の構成を示す説明図である。
資料格納部56には、項目「資料主題」、「資料内容」、及び「機密度ランク」の以外、二つの項目、「資料所属者」、「資料ファイル名」が追加されて設けられている。
この項目「資料所属者」、「資料ファイル名」に対応して、例えば、「営業企画部」、「知的財産権部」などと、「businessplan」、「patentplan」などとが、資料属性を示す資料属性データとして、格納されている。
また、機密度ランクデータとして、例えば、「複写禁止」や、「none」などからなるデータも採用されている。
また、利用者端末13は、画像形成装置51の上位装置として、サーバ55及び画像形成装置51とそれぞれ通信を行い、サーバ55からの画像形成データを受信するための通信部22と、利用者の名前、端末の接続アドレスなどからなる識別属性を示す識別属性データを記憶するための識別属性記憶部23と、受信した画像形成データなどを一時的に記憶するための一時記憶部24と、識別属性データを画像形成データに添付する添付処理部25と、利用者の入力を実行させるための入力部27と、サーバから受信した画像形成データなどを画像形成装置11の解釈できるデータに変換するためのプリンタドライバ28と、それら各部を制御するための制御部26とを備えている。
この通信部22は、受信部分22a及び送信部分22bを有する。
また、画像形成装置51は、利用者端末13と通信を行い、形成すべき画像の画像形成データを受信するための通信部29と、受信した画像形成データの背景に、該画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋の要否を判定するための判定部52と、該判定部52によって地紋が必要であると判断される場合、地紋データを生成する地紋生成部54と、画像形成データや地紋データを用紙などに印字して画像や地紋を形成する画像形成部60と、用紙などからなる記録媒体を保存する例えばトレイのような記録媒体保存部33と、画像が形成された後排出された記録媒体を保存する排出記録媒体保存部34と、受信したデータを一時的に記憶するための一時記憶部38と、それら各部を制御する制御部58を備えている。
この判定部52は、記憶部53を有する。該記憶部には、機密度ランクと地紋の要否との関係を示し且つ前記地紋の要否判定に用いられる地紋要否判定テーブルが記憶されている。
図7は、実施例2における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。
該地紋要否判定テーブルには、図7に示されているように、「機密重要度」及び「要否判定」の二つの項目の以外、「属性指定範囲」の項目が追加して設けられている。
そして、「機密重要度」項目に対応して、「複写禁止」と「none」とが追加されて記憶されている。
また、「要否判定」項目に対応して、実施例1における「ON」の代わりに、「パターン1」、「パターン2」などが記憶されている。
更に、「属性指定範囲」項目に対応して、サブ項目「利用者名前」、「端末接続アドレス」、「資料主題」、「資料所属者」、「資料ファイル名」及び「複写禁止」が設けられ、これらサブ項目に対応して、「Yes」或は「No」が記憶されている。
〈実施例2の動作〉
次に、本発明に係る画像形成システム50の動作を、本発明に係る画像形成装置の動作と共に、フローチャートに沿って説明する。
図8は、本発明に係る画像形成システムの実施例2における動作を示すフローチャートである。
まず、利用者端末13において、入力部27を用いた利用者の入力に伴って、制御部26は、全体を制御する制御動作を行い、送信部分22bに、資料を要求する要求データをサーバ55に送信させる(ステップ1)。
そして、サーバ55において、制御部59は、全体を制御する制御動作を行い、受信部分18aに、該要求データを受信させて、検索読取部57を起動する(ステップ2)。
検索読取部57は、要求データに含まれる資料キーワード例えば、「特許企画」に基づいて、資料格納部56における「資料主題」項目に対して検索を行い、画像形成データとしての資料データ2と、資料属性データとしての主題データ「特許企画」、所属者データ「知的財産権部」及びファイル名データ「patentplan」と、これらに対応する機密重要度としての機密度ランクデータ「high」とを読み出す(ステップ3)。
この資料属性データ及び機密重要度が制御部59によって画像形成データに添付されて、画像形成データと共に、送信部分18bによって利用者端末13へ送信される(ステップ4)。
利用者端末13において、受信部分22aによって受信したこの画像形成データ、資料属性データ及び機密重要度が、一時記憶部24に一時的に記憶され、そして、プリンタドライバ28は、これらのデータを画像形成装置51の解釈できるデータに変換する(ステップ5)。
また、添付処理部25は、識別属性記憶部23に記憶されている識別属性データとしての利用者名前及び端末接続アドレスを読み出して、変換された画像形成データに添付する(ステップ6)。
その後、送信部分22bは、変換された画像形成データと、該画像形成データに添付された複数の資料属性データ、機密重要度及び識別属性データとを画像形成装置51に送信する(ステップ7)。
尚、この資料属性データと識別属性データとは、資料に関する属性を示す属性データとして利用されている。
画像形成装置51において、制御部58は、全体を制御する制御動作を行い、通信部29に、これらデータを受信させて、一時記憶部38に、これらのデータを記憶させる(ステップ8)。
そして、判定部52は、これらデータに含まれる機密重要度「high」に基づいて、記憶部53における地紋要否判定テーブルを検索して、該当の要否データ「パターン1」を読み出す(ステップ9)。該読み出した要否データ「パターン1」に基づいて、この判定部52は、地紋が必要であると判定する(ステップ10)。
地紋が必要であると判定された後、この判定部52は、「パターン1」データに対応して、更に、「属性指定範囲」項目における各サブ項目の「Yes」データを読み出して、地紋データとして採用すべき属性データを判定し、判定結果を制御部58に送る(ステップ11)。
判定結果を受けた制御部58は、地紋生成部54を起動し、起動された地紋生成部54は、この判定結果に基づいて、属性データとしての資料属性データ及び識別属性データを選択的に採用して採用データから暗号パターンを作成して地紋データを生成する(ステップ12)。
尚、本実施例において、パターン1に対応して、全ての属性データが選択されることとなるが、他のパターンに対応して、一部の属性データが選択されることとなる。
そして、制御部58は、記録媒体保存部33から用紙を画像形成部60まで搬送して、画像形成部60を起動する(ステップ13)。起動された画像形成部60は、トナーなどの着色剤を用いて、画像形成データ及び地紋データに基づいて、用紙に画像及び地紋を、漏洩抑制パターンとして、形成する(ステップ13)。
そして、制御部58は、画像と地紋とが形成された用紙を排出記録媒体保存部34まで搬送して該排出記録媒体保存部34に保存させて、処理を終了する。
尚、ステップ10において、判定部52は地紋が必要ではないと判定した場合、制御部58は、直接画像形成部60を起動して、起動された画像形成部60は、画像のみを形成する(ステップ14)。
また、機密重要度が「複写禁止」となる場合、判定部52は、地紋データとして採用すべきデータは、「複写禁止」データと判定し、そして、地紋生成部5423は、該「複写禁止」データに基づいて地紋データを生成し、画像形成部60は、画像形成データの複写を抑制するための複写抑制隠しパターンを形成する。
〈実施例2の効果〉
本発明に係る実施例1によれば、機密重要度に応じて、地紋に含まれるべき属性データを選択して指定するので、地紋情報量を減少することができる。結果として、単位面積あたりのドット量がすくなくなり、着色剤の消費量を更に減少することができる。
また、複写禁止の場合、「複写禁止」のデータのみを地紋データとして利用されるので、着色剤の消費量を少なくすることができる。
次に、実施例3について説明する。
尚、実施例1及び2におけると同様な構成について、同一の符号を与え、そして、同様な説明を省略する。
〈実施例3の構成〉
図9は、本発明に係る画像形成システムの実施例3における構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像形成システム70は、図9に示されているように、画像形成装置71と、通信線12を介して該画像形成装置71と通信可能に接続している利用者端末13と、通信線14を介して該利用者端末13と通信可能に接続しているサーバ55とを含む。
該画像形成システム70は、例えば、会社、銀行など機関に設けられて利用されている。
サーバ55は、例えば機関内における機密のあるそれぞれの資料に関する画像形成データを格納する資料格納部56と、該資料格納部56を検索して該当の画像データを読み取るための検索読取部57と、利用者端末13との通信を行うための通信部18と、それら各部を制御する制御部59とを備えている。
通信部18は、受信部分18aと、送信部分18bとを有する。
また、利用者端末13は、画像形成装置71の上位装置として、サーバ55及び画像形成装置71とそれぞれ通信を行い、サーバ55からの画像形成データを受信するための通信部22と、利用者の名前、端末の接続アドレスなどからなる識別属性を示す識別属性データを記憶するための識別属性記憶部23と、受信した画像形成データなどを一時的に記憶するための一時記憶部24と、識別属性データを画像形成データに添付する添付処理部25と、利用者の入力を実行させるための入力部27と、サーバから受信した画像形成データなどを画像形成装置11の解釈できるデータに変換するためのプリンタドライバ28と、それら各部を制御するための制御部26とを備えている。
この通信部22は、受信部分22a及び送信部分22bを有する。
また、画像形成装置71は、利用者端末13と通信を行い、形成すべき画像の画像形成データを受信するための通信部29と、受信した画像形成データの背景に、該画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋の要否を判定するための判定部72と、該判定部72によって地紋が必要であると判断される場合、地紋データを生成する地紋生成部74と、画像形成データや地紋データを用紙などに印字して画像や地紋を形成する画像形成部75と、用紙などからなる記録媒体を保存する例えばトレイのような記録媒体保存部33と、画像が形成された後排出された記録媒体を保存する排出記録媒体保存部34と、受信したデータを一時的に記憶するための一時記憶部38と、それら各部を制御する制御部76を備えている。
この判定部72は、前記地紋の要否判定に用いられる記憶部73を有する。該記憶部には、機密度ランクと地紋の要否との関係を示す地紋要否判定テーブルが記憶されている。
図10は、実施例3における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。
該地紋要否判定テーブルには、図7に示されているように、実施例2と比較して、要否データ「パターン1」、「パターン2」及び「パターン3」の代わりに、データ「ON」が記憶されており、また、「属性指定範囲」項目の代わりに、「印刷濃度」項目が設けられている。
そして、「印刷濃度」項目に対応して、「100%」、「70%」などが記憶されている。
この印刷濃度は、画像形成データの形成に採用された印刷濃度を基準濃度として、該基準濃度に対する地紋パターン濃度の比率を示す。即ち、各印刷濃度に応じて、形成された地紋の色度合い(色の濃さ)が異なる。
〈実施例3の動作〉
次に、本発明に係る画像形成システム70の動作を、本発明に係る画像形成装置の動作と共に、フローチャートに沿って説明する。
図11は、本発明に係る画像形成システムの実施例3における動作を示すフローチャートである。
まず、利用者端末13において、入力部27を用いた利用者の入力に伴って、制御部26は、全体を制御する制御動作を行い、送信部分22bに、資料を要求する要求データをサーバ55に送信させる(ステップ1)。
そして、サーバ55において、制御部59は、全体を制御する制御動作を行い、受信部分18aに、該要求データを受信させて、検索読取部57を起動する(ステップ2)。
検索読取部57は、要求データに含まれる資料キーワード例えば、「特許企画」に基づいて、資料格納部56における「資料主題」項目に対して検索を行い、画像形成データとしての資料データ2と、資料属性データとしての主題データ「特許企画」、所属者データ「知的財産権部」及びファイル名データ「patentplan」と、これらに対応する機密重要度としての機密度ランクデータ「high」とを読み出す(ステップ3)。
この資料属性データ及び機密重要度が制御部59によって画像形成データに添付されて、画像形成データと共に、送信部分18bによって利用者端末13へ送信される(ステップ4)。
利用者端末13において、受信部分22aによって受信したこの画像形成データ、資料属性データ及び機密重要度が、一時記憶部24に一時的に記憶され、そして、プリンタドライバ28は、これらのデータを画像形成装置71の解釈できるデータに変換する(ステップ5)。
また、添付処理部25は、識別属性記憶部23に記憶されている識別属性データとしての利用者名前及び端末接続アドレスを読み出して、変換された画像形成データに添付する(ステップ6)。
その後、送信部分22bは、変換された画像形成データと、該画像形成データに添付された複数の資料属性データ、機密重要度及び識別属性データとを画像形成装置71に送信する(ステップ7)。
尚、この資料属性データと識別属性データとは、資料に関する属性を示す属性データとして利用されている。
画像形成装置71において、制御部76は、全体を制御する制御動作を行い、通信部29に、これらデータを受信させて、一時記憶部38に、これらのデータを記憶させる(ステップ8)。
そして、判定部72は、これらデータに含まれる機密重要度「high」に基づいて、記憶部73における地紋要否判定テーブルを検索して、該当の要否データ「ON」を読み出す(ステップ9)。該読み出した要否データ「ON」に基づいて、この判定部72は、地紋が必要であると判定する(ステップ10)。
地紋が必要であると判定された後、この判定部72は、「high」データに対応して、更に、「印刷濃度」項目における濃度データ「100%」を読み出して、判定結果として制御部76に送る(ステップ11)。
判定結果を受けた制御部76は、地紋生成部74を起動し、起動された地紋生成部74は、属性データとしての全ての資料属性データ及び識別属性データを採用して地紋データを生成する(ステップ12)。
即ち、本実施例では、各機密重要度に対して、同様な地紋データが生成される。
そして、制御部76は、記録媒体保存部33から用紙を画像形成部75まで搬送して、画像形成部75を起動する(ステップ13)。起動された画像形成部75は、トナーなどの着色剤を用いて上記判定結果に基づいて着色剤の濃度を制御しながら、画像形成データ及び地紋データに基づいて、用紙に画像を形成すると共に、地紋を漏洩抑制パターンとして形成する(ステップ13)。
尚、本実施例において、機密重要度「high」に対応する印刷濃度は100%となるが、他の機密重要度の印刷濃度が100%以下となる。
その後、制御部76は、画像と地紋とが形成された用紙を排出記録媒体保存部34まで搬送して該排出記録媒体保存部34に保存させて、処理を終了する。
また、ステップ10において、判定部72は地紋が必要ではないと判定した場合、制御部76は、直接画像形成部75を起動して、起動された画像形成部75は、画像のみを形成する(ステップ14)。
〈実施例3の効果〉
本発明に係る実施例3によれば、機密重要度に応じて、地紋の印刷濃度が制御されるので、着色剤の消費量を減少することができる。
尚、上記した実施例2において、地紋が、機密重要度に応じて選択された属性データに基づいて生成され、そして、印刷濃度に関わらず形成されている。また、上記した実施例3において、地紋は、各機密重要度に応じて同様な属性データに基づいて生成され、そして、判定された印刷濃度で形成されている。
この実施例2及び実施例3の構成を結合して、各機密重要度に応じて選択された属性データに基づいて異なる地紋データを生成し、そして、各地紋データに対して、判定された印刷濃度で地紋を形成することができる。これによって、着色剤の消費量を更に減少することができる。
〈実施例3の変形例〉
上記した実施例3では、機密重要度に応じて、地紋の要否を示す要否データに基づいて地紋が必要であると判定した後に、更に地紋の印刷濃度を判定して地紋の印刷を行うが、これに代えて、所定の印刷濃度を予め設定して各パターンを形成し、地紋の印刷濃度の判定動作を行わず、同様濃度の地紋を印刷することができる。
また、上記実施例3では、地紋の印刷濃度として、画像形成データの形成時の基準濃度(トナーの濃さ)に対する比率を採用しているが、これに代えて、用紙の印刷領域におけるドット密度を採用することができる。
本変形例は、この二点を結合した構成を有している。
図17は、実施例3の変形例における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。該地紋要否判定テーブルは、記憶部36に記憶されている。
この地紋要否判定テーブルには、図17に示されているように、機密重要度の項目に対応して、要否判定の項目のみが設けられており、そして、「パターン1」、「パターン2」、及び「パターン3」などの要否データが記憶されている。これらパターン1〜3に対応する基本パターンが、図18に示されている。
図18は、実施例3の変形例における各地紋に対応するそれぞれの基本パターンを示す説明図である。
図18(a)はパターン1に対応する基本パターン1を示し、図18(b)はパターン2に対応する基本パターン2を示し、図18(c)はパターン3に対応する基本パターン3を示している。
基本パターン1は、機密重要度「high」に対応しており、図18に示されているように、用紙の全体に対してドット密度が略85%となり、非常に高い。基本パターン2は、機密重要度「middle」に対応しており、図18に示されているように、用紙の全体に対してドット密度が略50%であり、中程度となっている。基本パターン3は、機密重要度「low」に対応しており、図18に示されているように、用紙の全体に対してドット密度が略20%となり、比較的低い。
本変形例において、地紋生成部74は、上記した各基本パターンに対応して、相互に異なるそれぞれの基本データを予め記憶している。そして、判定部72は、例えば、機密重要度「high」に基づいて、記憶部73における地紋要否判定テーブルを検索して、該当の要否データ「パターン1」を読み出すと、地紋生成部74は、予め記憶している且つ「パターン1」に対応する基本パターン1の基本データを読み出し、そして、例えば、属性データとしての識別属性データにおける利用者の名前及び対応の端末アドレスのみを採用し、これら基本データと識別属性データとを組み合わせて、上記パターン1の地紋データを生成する。
即ち、本実施例では、地紋生成部74は、地紋データを生成するたびに、同様な属性データを採用する。
本変形例によれば、所定の印刷濃度(ドット密度)が異なる各基本データに同様な属性データを組み合わせてそれぞれの地紋パターンを形成することから、実施例3と比較して、同様な効果を得られる外、図18に示された地紋要否判定テーブルの構成を簡略化することができ、また、制御動作を簡単にすることができる。
次に、実施例4について説明する。
尚、実施例1、2及び3におけると同様な構成について、同一の符号を与え、そして、同様な説明を省略する。
〈実施例4の構成〉
図12は、本発明に係る画像形成システムの実施例4における構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像形成システム80は、図12に示されているように、画像形成装置81と、通信線12を介して該画像形成装置11と通信可能に接続している利用者端末13と、通信線14を介して該利用者端末13と通信可能に接続しているサーバ82とを含む。
該画像形成システム80は、例えば、会社、銀行など機関に設けられて利用されている。
サーバ82は、例えば機関内における機密のあるそれぞれの資料に関する画像形成データを格納する資料格納部83と、該資料格納部83を検索して該当の画像形成データを読み取るための検索読取部84と、利用者端末13との通信を行うための通信部18と、それら各部を制御する制御部85とを備えている。
図13は、実施例4における資料格納部の構成を示す説明図である。
資料格納部83には、項目「資料主題」、「資料内容」、「資料所属者」、「資料ファイル名」及び「アプリケーション」が設けられている。
そして、項目「アプリケーション」に対応して、「publicsystem」、「wordprocessor」が、機密重要度として、格納されている。
また、画像形成装置81は、利用者端末13と通信を行い、形成すべき画像の画像形成データを受信するための通信部29と、受信した画像形成データの背景に、該画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋の要否を判定するための判定部86と、該判定部30によって地紋が必要であると判断される場合、地紋データを生成する地紋生成部88と、画像形成データや地紋データを用紙などに印字して画像や地紋を形成する画像形成部89と、用紙などからなる記録媒体を保存する例えばトレイのような記録媒体保存部33と、画像が形成された後排出された記録媒体を保存する排出記録媒体保存部34と、受信したデータを一時的に記憶するための一時記憶部38と、それら各部を制御する制御部90を備えている。
この判定部86は、前記地紋の要否判定に用いられる記憶部87を有する。該記憶部には、機密度ランクと地紋の要否との関係を示す地紋要否判定テーブルが記憶されている。
図14は、実施例4における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。
該地紋要否判定テーブルには、図14に示されているように、「アプリケーション(機密重要度)」、「要否判定」、「印刷濃度」の各項目が設けられている。
そして、各項目に対応して、「wordprocessor」、「パターン1」、「100%」などの項目データが記憶されている。
〈実施例4の動作〉
次に、本発明に係る画像形成システム80の動作を、本発明に係る画像形成装置の動作と共に、フローチャートに沿って説明する。
図15は、本発明に係る画像形成システムの実施例4における動作を示すフローチャートである。
まず、利用者端末13において、入力部27を用いた利用者の入力に伴って、制御部26は、全体を制御する制御動作を行い、送信部分22bに、資料を要求する要求データをサーバ82に送信させる(ステップ1)。
そして、サーバ82において、制御部85は、全体を制御する制御動作を行い、受信部分18aに、該要求データを受信させて、検索読取部84を起動する(ステップ2)。
検索読取部84は、要求データに含まれる資料キーワード例えば、「特許企画」に基づいて、資料格納部83における「資料主題」項目に対して検索を行い、画像形成データとしての資料データ2と、資料属性データとしての主題データ「特許企画」、所属者データ「知的財産権部」及びファイル名データ「patentplan」と、これらに対応する機密重要度としてのアプリケーション名「wordprocessor」とを読み出す(ステップ3)。
本実施例では、各アプリケーションソフトに応じて、機密重要度が与えられている。
この資料属性データ及び機密重要度が制御部85によって画像形成データに添付されて、画像形成データと共に、送信部分18bによって利用者端末13へ送信される(ステップ4)。
利用者端末13において、受信部分22aによって受信したこの画像形成データ、資料属性データ及び機密重要度が、一時記憶部24に一時的に記憶され、そして、プリンタドライバ28は、これらのデータを画像形成装置81の解釈できるデータに変換する(ステップ5)。
また、添付処理部25は、識別属性記憶部23に記憶されている識別属性データとしての利用者名前及び端末接続アドレスを読み出して、変換された画像形成データに添付する(ステップ6)。
その後、送信部分22bは、変換された画像形成データと、該画像形成データに添付された複数の資料属性データ、機密重要度及び識別属性データとを画像形成装置81に送信する(ステップ7)。
画像形成装置81において、制御部90は、全体を制御する制御動作を行い、通信部29に、これらデータを受信させて、一時記憶部38に、これらのデータを記憶させる(ステップ8)。
そして、判定部86は、これらデータに含まれる機密重要度、即ち、アプリケーション名「wordprocessor」に基づいて、記憶部87における地紋要否判定テーブルを検索して、該当の要否データ「パターン1」を読み出す(ステップ9)。該読み出した要否データ「パターン1」に基づいて、この判定部86は、地紋が必要であると判定する(ステップ10)。
地紋が必要であると判定された後、この判定部86は、「パターン1」データに対応して、更に、「印刷濃度」項目における濃度データ「100%」を読み出して、判定結果として制御部90に送る(ステップ11)。
判定結果を受けた制御部90は、地紋生成部88を起動し、起動された地紋生成部88は、属性データとしての全ての資料属性データ及び識別属性データを採用して地紋データを生成する(ステップ12)。
そして、制御部90は、記録媒体保存部33から用紙を画像形成部89まで搬送して、画像形成部89を起動する(ステップ13)。起動された画像形成部89は、トナーなどの着色剤を用いて上記判定結果に基づいて着色剤の濃度を制御しながら、画像形成データ及び地紋データに基づいて、用紙に画像及び地紋を漏洩抑制パターンとして形成する(ステップ13)。
尚、本実施例において、パターン1の印刷濃度は100%となるが、他のパターンの印刷濃度が100%以下となる。
従って、必要に応じて、着色剤の消費量を減少することができる。
その後、制御部90は、画像と地紋とが形成された用紙を排出記録媒体保存部34まで搬送して該排出記録媒体保存部34に保存させて、処理を終了する。
尚、ステップ10において、判定部86は地紋が必要ではないと判定した場合、制御部90は、直接画像形成部89を起動して、起動された画像形成部89は、画像のみを形成する(ステップ14)。
〈実施例4の効果〉
本発明に係る実施例4によれば、機密重要度として、アプリケーション名を採用しているので、着色剤の消費量を減少すると共に、本発明の応用性を高めることができる。
〈実施例4の変形例〉
上記実施例では、機密重要度として、機密度ランク及びアプリケーション名の何れかを採用することとしたが、これに代えて、この機密度ランク及びアプリケーション名を共に採用することができる。この場合、例えば、優先度を利用して機密重要度の順を判断することができる。
図16は、本発明に係る画像形成システムの実施例4の変形例における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。
本変形例における地紋要否テーブルには、図16に示されているように、「機密重要度」の項目に対応して、機密度ランク及びアプリケーション名が共に採用されて記憶されている。また、該地紋要否テーブルには、「優先度」及び「要否判定」の項目が設けられている。
従って、画像形成装置において、利用者端末を介して送って来たデータの中で、機密度ランクとアプリケーション名とが共に存在している場合、「優先度」項目に対応する優先度データを判定部によって判定することで、「要否判定」項目に対応して、地紋の形成に用いるパターンを判定することができる。
着色剤の消費量を少なくすることができる。
次に、実施例5について説明する。
尚、実施例1、2及び3におけると同様な構成について、同一の符号を与え、そして、同様な説明を省略する。
〈実施例5の構成〉
図19は、本発明に係る画像形成システムの実施例5における構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像形成システム100は、図19に示されているように、画像形成装置101と、通信線12を介して該画像形成装置101と通信可能に接続している利用者端末102と、通信線14を介して該利用者端末102と通信可能に接続しているサーバ103とを含む。
サーバ55は、例えば機関内における機密のあるそれぞれの資料に関する画像形成データを格納する資料格納部16(実施例1)と、該資料格納部16を検索して該当の画像データを読み取るための検索読取部104と、利用者端末13との通信を行うための通信部18と、それら各部を制御する制御部105とを備えている。
通信部18は、受信部分18aと、送信部分18bとを有する。
また、利用者端末102は、画像形成装置101の上位装置として、サーバ103及び画像形成装置71とそれぞれ通信を行い、サーバ103からの画像形成データを受信するための通信部22と、受信した画像形成データなどを一時的に記憶するための一時記憶部24と、利用者の入力を実行させるための入力部27と、サーバから受信した画像形成データなどを画像形成装置11の解釈できるデータに変換するためのプリンタドライバ28と、それら各部を制御するための制御部106とを備えている。
この通信部22は、受信部分22a及び送信部分22bを有する。
また、画像形成装置101は、利用者端末102と通信を行い、形成すべき画像の画像形成データを受信するための通信部29と、受信した画像形成データの背景に、該画像形成データの不正使用を抑制するためなどの地紋の要否を判定するための判定部107と、地紋の各パターンを記憶するための地紋記憶部108と、画像形成データや地紋データを用紙などに印字して画像や地紋を形成する画像形成部75と、用紙などからなる記録媒体を保存する例えばトレイのような記録媒体保存部33と、画像が形成された後排出された記録媒体を保存する排出記録媒体保存部34と、受信したデータを一時的に記憶するための一時記憶部38と、それら各部を制御する制御部110を備えている。
この判定部107は、前記地紋の要否判定に用いられる記憶部108を有する。該記憶部には、機密度ランクと地紋の要否との関係を示す地紋要否判定テーブルが記憶されている。
図20は、実施例5における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。
該地紋要否判定テーブルには、図20に示されているように、各機密重要度データ「high」などに対応して、それぞれの要否データ「パターン1」、「パターン2」及び「パターン3」などが記憶されている。
図21は、実施例5における地紋記憶部に記憶されている各パターンを示す説明図である。
図21(a)はパターン1を示し、図21(b)はパターン2を示し、図21(c)はパターン31を示している。
パターン1は、機密重要度「high」に対応しており、図21に示されているように、用紙の全体に対してドット密度が略85%となり、非常に高い。パターン2は、機密重要度「middle」に対応しており、図21に示されているように、用紙の全体に対してドット密度が略50%であり、中程度となっている。パターン3は、機密重要度「low」に対応しており、図21に示されているように、用紙の全体に対してドット密度が略20%となり、比較的低い。
これらのパターンに対応する地紋データは、地紋記憶部109に予め記憶されている。
〈実施例5の動作〉
次に、本発明に係る画像形成システム100の動作を、本発明に係る画像形成装置の動作と共に、フローチャートに沿って説明する。
図22は、本発明に係る画像形成システムの実施例3における動作を示すフローチャートである。
まず、利用者端末102において、入力部27を用いた利用者の入力に伴って、制御部26は、全体を制御する制御動作を行い、送信部分22bに、資料を要求する要求データをサーバ103に送信させる(ステップ1)。
そして、サーバ103において、制御部105は、全体を制御する制御動作を行い、受信部分18aに、該要求データを受信させて、検索読取部104を起動する(ステップ2)。
検索読取部104は、要求データに含まれる資料キーワード例えば、「特許企画」に基づいて、資料格納部16における「資料主題」項目に対して検索を行い、画像形成データとしての資料データ2と、これに対応する機密重要度としての機密度ランクデータ「high」とを読み出す(ステップ3)。
この機密重要度が制御部105によって画像形成データに添付されて、画像形成データと共に、送信部分18bによって利用者端末102へ送信される(ステップ4)。
利用者端末102において、受信部分22aによって受信したこの画像形成データ及び機密重要度が、一時記憶部24に一時的に記憶され、そして、プリンタドライバ28は、これらのデータを画像形成装置101の解釈できるデータに変換する(ステップ5)。
その後、送信部分22bは、変換された画像形成データと、該画像形成データに添付された機密重要度とを画像形成装置101に送信する(ステップ6)。
画像形成装置101において、制御部110は、全体を制御する制御動作を行い、通信部29に、これらデータを受信させて、一時記憶部38に、これらのデータを記憶させる(ステップ7)。
そして、判定部107は、これらデータに含まれる機密重要度、例えば、「high」に基づいて、記憶部108における地紋要否判定テーブルを検索して、該当の要否データ「パターン1」を読み出す(ステップ8)。該読み出した要否データ「パターン1」に基づいて、この判定部107は、地紋が必要であると判定する(ステップ9)。
地紋が必要であると判定された後、制御部110は、読み出し部として、地紋記憶部109から「パターン1」に対応する地紋データを読み出す(ステップ10)。
そして、制御部110は、記録媒体保存部33から用紙を画像形成部75まで搬送して、画像形成部75を起動する(ステップ11)。起動された画像形成部75は、読み出された画像形成データ及び地紋データに基づいて、用紙に画像を形成すると共に、図21(a)に示された地紋を漏洩抑制パターンとして形成する(ステップ11)。
その後、制御部110は、画像と地紋とが形成された用紙を排出記録媒体保存部34まで搬送して該排出記録媒体保存部34に保存させて、処理を終了する。
また、ステップ9において、判定部107は地紋が必要ではないと判定した場合、制御部110は、直接画像形成部75を起動して、起動された画像形成部75は、画像のみを形成する(ステップ12)。
〈実施例5の効果〉
本発明に係る実施例5によれば、ドット密度からなる印刷濃度の異なる地紋データが予め記憶され、そして、低い機密重要度に応じて、ドット密度の低い地紋を形成するので、簡単の制御で、着色剤の消費量を減少することができる。
次に、実施例6について説明する。
尚、実施例1〜5におけると同様な構成について、同一の符号を与え、そして、同様な説明を省略する。
〈実施例6の構成〉
図23は、本発明に係る画像形成システムの実施例6における構成を示すブロック図である。
本発明に係る画像形成システム120は、図23に示されているように、画像形成装置121と、通信線12を介して該画像形成装置11と通信可能に接続している利用者端末122と、通信線14を介して該利用者端末122と通信可能に接続しているサーバ123とを含む。
該画像形成システム120は、例えば、会社、銀行など機関に設けられて利用されている。
サーバ123は、例えば機関内におけるそれぞれの資料に関する画像形成データを格納する資料格納部124と、該資料格納部124を検索して該当の画像デーを読み取るための検索読取部125と、利用者端末122との通信を行うための通信部18と、それら各部を制御する制御部126とを備えている。
通信部18は、受信部分18aと、送信部分18bとを有する。
図24は、実施例6における資料格納部の構成を示す説明図である。
資料格納部124には、項目「資料主題」、「資料内容」、「資料所属者」、「資料ファイル名」が設けられている。
また、利用者端末122は、画像形成装置121の上位装置として、サーバ123及び画像形成装置121とそれぞれ通信を行い、サーバ123からの画像形成データを受信するための通信部22と、利用者の名前、端末の接続アドレスなどからなる識別属性を示す識別属性データを記憶するための識別属性記憶部23と、受信した画像形成データなどを一時的に記憶するための一時記憶部24と、識別属性データを画像形成データに添付する添付処理部25と、利用者の入力を実行させるための入力部27と、サーバから受信した画像形成データなどを画像形成装置11の解釈できるデータに変換するためのプリンタドライバ127と、それら各部を制御するための制御部128とを備えている。
この通信部22は、受信部分22a及び送信部分22bを有する。
また、画像形成装置121は、利用者端末122と通信を行い、形成すべき画像の画像形成データを受信するための通信部29と、受信した画像形成データに機密重要度を設定するか否かを利用者に設定させるための入力表示部131と、該入力表示部131によって機密重要度が設定された場合、該機密重要度のデータに基づいて、地紋を形成すべき地紋形成用データ及び対応の印刷濃度などを判定するための判定部129と、該判定部129によって判定された地紋形成用データに基づいて地紋データを生成する地紋生成部54と、画像形成データや地紋データを用紙などに印字して画像や地紋を形成する画像形成部133と、用紙などからなる記録媒体を保存する例えばトレイのような記録媒体保存部33と、画像が形成された後排出された記録媒体を保存する排出記録媒体保存部34と、受信したデータを一時的に記憶するための一時記憶部38と、それら各部を制御する制御部132を備えている。
入力表示部131は、例えば、操作パネルからなり、機密重要度の設定に対する問い合わせ画面を表示して、利用者に入力させるために用いられている。
判定部129は、記憶部130を有する。該記憶部には、機密度重要度、地紋形成用データ及び印刷濃度の関係を示す地紋形成用データテーブルが記憶されている。
図25は、実施例6における地紋形成用データテーブルの構成を示す説明図である。
該地紋形成用データテーブルには、図25に示されているように、「機密重要度」、「属性指定範囲」及び「印刷濃度」の項目が設けられている。
そして、「機密重要度」項目に対応して、「High」、「Middle」、「Low」及び「Copy Prohibition」(複写禁止)が記憶されている。
また、「属性指定範囲」項目に対応して、サブ項目「利用者名前」、「端末接続アドレス」、「資料主題」、「資料所属者」、及び「資料ファイル名」が設けられ、これらサブ項目に対応して、「Yes」或は「No」のデータが記憶されている。
また、「印刷濃度」項目に対応して、「90%」、「75%」、「50%」及び「25%」が記憶されている。この印刷濃度は、上記したように、地紋の形成時にトナーの色度合いを表すものであり、画像形成データの形成時に採用したトナーの濃さに対する比率である。
地紋生成部54は、判定部129によって「Yes」と判定された属性データを地紋形成用データとして採用して、地紋データを生成する。この場合、電子透かし技術としてのVal−Code技術でドットパターンの地紋データを形成することができる。
また、画像形成部133は、判定部129によって判定された印刷濃度に応じて、地紋の形成を行う。
〈実施例6の動作〉
次に、本発明に係る画像形成システム120の動作を、本発明に係る画像形成装置の動作と共に、フローチャートに沿って説明する。
図26は、本発明に係る画像形成システムの実施例6における動作を示すフローチャートである。
まず、利用者端末122において、入力部27を用いた利用者の入力に伴って、制御部128は、全体を制御する制御動作を行い、送信部分22bに、資料を要求する要求データをサーバ123に送信させる(ステップ1)。
そして、サーバ123において、制御部126は、全体を制御する制御動作を行い、受信部分18aに、該要求データを受信させて、検索読取部125を起動する(ステップ2)。
検索読取部125は、要求データに含まれる資料キーワード例えば、「特許企画」に基づいて、資料格納部124における「資料主題」項目に対して検索を行い、画像形成データとしての資料データ2と、資料属性データとしての主題データ「特許企画」、所属者データ「知的財産権部」及びファイル名データ「patentplan」とを読み出す(ステップ3)。
この資料属性データが制御部126によって画像形成データに添付されて、画像形成データと共に、送信部分18bによって利用者端末122へ送信される(ステップ4)。
利用者端末122において、受信部分22aによって受信したこの画像形成データ及び資料属性データが、一時記憶部24に一時的に記憶され、そして、プリンタドライバ127は、これらのデータを画像形成装置121の解釈できるデータに変換する(ステップ5)。
また、添付処理部25は、識別属性記憶部23に記憶されている識別属性データとしての利用者名前及び端末接続アドレスを読み出して、変換された画像形成データに添付する(ステップ6)。
その後、送信部分22bは、変換された画像形成データと、該画像形成データに添付された複数の資料属性データ及び識別属性データとを画像形成装置121に送信する(ステップ7)。
尚、この資料属性データと識別属性データとは、資料に関する属性を示す属性データとして利用されている。
画像形成装置121において、制御部132は、全体を制御する制御動作を行い、通信部29に、これらデータを受信させて、一時記憶部38に、これらのデータを記憶させる(ステップ8)。
続いて、入力表示部131は、画像形成データに対して、機密重要度の設定問い合わせ画面を表示して、利用者に設定操作を行わせる(ステップ9)。
図27は、実施例6における機密重要度の設定問い合わせ画面を示す説明図である。図27(a)は問い合わせ画面を示し、図27(b)は設定画面を示す。
図27(a)に示されている問い合わせ画面には、地紋(security pattern)の設定に対して、「ON」及び「OFF」が表示されている。利用者が「ON」を選択された場合、図27(b)に示された設定画面が表示される。該設定画面には、「High」、「Middle」、「Low」及び「Copy Prohibition」(複写禁止)からなる四ランクの機密重要度(Security Level)が示されている。そして、利用者がこれらから一つを選択することができる。
本実施例において、利用者が「High」の機密重要度を選択したこととする。
制御部132は、入力表示部131からの出力を監視して、機密重要度が設定された否かを判断する(ステップ10)。
「High」の機密重要度が選択されると、制御部132は、判定部129を起動して、選択された機密重要度「High」に基づいて、記憶部130における地紋形成用データテーブルを検索して、該当の属性データ及び印刷濃度を判定させる(ステップ11)。即ち、「Yes」データに対応する属性データは、地紋形成用データとして判定される。
地紋形成用データが判定された後、制御部132は、地紋生成部54を起動し、起動された地紋生成部54は、判定部129からの判定結果に基づいて、属性データとしての資料属性データ及び識別属性データを選択的に採用して地紋データを生成する(ステップ12)。本実施例において、機密重要度が「High」となっており、すべての属性データが「Yes」に対応しているので、地紋生成部54は、すべての属性データを選択することとなる。
尚、本実施例において、「High」に対応して、全ての属性データが選択されることとなるが、他の機密重要度に対応して、一部の属性データが選択されることとなる。
そして、制御部132は、記録媒体保存部33から用紙を画像形成部133まで搬送して、画像形成部133を起動する(ステップ13)。起動された画像形成部133は、トナーなどの着色剤を用いて、上記した判定部129によって判定された印刷濃度「90%」に基づいて、画像形成データに対応する画像を形成すると共に、着色剤の濃度を制御しながら地紋データに対応する地紋を漏洩抑制パターンとして形成する(ステップ13)。
そして、制御部132は、画像と地紋とが形成された用紙を排出記録媒体保存部34まで搬送して該排出記録媒体保存部34に保存させて、処理を終了する。
尚、ステップ10において、制御部132は機密重要度の設定がないと判断した場合、直接画像形成部133を起動して、起動された画像形成部133は、画像のみを形成する(ステップ14)。
また、機密重要度が「Copy Prohibition」となる場合、判定部129は、地紋データとして採用すべきデータは、「複写禁止」データと判定し、そして、地紋生成部54は、該「複写禁止」データに基づいて地紋データを生成し、画像形成部133は、画像形成データの複写を抑制するための複写抑制隠しパターンを形成する。
尚、上記した実施例6では、画像形成装置121において、通信部29が利用者端末122から画像形成データなどを受信してから、機密重要度の設定問い合わせ画面を表示して利用者に機密重要度を設定させたが、これに代えて、通信部29が利用者端末122から画像形成データなどを受信する前に、機密重要度の設定問い合わせ画面を表示して利用者に機密重要度を設定させることができる。
この場合、各印刷ごとに機密重要度の設定を行わせることなく、同様な機密重要度を有する複数の連続印刷に対して、一回のみの操作で設定することができる。
また、複数の画像形成装置を利用者端末に接続して用いる場合、各画像形成装置に対して、機密重要度の設定問い合わせ画面を表示して利用者に機密重要度を予め設定させることによって、各機密重要度をそれぞれの画像形成装置に対応させることができるので、機密重要度の設定に関する手間を更に省くことができる。
〈実施例6の効果〉
本発明に係る実施例6によれば、画像形成装置に入力表示部を設け、該入力表示部に機密重要度の設定問い合わせ画面を表示して利用者に機密重要度を設定させ、設定した機密重要度に応じて、地紋データを生成して所定の印刷濃度で地紋を形成するので、画像形成の直前機密重要度の設定を可能とすると共に、着色剤の消費量を減少することができる。
即ち、上記した実施例は、印刷濃度と属性指定範囲とを組み合わせて採用する例であるため、着色剤の消費量をより一層低減することができる。
尚、画像形成装置は、プリンタ、複写機、複合機などの何れかからなる。
そして、地紋には、ウォーターマークやすかし印刷なども含まれる。
本発明に係る画像形成システムの実施例1における構成を示すブロック図である。 実施例1における資料格納部の構成を示す説明図である。 実施例1における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例1における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成システムの実施例2における構成を示すブロック図である。 実施例2における資料格納部の構成を示す説明図である。 実施例2における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例2における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成システムの実施例3における構成を示すブロック図である。 実施例3における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例3における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成システムの実施例4における構成を示すブロック図である。 実施例4における資料格納部の構成を示す説明図である。 実施例4における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例4における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成システムの実施例4の変形例における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 実施例3の変形例における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 実施例3の変形例における各地紋に対応するそれぞれの基本パターンを示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例5における構成を示すブロック図である。 実施例5における地紋要否判定テーブルの構成を示す説明図である。 実施例5における地紋記憶部に記憶されている各パターンを示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例5における動作を示すフローチャートである。 本発明に係る画像形成システムの実施例6における構成を示すブロック図である。 実施例6における資料格納部の構成を示す説明図である。 実施例6における地紋形成用データテーブルの構成を示す説明図である。 本発明に係る画像形成システムの実施例6における動作を示すフローチャートである。 実施例6における機密重要度の設定問い合わせ画面を示す説明図である。
符号の説明
10、50、70、80、100、120 画像形成システム
11、51、71、81、133 画像形成装置
13、102、122 利用者端末
15、55、82、103、123 サーバ
30、52、72、86、108,129 判定部
36、53、73、87、108,130 記憶部
31、54、74、88 地紋生成部
32、60、75、89、133 画像形成部
109 地紋記憶部
131 入力表示部

Claims (2)

  1. 上位装置から受信した文書データに地紋データを重ね合わせて印刷する画像形成装置であって、
    前記文書データは、該文書データに関する属性を示す複数の属性データと、機密重要度を示す情報を含み、
    前記文書データの機密重要度に基づき、前記複数の属性データより所定の属性データを選択し、選択した前記属性データに基づいて地紋データを生成する地紋データ生成部と、
    前記地紋データ生成部が生成した地紋データと前記文書データを重ね合わせて印刷する印刷制御部とを有し、
    前記地紋データ生成部は、前記文書データの機密重要度の順位が高くなるほど前記複数の属性データから多くの属性データを選択し、前記選択された各属性データに基づき単位面積当たりのドット数が多い地紋データを生成し、
    前記印刷制御部は、前記生成された文書データの機密重要度の順位が高くなるほど単位面積当たりのドット数が多い地紋データを前記文書データに重畳して印刷することを特徴とする画像形成装置。
  2. 文書データを送信する上位装置と、請求項1に記載の画像形成装置を備えることを特徴とする画像形成システム。
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