JP4999612B2 - Ptpシートの被包装物回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、PTP(Press Through Pack)シートから被包装物を分離・回収を行うためのPTPシートの被包装物回収装置に関する。
図1に示すように、PTPシート1は、プラスチックシート2のシート面に多数のポケット部2aを形成し、そのポケット部2aに錠剤3等を収納するとともにそのシート面をアルミフォイル等のシート材4で気密に被覆シールした構造となる。そして、係る構造からなるPTPシートを製造するPTP包装機では、被包装物を変更した際の調整運転時や、生産前に製品にならなかったPTPシートが発生してしまう。この場合、PTPシート1を構成する材質と、錠剤3等の被包装物の材質が異なるため、ゴミの分別の点から見ても係るPTPシートをそのまま廃棄するのは、好ましくない。更に、係るPTPシート1は、被包装物自体には何ら問題はないので、そのまま被包装物を廃棄処理するのは、資源の有効利用の点等から鑑みても好ましくない。そこで、通常、これらのPTPシート1から被包装物を取り出し、被包装物の再利用や分別処理等を図ることになるが、この被包装物を取り出して回収する作業を手作業にて行なっている。
回収作業を自動化させたものとしては、例えば特許文献1,2に開示されたものがある。特許文献1に開示された技術は、PTPシートを、回転方向に平行な向きに沿って突起が形成されたローラーにて把持するとともに押し出すことにより、PTPシートから被包装物を取り出す。そして、下方に線材ガイドを設け、PTPシートと被包装物との分離を行なうようにしている。また、特許文献2に開示された技術は、PTPシートの大きさによって押し出しローラーの凸部の位置を調整可能としたものである。
図2は、PTPシートの被包装物を自動的に取り出す装置の一例を示している。この装置は、上下に押し出しローラ5と挟み込みローラ6とを配置する。押し出しローラ5と挟み込みローラ6とで、PTPシート1の平坦な部分(ポケット部2aが形成されていない部分)を挟み込んで支持した状態で、ポケット部2aを押し込み、ポケット部2a内に収納された錠剤3(被包装物)を外部に押し出すようになっている。なお、図2(b),(c)は、各部材の位置関係等をわかりやすくするため、押し出しローラ5と挟み込みローラ6とを、上下に離反させた状態を示している。そして、本装置における錠剤3(被包装物)を取り出すための機構・構造は、以下の通りである。
まず、押し出しローラ5は、円筒状の本体の軸方向両端が、シート抑え部5aとなり、その両シート抑え部5a間に、円周方向に沿って2本の突条を平行に配置して押し出し部5bが形成される。そして、その両押し出し部5b間が一段低くなった中央抑え部5cとなり、この中央抑え部5c部分の径と、シート抑え部5aの径とは、略等しくしている。押し出し部5bの配置間隔は、処理対象のPTPシート1のポケット部2aの配置ピッチにほぼ一致し、当該押し出し部5bが、ポケット部2aに対向するように設定されている。
一方、挟み込みローラ6は、円筒状の本体の軸方向両端にフランジを形成してシート抑え部6aとするとともに、軸方向中央部に中央抑え部6bを設ける。このシート抑え部6a,中央抑え部6bは、押し出しローラ5のシート抑え部5a,中央抑え部5cにそれぞれ対向し、対向する部位間でPTPシート1の平坦な所定部位(ポケット部2aの非形成領域)を挟み込むように設定される。また、シート抑え部6aと中央抑え部6bとの間に形成される空間内には、押し出しローラ5の押し出し部5bが入り込むように設定される。
さらに、押し出しローラ5と挟み込みローラ6とは、同期して回転する(回転方向は反対方向)。従って、PTPシート1のポケット部2aが押し出しローラ5側に位置するとともに、そのポケット部2aが押し出し部5bに対向する(ポケット部2aが形成されていないPTPシート1の平坦な領域がシート抑え部5a,6a,中央抑え部5c,6b間に位置する)ような位置関係になるようにPTPシート1を両ローラ5,6間に人手により供給すると、PTPシート1は、その平坦な部分がシート抑え部5a,6a,中央抑え部5c,6bにて挟み込まれて支持される。そして、両ローラ5,6の回転に伴い、PTPシート1は、挟まれた状態のまま両ローラ5,6間を進行する。すると、その進行に伴い、ポケット部2aが押し出し部5bに接触し、押し出し部5bによって押しつぶされる(図2(b)→(c))。よって、ポケット部2a内の錠剤3が外部に押し出され、回収することができる。また、押し出し部5bは、ポケット部2aのほぼ全面に接触し、全体を押しつぶすようにしている。
実開昭56−91209 特開2004−131149
上述の各特許文献に開示された発明は、以下に示す問題を有する。すなわち、上述した特許文献1に開示された装置は、PTPシート1のポケット部2a全体を押し出しローラ5の押し出し部5bにて押し出すようにしている。このため、ポケット部2aが全体的に潰され、更には反対側にまで突出するように変形される。その結果、PTPシート1の平坦な部分もポケット部2aの変形に追従して図中下側に引き出されるように変形してしまう。すると、その変形に伴い、PTPシート1の搬送方向と直交方向のPTPシート1の幅が縮まる(図2(b)における幅W0 が、図2(c)に示す幅W1 のように短くなる)。
その結果、シート抑え部5a,6aによりPTPシート1を把持する部位が狭くなり、PTPシート1を安定して把持し、搬送することができなくなり、最悪の場合、押し出しローラ5にて被包装物(錠剤3)の押し出しを行っている最中に、両ローラ5,6にて把持しているPTPシート1の両側端の一方または双方がシート抑え部5a,6aから抜けてしまうという問題が起こり、確実にPTPシート1の搬送及び被包装物の回収を行うことができない。
また、回収の際には被包装物等による粉塵が発生する。このため、適宜のタイミングで押し出しローラ等に対する洗浄を行う必要性がある。しかし、特許文献2に開示した装置のように構造が複雑な装置においては、分解、及び清掃を容易に行うことはできない。
さらに、PTPシート1のポケット部2aを押して錠剤3(被包装物)を取り出す場合、その前段として、ポケット部2aを密封しているシート材4が破断する状態が発生する。この破断したシート材4は、先端がフリー状態となると共に、裂けやすいことから、PTPシート1から離反することがあり、そうすると、その離反したシート材4(アルミ片)が回収した被包装物の中に混入してしまうおそれがあるという問題もある。このように混入すると、その混入したシート材4を抜き取る(シート材4と錠剤3とを分離する)作業が必要となり、煩雑となる。
本発明は、確実にPTPシートの搬送並びに被包装物の押し出しによる回収が行えるPTPシートの被包装物回収装置を提供することを目的とする。また、分解及び清掃性が良好で、被包装物のみを選択して確実に回収できるようにすることを他の目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るPTPシートの被包装物回収装置は、(1)PTP包装体のポケット部に収納された被包装物を取り出すためのPTPシートの被包装物回収装置であって、前記PTPシートを両側から挟み込む押し出しローラと、挟み込みローラとを備え、前記押し出しローラは、円周方向に沿って形成された前記PTPシートの平坦な部分に接触する複数の抑え部と、隣接する前記抑え部の間に形成され前記ポケット部の一部を押圧する押し出し部と、その押し出し部と前記抑え部との間に形成された溝部と、を備え、前記挟み込みローラは、前記押し出しローラの抑え部に対向する位置に抑え部を設け、その抑え部は挟み込みローラの本体部分よりも径方向外側に突出するように形成するようにした。
抑え部は、実施形態では、シート抑え部21a,22aと中央抑え部21b,22bとに対応する。実施形態では、ポケット部が横に2個形成される構成のため、中央抑え部を1つにしたが、処理対象のPTPシートのポケット部の数,配置パターンが変わった場合には、それに合わせて適宜数に設定される。
押し出し部は、PTPシートの平坦な部分に比べてフィルム厚さが薄く、柔らかなポケット部の一部に接触し、その接触した部位を押圧して押しつぶす。これにより、ポケット部内に収納された被包装物は、押し出される。このとき、ポケット部のうち、押し出し部に接触していない部分は、直接押し潰されることはなく、起立した状態を保持するか、押し潰された部位に引っ張られて若干つぶれることはある。いずれにしても、係るポケット部のうちの押し出し部に接触しない部位は、押し出し部よりも押し出しローラの回転中心側に位置することになり、本発明では、押し出し部と抑え部との間に凹溝が形成されるため、係る接触しない部位は凹溝内に入り込むことができ、極端につぶされることがない。よって、PTPシートの幅方向(押し出しローラの軸方向と平行な方向)の変形量を少なくでき、両ローラの抑え部によりPTPシートを確実に挟み込み・支持することができる。
(2)前記押し出し部は、PTPシートの進行方向に沿って、前記ポケット部の中央部位に接触するように設定されるようにするとよい。
(3)前記押し出しローラの回転中心から前記押し出し部までの距離は、その回転中心から前記押し出しローラに形成する前記抑え部までの距離と等しいか、若干長くなるように設定されるようにするとよい。
(4)前記PTPシートから取り出された被包装物の搬出経路上に、吸引手段を設け、その吸引手段の吸引力は、前記PTPシートから離反したフィルム片を吸引できるとともに、前記被包装物は吸引できないように設定されるとよい。このようにすると、PTPシートから被包装物を取り出す際に、ポケット部を密封しているシート片(アルミ片等)の一部がPTPシートから完全に離反することがあり、被包装物とともに搬出されるおそれがあるが、シート片は吸引手段によって吸引されるので、被包装物とシート片とを分離して回収することができる。
(5)前記押し出しローラと挟み込みローラの上方所定位置に、複数のPTPシートを起立状態で貯留(ストック)するとともに、先頭のPTPシートから順に前記押し出しローラと挟み込みローラとの間に供給する供給装置を備えるとよい。なお、PCTシートを起立させる際には、本実施形態では長手方向に立てた状態でストックしたが、本発明は必ずしもそれの姿勢に限ることはない。ただし、長手方向にたてるようにすると、PTPシートの製造過程にて発生するカールの方向に対し、直角方向へ押すようになり、確実に一対のローラに対して真っ直ぐにPTPシートを分離し、供給すことができるようになるので好ましい。
(6)前記押し出しローラと前記挟み込みローラとを、1つのユニットとし、そのユニットを、被包装物回収装置の本体に対して外側に引き出すとともに、取り外し可能にした。このように取り外し可能なユニットとすることで、分解性、清掃性が容易となるばかりでなく、容易に型替えを行なえるようになり、製品切り替え作業時間の短縮される。
PTPシートの変形量が減少することにより、PTPシートの両端の把持を確実とし、搬送、PTPシートの被包装物の押し出しを確実に行うことができるようになり、PTPシートから被包装物の回収率、及び回収装置の稼動率を上げることができる。
図3以降は、本発明の好適な一実施の形態の概略構成を示している。図3〜図5に示すように、片台形状の本体ケース10の天面10aが傾斜面となり、その天面10aの上側にPTPシート1を貯留すると共に1つずつ供給する供給装置11を備えている。
この供給装置11は、所定間隔をおいて2枚のガイド壁12を起立配置させ、そのガイド壁12間にPTPシート1を長手方向に起立させた状態でストックする。2枚のガイド壁12は、傾斜面である天面10aの上に配置されているため、そのガイド壁12間の空間の底部分は、傾斜面(天面10a)となるので、図3に示すように、PTPシート1も若干傾斜状態で起立する。なお、少なくとも一方のガイド壁12は、横方向(ガイド壁12の間隔を広狭変動させる方向)に移動可能にするとよい。そのようにすると、異なる寸法のPTPシート1に対しても対応できる。
また、ガイド壁12の先端側には、ストッパ板13が適宜の間隔をおいて複数配置される。これにより、先端のPTPシート1は、そのストッパ板13に当たり、それ以上の前進が抑止される。また、ガイド壁12間には、押送部材14が挿入配置されている。この押送部材14は、底面側にコロ14aを備え、ガイド壁12に沿って移動可能になっている。押送部材14は、所定の重みがあり、自重により傾斜面である天面10aの上を下降移動(ストッパ板13に近づく方向に移動)する。そして、ガイド壁12間にセットされた複数のPTPシート1の後端に押送部材14を置く。すると、上述したように押送部材14は、下降移動しようとするので、そのときの付勢力が一連のPTPシート1に加わり、そのひとかたまりのPTPシート1をストッパ板13側に、軽く押し付けることになり、PTPシート1の起立状態が保持される。
天面10a所定位置、つまり、ガイド壁12間のPTPシート1が貯留される空間におけるストッパ板13側近傍所定位置には、細長な貫通孔が設けられる。この貫通孔は、最前方位置に来たPTPシート1が、1枚だけ通過できる寸法形状に設定されている。これにより、ストッパ板13に接触し、それ以上の前進が抑止された最前のPTPシート1が、貫通孔内を移動して天面10aの下側に移動可能となっている。なお、複数のPTPシート1は、その全体が押送部材14によって前方へ付勢されているため、貫通孔の上に位置する先頭のPTPシート1も、ストッパ板13に押しつけられるので、その状態を保持しそのままでは貫通孔から落下移動することはない。
ストッパ板13の更に前方側には、D字プッシャー15が配置され、そのD字プッシャー15の先端は、所定間隔をおいて配置された複数のストッパ板13間の空間を介してガイド壁12間に位置するように設定される。そして、そのD字プッシャー15の先端にて、複数のPTPシート1のうちの先頭の1枚のPTPシート1の上面に接触し、下方に付勢可能となっている。つまり、D字プッシャー15は、リンク機構16を介して駆動モータに連係され、所定の軌跡で移動する。具体的には、D字プッシャー15の先端が、複数のストップ板13間の空間に入り込んだ状態で、上方所定位置からストップ板13に沿って下降移動した後、前方側に移動してストッパ板13の前方(PTPシート1に接触しない位置)に至る。その後、D字プッシャー15は、PTPシート1に干渉しない位置を通って上昇移動した後、上方所定位置に至ったD字プッシャー15は、その先端が、再び複数のストップ板13間の空間に入り込むように移動し、PTPシート1の上方に位置する動きを繰り返し実行する。
これにより、D字プッシャー15が、上記の軌跡で移動することにより、先頭のPTPシート1の上端がD字プッシャー15により下方に付勢され、その先頭のPTPシート1が、残りのひとかたまりのPTPシート1から分離されて下降移動する。そして、その下降移動するPTPシート1は、貫通孔内を下方に移動し、ある程度移動すると、ストッパ板13への付勢力も弱まり、その結果自然落下する。よって、このように自然落下するPTPシート1が、後述する天面10aの下方に設けられた押し出しローラ21と挟み込みローラ22との間にまっすぐに供給されるように、各部材の位置関係を設定する。
なお、装置の高速化を図る上では、PTPシート1を長手方向を横にした状態で立ててストックする方法が考えられるが、本実施形態では、PTPシートの製造過程にて発生するカールの方向に対し、直角方向へ押すようにしている。これは、PTPシート1のカール方向に対して押したのでは、PTPシート1が変形してしまい、確実に一対のローラーに対して真っ直ぐにPTPシート1を分離し、供給すことができないからである。
一方、天面10aの下側に、押し出しローラ21と挟み込みローラ22とを平行に配置している。PTPシート1は、押し出しローラ21と挟み込みローラ22との間に、供給装置11から1枚ずつ落下供給される。そして、両ローラ21,22間の適宜位置に供給されたPTPシート1は、その両側縁部を両ローラ21,22で把持された状態で搬送され、その搬送中にポケット部2aが押され、内包する錠剤3等の被包装物を押し出すようになっている。
ここで、押し出しローラ21,挟み込みローラ22は、図6に示すような構造からなる。まず、押し出しローラ21は、円筒状の本体の軸方向両端にシート抑え部21aが形成されるとともに、軸方向中央部位に中央抑え部21bが形成される。これらシート抑え部21aと中央抑え部21bの径は、ほぼ等しく設定している。また、シート抑え部21aと中央抑え部21bとの間隔は、ポケット部2aの幅とほぼ等しいかやや広く設定している。
そして、そのシート抑え部21aと中央抑え部21bとの間の領域における軸方向中央位置に、円周方向に沿って形成される突条からなる押し出し部21cが設けられる。この押し出し部21cの径は、シート抑え部21a,中央抑え部21bの径よりも大きく設定している。この押し出し部21cの幅d1は、ポケット部2aの幅d2よりも小さく設定し、押し出し部21cがポケット部2aに接触してそれを押しつぶす際に、その押し出し部21cがポケット部2aの一部にのみ接触するようにしている。
さらに、押し出し部21cの幅d1をポケット部2aの幅d2よりも小さく設定したことにより形成される、押し出し部21cの両側(シート抑え部21a並びに中央抑え部21bとの間)の領域には、円周方向に沿って凹溝21dが形成される。この凹溝21d部分の径は、フィルム抑え部21a,中央抑え部21bの径よりも小さくしている。これにより、凹溝21d部分は、フィルム抑え部21a,中央抑え部21bよりも中心側に位置する。つまり、押し出しローラ21の回転中心Oを基準とすると、押し出し部21cがもっとも外側(回転中心Oから離れた位置)に位置し、次に、フィルム抑え部21a,中央抑え部21bが位置し、もっとも回転中心O側に凹溝21dが位置することになる。
一方、挟み込みローラ22は、円筒状の本体の軸方向両端にフランジを形成してシート抑え部22aとするとともに、軸方向中央部に中央抑え部22bを設ける。このシート抑え部22a,中央抑え部22bは、押し出しローラ21のシート抑え部21a,中央抑え部21bにそれぞれ対向し、対向する部位間でPTPシート1の平坦な所定部位(ポケット部2aの非形成領域)を挟み込むように設定される。また、シート抑え部22aと中央抑え部22bとの間に形成される空間内には、押し出しローラ21の押し出し部21cが入り込むように設定される。
押し出しローラ21と挟み込みローラ22とは、それぞれの回転軸23,24が、フレーム25に軸受け支持されるとともに、その回転軸23,24の一端に取り付けたギア25a,25bが噛み合い、同期して回転する(回転方向は反対方向)。そして、一方のギア25bが、駆動モータ26に連携され、回転力を受ける。
従って、供給装置11から落下供給されたPTPシート1は、そのポケット部2aが押し出しローラ21側に位置するとともに、そのポケット部2aが押し出し部21cに対向する(ポケット部2aが形成されていないPTPシート1の平坦な領域がシート抑え部21a,22a,中央抑え部21bc,22b間に位置する)ような位置関係になるようにセットされ、PTPシート1は、その平坦な部分がシート抑え部21a,22a,中央抑え部21b,22bにて挟み込まれて支持される。そして、両ローラ21,22の回転に伴い、PTPシート1は、挟まれた状態のまま両ローラ21,22間を進行する。すると、その進行に伴い、ポケット部2aが押し出し部22cに接触し、その接触した部位が押し出し部21cによって押しつぶされ、それに伴い、ポケット部2a内の錠剤3がシート材4を破断して外部に押し出される。
このとき、本実施形態では、押し出し部21cがポケット部2aの一部にのみ接触しているため、ポケット部2aは、その接触された部位は押しつぶされるように変形するものの、それに隣接する非接触部位は直接は押しつぶされないので、当初の状態を維持するか、押し潰された部位に若干引っ張られる。よって、ポケット部2bは、中央が凹み両側に山が形成されるような形状に変形する(図6(b)→(c))。このとき、押し出し部21cの両側には凹溝21dが形成されているため、上記のポケット部2aの変形により突出する山の部位がその凹溝21d内の空間に入り込み変形することが許容される。よって、従来のように、ポケット部2aの全体が押しつぶされることなく、本実施形態では、比較的強度の弱いポケット部2aが波形に変形される。そして、ポケット部2aが凹凸に変形することから、従来のように、PTPシート1の平坦部分まで引き摺り込まれるようにして変形することが可及的に抑制されるか、仮に生じたとしてもその量を最小限に抑えることができ、ポケット部2aが潰された後のPTPシート1の幅Wは、変形前の幅W′とほぼ等しくすることができる。よって、PTPシート1の両側縁は、シート抑え部21a,22aによりしっかりと支持(把持)され、搬送途中にPTPシート1が離脱するのが抑制される。
また、本実施形態では、押し出し部21cの径を、シート抑え部21aや中央抑え部21bの径よりも大きく設定しているものの、その差は、従来のものに比べて小さくしている。このことからも、押しつぶされたポケット部2aがPTPシート1のシート片4側から更に外側に大きく突出することが抑制される。なお、確実に錠剤3を押し出すためには、押し出し部21cの径をある程度大きく設定する必要があるが、本実施形態のように、押し出し部21cによる押し出しでポケット部2aの一部を潰すとともに、そのポケット部2aの周囲の部分を凹溝21d内に入り込むようにすることで、押し出し部21cの径は、シート抑え部21aや中央抑え部21bの径と同じに設定したり、若干小さく設定することも可能となる。
一方、押し出しローラ21,挟み込みローラ22の下方には、傾斜状の搬送面を持つ分離シュート31が設けられる。両ローラ21,22を通過することによりPTPシート1から取り出された(押し出された)錠剤3は、自然落下し、また、PTPシート1も両ローラ21,22から離反すると、自然落下し、それぞれ分離シュート31上に至る。この分離シュート31は、斜面に沿って平行に配置された複数本の棒状体から形成されており、PTPシート1は、その複数本の棒状体により形成される搬送路上を移動し、斜め下方前方に設置される第1回収ボックス33内に供給される。
分離シュート31の下方には、搬出シュート35が配置される。この搬出シュートは、その分離シュート31と反対側に傾斜する凹溝状の搬送路を有する。よって、PTPシート1から離脱した錠剤3は、隣接する棒状体の間に形成される空間内を通過して更に下方に落下し、搬出シュート35上に至り、その搬出シュート35上を滑り落ちて、その先端下方に設置された第2回収ボックス36内に供給される。なお、分離シュート31の下側には、下方に延びる複数のガイド板37が取り付けられており、分離シュート31の棒状体間を通過して落下してきた錠剤3を、確実にその下方に設けられた搬出シュート35に導くようにしている。
このようにして、押し出しローラ21,挟み込みローラ22にて分離されたPTPシート1と錠剤3とは、それぞれ所定の経路を通って第1,第2回収ボックス33,36に分別して回収される。
さらに本実施形態では、搬出シュート35の先端35aの上方に、吸引ブロック40を取付けている。この吸引ブロック40は、下方が開口すると共に、左右両側に窓孔40a,40bが形成されたボックスからなり、一方の窓孔40aに吸引ホース41の一端を取付け、他方の窓孔40bにはその一部または全部を塞ぐ吸引力調整板42を取り付けている。そして、吸引ブロック40は、搬出シュート35の先端上方部位を覆うように取り付ける。これにより、搬出シュート35の先端部分は、搬出シュート35の凹溝と、吸引ブロック40とにより、トンネル状となる。更に、吸引ホース41の他端は、吸引ポンプ44に連係される。
これにより、吸引ポンプ44を稼働させると、その吸引力が吸引ホース41を介して吸引ブロック40に伝わる。すると、搬出シュート35上を移動するシート片(アルミ片)4やアルミ粉等の軽い物は、吸引ブロック40内に吸い上げられ、吸引ホース41内に吸い込まれる。すなわち、押し出しローラ21によってPTPシート1のポケット部2aが潰されることに伴い、内包される錠剤3がシート片4を破断して外部に取り出されるが、このとき、シート片4の一部がPTPシート1から完全に切断されて分離され、そのまま錠剤3と同様に搬出シュート31上を落下移動することがあり、そのままでは、錠剤3と共に第2回収ボックス36内に混入してしまうが、本実施形態では、錠剤3に比べて軽いシート片4のみが吸引ブロック40から吸引ホース41内に吸引される。これにより、錠剤3とシート片4と、を分離し、錠剤3のみを第2回収ボックス36に供給することができる。
なお、本実施形態では、吸引力調整板42を上下に移動可能とするとともに、任意の位置で固定できるようにしている。これにより、吸引ブロック40の他方の窓孔40bの開口面積を変更し、吸引ブロック40内で発生する吸引力を調整し、錠剤3は吸引せずに、シート片4(アルミ粉を含む)等を吸引するように設定できるようになっている。
更に、吸引ポンプ44には、排気ホース47の一端を連係するとともに、その排気ホース47の他端は、第3回収ボックス48に連係している。これにより、吸引ホース41内に吸い込まれたシート片4等は、排気ホース47内を移動し、第3回収ボックス48に供給される。
各回収ボックス33,36,48にそれぞれ分別して回収された部材は、適当なタイミングで取り出し、廃棄したり再利用したりすることになる。
さらに、本実施形態では、図7に示すように、押し出しローラ21,挟み込みローラ22と、分離シュート31と、搬出シュート35とが、一体となって本体ケース10から引き出し可能に設定している。この引き出しは、レバー50を持って、手前に引き出すことにより行なえる。更に、押し出しローラ21,挟み込みローラ22は、フレーム25等により一体化(ユニット化)されており、上記のように引き出した状態で、そのフレーム25ごと取り外すことができるようになっている。そして、ユニットごと取り外すことで、両ローラが露出し、簡単に清掃・メンテナンスを行なうことができる。また、PTPシートの品種切り替え時には、必要に応じて押し出しローラ21,挟み込みローラ22の寸法形状を異ならせたユニットに交換したり、ガイド壁12の間隔の調整を行なったりすることで、簡単に対応することができる。
なお、本実施形態では、PTPシート1の被包装物は、錠剤3としていたが、本発明はこれに限ることはなく、各種の薬品(錠剤、カプセル)はもちろんのこと、お菓子等でもよい。
さらにまた、本発明は、回収装置として単独で構成されるものに限ることはなく、例えば、特開昭54−63994号公報に開示されたPTP包装機に回収装置を設けたPTP包装機における、回収装置部分に適用することができるのはもちろんである。
PTPシートの一例を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のb−b線矢視拡大断面図である。 従来の装置の一例を示す図である。 本発明に係るPTPシートの被包装物回収装置の好適な一実施形態を示す正面図である。 本発明に係るPTPシートの被包装物回収装置の好適な一実施形態を示す平面図である。 本発明に係るPTPシートの被包装物回収装置の好適な一実施形態を示す側面図である。 (a)は、要部を示す図であり、(b),(c)は作用を説明する図である。 作用を説明する図である。
符号の説明
11 供給装置
21 押し出しローラ
21a シート抑え部
21b 中央抑え部
21c 押し出し部
21d 凹溝
22 挟み込みローラ
22a シート抑え部
22b 中央抑え部
40 吸引ブロック
41 吸引ホース
44 吸引ポンプ

Claims (6)

  1. PTP包装体のポケット部に収納された被包装物を取り出すためのPTPシートの被包装物回収装置であって、
    前記PTPシートを両側から挟み込む押し出しローラと、挟み込みローラとを備え、
    前記押し出しローラは、円周方向に沿って形成された前記PTPシートの平坦な部分に接触する複数の抑え部と、隣接する前記抑え部の間に形成され前記ポケット部の一部を押圧する押し出し部と、その押し出し部と前記抑え部との間に形成された溝部と、を備え、
    前記挟み込みローラは、前記押し出しローラの抑え部に対向する位置に抑え部を設け、その抑え部は挟み込みローラの本体部分よりも径方向外側に突出するように形成することを特徴とするPTPシートの被包装物回収装置。
  2. 前記押し出し部は、PTPシートの進行方向に沿って、前記ポケット部の中央部位に接触するように設定されることを特徴とする請求項1に記載のPTPシートの被包装物回収装置。
  3. 前記押し出しローラの回転中心から前記押し出し部までの距離は、その回転中心から前記押し出しローラに形成する前記抑え部までの距離と等しいか、若干長くなるように設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のPTPシートの被包装物回収装置。
  4. 前記PTPシートから取り出された被包装物の搬出経路上に、吸引手段を設け、
    その吸引手段の吸引力は、前記PTPシートから離反したフィルム片を吸引できるとともに、前記被包装物は吸引できないように設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のPTPシートの被包装物回収装置。
  5. 前記押し出しローラと挟み込みローラの上方所定位置に、複数のPTPシートを起立状態で貯留するとともに、先頭のPTPシートから順に前記押し出しローラと挟み込みローラとの間に供給する供給装置を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のPTPシートの被包装物回収装置。
  6. 前記押し出しローラと前記挟み込みローラとを、1つのユニットとし、
    そのユニットを、被包装物回収装置の本体に対して外側に引き出すとともに、取り外し可能にしたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のPTPシートの被包装物回収装置。
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