JP4999194B2 - 弦楽器を振動するための装置と方法 - Google Patents

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Description

本発明は弦楽器に関する。より特定すれば、弦楽器の音質改善のための装置と方法に関する。
一定の弦楽器が、楽器製作後の一定の「慣らし(play in)」期間後に最良の演奏となることが知られている。このような楽器の例には、バイオリン(violin)、ビオラ(viola)、チェロ(cello)、のようなブリッジ(bridge)を有する木製ボディ(body)の楽器及びギター(guitar)、ベース・ギター(bass guitar)、マンドリン(mandoline)、タンブウ(tanbour)のようなサウンド・ホールを有する木製ボディの楽器が含まれる。この種の楽器が最良の音を出すには、毎日演奏する必要があると多くの者が信じている。「慣らし」した楽器が、そうしない楽器よりも好ましいので、又、十分な「慣らし」を実現するのに必要な時間がかなりになりうるので、そのような楽器の「慣らし」を模擬する方法が必要である。少ない人数と時間で楽器の「慣らし」を自動化する方法も必要である。
本発明は、弦楽器を、より特定すれば、木製ボディ(body)の弦楽器を演奏し、又、扱う者の必要性に、楽器を良好な演奏状態に維持する方法で、楽器の「慣らし」を模擬するための装置と方法を提供することにより、適合させる。有利なこととして、楽器の弦を乱さないでこれを実現できる。適切に利用できる場合、本発明は、弦楽器の「慣らし」の必要性を低減又は解消する。これは「慣らし」期間中に生じる振動を模擬することにより実現される。この弦楽器の「慣らし」及び「慣らし」の模擬を集合的にここで楽器の「シーズニング(seasoning)」として述べる。
本発明の一実施例は、ブリッジ・クレードル(bridge cradle)に取付けられた電気振動発生器から成る装置で、このブリッジ・クレードルは、弦楽器のブリッジに取外し可能に取付けられる寸法と構成になっており、このブリッジ・クレードルに含まれるメイン・ボディ(main body)部は、振動発生器が発生した振動を楽器のブリッジに伝達できるように、そこに十分に接触するようにブリッジに置かれる寸法と構成になっている。従って、本発明の装置と方法は、弦楽器をシーズニングするためにその楽器のブリッジを介して弦楽器内で振動を生じることができる。
他の実施例では、本発明はブリッジを有する弦楽器のシーズニングのための方法を提供する。その方法は、i)振動発生装置を楽器のブリッジに取付けることであり、この振動発生装置はブリッジ・クレードルに取付けられた電気振動発生器から成っていて、そのブリッジ・クレードルは弦楽器のブリッジに取外し可能に取付けられる寸法と構成になっていて、ブリッジ・クレードルに含まれるメイン・ボディ部が、振動発生器が発生した振動を楽器のブリッジに伝達できるために十分な接触をするようにブリッジ上に置ける寸法と構成であること、ii)楽器内で振動を発生するために、振動発生装置を作動させること、から成っている。
本発明の他の実施例は、振動クレードルに取付けられた電気振動発生器から成る装置であり、この振動クレードルは、サウンド・ホール(sound hole)を有する弦楽器のボディと弦の間に取外し可能に取付けられる寸法と構成になっていて、その振動クレードルに含まれるベース(base)は、振動発生器が発生した振動を楽器のボディ内に伝達できるようにサウンド・ホールと十分接触して配置される寸法と構成になっている。従って、本発明の装置と方法により、弦楽器をシーズニングするために、弦楽器内で振動を発生できる。
さらに他の実施例では、本発明は、サウンド・ホールを有する弦楽器をシーズニングするための方法を提供している。この方法は、(i)楽器のサウンド・ホールの少なくとも一部の上に振動発生装置を設置すること、この振動発生装置は振動クレードルに取付けられた電気振動発生器から成っていて、振動クレードルが、サウンド・ホールを有する弦楽器のボディと弦の間に取外し可能に取付けられる寸法と構成になっていて、振動クレードルに含まれるベースが、振動発生器が発生した振動を楽器内に伝達できるようにサウンド・ホールと十分に接触する位置に設置される寸法と構成になっていること、さらに、(ii)楽器内で振動を生じるように振動発生装置を動作すること、から成っている。
本発明のこれらの及び他の実施例、利点及び特徴が、以下の説明、添付図面および添付の特許請求の範囲から明らかになる。
同じ参照番号、文字又は記号は、いくつかの図の間の同じ部品又は要素を示すために用いている。
本発明の装置及び方法は、弦楽器に、より特定すれば、ブリッジを有する又はサウンド・ホールを有する木製ボディの楽器に適用する。より特定すれば、本発明の装置は、約30Hzから約3500Hzの間の範囲の基本周波数帯域を有する弦楽器に使用できる。本発明を適用するブリッジを用いる木製ボディの弦楽器にはバイオリン、ビオラ、チェロ、ベース(basses)が含まれるが、それらに限定されない。本発明の対象となるサウンド・ホールを有する木製ボディの弦楽器には、ギター、ベース・ギター、マンドリン、タンブウ(tanbours又はtanburs)が含まれるが、これらに限定されない。
電気振動発生器は、60Hz交流電流、バッテリー(batteries)、ウォール・カーレント(wall current)を含む種々の電源のどれかからの電流を受けるように構成できる。バッテリーは希望のシーズニング量を与えるのに十分な長期間は持続しないので、特定の実施例では外部電源を用いている。又、ブリッジを有する楽器の場合、大きなバッテリーが本発明の装置を重くし、その装置が楽器に損傷を与える。サウンド・ホールを有する楽器の場合、大きなバッテリーは、楽器の弦とボディの間の限られた空間には適合することができない。電源は1本以上の電線を介して電気振動発生器に接続でき、ある実施例では接続しているので、電源は楽器と接触していない。電源スイッチを電気振動発生器の一部とすることができる。電源スイッチ付の電気振動発生器が好ましい。
電気振動発生器内の振動は当業者に知られている種々の機構のいずれかを用いて発生できる。このような機構に含まれるものには、例えば、直線的振動器、回転振動器、電磁振動器等である。電磁振動器はアーム(arm)上の永久磁石との電磁結合を用いており、この場合、永久磁石は電磁石を通じて流れる電流の結果として回転し、振動を生じる。任意の電源が用いられるが、特定の実施例では、電源、特に交流電流を用いる。特定の一実施例では、振動発生器は交流電源に接続できる電磁振動器である。他の特定実施例では、振動発生器は偏心直流モーターである。
ブリッジを有する弦楽器の場合、典型的に、ブリッジ・クレードルは弦楽器のブリッジに取外し可能に取付けられる寸法と構成になっている。ブリッジ・クレードルに含まれるメイン・ボディ部は、振動発生器が発生した振動を楽器のブリッジに伝達するように十分
な接触でブリッジ上に設置される寸法と構成になっている。このブリッジ・クレードルは、振動発生器から楽器に振動を効果的に伝達できる材料から作られる。ゴムはブリッジ・クレードルのための好ましい材料である。ブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部は、1以上の凹部を有しており、楽器のブリッジにブリッジ・クレードルを取外し可能に取付けできるようにしている。好ましくは、ブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部はアーチ形になっている。
好ましい実施例では、さらに、ブリッジ・クレードルは、メイン・ボディ部から伸びて、2枚の間隔を置いた側壁から成っており、各側壁はメイン・ボディ部から伸びて、複数の間隔を置いた長いフランジを形成していて、隣接するフランジの各セットの間の距離が、楽器のブリッジの上にクレードルを設置したときに、フランジ間に楽器の弦を受け入れるのに十分とする。2枚の間隔を置いた側壁の間の距離は、その間に少なくともブリッジの一部を受け入れるのに十分とする。ブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部がアーチ形であるとき、フランジがアーチ形のメイン・ボディ部の凹面側から伸びていることが好ましい。好ましくは、そのフランジは以下の特徴の1つ以上を有している:これらフランジは共に伸びている、各側壁内でフランジは等間隔になっている、同じ側壁から伸びているこれらフランジは共面になっている、向かい合っている側壁からのフランジがお互いに直接向かい合っている。本発明の一部の実施例では、フランジがこれらの特徴の少なくとも2項目を有している。他の例では、フランジがこれらの特徴の全部を有している。一部の実施例のブリッジ・クレードルは、そのメイン・ボディ部がアーチ形であることが特徴である。そのフランジは、アーチ形のメイン・ボディ部の凹面側から伸びていて、そのフランジは共に伸びており、各側壁内でフランジが等間隔になっていて、同じ側壁から伸びているフランジが共面になっていて、向かい合っている側壁からのフランジがお互いに直接向かい合っている。他の実施例で、さらに、ブリッジ・クレードルは、メイン・ボディ部から伸びていて、側壁に垂直な端部材を組込んでおり、各端部材が各側壁上のフランジに密封可能な接続をしている。電気振動発生器がブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部に取付けられる(又は取付け可能である)。通常、振動発生器は、弦楽器のブリッジに接触するメイン・ボディ部の部分に向かい合っているブリッジ・クレードルに取付けられる。ブリッジ・クレードル及び電気振動発生器は、振動が振動発生器からブリッジ・クレードルを通じて楽器に効果的に伝達されるように取付けられる。好ましくは、ブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部がアーチ形であるとき、アーチ形のメイン・ボディ部の凹面側上のブリッジ・クレードルに振動発生器が取付けられる。
さらに、本発明は、ブリッジを有する木製ボディの弦楽器をシーズニングするための方法を提供している。上記のように、その方法は、i)振動発生装置を楽器のブリッジに取外し可能に取付けられること、ii)楽器内で振動を発生するために、振動発生装置を作動させること、から成っている。発生した振動は、楽器が演奏されるときに通常発生する振動を模擬するような振幅と周波数で、ブリッジ・クレードルを通じて楽器に伝達される。
ブリッジを有する楽器のためにこの方法で用いられる装置は、ブリッジ・クレードルに取付けられた電気振動発生器を有しており、このブリッジ・クレードルは弦楽器のブリッジに取外し可能に取付けられる寸法と構成になっていて、ブリッジ・クレードルは、振動発生器が発生した振動を楽器のブリッジに伝達できるように十分な接触をするようにブリッジに設置される寸法と構成になっている。一実施例では、さらに、振動発生装置のブリッジ・クレードルは、メイン・ボディ部から伸びている2枚の間隔を設けた側壁を有しており、これら側壁のそれぞれがメイン・ボディ部から伸びている複数の間隔を置いて伸びているフランジを形成し、隣接するフランジの各セットの間の距離は、楽器のブリッジ上にクレードルを設置したときに楽器の弦を収容するのに十分になっている。この方法で用いられる振動発生装置の他の好ましい特徴は、ブリッジ・クレードルを有する本発明の振動発生装置について上で述べた通りである。
本発明の方法では、ブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部はブリッジをはさむことによりブリッジに取付ける。ブリッジ・クレードルのメイン・ボディ部の非凹部又は弱凹部が楽器のブリッジをはさんで、ブリッジに取外し可能に取付ける。ブリッジ・クレードルがフランジを有する好ましい実施例では、クレードルが楽器のブリッジに取外し可能に取付けられている時に、フランジが楽器のブリッジと接触しており、より好ましくは、フランジが、楽器の弦に触れずにその弦の間に伸びている。
サウンド・ホールを有する弦楽器の場合、典型的には、振動クレードルは楽器のボディと弦の間に取外し可能に取付けられる寸法と構成になっている。振動クレードルに含まれるベースが、振動発生器が発生した振動を楽器のボディに伝達できるようにサウンド・ホールと十分接触して設置されるような寸法と構成になっている。この振動クレードルのベースは、振動発生器から楽器に振動を効果的に伝達できる材料から作られる。特定の実施例では、ゴムが振動クレードルのベース用材料である。
振動クレードルのベースは通常比較的平坦であり、かつ、振動クレードルのベースは幅広く変えることができる。特定の実施例では、円形、楕円形、正方形、長方形のような通常の形状が用いられる。楽器の弦と接触させることにより、本発明の振動発生装置を楽器に付着させる。弦との接触は種々の方法で行うことができ、振動クレードルの形状によるもの(例えば、弦に達するベースからの上向き傾斜にする)或は適当な厚みの可逆性圧縮可能材料(例えば発泡材料)又はバネで荷重をかけた板のような振動クレードルへの取付によるもの等が含まれる。電気振動発生器が振動クレードルに取付けられる(又は取付け可能である)。通常、振動発生器は、弦楽器の弦に接触する部分と向かい合った振動クレードルに取付けられる。振動クレードルと電気振動発生器が、振動発生器から振動クレードルを通じて楽器に振動が効果的に伝達するように取付けられている。
さらに、本発明は、サウンド・ホールを有する木製ボディの弦楽器をシーズニングするための方法を提供する。上記のように、その方法は、i)振動発生装置を楽器に取外し可能に取付けること、ii)楽器内で振動を生じるように振動発生装置を作動させること、から成っている。振動が、楽器演奏時に通常生じる振動を模擬するような振幅と振動数で、発生した振動を振動クレードルを介して楽器に伝送される。
サウンド・ホールを有する楽器のためにこの方法で用いられる装置は、振動クレードルに取付けられた電気振動発生器を有しており、振動クレードルが、サウンド・ホールを有する弦楽器のボディと弦の間に取外し可能に取付けるための寸法と構成になっていて、この振動クレードルに含まれるベースが、振動発生器が発生した振動を楽器のボディに伝達できるようにサウンド・ホールと十分接触して設置される寸法と構成になっている。一実施例では、弦との接触が、振動クレードルに取付けられた適当な厚みで可逆性の圧縮可能材料により与えられる。この方法で用いられる装置の特別な他の実施例は、振動クレードルを有する本発明の振動発生装置について上で述べた通りである。
本発明の方法において、振動クレードルは弦楽器のボディ上で、弦の下に、且つサウンド・ホールの少なくとも一部の上方に設置される。振動クレードルの一部は弦に接触し、楽器上の所定位置に振動発生装置を保持する。振動発生器は弦に接触しない。特定の実施例で、サウンド・ホールの大部分が振動クレードルのベースによりカバーされる。他の特定実施例では、サウンド・ホールが振動クレードルのベースによりほぼ完全に、又は完全にカバーされる。
一般的に、振動発生器への電力供給で振動発生を行い、電力供給の停止で振動発生を停
止させる。特定実施例では、振動発生器への電力供給は電力スイッチにより制御される。他の特定実施例では、少なくとも約30分の間振動を発生する。さらに別の特定実施例では、約30分から約60分の範囲の期間で振動を発生する。特定実施例では、振動発生は少なくとも1日に1回行う。
電気振動発生器の希望の出力はシーズニングすべき弦楽器により変化する。特定の実施例では、ブリッジを有する種々の楽器に対する出力の非限定的な値は、バイオリン又はビオラに対しては約0.5から約1ワット、チェロに対しては約1から約2.5ワット、ベースに対しては約4から約5Wである。特定実施例では、サウンド・ホールを有する種々の楽器に対する出力の非限定的な値はギターに対しては約0.5から約1ワット、ベース・ギターに対しては約1から約2.5ワットである。これらの出力値は指標であって、これらの範囲外の値も本発明の範囲内である。
図面は特定の実施例を示し、本発明を制限すると解釈されることを意図していない。
ここで、図面を参照すると、図1は、弦楽器Aのブリッジに取付けられた本発明の装置の一実施例を示す図面である。電気振動発生器10はブリッジ・クレードル12に取付けられる。ブリッジ・クレードル12の側壁16の1つが示されている。フランジ18及び22が側壁16から伸びている。端部材20が、ブリッジ・クレードル12のメイン・ボディ部14(図示せず)から伸びていることが示されている。端部材20はフランジ22に密封可能に結合していることが示されている。フランジ18は楽器の弦の間に伸びている。フランジ18及び22は楽器の弦に接触していない。
図2は、表示用にお互いから離してある電気振動発生器10とブリッジ・クレードル12の図面であり、それらは弦楽器のブリッジBより上方に示されている。ブリッジ・クレードル12はメイン・ボディ部14を有している。ブリッジ・クレードル12の側壁16の1つが示されている。フランジ18及び22が側壁16から伸びている。ブリッジ・クレードル12のメイン・ボディ部から伸びている端部材20の1つがフランジ22に密封可能に結合していることが示されている。電源コード24が電気振動発生器10から伸びていて、外部電源から電流を受けられることが示されている。
図3は、弦楽器のブリッジBより上方に示されている本発明の装置の図面である。電気振動発生器10がブリッジ・クレードル12に取付けられている。ブリッジ・クレードル12上で、側壁16の1つ及びフランジ18と22が側壁16から伸びていることが示されている。電力線24が電気振動発生器10から伸びていて、外部電源から電流を受けるようできることが示されている。
図4は、本発明の装置のブリッジ・クレードル12の図面である。ブリッジ・クレードル12は、メイン・ボディ部14,側壁16、側壁16から伸びているフランジ18及び22を有している。さらに、ブリッジ・クレードル12は、メイン・ボディ部14から伸びている端部材20を有している。端部材がフランジ22に密封可能に結合していることが示されている。
図5は、本発明の装置の別の実施例を示す図面である。電気振動発生器10が振動クレードル26に取付けられている。適当な厚みの可逆性の圧縮可能材料30が振動クレードル26のベース28に取付けられている。電力線24が電気振動発生器10から伸びていて、外部電源から電流を受けるようできることを示している。
図6は、楽器の弦CとボディDの間で弦楽器Aに取付けられた本発明の装置の図面であ
る。電気振動発生器10が振動クレードル26に取付けられている。振動クレードル26のベース28が弦楽器Aのサウンド・ホール(図示せず)を完全にカバーしている。適当な厚みの可逆性の圧縮可能材料30が振動クレードル26のベース28に取付けられている。電力線24が電気振動発生器10から伸びていて、外部電源から電力を受けられることが示されている。
他に明確に示されている場合を除き、ここで用いられている用語は、発明の詳細な説明又は特許請求の範囲で言及している1個の要素に限定することを意図せず、限定していると解釈すべきではない。むしろ、ここで用いる用語は、他に明示している場合を除き、1個以上のそのような要素をカバーすることを意図している。
本発明は実施に当たってかなりの変形を受けることができる。従って、上記の説明は、本発明を上述で示した特定の例示に限定することを意図せず、限定すると解釈すべきでない。
弦楽器のブリッジに取付けられた本発明の装置の一実施例を示す図である。 説明の目的のためにお互いに離した電気振動発生器とブリッジ・クレードルの図である。 弦楽器のブリッジの上方に示された本発明の装置の図である。 本発明の装置のブリッジ・クレードルの逆さにした図である。 本発明の装置の別の実施例を示す図である。 サウンド・ホールを有する弦楽器に取付けられた図5の本発明の装置の図である。

Claims (8)

  1. ブリッジ・クレードルに取付けられた電気振動発生器を有する装置で、前記ブリッジ・クレードルが弦楽器のブリッジに取外し可能に取付けられる寸法と構成になっていて、前記ブリッジ・クレードルが、前記電気振動発生器が発生した振動を楽器のブリッジに伝達できるように接触をしてブリッジに設置される寸法と構成になっているメイン・ボディ部を有している装置であって、
    前記ブリッジ・クレードルが、前記メイン・ボディ部から伸びて、間隔を置かれた2枚の側壁を有し、各側壁が、前記メイン・ボディ部から伸びる複数の間隔を置いた細長いフランジを形成し、隣接した前記フランジの各セットの間の距離が、前記ブリッジ・クレードルがブリッジ上に設置されたとき、その中に楽器の弦を収容し、又、2枚の間隔を置いた側壁の間の距離が、その間にブリッジの少なくとも一部分を受入れる装置
  2. 前記電気振動発生器が、
    電力スイッチを有するように構成されていること、
    外部電源からの電流を受けるように構成されていること
    の少なくとも1つの構成を有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記電気振動発生器内の振動が、アーム上の永久磁石と結合した電磁石により発生される請求項1の装置。
  4. 前記ブリッジ・クレードルの前記メイン・ボディ部がアーチになっている請求項1の装置。
  5. 前記フランジが下記a)からd)の中から選ばれる1つ以上の構成を有する請求項1に記載の装置。
    a)前記フランジは同等に伸びている。
    b)各側壁内の前記フランジを等距離の間隔とする。
    c)同じ側壁から伸びている前記フランジは共面である。
    d)向かい合った側壁からの前記フランジはお互いに直接向かい合っている。
  6. 前記フランジが下記a)からd)の構成を有する請求項1に記載の装置。
    a)前記フランジは同等に伸びている。
    b)各側壁内の前記フランジを等距離の間隔とする。
    c)同じ側壁から伸びている前記フランジは共面である。
    d)向かい合った側壁からの前記フランジはお互いに直接向かい合っている。
  7. 前記ブリッジ・クレードルの前記メイン・ボディ部がアーチになっている請求項5の装置。
  8. 前記ブリッジ・クレードルの前記メイン・ボディ部が、
    アーチになっていること、
    前記メイン・ボディ部から伸びていて、側壁に垂直な端部材を有し、各端部材が各側壁上の前記フランジに密封可能に結合していること、
    の少なくとも1つの構成を有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
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