JPS6031342Y2 - スピ−カ−付弦楽器 - Google Patents
スピ−カ−付弦楽器Info
- Publication number
- JPS6031342Y2 JPS6031342Y2 JP16896779U JP16896779U JPS6031342Y2 JP S6031342 Y2 JPS6031342 Y2 JP S6031342Y2 JP 16896779 U JP16896779 U JP 16896779U JP 16896779 U JP16896779 U JP 16896779U JP S6031342 Y2 JPS6031342 Y2 JP S6031342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- sounding body
- stringed instrument
- resonance box
- piezoelectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は演奏可能な弦楽器の一部を振動板として用いた
ことを特徴とするスピーカーに関する。
ことを特徴とするスピーカーに関する。
本考案の実施例を第1図に示す。
第1図は楽器体の一例としてヴァイオリンを用い、その
一部を振動板として圧電材料を用いた発音体を接合した
実施例の見取図である。
一部を振動板として圧電材料を用いた発音体を接合した
実施例の見取図である。
本例は、共鳴箱が表板(響板)1、裏板2、表板1と裏
板2とを連結する側板3、響孔6、駒7等から構成され
るつ′アイオリンにおいて、駒7を共鳴箱として、該駒
の側面に発音体8を接合したスピーカーである。
板2とを連結する側板3、響孔6、駒7等から構成され
るつ′アイオリンにおいて、駒7を共鳴箱として、該駒
の側面に発音体8を接合したスピーカーである。
4は棹、5は弦である。本例によれば、発音体8に外部
より発音信号を入力することにより、楽器体そのものが
スピーカー(共鳴装置を含む)として、音楽の再生を得
ることができる。
より発音信号を入力することにより、楽器体そのものが
スピーカー(共鳴装置を含む)として、音楽の再生を得
ることができる。
第2図は、発音体接合部の拡大図である。
9は入力信号を得るためのコードを示す。
本例に用いた楽器体としてのヴァイオリンにおいては、
駒に発音体を接合して構成することにより、音楽信号を
直接入力し、再生音を得るものであるが、以下に述べる
本考案に用いる発音体の構成、利点によれば、接合部は
限定されるものではない。
駒に発音体を接合して構成することにより、音楽信号を
直接入力し、再生音を得るものであるが、以下に述べる
本考案に用いる発音体の構成、利点によれば、接合部は
限定されるものではない。
例えば第2図にす如く、表板1の裏面に該発音体8′を
接合することも可能である。
接合することも可能である。
発音体を接合する個所は振動可能な板であれば音楽の再
生は可能である。
生は可能である。
以下、本考案に用いた発音体について述べる。
本考案に用いる発音体は既に本出願人により特開昭54
−111329の出願があり、その発音体を用いたスピ
ーカーの実施例を第3図〜第5図に示す。
−111329の出願があり、その発音体を用いたスピ
ーカーの実施例を第3図〜第5図に示す。
第3図Aにおいて、10は導電体板、11〜15は圧電
体板であり、入力信号に応じ面積振動するものである。
体板であり、入力信号に応じ面積振動するものである。
第3図Bは、第3図AのX−X′断面である。
第3図Cにおいて、16及び17は圧電材料18に施さ
れた上及び下電極である。
れた上及び下電極である。
電極16.17間に音声信号が入力されると、圧電材料
18が主面方向に面積振動しようとするが、導電体板1
0のバイモルフ構成になっているため、面屈曲振動が発
生するものである。
18が主面方向に面積振動しようとするが、導電体板1
0のバイモルフ構成になっているため、面屈曲振動が発
生するものである。
従って、各圧電体板11〜15の寸法を変化させること
により、各種の共振周波数が生じ、それぞれの高次振動
と合わせると、第4図に示すごとくの音圧周波数特性と
なる。
により、各種の共振周波数が生じ、それぞれの高次振動
と合わせると、第4図に示すごとくの音圧周波数特性と
なる。
圧電体板の数は1個でもよいが、異なった寸法・厚みの
ものを多数個用いるほど、音圧周波数特性が良好となる
。
ものを多数個用いるほど、音圧周波数特性が良好となる
。
圧電体板の積層も良く、また分極方向はすべて統一する
。
。
この発音体を任意の板に面接合することにより、これら
の板自体が振動部となるものである。
の板自体が振動部となるものである。
第5図は、この発音体を板に面接合したところを示す。
第5図において、19は発音体、20は板である。
このように、この発音体は任意の振動可能な板に接合す
ることにより、これらの板を振動部とすることができる
新規なものである。
ることにより、これらの板を振動部とすることができる
新規なものである。
接合する方法としては、接着剤・金属ロー付・溶接等が
可能である。
可能である。
また、適切な接着剤の選択により、発音体を板から脱着
することも可能となる。
することも可能となる。
以上のように本考案によれば、演奏し得る弦楽器体の共
鳴箱の一部を形成している振動可能な板に圧電材料を接
合し、この振動可能な板をスピーカーとして形成すると
ともに、外部からの発音信号によってその振動板を駆動
するよう構成されるスピーカー付楽器なので次のような
効果を有する。
鳴箱の一部を形成している振動可能な板に圧電材料を接
合し、この振動可能な板をスピーカーとして形成すると
ともに、外部からの発音信号によってその振動板を駆動
するよう構成されるスピーカー付楽器なので次のような
効果を有する。
a 外部信号によって発音するスピーカーが、弦楽器の
共鳴箱によって形成されているため、信号によって発生
する音を弦の振動によって発生した音色に近づけること
ができ、二重奏等のミキシング演奏が容易にできるメリ
ットを有する。
共鳴箱によって形成されているため、信号によって発生
する音を弦の振動によって発生した音色に近づけること
ができ、二重奏等のミキシング演奏が容易にできるメリ
ットを有する。
また振動板からの放音が弦楽器の共鳴箱によって増大さ
れるので、小さなエネルギーで十分な音量が得られるメ
リットも有する。
れるので、小さなエネルギーで十分な音量が得られるメ
リットも有する。
b スピーカーが楽器の振動可能な板に圧電材料を貼付
けることにより形成されるので、構造が簡単で小型性に
富み、演奏者にとって楽器の携帯が容易であり演奏の邪
魔になるといった問題は皆無となり、また持運びも何の
支障も無いといったメリットを持つ。
けることにより形成されるので、構造が簡単で小型性に
富み、演奏者にとって楽器の携帯が容易であり演奏の邪
魔になるといった問題は皆無となり、また持運びも何の
支障も無いといったメリットを持つ。
第1図は本考案の実施例を示す。
第2図は発音体接合部の拡大図を示す。
第3図から第5図はスピーカーの実施例を示す。
1・・・・・・表板、2・・・・・・裏板、3・・・・
・・横板、4・・・・・・棹、5・・・・・・弦、6・
・・・・・響孔、7・・・・・・ブリッジ、8・・・・
・・発音体、9・・・・・・コード、10・・・・・・
導電体板、11・・・・・・圧電体板、12・・・・・
・圧電体板、13・・・・・・圧電体板、14・・・・
・・圧電体板、15・・・・・・圧電体板、16・・・
・・・電極、17・・・・・・電極、18・・・・・・
圧電材料、19・・・・・・発音体、20・・・・・・
板。
・・横板、4・・・・・・棹、5・・・・・・弦、6・
・・・・・響孔、7・・・・・・ブリッジ、8・・・・
・・発音体、9・・・・・・コード、10・・・・・・
導電体板、11・・・・・・圧電体板、12・・・・・
・圧電体板、13・・・・・・圧電体板、14・・・・
・・圧電体板、15・・・・・・圧電体板、16・・・
・・・電極、17・・・・・・電極、18・・・・・・
圧電材料、19・・・・・・発音体、20・・・・・・
板。
Claims (1)
- 演奏し得る弦楽器の共鳴箱の一部を構成する駒もしくは
表板の一部に、圧電材料からなる発音体を接合し、前記
弦楽器の共鳴箱を前記発音体の放音部とするスピーカー
として形成するとともに、前記圧電材料は外部からの発
音信号により駆動され、前記共鳴箱を振動させて放音す
るよう構成したことを特徴とするスピーカー付弦楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16896779U JPS6031342Y2 (ja) | 1979-12-06 | 1979-12-06 | スピ−カ−付弦楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16896779U JPS6031342Y2 (ja) | 1979-12-06 | 1979-12-06 | スピ−カ−付弦楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5685478U JPS5685478U (ja) | 1981-07-09 |
JPS6031342Y2 true JPS6031342Y2 (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=29679811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16896779U Expired JPS6031342Y2 (ja) | 1979-12-06 | 1979-12-06 | スピ−カ−付弦楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031342Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008013003A1 (fr) * | 2006-07-26 | 2008-01-31 | Shigeki Kobayashi | Violon automatique |
JP2009505137A (ja) * | 2005-08-11 | 2009-02-05 | ライ,アガピタス・ビー | 弦楽器を振動するための装置と方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6317996B2 (ja) * | 2014-05-09 | 2018-04-25 | 智之 小野田 | 音響振動板の判定方法、及びこの判定方法を用いた音響振動板の製造方法 |
-
1979
- 1979-12-06 JP JP16896779U patent/JPS6031342Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009505137A (ja) * | 2005-08-11 | 2009-02-05 | ライ,アガピタス・ビー | 弦楽器を振動するための装置と方法 |
WO2008013003A1 (fr) * | 2006-07-26 | 2008-01-31 | Shigeki Kobayashi | Violon automatique |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5685478U (ja) | 1981-07-09 |
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