JP4998200B2 - ガス溶解水の製造ユニット、製造装置及び製造方法 - Google Patents
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Description
容器内が気体透過膜によって気相室と液相室に区画された膜モジュールを有するガス溶解水製造ユニットにおいて、該気相室、該液相室及び該気体透過膜の少なくとも1つを乾燥させる乾燥手段を有し、前記乾燥手段は、前記気相室及び前記液相室の少なくとも一方に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給手段であり、前記膜モジュールから排気されるガスの湿度を測定する湿度測定手段を有することを特徴とするものである。
第1図は、膜モジュール10Aでガス溶解水の製造を実施し、かつ膜モジュール10Bの乾燥を実施している状態を示している。
次いで、膜モジュール10Bをガス溶解水の製造に復帰させるための準備として、膜モジュール10B内の空気抜きを行う。
次いで、第2図の弁の開閉状態において、弁41Bを開とし、弁35を閉、弁33Bを開として、弁の開閉状態を第3図の通りとする。これにより、膜モジュール10Bによってガス溶解水が製造される。
次いで、第3図の弁の開閉状態において、弁31Bを開とし、弁の開閉状態を第4図の通りとする。これにより、膜モジュール10Bで製造されたガス溶解水は、ガス溶解水配管30B及びガス溶解水配管30を通り、膜モジュール10Aで製造されたガス溶解水と共に、ユースポイントに供給される。
上記の通り、膜モジュール10Aで製造されたガス溶解水の溶存ガス濃度を溶存ガス濃度計36で測定した結果、溶存ガス濃度が所定濃度を下回った場合には、膜モジュール10Aの乾燥を行う。
第1図〜第5図の装置を用い、膜モジュール10Aの乾燥と膜モジュール10Bの乾燥を交互に行った。装置及び測定条件の詳細は以下の通りである。
膜モジュール10A用及び膜モジュール10B用の計2本
燃焼器:ワコーシステムコントロール社製水素燃焼塔
溶存水素計:ハックウルトラアナリティクスジャパンインク社製
TC型溶存水素計「3610」
湿度計:オリオン機械(株)製MG40
原水:窒素ガスを飽和濃度まで溶解した、いわゆる窒素飽和水
原水送水量:20L/min
水温:25℃
溶存水素濃度の管理値:1mg/L以上
ガス:水素ガス
水素ガス供給量:354mL(標準状態)/min
(100%溶解した場合の1飽和(約1.6mg/L)分)
乾燥空気の露点:−20℃
乾燥空気供給量:50L(標準状態)/min
実施例1と同様にして、水素溶解水を製造した。但し、膜モジュール10Aのみによって水素溶解水の製造を継続し、製造された水素溶解水の溶存水素濃度が管理値を下回っても、膜モジュール10Aの乾燥を行わなかった。
11A,11B 液相室
12A,12B 気相室
13A,13B 気体透過膜
20 原水供給配管
20A,20B 原水供給配管
22A,22B 抜出配管
30 ガス溶解水配管
30A,30B ガス溶解水配管
32A,32B,35 測定用配管
36 溶存ガス濃度計
40 ガス供給配管
40A,40B ガス供給配管
51A,51B ガス抜出配管
52A,52B 湿度計
53A,53B 燃焼器
60 乾燥空気配管
60A,60B,60C,60D 乾燥空気配管
Claims (10)
- 気体透過膜の一方の側に水を供給すると共に他方の側にガスを供給し、該他方の側から該気体透過膜を透過させて該一方の側に該ガスを供給して、該水に該ガスを溶解させるガス溶解水の製造ユニットであって、
容器内が気体透過膜によって気相室と液相室に区画された膜モジュールを有するガス溶解水製造ユニットにおいて、
該気相室、該液相室及び該気体透過膜の少なくとも1つを乾燥させる乾燥手段を有し、
前記乾燥手段は、前記気相室及び前記液相室の少なくとも一方に乾燥ガスを供給する乾燥ガス供給手段であり、
前記膜モジュールから排気されるガスの湿度を測定する湿度測定手段を有することを特徴とするガス溶解水製造ユニット。 - 気体透過膜の一方の側に水を供給すると共に他方の側にガスを供給し、該他方の側から該気体透過膜を透過させて該一方の側に該ガスを供給して、該水に該ガスを溶解させるガス溶解水の製造ユニットであって、
容器内が気体透過膜によって気相室と液相室に区画された膜モジュールを有するガス溶解水製造ユニットにおいて、
該気相室、該液相室及び該気体透過膜の少なくとも1つを乾燥させる乾燥手段を有し、
前記乾燥手段は、前記気相室、前記液相室及び前記気体透過膜の少なくとも1つを加温する加温手段であり、
前記膜モジュールから排気されるガスの湿度を測定する湿度測定手段を有することを特徴とするガス溶解水製造ユニット。 - 請求項1又は2において、前記膜モジュールからのガス溶解水の溶解ガス濃度を測定する溶解ガス測定手段を有することを特徴とするガス溶解水製造ユニット。
- 請求項1ないし3のいずれか1項のガス溶解水製造ユニットを2個以上備えたことを特徴とするガス溶解水製造装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項のガス溶解水製造ユニットを用いてガス溶解水を製造する方法であって、
前記液相室に前記水を供給すると共に、前記気相室に前記ガスを供給し、該水に該ガスを溶解させるガス溶解水製造工程と、
該気相室、該液相室及び前記気体透過膜の少なくとも1つを乾燥させる乾燥工程と、
を有することを特徴とするガス溶解水の製造方法。 - 請求項5において、前記乾燥工程において、該湿度測定手段によって測定した湿度が所定値以下になったときに、該乾燥工程を終了することを特徴とするガス溶解水の製造方法。
- 請求項5において、前記ガス溶解水製造工程において、該湿度測定手段によって測定した湿度が所定値以上になったときに、前記乾燥工程を実施することを特徴とするガス溶解水の製造方法。
- 請求項5において、前記ガス溶解水製造ユニットは請求項3に記載のガス溶解水製造ユニットであり、
前記ガス溶解水製造工程において、該溶解ガス測定手段によって測定した溶解ガス濃度が所定値以下になったときに、前記乾燥工程を実施することを特徴とするガス溶解水の製造方法。 - 請求項4のガス溶解水製造装置を用いてガス溶解水を製造する方法であって、
各ガス溶解水製造ユニットは、
前記液相室に前記水を供給すると共に、前記気相室に前記ガスを供給し、該水に該ガスを溶解させるガス溶解水製造工程と、
該気相室、該液相室及び前記気体透過膜の少なくとも1つを乾燥させる乾燥工程と、
を交互に実施するものであり、
一部のガス溶解水製造ユニットの該乾燥工程の実施時期を、他のガス溶解水製造ユニットの該乾燥工程の実施時期と異ならせることを特徴とするガス溶解水の製造方法。 - 請求項5ないし9のいずれか1項において、前記ガスが水素、酸素、アルゴン、ヘリウム、窒素、炭酸ガス及びオゾンよりなる群から選択される少なくとも一種であることを特徴とするガス溶解水の製造方法。
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