JP4997867B2 - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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本発明は、発光素子などの電気光学素子を利用した電気光学装置の構造に関する。
複数の電気光学素子を線状または面状に配列した電気光学装置が従来から提案されている(例えば特許文献1)。図15に示すように、複数の電気光学素子が配列する素子配列部60の周辺には、各電気光学素子の駆動に使用される各種の周辺回路(例えば走査線駆動回路やデータ線駆動回路)62が設置される。図15に示すように、周辺回路62は、各電気光学素子の配列に対応する複数の単位回路Uを具備する。例えば、走査線駆動回路は、電気光学素子の各行を選択する複数の単位回路(例えばフリップフロップ)を含み、データ線駆動回路は、電気光学素子の各列にデータ信号を出力する複数の単位回路(例えばD/A変換器)を含む。
また、素子配列部60には、各電気光学素子に電源を供給する複数の電源線64が形成される。各電源線64は、電気光学素子の各行または各列に対応する(すなわち別個の単位回路Uに対応する)ように形成され、相隣接する各単位回路Uの間隙に介在する。図15のように各電源線64が周辺回路62を横断する構成によれば、例えば素子配列部60を挟んで周辺回路62とは反対側の領域に電源線64が配線された構成と比較して、周辺回路62に信号を供給するための端子と各電源線64に電源を供給するための端子とを近接して配置できる。したがって、電気光学装置を外部の機器に接続するための構造が簡素化されるという利点がある。
特開2006−65284号公報(図11)
しかし、図15の構成においては、電気光学素子の全行または全列に対応するように電源線64が形成されるから、相隣接する2個の単位回路Uの総ての間隙に電源線64が介在する。以上の構成のもとで単位回路Uの各部と電源線64との電気的な短絡を防止するためには各単位回路Uと電源線64との間隙を充分に確保する必要がある。したがって、各電源線64の間隔や各単位回路Uの間隔の狭小化が阻害され、この結果として電気光学素子の高精細化も制約されるという問題がある。以上の事情に鑑みて、本発明は、電源線が周辺回路と重なり合う構成であっても電気光学素子を高精細化するという課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の電気光学素子が配列された素子配列部と、前記素子配列部の周辺にて所定の方向に配列する複数の単位回路を含む周辺回路と、所定の電位を素子配列部に供給する電源線とを具備し、前記電源線は、 前記周辺回路と前記素子配列部との間隙にて前記所定の方向に延在する第1主配線と、 前記第1主配線から前記素子配列部に延在する複数の給電線と、前記周辺回路を挟んで前記素子配列部とは反対側の領域から延在して前記第1主配線に接続される複数の副配線とを有し、前記複数の副配線は、前記複数の単位回路のうち隣り合う単位回路の間隙に位置する第1副配線と、前記複数の単位回路のうち2以上の単位回路を挟んで前記第1副配線と隣り合う第2副配線とを含む。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の電気光学素子が配列された素子配列部と、前記素子配列部の周辺にて所定の方向に配列する複数の単位回路を含む周辺回路と、所定の電位を素子配列部に供給する電源線とを具備し、前記電源線は、 前記周辺回路と前記素子配列部との間隙にて前記所定の方向に延在する第1主配線と、 前記第1主配線から前記素子配列部に延在する複数の給電線と、前記周辺回路を挟んで前記素子配列部とは反対側の領域から延在して前記第1主配線に接続される複数の副配線とを有し、前記複数の副配線は、複数の単位回路のうち隣り合う単位回路の間隙に位置する第1副配線と、複数の単位回路のうち2以上の単位回路を挟んで前記第1副配線と隣り合う第2副配線とを含み、前記第1副配線は、前記第2副配線よりも、前記複数の単位回路の配列における中央寄に位置し、前記第2副配線よりも幅広である。
以上の構成によれば、複数の副配線のうち相隣接する第1副配線と第2副配線との間隙に2以上の単位回路が介在するから、各単位回路の総ての間隙に電源線が介在する従来の構成と比較して、各副配線の間隙にて相隣接する各単位回路の間隔が充分に狭小化される。したがって、電気光学素子の高精細化に対応することが可能である。
なお、本発明における周辺回路とは、素子配列部に対する信号の供給または素子配列部からの信号の出力を実行する回路である。周辺回路の典型例は、走査線駆動回路やデータ線駆動回路であるが、例えば素子配列部の配線を検査する検査回路や各電気光学素子の駆動に先立って配線(例えばデータ線)を充放電するプリチャージ回路も、本発明の周辺回路の概念に含まれる。
本発明の好適な態様において、電源線は、周辺回路を挟んで素子配列部とは反対側の領域にて所定の方向に延在する第2主配線を含み、複数の副配線は、第1主配線と第2主配線とを連結する。すなわち、2以上の単位回路は、第1主配線および第2主配線と相隣接する各副配線とで包囲される。以上の態様によれば、第1主配線と第2主配線とが複数の副配線を介して相互に接続されるから、電源線における電位の降下が抑制される。したがって、各電気光学素子に供給される電位を高位に維持することが可能である。換言すると、各電気光学素子に供給される電位を所期値に維持するために外部から電源線に供給すべき電位が低減される。
さらに好適な態様において、電源線は、第2主配線を挟んで周辺回路とは反対側の領域に形成されて当該第2主配線に連結された複数の接続端子を含む。以上の態様によれば、外部から複数の接続端子を介して第2主配線に電位が供給されるから、第2主配線やこれに接続された第1主配線における電位の相違が抑制される。したがって、各電気光学素子の階調のムラを抑制することが可能である。
本発明の好適な態様において、第1副配線は、第2副配線よりも、複数の単位回路の配列における中央寄に位置し、第2副配線よりも幅広である。以上の態様によれば、総ての副配線の線幅が同等である構成と比較して、各副配線における電流密度や電源線の各部における電圧降下が抑制される。
本発明の好適な態様において、電源線の少なくとも一部は、各単位回路を構成する要素と共通の導電層から形成される。以上の態様によれば、単位回路を構成する各要素と電源線とが個別に形成される場合と比較して製造工程が簡素化される。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記複数の走査線と前記複数のデータ線との交差に対応して配置された複数の電気光学素子が設けられた素子配列部と、前記素子配列部の周辺にて所定の方向に配列する複数の単位回路を含む周辺回路と、所定の電位を素子配列部に供給する電源線と、を具備し、前記電源線は、前記周辺回路と前記素子配列部との間隙にて前記所定の方向に延在する第1主配線と、前記複数の電気光学素子と前記第1主配線との間に接続された複数の給電線と、前記第1主配線に接続された複数の副配線と、を有し、前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記複数の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記複数の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、前記副配線の本数は、前記複数の給電線の本数と比して少ない。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、m本の走査線と、 n本のデータ線と、前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、m個の単位回路を少なくとも備え、前記m本の走査線に接続された走査線駆動回路と、前記m×n個の電気光学素子と前記走査線駆動回路との間に配置された第1主配線と、前記第1主配線に接続されるとともに、前記m本の走査線に1対1に対応して設けられたm本の給電線と、前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記走査線駆動回路のm個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記m個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、複数の副配線の本数は、m本より少ない。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、m本の走査線と、n本のデータ線と、前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、n個の単位回路を少なくとも備え、前記n本のデータ線に接続されたプリチャージ回路と、前記m×n個の電気光学素子と前記プリチャージ回路との間に配置された第1主配線と、前記第1主配線に接続されるとともに、前記n本の走査線に1対1に対応して設けられたn本の給電線と、前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記プリチャージ回路のn個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記n個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、複数の副配線の本数は、n本より少ない。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、m本の走査線と、n本のデータ線と、前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、m個の単位回路を少なくとも備え、前記m本の走査線に接続された検査回路と、前記m×n個の電気光学素子と前記検査回路との間に配置された第1主配線と、前記第1主配線に接続されるとともに、前記m本の走査線に1対1に対応して設けられたm本の給電線と、前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記検査回路のm個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記m個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、複数の副配線の本数は、m本より少ない。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、m本の走査線と、n本のデータ線と、前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、n個の単位回路を少なくとも備え、前記n本のデータ線に接続された検査回路と、前記m×n個の電気光学素子と前記検査回路との間に配置された第1主配線と、前記第1主配線に接続されるとともに、前記n本の走査線に1対1に対応して設けられたn本の給電線と、前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記検査回路のn個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記n個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、複数の副配線の本数は、n本より少ない。
本発明に係る電気光学装置は各種の電子機器に利用される。この電子機器の典型例は、電気光学装置を表示装置として利用した機器である。この種の電子機器としては、パーソナルコンピュータや携帯電話機などがある。もっとも、本発明に係る電気光学装置の用途は画像の表示に限定されない。例えば、光線の照射によって感光体ドラムなどの像担持体に潜像を形成するための露光装置(露光ヘッド)、液晶装置の背面側に配置されてこれを照明する装置(バックライト)、あるいは、スキャナなどの画像読取装置に搭載されて原稿を照明する装置など各種の照明装置など、様々な用途に本発明の電気光学装置を適用することができる。
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電気光学装置Dは、略矩形に成形された平板状の基板10を具備する。基板10の表面上には、複数の画素回路Pが配列された素子配列部20と、各画素回路Pを駆動する走査線駆動回路32およびデータ線駆動回路34とが配置される。各画素回路Pは、電気エネルギの供給に応じた階調となる電気光学素子Eを含む。本実施形態の電気光学素子Eは、相互に対向する陽極と陰極との間に有機EL(Electroluminescence)材料の発光層が介在する有機発光ダイオード素子である。
素子配列部20には、X方向に延在するm本の走査線22と、X方向に直交するY方向に延在するn本のデータ線24とが形成される(mおよびnの各々は自然数)。各画素回路Pは、走査線22とデータ線24との各交差に対応した位置に配置される。したがって、素子配列部20には、縦m行×横n列のマトリクス状に電気光学素子Eが配列される。素子配列部20には、各走査線22に対を成してX方向に延在するm本の給電線27が形成される。
走査線駆動回路32およびデータ線駆動回路34は、素子配列部20の各要素とともに基板10の表面に形成された能動素子(例えば半導体層が低温ポリシリコンで形成された薄膜トランジスタ)で構成される。走査線駆動回路32は、各画素回路Pを行単位で順番に選択するための走査信号G[1]〜G[m]を生成して各走査線22に出力する。本実施形態の走査線駆動回路32は、素子配列部20の総行数に相当するm個の単位回路(例えばフリップフロップ)UAがY方向に配列されたmビットのシフトレジスタである。第i段目(iは1≦i≦mを満たす整数)の単位回路UAが第i行目の走査線22に出力する走査信号G[i]は、ひとつのフレーム期間のうち第i番目の水平走査期間にてアクティブレベル(当該行の選択を示すレベル)となる。
データ線駆動回路34は、各電気光学素子Eの階調を指定するデータ信号S[1]〜S[n]を各データ線24に出力する回路であり、素子配列部20の総列数に相当するn個の単位回路UBがX方向に配列された構成となっている。第j列目(jは1≦j≦nを満たす整数)の単位回路UBは、画像データに応じたデータ信号S[j]を生成するD/A変換器である。第i行が選択される期間にて第j列目のデータ線24に供給されるデータ信号S[j]は、第i行に属する第j列目の電気光学素子Eに指定された階調に応じた電位VDATAとなる。
図2は、各画素回路Pの具体的な構成を示す回路図である。同図においては第i行に属する第j列目のひとつの画素回路Pのみが代表的に図示されている。各画素回路Pの電気光学素子Eは、給電線27(電源電位VDD)と接地線(Gnd)とを連結する経路上に配置され、当該経路に流れる電流(以下「駆動電流」という)IDRの電流量に応じた光量(光度)で発光する。
駆動電流IDRの経路上(給電線27と電気光学素子Eとの間)にはpチャネル型の駆動トランジスタTDRが配置される。駆動トランジスタTDRは、駆動電流IDRの電流量をゲートの電位に応じて制御する手段である。第i行に属する各画素回路Pの駆動トランジスタTDRのソースは、第i行目の給電線27に対して共通に接続される。駆動トランジスタTDRのゲートとソース(給電線27)との間には容量素子Cが介在する。また、駆動トランジスタTDRのゲートとデータ線24との間には、両者の電気的な接続(導通/非導通)を制御するnチャネル型のトランジスタTSWが介在する。第i行の各画素回路PにおけるトランジスタTSWのゲートは第i行の走査線22に対して共通に接続される。
以上の構成において、走査信号G[i]がハイレベルに遷移すると、第i行の各トランジスタTSWが同時にオン状態に変化するから、第i行に属する第j列目の画素回路Pにおいては、駆動トランジスタTDRのゲートにデータ信号S[j]の電位VDATAが供給される。したがって、電位VDATAに応じた電流値の駆動電流IDRが給電線27から駆動トランジスタTDRを経由して電気光学素子Eに供給される。以上の動作によって電気光学素子Eはデータ信号S[j]に応じた光量で発光する。駆動トランジスタTDRのゲートは容量素子Cによってデータ信号S[j]の電位VDATAに維持されるから、走査信号G[i]がハイレベルに遷移することで第i行の各トランジスタTSWがオフ状態に変化しても、電気光学素子Eに対する駆動電流IDRの供給は継続される。
次に、図3は、走査線駆動回路32の近傍を拡大して示す平面図である。同図に示すように、基板10の表面上には素子配列部20や走査線駆動回路32およびデータ線駆動回路34とともに電源線40が形成される。電源線40は、外部から供給される電源電位VDDを各画素回路Pに伝達する配線である。なお、図3においては電源線40に対して便宜的にハッチングが施されている。また、図3に示す電源線40のうち給電線27以外の部分の図示は図1において便宜的に省略されている。また、図3においては走査線22の図示が便宜的に省略されている。
本実施形態の電源線40は、各単位回路UAを構成する要素(例えば単位回路UAを構成するトランジスタのソース電極やドレイン電極)と共通の導電層から形成される。すなわち、基板10の全域を被覆する導電膜の選択的な除去によって、単位回路UAの要素と電源線40とが一括的に形成される。以上のように電源線40と単位回路UAの要素とが同層から形成される構成によれば、両者が別個に形成される場合と比較して電気光学装置Dの製造が簡素化されるという利点がある。
図3に示すように、電源線40は、図1や図2に例示したm本の給電線27に加えて、第1主配線41と第2主配線42と複数の副配線44と複数の接続端子46とを含む。第1主配線41は、走査線駆動回路32と素子配列部20との間隙の領域内にてY方向(すなわち各単位回路UAの配列の方向)に延在する帯状の部分である。m本の給電線27は、第1主配線41からX方向に延在して素子配列部20の内側に至る。
第2主配線42は、走査線駆動回路32を挟んで素子配列部20とは反対側の領域内にてY方向に延在する帯状の部分である。すなわち、第1主配線41と第2主配線42とは、Y方向に長尺な走査線駆動回路32をX方向における両側から挟むようにY方向に延在する。
複数の副配線44の各々は、第1主配線41と第2主配線42とを電気的に接続する配線である。すなわち、各副配線44は、第1主配線41に連結された端部から走査線駆動回路32を横断しながらX方向に延在し、走査線駆動回路32を挟んで素子配列部20とは反対側に至った端部が第2主配線42に連結される。副配線44の総数は、素子配列部20における画素回路Pの総行数(すなわち走査線駆動回路32を構成する単位回路UAの総数)よりも少ない。
図3に示すように、複数の副配線44は、Y方向に相隣接する各単位回路UAの間隙にてX方向に延在する副配線44Aと、各単位回路UAの配列の端部よりもY方向における外側に位置する(すなわち2個の単位回路UAに挟まれない)副配線44Bとに区別される。本実施形態の副配線44Aは、m個の単位回路UAの配列を同数(m/2個)ずつ仕切るように形成される。したがって、Y方向に相隣接する各副配線44の間隙には複数(m/2個)の単位回路UAが介在する。すなわち、図3に示すように、副配線44AとそのY方向に隣接する副配線44Bと第1主配線41と第2主配線42とで包囲された矩形状の領域内に、走査線駆動回路32を構成するm/2個の単位回路UAが配列する。副配線44Aで仕切られた各領域内で相隣接する各単位回路UAの間隙に副配線44は介在しない。
複数の接続端子46は、第2主配線42を挟んで走査線駆動回路32とは反対側の領域に形成されて第2主配線42に連結される。接続端子46は、外部から電源電位VDDが供給される端子である。本実施形態における接続端子46の総数は副配線44と同数である。図3に示すように、各接続端子46のY方向に沿った位置は副配線44と略同じである。以上の構成において、接続端子46に供給された電源電位VDDは、第2主配線42と各副配線44と第1主配線41と給電線27とをこの順番に伝達したうえで各単位回路UAに供給される。
以上に説明したように、本実施形態においては、相隣接する各副配線44の間隙(副配線44Aと44Bとの間隙)に複数の単位回路UAが介在するから、各単位回路Uの総ての間隙に電源線64が介在する図15の構成と比較して、各単位回路UAを充分に近接して配置することができる。したがって、電気光学素子Eの高精細化に対応することが可能である。
なお、電源線40と単位回路UAの要素とが同層から形成される構成においては、各々の電気的な短絡を防止するために電源線40(特に副配線44)と単位回路UAとの間隔を充分に確保する必要があるから、図15の構成において電気光学素子Eの高精細化が阻害されるという問題は特に深刻となる。これに対し、本実施形態においては、相隣接する各副配線44で包囲された領域内にある複数の単位回路UAの間隙には電源線40が存在しないから、電源線40と単位回路UAの要素とが同層で形成されているにも拘わらず、各単位回路UAを充分に近接させて電気光学素子Eの高精細化が実現される。以上のように、各副配線44の間隙に複数の単位回路UAを介在させた本実施形態の構成は、電源線40と単位回路UAの要素とが同層から形成される構成に対して特に好適に採用される。
ところで、相隣接する各単位回路UAの間隙に配線を介在させないという点のみに着目すると、例えば図4の構成も採用され得る。同図の構成においては、走査線駆動回路32をY方向に挟む各位置にてX方向に延在するように副配線44Bが形成される。一方、走査線駆動回路32内では何れの単位回路UAの間隙にも配線は形成されない。しかし、図4の構成では、第1主配線41の両端に位置する2本の副配線44Bから電源電位VDDが供給されるに過ぎないため、第1主配線41におけるY方向の電圧降下(例えば図4の点PAと点PBとの電位差)が顕著となる。したがって、Y方向の上部および下部に位置する画素回路Pと中央部に位置する画素回路Pとで電源電位VDDの相違が拡大し、Y方向に沿って各電気光学素子Eの階調のムラが発生するという問題がある。これに対し、本実施形態においては、2本の副配線44Bに加えてY方向の中央部に位置する副配線44Aからも電源電位VDDが供給されるから、第1主配線41におけるY方向の電圧降下は有効に抑制される。したがって、図4の構成と比較して、各電気光学素子Eの階調のムラが低減されるという利点がある。
また、図4の構成においては、電源電位VDDの供給の経路として2本の副配線44Bを利用できるに過ぎないから、第1主配線41を所期の電源電位VDDに維持するためには各副配線44Bの線幅を充分に確保する必要がある。これに対し、本実施形態においては電源電位VDDの供給の経路として2本の副配線44Bに加えて副配線44Aも利用されるから、第1主配線41を所期の電源電位VDDに維持するために副配線44Bに要求される線幅は図4の構成よりも削減される。したがって、本実施形態によれば、副配線44Bの線幅を削減することで、素子配列部20の周囲の領域(いわゆる額縁領域)を狭小化できるという利点もある。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態のうち作用や機能が第1実施形態と共通する要素については、以上と同じ符号を付して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図5は、走査線駆動回路32の近傍を拡大して示す平面図である。第1実施形態においては、電源線40を構成する各副配線44の線幅が同等とされた構成を例示した。図5に示すように、本実施形態の電気光学装置Dにおいては、複数の単位回路UAの配列における中央寄に位置する副配線44Aの線幅W1が、当該配列の端部寄に位置する副配線44Bの線幅W2よりも広い(W1>W2)。
図6は、本実施形態の効果を説明するためのグラフである。同図の縦軸は、電源電位VDDの供給時に1本の副配線44に流れる電流密度と、第1主配線41での電圧降下に起因した各電気光学素子Eの階調差との乗算値(以下「特性指標値」という)Nを示す。副配線44の電流密度が過大であるとエレクトロマイグレーションや発熱に起因して副配線44が破損または断線する可能性があるから、1本の副配線44の電流密度は低減されることが望ましい。また、電圧降下に起因した各電気光学素子Eの階調差が低減されるほど高品位な画像の表示が可能となる。したがって、特性指標値Nが小さいほど電気光学装置Dの特性が良好であると評価できる。
図6の数値N0は、第1実施形態のように総ての副配線44を同幅とした構成(W1=W2)における特性指標値Nである。図6の数値N1は、図5に示したように副配線44Aを副配線44Bよりも幅広とした構成(W1>W2)における特性指標値Nである。また、図6には、本実施形態とは逆に副配線44Bを副配線44Aよりも幅広とした構成(W1<W2)の特性指標値Nが数値N2として併記されている。同図に示すように、副配線44Aの線幅W1が配線幅Bの線幅W2に対して相対的に増加するほど特性指標値Nは減少する。すなわち、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果に加えて、電流密度の増大に起因した各副配線44の破損と素子配列部20における階調のムラとが低減されるという利点がある。
<C:変形例>
以上の各形態には様々な変形を加えることができる。具体的な変形の態様を例示すれば以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
以上の各形態においては電源線40が3本の副配線44を含む構成を例示したが、副配線44の本数は任意である。例えば図7に示すように、走査線駆動回路32の両端に位置する2本の副配線44Bと各単位回路UAの間隙に位置する2本の副配線44Aとが形成された構成も採用される。図7の構成においても、第2実施形態のように各副配線44Aを各副配線44Bよりも幅広に形成すれば、各副配線44の破損および階調のムラの双方が低減される。
(2)変形例2
以上の各形態においては電源線40の各副配線44Bが走査線駆動回路32の両端に位置する構成を例示したが、図8に示すように、電源線40が、相隣接する各単位回路UAの間隙に位置する副配線44Aのみを含む構成としてもよい。すなわち、電源線40を構成する何れかの副配線44が複数の単位回路UAの端部に位置する構成は必ずしも必要ではない。
(3)変形例3
以上の各形態における第2主配線42を省略してもよい。すなわち、図9に示すように、第1主配線41からX方向に延在する各副配線44の端部に接続端子46を形成した構成も採用される。ただし、以上の各形態のように第2主配線42を含む構成によれば、図9の構成と比較して電源線40における電圧降下が抑制されるという利点がある。この利点について詳述すると以下の通りである。
まず、図3の構成において、各接続端子46に供給される電源電位VDDと点PA1(副配線44Bと第1主配線41との連結点)の電位との差分値Vaは以下の式(1)で表現される。
Va={(R1*R2)/(R1+R2)}×I+R3×I ……(2)
ただし、図3に示すように、「R1」は接続端子46の抵抗値であり、「R2」は第2主配線42のうち副配線44Aと副配線44Bとの間隙の部分における抵抗値であり、「R3」は副配線44Bの抵抗値である。また、「I」は点PA1における電流値である。
一方、図9の構成において、各接続端子46に供給される電源電位VDDと点PA2(副配線44Bと第1主配線41との連結点)の電位との差分値Vbは以下の式(2)で表現される。
Vb=(R1+R3)×I ……(2)
ただし、図9に示すように、「R1」は接続端子46の抵抗値であり、「R3」は副配線44Bの抵抗値である。また、「I」は点PA2における電流値である。
式(2)と式(1)との差分値は以下のように算定される。
Vb−Va={(R1)2/(R1+R2)}×I>0 ……(3)
すなわち、図3の構成においては接続端子46から第1主配線41に至るまでの電圧降下が抑制される(Va<Vb)から、図9の構成と比較して第1主配線41を高位に維持することが可能である。図3の構成によれば、電気光学素子Eの光量を所期値に維持するために各接続端子46に供給すべき電源電位VDDが低減されるということもできる。
(4)変形例4
本発明が適用される対象は走査線駆動回路32の単位回路UAに限定されない。例えば、図1のデータ線駆動回路34と電源線40とについても以上と同様の形態が適用される。すなわち、相隣接する各副配線44の間隙にデータ線駆動回路34の複数の単位回路UBが位置するように(つまり複数の単位回路UBが電源線40によって包囲されるように)電源線40を形成してもよい。また、走査線駆動回路32やデータ線駆動回路34に加えて以下に例示する周辺回路にも、以上の各形態と同様に本発明が適用される。
素子配列部20の周辺には、走査線22やデータ線24といった素子配列部20内の配線(以下「駆動配線」という)における欠陥(断線や破損)の有無を検査するための検査回路36が配置され得る。図10に示すように、検査回路36は、各々が別個の駆動配線Lに対応した複数の単位回路UCを含む。各単位回路UCは、当該単位回路UCに対応した駆動配線Lと複数の単位回路UCに共通の出力線361との電気的な接続を制御するスイッチング素子SW1を含む。各単位回路UCのスイッチング素子SW1を順次に導通状態としたうえで出力線361に出力される電圧または電流を解析することで、駆動配線Lにおける欠陥の有無が判定される。図10の構成においては、相隣接する各副配線44の間隙に検査回路36の複数の単位回路UCが位置するように(すなわち複数の単位回路UCが電源線40によって包囲されるように)電源線40が形成される。
データ線24に流れる電流に応じて電気光学素子Eの階調が設定される電流プログラミング方式の画素回路Pにおいては特に、データ線24に付随する容量に起因したデータの書込の不足が顕著となる。そこで、素子配列部20の周辺には、データの書込に先立ってデータ線24を充電または放電するためのプリチャージ回路が素子配列部20の周辺に配置される。図11に示すように、プリチャージ回路38は、各々が別個のデータ線24に対応した複数の単位回路UDを含む。各単位回路UDは、当該単位回路UDに対応したデータ線24とプリチャージ電位VPREが供給される給電線381との電気的な接続を制御するスイッチング素子SW2を含む。各スイッチング素子SW2を導通状態としてプリチャージ電位VPREを供給することで、各データ線24はデータ信号S[1]〜S[n]の供給に先立って充電または放電される。図11の構成においては、相隣接する各副配線44の間隙にプリチャージ回路38の複数の単位回路UDが位置するように(すなわち複数の単位回路UDが電源線40によって包囲されるように)電源線40が形成される。
(5)変形例5
以上の各形態においては電源線40が単層で形成された構成を例示したが、各々が別個の導電膜から形成された複数の部分を電気的に接続することで電源線40を構成してもよい。また、電源線40は、単位回路UAの要素とは別層から形成されてもよい。
(6)変形例6
有機発光ダイオード素子は電気光学素子の例示に過ぎない。本発明に適用される電気光学素子について、自身が発光する自発光型と外光の透過率を変化させる非発光型(例えば液晶素子)との区別や、電流の供給によって駆動される電流駆動型と電圧の印加によって駆動される電圧駆動型との区別は不問である。例えば、無機EL素子、フィールド・エミッション(FE)素子、表面導電型電子放出(SE:Surface-conduction Electron-emitter)素子、弾道電子放出(BS:Ballistic electron Surface emitting)素子、LED(Light
Emitting Diode)素子、液晶素子、電気泳動素子、エレクトロクロミック素子など様々な電気光学素子を本発明に利用することができる。
<D:応用例>
次に、本発明に係る電子機器について説明する。図12から図14には、以上に例示した電気光学装置Dを表示装置として採用した電子機器の形態が図示されている。
図12は、電気光学装置Dを採用した可搬型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュータ2000は、各種の画像を表示する電気光学装置Dと、電源スイッチ2001やキーボード2002が設置された本体部2010とを具備する。電気光学装置Dは有機発光ダイオード素子を電気光学素子Eとして使用しているので、視野角が広く見易い画面を表示できる。
図13は、電気光学装置Dを適用した携帯電話機の構成を示す斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001およびスクロールボタン3002と、各種の画像を表示する電気光学装置Dとを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置Dに表示される画面がスクロールされる。
図14は、電気光学装置Dを適用した携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)の構成を示す斜視図である。情報携帯端末4000は、複数の操作ボタン4001および電源スイッチ4002と、各種の画像を表示する電気光学装置Dとを備える。電源スイッチ4002を操作すると、住所録やスケジュール帳といった様々な情報が電気光学装置Dに表示される。
なお、本発明に係る電気光学装置が適用される電子機器としては、図12から図14に示した機器のほか、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。また、本発明に係る電気光学装置の用途は画像の表示に限定されない。例えば、電子写真方式の画像形成装置において露光により感光体ドラムに潜像を形成する露光装置としても本発明の電気光学装置は利用される。
第1実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 ひとつの単位回路の構成を示す回路図である。 走査線駆動回路の各単位回路と電源線との関係を示す平面図である。 第1実施形態との対比例における各単位回路と電源線との関係を示す平面図である。 第2実施形態に係る電気光学装置の構成を示すブロック図である。 第2実施形態の効果を説明するためのグラフである。 変形例における各単位回路と電源線との関係を示す平面図である。 変形例における各単位回路と電源線との関係を示す平面図である。 変形例における各単位回路と電源線との関係を示す平面図である。 周辺回路の具体例である検査回路の構成を示す回路図である。 周辺回路の具体例であるプリチャージ回路の構成を示す回路図である。 本発明に係る電子機器の具体的な形態を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体的な形態を示す斜視図である。 本発明に係る電子機器の具体的な形態を示す斜視図である。 従来の電気光学装置における周辺回路と電源線との関係を示す平面図である。
符号の説明
D……電気光学装置、10……基板、20……素子配列部、P……画素回路、TDR……駆動トランジスタ、TSW……トランジスタ、E……電気光学素子、22……走査線、24……データ線、27……給電線、32……走査線駆動回路、34……データ線駆動回路、36……検査回路、38……プリチャージ回路、UA,UB,UC,UD……単位回路、40……電源線、41……第1主配線、42……第2主配線、44(44A,44B)……副配線、46……接続端子。

Claims (11)

  1. 複数の電気光学素子が配列された素子配列部と、
    前記素子配列部の周辺にて所定の方向に配列する複数の単位回路を含む周辺回路と、
    所定の電位を素子配列部に供給する電源線とを具備し、
    前記電源線は、
    前記周辺回路と前記素子配列部との間隙にて前記所定の方向に延在する第1主配線と、
    前記第1主配線から前記素子配列部に延在する複数の給電線と、
    前記周辺回路を挟んで前記素子配列部とは反対側の領域から延在して前記第1主配線に接続される複数の副配線とを有し、
    前記複数の副配線は、
    前記複数の単位回路のうち隣り合う単位回路の間隙に位置する第1副配線と、
    前記複数の単位回路のうち2以上の単位回路を挟んで前記第1副配線と隣り合う第2副配線とを含む
    電気光学装置。
  2. 前記電源線は、前記周辺回路を挟んで前記素子配列部とは反対側の領域にて前記所定の方向に延在する第2主配線を含み、
    前記複数の副配線は、前記第1主配線と前記第2主配線とを連結する
    請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記電源線は、前記第2主配線を挟んで前記周辺回路とは反対側の領域に形成されて当該第2主配線に連結された複数の接続端子を含む
    請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 複数の電気光学素子が配列された素子配列部と、
    前記素子配列部の周辺にて所定の方向に配列する複数の単位回路を含む周辺回路と、
    所定の電位を素子配列部に供給する電源線とを具備し、
    前記電源線は、
    前記周辺回路と前記素子配列部との間隙にて前記所定の方向に延在する第1主配線と、
    前記第1主配線から前記素子配列部に延在する複数の給電線と、
    前記周辺回路を挟んで前記素子配列部とは反対側の領域から延在して前記第1主配線に接続される複数の副配線とを有し、
    前記複数の副配線は、
    前記複数の単位回路のうち隣り合う単位回路の間隙に位置する第1副配線と、
    前記複数の単位回路のうち2以上の単位回路を挟んで前記第1副配線と隣り合う第2副配線とを含み、
    前記第1副配線は、前記第2副配線よりも、前記複数の単位回路の配列における中央寄に位置し、前記第2副配線よりも幅広である
    電気光学装置。
  5. 前記電源線の少なくとも一部は、前記各単位回路を構成する要素と共通の導電層から形成される
    請求項1から請求項4の何れかに記載の電気光学装置。
  6. 複数の走査線と、
    複数のデータ線と、
    前記複数の走査線と前記複数のデータ線との交差に対応して配置された複数の電気光学素子が設けられた素子配列部と、
    前記素子配列部の周辺にて所定の方向に配列する複数の単位回路を含む周辺回路と、
    所定の電位を素子配列部に供給する電源線と、を具備し、
    前記電源線は、
    前記周辺回路と前記素子配列部との間隙にて前記所定の方向に延在する第1主配線と、
    前記複数の電気光学素子と前記第1主配線との間に接続された複数の給電線と、
    前記第1主配線に接続された複数の副配線と、を有し、
    前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記複数の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、
    前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記複数の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、
    前記副配線の本数は、前記複数の給電線の本数と比して少ない、
    電気光学装置。
  7. m本の走査線と、
    n本のデータ線と、
    前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、
    m個の単位回路を少なくとも備え、前記m本の走査線に接続された走査線駆動回路と、
    前記m×n個の電気光学素子と前記走査線駆動回路との間に配置された第1主配線と、
    前記第1主配線に接続されるとともに、前記m本の走査線に1対1に対応して設けられたm本の給電線と、
    前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、
    前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記走査線駆動回路のm個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、
    前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記m個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、
    複数の副配線の本数は、m本より少ない、
    電気光学装置。
  8. m本の走査線と、
    n本のデータ線と、
    前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、
    n個の単位回路を少なくとも備え、前記n本のデータ線に接続されたプリチャージ回路と、
    前記m×n個の電気光学素子と前記プリチャージ回路との間に配置された第1主配線と、
    前記第1主配線に接続されるとともに、前記n本の走査線に1対1に対応して設けられたn本の給電線と、
    前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、
    前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記プリチャージ回路のn個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、
    前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記n個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、
    複数の副配線の本数は、n本より少ない、
    電気光学装置。
  9. m本の走査線と、
    n本のデータ線と、
    前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、
    m個の単位回路を少なくとも備え、前記m本の走査線に接続された検査回路と、
    前記m×n個の電気光学素子と前記検査回路との間に配置された第1主配線と、
    前記第1主配線に接続されるとともに、前記m本の走査線に1対1に対応して設けられたm本の給電線と、
    前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、
    前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記検査回路のm個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、
    前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記m個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、
    複数の副配線の本数は、m本より少ない、
    電気光学装置。
  10. m本の走査線と、
    n本のデータ線と、
    前記m本の走査線と前記n本のデータ線との交差に対応して配置されたm×n個の電気光学素子と、
    n個の単位回路を少なくとも備え、前記n本のデータ線に接続された検査回路と、
    前記m×n個の電気光学素子と前記検査回路との間に配置された第1主配線と、
    前記第1主配線に接続されるとともに、前記n本の走査線に1対1に対応して設けられたn本の給電線と、
    前記第1主配線に接続された複数の副配線を備え、
    前記複数の副配線のうち、2つの副配線は、前記検査回路のn個の単位回路のうち、2以上の単位回路を挟むように配置され、
    前記2つの副配線のうち少なくとも1本は、前記n個の単位回路のうち、2つの単位回路により挟まれるように配置され、
    複数の副配線の本数は、n本より少ない、
    電気光学装置。
  11. 請求項1から請求項10の何れか1項に記載の電気光学装置を具備する電子機器。
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