JP4997010B2 - 緊急配電システム - Google Patents

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Description

本発明は、緊急配電システムに係り、特に、外部に電力を供給可能な電気自動車を用いて電力不足に対応する緊急配電システムに関する。
各種の発電所から送電線を用いて電力を配電する一般的な送配電システムでは、一旦停電が発生すると、電話、信号機、照明、病院、消防署、交通機関等の社会生活を維持するためのライフラインにつながる電気機器の大部分が使用できず、停電が復帰するまでに時間がかかる等の問題がある。これらのライフラインには無停電電源(UPS)等が設けられるが、UPSが供給できる電力には限度がある。そこで、外部に電力を供給できる電源の1つとして、発電機能を有する電気自動車の利用が考えられている。
例えば、特許文献1には、非常時を考慮した送配電システムとして、供給電力が不足した場合に、定常の供給電圧よりの15−55%低い非常用供給電圧で電力を供給し、非常時における必要機器用には、所定の作動に必要な供給電圧に昇圧する電力調整器を用いる構成が開示されている。また、非常用電源として、ハイブリッド車両または燃料電池自動車に搭載された発電機を用い、送電接続ポートを通して発電機から電力調整器を介し配電線に電力を供給することが述べられている。
また、特許文献2には、停電時の住宅にハイブリッド車側から電力を非常時給電負荷電気機器群に給電する停電時電力供給装置として、非常時給電負荷電気機器群との接続を、商用電源に接続されるブレーカ側と、ハイブリッド車の給電口側との間で切り換えるリミットスイッチを設ける構成が開示されている。
特開2005−168258号公報 特開2006−158084号公報
ハイブリッド車両あるいは燃料電池車両等の発電機能を有する電気自動車は、現在では一台で数十kW程度の電力を発電することができ、また大容量の蓄電装置を有している。そこで、上記のように、電気自動車を緊急時の電源として利用することが開示されている。
しかしながら、例えば、病院等で電力の不足が生じた場合、その電力不足を緊急に電気自動車の電力で間に合わせるには、電気自動車をどのように集めるか等のシステムが必要である。従来技術では、電力不足に対し、外部への電力供給が可能な電気自動車を集めるシステムが述べられていない。
本発明は、電力不足に対し、外部への電力供給が可能な電気自動車を効果的に集めることが可能な緊急配電システムを提供することである。
本発明に係る緊急配電システムは、外部に電力を供給可能な複数の電気自動車と、緊急配電計画装置とがネットワークで接続される緊急配電システムであって、緊急配電計画装置は、緊急に電力を必要とする電力必要施設から電気自動車による緊急配電を要請されたときに、その電力必要施設の不足電力量を取得する手段と、各電気自動車の電力供給能力情報と現在位置情報とを車両情報として取得する手段と、算出された不足電力と、取得された車両情報とに基づいて、緊急配電を要請する電気自動車を決定する手段と、要請する電気自動車の決定の内容を、電力必要施設に送信する手段と、決定された電気自動車に対し、指定場所に誘導する誘導情報を送信する手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る緊急配電システムにおいて、緊急配電計画装置は、ナビゲーションシステムに適合した指定場所情報を送信する手段を有し、電気自動車は、受信した指定場所情報をナビゲーションシステムの表示パネルに表示する変換手段を有することが好ましい。
また、本発明に係る緊急配電システムにおいて、緊急配電計画装置は、複数の電気自動車の現在位置を取得する手段と、不足電力に応じ、指定場所に近接する電気自動車から順に、指定場所に誘導する情報を送信する手段と、を有することが好ましい。
また、本発明に係る緊急配電システムにおいて、緊急配電計画装置は、複数の電気自動車の中の任意に定める1台に誘導情報を送信する手段を有し、誘導情報を受け取った電気自動車は、受信情報を他の電気自動車に対し送信し、さらに別の電気自動車に順次送信依頼する車両間送信手段を有することが好ましい。
上記構成の少なくとも1つにより、緊急配電システムは、外部に電力を供給可能な複数の電気自動車と、緊急配電計画装置とがネットワークで接続される緊急配電システムである。そして、緊急配電計画装置は、電力必要施設から電気自動車により緊急配電を要請されたときに、その電力必要施設の不足電力量を取得し、各電気自動車の電力供給能力情報と現在位置情報とを車両情報として取得し、算出された不足電力と、取得された車両情報とに基づいて、緊急配電を要請する電気自動車を決定し、要請する電気自動車の決定の内容を電力必要施設に送信し、決定された電気自動車に対し、指定場所に誘導する誘導情報を送信する。このような手順を実行することで、電力不足に対し、外部への電力供給が可能な電気自動車を効果的に誘導することが可能となる。
また、緊急配電システムにおいて、緊急配電計画装置は、ナビゲーションシステムに適合した指定場所情報を送信し、電気自動車は、受信した指定場所情報をナビゲーションシステムの表示パネルに表示する変換手段を有する。したがって、ナビゲーションシステムを利用し、電力不足に対し、外部への電力供給が可能な電気自動車を効果的に誘導することが可能となる。
また、緊急配電システムにおいて、緊急配電計画装置は、複数の電気自動車の現在位置を取得し、不足電力に応じ、指定場所に近接する電気自動車から順に、指定場所に誘導する情報を送信する。これにより、電力不足に対し、外部への電力供給が可能な電気自動車を効果的に集めることが可能となる。
また、緊急配電システムにおいて、緊急配電計画装置は、複数の電気自動車の中の任意に定める1台に誘導情報を送信し、誘導情報を受け取った電気自動車は、受信情報を他の電気自動車に対し送信し、さらに別の電気自動車に順次送信依頼する車両間送信手段を有する。これにより、電力不足の際に、緊急配電計画装置は1台に情報を送信するだけで、複数台の電気自動車について、外部への電力供給が可能な電気自動車を効果的に集めることが可能となる。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態に付き詳細に説明する。なお以下では、電力不足のため、緊急に電源を要する施設として病院を説明するが、それ以外の施設、例えば警察署、消防署、電話局、照明装置等であってもよい。また、緊急配電計画装置は、緊急センターに配置されるものとして説明するが、勿論、電力不足の際に緊急に電力供給が必要となる各施設に設けられるものとしてもよい。
また、以下では、車両について、回転電機と共にエンジンを駆動源として備えるハイブリッド車両を説明するが、発電機能を有し、大容量蓄電装置を有する電気自動車であればよく、例えば燃料電池を搭載する車両であってもよい。また、以下では、回転電機として、車両に搭載され、モータとしての機能と発電機の機能を有するモータ・ジェネレータを説明するが、単に発電機としての機能を有するものであってもよい。また、車両に搭載される回転電機の数を2台として説明するが、1台の回転電機であってもよい。また、電源回路の構成として、2次電池、電圧変換器、インバータ回路を有するものとして説明するが、これ以外の要素、例えば、低電圧DC/DCコンバータ等を有するものであってもよい。
図1は、緊急配電システム10の構成を示す図である。図2は、緊急配電システム10を構成するハイブリッド車両の制御装置50の詳細を示すブロック図である。緊急配電システム10は、送電線からの電力の供給が不足したときに、緊急に電力の救急が必要なところに、発電機能と大容量蓄電装置とを有するハイブリッド車両を集める機能を有するシステムである。
緊急配電システム10は、緊急に電力が必要な施設としての病院12と、緊急配電計画を立てる緊急配電装置20を備える緊急センターと、発電機能と大容量蓄電装置とを有するハイブリッド車両群40と、これらの間を交信可能に接続するネットワーク14とを含んで構成される。
病院12は、周知のように、電力不足の際に緊急に電力の供給が必要になる施設であり、ネットワーク14によって緊急配電装置20と接続されている。病院は、停電等に備え、UPSあるいは自家発電設備を有しているが、これらによって供給できる電力には限度があるので、電力不足が生じることがある。病院12は、ネットワーク14に接続可能な送受信設備を有し、電力不足が生じる場合に、電力不足量、緊急に供給を受けたい電力量等の情報を緊急配電装置20に送信できる。
緊急配電装置20は、病院12等の施設に電力不足が生じる場合に、その要請を受けて、緊急配電計画を立て、電力供給可能なルートに連絡し、指定場所に電力供給を行わせる機能を有する。ここでは特に、発電機能と大容量蓄電装置とを有し外部と電力のやり取りを行うことができるハイブリッド車両群40に対し、緊急に電力供給が必要な病院12の位置等の情報を送信し、病院12に必要な電力を供給させる機能を有する。
緊急配電装置20は、CPU22と、キーボード等の入力部24と、ディスプレイ等の出力部26と、プログラム及び配電計画のために必要なデータ等を記憶する記憶部28と、ネットワーク14と接続し、病院12、ハイブリッド車両群40と交信する通信制御部30とを含んで構成される。かかる緊急配電装置20は、コンピュータで構成できる。
緊急配電装置20のCPU22は、病院12から不足電力量を取得する不足電力量取得モジュール32と、ハイブリッド車両群40から現在位置等の車両情報を取得する車両情報取得モジュール34と、緊急配電を要請する車両を決定する車両決定モジュール36と、要請決定された車両に病院12への誘導情報を送信する誘導情報送信モジュール38とを含んで構成される。かかる機能はソフトウェアで実現でき、具体的には、対応する緊急配電処理プログラムを実行することで実現できる。これらの機能の一部をハードウェアで実現するものとしてもよい。
図1のハイブリッド車両群40は、緊急配電装置20と交信可能で、発電機能と大容量蓄電装置とを有し、外部と電力のやり取りが可能な複数のハイブリッド車両で構成される。図1では、ハイブリッド車両41,42,43,44,45の5台が示されているが、勿論、台数はこれに限られるものではない。ハイブリッド車両群40を構成する各ハイブリッド車両41,42,43,44,45は、例えば、緊急配電装置20に予め登録をすること等で、交信方法等が緊急配電装置20との間で取り決めがされている。登録内容には、各ハイブリッド車両41,42,43,44,45の識別情報、発電能力、蓄電装置の容量等を含むことができ、これらは緊急配電装置20の記憶部28に記憶するものとできる。
図2は、各ハイブリッド車両の制御装置50の構成を示す図である。以下では、図1の符号を用いて説明する。制御装置50は、CPU52と、ネットワーク14と接続し、緊急配電装置20と交信する通信制御部54と、プログラム及びナビゲーションのために必要なデータ等を記憶する記憶部56と、車両の現在位置を取得するためのGPSインタフェース58と、車両の現在位置から目的位置までの径路を表示する機能を有するナビゲーション表示部60を含んで構成される。かかる制御装置50は、ナビゲーション機能を実行するのに適したコンピュータ等で構成できる。
制御装置50のCPU52は、緊急配電装置20へ車両の現在位置等の車両情報を送信する車両情報送信モジュール62と、緊急配電装置20から病院12に対する誘導情報を取得する誘導情報取得モジュール64と、誘導情報の表示を含むナビゲーション機能の制御を行うナビゲーション制御モジュール66とを含んで構成される。かかる機能はソフトウェアで実現でき、具体的には、対応するナビゲーションプログラム中の緊急配電処理プログラムを実行することで実現できる。これらの機能の一部をハードウェアで実現するものとしてもよい。
図3は、各ハイブリッド車両における電力供給部70を示す図である。この電力供給部70は、ハイブリッド車両の回転電機の中性点を利用し、車両と外部との間で電力のやり取りを可能とするもので、エンジン72、回転電機74,75、電力供給用コンセント76、電源回路80を含んで構成される。なお、以下では図1、図2の符号を用いて説明する。
エンジン72は、燃料の燃焼によって動力を出力する内燃機関であり、その出力は動力分割機構77を介して車軸78を駆動する。回転電機74,75は、車両に搭載されるモータ・ジェネレータ(M/G)であって、電力が供給されるときはモータとして機能し、外部からの動力により発電機として機能する三相同期型回転電機である。回転電機74は、エンジン72が効率のよい動作点で動作するよう動力分割機構77を介してエンジン72の回転数を制御するとともに、発電機として機能する。回転電機75は、エンジン72から出力されるトルクが車両要求駆動力に対して不足する分のトルクを車軸78に出力する。このように、エンジン72、回転電機74,75は、動力分割機構77を介して互いに機械的に連結されている。動力分割機構77は、サンギア、キャリア、リングギアの3要素からなる公知の遊星歯車であり、サンギアは回転電機74、キャリアはエンジン72、リングギアは車軸78および回転電機75にそれぞれ接続されている。動力分割機構77により、エンジン72の出力は、回転電機74および車軸78に分割される。ここで、回転電機74は、さらにエンジン72に対し、正のトルクを作用させるスタータとしての機能を有する。また、回転電機75は、さらに車両減速時に発電機として車軸78に対して負のトルクを作用させ、それにより発電を行う発電機として機能する。なお、図3において、動力分割機構77から伸びる破線は、機械的な連結を表している。
電源回路80は、回転電機74,75と接続される回路であり、回転電機74,75が駆動モータとして機能するときにこれに電力を供給し、あるいは回転電機74,75が発電機として機能するときは回生電力を受け取って蓄電装置を充電する機能を有する。電力供給用コンセント76から電力を外部に供給するときは、大容量の蓄電装置の直流電力を交流電力に変換し、回転電機74,75の中性点を利用して、電力供給用コンセント76から外部に交流電力を供給する機能を有する。また、外部に電力を供給することで蓄電装置の充電量が不足してくるときにはエンジン72を用いて回転電機74,75を発電機として機能させ、蓄電装置を充電させる機能を有する。
電源回路80は、2次電池である蓄電装置82と、蓄電装置側の平滑コンデンサ84と、電圧変換器86と、昇圧側の平滑コンデンサ88と、インバータ回路90,91とを含んで構成される。
蓄電装置82は、高電圧大容量の2次電池で、例えば、約200Vの端子電圧を有するリチウムイオン組電池あるいはニッケル水素組電池、またはキャパシタ等を用いることができる。大容量とは、例えば、緊急時に走行用電源としてではなく、商用電源の代替としての緊急電源としてのみ用いるのであれば、10分から30分程度電力を供給できる程度の電力容量である。
電圧変換器86は、蓄電装置82側の電圧をリアクトルのエネルギ蓄積作用を利用して例えば約650Vに昇圧する機能を有する回路で、昇圧コンバータとも呼ばれる。電圧変換器86は双方向機能を有し、インバータ回路90,91側からの電力を蓄電装置82側に充電電力として供給するときには、インバータ回路90,91側の高圧を蓄電装置82に適した電圧に降圧する作用も有する。電力供給用コンセント76から外部へ電力を供給する場合には、前者の昇圧機能が用いられる。
インバータ回路90,91は、高圧直流電力を交流三相駆動電力に変換し、それぞれに接続される回転電機74,75に供給する機能と、逆に回転電機74,75からの交流三相回生電力を高圧直流充電電力に変換する機能とを有する回路である。電力供給用コンセント76から外部へ電力を供給する場合には、前者の機能が用いられ、例えば、直流電力が商用電源と同等の周波数、電圧に変換されて、外部に供給される交流電力とされる。
すなわち、電力供給用コンセント76から外部へ電力を供給する場合には、大容量の蓄電装置82の直流電力を商用電源と同等の交流電力に変換し、回転電機74,75の中性点を利用して、電力供給用コンセント76から外部に交流電力を供給するものとできる。また、外部に電力を供給することで蓄電装置82の充電量が不足してくるときにはエンジン72を用いて回転電機74を発電機として機能させ、蓄電装置82を充電させるものとできる。
かかる構成の緊急配電システム10の作用、特に、緊急配電装置20のCPU22の各機能、各ハイブリッド車両41,42,43,44,45の制御装置50におけるCPU52の各機能について、図4を用いて説明する。以下では、図1から図3の符号を用いて説明する。図4は、病院12またはその端末、緊急配電装置20、ハイブリッド車両群40またはそれを構成する制御装置における処理の手順を関連付けて示す図である。それぞれの装置における手順は、それぞれの装置において実行されるプログラムの各処理手順に対応する。
最初に、病院12において停電等で電力不足の事態が発生する(S10)と、病院12の端末は、ネットワーク14を介して緊急配電装置20に対し、緊急配電を要請すると共に、不足電力量を計算してその結果を送信する(S12,S14)。緊急配電装置20は、この要請を受信し、不足電力量のデータを取得する(S30,S32)。緊急配電装置20において、この工程は、CPU22の不足電力量取得モジュール32の機能によって実行される。
この要請、情報を受け取ると、緊急配電装置20においては、ハイブリッド車両群40とネットワーク14を介して交信し、各ハイブリッド車両41,42,43,44,45から、その現在位置と電力供給能力等に関するデータを車両情報として送信するように依頼する(S34)。各ハイブリッド車両41,42,43,44,45では、その依頼を受信する(S50)と、GPSインタフェース58から取得して求められている各車両の現在位置情報と、蓄電装置82の充電能力であるSOC、回転電機74の発電能力、回転電気74により発電させるために必要なエンジン72の燃料残量等の電力供給能力データとを、車両情報として、緊急配電装置20に送信する(S52)。電力供給能力は、予め分かっているその車両の蓄電装置82の蓄電容量、公称発電能力等をそのまま用いてもよい。緊急配電装置20では、この車両情報を受信して取得する(S36)。これらの工程は、緊急配電装置20においては、CPU22の車両情報取得モジュール34の機能によって実行され、各ハイブリッド車両41,42,43,44,45の制御装置50においては、そのCPU52の車両情報送信モジュール62の機能によって実行される。
そして、緊急配電装置20において、この不足電力量のデータと、車両情報に含まれる各車両の現在位置及び電力供給能力とに基づいて、予め定めた決定基準に従い、緊急配電を要請する車両を決定する(S38)。この工程は、緊急配電装置20において、CPU22の車両決定モジュール36の機能によって実行される。
緊急配電を要請する車両を決定する基準としては、例えば、病院12に最も近い位置にある車両を優先する基準、優先度の高い車両の電力供給能力と不足電力量とを比較し、後者が大きいときは次に優先度の高い車両を優先し、その電力供給能力を最初の車両の電力供給能力に加える基準、このように優先度の高い順から電力供給能力を順次加算し、その都度不足電力量と比較し、加算量が不足電力量を超えることで加算を停止する基準を用いることができる。この基準を用いる場合は、電力供給能力を加算して不足電力量を超えることになったときの加算対象の全車両が、緊急配電を要請する車両として決定される。
さらに、このようにして求められた緊急配電を要請する対象の車両数が所定の数を越えるときは、電力供給能力の大きな車両について優先順位を繰り上げるものとすることもできる。また、現在位置情報のほかに、各車両の走行状況を送信してもらい、これを優先順位に考慮することもできる。例えば、道路混雑状況、その車両の他の目的の緊急度等を考慮して、優先順位を上げ、あるいは下げることができる。
このようにして、緊急配電を要請する車両が決定すると、その内容が病院12に通知され、病院12はこれを受信する(S16)。そして、緊急配電装置20は、緊急配電を要請することに決定した各車両に、病院12をまで指定場所として、指定場所に各車両を誘導する情報を誘導情報として送信する(S40)。例えば、ハイブリッド車両41とハイブリッド車両42とが緊急配電を要請する車両として決定したとすると、ハイブリッド車両41,42にそれぞれ誘導情報が送信され、ハイブリッド車両41,42はこの誘導情報を受信して取得する(S54)。この工程は、緊急配電装置20においては、CPU22の誘導情報送信モジュール38の機能によって実行され、上記の例でハイブリッド車両41,42においては、その制御装置50のCPU52における誘導情報取得モジュール64の機能によって実行される。
誘導情報は、ナビゲーション装置の表示に適したデータとして送信されることが好ましい。このようにすることで、各車両の現在位置に関係なく、目的位置として、病院12の位置情報のみを送信することで足りる。
そこで、誘導情報を取得した各車両では、病院12の位置情報をナビゲーション装置における目的位置に変換して、現在位置から病院12までの推奨径路を計算し、その結果をナビゲーション表示部60に表示させる(S56)。この工程は、上記の例で、ハイブリッド車両41とハイブリッド車両42において個別に、それぞれの制御装置50のCPU52におけるナビゲーション制御モジュール66の機能によって実行される。
その後、上記の例で、ハイブリッド車両41,42は、それぞれのナビゲーション表示部60に表示された推奨径路に従い、指定場所である病院12に移動する(S58)。病院12に到達すると、電力供給用コンセント76を病院12の受電設備に接続し、車両を停止させたまま、大容量の蓄電装置82の直流電力を交流電力に変換し、例えば商用電源と同等の周波数と電圧の交流電力に変換し、緊急給電を行う(S18)。上記の例で、蓄電装置82の充電余裕量にもよるが、例えば10分から30分程度であれば、この方法で緊急配電を行うことが可能である。また、蓄電装置82の充電量が不足してくるときは、エンジン72を始動させ、回転電機74を発電機として機能させ、蓄電装置82を再充電することができる。発電機としては、ハイブリッド車両41,42の発電能力によるが、一般的には、例えば、車両1台で数十kWの電力を発電することが可能である。このようにして、病院12においては、緊急受電を行うことができ、迅速に電力不足を解消することができる。
上記では、ハイブリッド車両群への交信はネットワークを用いて緊急配電装置から一斉に行うものとして説明した。このほかに、ハイブリッド車両群の内部における車両間通信手段である通信システムを用いることができる。図5は、車両間通信システムによる交信の様子を示す図である。以下では、図1から図4と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、以下では図1から図4の符号を用いて説明する。
図5において、病院12から緊急配電の要請が緊急配電装置20に送信されると、緊急配電装置20は、ハイブリッド車両群40を構成する複数のハイブリッド車両41,42,43,44,45の中の1台に対し、交信を行う。交信の内容は、図4で説明したS34の内容と同じである。すなわち、ハイブリッド車両群40を構成する全車両に対し、その現在位置と電力供給能力等に関するデータを車両情報として送信するように依頼する。ただし、送信先は、任意の1台に対してだけである。図5においては、ハイブリッド車両41に対してのみ、ネットワーク15を用いて交信している様子が示されている。
緊急配電装置20から交信を受けた車両、上記の例でハイブリッド車両41は、ハイブリッド車両群40の中で使用可能な車両間通信システム16を用いて、他のハイブリッド車両との間で交信を行う。この交信は、緊急配電装置20からの依頼の転送である。車両間通信システム16が一斉通報機能を有するときは、他のハイブリッド車両42,43,44,45に一斉に依頼内容が転送される。車両間通信システム16が1台の宛先にのみ交信が可能なものであれば、他のハイブリッド車両42,43,44,45の中の1台に対し交信が行われる。この場合には、1台ずつ交信が行われ、順次、他の車両に緊急配電装置20の要請内容が伝達される。
図5の例では、緊急配電装置20からネットワーク15によって1台のハイブリッド車両41に要請内容が送信され、ハイブリッド車両41からは、車両間通信システム16を用いて、ハイブリッド車両42とハイブリッド車両43にこの要請が伝達される様子が示される。また、さらに、ハイブリッド車両42からは車両間通信システム16を用いてハイブリッド車両44にこの要請が伝達され、ハイブリッド車両43からは車両間通信システム16を用いてハイブリッド車両45にこの要請が伝達される。このようにして、車両間通信システム16を用いて、1台のハイブリッド車両41を介して、ハイブリッド車両群40を構成する全部のハイブリッド車両に要請が伝達される。伝達を受けた各ハイブリッド車両41,42,43,44,45は、それぞれ、要請内容に含まれる依頼事項を緊急配電装置20に返信する。
このように、車両間通信システム16を用いることで、ハイブリッド車両群40を構成する全部のハイブリッド車両41,42,43,44,45に、緊急配電装置20からの要請を迅速に伝達することができる。例えば、ハイブリッド車両群40が特定の会社あるいは組織に所属するグループ等であるときには、中心となる車両にのみ緊急配電装置20
から要請を送信するだけでよい。このようなグループをいくつかまとめておくことで、緊急配電装置20からの送信を最小限に止めながら、複数の平行した通信径路を利用して、多数のハイブリッド車両に、迅速に、効果的に、要請を伝達することが可能になる。
なお、上記実施形態では、回転電機74と回転電機75のそれぞれの中性点から交流電力を外部に供給する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、車載された発電機で発生する電力、蓄積された電力を外部に交流電流として供給できればよい。例えば、バッテリの直流電流を交流電流に変換し外部に供給するための専用のインバータを設けてもよいし、所望の電圧に変換するための専用のDC/DCコンバータを設けてもよい。また、上記実施形態では、各ハイブリッド車両は、外部と電力のやり取りが可能であるとしたが、外部に電力を出力できれば、外部から電力を受け取ることができなくてもよい。
本発明に係る実施の形態における緊急配電システムの構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態における緊急配電システムを構成するハイブリッド車両の制御装置の詳細を示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態において、各ハイブリッド車両における電力供給部を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、病院またはその端末、緊急配電装置、ハイブリッド車両群またはそれを構成する制御装置における処理の手順を関連付けて示す図である。 本発明に係る実施の形態において、車両間通信システムによる交信の様子を示す図である。
符号の説明
10 緊急配電システム、12 病院、14,15 ネットワーク、16 車両間通信システム、20 緊急配電装置、22,52 CPU、24 入力部、26 出力部、28,56 記憶部、30,54 通信制御部、32 不足電力量取得モジュール、34 車両情報取得モジュール、36 車両決定モジュール、38 誘導情報送信モジュール、40 ハイブリッド車両群、41,42,43,44,45 ハイブリッド車両、50 制御装置、58 GPSインタフェース、60 ナビゲーション表示部、62 車両情報送信モジュール、64 誘導情報取得モジュール、66 ナビゲーション制御モジュール、70 電力供給部、72 エンジン、74,75 回転電機、76 電力供給用コンセント、77 動力分割機構、78 車軸、80 電源回路、82 蓄電装置、84,88 平滑コンデンサ、86 電圧変換器、90,91 インバータ回路。

Claims (4)

  1. 外部に電力を供給可能な複数の電気自動車と、緊急配電計画装置とがネットワークで接続される緊急配電システムであって、
    緊急配電計画装置は、
    緊急に電力を必要とする電力必要施設から電気自動車による緊急配電を要請されたときに、その電力必要施設の不足電力量を取得する手段と、
    各電気自動車の電力供給能力情報と現在位置情報とを車両情報として取得する手段と、
    算出された不足電力と、取得された車両情報とに基づいて、緊急配電を要請する電気自動車を決定する手段と、
    要請する電気自動車の決定の内容を、電力必要施設に送信する手段と、
    決定された電気自動車に対し、指定場所に誘導する誘導情報を送信する手段と、
    を有することを特徴とする緊急配電システム。
  2. 請求項1に記載の緊急配電システムにおいて、
    緊急配電計画装置は、ナビゲーションシステムに適合した指定場所情報を送信する手段を有し、
    電気自動車は、受信した指定場所情報をナビゲーションシステムの表示パネルに表示する変換手段を有することを特徴とする緊急配電システム。
  3. 請求項1に記載の緊急配電システムにおいて、
    緊急配電計画装置は、
    複数の電気自動車の現在位置を取得する手段と、
    不足電力に応じ、指定場所に近接する電気自動車から順に、指定場所に誘導する情報を送信する手段と、
    を有することを特徴とする緊急配電システム。
  4. 請求項1に記載の緊急配電システムにおいて、
    緊急配電計画装置は、複数の電気自動車の中の任意に定める1台に誘導情報を送信する手段を有し、
    誘導情報を受け取った電気自動車は、受信情報を他の電気自動車に対し送信し、さらに別の電気自動車に順次送信依頼する車両間送信手段を有することを特徴とする緊急配電システム。
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