JP4996994B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明はマイクロ波加熱やオーブン加熱等の機能を備えた加熱調理器の空冷構造に関するものである。
従来のこの種の加熱調理器は、食品を調理する方法によって、マグネトロンの発振によるマイクロ波加熱とヒータによるオーブン加熱等を選択して使用されている。
オーブン加熱の場合、調理時に加熱室内部が200℃以上の高温になる。そのために本体と加熱室の間の空間や機械室が高温となるので、加熱室を覆う外枠に複数の開口を設け、自然対流で外気と高温の空気を入れ替え高温の空気を外部に放出していた。
しかし、オーブン加熱では加熱室を高い温度に保つ必要があり、加熱室の外周(加熱室と外枠との間)と機械室部分を強力に冷却するとオーブン加熱時の加熱室内の温度を低下させる要因になる。
特許文献1では機械室が加熱室の下方に配置され、機械室の内部にマグネトロンとインバータ基板をそれぞれ空冷する二つのファンを使用した構成が記載されている。
また、特許文献2では、縦渦で気流剥離を抑制した遠心ファンを利用して加熱室に高温空気を循環させる遠心ファンの構造であり、該遠心ファンはシュラウドを設けたターボファンとなっている。
また、特許文献3では、冷却ファンを冷却ケーシング内に収容し、冷却ケーシングは複数方向に分岐し、分岐した一つは冷却風を吸入し、残りが冷却風を送風するもので、冷却ケーシングの開口の先には冷却される電気部品が設けている構成が記載されている。
熱風循環機構の熱風モータには送風用の熱風羽根と自冷用の自冷ファンが取付けられ、自冷ファンの回転により、本体の背面に設けられた熱風開口部から外部の空気を吸気し熱風モータを冷却するようになっている。
さらに、特許文献4から6には、複数の後向きのファン翼と、ファン翼を挟んで設けたシュラウドとハブから構成されるターボファンが示されており、その中の特許文献6内の図7には、シュラウド内径よりハブ外径を小さくして型成形を可能にしたファン構造が示されている。
特開2006−2987号公報 特開2003−232295号公報 特開2006−292181号公報 特公昭52−49569号公報 特公平6−15875号公報 特開平6−257595号公報
上記した従来の加熱調理器において、冷却ファンとしてファンの回転軸方向に空気が流れる軸流ファンを搭載した特許文献1では、ファン装置から吹出す空気の風圧が小さいため、機械室に搭載される電子部品が比較的少なく、実装密度の低い構造にしか適用できないものである。
従って、風圧が小さい軸流ファンでは、風路を狭めて吹出し風速を速くするなど、分散して配置した部品に冷却空気量を分配する構成には適さない。
また、軸流ファンの場合、ファンの吸気側と吹出し側が対向し、ファン前後に給排気の為の空間を必要とする。
さらに、ファンの大きさに対して搭載容積が大きく、機械室などの空間に効率よく設置しにくく、省設置スペース性が良好でない。
例えば、機械室が加熱室の下方に配置された加熱調理器では、ファンの回転軸を機械室の底面と略並行に配置するため、機械室の高さによってファン外径寸法が制限される。
よって、軸流ファンで風量を増加させるには、ファン回転数を増加させることになるので、運転時のファン騒音が増大することになる。
また、軸流ファンでは、ファンから吹出す空気の風速分布がファン内周側(回転軸側)とファン外周側(ファン翼側)で大きいため、ファン吹出し側近傍に部品配置をするのが難く、周方向に向かう流れの指向性に配慮した部品実装が必要となる。
また、軸流ファンの風圧が小さいにも係わらず、その風路中にファンモータが配置されているため、ファン装置の通風性能を低下させる。
また、風圧が小さいファンでは、機械室に高温空気が滞留しやすく排気しにくいので、本体外枠温度が高くなり、周囲に物や壁を近づけておけない。
さらに、軸流ファンを搭載した加熱調理器では、上記のような課題を解決するために導風部品や取付け部品の個数が増加し、作業性の悪化やコスト高になりやすい。
また、ファン装置から吹出た空気の通風経路が長く、流れの下流に配置した部品を冷却しにくい。そして、この課題を解決する有効なファン装置に関する記載がない。
特許文献2の遠心ファンは、機械室の冷却用ではないが、ラジアルファンで構成されることが多く、高温空気を加熱室に循環するファンの構造である。
また、ファン翼を回転方向に切り欠いた構造であるため、型成形による製造が困難であり、さらに、ファン翼にシュラウドを配置した構成とすれば、より製作工程が複雑化する。
さらに、ファンモータを空気流の風路の外方に設けた場合、該ファンモータの発熱分を冷却する構造が別途必要となる。
特許文献3では、熱風循環機構の熱風モータの冷却は、熱風モータのシャフトに取付けられた自冷用の自冷ファンの回転により、本体の背面に設けられた熱風開口部から外部の空気が吸気され、熱風モータを冷却するものであり、自冷ファンを取付けるために奥行き寸法が大きくなる欠点がある。
また、本体の背面に設けられた熱風開口部から外部の空気を吸気して熱風モータを冷却するようになっているので、背面の熱風開口部付近の通気性を良くするように本体を設置する必要があり、本体を設置する奥行き寸法が余分に大きく必要になる。
特許文献4から6では、ターボファンの製造工程のみを型成形で低コスト化した例であり、分散配置した部品の冷却を目的としたケーシングを含めたファン装置に関する記載がなく、本発明の加熱調理器に適用できる構成となっていない。
本発明は、上記の課題のうち少なくとも1つを解決するために為されたものである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本体内に加熱室を配置し、該加熱室の奥壁面外側に熱風ユニットを配置し前記加熱室の下方に機械室を配置し、前記熱風ユニット内には前記加熱室より吸込んだ空気を加熱する熱風ヒータと、該熱風ヒータで加熱した空気を前記加熱室に吹出し前記加熱室の空気を前記熱風ユニットに吸込み循環させる熱風ファンと、前記熱風ファンを回転させる熱風モータを備え、前記機械室には前記熱風ヒータと前記熱風モータを制御する電子部品を搭載した制御基板と、前記熱風モータと前記制御基板を冷却するためにファン装置を備え、前記ファン装置から前記熱風モータまでの間に前記ファン装置からの冷却風を送るための冷却ダクトを備え、
前記ファン装置は、複数の後向きのファン翼と該ファン翼を挟んで設けたシュラウドとハブから構成されるターボファンを備え、前記ターボファンが収納されるケーシングは、片面が遮蔽された遮蔽面を有する円筒状で該遮蔽面側から円筒曲面を切り欠いた吹出し口を設け、
前記ターボファンを前記ケーシング内の円筒遮蔽面近傍にハブ側を向けて配置し、前記シュラウド側にファンモータを連結し、前記本体の底板面のケーシング内側に設け吸気孔から吸気した空気を前記ケーシングの吹出し口から前記熱風モータまで冷却ダクトを通して前記熱風モータに供給して冷却ようにしたものである。
また、前記ファン装置の設置位置は、ターボファンの回転方向がケーシングの円筒遮蔽面側から見て反時計回りの時は右側奥、時計回りの時は左側奥にしたものである。
本発明によれば、機械室に搭載されるファン装置の部品数を低減して低コスト化を図れるとともに、該ファン装置により高風圧で大風量の冷却空気を機械室に供給できるので、内部の部品冷却が容易となって機械室内に設けられる導風部材を少なくし、本体全体のコストを低減することができる。
また、本体奥行き寸法を小さくすることが出来、本体を限られたスペースに効率良く設置して使用することができる。
以下、本発明の一実施例を添付図面に従って説明する。
図1は加熱調理器本体を前面側から見た斜視図を示す。
図2は加熱調理器本体を後方側から見た斜視図を示す。
本体1の前面側には取っ手9が付いたドア2があり、ドア2にはガラス窓3が設けられ内部の状態を覗き見るものである。ドア2は取っ手9を手前に引くことにより下部を支点にヒンジ機構(図示せず)で水平に開くものである。
また、ドア2の下側には操作パネル4が配置され、調理する内容を入力するための操作部6と、操作部6によって入力された内容や調理の進行状態を表示するための表示部5が設けられている。
本体1の外枠7の左右側面と後板10には複数の凸部29が設けられ、本体1を設置する時に左右側面や背面を壁に当てても、凸部29が壁面に当接するだけで外枠7と後板10との間には凸部29の高さ分の隙間が開くようにしている。
後述する機械室20及び加熱室28等全ての熱の排気は、外部排気ダクト18の外部排気口8のみから排気する構造とし、排気方向は本体1の上部方向で且つ前面側に排気するような構造としている。
理由は一度排気した排気を再度吸入しないようにするためと、背面を壁に寄せた時に壁に直接排気が掛からないようするためである。
吸気孔19(図6)は排出した排気を再吸入しないように本体1の底板21に設け、底板21の下側から常温に近い外気を吸引するようにしている。
次に図3と図4は外枠7と外部排気ダクト18と後板10を取り除いた状態で、図3が後方から見た斜視図であり、図4がドアを開けた前方から見た斜視図である。
図5が加熱室28などを取り除いた機械室20に部品を配置した状態を示す斜視図である。
食品を入れる加熱室28の奥壁面外側に熱風ユニット11を設け、加熱室28の奥壁面には熱風ユニット11との間で熱風を循環させるために熱風吹出し孔30と熱風吸気孔31を設けている。
熱風ユニット11には空気を加熱するための熱風ヒータ14と加熱した空気を加熱室28に吹出し循環させるための熱風ファン32が設けられ、熱風ファン32は熱風ユニット11の外部に固定した熱風モータ13によって回転する。熱風モータ13は熱風ユニット11で発生する熱風が掛からないように熱風ユニット11の外側に固定し、熱風ユニット11に熱風モータ13のシャフトを通す穴を設け、穴にシャフトを通して熱風ファン32と連結し熱風ファン32を回転する。
そして、オーブン加熱時は、熱風ユニット11と加熱室28が高温となり、熱風ユニット11や加熱室28からの熱漏洩や熱伝導,輻射熱によりその周囲の温度も高温になる。熱風モータ13も同様に高温の状態に曝される。そこで、熱風モータ13を周囲の高い温度から守るために熱風モータカバー17で熱風モータ13を遮蔽し、熱風モータ13に直接冷却風を送風できるように、熱風モータ13と後述するファン装置15との間に周囲の高温の空気と冷却風が混ざらないように筒状の冷却ダクト16を設けたものである。
熱風モータカバー17には四ヶ所の開口部があり、開口部40a側は熱風ユニット11で閉ざされ、開口部40bは後板10で閉ざされるようになっている。残りの開口部は熱風モータカバー17の上下に設けているもので、下側の開口部40cは後述する筒状の冷却ダクト16が接続され、後述するファン装置15から加熱室28や機械室20の高温の空気と冷却風が混ざらないように筒状の冷却ダクト16を通って外気が送られてくる。対向する上部側の開口部40dは熱風モータ13を冷却した後の空気を排出するためのものである。排気された空気は後板10の排気孔36を通り、外部排気ダクト18の外部排気口8より本体1の外に排気される。
また、加熱室28の底面略中心には回転アンテナ26が配置され、重量センサ25を構成する三つの重量センサがテーブルプレート24の正面側左右隅部に右側重量センサ25aと左側重量センサ25bとテーブルプレート24の奥側中央に奥側重量センサ25cが設けられている。
回転アンテナ26は、加熱室28の底面近傍に設けられた凹部に収納され、テーブルプレート24の取り外しの際に手で触れないようマイカ板(図示無し)で覆う構成が採られている。該マイカ板は、マイクロ波に対して高い透磁性をもつので、回転アンテナ26の形状や回転速度によって変化する電磁波エネルギーを微小な減衰で加熱室28に伝えることができる。
テーブルプレート24を3点で保持する右側重量センサ25a,左側重量センサ25b,奥側重量センサ25cは、テーブルプレート24とテーブルプレート24上に載置される食品の重さをテーブルプレート24への載置位置にかかわらず正確に検知することができる。
加熱室28の下の機械室20には、食品をマイクロ波加熱するためのマグネトロン33と、マグネトロン33を発振させるための電源を作るインバータ回路が搭載されたインバータ基板22と、主にマグネトロン33を冷却するための軸流ファン34と、操作部6で入力された調理を完遂するために各加熱手段(熱風ユニット11,上ヒータユニット12,マグネトロン33)などを動作し、動作した加熱手段に応じて冷却手段である軸流ファン34や後述するファン装置15などを制御する制御回路を搭載した制御基板23と、各基板に搭載された電子部品や熱風モータ13や加熱室28の外周や熱風ユニット11の外周を冷却するためのファン装置15が設けられている。
マグネトロン33は、加熱室28の底面中央に位置する回転アンテナ26と導波管(図示無し)を介して加熱室28と電磁場的に連結されており、マグネトロン33より放射されるマイクロ波エネルギーが回転アンテナ26を介して加熱室28内部に放射される。
軸流ファン34は主にマグネトロン33を冷却するもので、底板21と軸流ファン34をダクト38で覆い、ダクト38の内側の底板21に複数の穴(図示無し)を設け、底板21の穴から外気を吸入し、吸入した外気でマグネトロン18を冷却するものである。マグネトロン18を冷却した後の温度が上昇した空気の一部は加熱室28に流入して庫内をあたためるとともに、食品から発生した水蒸気を効率良く排出させる手段に利用される。また、残りの一部は左側重量センサ25bなど後述するファン装置15からの冷却風の届き難い部品や加熱室28の左周囲と外枠7の左側を補助的に冷却する(ファン装置15の冷却風と軸流ファン34の冷却風が混ざって冷却風39bとなる)。
マイクロ波加熱時の主な発熱体は、インバータ基板22の電子部品、例えばIGBTなどがスイッチング損失により発熱し、さらにマグネトロン33自体が発振損失により発熱する。
オーブン加熱時の主な発熱体は、熱風ユニット11の熱風ヒータ14の加熱により加熱室28の温度が上昇することで加熱室28と熱風ユニット11の周囲が高温となる。特に熱風ユニット11に固定されている熱風モータ13が熱伝導や輻射熱,軸穴からの熱漏洩により一番温度上昇が大きくなる。しかし、機械室20の各部品自体の発熱は無いため、例えばマイクロ波加熱時のマグネトロン33やインバータ基板22などを冷却する場合に比べて、これらに冷却を集中させる必要がない。
そこでマイクロ波加熱時は、軸流ファン34で主にマグネトロン33を冷却し、後述するファン装置15で主にインバータ基板22を冷却する。
オーブン加熱時は、後述するファン装置15で送風した冷却風39により機械室20を冷却、冷却風39aで加熱室28の右側周囲と外枠7の右側を冷却、冷却風39bで加熱室28の左側周囲と外枠7の左側を冷却、冷却風39cで熱風ユニット11の周囲と後板10を冷却、筒状の冷却ダクト16を通して熱風モータ13を冷却する。そして、軸流ファン34でファン装置15からの冷却風の届き難い所を補助的に冷却する。
この時、軸流ファン34は高速で駆動すると加熱室28にも冷気が入りオーブン加熱の性能を著しく悪くするので、低速回転或いは間欠運転などで最低必要を空気量を供給させる構成となっている。
ファン装置15は直接加熱室28に流入する風路がないため、軸流ファン34より大きな冷却風量が供給できる。
次にファン装置15について詳細に説明する。
図6はファン装置15の斜視図であり、図7はファン装置15を分解した斜視図である。
図8はファン装置15の円筒遮蔽面51bを取り除いた説明図であり、図9は回転軸50aに沿った断面図である。
図において、ファン装置15は、ケーシング51とターボファン52とファンモータ50の3つの部品から構成されている。
ケーシング51は、一方向から型成形で抜けるように円筒曲面51aと該円筒曲面51aの片面を遮蔽する円筒遮蔽面51bとで構成され、さらに、円筒曲面51aを円筒遮蔽面51b側から周方向に沿って複数箇所切り欠いて吹出し口53を成形している。
ここで、図示した構造では、円筒曲面51aを周方向に沿って三箇所切り欠いて吹出し口53を成形している。
円筒曲面51aに設けた吹出し口53の高さ幅Hcは、ターボファン52のファン翼58の高さ幅Hfより大きく、かつ、ファン翼58を略シュラウド57面に合わせた構成にすれば、ファン翼58に沿って押し出される空気が小さな通風抵抗でケーシング51の吹出し口53から外方に効率よく吹出すことができる。
また、ケーシング51には、その外周側に吹出し口53から出た空気を誘導する風向板55を設けている。この風向板55は、吹出し口53の回転方向の後ろ側に成形されており、冷却風を流す部品配置に伴ってその傾きや長さ,大きさ,個数を適宜設定して設けている。
つまり、吹出し口53から吹出る空気は、回転方向の後ろ側に大きな風速分布をもって流れるので、吹出し口53の回転方向の後ろ側に成形された風向板55に沿った流れを構成する。従って、風向板55の配置角度を冷却対象とする部品に向けたり、風向板55を冷却対象とする部品に向けて曲げることで、冷却空気の主流を部品に効率よく供給できる。例えば、風向板55を冷却対象とする部品近傍まで長く構成すれば吹出し口53から大体の空気を部品に流すことができる。
従って、この風向板55は、全ての吹出し口53に設ける必要はなく、また、風向板55の替わりに冷却ダクト16を配置して部品を冷却することができる。
また、ケーシング51の内周側には、ターボファン52の回転時にファン翼58に衝突しない大きさの突起54を設けて風量調整できる構成としており、該突起54も風向板55と同じ側の吹出し口53に成形されている。
ここで、突起54は、ファン翼58に対する傾斜角度,ファン翼58との間隙,大きさなどを冷却対象とする部品に応じて適宜調整することにより、吹出し口53から吹き出る風量を制御することができる。
例えば、突起54を高くしてファン翼58に近づけると、ファン翼58に沿って流れる空気が昇圧され、高風速で勢いよく吹出し口53から押し出される。また、その突起54の角度が回転周方向に対して直角に近いほど、またファン翼58と突起54の間隙が狭いほど、ファン翼58に対する抵抗となり高圧空気が吹出される。
但し、前記抵抗が大きい場合、ファン翼58の流体音が発生し易くなる。また、突起54の角度もファン翼58の回転接点方向に近い角度で設ける方が滑らかに流れを誘導できて良い。従って、風量や騒音の目標仕様に応じて適宜その形状を決めればよい。また、この突起54は、ファン翼58で必要十分な風量を吹出すことが可能であれば設けなくとも差し支えない。
一般的にターボファンとは、複数の後向きのファン翼58と、該ファン翼58を下面と上面から挟むシュラウド57とハブ56とで構成されるもので、図示したターボファン52は、一方向から型成形で抜けるようにシュラウド57の内径となる吸気部57aよりハブ56の外径を小さくした構造となっており、そのハブ56の軸孔56aにファンモータ50の回転軸50aが挿入されて、ファンモータ50の回転が伝達される。
ここで、ハブ56は、外径が大きい方がターボファンの内部が高圧に保たれ易くなるので高圧空気を吹出し易くなるが、一方向から型成形で抜けるようにシュラウド57の内径となる吸気部57aよりハブ56の外径を小さくした構成では、ケーシング51の円筒遮蔽面51bがハブ56の機能を代替するように、円筒遮蔽面51bとハブ56の間隙を3mm程度とした。
尚、この間隙は、ファンモータ50の回転時に軸振れ等によるファン翼58とケーシング51の接触を防ぐための距離であり、間隙が小さいほど高圧空気を吹出し易くなる。
また、本実施例のターボファン52は、曲面状の7枚のファン翼58で構成しているが、ファン翼58の枚数や外径,大きさなどは必要な冷却風量により適宜設定すればよく、同一回転数であれば、これらの枚数,外径,大きさが大きい程大風量を吹出すことができる。
また、ファン翼58の羽根形状も直線状でも流線状でもよく、流線状に近い構造にすることで低騒音化を図ることもできる。
ファンモータ50は、図6に示すように、ケーシング51内にターボファン52と連結した状態で収納される。ケーシング51とターボファン52の高さ位置関係は、図9に示すようにファン装置15が搭載される底板21に固定されるファンモータ50と、ファンモータ50に連結したターボファン52の高さ位置に合わせてケーシング51の吹出し口53が配置されるようになる。
従って、ケーシング51内にターボファン52とファンモータ50が収納され、ターボファン52の吸気部分となる吸気孔19がケーシング51の内側となるように底板21に設けている。また、吸気孔19は、障害物の進入を防ぐために多数の小孔群からなっている。
また、本実施例のターボファン52は、ファン翼58の外径よりシュラウド57の外径を広くした構成となっている。
ここで、ターボファン52及びケーシング51の配置関係について図7で説明する。
ターボファン52は、上記したようにシュラウド57の内径(吸気部57a径)をDb、ハブ56の外径をDhとすると、Db>Dhの関係となるので、一方向から型成形することができる。
また、ファン翼58の外径Df,シュラウド57の外径Dsの関係は、Df<Dsとなるので、ケーシング51の内壁からファン翼58までの距離を保ち、ファン翼58に沿ってケーシング51の外周側に吹出る空気29がファン翼58外周方向のシュラウド57面を介して流れるので、シュラウド57とケーシング51の隙間からの空気洩れを抑えることができる。この空気漏れの抑制により、ターボファン52の吸気側(ファンモータ50側)に流れるショートサーキット現象を抑え、吸気した冷却空気を無駄なく吹出し口53から吹出すことができるので、ファン装置15の送風効率を高めることができる。
また、ケーシング51の内径Dc,ケーシング51内側の突起54による内径Dp,ファン翼58の外径Dfの関係は、Dc>Dp>Dfとなるので、ファン翼58からケーシング51の外周側に流れる空気29をショートサーキット現象が生じ難い状態で効率よく、ケーシング51の吹出し口53に導き、複数の吹出し口53から部品冷却に必要とされる空気量を供給することができる。
ここで、突起54を設けない場合は、本実施例のファン装置15を構成するターボファン52をDf=Dsとして搭載できることは言うまでもない。
以上図6〜図9で図示しているファン装置15はターボファン52の回転方向が回転方向59aの構造を説明したものである。図3,図4,図5で図示しているファン装置15のターボファン52の回転方向が回転方向59bの構造を示したものである。そのため、吹出し口53に取付ける風向板55の位置などが異なっている。
図6〜図9で図示している回転方向59a用のファン装置15を加熱調理器に採用する場合は、ファン装置15の取付け位置は図5で示しているファン装置15と反対側の左側に取付けることになる。同様に図5に配置されている他の部品の位置も左右反対に配置する必要がある。
次に熱風モータ13のコイル温度を冷却するための、ファン装置15のケーシング51の円筒曲面51a部に吹出し口53を開けた開口の面積比で表す開口率と開口位置について説明する。
図10はファン装置15の吹出し口53の開口率と熱風モータ13のコイル温度とファン装置15の騒音との関係を示した説明図である。
図から吹出し口53の開口率と騒音の関係は開口率が20〜90%の間では開口率が大きいほど騒音が小さくなる傾向となる。そして、開口率と熱風モータ13のコイル温度との関係は開口率が60%前後の時にコイル温度が低く、開口率が小さくても大きくてもコイル温度が高くなっている。これは開口率が小さいと冷却に必要な風量が少なくなり、開口率が大きくなると風速と吹出し口の単位面積あたりの風量が少なくなるためである。そこで、熱風モータ13のコイル温度が使用できる許容温度以下で、騒音が加熱調理器として使用できる許容レベル以下になるように開口率を決定するとおおよそ50〜75%の間に設定する必要がある。
冷却ダクト16を接続している吹出し口53と他の吹出し口53の開口部の面積は、他の全吹出し口の開口部の面積のおおよそ16%である。
また、冷却ダクト16を設けた場合の吹出し口53の位置について図5を用いて説明する。吹出し口の位置は、冷却の必要な部品に必要な量の冷風が送られるように、風量と風速を考慮して吹出し口53の位置と吹出し口53の開口面積を必要に応じて開け、風向などは風向板55で調節する。
但し、熱風モータ13には冷却ダクト16を用いて冷却風を送るために一定以上の風速と風量が必要になる。そこで、一定以上の風速と風量を確保するために、冷却ダクト16が接続されている吹出し口の手前側(ターボファン52の回転方向に対して)に吹出し口53を設けない領域35(ターボファン52の回転方向が回転方向59bの場合)を設けている。その領域35の大きさは、ターボファン52のファン翼58とファン翼58の間隔以上設けることで、その領域35の区間内のファン翼58とファン翼58の間の内圧を高めるようにしている。そして、筒状の冷却ダクト16のある吹出し口に達すると高めた内圧により、長い筒状の冷却ダクト16の中を冷却風が通り熱風モータ13を冷却する。
以上のことからファン装置15の設置位置は、領域35側に冷却を必要とする部品が無い配置となる。ターボファン52の回転方向が回転方向59bの時は図5の位置が最適で、ターボファン52の回転方向が回転方向59bと反対の時(回転方向59aの時)は図5の位置に対して左右反対側の左側(軸流ファン34の設置している側)が最適になる。その場合、機械室20の部品の配置も左右反対に設置することが望ましい。
一実施例における加熱調理器の動作について、マイクロ波加熱及びオーブン加熱を用いて加熱室28の食品を加熱調理する場合を例に説明する。
食品をマイクロ波によって加熱調理する場合、ドア2から加熱室28の底面に配置したテーブルプレート24上に食品を載置し、ドア2を閉めたのち加熱調理を行う。
加熱の開始は、ドア2に設けられた操作パネル4の操作部6により加熱時間と加熱パワーなどを入力した後、加熱開始を入力することで行われる。
加熱が開始されると、マグネトロン33からマイクロ波エネルギーが放射され、導波管を介して加熱室28に供給される。
マグネトロン33の発振ととともに回転アンテナ26が回転する。
回転アンテナ26の回転によって、加熱室28のマイクロ波が拡散され、食品を均一に加熱させる。
発振中のマグネトロン33及びマグネトロン33に給電するインバータ基板22は、電気をマイクロ波に変換する際に熱損失による発熱が生じるため、機械室20の軸流ファン34,ファン装置15が駆動して冷却される。
また、ファン装置15のファンモータ50も電気を回転運動に変換する際に発熱が生じるが、ファン装置15のターボファン52の上流側のケーシング51内に配置されているため、機械室20の底面のケーシング51内側に設けた吸気孔19から流入する常温の空気により冷却され、許容温度以下に保持されて安定した回転運動を続けることができる。
ここで、軸流ファン34,ファン装置15は、部品温度や加熱パワーに応じて間欠動作或いは回転速度制御させてもよい。
一方、例えばパン等の食品をオーブン加熱する場合、食品を載置した調理皿(図示せず)を前方のドア2から加熱室28の左右に配置された棚27をスライドさせながら加熱室28の内部に押し込んだのち、ドア2を閉めてオーブン調理が開始される。
オーブン調理の開始は、操作パネル4の操作部6により食品の加熱時間や加熱温度などを入力した後、加熱開始を入力することで行われる。
加熱が開始されると、加熱室28背面側の熱風ユニット11に通電され、加熱室28の庫内温度が急上昇し、調理皿上の食品を全面から加熱する。
このとき、オーブン調理では、加熱室28の壁面が高温となるので、加熱室28から機械室20への熱漏洩が生じ、機械室20に配置された部品温度を上昇させる。
このため、機械室20の電子部品及び雰囲気の部品の加熱を抑制するために軸流ファン34,ファン装置15が駆動する。
ファン装置15が駆動すると送風した冷却風39により機械室20を冷却、冷却風39aで加熱室28の右側周囲と外枠7の右側を冷却、冷却風39bで加熱室28の左側周囲と外枠7の左側を冷却、冷却風39cで熱風ユニット11の周囲と後板10を冷却する。そして、冷却風の一部で筒状の冷却ダクト16を通して熱風モータ13を冷却する。そして、軸流ファン34でファン装置15からの冷却風の届き難い部品や加熱室28の左周囲と外枠7の左側を補助的に冷却する。
軸流ファン34,ファン装置15の駆動は、例えば重量センサ25の温度を検知して検知温度が一定以上高く成った時に駆動してもいいし、調理時間とともに常時或いは間欠的に行ってもよいし通電率を調整して行ってもよい。
オーブン加熱時の加熱室28の内部温度は、例えば加熱室28側面に設けた熱電対やサーミスタ等の温度センサ(図示せず)で感知し、加熱室28の温度が設定値よりも高い場合、加熱室28背面側の熱風ユニット11への電力供給を止めるか、或いは低電力化させ、設定温度近傍の温度を保持させており、機械室20への熱漏洩は設定温度で変化するので、設定温度に応じた軸流ファン34,ファン装置15の制御も可能である。
このように、食品のオーブン加熱時には軸流ファン34,ファン装置15が最適な制御駆動し、必要最少限の風量で機械室20を冷却し、機械室20の冷却空気でオーブン性能や省エネ性を阻害しない構成が採られている。
以上のように本実施例では、マイクロ波加熱とヒータ加熱の場合で軸流ファン34,ファン装置15の運転制御を異ならせ、機械室20に広く分散してレイアウトされた電子部品を効率よく冷却し、安定した加熱調理を行うことができる。
従って、機械室20に搭載されるファン装置15の部品数を低減して低コスト化を図れるとともに、該ファン装置15により高風圧で大風量の冷却空気を機械室20に供給できるので、内部の部品冷却が容易となって機械室20内に設けられる導風部材を少なくし、本体全体のコストを低減することができる。
また、ファン装置15に冷却風の一部を冷却ダクト16を通して熱風ファン32を回転する熱風モータ13に供給するようにしているので、熱風ファンに自冷ファンを設ける必要が無くなり本体奥行き寸法を小さくすることが出来る。
さらに、本体1の背面から冷却用の空気を吸気する必要がないので、背面側の通気性を考慮して本体1を設置する必要が無く、本体1を限られたスペースに効率良く設置して使用することが出来る。
加熱調理器本体を前面側から見た斜視図である。 加熱調理器本体を後方側から見た斜視図である。 外枠7と外部排気ダクト18と後板10を取り除いた状態で後方から見た斜視図である。 外枠7と外部排気ダクト18と後板10を取り除きドアを開け前方から見た斜視図である。 機械室20に配置された部品の状態を示す斜視図である。 ファン装置15の斜視図である。 ファン装置15を分解した斜視図である。 ファン装置15の円筒遮蔽面51bを取り除いた説明図である。 回転軸50aに沿った断面図である。 ファン装置15の吹出し口53の開口率と熱風モータ13のコイル温度とファン装置15の騒音の関係を示した説明図である。
符号の説明
11 熱風ユニット
15 ファン装置
16 冷却ダクト
17 熱風モータカバー
52 ターボファン
53 吹出し孔
55 風向板
58 ファン翼

Claims (2)

  1. 本体内に加熱室を配置し、該加熱室の奥壁面外側に熱風ユニットを配置し前記加熱室の下方に機械室を配置し、前記熱風ユニット内には前記加熱室より吸込んだ空気を加熱する熱風ヒータと、該熱風ヒータで加熱した空気を前記加熱室に吹出し前記加熱室の空気を前記熱風ユニットに吸込み循環させる熱風ファンと、前記熱風ファンを回転させる熱風モータを備え、前記機械室には前記熱風ヒータと前記熱風モータを制御する電子部品を搭載した制御基板と、前記熱風モータと前記制御基板を冷却するためにファン装置を備え、前記ファン装置から前記熱風モータまでの間に前記ファン装置からの冷却風を送るための冷却ダクトを備え、
    前記ファン装置は、複数の後向きのファン翼と該ファン翼を挟んで設けたシュラウドとハブから構成されるターボファンを備え、前記ターボファンが収納されるケーシングは、片面が遮蔽された遮蔽面を有する円筒状で該遮蔽面側から円筒曲面を切り欠いた吹出し口を設け、
    前記ターボファンを前記ケーシング内の円筒遮蔽面近傍にハブ側を向けて配置し、前記シュラウド側にファンモータを連結し、前記本体の底板面のケーシング内側に設けた吸気孔から吸気した空気を前記ケーシングの吹出し口から前記熱風モータまで冷却ダクトを通して前記熱風モータに供給して冷却することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1記載の加熱調理器において、
    前記ファン装置の設置位置は、ターボファンの回転方向がケーシングの円筒遮蔽面側から見て反時計回りの時は右側奥、時計回りの時は左側奥にしたことを特徴とする加熱調理器。
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