JP6537885B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、熱風調理を行う加熱調理器に関する。
熱風調理とは、高温に加熱した空気(熱風)を調理室内に供給することで、調理室内に配置した被調理物を調理する調理方法である。この熱風調理を行う加熱調理器は、油を使わずにフライドポテトや海老フライ等の揚げ物を調理できるため、近年の健康志向の高まりにより注目されている。
この加熱調理器の一例としては、調理室内の空気を循環供給する送風ファンと、調理室内に供給する空気を加熱する加熱部とを備えるものがある。特許文献1,2には、循環する熱風によって送風ファンを駆動するファンモータが高温になることを抑制するために、ファンモータを冷却する冷却ファンを更に配置した加熱調理器が開示されている。
特開2002−147763号公報 特開2014−59128号公報
しかしながら、特許文献1の加熱調理器は、調理室の後側部に1個のファンモータを配置し、このファンモータの回転軸に送風ファンと冷却ファンとを軸方向に間隔をあけて配置しているため、後側部の製品寸法が大きくなる。また、特許文献2の加熱調理器は、調理室の後側部に、送風ファン及び送風ファンモータを配置するとともに、送風ファンモータの横に冷却ファンモータを備える冷却ファンを更に配置しているため、やはり後側部の製品寸法が大きくなる。
本発明は、製品寸法が大きくなることを抑えつつ、送風ファンモータを高効率で冷却することを課題とする。
本発明は、開閉扉を有する外装ケースと、前記開閉扉を配置した部分を除く2以上の部分が、前記外装ケースの内側に間隔をあけて配置した壁によって画定された調理室と、前記調理室内に配置した被調理物を加熱する加熱部と、前記調理室内の空気を前記調理室の外部へ流出させる送風ファンと、前記送風ファンを駆動させる送風ファンモータと、前記送風ファンモータに冷却風を供給する冷却ファンと、前記冷却ファンを駆動させる冷却ファンモータと、前記加熱部、前記送風ファンモータ、及び前記冷却ファンモータを制御する制御部とを備え、前記外装ケースと前記調理室の前記壁との間に形成された空間のうち、前記調理室の第1の壁面に沿った第1配置空間に、前記送風ファンと前記送風ファンモータとを配置するとともに、前記第1の壁面と異なる第2の壁面に沿った第2配置空間に、前記制御部と前記冷却ファンと前記冷却ファンモータとを配置した、加熱調理器を提供する。
この態様によれば、外装ケースと調理室の壁との間の空間のうち、第1の壁面に沿った第1配置空間に送風ファン及び送風ファンモータ配置し、異なる第2の壁面に沿った第2配置空間に冷却ファン及び冷却ファンモータを配置しているため、第1配置空間の製品寸法が大きくなることを抑えることができる。しかも、第2配置空間は、制御部を配置する部分であり、従来であれば他に何も配置されないデッドスペースになる部分である。この第2配置空間のデッドスペースに冷却ファン及び冷却ファンモータを配置することで、加熱調理器全体の製品寸法が大きくなることを最大限に抑制できる。
なお、送風ファンは、加熱部によって加熱された調理室内の高温の空気(熱風)を、調理室の外部へ流出させるものである。そのため、送風ファン及び送風ファンモータを配置した第1配置空間側は、高温の熱風が常に流動するため、他の配置空間と比較して高温になる。これに対して、冷却ファン及び冷却ファンモータを配置する第2配置空間は、第1配置空間より低温の領域である。この低温領域の空気を冷却風として送風ファンモータに供給するため、送風ファンモータを高効率で冷却することができる。
前記第1配置空間に配置された第1部分と、前記第2配置空間に配置された第2部分とを有し、前記冷却ファンからの冷却風を前記送風ファンモータに導く連通部材を備え、前記第2部分が前記第2の壁に対して間隔をあけて配置されている。この態様によれば、調理室内の熱が連通部材内に伝わることを抑制できる。よって、冷却ファンから送出した冷却風が第2配置空間で昇温することを抑制できるため、送風ファンモータを確実に冷却できる。
また、前記第1配置空間に配置された第1部分と、前記第2配置空間に配置された第2部分とを有し、前記冷却ファンからの冷却風を前記送風ファンモータに導く連通部材を備え、前記第1部分が前記第1の壁に対して間隔をあけて配置されている。この態様によれば、冷却ファンから送出した冷却風が第1配置空間で昇温することを抑制できるため、送風ファンモータを確実に冷却できる。
前記調理室の前記第1配置空間側に前記調理室に連通する加熱室を設けるとともに、前記加熱室内に前記加熱部と前記送風ファンとを配置し、前記調理室から前記加熱室に吸い込んだ空気を前記加熱部で加熱し、加熱した熱風を前記調理室に循環供給する。この態様によれば、調理室内の空気を循環させながら繰り返し加熱できる。よって、被調理物に供給する熱風を高効率で加熱できるため、効率的な熱風調理を実現できる。
前記第2配置空間は、前記送風ファンによって循環する前記調理室内の熱風の循環中心線に対して直交方向に延びる領域である。ここで、循環中心線とは、調理室内を循環する熱風の中心を通る線である。この態様によれば、第2配置空間と調理室との間の第2の壁は、熱風の循環方向に対して平行に延びた状態をなす。そのため、第2の壁には、調理室内を循環する熱風が衝突しない。よって、第2配置空間は、全ての配置空間のなかで最も低温の領域になる。この第2配置空間に制御部及び冷却ファンを配置しているため、制御部の昇温を防止できるとともに、送風ファンモータを確実に冷却できる。
前記第2配置空間に、前記冷却ファンモータを内部に配置する収容ケースを配置し、前記収容ケースの前記外装ケース側に開口部を設けるとともに、前記開口部と反対側の閉塞部に前記冷却ファン側に連通する通気孔を設けている。この態様によれば、外装ケース外の空気を冷却風として取り入れ易くなる。また、収容ケースによって調理室内の熱が遮断されるため、収容ケース内の空気が昇温することを抑制できる。よって、送風ファンモータを確実に冷却できる。
前記収容ケースの前記開口部は、前記制御部を収容する基板ボックスを含む前記第2配置空間に必要な構成要素が占める領域以外の全体に拡がっている。この態様によれば、収容ケースの開口部を可能な限り大きくすることができる。よって、昇温していない外気を冷却風として多く取り入れ易くなるため、送風ファンを高効率で冷却できる。
本発明の加熱調理器では、調理室の第1の壁面に沿った第1配置空間に送風ファン及び送風ファンモータを配置し、第1の壁面と異なる第2の壁面に沿った第2配置空間に冷却ファン及び冷却ファンモータを配置しているため、加熱調理器の製品寸法が大きくなることを抑えることができる。しかも、第2配置空間は、制御部を配置することでデッドスペースが生じる部分であるため、加熱調理器全体の製品寸法が大きくなることを最大限に抑制できる。また、送風ファン及び送風ファンモータを配置する第1配置空間は、高温に加熱された調理室内の空気が流動する最も高温の領域であり、冷却ファン及び冷却ファンモータを配置する第2配置空間は第1配置空間より低温の領域であるため、送風ファンモータを高効率で冷却できる。
本実施形態の加熱調理器を示す斜視図。 加熱調理器の断面斜視図。 加熱調理器の縦断面図。 加熱調理器の横断面図。 加熱調理器の後側を示す斜視図。 送風ファン、冷却ファン及び連通部材の構成を示す分解斜視図。 加熱調理器の第2配置空間を示す側面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る加熱調理器10を示す。以下の説明では、各図において開閉扉20が設けられた正面を前側として方向を特定する。また、各図に記載したFは前側を意味し、Bは後側を意味し、Lは左側を意味し、Rは右側を意味する。
(全体構成)
図2及び図3に示すように、加熱調理器10は、外装ケース11の内部に加熱庫30を備える。この加熱庫30の内部は、隔壁32によって調理室37と加熱室38とに区画されている。調理室37の内部にはグリル加熱部65A〜65Eが配置され、加熱室38の内部には送風加熱部67A,67Bが配置されている。
図4に示すように、外装ケース11と調理室37との間には構成要素を配置する部品配置スペース(空間)40が形成されている。この部品配置スペース40の後配置空間41には加熱室38が形成され、この加熱室38の内部に送風ファン70が配置され、加熱室38の外部に送風ファンモータ71が配置されている。また、後配置空間(第1配置空間)41と異なる右配置空間(第2配置空間)42には、制御基板(制御部)95を収容する基板ボックス93が配置されている。この右配置空間42には、送風ファンモータ71を冷却する冷却ファン75及び冷却ファンモータ76が更に配置されている。
詳しくは、図1から図3に示すように、加熱調理器10の外装ケース11は、底に位置するベース板12と、ベース板12の左側部と右側部と上側部を覆う外カバー13と、ベース板12の後側部を覆う後カバー14と、ベース板12の前側部に配置した前板15とを備える。ベース板12の前後端から後カバー14と前板15とを上向きに立設し、これらの間を外カバー13で覆うことで、直方体形状の外装ケース11が形成されている。図1に最も明瞭に示すように、前板15には開口部16が設けられ、この開口部16に開閉扉20が取り付けられている。開閉扉20は、調理室37内を目視可能な窓部21を備える。
図2から図4に示すように、加熱庫30は、外装ケース11に対して間隔をあけて配置した遮熱壁31A〜31Eによって前端(開閉扉20)を除く部分が閉塞されている。加熱庫30の前端は外装ケース11の開口部16であり、この開口部16が開閉扉20によって閉塞されている。これら遮熱壁31A〜31Eと開閉扉20によって直方体形状の加熱庫30が形成されている。加熱庫30の調理室37は、上遮熱壁31Aと、左遮熱壁31Bと、右遮熱壁(第2の壁)31Cと、下遮熱壁31Dと、隔壁(第1の壁)32と、開閉扉20とで画定されている。加熱庫30の加熱室38は、上遮熱壁31Aと、左遮熱壁31Bと、右遮熱壁31Cと、下遮熱壁31Dと、後遮熱壁31Eと、隔壁32とで画定されている。
図2及び図3に示すように、調理室37と加熱室38とは、吸込口34と上下一対の吹出口36A,36Bとによって連通している。吸込口34は、隔壁32の中央に設けた多数の孔からなる。隔壁32の上端には、上遮熱壁31Aに向けて前向きに傾斜する上導風部33Aが設けられている。この上導風部33Aの先端と上遮熱壁31Aとの間隙より上吹出口36Aが形成されている。また、隔壁32の下端には、下遮熱壁31Dに向けて前向きに傾斜する下導風部33Bが設けられている。この下導風部33Bの先端と下遮熱壁31Dとの間隙より下吹出口36Bが形成されている。
図1から図3に示すように、調理室37の内部には、網状の載置部材50が配置されている。載置部材50は、概ね調理室37の上下方向の中央に位置し、前後方向に延びるように配置されている。載置部材50には、被調理物が直接配置される場合と、被調理物を図示の包焼きケース60に収容した状態で配置される場合とがある。なお、包焼きケース60は、分離可能な下皿61と上蓋62とを備え、上蓋62に形成した一対の開口部63A,63Bを熱風が通過する構成である。
外装ケース11と調理室37を画定する壁との間には、制御部である制御基板95を含む構成要素を配置する部品配置スペース40が形成されている。この部品配置スペース40は、第1配置空間である後配置空間41と、第2配置空間である右配置空間42と、左配置空間43と、上配置空間44と、下配置空間45とを備える。後配置空間41は、外装ケース11の後カバー14と第1の壁面である隔壁32との間の領域からなる。右配置空間42は、外カバー13の右面部13aと第2の壁面である加熱庫30の右遮熱壁31Cとの間の領域からなる。左配置空間43は、外カバー13の左面部13bと加熱庫30の左遮熱壁31Bとの間の領域からなる。上配置空間44は、外カバー13の上面部13cと加熱庫30の上遮熱壁31Aとの間の領域からなる。下配置空間45は、外装ケース11のベース板12と加熱庫30の下遮熱壁Dとの間の領域からなる。
図2及び図3に示すように、第1の加熱部である5個のグリル加熱部65A〜65Eは、開口部16側に位置する調理室37内に配置され、輻射熱によって被調理物を加熱する。第2の加熱部である2個の送風加熱部67A,67Bは、後配置空間41に位置する加熱室38内に配置され、循環する空気を加熱することで、加熱した熱風によって被調理物を加熱する。これら加熱部65A〜65E,67A,67Bは、例えば石英管ヒータであり、シーズヒータであってもよい。加熱部65A〜65E,67A,67Bは、左遮熱壁31Bから右遮熱壁31Cにかけて架設されている。2個のグリル加熱部65A,65Bは、調理室37内の上遮熱壁31Aの近傍に、前後方向に間隔をあけて配置されている。3個のグリル加熱部65C〜65Eは、調理室37内の下遮熱壁31Dの近傍に、前後方向にそれぞれ間隔をあけて配置されている。送風加熱部67Aは、加熱室38内の上遮熱壁31Aの近傍に配置されている。送風加熱部67Bは、加熱室38内の下遮熱壁31Dの近傍に配置されている。
(ファン、ファンモータ及び制御部の配置)
送風ファン70は、隔壁(第1の壁面)32に沿った後配置空間(第1配置空間)41に形成された加熱室38の内部に配置されている。この送風ファン70は、調理室37内の空気を吸込口34から調理室37の外部へ流出させる。また、加熱室38内に流入させた空気を、加熱室38から調理室37内へ循環供給する。図6を参照すると、送風ファン70は、軸方向から吸い込んだ空気を径方向に送出するターボ形やシロッコ形のような遠心ファンが用いられる。図4を併せて参照すると、送風ファン70を駆動する送風ファンモータ71は、後配置空間41における後遮熱壁31Eの後カバー14側に配置されている。送風ファンモータ71の出力軸72は、後遮熱壁31Eを貫通して加熱室38内に突出している。出力軸72は、軸線が隔壁32に対して直交方向に延び、吸込口34の中心と一致するように配置されている。
図3を参照して送風ファン70による空気の循環について説明する。加熱庫30内の空気は、送風ファン70の駆動によって加熱室38の上下の吹出口36A,36Bから調理室37内に供給される。図3に矢印W1で示すように、上吹出口36Aから吐出された空気は、上遮熱壁31A及び開閉扉20の内面に沿って流れる。図3に矢印W2で示すように、下吹出口36Bから吐出された空気は、下遮熱壁31D及び開閉扉20の内面に沿って流れる。2つの空気流W1,W2は、開閉扉20の高さ方向中央付近で衝突し、合流して後側に流動する水平方向の空気流W3になる。この空気流W3は、開口部63A,63Bを介して包焼きケース60内を通過し、吸込口34を通って加熱室38に戻される。そのため、送風ファン70及び送風ファンモータ71を配置した後配置空間41側は、高温の熱風が常に流動するため、他の配置空間42〜45と比較して最も高温になる。
図1に示すように、開閉扉20の右側には操作パネル90が配置されている。操作パネル90は、使用者が調理メニューを選択する複数の入力部91と、選択状態や動作状態を表示する表示部92とを備える。図4及び図5に示すように、操作パネル90の背部には、基板ボックス93が配置されている。この基板ボックス93の内部には、制御部である制御基板95が配置されている。この基板ボックス93は、送風ファン70及び送風ファンモータ71を配置した後配置空間41とは異なる右遮熱壁(第2の壁面)31Cに沿った右配置空間(第2配置空間)42に配置されている。
制御基板95は、操作パネル90、グリル加熱部65A〜65E、送風加熱部67A,67B、送風ファンモータ71、及び冷却ファンモータ76に電気的に接続されている。制御基板95に実装したマイコンは、操作パネル90の操作によりグリル調理が選択されると、グリル加熱部65A〜65Eを動作させ、輻射熱だけで調理室37の内部に配置された被調理物を加熱調理する。また、熱風循環調理が選択されると、グリル加熱部65A〜65E、送風加熱部67A,67B、送風ファンモータ71、及び冷却ファンモータ76を制御し、熱風だけで調理室37の内部に配置された被調理物を加熱調理する。
冷却ファン75は、部品配置スペース40において、基板ボックス93(制御基板95)と同一の右配置空間42に配置されている。この冷却ファン75は、冷却風を送風ファンモータ71に供給することで、送風ファンモータ71の過熱を防止する。図6を参照すると、冷却ファン75は、送風ファン70と同様に、軸方向から吸い込んだ空気を径方向に送出するターボ形やシロッコ形のような遠心ファンが用いられる。冷却ファン75を駆動する冷却ファンモータ76は、右配置空間42において冷却ファン75より外カバー13の右面部13a側に配置されている。
このように、外装ケース11と加熱庫30との間の部品配置スペース40において、送風ファン70と送風ファンモータ71を隔壁32に沿った後配置空間41に配置し、冷却ファン75と冷却ファンモータ76を隔壁32と異なる右遮熱壁31Cに沿った右配置空間42に配置することで、加熱調理器10の後配置空間41の製品寸法が大きくなることを抑えることができる。また、部品配置スペース40の右配置空間42は、基板ボックス93(制御基板95)を配置することで広いデッドスペースが生じる部分であり、そのデッドスペースに冷却ファン75及び冷却ファンモータ76を配置することで、加熱調理器10全体の製品寸法が大きくなることを最大限に抑制できる。
図3及び図4を参照すると、制御基板95、冷却ファン75及び冷却ファンモータ76を配置した右配置空間42は、送風ファン70によって調理室37内を概ね長円筒形状に循環する熱風W1,W3及びW2,W3の中心を通る循環中心線P1,P2に対して直交方向に延びる領域である。この右配置空間42と調理室37とを区画した右遮熱壁31Cは、循環する熱風W1〜W3の循環方向に平行に延びるため、開閉扉20及び後遮熱壁31Eのように、調理室37内を循環する熱風が衝突することはない。また、上遮熱壁31A及び下遮熱壁31Dのように、加熱室38から供給された高温の熱風W1,W2が常に近傍を通過する部分でもない。そのため、この右遮熱壁31Cで区画された右配置空間42は、部品配置スペース40の各配置空間41〜45のなかで最も低温(温度上昇し難い)の領域である。この右配置空間42に制御基板95、冷却ファン75及び冷却ファンモータ76を配置することで、制御基板95の昇温を防止するとともに、送風ファンモータ71を低温の冷却風を確実に供給できる。
(冷却ファン及び冷却ファンモータの配置の詳細)
図4及び図5に示すように、部品配置スペース40には、冷却ファン75からの冷却風を送風ファンモータ71に導く連通部材80が配置されている。また、右配置空間42には、内部に冷却ファンモータ76が配置され、主として外装ケース11の外部の空気を冷却ファン75に取入可能とするための収容ケース85が配置されている。
連通部材80は、後配置空間41に配置された第1部分と、右配置空間42に配置された第2部分とを備える平面視L字形状であり、後配置空間41の送風ファンモータ71から右配置空間42の冷却ファン75にかけて延びている。この連通部材80は、送風ファンモータ71に供給する冷却風が加熱庫30内の熱で昇温することを防止するとともに、冷却ファン75による冷却風によって遮熱壁31A〜31Eを介して加熱庫30内が降温することを防止する。
図6を併せて参照すると、連通部材80は、後配置空間41に配置されたモータ配置部材81と、右配置空間42に配置されたファン配置部材82と、これらを連結するダクト83とを備える。そのうち、モータ配置部材81の一部とダクト83の一部が、後配置空間41に配置された第1部分である。また、ファン配置部材82の一部とダクト83の一部が、右配置空間42に配置された第2部分である。なお、本実施形態では、モータ配置部材81とファン配置部材82とダクト83とをそれぞれ別体で形成し、互いに連結する構成としているが、一体に設けてもよい。
モータ配置部材81は、四角筒状であり、内部に送風ファンモータ71が配置されている。このモータ配置部材81は、第1の壁である隔壁32に対して間隔をあけて位置するように、後遮熱壁31Eに対してネジ止めにより固定されている。モータ配置部材81は、右配置空間42に向けて突出する連結ダクト部81aを備える。連結ダクト部81aは、加熱庫30の後遮熱壁31Eとの間にも設定した断熱空間84Aが形成されるように、後遮熱壁31Eに対して所定間隔をあけて位置する。モータ配置部材81の端部は端壁81bによって覆われている。モータ配置部材81の上面には、供給された冷却風を外部へ排出する排気孔81cが設けられている。また、モータ配置部材81の後遮熱壁31Eと対向する面には、送風ファンモータ71の出力軸72を突出させる挿通孔81dが設けられている。
ファン配置部材82は、右遮熱壁31C側を閉塞し、収容ケース85側を開口した概ね円筒形状であり、内部に冷却ファン75が配置されている。このファン配置部材82は、後配置空間41に向けて突出する連結ダクト部82aを備える。ファン配置部材82の収容ケース85側の開口部82bは、収容ケース85にファン配置部材82をネジ止めにより固定することで、収容ケース85で覆われている。そして、ファン配置部材82は、加熱庫30の右遮熱壁31Cに対して設定した断熱空間84Bが形成されるように、所定間隔をあけて配置されている。
ダクト83は、平面視でL字形状に屈曲した筒状である。ダクト83には、一端側にモータ配置部材81の連結ダクト部81aに連結する第1連結部83aが設けられ、他端側にファン配置部材82の連結ダクト部82aに連結する第2連結部83bが設けられている。このダクト83は、モータ配置部材81を後遮熱壁31Eにネジ止めして固定するとともに、ファン配置部材82を収容ケース85にネジ止めして固定することで、第1の壁である隔壁32は勿論、隔壁32に対して平行に位置する遮熱壁31Eと、第2の壁である遮熱壁31Cとに対して、設定した断熱空間84Cが形成されるように、所定間隔をあけて配置されている。
このようにした連通部材80は、第1壁である隔壁32及び第2壁である右遮熱壁31Cに対して間隔をあけて配置されている。しかも、モータ配置部材81の連結ダクト部81aは、加熱庫30の後遮熱壁31Eに対しても間隔をあけて配置されている。詳しくは、第1部分であるモータ配置部材81の連結ダクト部81aとダクト83の第1連結部83aが、隔壁32は勿論、後遮熱壁31Eに対して間隔をあけて配置されている。また、第2部分であるファン配置部材82の連結ダクト部82aとダクト83の第2連結部83bが、右遮熱壁31Cに対して間隔をあけて配置されている。そのため、右配置空間42及び後配置空間41のいずれでも、調理室37内の熱が連通部材80内に伝わることを抑制できる。よって、冷却ファン75から送出した冷却風が昇温することを抑制できるため、送風ファンモータ71を確実に冷却できる。
図4から図6に示すように、収容ケース85は、外カバー13の右面部13a側を開口し、連通部材80側を閉塞した遮熱性を有する四角筒状の容器である。図6に最も明瞭に示すように、収容ケース85には、開口部86と反対側の閉塞部87に、連通部材80のファン配置部材82内に連通する通気孔88が設けられている。冷却ファンモータ76の出力軸77は、通気孔88を通してファン配置部材82内に突出している。
図4に示すように、収容ケース85の開口部86は、外カバー13の右面部13aによって覆われている。そのため、冷却ファンモータ76の駆動により冷却ファン75を動作させることで、外カバー13の通気孔を介して外気を冷却風として、収容ケース85の内部に取り入れ易くなる。また、収容ケース85内の空気は、調理室37内の熱が収容ケース85によって遮断されるため、昇温が抑制される。そのため、後遮熱壁31Eを介して加熱庫30内の熱が伝わる送風ファンモータ71を確実に冷却することができる。
また、図7に示すように、収容ケース85の開口部86は、右配置空間42に必要な構成要素が占める領域以外の全体に拡がっている。詳しくは、右配置空間42に必要な構成要素とは、制御基板95を収容した基板ボックス93を含む。また、基板ボックス93と加熱庫30との間には、開閉扉20の開閉状態を検出するマイクロスイッチ96を備える検知ユニット97が配置されている。右配置空間42に必要な構成要素には、基板ボックス93内の制御基板95と、検知ユニット97及び各駆動部品等とを電気的に接続するために必要な配線スペース98が含まれる。開口部86は、これらの要素93,98が占める領域以外の全体にかけて拡がっている。なお、右配置空間42を正対視すると、収容ケース85の開口部86の開口面積は、右配置空間42の半分以上の領域を占める。そのため、昇温していない外気を冷却風として多く取り入れることができる。よって、確実に送風ファンモータ71を冷却することができる。
このようにした加熱調理器10は、調理室37内の空気を加熱しながら循環供給することで、被調理物に供給する熱風を高効率で加熱できるため、効率的な熱風調理を実現できる。また、外装ケース11と加熱庫30の間の部品配置スペース40において、送風ファン70と送風ファンモータ71を後配置空間41に配置し、制御部である制御基板95と冷却ファン75と冷却ファンモータ76とを異なる右配置空間42に配置しているため、加熱調理器10の製品寸法が大型化することを防止できる。また、右配置空間42は後配置空間41より低温の領域であるため、確実に送風ファンモータ71を冷却できる。
なお、本発明の加熱調理器は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
例えば、連通部材80は、第1部分であるモータ配置部材81の連結ダクト部81a及びダクト83の第1連結部83aと、第2部分であるファン配置部材82の連結ダクト部82aとダクト83の第2連結部83bとを、加熱庫30(調理室37)の遮熱壁31C,31Eに対して間隔をあけて配置したが、第2部分だけを右遮熱壁31Cに対して間隔をあけて配置してもよいし、第1部分だけを後遮熱壁31Eに対して間隔をあけて配置してもよい。また、連通部材80を設けることなく、部品配置スペース40を通して冷却風を送風ファンモータ71に供給してもよい。
また、制御部である制御基板95、冷却ファン75及び冷却ファンモータ76は、部品配置スペース40の右配置空間42に配置したが、左配置空間43に配置してもよいし、上配置空間44に配置してもよいし、下配置空間45に配置してもよい。即ち、送風ファン70及び送風ファンモータ71を配置した後配置空間41と異なる配置空間42〜45であれば、いずれに配置してもよい。勿論、送風ファン70及び送風ファンモータ71も後配置空間41以外の配置空間42〜45に配置してもよい。
また、冷却ファンモータ76は、収容ケース85の内部に配置したが、収容ケース85を配置することなく、部品配置スペース40に配置してもよい。また、調理室37内の被調理物を加熱する加熱部として、調理室37内にグリル加熱部65A〜65Eを配置し、加熱室38内に送風加熱部67A,67Bを配置したが、いずれか一方だけを配置してもよい。
また、調理室37は、開閉扉20を配置した部分を除く全ての部分を遮熱壁31A〜31Dと隔壁32で画定したが、少なくとも2箇所の配置空間を形成するために、2面(第1の壁と第2の壁)だけ間隔をあけて設け、他の部分は外装ケース11の壁を兼用してもよい。または、他の部分の壁は、外装ケース11に対して構成要素を配置可能な間隔(スペース)をあけることなく設けてもよい。また、調理室37の後配置空間41側には、隔壁32によって区画した加熱室38を設けたが、加熱室38は設けない構成であってもよい。この場合、調理室37の第1の壁は、加熱庫30を画定する後遮熱壁31Eである。
また、本発明は、送風ファン70と送風ファンモータ71の配置空間と、制御部95と冷却ファン75と冷却ファンモータ72の配置空間を、調理室37を画定する異なる壁に沿った配置空間とする構成に特徴を有する。そのため、前記実施形態では、グリル調理と熱風循環調理の両方を行うことが可能な加熱調理器10を例に挙げて説明したが、本発明が適用される加熱調理器は、熱風循環調理だけを行う専用器(コンベクションオーブン)であってもよい。また、熱風は、一対の長円筒形状に循環するようにしたが、1つの長円筒形状に循環するようにしてもよいし、円筒形状に循環するようにしてもよいし、循環の流れは希望に応じて変更が可能である。また、送風ファンである送風ファン70によって調理室37内の空気を吸い込み、加熱室38内で加熱した熱風を循環させて調理を行う加熱調理器に限らず、ファン70によって熱風を循環させることなく、調理室37内の空気を外装ケース11の外部へ流出させる加熱調理器であってもよい。
10 加熱調理器
11 外装ケース
12 ベース板
13 外カバー
13a 右面部
13b 左面部
13c 上面部
14 後カバー
15 前板
16 開口部
20 開閉扉
21 窓部
30 加熱庫
31A 上遮熱壁
31B 左遮熱壁
31C 右遮熱壁(第2の壁)
31D 下遮熱壁
31E 後遮熱壁
32 隔壁(第1の壁)
33A,33B 導風部
34 吸込口
36A,36B 吹出口
37 調理室
38 加熱室
40 部品配置スペース(空間)
41 後配置空間(第1配置空間)
42 右配置空間(第2配置空間)
43 左配置空間
44 上配置空間
45 下配置空間
50 載置部材
60 包焼きケース
61 下皿
62 上蓋
63A,63B 開口部
65A〜65E グリル加熱部(加熱部)
67A,67B 送風加熱部(加熱部)
70 送風ファン
71 送風ファンモータ
72 出力軸
75 冷却ファン
76 冷却ファンモータ
77 出力軸
80 連通部材
81 モータ配置部材
81a 連結ダクト部(第1部分)
81b 端壁
81c 排気孔
81d 挿通孔
82 ファン配置部材
82a 連結ダクト部(第2部分)
82b 開口部
83 ダクト
83a 第1連結部(第1部分)
83b 第2連結部(第2部分)
84A〜84C 断熱空間
85 収容ケース
86 開口部
87 閉塞部
88 通気孔
90 操作パネル
91 入力部
92 表示部
93 基板ボックス
95 制御基板(制御部)
96 マイクロスイッチ
97 検知ユニット
98 配線スペース

Claims (1)

  1. 開閉扉を有する外装ケースと、
    前記開閉扉を配置した部分を除く2以上の部分が、前記外装ケースの内側に間隔をあけて配置した壁によって画定された調理室と、
    前記調理室内に配置した被調理物を加熱する加熱部と、
    前記調理室内の空気を前記調理室の外部へ流出させて前記調理室内へ循環供給する送風ファンと、
    前記送風ファンを駆動させる送風ファンモータと、
    前記送風ファンモータに冷却風を供給する冷却ファンと、
    前記冷却ファンを駆動させる冷却ファンモータと、
    前記加熱部、前記送風ファンモータ、及び前記冷却ファンモータを制御する制御部とを備え、
    前記外装ケースと前記調理室の前記壁との間には、前記調理室の第1の壁の外側に形成され、前記送風ファンと前記送風ファンモータとを配置する第1配置空間と、前記第1の壁と異なる第2の壁の外側に形成され、前記制御部と前記冷却ファンと前記冷却ファンモータとを配置する第2配置空間とを有し、
    前記第1配置空間には、前記調理室内に連通し、前記加熱部と前記送風ファンが内部に配置された加熱室が設けられ、
    前記第2配置空間は、前記送風ファンによって循環される前記調理室内の熱風の循環中心線が延びる方向の一方側に設けられ、前記循環中心線に対して直交方向に延び
    前記第2配置空間には、前記冷却ファンの前記外装ケース側に位置するように、前記冷却ファンモータだけを内部に収容する収容ケースが配置されており、
    前記収容ケースは、前記外装ケース側に配置された開口部と、前記冷却ファンに隣接して配置された閉塞部と、前記冷却ファン側と連通するように前記閉塞部に設けられた通気孔とを有し、
    前記第2配置空間を正対する方向から見て、前記収容ケースの前記開口部は、前記第2配置空間の半分以上の領域を占めている、加熱調理器。
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