JP4996032B2 - コンベア・オーブン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はオーブンに関し、より具体的にはインピンジメント(衝突)エアーフロー方式を用いたオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンベアを使用した強制空気又はインピンジメント・オーブンの例を先行技術において見つけることができる。2組のエアー・マニホールドを利用して、オーブン・キャビネット内の2つのコンベアに熱風を供給するデュアル・コンベア・オーブンが、Smith氏によって米国特許第4,474,498号に開示されている。前面から戻り空気を吸引し、再加熱された空気を垂直に排出し、近くのエアー・マニホールド内へ送るインペラー機構が開示されている。このような配置は、効率的ではあるが、背の低いデュアル・コンベア・オーブンを実現できないし、このような配置では、取り外し可能なフロント・パネルを介してコンベアを簡易迅速に取り外すこともできない。更に、コンベアの速度を個々に制御することもできない。
【0003】
別のデュアル・コンベア・オーブンが、Wolfe氏によって米国特許第5,832,812号に開示されており、当該デュアル・コンベア・オーブンは、コンベアの進行方向に平行な軸を有する共通シャフトに取り付けられた2つの側面給気遠心ファンを利用している。この構成は、シャフトが長いため動作中にシャフトが振動するという固有の問題を有しており、また、点検及び清掃のためにファンを取り外すのが困難である。更に、本構成での遠心ファンの形式は、他のファン構成よりバランスをとるのが非常に難しい気流パターンを生成する。また、この構成では、オーブンの「フットプリント」の奥行きが深いことが必要となるが、これはレストランでは必ずしも現実的ではない。最後に、このバーナー・チューブの形状及び位置では、空気が側面給気遠心ファンに入る前に、戻り空気を均一に再加熱することができないし、バーナー・チューブ、ファン及びファン・ハウジングの点検及び交換も難しい。
【0004】
2つの背面給気(rear−fed)後方傾斜(backward-inclined)羽根遠心ファン(blade centrifugal fans)を利用する単一コンベアの積み重ね可能なコンベア・オーブンが、Bruno氏によって米国特許第5,277,105号に開示されている。この105号特許には、コンベアの進行方向に垂直に取り付けられた前面装着バーナー・チューブが開示されている。このバーナー・チューブの向きでは、オーブン・キャビネット内に、むらのある不均一な熱パターンがもたらされる。コンベアを簡易迅速に取り外すための措置も講じられていない。コンベアのワイヤー・ベルトを取り外す必要があり、コンベアは取り外しのために折り畳まなければならない。各遠心ファンは、それぞれの電動機によって駆動されており、ユニットの寿命が尽きるまでの保守費用が増加する。本特許に開示されている前面装着オーブン制御部は、熱が過度に蓄積されることで壊れるのを防ぐため専用の冷却ファンが必要であり、このことによっても保守費用が増加する。最後に、この構成では「フットプリント」の奥行きが深いことが必要となるが、これはレストランでは必ずしも現実的ではない。
【0005】
最後に、Crisp氏によって米国特許第5,025,775号に開示されている積み重ね可能なコンベア・オーブンは、ファン・ボックス内に搭載された別々のモーターを有する2つの軸流ファンを利用して加熱された空気の流れを形成している。たかだか3つのオーブンが積み重ねられて、3段のコンベアが得られるだけである。各オーブンに2つのモーターが必要なため、ユニットの耐用年数全体での保守費用が増加する。更に、コンベアの簡易迅速な取り外し方法についてはなんら開示されていない。最後に、制御部が焼成室(bake chamber)の側面に取り付けられている。2段又は3段重ね構成では、下にあるオーブンからの熱が上昇して、影響を受けやすい電気制御部を壊し、これによってまた寿命が尽きるまでの保守費用が増加する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
先行技術は、様々な軸流及び遠心ファン・エアー・マニホールド配置を有する複数のコンベア・オーブン構造を生み出しているが、これらはいずれも、本発明に見られる新規な特徴及びそれに伴う利点については教示していない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
先行技術に内在する欠点は、本発明によって克服され、本発明は、焼成室と、2つのコンベア・アセンブリと、軸がコンベアの進行方向と垂直に取り付けられた2つの遠心ファンを収容するファン・ボックスと、2つの熱風分配マニホールドと、側面に取り付けられた6つの戻り空気ダクトと、駆動端制御ユニットとを有する背の低いデュアル・コンベア・インピンジメント・オーブンによって構成される。他の実施形態には、2つの遠心ファンを有する単一コンベア・オーブンや、単一の遠心ファンで足りる短い焼成室を有する単一コンベア・オーブンなどがある。
【0008】
各コンベアは、焼成室内に水平に配置されて、一方の端から他方の端へ食品を運ぶ。各コンベアは各自の速度制御部を有しており、ひとつのオーブンで2つの異なる焼成時間が可能になる。焼成室はカンチレバー構造を利用しており、これにより、オーブンの前面から、コンベア、エアー・フィンガー及び戻り空気ダクトを簡易迅速に取り外すことができる。フロント・パネルを取り外すと、清掃や保守のために全面的に手が届くようになる。焼成室はファン・ボックスに取り付けられているが、オーブンの設置や保守のために必要な場合、取り外すことができる。
【0009】
ファン・ボックスは、焼成室の長手方向に沿って間隔をおいて配置された2つの後方傾斜羽根背面給気遠心ファンを収容している。各ファンの回転軸は、コンベアの進行方向と垂直である。駆動端ユニットに搭載されたひとつの電動機(電気モーター)が両方のファンに動力を供給する。
【0010】
バーナー・チューブは、ファン・ボックスの後部に取り付けられる。バーナー・チューブは孔を有しているので、加熱された気体がバーナー・チューブから出ていって、各ファンに吸い込まれる空気を加熱することができる。バーナー・チューブの構成と、各ファンが熱気を吸い込む開口部をひとつだけ有することにより、先行技術と比べて、はるかに均一な熱パターンが得られる。
【0011】
熱気は、低圧で動作している各ファンの吸気口に吸い込まれる。遠心力が空気に加わり、空気は、外向きに各ファンのハウジングの方へ移動する際、加圧される。ファン・ハウジングは均一な高圧で動作する。そして、加圧された空気は、ファン・ハウジングに接続された3つのエアー・フィンガー内に導かれる。エアー・フィンガーは、熱気を焼成室内に均等に上段又は下段のいずれかのコンベアで運ばれている食品に分配させるよう適合される。このようなファン・ハウジング及び3つのホット・エアー・フィンガーと組み合わせた後方傾斜羽根遠心ファンの新規な使用法により空気の流れが改善され、その結果、両コンベアの上面及び底面に、より均一に空気が分配され、焼成室内で均一な熱パターンが得られる。
【0012】
焼成室は、使用済みの加熱調理空気を再加熱するためにファン・ボックスに送り戻す6つの戻り空気ダクトを収容している。これらの戻り空気ダクトにより、コンベアの開口部を介して流出する使用済み空気の量が大幅に削減され、その結果、動作効率が向上する。
【0013】
適当な制御手段が駆動端ユニットに配置される。これらの制御手段は、メイン・ファン・モーター、コンベア・モーター、燃焼エアー・モーターに電気を供給し、温度・コンベア時間制御部及びガス・バルブへの電力を制御する。
【0014】
本発明は背が低い構成なので、装置を2台積み重ねて合計4段のコンベアを実現することができる。更に、回転軸がコンベアの進行方向と垂直な遠心ファンの新規な使用法により、オーブンの前面から後面までの寸法又は奥行きを最小限にすることができる。従って、本発明は、最小「フットプリント」(設置面積)で最大焼成能力(bake capacity)を提供する。焼成能力が最大化されるだけではなく、それぞれ異なる速度で動作する4つのコンベアで個々に調理することができるため、献立の柔軟性も増す。
【0015】
本発明の更に別の利点は、清掃や点検のために、コンベア、エアー・フィンガー及び戻り空気ダクトを簡易迅速に取り外すことができるということである。取り外し可能なフロント・パネルにより、焼成室内に配置された全構成要素に即座にアクセス可能になる。側面に取り付けられるオーブン制御部は、熱源から離れて配置されており、これによって、その耐用年数が伸びる。オーブン制御部及びモーターはすべて駆動端ユニットに配置されているので、これらの構成要素を交換するのに必要な時間は最小限に抑えられる。
本発明の上記及び他の利点は以下で説明される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下の詳細な説明は添付図面を参照する。
本発明によるオーブン10が図1に示されている。オーブン10は、おおむね、前面、後面、右面及び左面を有する焼成室20と、コンベア・アセンブリ50及び60と、ファン・ボックス80と、駆動端ユニット140とを備える。
【0017】
図1は、焼成室20がフロント・パネル22、下段焼成室76、中段焼成室77、上段焼成室78を更に備えることを示している。フロント・パネル22は、4つのラッチ・アセンブリ21で所定の位置に保持されているので、簡単に取り外すことができる。また、フロント・パネル22は開口部又は窓23を備えており、焼成室の中間点で上段のコンベアに食品を置くことができる。
【0018】
焼成室上段78部分及び焼成室中段77部分は、2つの上段焼成室開口部51(図3)を形成する。焼成室中段支持部77は、取り付け時、コンベア50を支える。焼成室中段部77及び焼成室下段76は、2つの下段焼成室開口部61(図3)を形成する。焼成室下段76は、取り付け時、コンベア60を支える。
【0019】
焼成室の全部分は、好ましくは、薄いステンレス鋼から作られ中空である。好ましい実施形態は、これらの中空構成要素内に断熱材を用いる。オーブンは積み重ねられることがあるので、焼成室構成要素はすべて軽量かつ丈夫でなければならない。
【0020】
≪コンベア・アセンブリの詳細≫
図1及び図3に示すように、焼成室20は上段コンベア・アセンブリ50及び下段コンベア・アセンブリ60を備えており、両者はこの好ましい実施形態においては互換性がある。各コンベア・アセンブリ50,60はフレーム64を備え、当該フレーム64は、2つの回転シャフト、すなわち、ドライブ・シャフト66とアイドル・シャフト65を支持する。金網ベルト68は、シャフト65及び66をその運動方向に囲う連続ループを規定する。フレーム64は、金網ベルト68を支持するシャフト65と66の間に取り付けられた剛性ワイヤー・フレーム(不図示)を支える。
【0021】
各コンベア・ドライブ・シャフトは、メス歯連結部72(図12)と連結されるオス歯連結部70を有する。メス歯連結部72は、別々に制御されるコンベア駆動モーター142及び144(後述)に接続されている。歯付き連結部70及び72は、簡単に噛み合わさせたり離したりできるよう適合されていて、コンベア50及び60を取り外したりもとに戻したりするのを容易にする。
【0022】
≪空気加熱、分配及び回収システム≫
図1及び図3に示した本発明のオーブンは、ファン・ボックス80、バーナー・アセンブリ148、バーナー・チューブ100、下段戻り空気ダクト300、上段及び中段戻り空気ダクト310、中央戻り空気開口部27、後方傾斜遠心駆動端ファン84、後方傾斜遠心アイドル端ファン82、駆動端ファン・ハウジング83、アイドル端ファン・ハウジング81並びに熱気を均一に分配する以下のプレナム、すなわち、上段フィンガー210A及び210B、中段フィンガー205A及び205B並びに下段フィンガー200A及び200Bを備えた空気加熱及び送出/循環システムを有する。
【0023】
ファン・ボックス80は、通常は負圧で動作する気密室であるため、使用済みの加熱調理空気を戻り空気ダクト300及び310(図1,図3)を介して引き込む。そして、戻り空気はファン・ボックス80内でバーナー・チューブ100によって再加熱されてから遠心ファン82及び84に流れ込む。各自のファン・ハウジング81及び83(図5)内に配置されたファン82及び84は、再加熱された空気を加圧する。遠心ファン82及び84は、圧力がほぼ一様で渦を巻かない空気柱を前方に、エアー・フィンガー210A、210B、205A、205B、200A及び200Bに向けて吐出する。
【0024】
図6は、ファン82に流れ込み、そしてエアー・フィンガーに向けて吐出される加熱された戻り空気を示している。加熱された空気がファン・ハウジングを通ってエアー・フィンガーに流れ込む際、楕円エアー・ガイド30は、その楕円形状により抵抗を減らして空気を流れ易くする。
【0025】
好ましい実施形態は、2つの同一のファン・ハウジング部を搭載し、その間に中央戻り空気開口部27を配置している(図5)。以下、エアー・フィンガー210A、210B、205A、205B、200A及び200Bを介した空気の分配について詳細に説明する。
【0026】
≪ホット・エアー・マニホールド(フィンガー)の詳細≫
図1、図2及び図8は、アイドル端ホット・エアー・マニホールド又はフィンガーがアイドル端ファン・ハウジング81にどのように取り付けられているかを示している。下段、中段及び上段フィンガー200A、205A、210Aは、アイドル端ファン・ハウジングに固定されている対応するカラー継手201A、206A、211A内に滑り込む。図7は、駆動端フィンガー200B、205B及び210Bのためのカラー継手201B、206B、211Bを示している。すべてのフィンガーは、対応するカラー継手と接合される一端が口を開けている概ね先細にされた中空のステンレス鋼エンクロージャ(囲い)である。
【0027】
各フィンガーの後部はカラー継手によって支持されており、各フィンガーの前部はフィンガー支持アングル材、すなわち、上段フィンガー支持アングル90、中段フィンガー支持アングル91及び下段フィンガー支持アングル92に支えられている。図2では、すべてのフィンガー支持アングル材を図示しているが、図1では、分かりやすくするため図示していない。
【0028】
以下のフィンガー、すなわち、下段フィンガー200A及び200B、中段フィンガー205A及び205B並びに上段フィンガー210A及び210Bは、互換性がある。従って、アイドル端マニホールドについてだけ詳細に説明する。図6は、フィンガー本体200Bと、空気孔203のパターンを有するエアー・プレート200Cとからなる下段マニホールド200Aを示している。中段フィンガー205Aは、空気孔227を有する下面エアー・プレート207と、空気孔228を有する上面エアー・プレート208と、内部バッフル(じゃま板)232とを備える。内部バッフル232は一連の孔234を有していて、本フィンガーへのエアーフローの約1/3が下向きに進み、エアー・プレート207を介して外へ出るようにする。上段フィンガー210Aは、フィンガー本体210Bと、空気孔パターン213を有するエアー・プレート210Cとから構成される。
【0029】
好ましい実施形態では、特定の種類の食品を加熱調理するようエアーフローを適合させるため必要に応じて内部遮断板がフィンガー・エアー・プレートに取り付けられる。内部遮断板を含めたフィンガーの全体寸法は、下に導かれるエアーフローと比べて、約2倍のエアーフローをコンベアに向けて上に導くよう適合される。異なる空気分配特性を実現するために他のマニホールド構成を使用できることは当業者には明らかであろう。
【0030】
≪戻り空気ダクトの詳細≫
好ましい実施形態のオーブンは、使用済みの加熱調理空気を焼成室20からファン・ボックス80に戻す手段を有する。これらの戻り空気ダクトを使用することにより、上段コンベア50用の焼成室開口部51及び下段コンベア60用の焼成室開口部61を介して漏れる使用済み加熱調理空気の量を減らせる。
【0031】
図1及び図3は、6つの別々の戻り空気ダクト、すなわち、2つの同一の下段戻り空気ダクト300並びに4つの同一の上段及び中段戻り空気ダクト310を示している。図1は、オーブンのアイドル端側に装着されている戻り空気ダクトを示している。焼成室20の奥にある後壁26は、2つの上段戻り空気ダクト310及び2つの中段戻り空気ダクト310がはめ込まれる開口部を有する。下段戻り空気ダクト300は焼成室下段部の床面46上に置かれる。すべての戻り空気ダクトの前部は、ホット・エアー・マニホールド(フィンガー)の前部が支持されるのと同じやり方で、フィンガー支持アングル材(上段フィンガー支持アングル90、中段フィンガー支持アングル91及び下段フィンガー支持アングル92(図2))によって支えられている。
【0032】
図2に示すように、好ましい実施形態では、各戻り空気ダクトは矩形形状で、薄いステンレス鋼シートメタルから作られ、各端で口が開いている。上段及び中段戻り空気ダクト310は底面に開口部340(図1)を有しているが、下段戻り空気ダクト300には開口部がない。中央戻り空気開口部27(2つのファン・アセンブリを有する実施形態でのみ存在する)は、オーブンの性能を向上させる戻り空気系の一部である。
【0033】
≪遠心ファン駆動及びファン・ハウジング部≫
本発明の好ましい実施形態は、2つの背面給気遠心ファン・アセンブリを利用して、焼成室20及びファン・ボックス80内での熱気の循環を実現する。軸流ファンで置き換えても同様の結果が得られることに留意されたい。図5は、好ましい実施形態の上から見た断面図を示し、図4はファン・ボックスの裏側を示している。
【0034】
駆動端ファン84(図4)には、2つのベアリング201で支持されるドライブ・シャフト86が固定的に取り付けられる。これらのベアリングは、プーリー202及び203と共に、専用ブラケット(支持部材)204に取り付けられ、このアセンブリ全体がファン・ボックスのリア・パネル141にボルト留めされている。動作中にベアリングを冷却するため、ヒート・スリンガー200がシャフト86にはめられる。
【0035】
アイドル端ファン82(図4)には、2つのベアリング201で支持されるドライブ・シャフト85が固定的に取り付けられる。これらのベアリングは、プーリー205と共に、専用ブラケット206に取り付けられ、このアセンブリ全体がファン・ボックスのリア・パネル141にボルト留めされている。動作中にベアリングを冷却するため、ヒート・スリンガー200がシャフト85にはめられる。
【0036】
プーリー152及び駆動ベルト154(図4)を使って単一の電動機150によって、回転エネルギーが遠心ファン82及び84の両方に供給される。再び、遠心ファンの代わりに軸流ファン等を使ってもよい。ベルト154はファン84を回転させ、また、別のベルト160が駆動端ファン・シャフト86及びプーリー202によって駆動されると、ファン82も回転する。駆動端ユニット内で空気を循環させて、影響を受けやすい電気部品を冷却するため、ヒート・スリンガー200がモーター150の出力シャフトにはめられる。ベルト154は、回転するモーター150によってファン・ボックスから離れる方向にピンと張られ、ベルト160は、回転するアイドラー・プーリー161によってブラケット204上で垂直にピンと張られる。ファン駆動手段の別の実施形態では、別々のモーターに各ファンを駆動させる。しかしながら、両方のファンを駆動するために単一のモーターを使用する好ましい実施形態では、オーブン内での可動部品の数が減ることにより、将来の保守の可能性が減少する。
【0037】
このような新規な構成により、先行技術に比べていくつかの有利な点がもたらされる。第一は、オーブン内の空間にファン駆動モーターを2つ置く必要がなくなったということである。単一のモーターで両方のファンを駆動することにより、ユニットの耐用年数が尽きるまでの保守費用が削減される。第二は、ファンが別々のドライブ・シャフトに取り付けられるので、共通シャフトに取り付けられるファンに比べて、容易に取り外して清掃することができるということである。駆動モーターに装着されたヒート・スリンガーにより、制御パネル内で空気を循環させて、影響を受けやすい電気部品を冷却するために別個の電気冷却ファンを用意する必要が無くなる。ここでもまた、エンド・ユーザーは、保守費用の削減の恩恵を受けることができる。
【0038】
≪駆動端ユニットの詳細≫
図1及び図4は、溶接スチール・フレーム179と、リア・パネル180と、フロント・パネル181と、トップ・アクセス・パネル182とを備えた駆動端ユニット140を示す。駆動端ユニット140には、メイン送風モーター150と、バーナー・アセンブリ148と、コンベア速度コントローラ192及び194をそれぞれ有するコンベア・モーター142及び144と、焼成室温度制御部191とが含まれる。駆動端ユニット140の底面は、空気が本区画内に入ってこられるよう大部分が開放されており、リア・パネル180のルーバー147によって空気が円滑に循環することができる。メイン送風モーター150が動作しているとき、ヒート・スリンガー200により本区画内全体にわたって空気の流れが生じる。
【0039】
燃焼エアー・モーター149は、バーナー148に強制空気を供給し、強制空気は、バーナー148でガスと混合されて燃焼される。また、燃焼エアー・モーター149は、燃焼効率を制御する空気/ガス混合比を制御する手動手段を有する。燃焼空気は、ファン・ボックス80の長手方向に走るバーナー・チューブ100の下手に向けて押し出され、焼成室からの使用済み空気を再加熱する。
【0040】
コンベア・モーター144及び142は、回転エネルギーをコンベア・アセンブリ50及び60(図1、図4)に供給する。メス歯連結部72が駆動モーター144及び142に取り付けられていて、コンベア・アセンブリの着脱が容易に行える。各コンベア・モーター144及び142は、他の制御部とは独立にオン/オフすることができる別々の速度制御部194及び192を有する。各コンベア・モーター144及び142は、時計回り又は反時計回りのいずれにも回転させることができる。
【0041】
≪他の実施形態≫
図9は、本発明のデュアル・コンベア・オーブンを2台積み重ねたものを示しており、図10は、本発明のシングル・コンベア・オーブンを2台積み重ねたものを示している。
図11、図12、図13及び図14は、本発明による別の実施形態を示している。これらの実施形態は、同じ新規なエアーフロー方式、駆動端構成及びバーナー手段構成を特徴としているが、シングル及びデュアル遠心ファン並びにシングル及びデュアル・コンベア構成の異なる組み合わせを使用している。
図15は、軸流ファン82を熱風送出手段として利用できることを示している。
最後に、好ましい実施形態はガス・バーナー手段を用いているが、電気式発熱体を使って熱を発生させて、同じ伝熱結果を得ることもできる。
【0042】
≪動作≫
動作時、食品(例えば、ピザ、食パン、スティックパン、キャセロール料理等)が、回転している本発明のコンベアに置かれ、当該装置を通って処理される。バーナーとコンベア速度の制御部を使って、オペレーターは、加熱温度を約250°F〜約600°Fの間に、調理時間を約2分〜約20分の間に設定できる。
【0043】
この好ましい実施形態の汎用性を認識している当業者であれば、上述したものに限定されない多数の修正例及び変形例を思い描けるであろう。従って、これらの修正例及び変形例並びにその同等物は、添付の特許請求の範囲に規定された本発明の精神及び範囲に含まれることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のオーブンの正面斜視図であり、分かり易くするため一部を切り欠いてある。
【図2】 図3の線2−2に沿った断面図である。
【図3】 図5の線3−3に沿った正面断面図である。
【図4】 オーブンの後ろから見た立面図である。
【図5】 図3の線5−5に沿った上から見た断面図である。
【図6】 図3の線6−6に沿った側面断面図である。
【図7】 図4の線7−7に沿った側面断面図である。
【図8】 図4の線8−8に沿った側面断面図である。
【図9】 デュアル・コンベア・オーブンを積み重ねたものの正面立面図である。
【図10】 シングル・コンベア・オーブンを積み重ねたものを示す別の実施形態の正面立面図である。
【図11】 単一の遠心ファンだけを使用する別の実施形態の上から見た断面図である。
【図12】 単一の遠心ファンと2段のコンベアを使用する別の実施形態の斜視図である。
【図13】 2個の遠心ファンと1段のコンベアを使用する別の実施形態の斜視図である。
【図14】 単一の遠心ファンと1段のコンベアを使用する別の実施形態の斜視図である。
【図15】 軸流ファンを使用する実施形態の図3の線2−2に沿った断面図である。

Claims (11)

  1. (a)前面、後面、右面及び左面を有し、右面及び左面を通る少なくとも1つの連続開口部を有する焼成室、
    (b)積み重ねられた位置関係で配置され、前記少なくとも1つの開口部内を通って伸び、付随する進行方向を有する少なくとも第一及び第二のコンベア、
    (c)ファン・ボックスと、前記第一のコンベアの上に配置された第一のマニホールド部と、前記第一及び第二のコンベアの間に配置された第二のマニホールド部と、前記第二のコンベアの下に配置された第三のマニホールド部と、複数の空気回収経路と、前記ファン・ボックス内にその前壁に隣接して配置された少なくとも1つの遠心ファンとを備え、当該遠心ファンが吸引開口部と少なくとも1つの分配開口部を備え、かつ、前記第一及び第二のコンベアの進行方向と垂直な回転軸を有する、熱風送出機構、
    (d)前記ファン・ボックスの後壁と前記少なくとも1つのファンの前記吸引開口部との間に配置された、コンベアの進行方向と平行なバーナー・チューブ、及び
    (e)前記ファン・ボックスと流体的に連絡している複数の戻り空気ダクトを備え、
    前記ファンは、前記回収経路及び前記バーナー・チューブを介して、戻り空気を前記吸引開口部に吸い込み、前記少なくとも1つの分配開口部を介して、実質的に一様な圧力の熱気流を前記第一、第二及び第三のマニホールド部に供給し、前記第一、第二及び第三のマニホールド部は、抵抗を少なくして空気を流れやすくする楕円エアー・ガイドを備える、コンベア・オーブン。
  2. 第一、第二及び第三のマニホールド部のそれぞれは、少なくとも、間隔をおいて配置された第一及び第二のフィンガーを備え、前記複数の空気回収経路は中央に空気を戻すよう、前記第一、第二及び第三のマニホールド部の前記間隔をおいて配置された第一及び第二のフィンガーの間に配置される請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  3. フィンガーは、各コンベアに対して垂直に熱風を導く請求項2に記載のコンベア・オーブン。
  4. オーブンの前面に開口部を更に備え、焼成室の中間点で食品をコンベア上に載せることができる請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  5. 熱風送出機構は、1つの共通モーターで共用される別々のドライブ・シャフトを有する2つの遠心ファンを備える請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  6. 前記第二のマニホールド部は、熱風を前記第一のコンベアの底面の方へ導く複数の空気孔を有する上面プレートと、熱風を前記第二のコンベアの上面の方へ導く複数の空気孔を有する底面プレートと、熱風を前記上面及び下面プレートの方へ導く内部バッフルとを有する少なくとも1つのフィンガーを備える請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  7. 複数の空気回収経路は、第一、第二及び第三のマニホールド部のぞれぞれの外縁に沿って配置された別々のプレナムを備える請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  8. 複数の空気回収経路は、第一、第二及び第三のマニホールド部の外縁に関して中央に配置される少なくとも1つの空気回収経路を更に備える請求項7に記載のコンベア・オーブン。
  9. 吸引開口部は、前記焼成室とは逆の方を向いた遠心ファンのただ一つの吸引開口部である請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  10. バーナー・チューブは、前記吸引開口部に入る直前に戻り空気を加熱するようファン・ボックス内に配置される請求項1に記載のコンベア・オーブン。
  11. 遠心ファンは、後方傾斜ファン羽根を更に備える請求項1に記載のコンベア・オーブン。
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