JP4994296B2 - コンバインの刈取部昇降用油圧回路 - Google Patents

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本発明は、コンバインの刈取部を昇降させるための油圧回路に関するものである。
従来、コンバインは、一般に、機体前部に昇降自在の刈取部を装備している。刈取部は、たとえば、刈取高さを設定する際には低速で昇降させ、作業終了後又は作業開始前には高速で昇降させたいという要望がある。そのため、刈取部を昇降させる油圧シリンダーを変速可能とする油圧回路が提案されている(例えば、特許文献1等)。
この油圧回路は、刈取部を下降させる際には、並列に接続した流量の異なる電磁式開閉弁を選択操作して油圧シリンダーから排出される圧力油の流量を制御する一方、刈取部を上昇させる際には、高速上昇時はポンプからの圧力油の全流量を油圧シリンダーに供給し、低速上昇時は、前記電磁式開閉弁の少なくとも一方から圧力油の一部を逃すブリードオフ回路に切り換えて、油圧シリンダーに供給する圧力油の流量を制御している。
特開平6−113603号公報
しかしながら、上記従来の油圧回路は、刈取部の低速上昇させるためにいわゆるブリードオフ回路によって油圧シリンダーを制御しているため、刈取部にかかる負荷が大きくなると、それに応じて圧力油の圧力が上昇し、逃げ流量が増加する結果、上昇流量が大幅に下落し、上昇速度が大幅に低下する。
また、上記従来の油圧回路では、低速上昇時に油圧シリンダーからドレンされる圧力油は、流量を制限する電磁式開閉弁を通過する際の摩擦により温度が上昇する。圧力油の粘度は温度が上昇するほど低くなるため、温度が上昇するほど圧力油の粘性抵抗が減少し、圧力油が電磁開閉弁を通過しやすくなる。一方、刈取部に負荷がかかると圧力油の圧力も上昇するため、温度上昇した状態で刈取部に負荷がかかると、負荷が増すほど、電磁式開閉弁の油路を通過しやすくなり、その結果、刈取部に負荷がかかるほど、圧力油の逃げ流量が増して油圧シリンダーに供給される流量が減るため、刈取部の上昇速度が遅くなり、刈取部にかかる負荷による上昇速度のバラツキが大きい。
また、アイドリング時等でエンジンが低速回転のとき、刈取部を低速上昇させようとしても、ブリードオフ回路では、油圧ポンプからの吐出流量が少ないため、逃げ流量を上回る流量が確保できず、低速上昇させることができない。
さらに、流量の異なる2つの電磁開閉弁を選択して、刈取部の昇降速度を変更する構成であり、低速上昇用と低速下降用の絞りを共通で用いるため、コンバイン本機へのマッチングが困難な場合がある。
そこで、本発明は、刈取部の昇降速度を変速可能な油圧回路であって、低速上昇時の上昇速度において刈取部にかかる負荷によって生じる変動を抑制することができ、エンジンの低速回転時にも刈取部の低速上昇が可能であり、しかも、低速昇降に関してコンバイン本機へのマッチングが容易な、油圧回路を提供することを主たる目的とする。
本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路は、コンバインの刈取部を昇降させる油圧シリンダーを、オイルタンクから油圧ポンプを介して送られる圧力油によって駆動するための油圧回路であって、前記油圧ポンプから前記油圧シリンダーに圧力油を供給するための供給油路と、前記供給油路に接続され、流路断面積の異なるドレン流量制限用絞りを通る複数の油路を切り換え選択可能なドレン油路と、前記供給油路に接続され、該供給油路の油圧を所定圧力に制御するための圧力制御弁と、を有し、前記供給油路は、開閉可能な切換弁と、該切換弁と並列に接続された供給油量制限用絞りとを有することを特徴とする。
本発明の一形態においては、前記供給油路は、前記切換弁の二次側の油路に設けられたパイロットチェック弁と、該パイロットチェック弁の二次側の油路に設けられ絞りを内蔵するスローリターン弁とを更に有し、前記切換弁が、前記油圧ポンプからの圧力油を前記油圧シリンダー側へ供給可能な位置と、前記油圧ポンプからの圧力油を前記オイルタンクへドレン可能な位置と、前記油圧ポンプからの圧力油を前記パイロットチェック弁にパイロット圧を供給し且つ該パイロットチェック弁を逆流する圧力油を前記オイルタンクにドレン可能な位置とに切換可能な3位置切換弁であり、前記ドレン油路は、前記供給油路の前記パイロットチェック弁二次側油路と前記オイルタンクとを前記スローリターン弁内蔵の絞りより流路断面積の小さい絞り及び開閉可能な2位置切換弁を介して接続する油路を有し、前記3位置切換弁及び2位置切換弁の切換操作によって、前記異なる流路断面積の絞りを通る油路を切り換え選択可能となっている。
本発明によれば、低速上昇時には、供給油路に設けた切換弁を切り換えることで、油圧シリンダーに供給される圧力油を供給油量制限用絞りによって制御されるメータイン回路に切り換えることができるので、圧力油の逃げ流量による刈取部の上昇速度変動が抑制されるとともに、エンジンの低速回転時でも低速上昇が可能となる。また、供給油量制限用絞りをドレン流量制限用絞りと別にしたので、コンバイン本機へのマッチングが容易となる。
本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の実施形態について、以下に図1〜3、5,6を参照して説明する。なお、全図及び全実施例を通じて、同様の構成部分には同符号を付した。
先ず、コンバインの概略構成について説明すると、一般的なコンバインは、図1に示すように、前部に刈取部1を備えており、刈取部1は、油圧シリンダー2の駆動によって上下昇降する。油圧シリンダー2は、単動式の油圧シリンダーが採用され得る。
図2は、本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の第1実施形態を示す油圧回路図である。
油圧回路は、基本的に、オイルタンク3から油圧ポンプ4によって油圧シリンダー2のピストン室2aに圧力油を供給し、ピストン2bを移動させて、ピストンロッド2cに連結している刈取部1(図1参照。以下同じ。)を上昇させる一方、ピストン室2aの圧力油をオイルタンク3にドレンすることにより、ピストン2bを元の位置に戻し、刈取部1を下降させる。
油圧ポンプ4と油圧シリンダー2との間には、油圧ポンプ4から順に、油路5a、第1の電磁式切換弁6、油路5b、第2の電磁式切換弁7、油路5c、油路5b及び油路5cに接続されたバイパス油路8に介在され第2の電磁式切換弁7と並列接続された第1の絞り9、パイロットチェック弁11、油路5d、スローリターン弁12、油路5eが接続されている。スローリターン弁12は、チェック弁12aと第2の絞り12bが内蔵されている。
なお、「絞り」の語は、流れの断面積を減少し、油路又は流体通路内に抵抗をもたせる機構のことであり、固定絞り、可変絞り、絞り弁、絞り切換弁などを含む。
第1の電磁式切換弁6は、図示例では、一対のソレノイド6a、6b及びバネ6c、6dを備える、オープンセンターの3位置切換弁である。第1の電磁式切換弁6は、非励磁状態では、バネ6c、6dの釣り合いによって、図2に示す中立位置にある。中立位置では、油圧ポンプ4から油路5aに圧送される圧力油は、油路13、14を通じてオイルタンク3へドレンされる。一方のソレノイド6aを励磁すると、油路5a、5bが開通して圧力油を油圧シリンダー2へ供給可能となり、他方のソレノイド6bを励磁すると、油圧ポンプ4から油路5aに圧送される圧力油は、油路15を通じてコンバインに搭載されているグレンタンク昇降機やオーガー昇降部等の他の作業装備を駆動する油圧アクチュエータ(図示せず。)に供給される。
第2の電磁式切換弁7は、図示例では、一対のソレノイド7a、7bと、一対のバネ7c、7dとを備える、ポンプクローズドセンターの3位置切換弁である。第2の電磁式切換弁7は、ソレノイド7a、7bが非励磁の時は、バネ7c、7dによって油路5b、5c間のポートを閉じる中立位置(図2に示された位置)に付勢されている。一方のソレノイド7aを励磁することにより、第2の電磁式切換弁7は、前記中立位置から、油路5b、5c間のポートを開通させる位置に切り換えられる。他方のソレノイド7bを励磁した場合については後述する。
油圧ポンプ4と第1の電磁式切換弁6との間の油路5aに圧力制御弁としてのリリーフ弁16が接続されている。リリーフ弁16は、油圧ポンプ4から油路5aに圧送される圧力油が設定圧を超えたときに、圧力油の一部を油路17、14を通じてオイルタンク3へドレンし、油圧シリンダー2に供給されるべき圧力油の圧力を一定に保つ。
パイロットチェック弁11の2次側ポート(油圧シリンダー2の側)に接続された油路5dに、オイルタンク3に接続された油路14が接続されている。油路14には、第3の絞り18と、第3の絞り18からオイルタンク3へドレンされる圧力油の流通を開閉するための第3の電磁式切換弁19と、が介在されている。第3の絞り18は、スローリターン弁12に内蔵されている第2の絞り12bより小さい流路断面積を有している。第3の電磁式切換弁19は、2位置切換弁であり、非励磁時にはバネ19aによって油路14を閉じるチェック弁の位置に付勢されており、ソレノイド19bを励磁することによって油路14を開く位置に切り換えられる。
パイロットチェック弁11は、第1の電磁式切換弁6のソレノイド6a及び第2の電磁式切換弁7のソレノイド7bが励磁されて油路5bからの圧力油がパイロット油路11aを通じてパイロット圧として供給されると、内蔵するチェック弁を押し開いて、圧力油の逆流を許容する。パイロットチェック弁11を逆流した圧力油は、油路20,14を通じてオイルタンク3にドレンされる。
なお、上記油圧回路は、油圧回路ブロックユニット21に内蔵されている。
上記構成を有する第1実施形態の油圧回路において、刈取部1を高速上昇させる場合は、第1の電磁式切換弁6のソレノイド6aを励磁させて油路5a、5b間を開通させるとともに、第2の電磁式切換弁7のソレノイド7aを励磁させて、油路5b、5c間のポートを開通させる。その結果、油圧ポンプ4から、油路5a、第1の電磁式切換弁6、油路5b、第2の電磁式切換弁7、油路5c、パイロットチェック弁11、油路5d、スローリターン弁12、及び油路5eを通じて油圧シリンダー2に圧力油を供給する供給油路が形成される。なお、このとき、圧力油は、バイパス油路8も通過するが、第1の絞り9によって流量が制限されているため、パイパス油路8を通過する圧力油の流量は、第2の電磁式切換弁7を通過する圧力油の流量より少なく、圧力油の流量は第2の電磁式切換弁7を通る流量によって決まる。
次に、刈取部1を低速上昇させる場合は、第1の電磁式切換弁6のソレノイド6aを励磁して油路5a、5b間のポートを開通させておいて、第2の電磁式切換弁7を非励磁状態として中立位置とし、油路5b、5c間を閉じる。その結果、油圧ポンプ4から、油路5a、第1の電磁式切換弁6、油路5b、バイパス油路8および第1の絞り9、パイロットチェック弁11、油路5c、スローリターン弁12、油路5eを通じて油圧シリンダー2に圧力油を供給する供給油路が形成される。この場合、リリーフ弁16からドレンされる量を除き、油圧ポンプ4からの圧力油の全流量がバイパス油路8を介して第1の絞り9を通るので、油圧シリンダー2に供給される圧力油の流量が第1の絞り9によって制限され、上記高速上昇の場合より刈取部1の上昇速度が低下する。すなわち、第1の絞り9は、給油流量制限絞りとなる。
刈取部1を高速下降させる場合は、第1の電磁式切換弁6のソレノイド6aを励磁して油路5a、5b間を開通させる位置に切り換えておいて、第2の電磁式切換弁7のソレノイド7bを励磁させて、油路5bとパイロット油路11aと連通させ、且つ、油路5cと油路20とを連通させてオイルタンク3にドレンする位置に切り換える。その結果、パイロット油路11aに供給された圧力油が、油路20を通じてパイロット圧として作用し、パイロットチェック弁11内のチェック弁を開通させ、逆流を許容する。このようにして、油圧シリンダー2のピストン室2a内の圧力油が、油路5e、スローリターン弁12の第2の絞り12b、油路5d、パイロットチェック弁11、油路5cを逆流し、第2の電磁式切換弁7から油路20,14を通じてオイルタンク3にドレンされる、ドレン油路が形成される。オイルタンク3にドレンされる圧力油は、第2の絞り12bによってドレン流量が制限される。すなわち、この場合、第2の絞り12bが、ドレン流量制限用絞りとなる。
刈取部1を低速下降させる場合は、第3の電磁式切換弁19のソレノイド19bを励磁させ、油路14を開通させる。その結果、油圧シリンダー2のピストン室2a内に蓄積された圧力油が、油路5e、スローリターン弁12の第2の絞り12b、油路14に介在された第3の絞り18を通じて、オイルタンク3にドレンされる、ドレン油路が形成される。第3の絞り18は、第2の絞り12bより流路断面積が小さいから、油路14を流れる流量は、第3の絞り18によって決定される。すなわち、この場合は、第3の絞り18が、実質的なドレン流量制限用絞りとなる。なお、第1の電磁式切換弁6は中立位置にあり、このとき、油圧ポンプ4からの圧力油は、油路13、14を通じてオイルタンク3にドレンされる。
上記のように、刈取部1を低速上昇させる際には、第1の絞り9によって圧力油の流量を制限することで、油圧シリンダー2のピストン移動速度を低下させている。従って、刈取部1の低速上昇時は、従来のブリードオフ回路とは異なり、メーターイン回路に切り換えて油圧シリンダー2を駆動することができるので、逃げ流量による変動が抑制され得る。なお、第1の絞り9によって圧力油の流量が制限されても、第1の絞り9の一次側圧力はリリーフ弁16によって圧力調整されているため、第1の絞り9を通過する圧力油の流量の変動は防がれる。
油圧ポンプ4は、図示しないエンジンによって駆動しているため、例えばアイドリング時や湿田走行時等でエンジンが低速回転になると、油圧ポンプの吐出流量が低下する。エンジンが低速回転のとき、刈取部を低速上昇させようとしても、ブリードオフ回路では、油圧ポンプからの吐出流量が少ないため、逃げ流量を上回る流量が確保できず、低速上昇させることができないが、本発明では、エンジンが低速回転である場合、リリーフ弁16から圧力油の一部がドレンされても、圧力油のリリーフ圧は確保されているため、低速上昇が可能である。
また、供給油量制限用の第1の絞り9を、ドレン流量制限用の第2、第3の絞り12b、18と別にしたので、コンバイン本機へのマッチングが容易となる。
図3は、本発明の油圧回路の流量特性を概略的に示すグラフである。図4は、比較参照例としてのグラフであり、上記特許文献1の回路とは別のブリードオフ回路によって上昇速度を制御する油圧回路の流量特性を概略的に示すグラフである。これらのグラフは、刈取部の高速上昇と低速上昇の、油温及び負荷に対する流量特性を測定した結果を示している。また、これらのグラフは、供給油圧回路ブロックユニット21のポート21a(刈取ポートと称する。)に対して設定した負荷の圧力を横軸にとり、刈取部を上昇させるために刈取ポートから排出される流量(上昇流量と称する)を縦軸にとっている。
図4から分かるように、ブリードオフ回路を利用する油圧回路では、刈取部の負荷設定圧が増加するに従い、逃げ流量が増加するため、単動式油圧シリンダーに供給される圧力油の流量が大幅に減少している。一方、図3から分かるように、本発明の油圧回路では、負荷が増加しても、図4に示された比較参照例に比べて圧力油の流量の減少幅は小さくなっている。また、図3、4から分かるように、圧力油の温度差による流量の変化についても、図3に示された本発明の油圧回路は、図4に示された比較参照例に比べて小さくなっており、油温変化による刈取部上昇速度の変動が抑制され得ることが分かる。
次に、本発明に係る刈取部昇降用油圧回路の第2実施形態について、図5を参照しつつ説明する。
油圧回路は、基本的に、オイルタンク3から油圧ポンプ4によって油圧シリンダー2のピストン室2aに圧力油を供給し、ピストン2bを移動させて刈取部1(図1参照。以下同じ。)を上昇させる一方、ピストン室2aの圧力油をオイルタンク3にドレンすることにより、ピストン2bを元の位置に戻し、刈取部1を下降させる。
油圧ポンプ4と油圧シリンダー2との間には、油圧ポンプ4から順に、油路5a、第1の電磁式切換弁6、油路5b、第4の電磁式切換弁25、油路5c、油路5b及び油路5cに並列接続されたバイパス油路8、チェック弁26、油路5dが介在されている。バイパス油路8には、第1の絞り9が介在されている。すなわち、第1の絞り9は、第4の電磁式切換弁25に並列接続されている。
第1の電磁式切換弁6は、図示例では、一対のソレノイド6a、6b及びバネ6c、6dを備える3位置切換弁である。第1の電磁式切換弁6は、非励磁状態では、バネ6c、6dの釣り合いによって、中立位置にある。中立位置では、油圧ポンプ4から圧送される圧力油は、油路13、14bを通じてオイルタンク3へドレンされる。一方のソレノイド6aを励磁すると、油路5a、5b間が開通し、他方のソレノイド6bを励磁すると、油圧ポンプ4から圧送される圧力油が油路15を通じて他の作業装備(不図示)を駆動する油圧アクチュエータ(図示せず。)に供給される。
第4の電磁式切換弁25は、ソレノイド25aと、バネ25bとを備える2位置切換弁である。第4の電磁式切換弁25は、ソレノイド25aが非励磁の時はバネ25bによって油路5b、5c間のポートを閉じる位置に付勢されており、ソレノイド25aを励磁することにより、前記閉鎖位置から、油路5b、5c間のポートを開通させる位置に切り換えることができる。
油圧ポンプ4と第1の電磁式切換弁6との間の油路5aにリリーフ弁16が接続されている。リリーフ弁16は、油圧ポンプ4から油路5aに圧送される圧力油が設定圧を超えたときに、圧力油の一部を油路17、14bを通じてオイルタンク3へドレンし、油圧シリンダー2に供給されるべき圧力油の圧力を一定に保つ。
チェック弁26の二次側に接続された油路5dに、オイルタンク3に導かれる油路14a、14bが接続されている。油路14aには、第2の絞り12bと、油路14aを開閉するための第5の電磁式切換弁28とが介在されている。油路14bには、第3の絞り18と、油路14bを開閉するための第6の電磁式切換弁29とが介在されている。第3の絞り18は、第2の絞り12bより小さい流路断面積を有する。
なお、上記油圧回路は、油圧回路ブロックユニット21aに内蔵されている。
上記構成を有する第2実施形態の油圧回路において、刈取部1を高速上昇させる場合は、第1の電磁式切換弁6のソレノイド6aを励磁して油路5a、5bを開通させるとともに、第4の電磁式切換弁25のソレノイド25aを励磁して油路5b、5cのポートを開通させる。その結果、油圧ポンプ4から、油路5a、第1の電磁式切換弁6、油路5b、第4の電磁式切換弁25、油路5c、チェック弁26、油路5dを通じて、油圧シリンダー2に圧力油を供給する供給油路が形成される。なお、このとき、圧力油は、バイパス油路8も通過するが、第1の絞り9によって流量が制限されているため、パイパス油路8を通過する圧力油の流量は、第4の電磁式切換弁25を通過する圧力油の流量より少ない。
次に、刈取部1を低速上昇させる場合は、第1の電磁式切換弁6のソレノイド6aを励磁して油路5、5b間を開通させておいて、第4の電磁式切換弁25を非励磁状態として、油路5b、5c間のポートを閉じておく。その結果、油圧ポンプ4から、油路5a、第1の電磁式切換弁6、油路5b、バイパス油路8及び第1の絞り9、油路5c、チェック弁26、油路5dを通じて、油圧シリンダー2に圧力油を供給する供給油路が形成される。この場合、リリーフ弁16によってドレンされる一部の油量を除き、油圧ポンプ4からの圧力油の全流量が、バイパス油路8を介し、第1の絞り9を通るので、油圧シリンダー2に供給される圧力油の流量が第1の絞り9によって制限され、刈取部1の上昇速度が低下する。すなわち、第1の絞り9は、給油流量制限絞りである。
刈取部1を高速下降させる場合は、第5の電磁式切換弁28のソレノイド28aを励磁させ、油路14aを開通させる。油路14aには、第2の絞り12bが介在されており、油圧シリンダー2に蓄積されている圧力油は、第2の絞り12bを通る油路14aを介してオイルタンク3にドレンされる。すなわち、この場合は、第2の絞り12bを通る油路14aがドレン油路であり、第2の絞り12bがドレン流量制御用絞りである。
刈取部1を低速下降させる場合は、第5の電磁式切換弁28を非励磁状態としておいて、第6の電磁式切換弁29のソレノイド29aを励磁させ、油路14bを開通させる。油路14bには、第3の絞り18が介在されており、油圧シリンダー2に蓄積された圧力油は、第3の絞り18を通る油路14bを介してオイルタンク3にドレンされる。すなわち、この場合は、第3の絞り18を通る油路14bがドレン油路となり、第3の絞り18がドレン流量制御用絞りとなる。
刈取部1の下降速度を変速する他の切換方法として、刈取部1を高速下降させる場合は、第5の電磁式切換弁28と第6の電磁式切換弁29の双方を励磁させ、油路14a、14bからオイルタンク3にドレンし、刈取部1を低速下降させる場合は、第5の電磁式切換弁28または第6の電磁式切換弁29を励磁して、油路14a、14bのいずれか一方の油路からオイルタンク3へドレンすることもできる。
上記第2実施形態の油圧回路は、上記第1実施形態の油圧回路と同様に、刈取部1を低速上昇時は、第1の絞り9によって圧力油の流量を制御するメーターイン回路によって、油圧シリンダー2を制御することができるので、低速上昇速度の変動が抑制され得る。また、低速上昇時において、油温変化による刈取部上昇速度の変動も抑制され得る。さらに、コンバイン本機へのマッチングも容易であり、エンジン低速回転時における刈取部の低速上昇も可能である。
また、上記第2実施形態の油圧回路は、上記第1実施形態に比較して部品点数が増えるが、上記第1実施形態と異なり、刈取部1の高速下降時にパイロット作動油圧を必要としない。そのため、刈取部1の下降時において、油圧ポンプ4からの圧力油を低圧に保つことができる。その結果、上記第1実施形態では刈取部1の下降時において高速下降と低底下降とを切り換える際に圧力油が高圧と低圧とに切り替わるが、第2実施形態は、圧力油の圧力切り換えが無いため、圧力油が通るホース等の衝撃の緩和、圧力油温度上昇の抑制、リリーフ弁16のリリーフ作動回数低減による耐久性向上等の利点を有する。
次に、本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の第3実施形態の油圧回路について説明する。
油圧回路は、基本的に、オイルタンク3から油圧ポンプ4によって油圧シリンダー2のピストン室2aに圧力油を供給し、ピストン2bを移動させて刈取部1(図1参照。以下同じ。)を上昇させる一方、ピストン室2aの圧力油をオイルタンク3にドレンすることにより、ピストン2bを元の位置に戻し、刈取部1を下降させる。
油圧ポンプ4と油圧シリンダー2との間には、油圧ポンプ4から順に、油路5a、油路5b、第7の電磁式切換弁30、油路5c、パイロットチェック弁31、油路5d、スローリターン弁32、油路5f、5gを通じて油圧シリンダー2に圧力油を供給する油路に、油路8a、第8の電磁式切換弁35、油路8b、パイロットチェック弁36、油路8c、スローリターン弁37、第1の絞り9を通じて油圧シリンダー2に圧力油を供給する油路が並列接続されている。第1の絞り9をバイパスする油路8dが設けられ、この油路8dに供給側への流れを阻止するチェック弁38が介在されている。第3の絞り18は、第2の絞り12bより小さい流路断面積を有する。
また、油路5aには、第9の電磁式切換弁40が接続されている。第9の電磁式切換弁40は、ソレノイド40a及びバネ40bを備える2位置切換弁である。第9の電磁式切換弁40は、非励磁時は、油路5a内の圧力油を油路5m、5n、14を通じてオイルタンク3にドレンし、励磁時には油路5m、5n間流路を閉じる。第9の電磁式切換弁40は、油圧ポンプ4からの圧力油の供給とドレンとを切り換える働きをする。
第7の電磁式切換弁30は、図示例では、一対のソレノイド30a、30b及びバネ30c、30dを備える3位置切換弁である。第7の電磁式切換弁30は、非励磁状態では、バネ30c、30dの釣り合いによって、中立位置にある。中立位置では、油路5b、5c間のポートは閉じられ、油圧ポンプ3から圧送される圧力油は、油路5a、5m、第9の電磁式切換弁40、油路5n、油路14を通じてオイルタンク3へドレンされる。一方のソレノイド30aを励磁すると、油路5b、5c間のポートが開通して圧力油を油圧シリンダー2へ供給可能となる。他方のソレノイド30bを励磁すると、油圧ポンプ4から圧送される圧力油がパイロット油路31aに供給され、パイロットチェック弁31を開き、油路5d、5c間の逆流を許容するとともに、油路5c、14c間を連通させ、油路14を通じてドレン可能にする。
第8の電磁式切換弁35も、図示例では、一対のソレノイド35a、35b及びバネ35c、35dを備える3位置切換弁であり、第7の電磁式切換弁30と同一構造を有している。第8の電磁式切換弁35は、非励磁状態では、バネ35c、35dの釣り合いによって、中立位置にある。中立位置では、油路8a、8b間のポートは閉じられ、油圧ポンプ4から圧送される圧力油は、油路5a、油路5m、第9の電磁式切換弁40、油路5n、油路14を通じてオイルタンク3へドレンされる。一方のソレノイド35aを励磁すると、油路8a、8b間が開通して圧力油を油圧シリンダー2へ供給可能となる。他方のソレノイド35bを励磁すると、油圧ポンプ4から圧送される圧力油がパイロット油路36aに供給され、パイロットチェック弁36を開き、油路8c、8b間の逆流を許容するとともに、油路8b、14間を開通させて、油路14を通じてドレン可能にする。
油圧ポンプ4と第7の電磁式切換弁30との間の油路5aにリリーフ弁16が接続されている。リリーフ弁16は、油圧ポンプ4から油路5aに圧送される圧力油が設定圧を超えたときに、圧力油の一部を油路17、14を通じてオイルタンク3へドレンし、油圧シリンダー2に供給されるべき圧力油の圧力を一定に保つ。
なお、上記油圧回路は、油圧回路ブロックユニット21bに内蔵されている。
上記構成を有する第3実施形態の油圧回路において、刈取部1を高速上昇させる場合は、第9の電磁式切換弁40を励磁させて油路5m、5n間を閉じておき、第7の電磁式切換弁30のソレノイド30aを励磁して油路5b、5c間を開通させる。第8の電磁式切換弁35は、非励磁状態としておいて、油路8a、8b間は閉じておく。その結果、油圧ポンプ4から、油路5a、5b、第7の電磁式切換弁30、油路5c、パイロットチェック弁31、油路5d、スローリターン弁32、油路5f、5gを通じて、油圧シリンダー2に圧力油を供給する供給油路が形成される。
次に、刈取部1を低速上昇させる場合は、第9の電磁式切換弁40を励磁させて油路5m、5n間を閉じておき、第8の電磁式切換弁35のソレノイド35aを励磁して油路8a、8b間を開通させる。第7の電磁式切換弁30は、非励磁状態としておいて、油路5b、5c間を閉じておく。その結果、油圧ポンプ4から、油路5a、8a、第8の電磁式切換弁35、油路8b、パイロットチェック弁36、油路8c、スローリターン弁37、第1の絞り9、油路5f、5gを通じて、油圧シリンダー2に圧力油を供給する供給油路が形成される。この場合、リリーフ弁16からドレンされる一部の圧力油を除き、油圧ポンプ4からの圧力油の全流量が、第1の絞り9を通るので、油圧シリンダー2に供給される圧力油の流量が第1の絞り9によって制限され、刈取部1の上昇速度が低下する。すなわち、第1の絞り9は、給油流量制限絞りである。
刈取部1を高速下降させる場合は、第9の電磁式切換弁40を励磁させて油路5m、5n間を閉じておき、第8の電磁式切換弁35のソレノイド35bを励磁させ、パイロット油路36aに圧力油を供給し、パイロットチェック弁36を開いて油路8c、8b間の逆流を許容する。スローリターン弁37には、第2の絞り12bが介在されており、油圧シリンダー2に蓄積されている圧力油は、チェック弁38、第2の絞り12b、パイロットチェック弁36、油路8b、第8の電磁式切換弁35、油路14を介してオイルタンク3にドレンされる。すなわち、この場合は、第2の絞り12bを通る油路がドレン油路であり、第2の絞り12bがドレン流量制御用絞りである。
刈取部1を低速下降させる場合は、第9の電磁式切換弁40を励磁させて油路5m、5n間を閉じておき、第7の電磁式切換弁30のソレノイド30bを励磁させ、パイロット油路31aに圧力油を供給し、パイロットチェック弁31を開いて油路5d、5c間の逆流を許容する。パイロットチェック弁31の二次側の油路には、スローリターン弁31の第3の絞り18が介在されており、油圧シリンダー2に蓄積された圧力油は、油路5g、5f、第3の絞り18、油路5d、パイロットチェック弁31、油路5c、第7の電磁式切換弁30、油路14c、14を介してオイルタンク3にドレンされる。すなわち、この場合は、第3の絞り18を通る油路がドレン油路であり、第3の絞り18がドレン流量制御用絞りとなる。第3の絞り18は、第2の絞り12bより流路断面積が小さいから、第2の絞り12bを通ってドレンされる場合に比べ、流量が減少し、刈取部1の下降速度が遅くなる。
刈取部1の下降速度を変更する他の切換方法として、刈取部1を高速下降させる場合は、第9の電磁式切換弁40、第7の電磁式切換弁30のソレノイド30b、および、第8の電磁式切換弁35のソレノイド35bを励磁させて、第2の絞り12bを通る油路及び第3の絞り18を通る油路からオイルタンク3へドレンさせ、低速下降させる場合には、第9の電磁式切換弁40を励磁させて油路5m、5n間を閉じておいて、第7の電磁式切換弁30のソレノイド30bまたは第8の電磁式切換弁35のソレノイド35bを励磁させて、第2の絞り12bまたは第3の絞り18の何れか一方を通る油路からオイルタンク3へドレンさせることにより、刈取部1の下降速度を変更することができる。
上記第3実施形態の油圧回路も、上記第1、第2の実施形態と同様、刈取部1を低速上昇時は、第1の絞り9によって圧力油の流量を制御するメーターイン回路によって、油圧シリンダー2を制御することができるので、低速上昇速度の変動が抑制され得る。また、低速上昇時において、油温変化による刈取部上昇速度の変動も抑制され得る。さらに、コンバイン本機へのマッチングも容易であり、エンジン低速回転時における刈取部の低速上昇も可能である。
また、上記第3実施形態では、第1実施形態に比べて部品点数が増えるが、第7の電磁式切換弁30と第8の電磁式切換弁35とを同一構造とすることができるため、部品の共通化が可能になる。
なお、上記実施形態は、本発明に適した実施形態を例示しただけであり、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
一般的なコンバインの要部を示す側面図である。 本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の第1実施形態を示す油圧回路図である。 本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の流量特性を示すグラフである。 従来のコンバインの刈取部昇降用油圧回路の流量特性を示すグラフである。 本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の第2実施形態を示す油圧回路図である。 本発明に係るコンバインの刈取部昇降用油圧回路の第3実施形態を示す油圧回路図である。
符号の説明
1 刈取部
2 油圧シリンダー
3 オイルタンク
4 油圧ポンプ
7 (3位置)切換弁
9 供給油量制限用絞り
12b ドレン流量制限用絞り
18 ドレン流量制限用絞り
19 2位置切換弁

Claims (2)

  1. コンバインの刈取部を昇降させる油圧シリンダーを、オイルタンクから油圧ポンプを介して送られる圧力油によって駆動するための油圧回路であって、
    前記油圧ポンプから前記油圧シリンダーに圧力油を供給するための供給油路と、
    前記供給油路に接続され、流路断面積の異なるドレン流量制限用絞りを通る複数の油路を切り換え選択可能なドレン油路と、
    前記供給油路に接続され、該供給油路の油圧を所定圧力に制御するための圧力制御弁と、を有し、
    前記供給油路は、開閉可能な切換弁と、該切換弁と並列に接続された供給油量制限用絞りとを有することを特徴とする、コンバインの刈取部昇降用油圧回路。
  2. 前記供給油路は、前記切換弁の二次側の油路に設けられたパイロットチェック弁と、該パイロットチェック弁の二次側の油路に設けられ絞りを内蔵するスローリターン弁とを更に有し、
    前記切換弁が、前記油圧ポンプからの圧力油を前記油圧シリンダー側へ供給可能な位置と、前記油圧ポンプからの圧力油を前記オイルタンクへドレン可能な位置と、前記油圧ポンプからの圧力油を前記パイロットチェック弁にパイロット圧を供給し且つ該パイロットチェック弁を逆流する圧力油を前記オイルタンクにドレン可能な位置とに切換可能な3位置切換弁であり、
    前記ドレン油路は、前記供給油路の前記パイロットチェック弁二次側油路と前記オイルタンクとを前記スローリターン弁内蔵の絞りより流路断面積の小さい絞り及び開閉可能な2位置切換弁を介して接続する油路を有し、前記3位置切換弁及び2位置切換弁の切換操作によって、前記異なる流路断面積の絞りを通る油路を切り換え選択可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のコンバインの刈取部昇降用油圧回路。
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