JP6564753B2 - 建設機械の油圧駆動装置 - Google Patents
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Description
まず、本実施例に係る油圧駆動装置の基本構成を説明する。
次に、本実施例に係る油圧駆動装置の特徴的構成を説明する。
まず、本実施例に係る油圧駆動装置の基本構成の動作を説明する。
全ての操作装置34a〜34hの操作レバーが中立位置にある場合、全ての流量制御弁26a〜26hは中立位置にあり、アクチュエータ5〜12に圧油は供給されない。また、流量制御弁26a〜26hが中立位置にあるときは、シャトル弁22a〜22gにより検出される最高負荷圧PLmaxはタンク圧となる。
任意の被駆動部材、例えばブーム用の操作装置34fの操作レバーを操作した場合は、ブーム用の流量制御弁26fが切り換わり、ブームシリンダ10に圧油が供給され、ブームシリンダ10が駆動される。
以上の動作はエンジン1が最高定格回転数にあるときのものである。エンジン1の回転数を低速に下げた場合は、エンジン回転数検出弁30の出力圧がそれに応じて低下するため、LS制御部35BのLS制御弁35bの目標差圧も同様に低下する。また、ロードセンシング制御の結果、圧力補償弁27a〜27hの目標補償差圧も同様に低下する。これによりエンジン回転数の低下に合わせてメインポンプ2の吐出流量と流量制御弁26a〜26hの要求流量が減少し、アクチュエータ5〜12の駆動速度が速くなりすぎることがなく、エンジン回転数を下げた場合の微操作性を向上することができる。
次に、本実施例に係る油圧駆動装置の特徴的構成の動作を説明する。
以上のように本実施例によれば、ロードセンシング制御を行う油圧駆動装置を備えた建設機械において、走行モータ5,6の負荷圧がフロントシリンダ10〜12の負荷圧に対して特に大きくなる複合操作でサチュレーションが生じた場合に、高負荷圧側の走行モータ5,6への必要な量の圧油を確保して走行モータ5,6の減速、停止を防止することにより、良好な複合操作性を得られると共に、車体がぬかるみにはまった場合に、フロントシリンダ10〜12への必要な量の圧油を確保してフロントシリンダ10〜12の出力低下を防ぐことにより、フロント作業機を操作して車体をぬかるみから速やかに脱出させることが可能となる。
Claims (3)
- 可変容量型の油圧ポンプと、
この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータと、
前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁と、
前記複数のアクチュエータに対応して設けられ、前記複数の流量制御弁を駆動するための操作パイロット圧を生成する複数の操作装置と、
前記複数の流量制御弁の前後差圧をそれぞれ制御する複数の圧力補償弁と、
前記油圧ポンプの最高吐出圧を制限するメインリリーフ弁と、
前記油圧ポンプの吐出圧が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧より目標差圧だけ高くなるよう前記油圧ポンプの容量をロードセンシング制御するポンプ制御装置とを備え、
前記複数の圧力補償弁は、開口面積減少方向のストロークエンドのときに全閉しないタイプの圧力補償弁であり、
前記複数のアクチュエータは、下部走行体を駆動する走行モータと、上部旋回体を駆動する旋回モータと、フロント作業機を駆動する複数のフロントシリンダとを含む建設機械の油圧駆動装置において、
前記油圧ポンプから吐出された圧油が供給される供給油路において前記複数のフロントシリンダの圧力補償弁の上流側に配置され、前記供給油路を開放する開位置と前記供給油路を絞る絞り位置とに切換可能な第1切換弁と、
前記走行モータの操作装置である走行操作装置が操作されていないときは前記第1切換弁を前記開位置に保持し、前記走行操作装置が操作されかつ前記油圧ポンプが前記メインリリーフ弁を作動させる高負荷運転状態にないときは前記第1切換弁を前記絞り位置に切り換え、前記走行操作装置が操作されかつ前記油圧ポンプが前記メインリリーフ弁を作動させる高負荷運転状態にあるときは前記第1切換弁を前記開位置に切り換える切換制御装置とを備え、
前記切換制御装置は、前記油圧ポンプが前記高負荷運転状態にあるかどうかを前記油圧ポンプの吐出圧と前記最高負荷圧との差圧、前記油圧ポンプの吐出圧、前記最高負荷圧のいずれかにより検出することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。 - 可変容量型の油圧ポンプと、
この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータと、
前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁と、
前記複数のアクチュエータに対応して設けられ、前記複数の流量制御弁を駆動するための操作パイロット圧を生成する複数の操作装置と、
前記複数の流量制御弁の前後差圧をそれぞれ制御する複数の圧力補償弁と、
前記油圧ポンプの最高吐出圧を制限するメインリリーフ弁と、
前記油圧ポンプの吐出圧が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧より目標差圧だけ高くなるよう前記油圧ポンプの容量をロードセンシング制御するポンプ制御装置とを備え、
前記複数の圧力補償弁は、開口面積減少方向のストロークエンドのときに全閉しないタイプの圧力補償弁であり、
前記複数のアクチュエータは、下部走行体を駆動する走行モータと、上部旋回体を駆動する旋回モータと、フロント作業機を駆動する複数のフロントシリンダとを含む建設機械の油圧駆動装置において、
前記油圧ポンプから吐出された圧油が供給される供給油路において前記複数のフロントシリンダの圧力補償弁の上流側に配置され、前記供給油路を開放する開位置と前記供給油路を絞る絞り位置とに切換可能な第1切換弁と、
前記走行モータの操作装置である走行操作装置が操作されていないときは前記第1切換弁を前記開位置に保持し、前記走行操作装置が操作されかつ前記油圧ポンプが前記メインリリーフ弁を作動させる高負荷運転状態にないときは前記第1切換弁を前記絞り位置に切り換え、前記走行操作装置が操作されかつ前記油圧ポンプが前記メインリリーフ弁を作動させる高負荷運転状態にあるときは前記第1切換弁を前記開位置に切り換える切換制御装置とを備え、
前記第1切換弁は油圧切換弁であり、
前記切換制御装置は、前記走行操作装置から出力される操作パイロット圧を前記第1切換弁に導く油路に配置され、開位置と閉位置とに切換可能な第2切換弁を有し、
前記第2切換弁は、前記油圧ポンプが前記高負荷運転状態にないときは前記開位置にあり、前記走行操作装置が操作されたときの操作パイロット圧を前記第1切換弁に導くことで前記第1切換弁を前記絞り位置に切り換え、前記油圧ポンプが前記高負荷運転状態にあるときは前記閉位置に切り換わり、前記走行操作装置が操作されたときの操作パイロット圧を前記第1切換弁に導かないことで前記第1切換弁を前記開位置に切り換えることを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。 - 可変容量型の油圧ポンプと、
この油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される複数のアクチュエータと、
前記油圧ポンプから前記複数のアクチュエータに供給される圧油の流量を制御する複数の流量制御弁と、
前記複数のアクチュエータに対応して設けられ、前記複数の流量制御弁を駆動するための操作パイロット圧を生成する複数の操作装置と、
前記複数の流量制御弁の前後差圧をそれぞれ制御する複数の圧力補償弁と、
前記油圧ポンプの最高吐出圧を制限するメインリリーフ弁と、
前記油圧ポンプの吐出圧が前記複数のアクチュエータの最高負荷圧より目標差圧だけ高くなるよう前記油圧ポンプの容量をロードセンシング制御するポンプ制御装置とを備え、
前記複数の圧力補償弁は、開口面積減少方向のストロークエンドのときに全閉しないタイプの圧力補償弁であり、
前記複数のアクチュエータは、下部走行体を駆動する走行モータと、上部旋回体を駆動する旋回モータと、フロント作業機を駆動する複数のフロントシリンダとを含む建設機械の油圧駆動装置において、
前記油圧ポンプから吐出された圧油が供給される供給油路において前記複数のフロントシリンダの圧力補償弁の上流側に配置され、前記供給油路を開放する開位置と前記供給油路を絞る絞り位置とに切換可能な第1切換弁と、
前記走行モータの操作装置である走行操作装置が操作されていないときは前記第1切換弁を前記開位置に保持し、前記走行操作装置が操作されかつ前記油圧ポンプが前記メインリリーフ弁を作動させる高負荷運転状態にないときは前記第1切換弁を前記絞り位置に切り換え、前記走行操作装置が操作されかつ前記油圧ポンプが前記メインリリーフ弁を作動させる高負荷運転状態にあるときは前記第1切換弁を前記開位置に切り換える切換制御装置とを備え、
前記第1切換弁は電磁切換弁であり、
前記切換制御装置は、前記走行操作装置が操作されているかどうかを検出する第1圧力センサと、前記油圧ポンプが前記高負荷運転状態にあるかどうかを検出する第2圧力センサと、前記第1圧力センサの検出値に基づいて前記走行操作装置が操作されていないと判定したときは前記第1切換弁を前記開位置に保持し、前記第1圧力センサの検出値に基づいて前記走行操作装置が操作されていると判定しかつ前記第2圧力センサの検出値に基づいて前記油圧ポンプが前記高負荷運転状態にないと判定したときは前記第1切換弁を前記絞り位置に切り換え、前記第1圧力センサの検出値に基づいて前記走行操作装置が操作されていると判定しかつ前記第2圧力センサの検出値に基づいて前記油圧ポンプが前記高負荷運転状態にあると判定したときは前記第1切換弁を前記開位置に切り換えるコントローラとを有することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
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JP2016190214A JP6564753B2 (ja) | 2016-09-28 | 2016-09-28 | 建設機械の油圧駆動装置 |
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JP2016190214A Active JP6564753B2 (ja) | 2016-09-28 | 2016-09-28 | 建設機械の油圧駆動装置 |
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