JP4994069B2 - 走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4994069B2 JP4994069B2 JP2007063048A JP2007063048A JP4994069B2 JP 4994069 B2 JP4994069 B2 JP 4994069B2 JP 2007063048 A JP2007063048 A JP 2007063048A JP 2007063048 A JP2007063048 A JP 2007063048A JP 4994069 B2 JP4994069 B2 JP 4994069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long lens
- scanning line
- lens unit
- tilt
- latent image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
Description
図13は、特許文献1に開示されている走査線調整装置と同様な構成を有する光走査調整装置を示す説明図である。
この走査線調整装置は、駆動モータ256、駆動モータ256の回転軸のネジ部に螺合されたアジャスタ258、長尺レンズ251とこれを保持するブラケット252とから構成された長尺レンズユニット(傾き変動部材)250などを備えている。アジャスタ258は、断面D形状をしており、駆動モータホルダ257のD形状のアジャスタ挿入口に挿入されている。アジャスタ258の頂部は、アジャスタ挿入口から突き出てブラケット252に当接する。駆動モータ256の回転軸が回転して、アジャスタ258が駆動モータの回転軸に対して昇降すると、長尺レンズユニット250のモータ側端部が矢印の方向に移動する。具体的には、アジャスタ258が上昇すると、長尺レンズユニット250のモータ側端部は第1板バネ261の付勢力に抗して上昇する。これにより、長尺レンズユニット250は、支持台266を支点にして図中右回りに回動し、その姿勢を変化させる。一方、アジャスタ258が下降すると、長尺レンズユニット250のモータ側端部は第1板バネ261の付勢力により下降する。これにより、長尺レンズユニット250は、支持台266を支点にして図中左回りに回動し、その姿勢を変化させる。この走査線調整装置においては、所定のタイミングで、光照射対象である感光体上に通常の画像形成動作時と同じ動作を行って、予め決められた傾き調整用パターンの潜像を形成する。そして、通常の画像形成動作時と同じ動作で傾き調整用パターン潜像を現像して傾き調整用パターンとし、その傾き調整用パターンをパターンセンサ(光学センサ)で検知する。この検知結果に基づき、傾き調整用パターンの傾きが適正な傾きとなるように、駆動モータ256の回転角を制御して長尺レンズユニット250の姿勢を変化させる。これにより、感光体上における走査線の傾きを適正なものに調整することができる。この構成によれば、自動的に走査線の傾きが調整されるので、走査線の傾き調整に要する作業負担を軽減することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の走査線調整装置において、前記付勢手段の付勢箇所を前記当接部材の当接位置と前記支点との間の中央の位置に配置したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、光源と、前記光源から照射された光を光照射対象に照射してこれを走査する走査手段と、前記光源から該光照射対象までの光路上に設けられるレンズと、前記傾き変動部材である前記レンズの姿勢を調整する調整装置とを備えた光走査装置において、前記調整装置として、請求項1または2の走査線調整装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、潜像担持体と、画像情報に応じた書込光を該潜像担持体表面に照射して走査することにより該潜像担持体表面に潜像を書き込む光書込手段と、前記光書込手段により前記潜像担持体表面上に形成された潜像を現像して可視像化する現像手段とを備え、前記潜像担持体表面上の可視像を最終的に記録材上に転移させて前記記録材上に画像を形成する画像形成装置において、前記光書込手段として、請求項3の光走査装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、前記潜像担持体を複数備え、各潜像担持体表面に形成された可視像を、互いに重なり合うように直接記録材上に転移させるか、互いに重なり合うように中間転写体上に一旦転移させて該中間転写体上の画像を記録材上に転移させることにより、最終的に記録材上に画像を形成することを特徴とするものである。
さらに、付勢手段の付勢箇所を前記当接部材の当接位置と前記支点との間に配置することで、付勢手段と当接部材と支点部との3点で傾き変動部材を保持することができる。これにより、当接部材と付勢手段との2点で傾き変動部材を保持するものに比べて、安定的に傾き変動部材を保持することができ、走査線調整装置の運搬時等の衝撃などによって、傾き変動部材の支点との当接位置が変動してしまうのを抑制することができる。
図1は、本実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。
このプリンタは、装置本体1と、この装置本体1から引き出し可能な給紙カセット2とを備えている。装置本体1の中央部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)、黒(K)の各色のトナー像(可視像)を形成するための作像ステーション3Y,3C,3M,3Kを備えている。以下、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、シアン、マゼンダ、黒用の部材であることを示す。
図1及び図2に示すように、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、図中矢印A方向に回転する潜像担持体としてのドラム状の感光体10Y,10C,10M,10Kを備えている。感光体10Y,10C,10M,10Kは、直径40mmのアルミニウム製の円筒状基体と、その表面を覆う、例えばOPC(有機光半導体)感光層とから構成されている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kは、それぞれ、感光体10Y,10C,10M,10Kの周囲に、感光体を帯電する帯電装置11Y,11C,11M,11K、感光体に形成された潜像を現像する現像手段としての現像装置12Y,12C,12M,12K、感光体上の残留トナーをクリーニングするクリーニング装置13Y,13C,13M,13Kを備える。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの下方には、感光体10Y,10C,10M,10Kに書込光Lを照射可能な光走査装置である光書込手段としての光書込ユニット4を備えている。各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの上方には、各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにより形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト20を備えた中間転写ユニット5を備えている。また、中間転写ベルト20に転写されたトナー画像を記録材である転写紙Pに定着する定着ユニット6を備えている。また、装置本体1の上部には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、黒(K)の各色のトナーを収容するトナーボトル7Y,7C,7M,7Kが装填されている。このトナーボトル7Y,7C,7M,7Kは、装置本体1の上部に形成される排紙トレイ8を開くことにより、装置本体1から脱着可能に構成されている。
上記中間転写ユニット5の中間転写ベルト20は、駆動ローラ21、テンションローラ22及び従動ローラ23に掛け回され、所定タイミングで図中反時計回り方向に回転駆動される。また、中間転写ユニット5は、感光体10Y,10C,10M,10Kに形成されたトナー像を中間転写ベルト20に転写する一次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kを備えている。中間転写ユニット5は、中間転写ベルト20上に転写されたトナー像を転写紙Pに転写する二次転写ローラ25、転写紙P上に転写されなかった中間転写ベルト20上の転写残トナーをクリーニングするベルトクリーニング装置26を備えている。
まず、作像ステーション3Y,3C,3M,3Kにおいて、感光体10Y,10C,10M,10Kが帯電装置11Y,11C,11M,11Kによって一様に帯電される。その後、光書込ユニット4により、画像情報に基づきレーザ光Lが走査露光されて感光体10Y,10C,10M,10Kの表面に潜像が形成される。感光体10Y,10C,10M,10K上の潜像は、現像装置12Y,12C,12M,12Kの現像ローラ15Y,15C,15M,15K上に担持された各色のトナーによって現像されてトナー像として可視像化される。感光体10Y,10C,10M,10K上のトナー像は、各一次転写ローラ24Y,24C,24M,24Kの作用によって反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト20上に順次重ねて転写される。このときの各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト20上の同じ位置に重ねて転写されるように、中間転写ベルト20の移動方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。一次転写終了後の感光体10Y,10C,10M,10Kは、クリーニング装置13Y,13C,13M,13Kのクリーニングブレード13aによってその表面がクリーニングされ、次の画像形成に備えられる。トナーボトル7Y,7C,7M,7Kに充填されているトナーは、必要性に応じて図示しない搬送経路によって各作像ステーション3Y,3C,3M,3Kの現像装置12Y,12C,12M,12Kに所定量補給される。
図3は、本実施形態における光書込ユニット4の構成を示す説明図である。
この光書込ユニット4は、正多角柱形状からなる2つのポリゴンミラー41a,41bを備えている。このポリゴンミラー41a,41bは、その側面に反射ミラーを有し、図示しないポリゴンモータによって正多角柱の中心軸を回転中心として高速回転する。これにより、その側面に図示しないレーザダイオード(光源)からの書込光(レーザ光)が入射すると、このレーザ光が偏向・走査される。また、光書込ユニット4は、ポリゴンモータの防音効果のための防音ガラス42a,42bと、ポリゴンミラー41a,41bによりレーザ走査の等角度運動を等速直線運動へと変えるfθレンズ43a,43bと、感光体10Y,10C,10M,10Kへとレーザ光を導くミラー44a,44b,44c,44d,46a,46b,46c,46d,47a,47b,47c,47dと、傾き変動部材としての長尺レンズユニット50a,50b,50c,50dと、ハウジング内への塵などの落下を防止する防塵ガラス48a,48b,48c,48dとを備えている。なお、図3中符号La,Lb,Lc,Ldは、それぞれ各感光体10Y,10C,10M,10Kに照射される書込光の光路を示すものである。
本実施形態における走査線調整装置は、走査線の傾きだけでなく走査線の曲がりも調整することができる。本実施形態において、走査線の曲がりについては、上記長尺レンズユニット50a,50b,50c,50dの長尺レンズを強制的に変形させることで調整する。一方、走査線の傾きについては、長尺レンズユニット50a,50b,50c,50dの姿勢を変化させることで調整する。なお、本実施形態において、走査線の曲がり調整を行う機構は、すべての長尺レンズユニット50a,50b,50c,50dに備わっている。一方、走査線の傾き調整を行う機構は、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンダ(M)の感光体10Y,10C,10Mに対応した長尺レンズユニット50a,50b,50cには備わっているが、黒(K)に対応した長尺レンズユニット50dには備わっていない。以下、イエロー(Y)の感光体10Yに対応した長尺レンズユニット50aを例に挙げて説明する。ただし、以下の説明では、色分け符号を省略する。
この長尺レンズユニット50は、ポリゴンミラー41a,41bの面倒れを補正する長尺レンズ51と、長尺レンズ51を保持するブラケット52と、曲がり調整用板バネ53と、ユニット支持部材61,62と、摩擦係数低減手段としての平滑面部材63と、曲がり調整用ネジ65等から構成されている。
また、平滑面部材63をブラケット52の天面側の支持台66と駆動モータ56との間に固着させる。
また、長尺レンズ51のモータ側端部には、突起部51bが設けられている。この突起部51bにおける光路Lに直交する2つの側面の一方は、図11に示すように、ハウジングの固定部67に当接し、他方はハウジングに固定された第1ユニット支持用板バネ59に当接する。このような構成により、長尺レンズ51のモータ側端部は第1ユニット支持用板バネ59によってハウジングの固定部67に押しつけられた状態で位置決めされる。一方で、長尺レンズ51のモータ側端部とは反対側の端部(以下、「自由端部」という。)の端面にも、突起部51aが設けられている。この突起部51aにおける光路Lに直交する2つの側面の一方も、図11に示すように、ハウジングの固定部67に当接し、他方はハウジングに固定された第2ユニット支持用板バネ60に当接する。このような構成により、長尺レンズ51の自由端部はユニット支持用板バネ60によってハウジングの固定部67に押しつけられた状態で位置決めされる。このようして、長尺レンズ51の両端が、ユニット支持用板バネ59、60によってハウジングの固定部67に押しつけられることで、長尺レンズユニット50が、光路Lの方向への移動が規制される。
走査線の曲がり調整は、本プリンタの出荷時に行う。具体的な調整方法は次の通りである。曲がり調整用ネジ65を締めない状態においては、図10に示すように、長尺レンズ51の長手方向中央部分は曲がり調整用板バネ53によってブラケット52の天面側に付勢されている。この状態から曲がり調整用ネジ65を締めると、その曲がり調整用ネジ65の頂部が長尺レンズ51の長手方向中央部分に当接し、この部分とブラケット52の天面との間隔が広がっていく。長尺レンズ51は、その長手方向両端が固定用板バネ54,55によってブラケット52に固定されており、かつ、長尺レンズ51の剛性はブラケット52よりも剛性が低い。そのため、曲がり調整用ネジ65を締めることにより、長尺レンズ51は、長手方向に撓んだ状態から、真直ぐな状態に変形する。長尺レンズ51の撓み量に応じて長尺レンズ51を通過するレーザ光による走査線の曲がり度合が変化する。よって、曲がり調整用ネジ65の締め量を調整することで、当初は生じていた走査線の曲がりを補正することができる。
図12は、本実施形態における走査線の傾き調整の手法の説明図である。
走査線の傾き調整は、本プリンタの出荷時に行うとともに、本プリンタの稼働時において例えばプリント枚数が所定枚数に達したタイミングやユーザー指示を受けたタイミング等の所定のタイミングで行う。具体的な調整方法は次の通りである。
本プリンタにおいて走査線の傾き調整を行う場合、まず、各感光体10Y,10C,10M,10K上に通常の画像形成動作時と同じ動作で、予め決められた傾き調整用パターンの潜像を形成する。そして、通常の画像形成動作時と同じ動作で、各色の傾き調整用パターン潜像を現像して傾き調整用パターン(トナー像)とし、これらを中間転写ベルト20に転写する。その後、中間転写ベルト20に転写した各色の傾き調整用パターンを、図示しないパターンセンサ(光学センサ)で検知する。この検知結果に基づき、黒(K)用の傾き調整用パターンと、他色(Y、C、M)の傾き調整用パターンとの各位置ズレ量を把握する。そして、把握した各位置ズレ量を最も小さくできる、黒(K)用の走査線に対する他色(Y、C、M)用の走査線の傾き量をそれぞれ算出し、その結果を図示しない姿勢調整手段たる傾き制御部に出力する。傾き制御部は、その算出結果に基づき、駆動モータ56の回転角を制御する。その結果、駆動モータ56の回転軸に取り付けられたアジャスタ58が昇降し、長尺レンズユニット50のモータ側端部が図1中矢印Cの方向に移動する。具体的には、アジャスタ58が上昇すると、長尺レンズユニット50のモータ側端部は板バネ部40の付勢力に抗して上昇する。これにより、長尺レンズユニット50は、支持台66を支点にして図12中右回りに回動し、その姿勢を変化させる。一方、アジャスタが下降すると、長尺レンズユニット50のモータ側端部は板バネ部40の付勢力により下降する。これにより、長尺レンズユニット50は、支持台66を支点にして図12中左回りに回動し、その姿勢を変化させる。
ところが、駆動モータ56やアジャスタ58等の構成を姿勢変化範囲が調整有効範囲と一致するように設計したとしても、製造誤差や組付誤差等によって姿勢変化範囲が調整有効範囲から外れてしまう場合がある。この場合、長尺レンズユニット50が調整有効範囲外に姿勢変化した状態で使用されるおそれがあり、適正な走査線の傾き調整ができなくなる。
本実施形態においては、長尺レンズユニット50の自由端部側は、第2板バネがない。よって、光書込ユニットの運搬時などの衝撃で、長尺レンズユニット50が、光路Lの方向への移動しても弱い付勢力で、第2ユニット支持用板バネ60の付勢力で長尺レンズ50をハウジングの固定部67側へ移動させることができ、長尺レンズユニット50を元の姿勢に戻すことが可能である。
一方、長尺レンズユニット50のモータ側端部をハウジングの固定部67側へ移動するとき、板バネ40とブラケット52との当接部分で摺動抵抗が生じる。そのため、長尺レンズユニット50のモータ側端部と当接する第1ユニット支持用板バネ59の付勢力を、第2ユニット支持用板バネ60と同等に弱めると、第1ユニット支持用板バネ59の付勢力が、板バネ40とブラケットと52の当接部分の摺動抵抗に打ち勝つことができず、長尺レンズユニット50をハウジングの固定部67側へ移動することができない場合が生じる。
また、長尺レンズユニット50の回動の支点と、当接部材たるアジャスタ58の当接位置との間に、板バネ40の付勢箇所を設ける。これにより、板バネ40と支持台66とアジャスタ58の3点で長尺レンズユニット50を保持することができる。よって、安定的に長尺レンズユニット50保持することができ、運搬時や画像形成動作時の振動などで、長尺レンズユニット50の自由端部側が振動するのを抑制することができる。
4 光書込ユニット
10Y,10C,10M,10K 感光体
11Y,11C,11M,11K 帯電装置
12Y,12C,12M,12K 現像装置
20 中間転写ベルト
40 板バネ
41a,41b ポリゴンミラー
50a,50b,50c,50d 長尺レンズユニット
51 長尺レンズ
52 ブラケット
56 駆動モータ
58 アジャスタ
61,62 ユニット支持部材
61b,62b 規制部
65 曲がり調整用ネジ
66 支持台
Claims (5)
- 長手方向と短手方向とを有する光の入射面における光の入射位置が、該入射面における少なくとも短手方向に変化するような回動によって、走査された光に対する姿勢が変わることで該光が照射される光照射対象上の走査線の傾きが変化する傾き変動部材と、
前記傾き変動部材が回動するときの支点となる支点部を有し、前記傾き変動部材を支持する支持部材と、
前記支点を中心にして前記傾き変動部材を回動させるように、前記傾き変動部材における前記支点部に支持される被支持面とは反対側の面を付勢する付勢手段と、
前記傾き変動部材の前記被支持面であって前記付勢手段による傾き変動部材の回動を阻止する箇所に当接する当接部材と、
前記当接部材を前記被支持面に対して直交する方向に変位させる変位手段とを有し、
前記変位手段による当接部材の変位量を調整することで、前記傾き変動部材の姿勢を調整する走査線調整装置において、
前記付勢手段の付勢箇所を前記当接部材の当接位置と前記支点との間に配置し、
前記支点部は、前記傾き変動部材の前記被支持面の中央部と当接するものであって、
前記支持部材は、傾き変動部材の一端部と他端部付近にそれぞれ傾き変動部材の光入射面または出射面と対向する対向部を備え、
前記支点部を境にして前記付勢手段の付勢箇所が配置されている付勢手段側における前記傾き変動部材の端部付近を前記支持部材の対向部側へ押圧して、前記支持部材の対向部に押し付けることで、前記傾き変動部材の前記付勢手段側端部の光路方向の移動を規制する第1規制部材と、
前記付勢手段側と反対側の端部付近を前記支持部材の対向部側へ押圧して、前記支持部材の対向部に押し付けることで、前記付勢手段側と反対側の端部の光路方向の移動を規制する第2規制部材と、を備え
前記第1移動規制部材の押圧力が、前記第2移動規制部材の押圧力よりも大きくなるよう前記第1移動規制部材を構成したことを特徴とする走査線調整装置。 - 請求項1の走査線調整装置において、
前記付勢手段の付勢箇所を前記当接部材の当接位置と前記支点との間の中央の位置に配置したことを特徴とする走査線調整装置。 - 光源と、
前記光源から照射された光を光照射対象に照射してこれを走査する走査手段と、
前記光源から該光照射対象までの光路上に設けられるレンズと、
前記傾き変動部材である前記レンズの姿勢を調整する調整装置とを備えた光走査装置において、
前記調整装置として、請求項1または2の走査線調整装置を用いたことを特徴とする光走査装置。 - 潜像担持体と、
画像情報に応じた書込光を該潜像担持体表面に照射して走査することにより該潜像担持体表面に潜像を書き込む光書込手段と、
前記光書込手段により前記潜像担持体表面上に形成された潜像を現像して可視像化する現像手段とを備え、
前記潜像担持体表面上の可視像を最終的に記録材上に転移させて前記記録材上に画像を形成する画像形成装置において、
前記光書込手段として、請求項3の光走査装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
前記潜像担持体を複数備え、
各潜像担持体表面に形成された可視像を、互いに重なり合うように直接記録材上に転移させるか、互いに重なり合うように中間転写体上に一旦転移させて該中間転写体上の画像を記録材上に転移させることにより、最終的に記録材上に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007063048A JP4994069B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007063048A JP4994069B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008225045A JP2008225045A (ja) | 2008-09-25 |
JP4994069B2 true JP4994069B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=39843746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007063048A Expired - Fee Related JP4994069B2 (ja) | 2007-03-13 | 2007-03-13 | 走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4994069B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5240664B2 (ja) * | 2009-03-06 | 2013-07-17 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4279225B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2009-06-17 | 株式会社リコー | 光走査装置及びそれを搭載した画像形成装置 |
-
2007
- 2007-03-13 JP JP2007063048A patent/JP4994069B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008225045A (ja) | 2008-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4654110B2 (ja) | 走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2008216438A (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP5354323B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP4568649B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
US8878887B2 (en) | Optical scanning device and image forming apparatus equipped with the same | |
JP4815373B2 (ja) | 光走査装置、及び画像形成装置 | |
JP5207132B2 (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP5170629B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP4815372B2 (ja) | 光学素子ユニット、光走査装置、及び画像形成装置 | |
JP4994069B2 (ja) | 走査線調整装置、光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2009258449A (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP6418481B2 (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP5081511B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2011133834A (ja) | 傾き調整装置、光走査装置および画像形成装置 | |
JP5505753B2 (ja) | 湾曲補正機構、光走査装置及び画像形成装置 | |
JP5505590B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2008191227A (ja) | 光走査装置 | |
JP6886319B2 (ja) | 光走査装置および前記光走査装置を備えた画像形成装置 | |
JP4732279B2 (ja) | 走査光学装置及び画像形成装置 | |
JP2017194649A (ja) | 光学部材回動装置、光走査装置および画像形成装置 | |
JP2015090412A (ja) | 走査線調整機構、光走査装置および画像形成装置 | |
JP2014106399A (ja) | 走査線調整装置、光走査装置および画像形成装置 | |
JP5455085B2 (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP2005049468A (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JP4946394B2 (ja) | 光走査光学装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110527 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120427 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120508 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4994069 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |