JP4994024B2 - 燃料電池装置およびその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水蒸気改質により生成された燃料ガスにより発電を行なう燃料電池装置およびその運転方法に関する。
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルを複数配列してなる燃料電池セルスタックを収納容器内に収納した燃料電池や、燃料電池を作動するための補記類を外装ケースに収納してなる燃料電池装置、さらにはその運転方法(システム)が種々提案されている。
この燃料電池の発電においては、改質器にて被改質ガス(炭化水素系燃料)を改質し、改質ガス(燃料ガス)と酸素含有ガスとを燃料電池セルへ供給して発電が行なわれる。
被改質ガス(炭化水素系燃料)を改質する方法としては、水(水蒸気)を用いて改質反応を行なう水蒸気改質法、酸素を用いて改質反応を行なう部分酸化改質法、これらを併用して改質反応を行なう併用改質法(オートサーマル)が知られている。
そして、この被改質ガス(炭化水素系燃料)を水蒸気改質するにあたり、従来の燃料電池装置においては、給水管に設けられた給水弁を調整して水を水タンクに貯水するとともに、貯水された水が水ポンプにより改質器に供給されている。
ここで、水タンクに貯水された水の水位を測定する目的で、水タンク中に水位検知装置(例えば、水位検知スイッチや電極式のセンサ等)を設けることが知られている。そして、水タンクに水検知装置を設けた燃料電池の例として、水位検知スイッチとしてフロートスイッチを用いた燃料電池が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような燃料電池においては、フロートスイッチが水タンクの貯水量を検知し、その検知した貯水量に応じて給水弁を開閉し、水タンクの貯水量が一定の範囲となるように調整される。
特開2006−155982号
ところで、例えば、家庭用燃料電池装置においては、特に小型軽量化が要求されることから、水蒸気改質により得られる改質ガスを用いて燃料電池セルの発電を行なう燃料電池装置を構成する各部材においては、例えば、改質器に供給する水を貯水するための水タンク等を小型化する必要がある。
ここで、小型化した水タンクに水位検知装置を設ける場合に、例えば、水タンクの水位の一点のみを検知する水位検知装置で給水弁を制御する方法や、水タンクの上限を検知する水位検知装置と水タンクの水位の下限を検知する水位検知装置を設けて、水タンクの水位に基づき給水弁を制御する方法や、1つの水位検知装置で、水タンクの水位の上限および下限を検知し、給水弁を制御する方法等が考えられる。
しかしながら、例えば、小型化された水タンクに、水タンクの水位の上限および下限を検知するように水位検知装置を設ける場合に、水位検知装置がわずか数ミリ程度の水位差でスイッチのON−OFFを行なう場合があり、それに伴い給水弁が頻繁に開閉を繰り返すことから、給水弁の寿命が短くなるという問題があった。
また、給水弁が頻繁に開閉を防止すべく、水位検知装置が検知する水位差を広くしようとする場合には、水位検知装置や水タンク、さらには燃料電池装置が大型化し、家庭用燃料電池装置で要求される小型軽量化を満足できない場合があった。
それゆえ、本発明は、水タンクに水を供給するための給水弁の寿命を長くすることができるとともに、特に家庭用燃料電池に求められる小型軽量化に適応できる燃料電池装置を提供することを目的とする。
本発明の燃料電池装置は、燃料電池と、該燃料電池に供給される改質ガスを生成するための改質器と、該改質器に供給する水を貯水するための水タンクと、該水タンクに水を供給するための給水弁を有する給水管と、前記水タンクに貯水された水を前記改質器に供給する水ポンプと、前記水タンク中の水位を検知するための水位検知装置と、該水位検知装
置が前記水タンクの水位低下を検知してから一定時間経過した後、前記給水弁を開く制御部とを具備するとともに、前記水位検知装置が前記水タンクの水位低下を検知してから、前記給水弁が開くまでの時間が、前記改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定されていることを特徴とする。
すなわち制御部は、水位検知装置が水タンクの水位低下を検知してから、一定時間経過した後に、給水弁が開くよう制御するが、水タンクの水位の低下速度は、水タンクに貯水された水が水ポンプにより改質器に供給される量、言い換えると改質器での水蒸気改質に必要な被改質ガスの量に応じて変動する。
ここで、改質器に供給される被改質ガスの量に応じて、制御部が給水弁を開くまでの時間を設定することにより、被改質ガスの量に対応して改質器に供給される水の量が設定されるため、水タンクが空となることを防止することができるとともに、改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定された時間が経過した後に給水弁を開くことで、水タンクに水を貯水することができる。
それにより、給水弁が頻繁に開閉することを抑制することができ、給水電磁弁の寿命を長くすることができる。
また、本発明の燃料電池装置は、前記水位検知装置がフロートスイッチであることが好ましい。
本発明においては、水タンクに設ける水位検知装置を、フロートスイッチとしたことから、水位検知装置を小型化かつ安価とすることができる。また、あわせて水タンクを小型化することができ、さらには燃料電池装置を小型化することができる。
また、本発明の燃料電池装置は、前記水位検知装置が電極式のセンサであることが好ましい。
水位検知装置を電極式のセンサとした場合においても、水位検知装置を小型化かつ安価とすることができる。また、あわせて水タンクを小型化することができ、さらには燃料電池装置を小型化することができる。
本発明の燃料電池装置の運転方法は、燃料電池と、該燃料電池に供給される改質ガスを生成するための改質器と、該改質器に供給する水を貯水するための水タンクと、該水タンクに水を供給するための給水弁を有する給水管と、前記水タンクに貯水された水を前記改質器に供給する水ポンプと、前記水タンク中の水位を検知するための水位検知装置とを具備する燃料電池の運転方法であって、前記水位検知装置が前記水タンクの水位低下を検知してから、前記改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定された時間経過した後、前記給水弁を開くことを特徴とする。
このような燃料電池装置の運転方法においては、水タンクや水位検知装置が小型化され、水タンクの水位の上限および下限を検知するように水位検知装置を設ける場合に、水位検知装置がわずか数ミリ程度の水位差で作動する場合であっても、水位検知装置が前記水タンクの水位低下を検知してから、改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定された時間経過した後、前記給水弁を開くことから、給水弁が頻繁に開閉することを抑制することができ、給水弁の寿命を長くすることができる。
本発明は、小型化が要求される燃料電池装置において、水タンクに設けられた水位検知装置が、水タンクの水位低下を検知してから一定時間経過後に、給水弁を開く制御部を
具備するとともに、水位検知装置が水タンクの水位低下を検知してから、給水弁が開くまでの時間が、改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定されていることから、給水弁が頻繁に開閉を繰り返すことを抑制でき、給水弁の寿命を長くすることができる燃料電池装置およびその運転方法を提供することができる。
図1は、本発明の燃料電池装置の構成の一例を示した構成図である。本発明の燃料電池装置は、発電を行なう発電ユニット、熱交換後の湯水を貯湯する貯湯ユニット、これらのユニット間を水が循環するための循環配管から構成されている。
図1に示す燃料電池装置は、燃料電池1、天然ガス等の被改質ガスを供給する被改質ガス供給手段2、酸素含有ガスを燃料電池1に供給するための酸素含有ガス供給手段3、燃料ガスと水蒸気により水蒸気改質する改質器4を具備している。
ここで、改質器4に純水を供給する手段である水供給手段Xは、給水管5、給水管5に設けられ給水管5より供給される水を調整する給水弁6、活性炭フィルタ7、逆浸透膜8(以下、RO膜とする)、イオン交換樹脂9、水タンク10、水ポンプ11により構成されている。なお、これら水供給手段Xの構成については後述する。
そして燃料電池1、被改質ガス供給装置2、酸素含有ガス供給手段3、改質器4および水供給手段Xにて、主たる発電部が構成される。
さらに、上記した主たる発電部に加え、燃料電池1にて発電された直流電力を交流電力に切り替え外部負荷に供給するためのパワーコンディショナ12、燃料電池1の発電により生じた排ガス(排熱)と水とで熱交換する熱交換器13、熱交換器13の出口に設けられ熱交換器13の出口を流れる水(循環水流)の水温を測定するための出口水温センサ15、水を循環させるための循環ポンプ16、循環ポンプ16の運転を制御する制御部14、により発電ユニットが構成されている。
また貯湯ユニットは、熱交換後の湯水を貯湯するための貯湯タンク18により構成されている。
さらに、熱交換器13と貯湯タンク18との間で水を循環させるための循環配管17が設けられており、発電ユニット、貯湯ユニット、循環配管17をあわせて燃料電池装置が構成される。
なお、図中の矢印は、燃料ガス、酸素含有ガス、水の流れ方向を示したものであり、また点線は制御部に伝送される主な信号経路、または制御部より伝送される主な信号経路を示している。また、同一の構成については同一の番号を付するものとし、以下同様である。さらに、図示していないが、被改質ガス供給手段2と改質器4の間に、被改質ガスを加湿するための被改質ガス加湿器を設けることも可能である。
また、燃料電池1としては、各種燃料電池が知られているが、燃料電池を小型化する上で、固体電解質形燃料電池とすることができる。それにより、燃料電池のほか、燃料電池の動作に必要な補機類を小型化することができ、燃料電池装置を小型化することができる。またあわせて、家庭用燃料電池で求められる変動する負荷に追従する負荷追従運転を行うことができる。
ここで、図1に示した燃料電池装置を用いて、本発明の燃料電池装置の運転方法について説明する。
燃料電池1の発電に用いられる改質ガスを得るための改質器4で使用される水(純水)は、水供給手段Xを構成する給水弁6が開放され、給水管5を通して活性炭フィルタ7に給水される。活性炭フィルタ7を通水した水は、続いてRO膜8を通水する。RO膜8を通水した水は、続いてイオン交換樹脂9を通水して純水が生成される。イオン交換樹脂9を通水して生成された純水は水タンク10に貯水され、水ポンプ11により改質器4に供給される。
なお、図1においては、給水弁6より水ポンプ11にかけて、活性炭フィルタ7、RO膜8、イオン交換樹脂9、水タンク10と順に配置したが、例えば、イオン交換樹脂9と水タンク10の順序を逆にすることもできる。それにより、改質器4が必要とする水を迅速に供給することができ、改質器4に対して水応答性を向上することができる。
改質器4においては、水ポンプ11により供給された純水と、被改質ガス供給手段2より供給される被改質ガスとにより、水蒸気改質を行なう。改質器4にて生成された改質ガス(燃料ガス)は、燃料電池1に送られ、酸素含有ガス供給手段3より供給される酸素含有ガスと反応して、燃料電池1の発電が行なわれる。そして、燃料電池1の発電で生じた電力は、パワーコンディショナ12を通じて、外部負荷に供給される。
一方、燃料電池1の発電により生じた排ガス(排熱)は、主に燃料電池1の温度を高めるもしくは維持するために使用されるが、余った排ガスが燃料電池1より熱交換器13に供給される。
熱交換器13に供給された排ガスは、熱交換器13内を流通(循環)する水とで熱交換される。そして熱交換された水(湯水)は、循環配管17を循環して貯湯タンク18に貯湯される。
ここで、水タンク10に貯水される水は、水ポンプ11により改質器4に水が供給され、また給水弁6が開くことにより水が供給されることにより、水タンク10の水位が変動する。
それゆえ、水タンク10に水位検知装置を設けるとともに、水位検知装置により水タンク10の水位情報が制御部14に伝送され、その水位情報に基づき制御部が給水弁6を開閉して、水タンク10の貯水量が一定の範囲となるよう調整される。ここで、このような水位検知装置としては、フロートスイッチや電極式のセンサ等が挙げられる。
図2は、水供給手段Xを構成する各部材および制御部14を抜粋して示したものであり、(a)は水位検知装置としてフロートスイッチ19を用いた場合を、(b)は水位検知装置として電極式のセンサ20を用いた場合を示している。なお、(a)においては、水タンク10の水位の上限水位と下限水位を1つのフロートスイッチ19で検知できるフロートスイッチ19を示している。
図2において、フロートスイッチ19や電極式のセンサ20により水タンク10の水位情報が制御部14に伝送され、その水位情報に基づき制御部14より給水弁6を開くまたは閉じるよう信号が伝送される。それにより、水タンク10の水位が一定の範囲となるように制御される。
ところで、家庭用燃料電池装置においては、特に小型軽量化が要求されることから、燃料電池装置を構成する各部材も小型化される。それに伴い、水タンク10や水位検知装置も小型化されることとなる。
ここで、水タンク10の小型化に伴い、水位検知装置が小型化され、また水タンク10の上限水位および下限水位を検知するように水位検知装置を設ける場合に、水タンク10の水位を検知するに当たり、水位検知装置が検知する上限水位と下限水位を測定する範囲が非常に狭いものとなり、例えばわずか数ミリ程度の水位差で水位検知装置が作動し、それに伴い給水弁6が頻繁に開閉する場合がある。
具体的には、水ポンプ11により水タンク10から改質器4に水が供給されると、水位検知装置が下限水位を検知して給水弁6が開かれるとともに、給水弁6が開いて水タンク10の水位が上昇すると、水位検知装置が上限水位を検知して給水弁6を閉じることとなる。そして、この水位検知装置が小型化され、上限水位と下限水位を測定する範囲が非常に狭い場合には、給水弁6が頻繁に開閉を繰り返すこととなる。
したがって、本発明においては、給水弁6の寿命を長くすべく、制御部14は、水位検知装置が水タンク10の水位低下を検知して一定時間経過した後、給水弁6を開くことを特徴とする。
具体的には、給水弁6の制御について図2(a)の構成により説明すると、水タンク10の水位が低下した場合には、フロートが水面の低下とともに下がり、フロートスイッチ19に設けられているスイッチをONとする(すなわち、水タンク10の水位低下を示す)。ここでフロートスイッチ19に設けられているスイッチがONとなった情報が制御部14に伝送され、一定時間経過後、給水弁6に給水弁を開放する信号が伝送される。給水弁6が開放されると、給水弁6より供給される水が、活性炭フィルタ7、RO膜8、イオン交換樹脂9を通じて、水タンク10に貯水される。そして、水タンク10の水面が上昇するのに伴いフロートが浮き、フロートスイッチ19に設けられているスイッチがOFF(すなわち、水タンク10が満水状態となったことを示す)となる。そして、フロートスイッチ19に設けられているスイッチがOFFとなった情報が、制御部14に伝送され、制御部14より給水弁6を閉じる信号が伝送される。
それにより、給水弁6が頻繁に開閉することを抑制することができ、給水弁6の寿命を長くすることができる。
なお、水位検知装置が水タンク10の水位低下を検知して一定時間経過した後とは、水位検知装置の種類や水タンク10の大きさ、さらには改質器に供給される被改質ガスの量等にあわせて適宜設定できる。
また、本発明においては、水位検知装置が水タンク10の水位低下を検知してから、一定時間経過した後に給水弁6が開いて水タンク10に水が供給されることとなるが、この一定時間経過後に水タンク10が空となることは好ましくない。したがって、一定時間とは、最長でも水タンク10が空になる直前までの時間とすることが好ましい。また、一定時間とは、水位検知装置が水位低下を検知した際の水タンク10に残っている水の量が、半分〜1/4となるまでの時間とするのが好ましい。それにより、水タンクが空になることを防止できるとともに、給水弁6が頻繁に開閉することを抑制できる。



ここで、水タンク10の水位の低下速度は、水タンク10に貯水された水が水ポンプ11により水タンク10から改質器4に供給される水の量、言い換えると改質器4での水蒸気改質に必要な被改質ガスの量に応じて変動する。したがって、水位検知装置が水タンク10の水位低下を検知してから、給水弁6が開くまでの時間は、改質器4に供給される被改質ガスの量に応じて設定されることが好ましい。
それゆえ、例えば水位検知装置が水タンク10の水位低下を検知した場合の水タンク10の水量(水タンク10の残りの水量)が300mLである場合に、改質器4に供給される被改質ガスの量が3L/minの場合においては、水ポンプ11により改質器4に供給される水の量が7mL/minとなることから、一定時間とは、水位検知装置が水タンク10の水位低下を検知してから40分未満とすることができ、給水弁6の開閉頻度や水タンク10の貯水量を考慮して、20〜30分とするのが好ましい。
なお、図2(a)において示した水位検知装置であるフロートスイッチ19は、水タンク10の水位を検知できればよく、この場合には、水タンク10の一点の水位を検知する1つのフロートスイッチを設けることができる。さらには、水タンク10の水位の上限および下限を検知できることが好ましく、この場合は例えば、水タンク10の大きさに合わせて、水タンク10の水位の上限を検知するフロートスイッチと、水位の下限を検知するフロートスイッチとを設けるほか、水タンク10をさらに小型化する場合には、1つのフロートスイッチで水位の上限および下限を検知できるフロートスイッチを設けることが好ましい。
それにより、水位検知装置を小型化かつ安価とすることができるとともに、小型化された水タンク10においても、水タンク10の水位を検知することができる。
また、水位検知装置を電極式のセンサ(以下、電極センサという)20とした場合においても、水位検知装置を小型化かつ安価とすることができる。
なお、図2(b)においては、電極センサに電極が2本設けられている場合を示しているが、水タンク10のサイズにあわせて、電極を3本以上とすることもできる。ここで、電極が3本設けられる場合には、1つの電極センサで、水タンク10の水位の上限および下限を検知することができる。なお、この場合において3本の電極は、水タンク10の水位の上限と下限を測定する部位にあわせて、適宜長さを変えることができる。
また、電極センサが電極を2本以上設けた場合には、電磁センサ20は、あわせて水タンク10に貯水された水の導電率を測定することができる。この場合には、水タンク10に貯水された水の水位のみでなく、活性炭フィルタ7、RO膜8、イオン交換樹脂10等の水供給手段Xが故障していることが分かる。
すなわち、この場合水タンク10の水位低下とともに、水タンク10の導電率も低下するが、導電率が低下しない場合や、異常な値を示す場合には、活性炭フィルタ7等の水供給手段Xが故障していることがわかる。また逆に、水タンク10の水位上昇とともに、導電率が上昇しない場合や、異常な値を示す場合にも、活性炭フィルタ7等の水供給手段Xが故障していることが分かる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、改良等が可能である。
例えば、水供給手段Xに供給される水として、雨水や井戸水等を用いることもできる。この場合においては、雨水や井戸水等に含まれるさらに多様な不純物を除去すべく、上述した以外のフィルタやUVランプ等を設けることもできる。
また、水位検知装置としては、水タンク10の水位を測定でき、かつ小型化することができる装置であればよく、例えば圧力センサやLEDなどによる光センサを用いることができる。
また、電極式のセンサを用いる場合に、水タンク10に貯水された水の導電率が、異常な値を示した場合に、警報を発する警報装置を設けることもできる。
本発明の燃料電池装置の構成を示す構成図である。 本発明の燃料電池装置の構成の一部を示す構成図であり、水供給手段Xと関連する部材の構成を示したものである。
符号の説明
1:燃料電池
2:燃料供給装置
3:酸素含有ガス供給装置
4:改質器
5:水供給管
6:給水弁
7:活性炭フィルタ
8:RO膜
9:イオン交換樹脂
10:水タンク
11:水ポンプ
14:制御部
19:フロートスイッチ
20:電極センサ

Claims (4)

  1. 燃料電池と、該燃料電池に供給される改質ガスを生成するための改質器と、該改質器に供給する水を貯水するための水タンクと、該水タンクに水を供給するための給水弁を有する給水管と、前記水タンクに貯水された水を前記改質器に供給する水ポンプと、前記水タンク中の水位を検知するための水位検知装置と、該水位検知装置が前記水タンクの水位低下を検知してから一定時間経過した後、前記給水弁を開く制御部とを具備するとともに、前記水位検知装置が前記水タンクの水位低下を検知してから、前記給水弁が開くまでの時間が、前記改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定されていることを特徴とする燃料電池装置。
  2. 前記水位検知装置がフロートスイッチであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池装置。
  3. 前記水位検知装置が電極式のセンサであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池装置。
  4. 燃料電池と、該燃料電池に供給される改質ガスを生成するための改質器と、該改質器に供給する水を貯水するための水タンクと、該水タンクに水を供給するための給水弁を有する給水管と、前記水タンクに貯水された水を前記改質器に供給する水ポンプと、前記水タンク中の水位を検知するための水位検知装置とを具備する燃料電池の運転方法であって、前記水位検知装置が前記水タンクの水位低下を検知してから、前記改質器に供給される被改質ガスの量に応じて設定された時間経過した後、前記給水弁を開くことを特徴とする燃料電池装置の運転方法。
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