JP4993379B2 - 電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材 - Google Patents

電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材 Download PDF

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本発明は、電気電子機器収納箱の背面を壁面にボルトとナットにより固定する際に電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙を調節するスペーサ部材に関するものである。
電気電子機器収納箱の背面を壁面にボルトとナットにより固定する場合に、壁面に凹凸が有ったり歪んでいて電気電子機器収納箱の背面の固定する四隅の背面と壁面との間隙が均一でない場合に、そのまま背面を壁面に固定すると、背面が歪んでそれに伴い電気電子機器収納箱が変形して扉の開閉不良等の不具合が起きる問題がある。
そこで、特開2000−91755公報(特許文献1)の従来例として挙げられている、平座金をボルトに装着して間隙調節を行うものと、壁面との間に鉄板を差し込んで行う技術手段が開示されている。また、この公報に係る発明は、箱本体の背面と壁面とで形成される間隙の調整を、バネ状部材を背面側の内側からボルトの挿通孔より背面と壁面との間にねじ込み、そのねじ込み量を調整することにより行うものであった。
ところが、前記した平座金をボルトに装着して間隙調節を行うものは、電気電子機器収納箱を壁面に取付ける前にボルトに平座金をボルトに装着しなければならず、ボルト締付後に誤差があった場合には電気電子機器収納箱を壁面から外して行わなければならという問題がある。また、壁面との間に鉄板を差し込んで行うものは、ボルト締付時に鉄板を支えるのが面倒であるいう問題がある。さらに、バネ状部材をもって行うものは、バネ状部材が特殊なものであるためコスト高となるものであった。
特開2000−91755公報
本発明は前記のような従来の問題点を解決して、電気電子機器収納箱の背面を壁面にボルトとナットにより固定する際に背面と壁面との間隙を的確に調節することができる電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材を提供することである。
本発明の電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材は、電気電子機器収納箱の背面を背面の壁面にボルトとナットにより固定する際に背面と壁面との間隙を調節するスペーサ部材を、薄板状のスペーサ部材本体の端部に設けた開口からボルト軸部挿通する切欠部を連設したうえ該切欠部にボルト軸部に係合する係合凹部を該ボルト軸部に係合時にスペーサ部材の重心より上部に位置するものとすることを基本の構成とする。
そして、前記ボルト軸部に係合する係合凹部を切欠部の端部開口の対向縁と該切欠部の両側縁の3方向に設けたものとしている。
前記した電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材は、電気電子機器収納箱の背面の四隅を壁面にボルトとナットを締め付け固定する際に壁面に凹凸が有ったり歪んでいて電気電子機器収納箱の背面の固定する四隅の背面と壁面との間隙が均一でない場合に、背面と壁面の間に挿入するものである。
この場合に、スペース部材は薄板状のスペーサ部材本体の端部に設けた開口からボルト軸部挿通する切欠部を連設したうえ該切欠部にボルト軸部に係合する係合凹部を該ボルト軸部に係合時にスペーサ部材の重心より上部に位置するものとしたものであるので、ボルトの側方からスペーサ部材本体の端部に設けた開口から装着すればよいので電気電子機器収納箱の背面を壁面にボルトとナットの締め付け途中の状態でスペース部材を装着することができるものである。
また、前記のとおり、係合凹部をボルト軸部に係合時にスペーサ部材の重心より上部に位置するものとしたものであるので、スペーサ部材は自重によりバランスよくボルト軸部に係合して落下することがないので、スペース部材を手指で保持することなくボルトとナットの締め付け作業を行うことができるものである。また、間隙により複数枚のスペーサ部材を装着する際にもスペーサ部材同士が干渉して落下する虞のないものである。
さらに、ボルト軸部に係合する係合凹部を切欠部の端部開口の対向縁と該切欠部の両側縁の3方向に設けたものとすると、電気電子機器収納箱の側面側から装着してもそのままの位置で装着されるので作業性がよいものである。
次に、本発明の好ましい実施の形態を図に基づき説明する。
1はスペーサ部材であり、該スペーサ部材1は電気電子機器収納箱2の背面21を壁面(A)にボルト3とナット4により固定する際に背面21と壁面(A)との間隙を調節するためのものである。
前記スペーサ部材1は、図3に示すように薄板状のスペーサ部材本体10の端部に設けた開口11からボルト軸部31を挿通する切欠部12を連設したうえ該切欠部12にボルト軸部31に係合する係合凹部13を該ボルト軸部31に係合時にスペーサ部材1の重心(G)より上部に位置する箇所に設けたものである。
また、前記スペーサ部材1の重心(G)より上部に位置する箇所に設けた係合凹部13は、切欠部12の開口11の対向縁12aと該切欠部12の両側縁12b、12bの3方向に設けており、電気電子機器収納箱の上方からは勿論のこと側面側から装着してもそのままの位置で装着されるので作業性がよいものである。なお、この3方向に設けた係合凹部13、13、13は図3−図5に示すようにに何れもボルト軸部31の係合時にスペーサ部材1の重心(G)より上部に位置することは勿論である。
なお、スペーサ部材1は図示のように四角形状として、切欠部12の開口11を設けた端辺の反対方向である対向縁12aと該切欠部12の両側方向である両側縁12b、12bの3方向に係合凹部13を設けており、スペーサ部材1の各端辺と電気電子機器収納箱2の側面が平行となりスペーサ部材1が電気電子機器収納箱2の側面から突出しないものであり最も好ましいものである。
しかしながら、スペーサ部材1を四角形状として、その角部に切欠部12の開口11を設けたものとしてもよい。スペーサ部材1の角部が電気電子機器収納箱2の側面から突出する場合には、仮締め状態で押し込む必要がある。また、スペーサ部材1を四角形状以外の円形、楕円形、他の多角形状等の形状であってよい。
このように構成されたものは、電気電子機器収納箱2の背面21の四隅を壁面(A)にボルト3とナット4を締め付け固定する際に壁面(A)に凹凸が有ったり歪んでいて電気電子機器収納箱2の背面21の四隅と壁面(A)との間隙が均一でない場合に、背面21と壁面(A)の間に挿入するものである。
なお、前記ボルト3は図示のものは壁面(A)に埋め込んで、電気電子機器収納箱2の背面21の四隅に設けたボルト挿通孔21aに挿通したうえ背面21の内側からナット4を螺合するものとしている。しかし、これとは逆にナットを壁面(A)に埋め込んで、電気電子機器収納箱2の背面21の内側から四隅に設けたボルト挿通孔21aからボルトを挿通したうえ前記ナットに螺合するものとしてもよい。
そして、前記スペース部材1は薄板状のスペーサ部材本体10の端部に設けた開口11からボルト軸部31を挿通する切欠部12を連設したうえ該切欠部12にボルト軸部31に係合する係合凹部13を該ボルト軸部31に係合時にスペーサ部材1の重心(G)より上部に位置するものとしたものであるので、ボルト軸部31の側方からスペーサ部材本体10の端部に設けた開口11から装着すればよいので電気電子機器収納箱2の背面21を壁面(A)にボルト3とナット4の締め付け途中の状態でスペース部材1を装着することができるものである。
また、前記のとおり、係合凹部13をボルト軸部31に係合時にスペーサ部材1の重心(G)より上部に位置するものとしたものであるので、スペーサ部材1は自重によりバランスよくボルト軸部31に係合して落下することがないものである。もし係合凹部13をボルト軸部31に係合したときにスペーサ部材1の重心(G)より下部もしくは重心(G)に位置するものとしたものでは、バランスが悪くなりスペーサ部材1が回転して落下してしまうものである。本発明のものでは、スペース部材1を手指で保持することなくボルト3とナット4の締め付け作業を行うことができる。また、間隙により複数枚のスペーサ部材1を装着する際にもスペーサ部材1同士が干渉して落下する虞のないものである。
本発明の実施形態を示す斜視図。 本発明の実施形態の要部を示す斜視図 本発明のスペース部材を示す正面図。 本発明のスペース部材を態様を異にして示す正面図。 本発明のスペース部材を態様を異にして示す正面図。
符号の説明
1 スペーサ部材
10 薄板状のスペーサ部材本体
11 開口
12 切欠部
13 係合凹部
2 電気電子機器収納箱
21 背面
3 ボルト
4 ナット
(A) 壁面

Claims (1)

  1. 電気電子機器収納箱の背面を壁面にボルトとナットにより固定する際に背面と壁面との間隙を調節するスペーサ部材を、薄板状のスペーサ部材本体の端部に設けた開口からボルト軸部挿通する切欠部を連設したうえ該切欠部にボルト軸部に係合する係合凹部を該ボルト軸部に係合時にスペーサ部材の重心より上部に位置するものとした電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材であって、前記ボルト軸部に係合する係合凹部を切欠部の端部開口の対向縁と該切欠部の両側縁の3方向に設けたことを特徴とする電気電子機器収納箱の背面と壁面との間隙調節用スペーサ部材。
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