JP4992706B2 - 浴室用洗い場床 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室用洗い場床に関する。
従来より、浴室の洗い場床にクッション性を付与する構造が提案されている。例えば、特許文献1には、FRP等の樹脂材料からなる基材に対して、発泡層と、熱可塑性エラストマーからなる軟質材とを順に積層し一体化した浴室洗い場床が開示されている。
特開2001−245814号公報
洗い場床に単純にやわらかさを付与するためには、表面の材料を十分弾性のある柔らかい組成のもので構成させるのが簡単ではあるが、あまり柔らかなものを用いると、摩耗、傷や穴があく等の損傷、へたりなど、床表面として求められる耐久性が不足することが懸念される。
すなわち、やわらかさを付与しつつ、浴室の洗い場床として要求される耐久性を損なわないためには、床にやわらかさを与える機能を有するクッション層と、その上に設けられる耐久性の高い表面層とを積層させた構造にする必要がある。
しかし、通常、洗い場床表面に要求される耐久性を具備するには比較的強度が高く、硬質であり、そのような硬質材をクッション層の上に設けると、クッション層で得ようとしている床のやわらかさ感を享受しにくくなる。つまり、人が足で踏むなどして鉛直方向の荷重がかかった場合、硬質な表面層の張りが強く、床面全体で荷重を平均的に受け止めてしまい、踏んだところの近辺のみが沈み込むようなやわらかい感覚を得にくい。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、洗い場床としての表面耐久性を具備しつつ使用者にやわらかさを感じさせることのできる浴室用洗い場床を提供する。
本発明の一態様によれば、荷重を支えるための支持基材層と、前記支持基材層の上に積層され、弾性変形可能なクッション層と、前記クッション層の上に積層され、耐久性を有する表面層と、を備えた浴室用洗い場床であって、前記クッション層は、前記表面層が積層される上面に形成された第1突部と、前記第1突部より低い位置に形成された第1溝部とを有し、前記表面層は、前記クッション層の前記第1突部に沿って形成された第2突部と、前記第2突部より低い位置で前記クッション層の前記第1溝部に沿って形成された第2溝部とを有することを特徴とする浴室用洗い場床が提供される。
本発明によれば、洗い場床としての表面耐久性を具備しつつ使用者にやわらかさを感じさせることのできる浴室用洗い場床が提供される。
浴室の洗い場床に柔らかさを付与するために、弾性変形可能なクッション性を有する材料で洗い場床を構成することが考えられるが、クッション性を有する例えば発泡体は耐水性、耐薬品性、耐衝撃性など、洗い場床として求められる基本性能に優れず、クッション性を有する材料だけで構成した洗い場床は商品として提供しにくい。また、クッション性を有する材料としては発泡体以外にもゴム材があるが、ゴム材はゴム臭がするため、そのような材料を気密性の高い浴室内に、洗い場床という比較的広い面積にわたって用いるのは好ましくない。
したがって、発泡体を洗い場床におけるクッション層として設けた場合、浴室内側に露出する表面には、耐水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐衝撃性など、ユニットバスとして要求される基本性能(耐久性)を満足する材料の表面層が別途必要になる。
前述したような特性を満足するクッション層や表面層は荷重を支えるのに十分な強度を確保しにくく、これらの層とは別に、荷重を支えるための強度がクッション層や表面層よりも大きな基材層が必要となる。すなわち、洗い場床に柔らかさを付与しつつ、洗い場床として求められる最低限の基本性能を確保するためには少なくとも基材層、クッション層、表面層を組み合わせた構造にすることが望ましい。
図1は、本発明の実施形態に係る浴室用洗い場床の模式断面図である。
図2は、図1における要部の拡大断面図である。
図3は、同洗い場床における表面の拡大斜視図である。
本実施形態に係る洗い場床は、硬質の支持基材層1と、支持基材層1の上に積層されたクッション性を有するクッション層4と、クッション層4の上に積層された表面層5とを備える。
支持基材層(以下、単に基材層とする)1は、浴室外に湯水を漏出させない防水性、および壁パネル、天井パネル、風呂椅子、洗面器などの静荷重、使用者の動荷重を受けても撓んだり破損しない十分な強度を有する硬質材料から形成されている。例えば、FRP(Fiber Reinforced Plastic)等の熱硬化性樹脂、あるいはポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂に補強を施したものから形成されている。
クッション層4は、基材層1の上面に積層され、その上面に対して例えば両面テープ等の接着剤により接着固定される。クッション層4は、弾性変形可能であり、例えばウレタン等の発泡体からなる。なお、クッション層4は弾性変形可能なゴム材であっても構わないが、ゴム臭のない発泡体の方が気密性の高い浴室の洗い場床として利用するには好ましい。
クッション層4における表面層5が積層される上面には、第1突部4aと第1溝部4bとが形成され、上面に凹凸が形成されている。第1溝部4bは、クッション層4の上面側から刻まれ、その溝底部は第1突部4aの上面よりも低い位置(基材層1側)に位置している。第1溝部4bは、基材層1には達しておらず、第1溝部4bはクッション層4を完全に分断してはいない。クッション層4において、第1突部4aが設けられた部分の厚みは、第1溝部4bの下の部分の厚みよりも厚い。
表面層5は、耐水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐衝撃性など、洗い場床表面に要求される基本性能(耐久性)を満足するべく比較的硬質で強靱な材料から形成されている。そのような表面層5の材料としては、FRP、PVC(塩化ビニル)、ポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン・ポリエステル・オレフィン・アクリル系の各種エラストマー、EVA、EPDM、シリコンゴムなどのゴム(硬質)系、あるいはこれらを十分な耐久性が期待できる程度の硬さに調整したもの、あるいはこれらをベースに充填材や強化材を加えた複合材料などが一例として挙げられる。これら材料は一例であって、その他、表面層5の材料としては、ある程度の可撓性を有する材料で、且つ浴室の一般的な使用に際し十分な耐久性を有するべく強靱な材料であればよく、前述したものに限られない。なお、特に、洗い場床材に要求される基本性能発揮に実績のあるFRPを表面層5に用いることで信頼性の高い製品を提供することができる。
表面層5における浴室内側に露出する表面にも、クッション層4上面の凹凸に対応する凹凸が形成されている。具体的には、表面層5は、クッション層4の第1突部4aの上に位置しその第1突部4aに沿って形成された第2突部5aと、この第2突部5aより低い位置でクッション層4の第1溝部4bに沿って形成された第2溝部5bとを有する。すなわち、表面層5は、クッション層4上面の凹凸に沿ってその上面を覆っている。表面層5の厚みは、クッション層4の厚みよりも薄い。
表面層5において、クッション層4の第1突部4aの上に位置する第2突部5aの厚みと、クッション層4の第1溝部4bの底部及び側面を覆って形成された部分の厚みとはほぼ同じ厚みとなっている。表面層5における、クッション層4の第1溝部4bの底部及び側面を覆って形成された部分に囲まれた内側に、第2溝部5bが形成されている。
クッション層4の第1溝部4bは、クッション層4の全体に渡って格子状に形成され、第1突部4aは、第1溝部4bで囲まれた島状に形成されている。第1溝部4bの溝幅は、第1突部4aの幅(島状の第1突部4aの1辺の長さ)よりも小さい。クッション層4全体における、第1突部4aの平面面積は第1溝部4bの平面面積よりも大きい。
同様に、表面層5の第2溝部5bは、表面層5の全体に渡って格子状に形成され、第2突部5aは、第2溝部5bで囲まれた島状に形成されている。第2溝部5bの溝幅は、第2突部5aの幅(島状の第2突部5aの1辺の長さ)よりも小さい。表面層5全体における、第2突部5aの平面面積は第2溝部5bの平面面積よりも大きい。
例えば、互いにフラットな状態のクッション層4と表面層5とを積層接着した後に、表面層5側から型押しをすることで、クッション層4及び表面層5に前述したような凹凸が形成される。
クッション層4における浴室内側の上面に表面層5を積層した構造においては、使用者は表面層5に触れることになるがその使用者にクッション層4の機能(柔らかさ)を感じさせるようにするため、表面層5にはクッション層4の変形に追従可能な可撓性が求められる。
また、表面層5には、洗い場床表面に要求される前述したような耐久性も必要であるが、通常、そのような耐久性を具備する材料は比較的硬質であり、クッション層4で得ようとしている床のやわらかさ感を享受しにくい。
単に平面シート状の硬質材を表面層として用いただけでは、その表面層の張りが強く、床面全体で荷重を平均的に受け止めてしまい、踏んだところの近辺のみが沈み込むようなやわらかい感覚を得にくい傾向にある。
一方、表面層にやわらかさを求めて、例えばやわらかなエラストマーを用いると、前述したように、摩耗、傷や穴があくなどの耐久性に劣る問題がある。さらに、図8に示すように、表面層25にエラストマーやゴム等のやわらかい材料を用いると、例えば風呂椅子やシャンプーラックの脚等の局所荷重(ピンスポット荷重)がかかった際の変形が過大となり、局所的なつぶれやへたりが発生する問題も懸念される。
これに対して本実施形態では、浴室洗い場床表面に要求される耐久性を具備すべく硬質の表面層5としても、その表面層5の厚みが面方向に均一ではなく、第2突部5aと第2溝部5bとを有する凹凸状に形成されているため、クッション層4の弾性変形に追従させて表面層5をしなやかに撓ませることができクッション層4のやわらかさを使用者に伝達することが可能となる。
図4は、人の足で踏まれるなどして本実施形態に係る洗い場床に荷重が加わり、クッション層4及び表面層5が撓んだ状態を示す模式断面図である。
図5は、図4における要部の拡大図である。
図6は、同洗い場床に荷重が加わり、表面層5が撓んだ状態を表面層5表面側から示した模式斜視図である。
本実施形態では、表面層5に荷重が加わると、第2の溝部5bが節となって表面層5が撓む。すなわち、表面層5において荷重が加わった部分は第2の溝部5bを鉛直下方への最大変位点として撓み(沈み込み)、その最大変位点の周辺の第2の突部5aは最大変位点に向かって下向き傾斜する。この結果、硬質の表面層5であっても、表面層5がつっぱって撓みを抑制するようなことがなく、踏んだところを中心にしなやかに撓み、その近辺のみが沈み込むようなやわらかい感覚を得ることができる。
表面層5にしなやかな可撓性を付与する役割を担う第2の溝部5bは、表面層5の表面全体に渡って格子状に形成されているため、すなわち表面層5の表面上縦横に変形の節となる第2の溝部5bが偏在することなく分散配置され、床面上のどの部分に荷重がかかっても、変形の方向に指向性が生ずることなく、踏んだところを面上全方位的に違和感なくくぼませることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、浴室の洗い場床に求められる耐久性、堅牢性、耐水性、耐薬品性などのさまざまな性能を十分具備しつつ、踏んだり膝をついたりした際にはその部分がしなやかに撓み、使用者にやわらかい感触を与えることができる。
この結果、使用者がひざをついても痛くないやわらかな感触が得られる。また、床が足になじみ、濡れた足でも滑りにくくできる。さらに、例えば洗面器を床に落としても音が響かない。さらに、使用者が冷たさを感じにくい。
クッション層4と表面層5とを積層させた洗い場床においては、周縁部からクッション層4に水がまわりこんで浸入するのを防ぐため、表面層5の周縁部はシリコンや目地部材等のシーリング材によってシールが施されることになる。ここで、本実施形態では、表面層5は、荷重がかかった部分を中心としたその周辺のみがしなやかに撓み、変位が全体におよびにくい。したがって、シーリング材によってシールされた表面層5の周縁部が引っ張られたり浮き上がったりするのを抑えてシール切れを防止することができる。
ここで、本発明者等は、本実施形態に係るやわらかい洗い場床を得るべく以下に説明する検討を行った。環境温度20℃の条件にて、第1突部4a及び第1溝部4bを有する本実施形態に係るクッション層4と、第2突部5a及び第2溝部5bを有する本実施形態に係る表面層5との積層体に対して20N/cmの荷重を加えた際の鉛直下方への最大変位点の変位量をaとする。
同じく環境温度20℃の条件にて、上記クッション層4と同一材料であるが第1溝部4bを有さずに第1突部4aと同じ厚みの比較対象クッション層と、上記表面層5と同一材料であるが第2溝部5bを有さずに第2突部5aと同じ厚みの比較対象表面層との積層体に対して同じ20N/cmの荷重を加えた際の鉛直下方への最大変位点の変位量をbとする。
そして、本発明者等の検討により、a/bが、1.1以上であれば、よりやわらかく改善されたと人が認知可能であり、感応評価面で見た場合に有効であるとの知見を得た。この結果は、クッション層及び表面層に上記凹凸が有るか無いか以外は同一条件の構成で、凹凸を形成した本実施形態の方がたわみ量が10%以上大きいことを示している。
ここで、20N/cmという荷重は、人のかかと、あるいはつま先の面積を30cm程度とし、60kgの体重の人が片足立ちした場合の単位面積あたりの荷重を想定したものであり、実使用時に人が床のやわらかさを感じようとする場面での荷重を想定している。
また、本実施形態では、表面層5の表面において、第2突部5aの方が第2溝部5bよりも面積が大きく、荷重が加わった際に優先的に変形させるための切り込み部分である第2溝部5bには使用者の荷重や外部からの衝撃が直接作用しにくく、表面層5自身の面強度を大きくできる。また、第2溝部5b及び第1溝部4bの下のクッション層4における厚みが薄い部分よりも、この部分よりも厚い第1突部4a及び第2突部5aの上面が浴室内側の上方に配置されるため、使用者の荷重や外部からの衝撃が直接、薄肉部分に作用しにくく、洗い場床の面強度を大きくできる。
また、本実施形態では、図3に示すように、使用者に触れることになる表面層5の第2突部5aの表面に例えば波形の凹凸が形成されており、滑り止めが図られている。なお、図4〜6を参照して前述したように、最大変位点周辺の第2突部5aが最大変位点に向かって下向き傾斜するので、足裏の一部が沈み込みように床面と接触し、このことも滑りにくくする。
次に、図7は、本発明の他の実施形態に係る浴室用洗い場床の模式断面図を示す。
図7に示す実施形態では、表面層5の厚みは均一ではなく、表面層5における第2溝部5bの下の部分5cの厚みは、第2突部5aの厚みよりも薄い。第2溝部5b及びその下の部分5cは、表面層5に荷重が加わった際に溝幅を縮めるように変形したり下方に沈み込むなどして第2突部5aを荷重作用点に向けて下向き傾斜させ表面層5に可撓性を付与する部分である。したがって、その部分5cの厚みが薄いということは荷重作用時に変形や沈み込みし易くなり、表面層5の可撓性が大きくなり、使用者に確実且つ十分に洗い場床のやわらかさを感じさせることができる。
第2溝部5bの下の部分5cが第2突部5aより薄いということは、逆に言えば表面層5における面強度を担う部分である第2突部5aが厚く、特にピンスポット荷重に対する強度を確保できる。すなわち、風呂椅子やシャンプーラックなどの脚などによって加えられるピンスポット荷重に対しては、第2突部5aで荷重を受け持ち、この部分はそのピンスポット荷重に対する十分な強度を有し局所的な変形をしないため、部分的なつぶれやへたりなどを発生させにくくできる。
例えば、クッション層4を発泡体、表面層5をFRPで形成し、表面層5における第2溝部5bの下の部分5cの厚みを0.5mm〜2.0mm、第2溝部5bの溝幅を3mm以内、第2突部5aの厚みを3mm〜5mm、島状の1つの第2突部5aの1辺の長さを20mm以下とした場合に、ピンスポット荷重に対する十分な強度を確保しつつ、踏んだところの周辺のみが効果的に沈み込みようなやわらかさ感を付与することができることが確認できた。
本発明の実施形態に係る浴室用洗い場床の模式断面図。 図1における要部の拡大断面図。 同洗い場床における表面層の表面の拡大斜視図 同洗い場床に荷重が加わり、クッション層及び表面層が撓んだ状態を示す模式断面図。 図4における要部の拡大図。 同洗い場床に荷重が加わり、表面層が撓んだ状態を示す模式斜視図。 本発明の他の実施形態に係る浴室用洗い場床の模式断面図。 比較例に係る浴室用洗い場床の要部拡大模式断面図。
符号の説明
1…支持基材層、4…クッション層、4a…第1突部、4b…第2溝部、5…表面層、5a…第2突部、5b…第2溝部

Claims (7)

  1. 荷重を支えるための支持基材層と、
    前記支持基材層の上に積層され、弾性変形可能なクッション層と、
    前記クッション層の上に積層され、耐久性を有する表面層と、を備えた浴室用洗い場床であって、
    前記クッション層は、前記表面層が積層される上面に形成された第1突部と、前記第1突部より低い位置に形成された第1溝部とを有し、
    前記表面層は、前記クッション層の前記第1突部に沿って形成された第2突部と、前記第2突部より低い位置で前記クッション層の前記第1溝部に沿って形成された第2溝部とを有することを特徴とする浴室用洗い場床。
  2. 前記表面層における前記第2溝部の下の部分の厚みは、前記第2突部の厚みよりも薄いことを特徴とする請求項1記載の浴室用洗い場床。
  3. 前記第2溝部の幅は、前記第2突部の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の浴室用洗い場床。
  4. 環境温度20℃の条件で、前記第1突部及び前記第1溝部を有する前記クッション層と、前記第2突部及び前記第2溝部を有する前記表面層との積層体に対して20N/cmの荷重を加えた際の鉛直下方への最大変位点の変位量をa、
    前記クッション層と同一材料であって前記第1溝部を有さずに前記第1突部と同じ厚みのクッション層と、前記表面層と同一材料であって前記第2溝部を有さずに前記第2突部と同じ厚みの表面層との積層体に対して同じ20N/cmの荷重を加えた際の鉛直下方への最大変位点の変位量をbとすると、
    a/bは、1.1以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の浴室用洗い場床。
  5. 前記第2溝部は、前記表面層の全体に渡って格子状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の浴室用洗い場床。
  6. 前記表面層上に荷重が加わると、その荷重が加わった部分は前記第2溝部を鉛直下方への最大変位点として撓み、前記最大変位点の周辺の前記第2突部は前記最大変位点に向かって下向き傾斜することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の浴室用洗い場床。
  7. 前記表面層は、FRP材料から形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の浴室用洗い場床。
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