JP4992681B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、列並列A/D変換方式の固体撮像装置に関するものである。
近年、CMOSイメージセンサの高速動作を実現するために、A/D変換をCMOSイメージセンサの各列内で行う列並列A/D変換方式のCMOSイメージセンサが開発されている。列並列A/D変換方式は、列毎に並列処理するA/Dコンバータにより画素の固定パターンノイズを抑圧しながらデジタル信号に変換するものである(非特許文献1、特許文献1)。具体的には、列信号線毎にコンパレータを設け、各コンパレータに対応する画素からの画素信号とランプ信号とを入力し、ランプ信号の入力を開始してからランプ信号の電圧レベルが画素信号の電圧レベルに到達するまでの時間をカウントすることでA/D変換が行われる。
また、非特許文献2及び特許文献2には、基準成分をダウンカウントモードによりカウントした後、信号成分をアップカウントモードによりカウントする減算処理を行い、単位画素ごとのばらつきを含んだリセット成分と、カラムAD回路ごとのオフセット成分とを除去するAD変換方法が開示されている(特許文献2段落[0165]〜[0169])。
米本和也著、"CCD/CMOSイメージセンサの基礎と応用"、CQ出版社、P.201〜203 SONY CX−PAL71号 http://www.sony.co.jp/Products/SC-HP/cx_pal/vol71/pdf/featuring71.pdf 特開平5−48460号公報 特開2005−323331号公報
しかしながら、上述した列並列A/D変換方式のイメージセンサにおいては、列信号線の数が増大すると、各コンパレータに入力されるランプ信号は、信号源と各コンパレータとを繋ぐランプ信号線の配線長の増大に伴う配線負荷の増大により遅延量が増大する。その結果、入射光量が同じであっても、ランプ信号線の配線長が長い列のA/D変換後の画素信号は、短い列の画素信号に比べて値が大きくなるというようにA/D変換後の画素信号にばらつきが生じ、出力画像にシェーディングが現れるという問題があった。
本発明の目的は、各列のランプ信号の遅延量の相違により出力画像にシェーディングが現れることを抑制することができる固体撮像装置を提供することである。
(1)本発明による固体撮像装置は、列並列A/D変換方式の固体撮像装置であって、N(Nは1以上の整数)行×M(Mは2以上の整数)列に配列された複数の画素を備え、各列に対応するM本の列信号線に画素信号を出力する画素部と、ランプ信号を生成してランプ信号線に出力するランプ信号生成部と、前記列信号線を介して前記画素信号が入力されると共に、前記ランプ信号線を介して前記ランプ信号が入力され、前記ランプ信号の電圧レベルが前記画素信号の電圧レベルに達したときに検出信号を出力する各列に対応するM個の比較部と、前記ランプ信号生成部が前記ランプ信号の出力を開始してから、各比較部により前記検出信号が出力されるまでの時間をカウントすることで、前記画素信号をアナログ−デジタル変換するA/D変換部と、前記ランプ信号線の配線長に起因する各比較部に入力されるランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号のばらつきを低減する補正処理を行う補正部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、ランプ信号線の配線長に起因する各比較部に入力されるランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号のばらつきを低減するための補正処理が行われるため、出力画像にシェーディングが現れることを抑制することができる。
(2)前記補正部は、前記ランプ信号の遅延量が最大又は最小の列を基準として、前記補正処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、ランプ信号線の配線長が最短の列、又は最長の列を基準に補正処理が行われるため、処理の簡略化を図ることが可能となる。
(3)前記補正部は、各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号に対して前記補正処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、補正処理がデジタル的に行われるため、出力画像にシェーディングが現れることを精度良く抑制することができる。
(4)前記補正部は、各列の画素信号をそれぞれ遅延させることで前記補正処理を行うことが好ましい。
この構成によれば、ランプ信号の各列の遅延量の相違に基づくA/D変換後の画素信号のばらつきが低減するように、画素信号の遅延量が調節されるため、出力画像にシェーディングが現れることを精度良く抑制することができる。
(5)前記補正部は、各列信号線において、各比較部の前段に接続された遅延部により構成されていることが好ましい。
この構成によれば、各列信号線の比較部の前段に接続された遅延部により画素信号の遅延量が調節されるため、この遅延量を精度良く調節することができる。
(6)前記比較部は、前記ランプ信号及び前記画素信号を比較するコンパレータと、コンパレータからの信号のエッジを検出するエッジ検出回路とを含み、前記補正部は、各列信号線において、前記コンパレータ及び前記エッジ検出回路の間に接続された遅延部により構成されていることが好ましい。
この構成によれば、コンパレータとエッジ検出回路との間に接続された遅延部により画素信号の遅延量が調節されるため、この遅延量を精度良く調節することができる。
(7)前記遅延部は、遅延量に応じた個数の遅延回路により構成されていることが好ましい。
この構成によれば、遅延量が同じである遅延回路の接続数を調節することで遅延部の遅延量を調節することができる。
(8)前記遅延回路は、Dフリップフロップにより構成されていることが好ましい。
この構成によれば、Dフリップフロップにより遅延回路が構成されているため、遅延回路の構成の簡略化を図ることができる。
(9)前記補正部は、ランプ信号の各列の遅延量を定期的に検出し、検出結果に基づいて、前記補正処理に用いる補正値を求めることが好ましい。
この構成によれば、定期的にランプ信号の各列の遅延量が検出され、その検出結果に基づいて、補正処理に用いられる補正値が求められるため、環境温度の変化によるA/D変換後の画素信号のばらつきの変化に対して柔軟に対応することができる。
本発明によれば、各列のランプ信号の遅延量の相違により出力画像にシェーディングが現れることを抑制することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1による固体撮像装置について説明する。図1は、本発明の実施の形態1による固体撮像装置のブロック図を示している。図1に示す固体撮像装置は、列並列A/D(アナログデジタル)変換方式のCMOSイメージセンサを備える固体撮像装置であり、画素部10、垂直走査回路20、ランプ信号生成回路30、GCA・CDS回路40、コンパレータ(CMP)50(比較部の一例)、エッジ検出回路(ED:Edge Detector:比較部の一例)60、カウンタ70(A/D変換部の一例)、ラッチ部80(A/D変換部の一例)、センスアンプ(SA:Sense Amp)90、水平走査回路100、タイミングジェネレータ(TG)110、及び制御部300(補正部の一例)を備える。なお、本実施の形態では、図1に示す制御部300以外の各回路が1チップ化されたCMOSイメージセンサを構成する。なお、CMOSイメージセンサを構成する各回路を1チップ化することなく、個別の回路で構成してもよい。
画素部10は、N(Nは1以上の整数)行×M(Mは2以上の整数)列に配列された複数の画素11を備え、各列に対応するM本の列信号線L2に画素信号を出力する。なお、図1では、説明の便宜上、2行×3列の合計6個の画素11のみを示している。画素11は、フォトダイオード及び増幅回路等を備え、フォトダイオードで光電変換された信号電荷を増幅回路で増幅して電気信号に変換し、画素信号として列信号線L2に出力する。本実施の形態では、画素11は、入射光量が多くなるにつれて、電圧レベルの小さな画素信号を出力するが、これに限定されず、入射光量が多くなるにつれて、電圧レベルの大きな画素信号を出力してもよい。列信号線L2は、各列に対応してM本存在し、各列に配列されたN個の画素のそれぞれと接続されている。
垂直走査回路20は、例えばシフトレジスタから構成され、タイミングジェネレータ110から出力されるクロック信号CLKに従って、行信号線L3を行方向にサイクリックに選択し、画素11から画素信号を出力させる。
ランプ信号生成回路30は、クロック信号CLKに従ってランプ信号を生成してランプ信号線L1に出力する。ここで、ランプ信号生成回路30は、垂直走査回路20が1つの行を選択している間に1つのランプ信号を出力するというように、垂直走査回路20と同期して、行単位でランプ信号を出力する。なお、本実施の形態では、ランプ信号は、時間が経過するにつれて線形に減少する波形を採用するが、これに限定されず、時間が経過するにつれて線形に増大する波形を採用してもよい。GCA・CDS回路40は、GCA(Gain Control Amp)及びCDS(Correlated Double Sampling)回路を含み、画素信号に含まれる固定パターンノイズを除去する。
コンパレータ50は、各列に対応してM個存在し、列信号線L2を介して画素信号が入力されると共に、ランプ信号線L1を介してランプ信号が入力され、ランプ信号の電圧レベルが画素信号の電圧レベルに達したときに、クロック信号CLKに従って、出力する信号をハイレベルからローレベルにする又はローレベルからハイレベルにする。具体的には、コンパレータ50は、一方の入力端子がランプ信号線L1を介してランプ信号生成回路30に接続され、他方の入力端子が列信号線L2に接続され、出力端子がエッジ検出回路60に接続されている。
エッジ検出回路60は、各列に対応してM個存在し、クロック信号CLKに従ってコンパレータ50から出力される信号のエッジを検出し、パルス状の検出信号をラッチ部80に出力する。
カウンタ70は、4ビットカウンタから構成され、クロック信号CLKに従ってカウント動作を行う。ここで、カウンタ70は、最下位ビットから最上位ビットまでの4ビットのそれぞれに対応する4本のカウント信号線CL1〜CL4を介して、ラッチ部80と接続されている。カウント信号線CL1は、例えばクロック信号CLKと同一周期のカウント信号を出力し、カウント信号線CL2は、例えばクロック信号CLKを2分周したカウント信号を出力し、カウント信号線CL3は、例えばクロック信号CLKを4分周したカウント信号を出力し、カウント信号線CL4は、例えばクロック信号を8分周したカウント信号を出力する。
ラッチ部80は、4本のカウント信号線CL1〜CL4及びM本の列信号線L2のそれぞれに対応する4行×M列のマトリックス状に配列された4M個のラッチ回路81を備える。ラッチ回路81は、エッジ検出回路60からエッジ検出信号が出力されたときにカウンタ70から出力されたカウント信号がハイレベルである場合、1の信号をラッチし、ローレベルである場合、0の信号をラッチする。これにより、各列の4個のラッチ回路81により、対応する列の1つの画素11から出力された画素信号の4ビットのデジタル値がラッチされる。すなわち、カウンタ70とラッチ部80とによって、各画素11から出力されたアナログの画素信号が4ビットのデジタルの画素信号にA/D変換される。
センスアンプ90は、4本のカウント信号線CL1〜CL4のそれぞれに対応して4個存在し、ラッチ回路81から出力された信号を増幅し、制御部300に出力する。ここで、ラッチ回路81は、省エネルギー化の観点から電圧振幅の小さな信号を出力しているため、センスアンプ90は、この電圧振幅の小さな信号を増幅することで0の信号と1の信号との差を顕在化している。これにより、制御部300は、0の信号と1の信号とを明確に区別することが可能となる。
水平走査回路100は、例えばシフトレジスタから構成され、クロック信号CLKと同期して、M本の列信号線L2を列方向にサイクリックに選択し、各列を構成する4個のラッチ回路81にラッチした信号を出力させる。タイミングジェネレータ110は、クロック信号CLKを生成し、垂直走査回路20、ランプ信号生成回路30、コンパレータ50、エッジ検出回路60、カウンタ70、及び水平走査回路100等に供給し、これらの各回路の動作を同期させる。
制御部300は、CPU、ROM、RAM等を含み、固体撮像装置の全体制御を司る。更に、制御部300は、ランプ信号線L1の配線長に起因する各コンパレータ50に入力されるランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のA/D変換後の画素信号のばらつきを低減する補正処理を行う。ここで、制御部300に入力されるA/D変換された画素信号の最下位ビットをVS[0]と表し、VS[0]の1桁上のビットをVS[1]と表し、VS[1]の1桁上のビットをVS[2]と表し、最上位ビットをVS[3]と表す。なお、制御部300の処理の詳細については後述する。
図1では、説明の便宜上、カウンタ70を4ビットカウンタとしたが、これに限定されず、2ビット以上の任意のカウンタを採用してもよい。この場合、カウンタ70が12ビットカウンタであれば、1列あたりのラッチ回路81の個数を12個、カウンタ70が8ビットカウンタであれば、1列あたりのラッチ回路81の個数を8個とするように、カウンタ70のビット数に応じて、各列のラッチ回路の個数を適宜変更すればよい。
次に、図1に示す固体撮像装置の動作について説明する。垂直走査回路20により1行の行信号線L3が選択されると、選択された行に配列された各画素11は画素信号を列信号線L2に出力する。列信号線L2に出力された各列の画素信号は、各列のラッチ回路81によりラッチされ、4ビットのデジタルの画素信号とされる。そして、水平走査回路100により、列信号線L2が順次選択され、4ビットのデジタルの画素信号がセンスアンプ90を介して順次制御部300に出力される。
図2は、カウンタ70として2ビットカウンタを採用したときの固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートであり、(a)はランプ信号を示し、(b)はコンパレータ50に入力されるクロック信号CLKを示し、(c)はコンパレータ50から出力される信号を示し、(d)はエッジ検出回路60から出力される検出信号を示し、(e)はカウンタ70のカウント値を示している。
図2(a)の時刻t0において、ランプ信号生成回路30からランプ信号が出力される。ランプ信号は、時間が経過するにつれて線形に減少する。このとき、図2(e)に示すように、カウンタ70により、カウント値がリセットされ、クロック信号CLKのカウントが開始される。時刻t1において、図2(a)に示すように、ランプ信号の電圧レベルが画素11から出力される画素信号の電圧レベルに到達すると、図2(c)に示すように、コンパレータ50により出力される信号がハイレベルからローレベルに立ち下げられる。
コンパレータ50から出力される信号が立ち下げられると、図2(d)に示すように、エッジ検出回路60により検出信号が出力される。そして、検出信号が出力された列に対応する2個のラッチ回路81は、図2(e)に示すように、検出信号の受け付け時にカウンタから「01」のカウント信号が出力されているため、「01」の信号をラッチする。
画素11からは、入射光量が大きいほど低い電圧レベルの画素信号が出力されているため、入射光量が大きいほどランプ信号の電圧レベルが画素信号の電圧レベルに到達するまでの時間が長くなる結果、入射光量が大きいほどデジタルの画素信号のレベルは高くなる。なお、図2では、右下がりのランプ信号を採用したが、右上がりのランプ信号を採用してもよく、この場合、入射光量が大きいほどデジタルの画素信号のレベルは低くなる。
図3は、ランプ信号の遅延量の変化を示した図であり、(a)はランプ信号線L1を示し、(b)はランプ信号を示し、(c)はランプ信号のばらつきの分布を示している。
図3(a)に示すようにランプ信号線L1は、寄生抵抗及び寄生容量からなる配線負荷を有している。そのため、図3(b)の点線に示すように、ランプ信号は信号源であるランプ信号生成回路30から離れるにつれて遅延量が増大する。したがって、入射光量が同じであっても、ランプ信号生成回路30から離れた列ほどエッジ検出回路60から出力される検出信号の出力タイミングが遅れてしまう。
図4は、図2においてランプ信号が遅延した場合の画素信号のばらつきを説明する図であり、(a)はランプ信号を示し、(b)はコンパレータ50に入力されるクロック信号CLKを示し、(c)はコンパレータ50から出力される信号を示し、(d)はエッジ検出回路60から出力される検出信号を示し、(e)はカウンタ70のカウント値を示している。図4(a)の点線で示すようにランプ信号が実線で示す遅延のないランプ信号に対して遅延すると、カウント開始時刻である時刻t0からランプ信号が画素信号の電圧レベルに到達する時刻が時刻t1からΔt遅れた時刻t1´にシフトする。そのため、本来、時刻t1で出力されるべき検出信号が、図4(d)に示すように時刻t1´で出力されてしまう。その結果、図4(e)に示すように、ラッチ部80により「01」の信号がラッチされるべきところを「10」の信号がラッチされ、ラッチされる信号が1LSB増加する。
また、ラッチ部80にラッチされる信号は、カウンタ70が1つのカウント値を保持する期間であるカウント周期との関係から、ランプ信号生成回路30から列が離れるにつれて連続的ではなく段階的にLSB数が増加する。例えば、図4(a)の実線で示すランプ信号に対する遅延量がカウント周期よりも短い列では、ラッチされる信号の増加分は0LSBであるが、遅延量がカウント周期よりも長い列では、ラッチされる信号の増加分は1LSB以上となる。ここで、本明細書では、ランプ信号の遅延量がラッチ部80によりラッチされる信号を1LSB増加させる場合、ランプ信号は1LSB遅延していると表現する。
したがって、ランプ信号の遅延量の最大値が4LSB未満とすると、図3(c)に示すように、各列は、ランプ信号の遅延量が1LSB未満の列からなるブロックBL1と、ランプ信号の遅延量が1LSB以上2LSB未満の列からなるブロックBL2と、ランプ信号の遅延量が2LSB以上3LSB未満の列からなるブロックBL3と、ランプ信号の遅延量が3LSB以上4LSB未満の列からなるブロックBL4とのいずれかの領域に属することになる。そして、ブロックBL1〜BL4の各ブロックでラッチされる同一入射光量の信号は、ブロックBL1に対して、それぞれ0、1、2、3LSB増加し、A/D変換後の画素信号がブロック毎にばらついてしまう。
そこで、制御部300は、このブロック毎のばらつきが低減されるようにA/D変換後の画素信号にオフセットを加えて補正する。ここで、制御部300は、ランプ信号の遅延量が最大の列、すなわち、ブロックBL4を基準にしてA/D変換後の画素信号を補正してもよいし、ランプ信号の遅延量が最小の列、すなわち、ブロックBL1を基準にしてA/D変換号の画素信号を補正してもよい。
図5は、制御部300によるA/D変換後の画素信号の補正を説明する図であり、上段の図は、A/D変換後の画素信号に加えられるオフセットを示し、下段の図は、ランプ信号の遅延量のばらつきの分布を示している。なお、図5の上段において、括弧外はランプ信号の遅延量が最小の列を基準にした場合を示し、括弧内はランプ信号が最大の列を基準にした場合を示している。
制御部300は、ランプ信号の遅延量が最小の列を基準にした場合、図5の括弧外に示すように、ブロックBL1のA/D変換後の画素信号には、オフセットを加えず、ブロックBL2〜BL4のA/D変換後の画素信号には、それぞれ、−1、−2、−3のオフセットを加えるというように、配線長が長いブロックほど大きなオフセット値を減算する減算処理を行う。
一方、制御部300は、ランプ信号の遅延量が最大の列を基準にした場合、図5の括弧内に示すように、ブロックBL4のA/D変換後の画素信号には、オフセットを加えず、ブロックBL3〜BL1のA/D変換後の画素信号には、それぞれ、+1、+2、+3のオフセットを加えるというように、配線長が長いブロックほど小さなオフセットを加える加算処理を行う。これらの補正により、ランプ信号の遅延に伴うA/D変換後の画素信号のばらつきを低減することが可能となる。
なお、制御部300は、ランプ信号の遅延量が最大又は最小の列を基準としたが、これに限定されず、最大又は最小以外の所定の列を基準に上記補正を行っても良い。この場合、当該所定の列が属するブロックのA/D変換後の画素信号にはオフセットを加えず、当該ブロックよりランプ信号線L1の配線長が長い列のA/D変換後の画素信号には、ランプ信号の遅延量に応じて負のオフセットを加え、当該ブロックよりランプ信号線L1の配線長が短い列のA/D変換後の画素信号には、ランプ信号の遅延量に応じて正のオフセットを加えればよい。
また、制御部300は、各列のオフセットを実験によって予め求めたものをメモリに記憶しておき、記憶したオフセットを用いてA/D変換後の画素信号を補正してもよいし、各列のオフセットを定期的に求め、得られたオフセットを用いてA/D変換後の画素信号を補正してもよい。
定期的にオフセットを求める場合、制御部300は、各列のコンパレータ50に入力されるランプ信号の遅延量を計測し、この遅延量が何LSBに相当するかによって、各列のオフセットを求めればよい。
ここで、制御部300は、例えば以下のようにしてランプ信号の遅延量の計測を行えばよい。まず、各列信号線L2に同じ直流電圧V1を入力し、画素信号を取り込む場合と同じ要領でCMOSイメージセンサに直流電圧V1をA/D変換させて取り込む。次に、取り込んだ直流電圧V1の最小値に対する各列の直流電圧V1の差を求めることで、各列に入力されるランプ信号の遅延量が何LSBであるかを求める。このように、定期的に各列のオフセットを求めることで、温度変化によって変動するランプ信号の遅延量に基づくA/D変換後の画素信号のばらつきに対して柔軟に対応することが可能となる。
以上説明したように、本固体撮像装置によれば、ランプ信号線L1の配線長に起因する各コンパレータ50に入力されるランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のA/D変換後の画素信号のばらつきが低減されるため、出力画像にシェーディングが現れることを抑制することができる。また、補正処理がデジタル的に行われるため、出力画像にシェーディングが現れることを精度良く抑制することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2による固体撮像装置について説明する。図6は、実施の形態2による固体撮像装置のブロック図を示している。本実施の形態による固体撮像装置は、エッジ検出回路60とラッチ部80との間に遅延部120(補正部の一例)を接続したことを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同一のものは説明を省略し、相違点のみ説明する。
図6に示す遅延部120は、各列に対応してM個存在し、各列のランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号のばらつきを低減するために、画素信号、具体的にはエッジ検出回路60から出力された検出信号を遅延させる。
遅延部120は、2個の遅延回路121、121を備えている。ここで、遅延回路121は、例えば、遅延量が1LSBであるDフリップフロップにより構成されている。また、説明の便宜上、図6では列数を3つとし、左列はランプ信号に遅延が生じていない領域を示し、中央の列はランプ信号の遅延量が1LSBの領域を示し、右列はランプ信号の遅延量が2LSBの領域を示している。
図7は、図6に示す中央の列の動作を示すタイミングチャートであり、(a)はランプ信号を示し、(b)はコンパレータ50に入力されるクロック信号CLKを示し、(c)はコンパレータ50から出力される信号を示し、(d)はエッジ検出回路60から出力される検出信号を示し、(e)は遅延部120により1LSB遅延された検出信号を示し、(f)はカウンタ70のカウント値を示している。
図6に示す右列はランプ信号の遅延量が2LSBであり、中央の列はランプ信号の遅延量が1LSBであるため、右列及び中央の列に同じ電圧レベルの画素信号が入力されたとしても、右列のA/D変換後の画素信号は、中央の列のA/D変換後の画素信号に比べて1LSB大きくなりばらつきが発生する。そこで、図7(e)に示すように中央の列の検出信号を1LSB遅延させ、ラッチ部80に「01」ではなく「10」の信号をラッチさせるというようにラッチさせる信号を1LSB増加させている。また、左列においては、検出信号を2LSB遅延させ、ラッチさせる信号を2LSB増加させている。これにより、ランプ信号の遅延量が最大である右列を基準として、A/D変換後の画素信号のばらつきを低減することが可能となる。
具体的には、図6に示すように、左列の遅延部120には2個の遅延回路121が画素信号線L2に接続され、中央の列の遅延部120には1個の遅延回路121が画素信号線L2に接続され、右列の遅延部120には遅延回路121が接続されていないというように配線長が長い列ほど遅延量が小さくされている。これにより、左、中央、右列の検出信号をそれぞれ2、1、0LSB遅延させることが可能となり、A/D変換後の画素信号のばらつきを低減させ、出力画像にシェーディングが現れることを抑制することができる。
なお、左列を基準にA/D変換後の画素信号のばらつきを低減させる場合は、右列を基準とする場合とは逆に左、中央、右列の検出信号をそれぞれ0、1、2LSB遅延させるというように配線長が長い列ほど遅延量を大きくすればよい。また、遅延部120の遅延量を調節可能に構成し、各列のランプ信号の遅延量を定期的に計測し、この遅延量に従って、各列の遅延部120の遅延量を調節してもよい。こうすることで、温度変化によって変動するランプ信号の遅延量に基づくA/D変換後の画素信号のばらつきに対して柔軟に対応することが可能となる。
ここで、遅延量の計測手法としては実施の形態1と同一の手法を用いればよい。また、遅延部120の遅延量を調節可能な構成としては、例えば、各遅延部120に複数の遅延回路121を設けると共に、各遅延回路121を列信号線L2に接続するためのスイッチを設け、制御部300がこのスイッチをオン・オフする構成を採用すればよい。
また、上記説明では3列の場合を示したが、列数が2つ又は4つ以上の場合であっても、3列の場合と同様にして、各列のランプ信号の遅延量が何LSBに該当するかに応じて、各列の遅延部120の遅延量を定めればよい。また、各列のランプ信号の遅延量を定期的に計測しない場合は、各列のランプ信号の遅延量から各列の遅延部120の遅延量を予め求め、この遅延量となる個数の遅延回路121で各列の遅延部120を構成すればよい。これにより回路規模を小さくすることができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3による固体撮像装置について説明する。図8は、実施の形態3による固体撮像装置のブロック図を示している。本実施の形態による固体撮像装置は、図8に示すように、遅延部120(補正部の一例)をコンパレータ50及びエッジ検出回路60の間に接続したことを特徴とする。なお、本実施の形態において、実施の形態1、2と同一のものは説明を省略し、相違点のみ説明する。また、図9では、3列のものを示しているが、各列のランプ信号の遅延量は実施の形態2で説明したものと同一である。
図9は、図8に示す中央の列の動作を示すタイミングチャートであり、(a)はランプ信号を示し、(b)はコンパレータ50に入力されるクロック信号CLKを示し、(c)はコンパレータ50からの出力信号を示し、(d)は1LSB遅延されたコンパレータ50からの出力信号を示し、(e)はエッジ検出回路60から出力される検出信号を示し、(f)はカウンタ70のカウント値を示している。
図9(e)に示すように中央の列のコンパレータ50の出力信号を1LSB遅延させ、ラッチ部80に「01」ではなく「10」の信号をラッチさせている。また、左列においては、検出信号を2LSB遅延させ、ラッチさせる信号を2LSB増加させている。これにより、実施の形態2と同様にして、ランプ信号の遅延量が最大である右列を基準として、A/D変換後の画素信号のばらつきを低減させることが可能となる。本実施の形態は、遅延部120の接続箇所以外は実施の形態2と同じであるため、詳細な説明は省略する。
なお、実施の形態2,3では、ランプ信号の遅延量が最大又は最小の列を基準にして、画素信号のばらつきを低減させたが、遅延量が相当大きな場合は、A/D変換後の階調性を大きく損なう虞がある。そこで、階調性を損なわないために、1ビット分ランプ信号を長くし、各列のラッチ回路81の個数を1ビット余分に設けることで階調性を損なわないようにしてもよい。
また、実施の形態2,3では、遅延部120を設けることで画素信号のばらつきを低減させたが、遅延部120を省き、A/D変換後の画素信号に対して実施の形態1で示す補正処理を行う専用の回路を、CMOSイメージセンサ内部のセンスアンプ90の出力側に設けることで画素信号のばらつきを低減させてもよい。
また、実施の形態1〜3では、ランプ信号生成回路30を1つとしたが、これに限定されず、複数個設けても良い。この場合、奇数列にランプ信号を出力するランプ信号生成回路と、偶数列にランプ信号を出力するランプ信号生成回路との合計2個のランプ生成回路を設けてもよいし、左側半分の列と右側半分の列とにランプ信号を生成する合計2個のランプ信号生成回路を設けてもよいし、各列を複数のブロックに分け、各ブロックにランプ信号を生成する複数個のランプ信号生成回路を設けてもよい。
本発明の実施の形態1による固体撮像装置のブロック図を示している。 2ビットカウンタを採用したときの固体撮像装置の動作を示すタイミングチャートである。 ランプ信号の傾きの変化を示した図である。 図2においてランプ信号が遅延した場合の画素信号のばらつきを説明する図である。 制御部によるA/D変換後の画素信号の補正を説明する図である。 実施の形態2による固体撮像装置のブロック図を示している。 図6に示す中央の列の動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態2による固体撮像装置のブロック図を示している。 図8に示す中央の列の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
10 画素部
11 画素
20 垂直走査回路
30 ランプ信号生成回路
40 GCA・CDS回路
50 コンパレータ
60 エッジ検出回路
70 カウンタ
80 ラッチ部
81 ラッチ回路
90 センスアンプ
100 水平走査回路
110 タイミングジェネレータ
120 遅延部
121 遅延回路
300 制御部
CL1〜CL4 カウント信号線
L1 ランプ信号線
L2 列信号線
L3 行信号線

Claims (8)

  1. 列並列A/D変換方式の固体撮像装置であって、
    N(Nは1以上の整数)行×M(Mは2以上の整数)列に配列された複数の画素を備え、各列に対応するM本の列信号線に画素信号を出力する画素部と、
    ランプ信号を生成してランプ信号線に出力するランプ信号生成部と、
    前記列信号線を介して前記画素信号が入力されると共に、前記ランプ信号線を介して前記ランプ信号が入力され、前記ランプ信号の電圧レベルが前記画素信号の電圧レベルに達したときに検出信号を出力する各列に対応するM個の比較部と、
    前記ランプ信号生成部が前記ランプ信号の出力を開始してから、各比較部により前記検出信号が出力されるまでの時間をカウントすることで、前記画素信号をアナログ−デジタル変換するA/D変換部と、
    前記ランプ信号線の配線長に起因する各比較部に入力されるランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号のばらつきを低減する補正処理を行う補正部とを備え、
    前記補正部は、各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号に対して前記補正処理を行うことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 列並列A/D変換方式の固体撮像装置であって、
    N(Nは1以上の整数)行×M(Mは2以上の整数)列に配列された複数の画素を備え、各列に対応するM本の列信号線に画素信号を出力する画素部と、
    ランプ信号を生成してランプ信号線に出力するランプ信号生成部と、
    前記列信号線を介して前記画素信号が入力されると共に、前記ランプ信号線を介して前記ランプ信号が入力され、前記ランプ信号の電圧レベルが前記画素信号の電圧レベルに達したときに検出信号を出力する各列に対応するM個の比較部と、
    前記ランプ信号生成部が前記ランプ信号の出力を開始してから、各比較部により前記検出信号が出力されるまでの時間をカウントすることで、前記画素信号をアナログ−デジタル変換するA/D変換部と、
    前記ランプ信号線の配線長に起因する各比較部に入力されるランプ信号の遅延量の相違に基づく各列のアナログ−デジタル変換後の画素信号のばらつきを低減する補正処理を行う補正部とを備え、
    前記補正部は、各列の画素信号をそれぞれ遅延させることで前記補正処理を行うことを特徴とする固体撮像装置。
  3. 前記補正部は、前記ランプ信号の遅延量が最大又は最小の列を基準として、前記補正処理を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の固体撮像装置。
  4. 前記補正部は、各列信号線において、各比較部の前段に接続された遅延部により構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の固体撮像装置。
  5. 前記比較部は、前記ランプ信号及び前記画素信号を比較するコンパレータと、コンパレータからの信号のエッジを検出するエッジ検出回路とを含み、
    前記補正部は、各列信号線において、前記コンパレータ及び前記エッジ検出回路の間に接続された遅延部により構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の固体撮像装置。
  6. 前記遅延部は、遅延量に応じた個数の遅延回路により構成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の固体撮像装置。
  7. 前記遅延回路は、Dフリップフロップにより構成されていることを特徴とする請求項記載の固体撮像装置。
  8. 前記補正部は、ランプ信号の各列の遅延量を定期的に検出し、検出結果に基づいて、前記補正処理に用いる補正値を求めることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の固体撮像装置。
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