JP4992622B2 - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

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本発明は、並列に設けられた第1、第2の蒸発器を有する冷凍サイクル装置に関するもので、例えば、デュアルエアコンタイプの車両用空調装置に好適である。
従来、ミニバン等の大型乗用車の車室内空調用のユニットとして、車室内の前席側と後席側の両方に空調ユニットを配置するデュアルエアコンが用いられている。このデュアルエアコンの冷凍サイクルでは、前席側蒸発器(第1の蒸発器)と後席側蒸発器(第2の蒸発器)とを並列に接続して設け、圧縮機と凝縮器は共通使用している。この冷凍サイクルでは、空調装置のコスト低減のため後席側蒸発器への冷媒流れを断続する電磁弁(流路開閉弁)を付けていない車両が多い。そのため、上記電磁弁を付けていない車両では、前席側エアコン(前席側蒸発器)のみを運転させ、圧縮機の連続作動状態が長時間継続された場合、後席側蒸発器の温度式膨張弁の開閉が何回も繰り返され、後席側蒸発器などにオイルが溜まる。その結果、圧縮機のオイル戻り不足が発生する問題がある。
そこで、圧縮機の連続作動状態が所定時間に達すると、圧縮機の作動を強制的に断続制御して、後席側蒸発器の温度式膨張弁を強制開弁させることで、後席側蒸発器等に溜まっているオイルを圧縮機吸入側に戻すようにした冷凍サイクル装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−283576号公報
ところで、特許文献1に記載の冷凍サイクル装置における圧縮機へのオイル戻し制御を図8に基づいて説明すると、図8に示すように圧縮機の連続作動状態が所定時間txに達すると所定回数Nだけ電磁クラッチのオンオフを繰り返して、圧縮機の作動を断続制御する(図8(a)参照)。なお、図中、時間hは電磁クラッチのオフ時間を示しており、時間Hは電磁クラッチのオン時間を示しており、また所定回数Nは電磁クラッチの停止回数を示している。この圧縮機の断続制御により、圧縮機吸入側の圧力を変動させ、後席側温度式膨張弁を開弁している。その結果、圧縮機吸入側にオイルが戻され、オイル循環率が上昇する。ここで、圧縮機の断続制御により蒸発器内などに溜まったオイルが圧縮機吸入側に戻されるが、その一方、圧縮機の断続制御は、一定間隔(電磁クラッチのオン時間H毎)で電磁クラッチをオンオフする圧縮機の断続運転を行なっているため、前席側蒸発器の空気吹出温度が上昇し(図8(b)参照)、車室内の乗員の空調フィーリングが悪化するという問題が発生する。
本発明は、上記点に鑑み、第1の蒸発器と第2の蒸発器を並列に接続し、第2の蒸発器用の電磁弁を持たない冷凍サイクル装置において、第1の蒸発器の単独運転時の圧縮機のオイル戻し制御に起因する第1の蒸発器の蒸発器吹出温度の上昇を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(16)と、圧縮機(16)から吐出された冷媒を冷却し凝縮させる凝縮器(17)と、凝縮器(17)で凝縮した冷媒を減圧膨張させる第1の減圧手段(19)と、第1の減圧手段(19)の冷媒流れ下流側に設けられ、第1の減圧手段(19)により減圧膨張した冷媒を蒸発させる第1の蒸発器(15)と、第1の蒸発器(15)に送風する第1の送風機(14)と、第1の減圧手段(19)と並列に設けられ、凝縮器(17)で凝縮した冷媒を減圧膨張させる第2の減圧手段(32)と、第2の減圧手段(32)の冷媒流れ下流側に設けられ、第2の減圧手段(32)により減圧膨張した冷媒を蒸発させる第2の蒸発器(28)と、第2の蒸発器(28)に送風する第2の送風機(27)と、第1の蒸発器(15)内の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段(21)と、第1の送風機(14)が稼動状態にされ、第2の送風機(27)が停止状態にされ、かつ圧縮機(16)が稼動状態にされた第1の蒸発器(15)の単独運転が行われている際に、圧縮機(16)の連続作動時間が第1所定時間に達すると、予め設定された第1所定回数だけ圧縮機(16)の断続制御を行なう第1オイル戻し制御手段とを備え、第2の減圧手段(32)は、第2の蒸発器(28)の出口冷媒の過熱度を調整する温度式膨張弁により構成され、第1オイル戻し制御手段は、圧縮機(16)の連続作動時間が第1所定時間に達した時の蒸発器温度検出手段(21)による検出値を第1基準検出値とし、圧縮機(16)の断続制御として、蒸発器温度検出手段(21)による検出値が第1基準検出値以下となった場合に、圧縮機(16)の作動を停止させ、蒸発器温度検出手段(21)による検出値が第1基準検出値よりも高い第2基準検出値以上となった場合に、圧縮機(16)を作動させることを特徴としている。
これにより、第1オイル戻し制御手段による圧縮機(16)の断続制御を蒸発器温度検出手段(21)の検出値に応じて行なうことができるため、圧縮機(16)の断続制御による第1の蒸発器(15)の蒸発器温度(冷媒温度)の上昇を抑制することができる。なお、蒸発器温度検出手段(21)には、第1の蒸発器(15)内の冷媒温度を直接検出するものに限定されず、間接的に検出するものも含まれる。
また、第1オイル戻し制御手段による圧縮機(16)の断続制御終了時からの経過時間が第1所定時間よりも短い第2所定時間に達すると、予め設定された第2所定回数だけ圧縮機(16)の断続制御を行なう第2オイル戻し制御手段を備え、第2オイル戻し制御手段は、圧縮機(16)の断続制御として、蒸発器温度検出手段(21)による検出値が、第1基準検出値以下となった場合に、圧縮機(16)の作動を停止させ、蒸発器温度検出手段(21)による検出値が、第2基準検出値以上となった場合に、圧縮機(16)を作動させる場合には、第1、第2オイル戻し制御手段による圧縮機(16)の断続制御を蒸発器温度検出手段(21)の検出値に応じて行なうことができるため、圧縮機(16)の断続制御による第1の蒸発器(15)の蒸発器温度(冷媒温度)の上昇を抑制することができる。さらに、第1、第2オイル戻し制御手段による圧縮機(16)の断続制御を行なうため、圧縮機(16)吸入側への潤滑オイルの戻り量を増大させることができる。
また、圧縮機(16)は、吐出容量を変化させることができる可変容量型圧縮機である場合、圧縮機(16)の断続制御は、圧縮機吐出容量を変化させて行なうことができる。
また、圧縮機(16)は、モータ駆動の電動圧縮機である場合、圧縮機(16)の断続制御は、圧縮機回転数を変化させて行なうことができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態では、デュアルエアコンタイプの車両用冷凍サイクル装置を車両空調用冷凍サイクル装置に適用している。図1は、ミニバンタイプの乗用車に本発明を適用した第1実施形態の全体の配置レイアウトを示す。ミニバンタイプの車両10の車室11は前席(運転席および助手席)の後方側に2番目、3番目の座席(後席)を配置するようになっており、車両前後方向に長い空間を形成している。11aは車室11の床面である。
前席側空調ユニット12は、車室11内の最前部の計器盤(図示せず)の内側部に配設されて、車室内前席側の領域を空調するものである。前席側空調ユニット12は、空気通路を形成するケース13を有し、このケース13の上流部に送風機(第1の送風機)14を配置している。この送風機14は図示しない内外気切替箱から切替導入される内気または外気を送風する。
送風機14の下流には送風空気を冷却する冷却用熱交換器として冷凍サイクルRの蒸発器(第1の蒸発器)15が配置されている。ここで、冷凍サイクルRは周知の構成であり、車両エンジン(図示せず)により電磁クラッチ16aを介して駆動される圧縮機16を備えている。この圧縮機16により冷媒は高温高圧に圧縮され、この圧縮機16から吐出されたガス冷媒は凝縮器17に導入され、この凝縮器17にてガス冷媒は図示しない冷却ファンにより送風される外気と熱交換して凝縮する。
凝縮器17を通過した冷媒は、受液器18にて液相冷媒と気相冷媒とに分離されるとともに、液相冷媒が受液器18内に貯留される。受液器18からの液冷媒を前席側温度式膨張弁(第1の減圧手段)19にて低圧の気液2相冷媒に減圧し、この減圧後の低圧冷媒を上記蒸発器15において空調空気から吸熱して蒸発させるようになっている。
前席側温度式膨張弁19は周知のごとく蒸発器15出口の冷媒過熱度が所定値に維持されるように弁開度を自動調整するものである。そのため、前席側温度式膨張弁19は、蒸発器15出口の冷媒温度を感知する感温部(図示せず)と、この感温部の感知した冷媒温度に対応した圧力が加えられる第1圧力室(図示せず)と、蒸発器15の冷媒圧力(サイクル低圧)が加えられる第2圧力室(図示せず)と、この第1、第2圧力室を仕切るダイヤフラム(図示せず)とを備え、第1、第2圧力室の圧力差とばね力とに応じてダイヤフラムおよび弁体が変位して冷媒流量を調整するようになっている。
蒸発器15において蒸発した後のガス冷媒は再度、圧縮機16に吸入され、圧縮される。なお、冷凍サイクルRのうち、圧縮機16、凝縮器17、受液器18等の機器は、車室11より前方側のエンジンルーム20内に搭載されている。
また、前席側空調ユニット12内において、蒸発器15の空気吹出部には蒸発器温度センサ(蒸発器温度検出手段)21が配置されている。この蒸発器温度センサ21により検出される蒸発器吹出空気温度が所定温度以下に低下すると、電磁クラッチ16aへの通電を遮断して圧縮機16の運転を停止し、圧縮機16の稼働率を低下させることで蒸発器15のフロストを防止するようにしている(フロスト防止制御)。
蒸発器15の空気流れ下流側には、車両エンジンからの温水により空調空気を加熱するヒータコア(加熱用熱交換器)22が配置されている。このヒータコア22の側方にはバイパス路23が形成されている。そして、ヒータコア22に隣接し板状のエアミックスドア24が回動可能に配置され、このエアミックスドア24の回動位置の選択により、ヒータコア22を通過して加熱される温風とバイパス路23を通過する冷風との風量割合を調整して吹出空気温度を調整する。
前席側空調ユニット12の下流端には、図示しないデフロスタ吹出開口部、フェイス吹出開口部およびフット吹出開口部が開口しており、これらの開口部は図示しない吹出モードドアにより切替開閉され、各開口部を通過した空調空気は、それぞれ車両窓ガラスの内面、前席側乗員の頭部、足元部に向けて吹き出される。
後席側空調ユニット25は車室内の後席側を空調するように車室11内の後部、例えば、後席の側方部位等に配置される。この後席側空調ユニット25のケース26内には、内気を吸入して送風する送風機(第2の送風機)27が備えられ、この送風機27の下流側に後席側蒸発器(第2の蒸発器)28が配置されている。蒸発器28の空気流れ下流側には、車両エンジンからの温水により空調空気を加熱するヒータコア29が配置されている。このヒータコア29の側方にはバイパス路30が形成されている。そして、ヒータコア29に隣接し板状の冷風バイパスドア31が回動可能に配置され、この冷風バイパスドア31によりバイパス路30を後席側空調ユニット25の吹き出しモードと風量レベルに応じて開閉する。
後席側蒸発器28の冷媒入口部には後席側温度式膨張弁(第2の減圧手段)32が備えられている。この後席側温度式膨張弁32は、前席側温度式膨張弁19と同様のものであり、受液器18からの高温高圧の液冷媒を低温低圧の気液2相冷媒に減圧する減圧手段をなすもので、後席側蒸発器28の出口部の冷媒の過熱度が予め設定した所定値となるように弁開度を調整して、冷媒流量を調整するものである。
なお、冷凍サイクルRにおいて、後席側の温度式膨張弁32の入口側は床下高圧配管33を介して前席側の温度式膨張弁19の入口側に接続され、また、後席側の蒸発器28の出口側は床下低圧配管34を介して前席側の蒸発器15の出口側に接続されている。これにより、後席側の蒸発器28および温度式膨張弁32は前席側の蒸発器15および温度式膨張弁19と並列に接続されている。
床下高圧配管33および床下低圧配管34は、車室11の床面11aの下側に形成される床下空間35に配置されるので、圧縮機16の吸入配管16bより所定高さL(例えば、600mm程度)だけ低い部位に配置される。
そして、後席側空調ユニット25において、蒸発器28の下流直後の部位にフェイス吹出開口部36および吹出モードドア37が配置され、後席側蒸発器28で冷却された冷風はフェイス吹出開口部36から後席側フェイスダクト38を通って天井吹出口38aから後席側乗員の頭部に向けて吹き出す。また、ヒータコア29で加熱された温風は、後席側フットダクト39を通って後席側フット吹出口39aから後席側乗員の足元部に向けて吹き出される。
図2は本実施形態の電気制御の概要ブロック図であり、空調用制御装置40はマイクロコンピュータとその周辺回路から構成されるもので、蒸発器温度センサ21により検出される蒸発器吹出空気温度TEの他に、センサ群41から外気温Tam、内気温Tr、日射量Ts、温水温度Tw等が入力される。また、前席側操作パネル42から車室温の温度設定、風量調整、内外気モード切り替え、吹出モード切り替え、電磁クラッチ16aへのオンオフ等の操作信号が入力される。一方、後席側操作パネル43からは、後席側の風量調整、吹出モード切り替え等の操作信号が入力される。なお、この後席側の風量調整および吹出モード切り替えの操作信号については、前席側操作パネル42からも入力可能になっている。
空調用制御装置40は予め設定されたプログラムに従って所定の演算処理を行って出力信号を出し、前席側および後席側の空調機器(電磁クラッチ16a、送風機14、27、エアミックスドア24、31等の駆動用モータ群)の作動を制御する。
次に、上記構成において作動を説明する。まず、前席側空調ユニット12および後席側空調ユニット25をともに作動させるときは、前後両方の送風機14、27が作動して、両空調ユニット12、25に送風する。そして、前席側操作パネル42のエアコンスイッチ(圧縮機作動スイッチ)が投入されると、電磁クラッチ16aが通電され接続状態になるので、圧縮機16が車両エンジンにより駆動される。
これにより、前席側空調ユニット12においては、送風空気を蒸発器15により冷却、除湿した後に、ヒータコア22により再加熱することができる。前席側空調ユニット12では、エアミックスドア24により冷風と温風の風量割合を任意に調整して車室内への吹出温度を調整できる。なお、後席側空調ユニット25では、吹出モードドア37により、吹き出しモードをフェイスモードとフットモードとに切り替えることができ、フェイスモード時には蒸発器28により冷却、除湿した冷風を後席側フェイスダクト38を通して後席側の天井吹出口38aから車室内後席側へ吹き出す。また、フットモード時には送風空気が蒸発器28を通過した後ヒータコア29により加熱されて温風となり、この温風は後席側フットダクト39を通して後席側のフット吹出口39aから乗員足元部に吹き出す。
ところで、前後両方の空調ユニット12、25を上記のように同時運転しているときは、前後の温度式膨張弁19、32がそれぞれ前後の蒸発器15、28の熱負荷に対応した弁開度に調整され、その熱負荷に対応した流量の冷媒を常時、各蒸発器15、28の流路を通過させるので、後席側空調ユニット25の床下低圧配管34等に潤滑オイルが溜まることはない。
また、前席側のみに乗員が搭乗し、後席側には乗員が搭乗していないときは、前席側操作パネル42または後席側操作パネル43でのスイッチ操作により後席側送風機27を停止する。これにより、後席側空調ユニット25には空調空気が送風されず、後席側空調ユニット25の空調作用が停止状態となるので、前席側空調ユニット12のみの単独運転状態となる。
この前席側単独運転時には、後席側空調ユニット25において、後席側の温度式膨張弁32が微小な開閉を繰り返すことにより、液相の潤滑オイルが後席側の蒸発器28内とか蒸発器出口の床下低圧配管34内に溜まっていく。特に、床下低圧配管34は、圧縮機16の吸入配管16bに対して所定量L(例えば、600mm程度)だけ低い位置に配置されるので、この床下低圧配管34への潤滑オイル寝込み現象が発生しやすい。
そのため、後席側蒸発器28用の電磁弁を持たないデュアルエアコンタイプの車両空調用冷凍サイクル装置では、前席側単独運転時に圧縮機16の連続作動状態が長時間継続されると、後席側温度式膨張弁32の微小な開閉が長時間繰り返されて、床下低圧配管34への潤滑オイル寝込み現象が顕著となり、圧縮機16へのオイル戻り不足が発生する。そこで、本実施形態では床下低圧配管34への潤滑オイル寝込み現象を解消するために、所定の時間間隔で圧縮機16の作動を強制的に断続させるオイル戻し制御を行なっている。
本実施形態におけるオイル戻し制御について図3に基づいて説明する。図3は本実施形態に係る空調用制御装置40により実行されるオイル戻し制御の制御ルーチンを示すフローチャートであり、制御ルーチンは前席操作パネル42等の操作により前席側空調ユニット12のみの単独運転状態となった場合にスタートする。
まず、ステップS10にて各種センサ21、41の検出信号、各操作パネル42、43からの操作信号を読み込む。次にステップS20にて、ステップS10で読み込まれた各信号の状態から、エアコンスイッチがオンされているか否かを判定する。エアコンスイッチがオンされていない場合は、圧縮機作動停止状態であるためステップS10に戻る。また、エアコンスイッチがオンされている場合は、ステップS30に進む。
ステップ30では、タイマをスタートさせ、次にステップ40で、蒸発器温度センサ21により検出される前席側蒸発器15の蒸発器吹出温度TEと目標温度TEO1との大小を判定する。ステップS40では、上述の蒸発器15のフロストを防止するためのフロスト防止制御を実行するか否を判定している。ここで、図4は蒸発器吹出温度TEの目標温度を説明するもので、目標温度として第1の目標温度TEO1(例えば、3°C)と第2の目標温度TEO2(例えば、4°C)を設定し、この第1、第2の目標温度TEO1、TEO2と実際の蒸発器吹出温度TEとを比較して、電磁クラッチ16aの断続(ON、OFF)信号を発生する。第1、第2の目標温度TEO1とTEO2の温度差は、電磁クラッチ16aの断続にヒステリシスを設定して、圧縮機作動の頻繁な断続を防止するためである。
ステップ40において、第1の目標温度TEO1より実際の蒸発器吹出温度TEの方が低いときは、蒸発器15のフロストを防止(フロスト防止制御)するためステップ50に進む。そして、ステップS50で電磁クラッチ16aをオフして、圧縮機16を停止させる。次に、ステップ60でタイマカウントを0にクリアして、ステップ70にて実際の蒸発器吹出温度TEと第2の目標温度TEO2との大小を判定する。このステップ70にて実際の蒸発器吹出温度TEが第2の目標温度TEO2より高いと判定されるまで圧縮機16の停止状態は継続される。そして、TEがTEO2より高くなると、ステップ70からステップ80に進み、電磁クラッチ16aをオンし、圧縮機16を作動させる。
一方、ステップ40で第1の目標温度TEO1より実際の蒸発器吹出温度TEの方が高いときはステップ90に進み、タイマ時間t(すなわち、圧縮機16の連続作動時間)が第1所定時間tx以上になったか否かを判定する。この第1所定時間txは、電磁クラッチ16aの耐久性、必要とされるオイル循環率を確保等の面を考慮し、例えば30分〜120分の間の所定時間に設定する。なお、第1所定時間txは、予め空調制御装置40のRAM等に記憶されている。
タイマ時間tが第1所定時間tx以上になると、ステップ100にて、実際の蒸発器吹出温度TEを第1基準温度TEaとして空調制御装置40のRAMなどに記憶する。この第1基準温度TEaは、ステップS100でタイマ時間tが連続作動時間(第1所定時間tx)以上となった際の実際の蒸発器吹出温度を記憶している。そして、ステップS110で圧縮機16の断続回数をカウントするカウンタを0に初期化する。
次に、ステップS120で実際の蒸発器吹出温度TEが第1基準温度TEa以下であるか否かを判定する。このステップ120で蒸発器吹出温度TEが第1基準温度TEa以下の場合は、ステップS130に進み電磁クラッチをオフし、圧縮機16の作動停止状態を維持する。
そして、ステップS140で、ステップS130において電磁クラッチ16aがオフされる前の電磁クラッチ16aの状態がオン状態であったか否かを判定する。ステップS140で前回の電磁クラッチ16aがオン状態であった場合には、ステップS150で圧縮機16の断続回数をカウントしステップS180に進む。また、ステップS140で前回の電磁クラッチ16aがオフ状態であった場合には、ステップS150をスキップしてステップS180に進む。
一方、ステップ120で実際の蒸発器吹出温度TEが第1基準温度TEaより高い場合は、ステップS160に進み、実際の蒸発器吹出温度TEが第1基準温度TEaに所定値(例えば1℃)を加算した第2基準温度TEb以上であるか否かを判定する。ステップS160で実際の蒸発器吹出温度TEが第2基準温度TEb以上と判定された場合、電磁クラッチ16aをオンして圧縮機16を作動状態にしてステップS180に進む。また、ステップS160で実際の蒸発器吹出温度TEが第2基準温度TEbより低いと判定された場合、電磁クラッチ16aのオフ状態を維持してステップS120に戻る。
ここで、図5は、オイル戻し制御による電磁クラッチ16aのオンオフを説明するもので、図5に示すように、電磁クラッチ16aは、実際の蒸発器吹出温度TEが第1基準温度TEaより低くなるとオフ状態にされ、実際の蒸発器吹出温度TEが第2基準温度TEbより高くなるとオン状態にされる。そのため、電磁クラッチ16aのオフによる前席側蒸発器15の蒸発器吹出温度TEの上昇は、第2基準温度TEbより高くなることはない。
次に、上述のステップS150およびステップS170後、ステップS180にて、圧縮機16の断続が所定回数(第1所定回数N)行なわれたか否かを判定する。具体的には、ステップS150でカウントされたカウンタ値nが所定回数Nに1を加算した値(圧縮機16の断続が所定回数N終了したときのカウンタ値n)となったか否かを判定する。なお、所定回数(第1所定回数N)は、予め空調制御装置40のRAM等に記憶されている。
圧縮機16の断続が所定回数N行なわれていない場合は、ステップS120に戻り、所定回数N行なわれた場合は、ステップS190に進む。ここで、本実施形態におけるステップS90〜ステップS180までが第1オイル戻し制御手段に相当している。
ステップS190にて、オイル戻し制御における前席側蒸発器15のフロストを防止するため、実際の蒸発器吹出温度TEが第2の目標温度TEO2より高いと判定されるまで圧縮機16の停止状態を継続する。そして、TEがTEO2より高くなると、ステップ200に進み、ステップS200でタイマカウントを0にクリアする。そして、次にステップS80で電磁クラッチ16aをオンし、圧縮機16を作動させる。
本実施形態におけるオイル戻し制御について図6のタイミングチャートに基づいて説明する。図6(a)は、前席側単独運転時の電磁クラッチ16aのオンオフ状態を示しており、図6(b)は、蒸発器吹出温度TEの変化を示している。
図6に示すように、圧縮機16の連続作動時間が第1所定時間txを経過すると電磁クラッチ16aのオンオフを繰り返す圧縮機16の断続制御が行なわれるが(図6(a)参照)、電磁クラッチ16aのオフ状態を第1基準温度TEaから第2基準温度TEbに上昇するまでとしているため、圧縮機16の断続制御による前席側蒸発器15の実際の蒸発器吹出温度TEの温度上昇を第2基準温度TEbまでに抑制することができる(図6(b)参照)。さらに、電磁クラッチ16aのオン状態を第2基準温度TEbから第1基準温度TEaに低下するまでとしているため、圧縮機16の断続制御による前席側蒸発器15の実際の蒸発器吹出温度TEの温度変化を第1基準温度TEaから第2基準温度TEbの間に抑制することができる。
以上説明したように、圧縮機16の断続制御を前席側蒸発器15の蒸発器吹出温度TEに応じて行なうため、オイル戻し制御の圧縮機16の断続制御による前席側蒸発器15の蒸発器吹出温度TEの上昇を抑制することができる。その結果、乗員の空調フィーリングの悪化を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図3、図7に基づいて説明する。本第2実施形態では、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図7は、本実施形態に係るオイル戻し制御の作動説明図である。
本実施形態では、図3におけるステップS180とステップS190の間において、ステップS180の判定後、第1所定時間txよりも短い時間である第2所定時間tiにわたって圧縮機16を連続作動させ、第2所定時間tiの経過後、さらに圧縮機16の断続制御を所定回数N2(第2所定回数)だけ行なっている。なお、所定回数N2(第2所定回数)は、予め空調制御装置40のRAM等に記憶されている。
具体的には、図3のステップS180で圧縮機16の断続が第1所定回数N1行なわれたと判定された場合に、ステップS180での判定から第2所定時間tiが経過するまで電磁クラッチ16aをオンして、圧縮機16を連続的に作動状態にする。
第2所定時間tiの経過後、さらに所定回数N行なわれたと判定されるまで、第1実施形態で行なったオイル戻し制御におけるステップS120〜ステップS170と同様のオイル戻し制御を第2所定回数N2繰り返す(第2オイル戻し制御手段)。そして、圧縮機16の断続が所定回数N行なわれたか否かの判定で、圧縮機16の断続が所定回数N行なわれたと判定されると、ステップS200に進む。なお、二回目のオイル戻し制御における圧縮機16の断続が所定回数N行なわれたか否かの判定は、カウンタnが所定回数N(N1+N2)に1を加算した値となったか否かを判定している。
次に、本実施形態におけるオイル戻し制御について図7のタイミングチャートに基づいて説明する。図7(a)は、前席側単独運転時の電磁クラッチ16aのオンオフ状態を示しており、図7(b)は、蒸発器吹出温度TEの変化を示している。
図7に示すように、圧縮機16の連続作動時間が第1所定時間txを経過し、電磁クラッチ16aのオンオフを繰り返す一回目の圧縮機16の断続制御(第1オイル戻し制御手段による圧縮機16の断続制御)を行った後、さらに第2所定時間ti経過後に、再度電磁クラッチ16aのオンオフを繰り返す二回目の圧縮機16の断続制御(第2オイル戻し制御手段による圧縮機16の断続制御)を行う(図7(a)参照)。この二回目の圧縮機16の断続制御により、圧縮機16吸入側への潤滑オイルの戻り量を増大させることができる。
また、二回目の圧縮機16の断続制御を追加する場合であっても、電磁クラッチ16aのオフ状態を第1基準温度TEaから第2基準温度TEbに上昇するまでとしているため、オイル戻し制御による前席側蒸発器15の実際の蒸発器吹出温度TEの温度上昇を第2基準温度TEbまでに抑制することができる(図7(b)参照)。
これにより、オイル戻し制御による前席側蒸発器15の蒸発器吹出温度TEの上昇を抑制することができるとともに、二回のオイル戻し制御を行なっているため、圧縮機16吸入側への潤滑オイルの戻り量を増大させることができる。
(他の実施形態)
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
(1)上記各実施形態では、固定容量の圧縮機16の作動を電磁クラッチ16aのオンオフにより断続制御しているが、圧縮機16として可変容量型圧縮機を用いて、この可変容量型圧縮機の吐出容量を変化させることにより圧縮機16の断続制御を行なってもよい。
(2)また、圧縮機16としてモータ駆動の電動圧縮機を用いて、この電動圧縮機16の回転数を変化させることにより圧縮機16の断続制御を行なってもよい。
(3)上記の各実施形態では、蒸発器冷却度合を検出するために、蒸発器吹出空気温度TEを蒸発器温度センサ21により検出しているが、蒸発器15の冷媒温度、フィン表面温度、冷媒蒸発圧力等を検出して、蒸発器冷却度合を検出するようにしてもよい。
(4)また、上記各実施形態では、本発明の車両用冷凍サイクル装置を車両空調用冷凍サイクル装置1に適用しているが、これに限らず、冷凍車における冷凍、冷蔵用の車両用冷凍サイクル装置に適用することができる。
第1実施形態における車両用空調装置の全体システム構成図である。 第1実施形態における電気制御部の概略ブロック図である。 第1実施形態における電気制御部のフローチャートである。 フロスト防止制御における蒸発器吹出温度と電磁クラッチの作動説明図である。 オイル戻し制御における蒸発器吹出温度と電磁クラッチの作動説明図である。 第1実施形態におけるオイル戻し制御の作動説明図である。 第2実施形態におけるオイル戻し制御の作動説明図である。 従来技術のオイル戻し制御の作動説明図である。
符号の説明
12…前席空調ユニット、15…前席側蒸発器、16…圧縮機、17…凝縮器、19…前席側膨張弁、21…蒸発器温度センサ、25…後席側空調ユニット、28…後席側蒸発器、32…後席側膨張弁、40…空調用制御装置。

Claims (3)

  1. 冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(16)と、
    前記圧縮機(16)から吐出された冷媒を冷却し凝縮させる凝縮器(17)と、
    前記凝縮器(17)で凝縮した冷媒を減圧膨張させる第1の減圧手段(19)と、
    前記第1の減圧手段(19)の冷媒流れ下流側に設けられ、前記第1の減圧手段(19)により減圧膨張した冷媒を蒸発させる第1の蒸発器(15)と、
    前記第1の蒸発器(15)に送風する第1の送風機(14)と、
    前記第1の減圧手段(19)と並列に設けられ、前記凝縮器(17)で凝縮した冷媒を減圧膨張させる第2の減圧手段(32)と、
    前記第2の減圧手段(32)の冷媒流れ下流側に設けられ、前記第2の減圧手段(32)により減圧膨張した冷媒を蒸発させる第2の蒸発器(28)と、
    前記第2の蒸発器(28)に送風する第2の送風機(27)と、
    前記第1の蒸発器(15)内の冷媒温度を検出する蒸発器温度検出手段(21)と、
    前記第1の送風機(14)が稼動状態にされ、前記第2の送風機(27)が停止状態にされ、かつ前記圧縮機(16)が稼動状態にされた前記第1の蒸発器(15)の単独運転が行われている際に、前記圧縮機(16)の連続作動時間が第1所定時間に達すると、予め設定された第1所定回数だけ前記圧縮機(16)の断続制御を行なう第1オイル戻し制御手段と
    前記第1オイル戻し制御手段による前記圧縮機(16)の断続制御終了時からの経過時間が前記第1所定時間よりも短い第2所定時間に達すると、予め設定された第2所定回数だけ前記圧縮機(16)の断続制御を行なう第2オイル戻し制御手段とを備え、
    前記第2の減圧手段(32)は、前記第2の蒸発器(28)の出口冷媒の過熱度を調整する温度式膨張弁により構成され、
    前記第1オイル戻し制御手段は、
    前記圧縮機(16)の連続作動時間が前記第1所定時間に達した時の前記蒸発器温度検出手段(21)による検出値を第1基準検出値とし、
    前記圧縮機(16)の断続制御として、前記蒸発器温度検出手段(21)による検出値が前記第1基準検出値以下となった場合に、前記圧縮機(16)の作動を停止させ、
    前記蒸発器温度検出手段(21)による検出値が前記第1基準検出値よりも高い前記第2基準検出値以上となった場合に、前記圧縮機(16)を作動させ、
    前記第2オイル戻し制御手段は、
    前記圧縮機(16)の断続制御として、前記蒸発器温度検出手段(21)による検出値が、前記第1基準検出値以下となった場合に、前記圧縮機(16)の作動を停止させ、
    前記蒸発器温度検出手段(21)による検出値が、前記第2基準検出値以上となった場合に、前記圧縮機(16)を作動させることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  2. 前記圧縮機(16)は、吐出容量を変化させることができる可変容量型圧縮機であり、
    前記圧縮機(16)の断続制御は、圧縮機吐出容量を変化させることを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
  3. 前記圧縮機(16)は、モータ駆動の電動圧縮機であり、
    前記圧縮機(16)の断続制御は、圧縮機回転数を変化させることを特徴とする請求項1に記載の冷凍サイクル装置。
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