JP4992584B2 - ロック解除機構 - Google Patents
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Description
図3〜図9に、本発明に係るロック解除機構1の実施例1を示す。なお、本ロック解除機構1は、所定形状に形成されたケーシング内に構築することでロック解除装置としてもよいし、パワーシート等のボード部材に直接構築することもできるが、本明細書においては、両者をとくに区別することなく、ケーシング底面又はボード部材を基板として表している。また、本明細書及び図面では、ロック解除機構1を水平状に配置した基板上に構築した状態で説明及び図示しているが、これに限らず、垂直又は傾斜状に配した基板の側面に構築してもよいし、水平基板の下面に構築してもよい。つまり、各図面に図示した状態を保ちながら、上下反転又は縦向きに起こした状態で、車両シート等に装備することもできる。
図11〜図14に本発明の実施例2を示す。本実施例2は、変換手段すなわち押圧手段と受け手段の変形例である。具体的には、実施例2のロック解除機構1の初期状態を示す平面図である図11によく示されるように、押圧突起30自体を周方向に一定の長さを有する円弧状に形成してあり、その径方向外周面が円弧面30aとなっている。その曲率半径がベースギア13と同じである点は、実施例1の円弧面20aと同様である。一方、押圧突起30と当接する受け突起31は、スライダー6の偏心位置下面に、長細片状に突出形成されている。
実施例1や実施例2では、モータ3のウォームギア12とベースギア13とを直接噛合させていたが、ベースギア13の回転速度を変更するために、ウォームギア12とベースギア13との間に1つないしは複数の変速ギアを介在させることもできる。図15に、ウォームギア12とベースギア13との間に変速ギアを介在させたロック解除機構1の一例である実施例3を示す。本実施例3では、ウォームギア12とベースギア13との間に第1・第2の2つの変速ギア41・42を介在させることで、ベースギア13の回転速度を低下させている。具体的には、ウォームギア12と第1の変速ギア41の大径部41aとが噛合い、第1の変速ギア41の小径部41bと第2の変速ギア42の大径部42aとが噛合い、第2の変速ギア42の小径部42bとベースギア13とが噛合っている。ベースギア13の回転速度が低下することに伴い、これと同期回動する押圧突起30の回動速度も低下する。これにより、押圧突起30の円弧面30aと受け突起31とが摺接する時間が長くなるので、スライダー6がフルストローク位置で保持される時間をより長くすることができる。また、実施例1や実施例2でのフルストローク位置保持時間と同等に設定する場合でも、円弧面30aの周方向長さを短くできる。なお、本実施例3では、スライダー6がフルストローク位置で保持される時間が、パワーシート100のシートバック102をフルストローク姿勢から基本姿勢へロックゾーンLを操作(図1参照)するに要する時間(3〜4秒程度)よりも長くなるよう設計されている。このように、変速ギア41・42とベースギア13とによって変速ギア機構が構成されており、これにウォームギア12を加えて変換ギア機構となる。
以上、ロック解除機構における変換手段の変形例を中心に説明したが、実施例1や実施例2のカム機構は、板カムの外周面の一部に径方向外方へ突出する凸部によって構成することもできる。この場合、実施例1や実施例2とは逆に、板カムが初期状態にあるときは、板カムとリミットスイッチとが接触しており、板カムが回動している間は板カムとリミットスイッチとが離間するよう配置する。
2 メインスイッチ
3 モータ
4 変換ギア機構
5 変換手段
6 スライダー(往復部材)
7 リミットスイッチ
8 板カム(カム機構)
12 ウォームギア
13 ベースギア
15 ケーブル(連結部材)
16 ニュートラルスプリング
20・30 押圧突起(押圧手段)
20a・30a 円弧面
21・31 受け突起(受け手段)
24 スライド溝
28 案内溝
29 案内片
41・42 変速ギア
45 金属板
47 金属片
100 パワーシート
101 シートクッション
102 シートバック
103 リクライニング機構
110 ロック機構
111 ブラケット
112 インターナルギア
113 シートバック側ハウジング
114 ブラケット
115 ロックギア
116 カムプレート
117 操作部材
118 バランスバネ
C1 メインスイッチの回路
C2 リミットスイッチの回路
F フリーロックゾーン
L ロックゾーン
Claims (5)
- 連結部材を介してロック機構に連結され、前記連結部材を電動で牽引することで前記ロック機構のロック状態を解除可能なロック解除機構であって、
前記ロック解除機構は、前記ロック機構のロック状態を解除しようとするときに手動で通電操作するメインスイッチと、
前記メインスイッチの通電操作により電源供給されて回転出力を生じるモータと、
前記モータの回転シャフトに固定されたウォームギアと、該ウォームギアと噛合い前記モータの回転出力方向を変換するベースギアとを含む変換ギア機構と、
前記変換ギア機構の変換出力を受けて、回転運動を往復直線運動へ変換する変換手段と、
前記連結部材が連結され、前記変換手段によって前記ロック機構をロック状態とするニュートラル位置と、前記連結部材を牽引して前記ロック機構のロック状態を解除するフルストローク位置との、二位置間の間で往復直線運動する往復部材と、
前記メインスイッチの通電回路とは異なる並列回路によって、前記モータへ通電可能なリミットスイッチとを備え、
前記リミットスイッチは、前記往復部材が前記ニュートラル位置にあるときは遮電状態で、前記メインスイッチを通電操作して前記往復部材が前記二位置間の間で一往復する間は、前記リミットスイッチの通電状態が保持され、
かつ前記変換手段によって、前記往復部材が前記二位置間の間で一往復する間に、該往復部材が前記フルストローク位置で所定時間保持されることを特徴とするロック解除機構。 - 前記変換手段は、前記ベースギアと回動中心を同じにして一体的に回動する押圧手段と、該押圧手段の押圧力を受けて前記往復部材と一体的に動く受け手段とを含み、
前記押圧手段の回動に伴って前記受け手段が押圧されることで、前記往復部材が前記ニュートラル位置から前記フルストローク位置へ移動し、前記押圧手段の押圧力が解除されれば、前記往復部材が前記フルストローク位置から前記ニュートラル位置へ戻り、
前記押圧手段の回動軌跡における径方向外周面は、前記ベースギアと同心円状の円弧面として形成されており、該押圧手段の円弧面が前記受け手段と摺接している間は、前記往復部材が前記フルストローク位置で所定時間保持されることを特徴とする請求項1に記載のロック解除機構。 - 前記ロック解除機構は、さらに、前記ベースギアと一体的に同軸回動し、前記リミットスイッチと接離して該リミットスイッチを通電操作可能なカム機構を備え、
前記メインスイッチの通電操作によるモータの回転出力を受けて前記カム機構が一回転する間のみ、前記リミットスイッチが通電状態となることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロック解除装置。 - 前記カム機構は、部分的に前記リミットスイッチと当接可能に構成されており、
前記メインスイッチを通電操作する前のニュートラル状態では、前記リミットスイッチと前記カム機構の一部分とが当接、または前記リミットスイッチと前記カム機構とが離間して、前記リミットスイッチは遮電状態であり、
前記メインスイッチの通電操作による前記モータの出力を受けて前記カム機構が回動すると、前記リミットスイッチと前記カム機構とが離間、または前記リミットスイッチと前記カム機構の一部分とが接触して、通電状態となることを特徴とする請求項3に記載のロック解除装置。 - 前記連結部材は、車両用パワーシートの電動リクライニング機構のロック機構に連結されており、
前記往復部材が、少なくとも前記パワーシートがフルリクライニング状態からフリーロック状態にまで電動操作されるに要する時間よりも長く、前記フルストローク位置で保持されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のロック解除機構。
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