JP4992222B2 - 通話音声録音装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通話音声録音装置及びプログラムに関し、特に、通話用符号化処理とは別に録音用符号化処理を行って通話中の音声を録音する通話音声録音装置及びプログラムに関する。
従来の通話音声録音装置において、図9に示されるように通話用音声符号化部514と、録音用音声符号化部524とをそれぞれ別個に有し、録音開始操作がなされると、図10に示すフローに従って、終話ないし録音終了操作がなされるまで(図10のステップB21、B31)通話用音声符号化処理と並行して録音用音声符号化処理を行う(図10のステップB5、B15)ものが知られている。
また、図9の通話音声録音装置には有音無音判定部531が備えられており、録音用音声符号化処理においても、有音音声符号化処理と無音音声符号化処理とを使い分けることが可能な構成となっている。これにより、無音の場合は、処理量の大きい有音音声符号化処理に代えて、処理量の小さい無音用の音声符号化処理を行い、通話音声録音装置全体の処理量を抑えることが可能となっている。なお、有音、無音の判定方法については、本出願人が出願した特開2000−172283号公報にその一例が開示されている。
その他特許文献としては、特開平9−65426号公報に、通話録音時間の長時間化によるメモリ容量の増大対策として、誤り訂正符号化されたVSELP化音声データと、誤り訂正符号化されていないVSELP化音声データを取り出し録音することが提案されている。
特開2000−172283号公報 特開平9−65426号公報
一般に有音符号化処理の方が無音符号化処理よりも処理量が大きく、例えば、通話用の有音符号化処理の処理量を50単位、通話用の無音符号化処理の処理量を10単位、録音用の有音符号化処理の処理量を50単位、録音用の無音符号化処理の処理量を5単位とすると、従来の通話音声録音装置では図11に示したとおり、有音判定時の処理量が過大となってしまう可能性があるという問題点がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ユーザから指示された音声を漏らすことなく録音するとの前提のもとで、システム全体の処理量を低減ないし平準化できるようにした通話音声録音装置を提供することにある。
本発明の第1の視点によれば、通話用符号化処理とは別に録音用符号化処理を行って通話中の音声を録音する通話音声録音装置であって、通話中の入力音声をディジタル変換する入力音声変換部と、前記入力音声変換部からの音声信号を蓄積する入力音声蓄積部と、前記入力音声変換部からの音声信号が有音であるか無音であるかを判定する有音無音判定部と、音声信号の符号化処理を行う録音用音声符号化部と、前記有音無音判定部の判定結果が有音である場合に、前記録音用音声符号化部による符号化処理を抑止し、前記有音無音判定部の判定結果が無音である場合に、前記入力音声蓄積部に蓄積されている音声信号を前記録音用音声符号化部に入力して録音処理を実行する録音動作制御部と、を備えたこと、を特徴とする通話音声録音装置が提供される。
本発明によれば、通話音声録音装置を構成するシステムにおける通話用符号化処理及び録音用符号化処理に係る最大処理量を著しく低減することが可能となる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る通話音声録音装置の概略構成を表したブロック図である。なお、図1において、本発明の説明に必要のない細部については省略している。
図1を参照すると、本実施形態に係る通話音声録音装置は、通話開始/終了制御部111、入力音声変換部113、通話用音声符号化部114、通話符号送信部115とからなる通話処理系と、録音開始/終了制御部121、入力音声蓄積部141、判定結果蓄積部142、録音動作制御部143、録音用音声符号化部124、録音符号格納部125とからなる録音処理系と、通話用符号化、録音用符号化双方で用いる有音無音判定部131と、これらを接続するスイッチ群とから構成されている。
通話開始/終了制御部111は、通話開始時に、スイッチ112をONに切り替え、通話終了時に、スイッチ112をOFFに切り替える。スイッチ112は、通話開始/終了制御部111より制御され、ONの場合に、図示しないマイクからアナログ音声信号を入力し、入力音声変換部113へ出力する。
入力音声変換部113は、スイッチ112よりアナログ音声信号を入力し、A/D変換処理を行う。ディジタル化された音声信号は、通話用音声符号化部114、有音無音判定部131及びスイッチ122に出力される。
有音無音判定部131は、入力音声変換部113からディジタル音声信号を入力し、前記ディジタル音声信号が有音であるか無音であるかの判定を行い、有音無音判定結果を、通話用音声符号化部114、録音動作制御部143及びスイッチ123に出力する。
通話用音声符号化部114は、それぞれ処理量の異なる通話用有音音声符号化処理と、通話用無音音声符号化処理と、を実行可能であり、入力音声変換部113から入力されるディジタル音声信号を符号化して、通話符号送信部115に出力する。より具体的には、通話用音声符号化部114は、有音無音判定結果が有音の場合に通話用有音音声符号化処理を実行し、有音無音判定結果が無音の場合に通話用無音音声符号化処理を実行する。一般的には、無音音声符号化処理の処理量よりも有音音声符号化処理の処理量の方が大きいため、上記のように有音であるか無音であるかによって符号化処理を切り換えることによって、通話用の音声符号化処理の処理量が大きく削減される。
通話符号送信部115は、通話用音声符号化部114で符号化された通話用の音声符号を入力し、送信用の処理(誤り訂正符号化処理等)を行い、送信データを、通話の相手である対向側の通話音声装置に対して送信する。
録音開始/終了制御部121は、録音開始時に、スイッチ122及びスイッチ123をONに切り替え、録音終了時に、スイッチ122及びスイッチ123をOFFに切り替える。スイッチ122は、録音開始/終了制御部121より制御され、ONの場合に、入力音声変換部113からディジタル音声信号を入力し、入力音声蓄積部141へ出力する。スイッチ123も同様に録音開始/終了制御部121より制御され、ONの場合に、有音無音判定部131から有音無音判定結果を入力し、判定結果蓄積部142へ出力する。
入力音声蓄積部141は、スイッチ122から入力したディジタル音声信号を蓄積し、スイッチ144がONに切り替わった場合に、蓄積していたディジタル音声信号のうち、時間的に最も古いディジタル音声信号をスイッチ144に出力する。
判定結果蓄積部142は、スイッチ123から入力した有音無音判定結果を蓄積し、スイッチ145がONに切り替わった場合に、蓄積していた有音無音判定結果のうち、時間的に最も古い有音無音判定結果をスイッチ145に出力する。
録音動作制御部143は、通話開始/終了制御部111から通話中か否かという情報を入力し、また、録音開始/終了制御部121から録音中か否かという情報を入力し、また、有音無音判定部131から有音無音判定結果を入力し、また、判定結果蓄積部142から有音無音判定結果の蓄積が有るか否かという情報を入力し、これらの情報に従い、スイッチ144及びスイッチ145を制御する。
ここで、録音動作制御部143が、スイッチ144及びスイッチ145をONに切り替える条件について、図2を参照しながら説明する。
まず、通話中かつ録音中の場合は、録音動作制御部143は、有音無音判定部131から有音無音判定結果が入力されるのを待つ。そして、有音無音判定部131から入力した有音無音判定結果が無音であった場合に、スイッチ144及びスイッチ145をONに切り替える(図2の(1))。なお、通話中かつ録音中の場合は、判定結果蓄積部142に判定結果が蓄積されているか否かの確認は行われない。
また、通話中かつ録音終了の場合は、録音動作制御部143は、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有るか否かを確認する。そして、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合には、有音無音判定部131から有音無音判定結果が入力されるのを待つ。そして、有音無音判定部131から入力した有音無音判定結果が無音であった場合に、スイッチ144及びスイッチ145をONに切り替える(図2の(3))。
また、通話終了の場合は、録音動作制御部143は、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有るか否かを確認する。そして、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合には、スイッチ144及びスイッチ145をONに切り替える(図2の(6))。なお、通話終了の場合は、有音無音判定部131からの出力が途絶えるため、有音無音判定結果の確認は不要となる。
その他、通話中かつ録音中又は通話中かつ判定結果の蓄積がある状態で、有音無音判定部131から入力された有音無音判定結果が有音である場合は、スイッチ144及びスイッチ145はOFFのままである(図2の(2)、(4))。また、非録音中かつ判定結果の蓄積が無い場合も、スイッチ144及びスイッチ145はOFFのままである(図2の(5)、(7))。
スイッチ144は上述の条件にて録音動作制御部143より制御され、ONの場合に、入力音声蓄積部141から出力された時間的に最も古いディジタル音声信号を、録音用音声符号化部124へ出力する。その後、録音動作制御部143は、スイッチ144をOFFに切り替える。
スイッチ145も同様に録音動作制御部143より制御され、ONの場合に、判定結果蓄積部142から出力された時間的に最も古い有音無音判定結果を、録音用音声符号化部124へ出力する。その後、録音動作制御部143は、スイッチ145をOFFに切り替える。
録音用音声符号化部124は、それぞれ処理量の異なる録音用有音音声符号化処理と、録音用無音音声符号化処理と、を実行可能であり、スイッチ144を介して入力されるディジタル音声信号を符号化して、録音符号格納部125に出力する。より具体的には、録音用音声符号化部124は、スイッチ145から入力した有音無音判定結果が有音の場合に録音用有音音声符号化処理を実行し、有音無音判定結果が無音の場合に録音用無音音声符号化処理を実行する。一般的には、無音音声符号化処理の処理量よりも有音音声符号化処理の処理量の方が大きいため、上記のように有音であるか無音であるかによって符号化処理を切り換えることによって、録音用の音声符号化処理の処理量も大きく削減される。
続いて、本実施形態に係る通話音声録音装置の動作について、図面を参照して詳細に説明する。図3は、本実施形態に係る通話音声録音装置の一連の動作を表したフローチャートであり、左側のフロー(A1〜A8)が通話処理全体、右側のフロー(A11〜A32)が録音処理を表している。
始めに、図1及び図3の左側のフローを参照して、通話処理開始から通話処理終了までの動作を説明する。まず、通話が開始されると、通話開始/終了制御部111は、スイッチ112をONに切り替える(ステップA1)。
続いて、入力音声変換部113は、スイッチ112からアナログ音声信号が入力されるのを待つ(ステップA2)。スイッチ112からアナログ音声信号が入力されると、入力音声変換部113は、スイッチ112より入力したアナログ音声信号に対して、A/D変換処理を行い、ディジタル音声信号を、通話用音声符号化部114、有音無音判定部131及びスイッチ122に出力する(ステップA3)。
有音無音判定部131は、入力音声変換部113から入力されたディジタル音声信号が有音であるか無音であるかの判定を行い、有音無音判定結果を、通話用音声符号化部114、録音動作制御部143及びスイッチ123に出力する(ステップA4)。
通話用音声符号化部114は、入力音声変換部113から入力されたディジタル音声信号について、通話用の音声符号化処理を行い、通話用の音声符号を通話符号送信部115に出力する(ステップA5)。このとき、通話用音声符号化部114は、有音無音判定部131から入力した有音無音判定結果に基づき、動作させる通話用音声符号化処理を有音用/無音用のいずれかに切り替える。
続いて、通話符号送信部115は、通話用音声符号化部114から入力された通話用の音声符号について、送信用の処理(誤り訂正符号化処理等)を行い、その結果(送信データ)を、通話の相手である対向側の通話音声装置に対して送信する(ステップA6)。
通話音声録音装置は、例えば、ユーザが装置の通話停止ボタンを押下したか否か等の情報により、通話が終了されたか否かを判定する(ステップA7)。
引き続き通話中である場合は、通話音声録音装置は、再度ステップA2からステップA6までの通話用の符号化処理を繰り返す。一方、通話終了であると判定された場合は、通話開始/終了制御部111がスイッチ112をOFFに切り替える(ステップA8)。
続いて、図1及び図3の右側のフローを参照して、録音処理開始から録音処理終了までの動作を説明する。まず、録音が開始されると、録音開始/終了制御部121は、スイッチ122及びスイッチ123をONに切り替える(ステップA11)。
スイッチ122がONに切り替わると、入力音声変換部113でA/D変換されたディジタル音声信号の入力音声蓄積部141への蓄積が開始される。また同様に、スイッチ123がONに切り替わると、有音無音判定部131で判定された有音無音判定結果の判定結果蓄積部142への蓄積が開始される。
通話音声録音装置は、例えば、ユーザが通話停止ボタンを押下したか否か等の情報により、通話が終了されたか否かを判定する(ステップA12)。
ステップA12において、通話中と判定された場合(ステップA12のYES)、通話音声録音装置は、例えばユーザが録音停止ボタンを押下したか否か等の情報により、録音動作が終了されたか否かを判定する(ステップA13)。
ステップA13において、録音中と判定された場合(ステップA13のYES)、録音動作制御部143は、有音無音判定部131から有音無音判定結果が入力されるのを待つ(ステップA14)。
そして、有音無音判定部131から有音無音判定結果が入力されると、録音動作制御部143は、有音無音判定結果が無音であるか否かを判定する(ステップA15)。ここで、有音無音判定結果が有音であった場合、即ち、通話系の処理量が大きい場合は、録音動作制御部143は、後記するステップA16からステップA19までの録音用符号化処理は実行せず、ステップA12に戻る。
一方、ステップA15にて、有音無音判定結果が無音であった場合(ステップA15のYES)、即ち、通話系の処理量が小さい場合、通話音声録音装置は、以下に述べるステップA16からステップA19の録音用符号化処理を実行する。
まず、録音動作制御部143は、スイッチ144及びスイッチ145をONに切り替える(ステップA16)。スイッチ144がONに切り替わると、入力音声蓄積部141に蓄積されていたディジタル音声信号のうち、時間的に最も古いディジタル音声信号が録音用音声符号化部124に入力される。また同様に、スイッチ145がONに切り替わると、判定結果蓄積部142に蓄積されていた有音無音判定結果のうち、時間的に最も古い有音無音判定結果が録音用音声符号化部124に入力される。
録音用音声符号化部124は、スイッチ144を介して入力されたディジタル音声信号について、録音用の音声符号化処理を行い、録音用の音声符号を録音符号格納部125に出力する(ステップA17)。このとき、録音用音声符号化部124は、スイッチ145を介して入力された有音無音判定結果に基づき、動作させる録音用音声符号化処理を有音用/無音用のいずれかに切り替える。
そして、録音用音声符号化部124から出力された録音用の音声符号は、録音符号格納部125に入力・格納される(ステップA18)。
続いて、録音動作制御部143は、スイッチ144及びスイッチ145をOFFに切り替え(ステップA19)、ステップA12に戻って、ステップA12以降の処理を繰り返す。
ここで、ステップA15にて有音無音判定結果が無音であった場合と、有音であった場合のシステム全体の処理量の違いについて図4を参照して説明する。説明のため、通話用の有音符号化処理の処理量を50単位、通話用の無音符号化処理の処理量を10単位、録音用の有音符号化処理の処理量を50単位、録音用の無音符号化処理の処理量を5単位とする。
通話用音声符号化部114が無音符号化処理を行っている場合は、図4に示したとおり録音用音声符号化部124による符号化処理が行われるが、通話用音声符号化部114が有音符号化処理を行っている場合は、録音用音声符号化部124による符号化処理は行われず、入力音声蓄積部141への蓄積が行われる。そして、入力音声蓄積部141へ蓄積されたディジタル音声信号は、有音無音判定結果が無音になった時点で録音用音声符号化部124に送られ符号化処理される。
従って、従来の通話音声録音装置では、図11に示したとおり有音判定時の処理量が過大(最大100単位)となってしまうが、上述のように、有音無音判定結果により、録音用音声符号化処理のタイミングをずらすことにより、最大の処理量は10単位+50単位=60単位に抑えることが可能となる(図4参照)。
もちろん、上述のように録音用音声符号化処理を遅らせた分だけ、通話又は録音が終了した後も、録音処理を継続する必要がある。以下、録音終了と判定された場合について説明する。
まず、通話中であるが録音終了と判定された場合(ステップA13のNO)、録音開始/終了制御部121は、スイッチ122及びスイッチ123をOFFに切り替える(ステップA31)。
ステップA31においてスイッチ122及びスイッチ123をOFFに切り替えたことにより、以降、入力音声変換部113から出力されるディジタル音声信号は、入力音声蓄積部141に蓄積されなくなる。同様に、有音無音判定部131から出力される有音無音判定結果も、判定結果蓄積部142に蓄積されなくなる。
続いて、録音動作制御部143は、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有るか否かを判定する(ステップA32)。ここで、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合は、録音中に、通話用音声符号化部114において有音符号化処理が行われていたために録音用符号化処理を見合わせたことにより、録音処理すべきデータが残っていることを意味する。
従って、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合は、録音動作制御部143は、ステップA14からステップA19までの録音用音声符号化処理を実行する。以下、録音処理すべきデータの録音処理が終わるまで(判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が無くなりステップA32でNO判定)、ステップA12からステップA19までの処理が繰り返される。
以上のように、通話中かつ録音中の処理と、通話中であるが録音のみが終了された場合の違いは、新たなディジタル音声信号及び新たな有音無音判定結果が、それぞれ入力音声蓄積部141及び判定結果蓄積部142に蓄積されない、という点であり、通話用音声符号化処理は動作している。従って、通話用音声符号化処理と録音用音声符号化処理が同時に動作するとしても、最大の処理量は10+50=60単位となる。
ステップA12で通話終了と判定された場合(ステップA12のNO)も同様に、録音開始/終了制御部121は、スイッチ122及びスイッチ123をOFFに切り替える(ステップA21)。
ステップA21においてスイッチ122及びスイッチ123をOFFに切り替えたことにより、以降、入力音声変換部113から出力されるディジタル音声信号は、入力音声蓄積部141に蓄積されなくなる。同様に、有音無音判定部131から出力される有音無音判定結果も、判定結果蓄積部142に蓄積されなくなる。ただし、通話終了の場合は、通話開始/終了制御部111によりスイッチ112がOFFに切り替わっているため、通話音声録音装置への新たな音声信号の入力も行われなくなっている。従って、スイッチ122及びスイッチ123のOFF操作(ステップA21)は、省略することも可能である。
続いて、録音動作制御部143は、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有るか否かを判定する(ステップA22)。ここで、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合は、録音中に、通話用音声符号化部114において有音符号化処理が行われていたために録音用符号化処理を見合わせたことにより、録音処理すべきデータが残っていることを意味する。
判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合は、録音動作制御部143は、スイッチ144及びスイッチ145をONに切り替える(ステップA23)。スイッチ144がONに切り替わると、入力音声蓄積部141に蓄積されていたディジタル音声信号のうち、時間的に最も古いディジタル音声信号が録音用音声符号化部124に入力される。また同様に、スイッチ145がONに切り替わると、判定結果蓄積部142に蓄積されていた有音無音判定結果のうち、時間的に最も古い有音無音判定結果が録音用音声符号化部124に入力される。
録音用音声符号化部124は、スイッチ144を介して入力されたディジタル音声信号について、録音用の音声符号化処理を行い、録音用の音声符号を録音符号格納部125に出力する(ステップA24)。このとき、録音用音声符号化部124は、スイッチ145を介して入力された有音無音判定結果に基づき、動作させる録音用音声符号化処理を有音用/無音用のいずれかに切り替える。
そして、録音用音声符号化部124から出力された録音用の音声符号は、録音符号格納部125に入力・格納される(ステップA25)。
続いて、録音動作制御部143は、スイッチ144及びスイッチ145をOFFに切り替え(ステップA26)、ステップA22に戻って、ステップA22以降の処理を繰り返す。
従って、判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が有る場合は、録音動作制御部143は、ステップA22からステップA26までの録音用音声符号化処理を実行する。以下、録音処理すべきデータの録音処理が終わるまで(判定結果蓄積部142に有音無音判定結果の蓄積が無くなりステップA22でNO判定)、ステップA22からステップA26までの処理が繰り返される。
以上のように、通話中かつ録音中の処理と、通話が終了されている場合の違いは、有音無音判定結果を判定する必要がない、すなわち、通話系の処理量を考慮する必要がないという点である。通話用音声符号化処理は動作していないため、最大の処理量は50単位となる。
[第2の実施形態]
続いて、上記第1の実施形態に、蓄積データの連続処理機能を追加した第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係る通話音声録音装置の概略構成を表したブロック図である。第1の実施形態と同一符号を付した部分については説明を省略し、その相違する部分について説明すると、本実施の形態に係る通話音声録音装置は、第1の実施形態の録音動作制御部143に代えて、録音動作連続制御部146を備えている点で相違している。
録音動作連続制御部146は、録音動作制御部143と同様の機能を有するが、有音無音判定結果が無音であり、かつ、判定結果の蓄積がある場合に、録音用音声符号化処理を連続して行う機能を有する点で異なっている。
より具体的には、通話中に、録音用音声符号化部124が、録音用の音声符号化処理を行い、録音用の音声符号を録音符号格納部125に格納した後に、録音動作連続制御部146はすぐにスイッチ144及びスイッチ145をOFFに切り替えるのではなく、まず、判定結果蓄積部142に蓄積されている判定結果を確認し、判定結果蓄積部142に蓄積されている次の判定結果が無音であり、かつ、処理時間に余裕がある場合には、スイッチ144及びスイッチ145をONにしたままに保持する。
従って、通話系が無音の音声符号化処理中であって、判定結果蓄積部142に無音の音声信号が連続蓄積されているような場合は、録音動作連続制御部146は、入力音声蓄積部141に蓄積された音声信号の録音用音声符号化部124への入力、録音用の音声符号化処理、録音符号格納部125への格納を繰り返し実行することとなる。
そして、判定結果蓄積部142に蓄積されている判定結果が無音でなくなった場合、または、処理時間に余裕が無くなった場合は、録音動作連続制御部146は、これ以上録音用音声符号化処理が実行できないと判断し、スイッチ144及びスイッチ145をOFFに切り替える。
続いて、本実施形態に係る通話音声録音装置の動作について、図面を参照して詳細に説明する。図6は、本実施形態に係る通話音声録音装置の一連の動作を表したフローチャートであり、左側のフロー(A1〜A8)が通話処理全体、右側のフロー(A11〜A32)が録音処理を表している。第1の実施形態と同一符号を付した部分については説明を省略し、その相違する部分について説明すると、第1の実施形態に対応するステップA18とステップA19で示される処理との間に、ステップA20で示される処理が追加されている点で異なっている。
より具体的には、通話中に、録音用音声符号化部124が、録音用の音声符号化処理を行い、録音用の音声符号を録音符号格納部125に格納した後に、録音動作連続制御部146は、直ちにスイッチ144及びスイッチ145をOFFに切り替えるのではなく、まず、判定結果蓄積部142に蓄積されている判定結果を確認する(ステップA20)。
そして、判定結果蓄積部142に蓄積されている次の判定結果が無音であり、かつ、処理時間に余裕がある場合には、録音動作連続制御部146は、スイッチ144及びスイッチ145をONにしたまま、再度ステップA17に戻り、録音用音声符号化部124が、録音用の音声符号化処理を行い、録音用の音声符号を録音符号格納部125に格納する処理を行う。
ここで、処理時間に余裕があるかどうかの判定方法について説明する。例えば、録音用有音音声符号化処理の処理量が50単位であり、録音用無音音声符号化処理の処理量が5単位であったとする。この場合、録音用音声符号化に費やすことのできる処理量は、最大50単位であり、録音用有音音声符号化処理であれば1回しか動作させることができないが、録音用無音音声符号化処理であれば、最大で、50単位÷5単位=10回動作させることが可能である。
第1の実施形態の構成では、処理能力的に余裕のある場合であっても、図7に示したように連続して蓄積された無音の音声信号の連続符号化が不可能であるが、本実施形態によれば、図8に示すように判定結果蓄積部142に蓄積されている次の判定結果が無音であり、かつ、処理能力が許す限りにおいて、無音の音声信号の符号化を繰り返し行うことが可能となる。
そして、図8に示したように、判定結果蓄積部142に蓄積されている次の判定結果が無音でなくなった場合、または、処理時間に余裕がなくなった場合は、録音動作連続制御部146は、これ以上録音用音声符号化処理が実行できないと判断し、スイッチ144及びスイッチ145をOFFに切り替える。
このように、本実施形態によれば、通話用無音音声符号化処理と合わせて、録音用無音音声符号化処理を複数回実行することができるため、入力音声蓄積部141に蓄積されるデータ量を減らし、録音処理をより高速に終了させることができるという効果が得られる。
以上本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、有音無音判定結果が有音の場合は録音用音声符号化のタイミングをずらし、有音無音判定結果が無音である場合や通話が終了した場合等の処理能力に余裕がある場合に録音用音声符号化を実行するという本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種の変形・置換をなしうることが可能であることはいうまでもない。
本発明の第1の実施形態に係る通話音声録音装置の概略構成を表したブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通話音声録音装置の録音動作制御部の動作を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態に係る通話音声録音装置の一連の動作を表したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通話音声録音装置の音声符号化処理の処理量を説明するための図である(点線内は従来の処理量)。 本発明の第2の実施形態に係る通話音声録音装置の概略構成を表したブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通話音声録音装置の一連の動作を表したフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通話音声録音装置の蓄積音声データと符号化処理の関係を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る通話音声録音装置の蓄積音声データと符号化処理の関係を説明するための図である。 従来の通話音声録音装置の構成を表したブロック図である。 従来の通話音声録音装置の動作を表したフローチャートである。 従来の通話音声録音装置の音声符号化処理の処理量を説明するための図である。
符号の説明
111 通話開始/終了制御部
112、122、123、144、145 スイッチ
113 入力音声変換部
114 通話用音声符号化部
115 通話符号送信部
121 録音開始/終了制御部
124 録音用音声符号化部
125 録音符号格納部
131 有音無音判定部
141 入力音声蓄積部
142 判定結果蓄積部
143 録音動作制御部
146 録音動作連続制御部

Claims (10)

  1. 通話用符号化処理とは別に録音用符号化処理を行って通話中の音声を録音する通話音声録音装置であって、
    通話中の入力音声をディジタル変換する入力音声変換部と、
    前記入力音声変換部からの音声信号を蓄積する入力音声蓄積部と、
    前記入力音声変換部からの音声信号が有音であるか無音であるかを判定する有音無音判定部と、
    音声信号の符号化処理を行う録音用音声符号化部と、
    前記有音無音判定部の判定結果が有音である場合に、前記録音用音声符号化部による符号化処理を抑止し、前記有音無音判定部の判定結果が無音である場合に、前記入力音声蓄積部に蓄積されている音声信号を前記録音用音声符号化部に入力して録音処理を実行する録音動作制御部と、を備えたこと、
    を特徴とする通話音声録音装置。
  2. 前記録音動作制御部は、録音終了操作がなされた後も動作して前記入力音声蓄積部に蓄積されているすべての音声信号の録音処理を実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通話音声録音装置。
  3. 前記録音用音声符号化部は、音声信号が有音か無音かにより異なる音声符号化方式により符号化処理を行うこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の通話音声録音装置。
  4. 前記有音無音判定部は、音声信号が有音であるか無音であるかの判定結果を有音無音判定情報として判定結果蓄積部に蓄積し、
    前記録音動作制御部は、録音終了操作がなされた後も動作して、前記判定結果蓄積部に蓄積された有音無音判定情報に応じた音声符号化方式により符号化処理を実行し、前記入力音声蓄積部に蓄積されているすべての音声信号の録音処理を実行すること、
    を特徴とする請求項3に記載の通話音声録音装置。
  5. 前記録音動作制御部は、前記有音無音判定部からの判定結果と、前記判定結果蓄積部に蓄積された次の音声信号の有音無音判定情報と、がそれぞれ無音である場合に、
    前記有音無音判定部からの判定結果または前記判定結果蓄積部に蓄積された次の音声信号の有音無音判定情報が変わるまで、前記録音処理を継続すること、
    を特徴とする請求項4に記載の通話音声録音装置。
  6. ディジタル変換した音声信号を蓄積する入力音声蓄積部を備え、通話用符号化処理とは別に録音用符号化処理を行って通話中の音声を録音する通話音声録音装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    通話中の入力音声をディジタル変換する処理と、
    前記ディジタル変換した音声信号を前記入力音声蓄積部に蓄積する処理と、
    前記ディジタル変換した音声信号が有音であるか無音であるかを判定する処理と、
    前記有音無音判定部の判定結果が有音である場合に、前記録音用音声符号化部による符号化処理を抑止し、前記有音無音判定部の判定結果が無音である場合に、前記入力音声蓄積部に蓄積されている音声信号を符号化し、格納する処理と、を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  7. 録音終了操作がなされた後も前記コンピュータを動作させ、前記入力音声蓄積部に蓄積されているすべての音声信号の録音処理を実行させること、
    を特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 音声信号が有音か無音かにより異なる音声符号化方式による符号化処理を前記コンピュータに実行させること、
    を特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム。
  9. 音声信号が有音であるか無音であるかの判定結果を蓄積する処理と、
    録音終了操作がなされた後も前記コンピュータを動作させ、前記蓄積された判定結果に応じた符号化処理を行って、前記入力音声蓄積部に蓄積されているすべての音声信号の録音処理を前記コンピュータに実行させること、
    を特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記有音無音判定部からの判定結果と、前記判定結果蓄積部に蓄積された次の音声信号の有音無音判定情報と、がそれぞれ無音である場合に、前記有音無音判定部からの判定結果または前記判定結果蓄積部に蓄積された次の音声信号の有音無音判定情報が変わるまで、前記録音処理を継続させる請求項9に記載のプログラム。
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