JP4990566B2 - 逆オークション処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、購入者端末及び入札者端末と通信ネットワークを介して接続される逆オークション処理装置及びプログラムに関する。
購入者端末及び入札者端末が通信ネットワークを介して接続される逆オークション処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。逆オークションでは、購入者が入札者に発注内容の情報を公開すると、この入札者が入札者端末を通じて価格の情報を逆オークション処理装置へ送信する。一方、このようにして逆オークション処理装置に集まる価格等の入札状況は、例えば入札者端末を通じて、逆オークションに参加する全ての入札者に公開されるようになっている。予め定められた入札期間内で、入札者どうしは、公開された価格を参照しつつ、この価格を競り下げる。逆オークション処理装置は、最終的に最も低い価格を提示した入札者を落札者とするようになっている。具体的には、入札期間内に逆オークション処理装置に集まった価格の情報のうち、最も低い価格の情報を送信した入札者端末を使用する入札者が落札者ということになる。この入札者端末に対し、逆オークション処理装置は、落札した旨を通知するようになっている。
具体的な一例を挙げれば、購入者が所有するパーソナルコンピュータと、入札者が所有するパーソナルコンピュータと、逆オークション処理装置たるWebサーバとがインターネットを通じて接続されていれば、各情報処理装置が特許文献1に開示される所定のプログラム、所定のデータベース、所定の表示手段等を装備することにより、前述した機能を実行することができる。
特開2003−331158号公報
ところで、購入者が例えば単年度予算の下で商品を購入する場合、予め定められた予算内でできるだけ多くの商品を購入したいという要望がある。例えば官公庁や大企業等は、次年度に繰り越せない予算を当該年度中に執行する場合がある。このような要望に応えるためには、一定の購入予算の下で商品の数量を競り上げる入札方式をとればよい。これは、一定の購入予算を全て使うことを前提として商品の単価を競り下げる入札方式と等価である。
ここで、前述した逆オークション処理装置を用いて購入者が所望する商品の数量を競り上げる際、逆オークションの開始数量(例えば、購入者により設定される最低必要数量)を大幅に超えて、むしろ不必要と言える数量で落札された場合、購入者はもはや自身の予算を有効に執行したとは言えなくなる。一方、もし購入者が購入予算とともに必要数量を設定した場合、競り合う数字が存在しなくなるため、逆オークションを開催する意味がなくなる。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、購入者の所定の購入予算を有効に執行することが可能な逆オークション処理装置を提供することにある。
前記課題を解決するための発明は、購入者端末及び入札者端末と通信ネットワークを介して接続される逆オークション処理装置であって、前記購入者端末から送信される、購入商品群の予算金額、前記購入商品群を構成する各購入商品、前記購入商品群の優先順位、前記各購入商品の最小購入数量、を含む落札条件を記憶する第1記憶部と、前記落札条件を閲覧可能である前記入札者端末から送信される、前記購入商品群の販売金額及び販売数量を含む入札情報を記憶する第2記憶部と、前記第1記憶部の前記落札条件と前記第2記憶部の前記入札情報とを対比し、前記購入商品群の前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記購入商品群の優先順位の高い方から前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定する判定部と、該当する前記入札情報が存在すると判定された場合、当該入札情報を送信した前記入札者端末に対して落札を通知する通知部と、を備えてなる。
もし複数の入札者端末が複数の入札情報をそれぞれ送信する場合、判定部により、これら複数の入札情報から、購入商品群の販売金額が予算金額であり且つ優先順位の高い方から販売数量が最小購入数量以上となっている入札情報を検出できる。ここで、この最小購入数量を、例えば複数の入札情報に対応する複数の販売数量のうちの最大数量とすれば、前記検出された入札情報は、購入商品群の販売金額が予算金額であるとともに、優先順位の高い購入商品の方から最大の販売数量を提示する入札情報となる。一方、もし結果的に1つの入札者端末が1つの入札情報を送信して逆オークションを終了した場合、この入札情報は、購入商品群の販売金額が予算金額であり且つ各購入商品の販売数量が最小購入数量以上となっているか否かが判定部により判定され、この判定結果に基づいて落札の通知又は非通知が決まる。この場合、この最小購入数量は、例えば各購入商品に関する必要最低限の数量とすればよい。以上から、購入者端末を通じて例えば購入者が自身の所定の購入予算を有効に執行できると考える所定の落札条件を逆オークション処理装置に予め送信すれば、判定部により検出される入札情報は、この購入者の所定の購入予算を有効に執行することが可能なものとなる。つまり、購入者の所定の購入予算を有効に執行することが可能な逆オークション処理装置が提供されることになる。
また、かかる逆オークション処理装置において、前記優先順位の付された前記購入商品ごとの前記入札情報は、前記入札者端末から一括して送信される、ことが好ましい。
この逆オークション処理装置によれば、例えば入札者は入札情報を一括して提示可能であるため、逆オークションが効率良く進行し得る。
また、かかる逆オークション処理装置において、前記入札情報は、前記入札者端末から、前記購入商品群の優先順位に従って個別に送信され、前記判定部は、前記落札条件と前記入札情報とを対比し、前記購入商品群の優先順位の高い方から、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定する、ことが好ましい。
この逆オークション処理装置によれば、逆オークション中に、例えば、入札者端末からの入札情報に応じて落札条件を変更することが可能となるため、購入者の所定の購入予算をより有効に執行できる。
また、かかる逆オークション処理装置において、前記入札情報に基づいて生成される、前記入札者端末を通じて閲覧可能な入札状況情報を、前記入札者端末に送信する送信部、を更に備えたことが好ましい。
この逆オークション処理装置によれば、入札情報状況の閲覧を通じて、販売数量のより多い入札情報が送信される可能性が高まる。
また、前記課題を解決するための発明は、購入者端末及び入札者端末と通信ネットワークを介して接続される逆オークション処理装置における逆オークション処理動作を制御するコンピュータに、前記購入者端末から送信される、購入商品群の予算金額、前記購入商品群を構成する各購入商品、前記購入商品群の優先順位、前記各購入商品の最小購入数量、を含む落札条件を第1記憶部に記憶させる第1記憶手順と、前記落札条件を閲覧可能である前記入札者端末から送信される、前記購入商品群の販売金額及び販売数量を含む入札情報を第2記憶部に記憶させる第2記憶手順と、前記第1記憶部の前記落札条件と前記第2記憶部の前記入札情報とを対比し、前記購入商品群の前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記購入商品群の優先順位の高い方から前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定する判定手順と、前記判定手順において該当する前記入札情報が存在すると判定された場合、当該入札情報を送信した前記入札者端末に対して落札を通知する通知手順と、を実行させるためのプログラムである。
購入者の所定の購入予算を有効に執行することが可能な逆オークション処理装置が提供される。
===逆オークション処理装置の構成===
図1及び図2を参照しつつ、本実施の形態の逆オークションサーバ(逆オークション処理装置)10の構成例について説明する。図1は、本実施の形態の購入者端末1、入札者端末2、及び逆オークションサーバ10の構成例を示すブロック図である。図2(a)は、本実施の形態の入札条件データ101aの構成例を示す図表であり、図2(b)は、本実施の形態の入札データ102aの構成例を示す図表である。
図1に例示されるように、本実施の形態の逆オークションサーバ10は、例えばインターネット等の通信ネットワーク3を介して購入者端末1及び入札者端末2と接続されて逆オークションを実施するためのサーバである。この逆オークションサーバ10は、例えば、電力会社が資材等の調達のために備える専用サーバである。この逆オークションサーバ10を経由して、同電力会社内の各部署に設けられた購入者端末1から、関係業者の入札者端末2に対し、資材の発注等が行われる。或いは、この逆オークションサーバ10は、例えば、オークション一般を司る会社が管理する汎用サーバであってもよい。この逆オークションサーバ10を経由して、電力会社の購入者端末1から、資材等を取り扱う業者の入札者端末2に対し、資材の発注等が行われる。
本実施の形態の逆オークションサーバ10は、具体的には、CPU10aと、逆オークションにおける入札期間を計時するタイマ10bとを備えた、例えばWebサーバ等の情報処理装置である。また、この逆オークションサーバ10は、購入者が提示する入札条件に関する入札条件データ101aを格納する入札条件データベース(第1記憶部)101と、入札者が提示する入札情報に関する入札データ102aを格納する入札データベース(第2記憶部)102と、購入者及び入札者に入札状況等を公表するためのWebデータ103aを格納するWebデータベース103とを備えている。
本実施の形態の購入者端末1は、逆オークションを通じて商品を購入しようとする購入者が使用する情報処理装置である。この購入者端末1は、入札条件データ101aを送信したり、Webデータ103aを受信して表示したりするための専用のWebブラウザを所定のメモリ(不図示)に記憶しているとともに、この表示のためのディスプレイ1aを備えている。このWebブラウザは、例えば、逆オークションの主催者から購入者に予め配布されて、購入者が自身のパーソナルコンピュータ等に適宜インストールするものである。この配布のし方は、例えば、逆オークションサーバ10が提供する所定のWebサイトを通じて購入者が自身のパーソナルコンピュータにダウンロードするものであってもよいし、逆オークションの主催者から所定の記録媒体を通じて購入者が受領するものであってもよい。この場合、購入者端末1は、この記録媒体の所定の読み取り手段を備えている必要がある。
本実施の形態の入札者端末2は、逆オークションを通じて商品を販売するべく入札しようとする入札者が使用する情報処理装置である。この入札者端末2は、入札データ102aを構成する入札情報を送信したり、Webデータ103aを受信して表示したりするための専用のWebブラウザを所定のメモリ(不図示)に記憶しているとともに、この表示のためのディスプレイ2aを備えている。このWebブラウザは、例えば、逆オークションの主催者から入札者に予め配布されて、入札者が自身のパーソナルコンピュータに適宜インストールするものである。この配布のし方は、例えば、逆オークションサーバ10が提供する所定のWebサイトを通じて入札者が自身のパーソナルコンピュータ等にダウンロードするものであってもよいし、逆オークションの主催者から所定の記録媒体を通じて入札者が受領するものであってもよい。この場合、入札者端末2は、この記録媒体の所定の読み取り手段を備えている必要がある。
尚、図1の例示では、購入者端末1及び逆オークションサーバ10は別体の情報処理装置であるが、これに限定されるものではない。例えば、前述したように、逆オークションサーバ10が購入者側の専用サーバである場合、これは購入者端末1と一体の情報処理装置であってもよい。
また、図1の例示では、購入者端末1は1台であるが、これに限定されるものではない。例えば、前述したように、逆オークションサーバ10が汎用サーバである場合、複数の購入者端末1に対し、それぞれの用途に応じた異なる逆オークションを実行可能に構成されていてもよい。
<<<入札条件データ>>>
図2(a)に例示されるように、本実施の形態の入札条件データ101aは、逆オークションに際しての購入者の予算金額、優先順位をともなう複数の商品、各商品の最小購入数量等の落札条件と、入札期間等とを含む入札条件の情報を有するものである。
同図に例示される入札条件データ101aは、購入者の予算金額(例えば「10万円」)、逆オークションの入札期間(例えば「2006年6月1日9:00〜2006年6月1日17:00」)、購入者の例えば第1〜第3希望までの商品X、Y、Zを示す情報を備えて構成されている。
また、この入札条件データ101aは、第1希望の商品Xの最低必要数量(例えば「60個」)を最小購入数量の情報として備えている。この場合、「最小購入数量」は、購入者が必要とする最低限の数量を意味する。
更に、この入札条件データ101aは、第2希望の商品Y及び第3希望の商品Zのそれぞれについて、入札された数量のうちの最大数量を最小購入数量とする旨の情報を備えている。尚、この入札条件データ101aでは、第1希望の商品Xに対し複数入札された数量が全て、最低必要数量(例えば「60個」)以上且つ上限数量(例えば「100個」)以下であった場合には、これら入札された数量のうちの最大数量が、商品Xの最小購入数量であるとしている。以上の場合、「最小購入数量」は、この最小購入数量以上の数量を更に入札した入札者が落札者となり得るという点で、落札するための最小購入数量を意味する。
また更に、この入札条件データ101aは、第1希望の商品Xの上限数量(例えば「100個」)の情報、及び、第2希望の商品Yの上限数量(例えば「50個」)の情報を備えている。この上限数量とは、購入者が必要とする数量の上限値を示す数量である。
本実施の形態の入札条件データ101aは、購入者が購入者端末1を通じて生成して逆オークションサーバ10に送信するものであるが、これに限定されるものではない。例えば、入札条件データ101aは、購入者端末1から送信される落札条件等に基づいて、逆オークションサーバ10が生成するものであってもよい。逆オークションサーバ10は、受信又は生成した入札条件データ101aを入札条件データベース101に格納する。
<<<入札データ>>>
図2(b)に例示されるように、本実施の形態の入札データ101bは、前述した入札条件データ101aを構成する予算金額や各商品の最低必要数量及び上限数量等に基づいた、各入札者による入札情報を有するものである。
同図に例示される入札データ101bは、入札者端末1を特定する情報(即ち、入札者を特定する情報)と、第1〜第3希望の商品X、Y、Zのそれぞれの販売金額及び販売数量を有する入札情報とが対応するように構成されている。例えば、「入札者A」は、購入者の第1希望の商品Xには「700円×100個」、購入者の第2希望の商品Yには「550円×50個」、購入者の第3希望の商品Zには「500円×5個」を提示していることになる。尚、これらの販売金額の総額は、「10万円」という予算金額と一致するようになっている。一方、例えば、「入札者B」は、第1希望の商品Xのみに「1428円×70個」を提示している。つまり、この入札者は、第2希望の商品Y及び第3希望の商品Zには「0個」を提示していることになる。尚、この場合も、販売金額の総額は、「10万円」という予算金額と一致するようになっている。
本実施の形態の入札データ102aは、入札者が入札者端末2を通じて生成した入札情報に基づいて、逆オークションサーバ10が生成するものである。逆オークションサーバ10は、生成した入札データ102aを入札データベース102に格納する。
尚、図2(a)及び図2(b)の例示では、購入者が希望する商品群(購入商品群)は3種類の商品から構成されるものであるが、これに限定されるものではなく、一般に2種類以上の商品から構成されるものであればよい。また、同図の例示では、第2、第3希望の商品X、Yには最低必要数量が与えられていないが、これに限定されるものではなく、一般に第2希望以降の商品にも最低必要数量が与えられてもよい。更に、同図の例示では、第3希望の商品Zには上限数量が与えられていないが、これに限定されるものではなく、一般に最終希望の商品にも上限数量が与えられてもよい。
===逆オークション(1)(開始前に第2希望以降の商品を公表する場合)===
図3及び図4を参照しつつ、前述した構成を備えた逆オークションサーバ10による逆オークションの手順について説明する。図3は、本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバ10の処理の手順の一例を示すフローチャートである。図4(a)は、本実施の形態の逆オークション時の入札者端末2のディスプレイ2aにおける入札状況の表示例を示す模式図であり、図4(b)は、本実施の形態の逆オークション時の購入者端末1のディスプレイ1aにおける入札状況の表示例を示す模式図である。
図3に例示されるように、逆オークションサーバ10は、購入者端末1から入札条件データ101aを受信して、これを入札条件データベース101に格納する(S100)。
逆オークションサーバ10は、入札条件データ101aに基づいて、この入札条件に関するWebデータ103aを生成して、Webデータベース103に格納する(S101)。入札者は、入札条件に関するWebデータ103aに該当するURLを入札者端末2から逆オークションサーバ10に送信することにより、入札条件に関する情報をディスプレイ2aに表示させることができる。このような閲覧が複数の入札者端末2から同時期に実施されることにより、逆オークションに参加する全ての入札者に対し入札条件が公表されることになる。
逆オークションサーバ10は、入札条件データ101aの示す入札開始時刻において、タイマ101bをリセットした後、計時を開始させる(S102)。
逆オークションサーバ10は、前述したステップS101の場合と同様にして、Webデータ103aを介して、購入者及び入札者に対し逆オークションを開始した旨を公表する(S103)。
逆オークションサーバ10は、入札者端末1から入札情報を受信したか否かを判別する(S104)。入札情報を受信していないと判別した場合(S104:NO)、逆オークションサーバ10は、この判別を再度実行する。
入札情報を受信したと判別した場合(S104:YES)、逆オークションサーバ10は、この入札情報が、入札条件データ101aの示す予算金額、商品、最低必要数量、及び上限数量の条件を満足しているか否かを判別する(S105)。尚、本実施の形態では、予算金額を満足するとは、販売金額の総額が予算金額に等しいことを意味する。
受信した入札情報が予算金額等の条件を満足していないと判別した場合(S105:NO)、逆オークションサーバ10は、この入札情報を送信した入札者端末2に対し、Webデータ103a等を通じて、入札条件を満足していない旨を通知して(S106)、後述するステップS109の処理を実行する。
受信した入札情報が予算金額等の条件を満足していると判別した場合(S105:YES)、逆オークションサーバ10は、この入札情報を入札データ102aとして入札データベース102に格納する(S107)。
また、逆オークションサーバ10は、この入札データ102a及び入札条件データ101aに基づいて、現在の入札状況を示すWebデータ103aを生成して、Webデータベース103に格納する(S108)。本実施の形態では、この入札状況を示すWebデータ103aは、以下述べる入札者用及び購入者用の2種類があるものとする。
図4(a)に例示されるように、本実施の形態では、入札者のために、例えば、現在の日時、逆オークションの開始日時及び終了日時、最も優先順位の低い商品について例えば最大及び最大から2番目の数量を与える入札情報等が各ディスプレイ2aに表示されるようになっている。同図の例示では、購入者の第1、第2希望の商品X、Yにそれぞれ上限数量を提示する上に、第3希望の商品Zに最大の「2個」を提示する入札者が「1人」いて、商品X、Yにそれぞれ上限数量を提示する上に、第3希望の商品Zに最大から2番目の「1個」を提示する入札者が「1人」いる、という状況が表示されている。本実施の形態では、入札期間内であれば、入札者は、入札状況を参照しつつ、既に送信した入札情報よりも良い条件を提示する入札情報を再度送信できるようになっているものとする。つまり、逆オークションサーバ10は、同一の入札者端末2から入札情報が再度送信された場合、何れかの商品の数量がより多く提示されている場合に限って、この入札情報を受信して入札データ102aを更新するように構成されている。尚、具体的には、入札者は、ステップS108で入札者用に生成されたWebデータ103aのURLを入札者端末2から逆オークションサーバ10に送信することにより、同図に例示される入札状況をディスプレイ2aに表示させることができる。このような閲覧が複数の入札者端末2aから同時期に実施されることにより、逆オークションに参加する全ての入札者に対し入札状況が公表されることになる。
図4(b)に例示されるように、本実施の形態では、購入者のために、例えば、現在の日時や、全ての入札者が提示する入札情報等がディスプレイ1aに表示されるようになっている。後述するように、本実施の形態では、購入者は、入札状況を参照しつつ、入札期間内に入札条件を変更できるようになっているものとする。尚、具体的には、購入者は、ステップS108で購入者用に生成されたWebデータ103aのURLを購入者端末1から逆オークションサーバ10に送信することにより、同図に例示される入札状況をディスプレイ1aに表示させることができる。
尚、入札状況の表示形態は、図4(a)及び図4(b)の例示に限定されるものではない。例えば、各入札者に対して、全入札者の入札情報を閲覧可能なWebデータ103aを生成してもよい。また、例えば、購入者に入札状況を公表するためのWebデータ103aを生成することは、逆オークションサーバ10の必須の動作ではない。即ち、購入者が入札状況を必ずしも閲覧可能である必要はない。
図3に戻って、前述したステップS108以降の逆オークションサーバ10の処理の手順について説明する。逆オークションサーバ10は、前述したステップS102に計時を開始したタイマ10bの示す時間を参照し、この時間が、入札条件データ101aの示す入札期間に達しているか否かを判別する(S109)。タイマ10bの計時する時間が入札期間に達していないと判別した場合(S109:NO)、逆オークションサーバ10は、前述したステップS104の処理を再度実行する。
タイマ10bの計時する時間が入札期間に達していると判別した場合(S109:YES)、逆オークションサーバ10は、前述したステップS103の場合と同様にして、Webデータ103aを介して、購入者及び入札者に対し逆オークションを終了した旨を公表する(S110)。
逆オークションサーバ10は、入札条件データベース101に格納される入札条件データ101a(図2(a))と、入札データベース102に格納される入札データ102a(図2(b))とを対比する。本実施の形態では、入札データ102aにおいて、各入札者の提示する総販売金額が予算金額(例えば「10万円」)と一致する上に、各入札者の提示する第1希望の商品Xの販売数量が最低必要数量(例えば「60個」)以上であることは、前述したステップS105において予め判別済みである。一方、第2希望の商品Yの販売数量は、入札者B、C、Gが「0個」、入札者Eが「15個」であるため、入札者A、D、Fが「50個」即ち最大数量に達している。また、第3希望の商品Zの販売数量は、入札者B、C、E、Gが「0個」、入札者Aが「5個」、入札者Dが「10個」であるため、入札者Fが「25個」即ち最大数量に達している。よって、逆オークションサーバ10は、商品群(X、Y、Z)における優先順位の高い第1希望の商品Xから、優先順位の低い第3希望の商品Zにかけて、販売金額の総額が予算金額に等しく、且つ、販売数量が最大数量(即ち、最小購入数量)以上である入札情報は、入札者Fの入札情報であると判別し、この入札者Fを落札者に決定する(S111)。
逆オークションサーバ10は、購入者端末1に対し、入札者Fが落札者である旨を通知するとともに、入札者Fに該当する入札者端末2に対し、落札者である旨を通知する(S112)。本実施の形態では、この通知は、例えば電子メール等により該当者の端末に直接送信するものとする。
尚、本発明の逆オークション処理装置が備える判定部は、本実施の形態の逆オークションサーバ10が備えるCPU10aと、このCPU10aに前述したステップS105及びS111の動作を実行させる所定のプログラムとに対応するものである。
また、本発明の逆オークション処理装置が備える通知部は、本実施の形態の逆オークションサーバ10が備えるCPU10aと、このCPU10aに前述したステップS112の動作を実行させる所定のプログラムとに対応するものである。
また、本発明の逆オークション処理装置が備える送信部は、本実施の形態の逆オークションサーバ10が備えるCPU10aと、このCPU10aに前述したステップS108の動作を実行させる所定のプログラムとに対応するものである。
以上の所定のプログラムは、例えば、本実施の形態の逆オークションサーバ10の備える所定のメモリ(不図示)に記憶されている。
===逆オークション(2)(開始後に第2希望以降の商品を公表する場合)===
前述した逆オークション(1)では、その開始前に、第2希望以降の商品が入札条件として予め公表されていたが、これに限定されるものではない。例えば、第1希望の商品Xのみの販売数量の競り上げを前提に逆オークションを開始し、この販売数量が予め設定していた上限数量に達したときにはじめて、最初の入札条件に対し商品Xの上限数量及び第2希望の商品Yを追加するものであってもよい。
図5〜図8を参照しつつ、本実施の形態の逆オークションサーバ10による逆オークションの手順について説明する。図5は、本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバ10の処理の手順例の一部分を示すフローチャートである。図6は、本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバ10の処理の手順例のもう一部分を示すフローチャートである。図7は、本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバ10の処理の手順例の更にもう一部分を示すフローチャートである。図8は、本実施の形態の逆オークション時の入札者端末2のディスプレイ2aにおける入札条件の表示例を示す模式図である。
<<<第1希望の商品Xのみを入札条件として公表>>>
図5に例示されるように、逆オークションサーバ10が、購入者端末1から受信した入札条件を入札者に公表し、入札者端末2から送信される入札情報が入札条件を満足しているか否かを判別し、入札条件を満足していない入札情報の送信元に通知する処理(S200〜S206)は、前述したステップS100〜S106と同様である。この場合の入札条件は、主として、予算金額と、第1希望の商品Xの最小購入数量(入札者が1人の場合には最低必要数量であり、入札者が複数人の場合には最大数量である)及び上限数量とを備えて構成されるものである。図8(a)に例示されるように、ステップS203において、入札者端末2のディスプレイ2aには、例えば、予算金額、入札期間、商品X及びその最低必要数量等が表示される。
尚、後述するように、入札条件は、更に、第2希望の商品Yの最小購入数量(最大数量)及び上限数量と、第3希望の商品Zの最小購入数量(最大数量)とを備えていてもよい。但し、ステップS203の段階では、第2希望以降の商品は未だ公表していないため、商品Xの上限数量や第2希望以降の商品に関する情報等はディスプレイ2aに表示されない。
逆オークションサーバ10は、ステップS205で入札条件を満足する入札情報のうち、商品Xの販売数量がその上限数量を超えるものがあるか否かを判別する(S207)。
ステップS205で入札条件を満足する入札情報のうち、商品Xの販売数量が上限数量を超えるものがないと判別した場合(S207:YES)、逆オークションサーバ10は、入札情報を入札データ102aとして入札データベース102に格納し、入札者及び購入者に入札状況を公表し、入札条件データ101aと入札データ102aとを対比して、商品Xの販売金額が予算金額であり、且つ、販売数量が最大数量(即ち、最小購入数量)以上となっている入札情報に対応する入札者を落札者に決定し、所定の通知を行う(S208〜S213)。つまり、ステップS208〜S213の処理は、前述したステップS107〜S112の処理と同様である。
ステップS205で入札条件を満足する入札情報のうち、商品Xの販売数量が上限数量を超えるものがあると判別した場合(S207:NO)、逆オークションサーバ10は、後述するステップS300〜S311の処理を実行する。
<<<第2希望の商品Yを追加して再入札条件として公表>>>
図6に例示されるように、逆オークションサーバ10は、Webデータ103aを通じて、第1希望の商品Xの上限数量及び第2希望の商品Yの情報を、再入札条件として追加公表する(S300)。ここで、第2希望の商品Yに関する情報等は、前述したステップS200で購入者端末1から入札条件として予め受信したものであってもよいし、或いは、ステップS300で購入者端末1から新たな入札条件として受信するものであってもよい。尚、後者の場合、購入者は、ディスプレイ2aに表示される入札状況(例えば図4(b)参照)を参照しつつ、購入者端末2を通じて、新たな入札条件データ101aを生成し、これを逆オークションサーバ10に送信する。
入札者端末2から送信される入札情報が入札条件を満足しているか否かを逆オークションサーバ10が判別し、入札条件を満足していない入札情報の送信元に通知する処理(S301〜S303)は、前述したステップS204〜S206と同様である。図8(b)に例示されるように、ステップS300において、入札者端末2のディスプレイ2aには、例えば、予算金額、入札期間、商品X及びその最低必要数量に加えて、商品Xの上限数量及び第2希望としての商品Yが更に表示される。但し、この段階では、第3希望の商品は未だ公表していないため、商品Yの上限数量や第3希望の商品に関する情報等はディスプレイ2aに表示されない。
逆オークションサーバ10は、ステップS302で入札条件を満足する入札情報のうち、商品Yの販売数量がその上限数量を超えるものがあるか否かを判別する(S304)。
ステップS302で入札条件を満足する入札情報のうち、商品Yの販売数量が上限数量を超えるものがないと判別した場合(S304:YES)、逆オークションサーバ10は、入札情報を入札データ102aとして入札データベース102に格納し、入札者及び購入者に入札状況を公表し、入札条件データ101aと入札データ102aとを対比して、商品X、Yの販売金額が予算金額であり、且つ、商品Yの販売数量が最大数量(即ち、最小購入数量)以上となっている入札情報に対応する入札者を落札者に決定し、所定の通知を行う(S305〜S310)。つまり、ステップS305〜S310の処理は、前述したステップS208〜S213の処理と同様である。
ステップS302で入札条件を満足する入札情報のうち、商品Yの販売数量が上限数量を超えるものがあると判別した場合(S304:NO)、逆オークションサーバ10は、後述するステップS400〜S409の処理を実行する。
<<<第3希望の商品Zを追加して再入札条件として公表>>>
図7に例示されるように、逆オークションサーバ10は、Webデータ103aを通じて、第2希望の商品Yの上限数量及び第3希望の商品Zの情報を、再入札条件として追加公表する(S400)。ここで、第3希望の商品Zに関する情報等は、前述したステップS200で購入者端末1から入札条件として予め受信したものであってもよいし、或いは、ステップS400で購入者端末1から新たな入札条件として受信するものであってもよい。尚、後者の場合、購入者は、ディスプレイ2aに表示される入札状況(例えば図4(b)参照)を参照しつつ、購入者端末2を通じて、新たな入札条件データ101aを生成し、これを逆オークションサーバ10に送信する。
入札者端末2から送信される入札情報が入札条件を満足しているか否かを逆オークションサーバ10が判別し、入札条件を満足していない入札情報の送信元に通知する処理(S401〜S403)は、前述したステップS301〜S303と同様である。図8(c)に例示されるように、ステップS400において、入札者端末2のディスプレイ2aには、例えば、予算金額、入札期間、商品X並びに最低必要数量及び上限数量、商品Y及び上限数量に加えて、第3希望としての商品Zの情報が更に表示される。
逆オークションサーバ10は、前述したステップS402で入札条件を満足すると判別した入札情報を入札データ102aとして入札データベース102に格納し、入札者及び購入者に入札状況を公表し、入札条件データ101aと入札データ102aとを対比して、商品X、Y、Zの販売金額が予算金額であり、且つ、商品Zの販売数量が最大数量(即ち、最小購入数量)以上となっている入札情報に対応する入札者を落札者に決定し、所定の通知を行う(S404〜S409)。つまり、ステップS404〜S409の処理は、前述したステップS305〜S310の処理と同様である。
===購入者の所定の購入予算を有効に執行===
本実施の形態の逆オークションサーバ10によれば、複数の入札者端末2からそれぞれ送信される複数の入札情報から、商品群X、Y、Zの販売金額の総額が予算金額であり且つ最も優先順位の低い第3希望の商品Zの販売数量が最小購入数量(最大数量)以上となっている入札情報が検出される。これにより、購入者端末1を通じて、例えば購入者が自身の所定の購入予算を有効に執行できると考える所定の落札条件を含む入札条件データ101aを逆オークションサーバ10に予め送信すれば、検出される入札情報は、この購入者の所定の購入予算を有効に執行することが可能なものとなる。本実施の形態の逆オークションサーバ10は、特に、購入者が次年度に繰り越せない購入予算を当該年度中に執行するべく、一定の予算金額の下で商品の数量を競り上げる逆オークションを実施する場合に有用である。つまり、1種類の商品に関して不必要とも言える大きな数量で落札されることを回避できる。尚、この場合、入札条件データ101a(図2(a))の最小購入数量は、商品Xの関しては最低必要数量(例えば「60個」)であり、商品Yに関しては入札者中の最大数量であり、商品Zに関しては入札者中の最大数量である。
前述した逆オークション(1)によれば、入札者は、入札情報を一括して提示可能であるため、逆オークションが効率良く進行し得る。一方、前述した逆オークション(2)によれば、逆オークション中に、入札者端末2からの入札情報に応じて入札条件を変更することが可能となるため、購入者の所定の購入予算をより有効に執行できる。
前述した実施の形態では、結果的に商品Y、Zを提示する入札情報があったが、これに限定されるものではない。例えば結果的に商品Xのみを提示する入札情報だけで競り合うことになっても、本実施の形態の逆オークションサーバ10は有用である。例えば、商品Xに対し入札された数量が全て、最低必要数量(例えば「60個」)以上且つ上限数量(例えば「100個」)以下であった場合、本実施の形態の逆オークションサーバ10によれば、これら入札された数量のうちの最大数量を提示する入札者が落札者となる。尚、この場合、入札条件データ101a(図2(a))の商品Xに関する最小購入数量は入札者中の最大数量である。
また、前述した実施の形態では、複数の入札者端末2から複数の入札情報がそれぞれ送信される場合について述べたが、これに限定されるものではない。例えば結果的に1つの入札者端末2が1つの入札情報を送信して逆オークションが終了した場合でもあっても、本実施の形態の逆オークションサーバ10は有用である。例えば1つの入札情報は、商品X、Y、Zの販売金額の総額が予算金額に等しく且つ各商品X、Y、Zの販売数量が最小購入数量(最低必要数量又は最大数量)以上であるか否かが判定され、この判定結果に基づいて落札の通知又は非通知が決まる。尚、この場合、入札条件データ101a(図2(a))の最小購入数量は、商品Xの関しては最低必要数量(例えば「60個」)であり、商品Yに関しては入札者中の最大数量であり、商品Zに関しては入札者中の最大数量である。ここで、商品Y、Zに関しては、入札者が1人の場合にこの入札者の提示する数量が最大数量であるとみなせば、この入札者がいかなる数量を提示しても、これは最大数量以上となる。
更に、前述した実施の形態では、入札条件データ101a(図2(a))において、第1希望の商品X及び第2希望の商品Yのそれぞれの上限数量が設定されているが、この上限数量の設定は必須要件ではない。上限数量が設定されていない場合であっても、逆オークションサーバ10は、例えば、販売金額の総額が予算金額に等しく、且つ、各販売数量に関して商品Z側よりも商品X側で優先的に最大数量以上である入札情報を検出すればよい。これにより、購入者の所定の購入予算を有効に執行することができる。
また更に、前述した実施の形態では、販売金額の総額が予算金額に等しいものとしたが、これに限定されるものではない。予算金額を、例えば目安の金額とし、また例えば各商品X、Y、Zの単価未満分の高低があるとしても、前述した逆オークションサーバ10により奏される効果は殆ど変わらない。
===その他の実施の形態===
前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく変更、改良されるとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
前述した実施の形態では、本発明の逆オークション処理装置を、Webサーバ(逆オークションサーバ10)として述べたが、これに限定されるものではない。逆オークション処理装置は、一般に、購入者端末1及び入札者端末2と通信可能な情報処理装置であればよく、入札条件データ101aや入札情報等の送受信は例えば電子メール等を通じて行うものであってもよい。また、本発明の逆オークション処理装置の通知部に対応する手段として、前述した実施の形態では電子メールを挙げたが、これに限定されるものではなく、要するに、入札者端末2に対し落札の旨を通知する手段であれば如何なる手段であってもよい。
本実施の形態の購入者端末、入札者端末、及び逆オークションサーバの構成例を示すブロック図である。 (a)は、本実施の形態の入札条件データの構成例を示す図表であり、(b)は、本実施の形態の入札データの構成例を示す図表である。 本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバの処理の手順の一例を示すフローチャートである。 (a)は、本実施の形態の逆オークション時の入札者端末のディスプレイにおける入札状況の表示例を示す模式図であり、(b)は、本実施の形態の逆オークション時の購入者端末のディスプレイにおける入札状況の表示例を示す模式図である。 本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバの処理の手順例の一部分を示すフローチャートである。 本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバの処理の手順例のもう一部分を示すフローチャートである。 本実施の形態の逆オークションにおける逆オークションサーバの処理の手順例の更にもう一部分を示すフローチャートである。 本実施の形態の逆オークション時の入札者端末のディスプレイにおける入札条件の表示例を示す模式図である。
符号の説明
1 購入者端末 1a ディスプレイ
2 入札者端末 2a ディスプレイ
3 通信ネットワーク 10 逆オークションサーバ
10a CPU 10b タイマ
101 入札条件データベース 101a 入札条件データ
102 入札データベース 102a 入札データ
103 Webデータベース 103a Webデータ

Claims (3)

  1. 購入者端末及び入札者端末と通信ネットワークを介して接続される逆オークション処理装置であって、
    前記購入者端末から送信される、購入商品群の予算金額、前記購入商品群を構成する各購入商品、前記購入商品群の優先順位、前記各購入商品の最小購入数量及び上限数量、を含む落札条件を記憶する第1記憶部と、
    前記落札条件を閲覧可能である前記入札者端末から前記購入商品群の優先順位に従って前記購入商品別に送信される、前記購入商品の販売金額及び販売数量を含む入札情報を記憶する第2記憶部と、
    前記第1記憶部の前記落札条件と前記第2記憶部の前記入札情報とを対比し、前記購入商品群の優先順位が1番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定する判定部と、
    前記購入商品群の優先順位が1番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上であるが前記上限数量を超えない前記入札情報が存在すると判定された場合、前記販売数量が最大数量となっている前記入札情報を送信した前記入札者端末に対して落札を通知する通知部と、を備え
    前記判定部は、前記購入商品群の優先順位が1番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記上限数量を超える前記入札情報が存在すると判定した場合、前記購入商品群の優先順位が1番目及び2番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定し、
    前記通知部は、前記購入商品群の優先順位が1番目及び2番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上であるが前記上限数量を超えない前記入札情報が存在すると判定された場合、前記販売数量が最大数量となっている前記入札情報を送信した前記入札者端末に対して落札を通知する
    ことを特徴とする逆オークション処理装置。
  2. 前記入札情報に基づいて生成される、前記入札者端末を通じて閲覧可能な入札状況情報を、前記入札者端末に送信する送信部、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の逆オークション処理装置。
  3. 購入者端末及び入札者端末と通信ネットワークを介して接続される逆オークション処理装置における逆オークション処理動作を制御するコンピュータに、
    前記購入者端末から送信される、購入商品群の予算金額、前記購入商品群を構成する各購入商品、前記購入商品群の優先順位、前記各購入商品の最小購入数量及び上限数量、を含む落札条件を第1記憶部に記憶させる第1記憶手順と、
    前記落札条件を閲覧可能である前記入札者端末から前記購入商品群の優先順位に従って前記購入商品別に送信される、前記購入商品の販売金額及び販売数量を含む入札情報を第2記憶部に記憶させる第2記憶手順と、
    前記第1記憶部の前記落札条件と前記第2記憶部の前記入札情報とを対比し、前記購入商品群の優先順位が1番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定する第1判定手順と、
    前記購入商品群の優先順位が1番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上であるが前記上限数量を超えない前記入札情報が存在すると判定された場合、前記販売数量が最大数量となっている前記入札情報を送信した前記入札者端末に対して落札を通知する第1通知手順と、
    前記購入商品群の優先順位が1番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記上限数量を超える前記入札情報が存在すると判定された場合、前記購入商品群の優先順位が1番目及び2番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上となっている前記入札情報が存在するか否かを判定する第2判定手順と、
    前記購入商品群の優先順位が1番目及び2番目の購入商品において、前記販売金額が前記予算金額であり、且つ、前記販売数量が前記最小購入数量以上であるが前記上限数量を超えない前記入札情報が存在すると判定された場合、前記販売数量が最大数量となっている前記入札情報を送信した前記入札者端末に対して落札を通知する第2通知手順と、
    を実行させるためのプログラム。
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