JP5616918B2 - せり制御装置、せりシステム、せり制御方法、及びせり制御プログラム - Google Patents

せり制御装置、せりシステム、せり制御方法、及びせり制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、せりに用いられる装置、システム、方法、及びプログラムに関する。
従来、例えば中古車等のせり会場では、せりシステムを用いて、せり(オークション又は競売ともいう)が行われている。
せりシステムは、例えば、せり制御装置、応札端末装置を含む。せり制御装置は、せりの進行を制御し、応札端末装置は、応札者による応札入力を受け付け、せり制御装置へ通知する。せりシステムでは、例えば、せり中に最も高い価格で応札した者を落札者として落札処理が行われ、応札が無かった場合には流札処理が行われる。
また、せりシステムでは、せり対象品が、例えば、せり主催者による買い取りが保証された物品である場合がある。この場合、応札が無ければ、せり主催者による買い取りが行われる。ここで、その買取方法としては次の2つがある。一つは、応札が為されないタイミングを見計らい、事務局員(せり主催者の関係者)が例えば応札端末装置を介して応札する方法(第1の方法)である。もう一つは、一時的に流札扱いとし、後に、せり主催者を落札者とする落札扱いに修正する方法(第2の方法)である。第2の方法では、例えば、せりシステムにおいて、流札処理が行われた後に、事務局員による手動操作により、せり主催者を落札者とする落札処理が行われ、流札扱いが落札扱いへ修正される。
なお、せりシステムに関し、次のようなシステムが知られている。
例えば、インターネット等の通信ネットワークを介して売り手と買い手とが物品等の売買を行うオンラインオークションを円滑に進めるための方法を実施するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、例えば、商品の販売を管理する方法を実施するシステムであって、オークションの実行を制御するオークションコンピュータとそのオークションコンピュータに接続されたホストコンピュータとを備えたコンピュータシステムが知られている(例えば特許文献2参照)。また、例えば、出品候補物件を登録する一般会員と、出品候補物件の正当な相場価格を評価する専門家会員とを有するインターネットオークションシステムが知られている(例えば特許文献3参照)。
特開2002−7787号公報 特開2003−233732号公報 特開2004−199396号公報
上述のせり主催者による2つの買取方法では、次のような問題がある。
第1の方法では、少なくとも、せり主催者による買い取りが保証されたせり対象品のせり中においては、せり主催者の人的資源が拘束されるという問題がある。例えば、事務局員は、応札が為されないタイミングを見計らって応札を行う必要があるため、そのせり中においては、常に、応札端末装置を介して応札が可能な状態で待機していなければならない。
第2の方法では、一時的に流札扱いにされたせり対象品が、運用上の誤りにより、落札扱いに修正されない虞があるという問題がある。例えば、せり中及びせり後は、事務局員の作業が慌ただしくなるため、落札扱いへ修正する作業が忘却され、流札扱いのままとされてしまう虞がある。
本発明は、上記実情に鑑み、せり主催者による買い取りが保証されたせり対象品をせり主催者が買い取る場合に、せり主催者の負担を軽減することができると共に運用上の誤りを防止することができる装置、システム、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
装置の一観点によれば、せり制御装置であって、せり対象品の応札有無を判定する応札判定部と、前記応札判定部により応札有りと判定された時の応札価格が、前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定する価格判定部と、前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定するせり終了判定部と、前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定する買取希望判定部と、前記価格判定部により前記応札価格が前記買取価格を超えたと判定されることなく前記せり終了判定部によりせりが終了したと判定され、且つ、前記買取希望判定部により買取希望有りと判定されたときに、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する処理を行う落札処理部とを備える。
システムの一観点によれば、サーバ装置とせり制御装置を含むせりシステムであって、前記サーバ装置は、せり対象品の情報に応じた買取価格を定める買取価格情報を公開する公開部と、せり対象品の買取希望有無の通知を受け付ける受付部と、前記通知に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を示す買取希望情報を更新する更新部とを備え、前記せり制御装置は、せり対象品の応札有無を判定する応札判定部と、前記応札判定部により応札有りと判定された時の応札価格が、前記買取価格情報に基づいて前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定する価格判定部と、前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定するせり終了判定部と、前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定する買取希望判定部と、前記価格判定部により前記応札価格が前記買取価格を超えたと判定されることなく前記せり終了判定部によりせりが終了したと判定され、且つ、前記買取希望判定部により買取希望有りと判定されたときに、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する処理を行う落札処理部とを備える。
方法の一観点によれば、せり制御装置であるコンピュータは、せり対象品の応札有無を判定し、前記せり対象品の応札有りと判定した場合に、応札価格が、前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定し、前記せり対象品の応札無しと判定した場合、又は、前記応札価格が前記買取価格を超えていないと判定した場合に、前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定し、前記せりが終了したと判定した場合に、前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定し、前記せり対象品の買取希望有りと判定した場合に、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する、処理を実行するせり制御方法である。
プログラムの一観点によれば、せり制御装置であるコンピュータに、せり対象品の応札有無を判定し、前記せり対象品の応札有りと判定した場合に、応札価格が、前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定し、前記せり対象品の応札無しと判定した場合、又は、前記応札価格が前記買取価格を超えていないと判定した場合に、前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定し、前記せりが終了したと判定した場合に、前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定し、前記せり対象品の買取希望有りと判定した場合に、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する、処理を実行させるせり制御プログラムである。
開示の装置、システム、方法、及びプログラムは、せり主催者による買い取りが保証されたせり対象品をせり主催者が買い取る場合に、せり主催者の負担を軽減することができると共に運用上の誤りを防止することができる、という効果を奏する。
一実施の形態に係るせりシステムの一例を示す図である。 せり制御装置の構成例を示す図である。 WEBサーバ装置の構成例を示す図である。 WEB用DBに格納された出品情報TBL、買取価格TBLの一例を示す図である。 せり前に行われる、せりシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 せり中に行われる、せりシステムの動作の一例を示す第1のフローチャートである。 せり中に行われる、せりシステムの動作の一例を示す第2のフローチャートである。 コンピュータシステムの一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、一実施の形態に係るせりシステムの一例を示す図である。
本実施形態に係るせりシステムでは、せり対象品として中古車を取り扱う。ただし、せり対象品は、中古車に限らず、例えば工作機械等、他の物品としてもよい。
図1に示したように、本実施形態に係るせりシステム100は、せり調整人端末装置110、せり制御装置120、複数の応札端末装置130、大型表示装置140、データ中継装置150、複数の業務端末装置160、業務サーバ装置170、WEBサーバ装置180、複数の出品者端末装置190、せりネットワーク200、業務ネットワーク300、外部ネットワーク400を含む。
せり調整人端末装置110、せり制御装置120、複数の応札端末装置130、大型表示装置140、業務ネットワーク300は、せりネットワーク200を介してデータの送受を行う。また、せりネットワーク200、データ中継装置150、複数の業務端末装置160、業務サーバ装置170、WEBサーバ装置180は、業務ネットワーク300を介してデータの送受を行う。また、WEBサーバ装置180、複数の出品者端末装置190は、外部ネットワーク400を介してデータの送受を行う。なお、せりネットワーク200、業務ネットワーク300、外部ネットワーク400は、有線、無線、又は、それらが混在する通信ネットワークである。せりネットワーク200、業務ネットワーク300は、例えばLAN(Local Area Network)である。外部ネットワーク400は、例えばインターネットである。
なお、せりシステム100において、せり調整人端末装置110、せり制御装置120、応札端末装置130、大型表示装置140、データ中継装置150、業務端末装置160、業務サーバ装置170、WEBサーバ装置180、せりネットワーク200、業務ネットワーク300は、例えば、せり会場に設けられる。出品者端末装置190は、例えば、出品者の自宅に設けられる。
せりシステム100において、せり調整人端末装置110は、例えばPC(パーソナルコンピュータ)であり、せり調整人により操作される端末装置である。せり調整人端末装置110は、例えば、せり調整人から、せり対象車両の出品番号の入力、せり対象車両のせり開始指示の入力、全せり終了指示の入力を受け付け、せり制御装置120へ通知する。
せり制御装置120は、せりの進行を制御する。せり制御装置120は、例えば、せり調整人端末装置110からの通知や、応札端末装置130からの応札通知を受け付ける。また、例えば、せり対象車両の出品情報を業務サーバ装置170から取得する。また、例えば、大型表示装置140を制御する。
応札端末装置130は、例えばPCであり、応札者により操作される端末装置である。応札端末装置130は、例えば、応札者からの応札の入力を受け付け、せり制御装置120へ通知する。
大型表示装置140は、せり制御装置120の制御の下、せり対象車両の情報(せり対象車両の画像や応札価格等)を表示する。
データ中継装置150は、データを中継する。例えば、せり制御装置120が業務サーバ装置170から出品情報を取得する際に、その出品情報を中継する。
業務端末装置160は、例えばPCであり、事務局員(せり主催者の関係者)により操作される端末装置である。業務端末装置160は、例えば、事務局員から、出品情報の入力、買取価格情報の入力を受け付け、業務サーバ装置170へ送信する。なお、出品情報の入力では、せり対象車両となる出品車両の情報が入力される。この出品車両の情報は、予め出品者から得られている情報である。また、買取価格情報の入力では、所定の条件の下でせり主催者がせり対象車両を買い取る場合の買取価格の情報が入力される。
業務サーバ装置170は、業務用DB(データベース)171を含む。業務用DB171は、出品情報テーブル(以下「出品情報TBL」という)、買取価格テーブル(以下「買取価格TBL」という)を含む。業務サーバ装置170は、例えば、業務端末装置160から送信された出品情報を出品情報TBLに登録する。また、例えば、業務端末装置160から送信された買取価格情報を買取価格TBLに登録する。
WEBサーバ装置180は、WEB用DB(データベース)181を含む。WEB用DB181は、出品情報TBL、買取価格TBLを含む。WEBサーバ装置180は、例えば、買取価格TBLに登録されている買取価格情報を含む情報を、出品者端末装置190からアクセス可能なように、公開する。また、例えば、出品者端末装置190からの買取希望有無通知を受け付け、その買取希望有無通知に基づいて出品情報TBLを更新する。
なお、業務サーバ装置170とWEBサーバ装置180は、業務用DB171に格納されている情報とWEB用DB181に格納されている情報とが同じになるように、データ連携を行う。これにより、例えば、業務用DB171の出品情報TBLが変更されると、WEB用DB181の出品情報TBLに対しても同様の変更が行われ、逆に、WEB用DB181の出品情報TBLが変更されると、業務用DB171の出品情報TBLに対しても同様の変更が行われる。買取価格TBLについても同様である。
出品者端末装置190は、例えばPCであり、出品者により操作される端末装置である。出品者端末装置190は、例えば、出品者の操作に応じて、WEBサーバ装置180により公開された買取価格情報を含む情報にアクセスする。また、例えば、出品者からの買取希望有無の入力を受け付け、WEBサーバ装置180へ通知する。
図2は、せり制御装置120の構成例を示す図である。
図2に示したように、せり制御装置120は、せり制御部121、通信部122、記憶部123、入力部124、出力部125を含む。
せり制御部121は、せり制御装置120の全体動作を制御する。せり制御部121は、応札判定部121a、価格判定部121b、せり終了判定部121c、買取希望判定部121d、落札/流札処理部121eを含む。
応札判定部121aは、せり対象車両の応札の有無を判定する。
価格判定部121bは、応札判定部121aにより応札有りと判定された時の応札価格が、せり対象車両の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定する。なお、せり対象車両の情報に応じて決定された買取価格は、業務サーバ装置170から取得されるせり対象車両の出品情報に含まれる。本実施形態では、せり対象車両の情報を、せり対象車両の排気量情報とする。ただし、せり対象車両の情報は、これに限らず、例えばせり対象車両の走行距離情報等、他の情報としてもよい。
せり終了判定部121cは、せり対象車両のせりが終了したか否かを判定する。
買取希望判定部121dは、せり対象車両の買取希望情報(後述の買取フラグ)に応じて、そのせり対象車両の買取希望有無を判定する。なお、せり対象車両の買取希望情報は、業務サーバ装置170から取得されるせり対象車両の出品情報に含まれる。
落札/流札処理部121eは、せり対象車両の落札処理及び流札処理を行う。例えば、価格判定部121bにより応札価格が買取価格を超えたと判定されることなくせり終了判定部121cによりせりが終了したと判定され、且つ、買取希望判定部121dにより買取希望有りと判定されたときに、せり主催者を落札者としてせり対象車両を買取価格で落札する処理を行う。
通信部122は、せりネットワーク200を介して他の装置とデータの送受を行う。例えば、せり調整人端末装置110からの通知、応札端末装置130からの応札通知を受信する。また、例えば、せり対象車両の出品情報を業務サーバ装置170から受信する。
記憶部123は、各種の情報を記憶する。例えば、せり対象車両の出品情報を記憶する。
入力部124は、例えばキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等である。
出力部125は、例えばディスプレイ、プリンタ、スピーカ等である。
図3は、WEBサーバ装置180の構成例を示す図である。
図3に示したように、WEBサーバ装置180は、WEB用DB181、制御部182、通信部183、入力部184、出力部185を含む。
WEB用DB181は、上述のとおり、出品情報TBL、買取価格TBL等を格納する。
制御部182は、WEBサーバ装置180の全体動作を制御する。制御部182は、公開部182a、更新部182bを含む。
公開部182aは、買取価格TBLに登録されている買取価格情報を含む情報を、出品者端末装置190からアクセス可能なように、公開する。
更新部182bは、通信部183により受信された買取希望有無通知に基づいて出品情報TBLを更新する。
通信部183は、業務ネットワーク300を介して他の装置とデータの送受を行う。例えば、業務サーバ装置170との間でデータ連携のためのデータの送受を行う。また、通信部183は、外部ネットワーク400を介して他の装置とデータの送受を行う。例えば、出品者端末装置190からの買取希望有無通知を受信する。なお、通信部183は、受付部の一例である。
入力部184は、例えばキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等である。
出力部185は、例えばディスプレイ、プリンタ、スピーカ等である。
図4は、WEB用DB181に格納された出品情報TBL、買取価格TBLの一例を示す図である。なお、図4に示した出品情報TBL、買取価格TBLは、業務サーバ装置170とWEBサーバ装置180との間で行われるデータ連携により、業務用DB171に格納された出品情報TBL、買取価格TBLでもある。
図4に示したように、出品情報TBL181aは、せり対象車両毎の出品情報を含む。出品情報は、「出品番号」、「年式」、「車名」、「グレード」、「スタート価格」、「希望価格」、「排気量区分」、「買取フラグ」の情報を含む。
「出品番号」は、せり対象車両毎に一意に付される番号(識別番号)である。
「年式」、「車名」、「グレード」は、せり対象車両の年式、車名、グレードである。
「スタート価格」は、せり開始時のせり対象車両の価格である。本実施形態では、「希望価格」−3,000とする。なお、このようにしているのは、本実施形態に係るせりでは、応札が有る毎に応札価格が3000円ずつ上昇するように運用が為されているからである。
「希望価格」は、出品者が希望する落札価格、或いは、せり主催者による買取価格である。本実施形態では、「買取フラグ」が「0」である場合には、出品者が希望する落札価格となり、「買取フラグ」が「1」である場合には、「排気量区分」に応じて決定された、せり主催者による買取価格となる。
「排気量区分」は、排気量の区分である。本実施形態では、排気量が1000cc未満を排気量区分が「1」とし、1000cc以上1500cc未満を排気量区分が「2」とし、1500cc以上2000cc未満を排気量区分が「3」とし、2000cc以上2500cc未満を排気量区分が「4」とし、2500cc以上を排気量区分が「5」とする。
「買取フラグ」は、所定の条件の下でせり主催者がせり対象車両を買い取るようにすることを出品者が希望しているか否かを示すフラグである。本実施形態では、それを出品者が希望している場合には、「買取フラグ」が「1」となり、それを出品者が希望していない場合には、「買取フラグ」が「0」となる。
また、図4に示したように、買取価格TBL181bは、買取価格情報を含む。買取価格情報は、「排気量区分」に応じた「買取価格」を定める情報である。
「排気量区分」は、上述のとおりである。
「買取価格」は、所定の条件の下でせり主催者がせり対象車両を買い取る場合の買取価格である。
図4に示した出品情報TBL181aにおいて、例えば、「出品番号」が「1」のせり対象車両の出品情報では、「買取フラグ」が「0」であることから、「希望価格」は、出品者が希望する落札価格である「350,000」となっている。また、「スタート価格」は、その「350,000」−3000から、「347,000」となっている。
また、例えば、「出品番号」が「2」のせり対象車両の出品情報では、「買取フラグ」が「1」であり、「排気量区分」が「5」であることから、「希望価格」は、買取価格TBL181bの「排気量区分」(「5」)に応じて決定された「買取価格」である「40,000」となっている。また、「スタート価格」は、その「40,000」−3000から、「37,000」となっている。
次に、本実施形態に係るせりシステム100の動作について説明する。
図5は、せり前に行われる、せりシステム100の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、買取価格情報を出品者に公開し、せり主催者による買取を希望するか否かを出品者から受け付ける動作である。
なお、本動作開始前においては、業務サーバ装置170とWEBサーバ装置180との間で行われるデータ連携により、WEB用DB181の出品情報TBL及び買取価格TBLには、業務端末装置160を介して事務局員により入力され業務用DB171の出品情報TBL及び買取価格TBLに登録された出品情報及び買取価格情報が登録されているものとする。ただし、この時点では、出品情報TBLにおいて、「買取フラグ」は何れも「0」となり、「希望価格」は何れも出品者が希望する落札価格となっている。従って、「スタート価格」は何れも出品者が希望する落札価格−3000となっている。なお、「スタート価格」は、WEBサーバ装置180により「希望価格」に応じて自動的に計算されて登録される。
図5に示したように、本動作が開始すると、まず、WEBサーバ装置180の制御部182の公開部182aは、WEB用DB181に格納されている買取価格TBLに登録されている買取価格情報を含む情報を、出品者端末装置190からアクセス可能に、公開する(S101)。
これにより、出品者は、公開された買取価格情報を含む情報を、出品者端末装置190を介して、閲覧することができる。そして、これを閲覧した出品者は、出品者端末装置190を介して、せり主催者による買い取りを希望するか否かをWEBサーバ装置180へ通知することができる。ここで、せり主催者による買い取りとは、所定の条件の下で、せり主催者が、公開された買取価格情報に応じた買取価格で出品車両(出品者が出品した中古車)を買い取ることをいう。
例えば、出品者は、出品者端末装置190を介して、公開された情報のURL(Uniform Resource Locator)にアクセスすると、出品者端末装置190の表示部に、メニュー画面を表示させることができる。出品者は、このメニュー画面に対し、出品者端末装置190を介して、所定の操作を行うことにより、買取価格情報画面や、買取希望画面等を表示させることができる。前者の画面では、出品者は、買取価格情報を閲覧することができる。また、後者の画面では、出品者が、出品者端末装置190を介して、所定の操作を行うことにより、出品者の出品車両に対し、せり主催者による買い取りを希望するか否かを、WEBサーバ装置180へ通知することができる。従って、出品者は、買取価格情報を閲覧した結果、出品車両の排気量に応じて定まる買取価格が高いと思えば、買い取りを希望する通知を行うことができる。なお、WEBサーバ装置180では、公開された情報へのアクセスを出品者に限定するため、そのURLへのアクセス時に出品者であるか否かを認証する処理が行われるようにしてもよい。
S101の後、WEBサーバ装置180の制御部182は、通信部183が出品者端末装置190からの買取希望有無通知を受信したか否かを判定する(S102)。
S102の判定結果がNoの場合、制御部182は、買取金額情報の公開が終了したか否かを判定する(S103)。なお、この判定では、S101の買取金額情報の公開を開始してから一定期間が経過していた場合に、買取金額情報の公開が終了したと判定する。ここで、一定期間とは、せり開始前に設けられる買取金額情報の公開期間であって、出品者からの買取希望の有無を受け付けるのに適した期間であり、例えば1週間である。
S103の判定結果がYesの場合、本フローの動作が終了し、その判定結果がNoの場合には、処理がS102へ戻る。
一方、S102の判定結果がYesの場合、制御部182は、買取希望有無通知が、買取希望有りの通知であったか否かを判定する(S104)。
S104の判定結果がYesの場合、制御部182の更新部182bは、買取希望有無通知(ここでは買取希望有りの通知)に基づいて、WEB用DB181に格納されている出品情報TBLにおける、対応する出品情報の「買取フラグ」、「希望価格」、「スタート価格」を、次のように更新する(S105)。すなわち、買取フラグを「1」へ更新する。また、「希望価格」を、買取金額TBLに基づいて、「排気量区分」に応じた買取価格へ更新する。また、「スタート価格」を、更新後の「希望価格」−3000へ更新する。
一方、S104の判定結果がNoの場合、更新部182bは、買取希望有無通知(ここでは買取希望無しの通知)に基づいて、WEB用DB181に格納されている出品情報TBLにおける、対応する出品情報の「買取フラグ」、「希望価格」、「スタート価格」を初期値へ戻す(S106)。ここで、初期値とは、本動作開始時の値のことである。すなわち、買取フラグを「0」へ更新する。また、「希望価格」を、出品者が希望する落札価格へ更新する。また、「スタート価格」を、その更新後の「希望価格」(出品者が希望する落札価格)−3000へ更新する。
なお、通信部183が受信した、出品者端末装置190からの買取希望有無通知には、出品車両の出品番号の情報が含まれており、S105及びS106では、その出品番号により、出品情報TBLにおける対応する出品情報が特定される。また、S105及びS106では、このようにしてWEB用DB181に格納されている出品情報TBLが更新されると、業務サーバ装置170とWEBサーバ装置180との間で行われるデータ連携により、業務用DB171に格納されている出品情報TBLも同様に更新される。
S105又はS106の後は、処理がS102へ戻る。
このような動作により、せり前において出品者から受け付けた買取希望の有無が出品情報TBLに反映される。なお、本動作では、S104乃至S106の処理により、出品者は、買取価格情報の公開期間中に何度でも買取希望の有無を変更することができる。
図6A、図6Bは、せり中に行われる、せりシステム100の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、実際にせりが行われて、応札の状況に応じて落札又は流札する動作である。
図6Aに示したように、本動作が開始すると、まず、せり制御装置120のせり制御部121は、通信部122が、せり調整人端末装置110からの、せり対象車両の出品番号の通知を受信したか否かを判定する(S201)。
S201の判定結果がNoの場合、せり制御部121は、通信部122が、せり調整人端末装置110からの、全せり終了指示の通知を受信したか否かを判定する(S202)。
S202の判定結果がYesの場合、本フローの動作が終了し、その判定結果がNoの場合には、処理がS201へ戻る。
一方、S201の判定結果がYesの場合、せり制御部121は、せり調整人端末装置110から通知された出品番号を、出品番号Nとする(S203)。
続いて、せり制御部121は、業務サーバ装置170の業務用DB171に格納されている出品情報TBLに登録されている出品番号Nの出品情報を取得し、記憶部123に記憶する(S204)。なお、出品情報の取得は、データ中継装置150を介して行われる。
続いて、せり制御部121は、通信部122が、せり調整人端末装置110からの、せり対象車両のせり開始指示の通知を受信したか否かを判定する(S205)。ここで、その判定結果がNoの場合、処理がS205へ戻る。すなわち、S205の判定結果がYesになるまで、S205の判定が繰り返される。
一方、S205の判定結果がYesの場合、せり制御部121は、内蔵するタイマーをリセットし、スタートさせる(S206)。なお、タイマーは、例えば、カウントダウンタイマーであり、リセットされてスタートすると、カウントダウンを開始し、予め設定されている時間(例えば5秒間)が経過した後にカウントダウンが終了となる。
続いて、せり制御部121は、S204で記憶部123に記憶された、出品番号Nの出品情報に含まれるスタート価格を、応札価格Aとする(S207)。
続いて、せり制御部121の応札判定部121aは、通信部122が、応札端末装置130からの応札通知を受信したか否かを判定する(S208)。
S208の判定結果がYesの場合、せり制御部121は、タイマーをリセットし、スタートさせる(S209)。
続いて、図6Bに示したように、せり制御部121は、応札価格A+3,000を、応札価格Aとする(S210)。
続いて、せり制御部121の価格判定部121bは、応札価格Aが、S204(図6A参照)で記憶部123に記憶された、出品番号Nの出品情報に含まれる希望価格以上であるか否かを判定する(S211)。
S211の判定結果がYesの場合、せり制御部121のせり終了判定部121cは、せり終了か否かを判定する(S212)。なお、この判定では、せり制御部121が、タイマーのカウントダウンが終了(タイマー終了)した場合に、せり終了と判定する。
S212の判定結果がYesの場合、せり制御部121の落札/流札処理部121eは、応札価格Aを落札価格とし、その応札価格Aとされたときの応札者を落札者として、出品番号Nのせり対象車両を落札する処理を行う(S213)。
一方、S212の判定結果がNoの場合、応札判定部121aは、通信部122が、応札端末装置130からの応札通知を受信したか否かを判定する(S214)。
S214の判定結果がYesの場合、処理が図6AのS209へ戻り、その判定結果がNoの場合、処理がS212へ戻る。
一方、図6AのS208がNoの場合、又は、図6BのS211がNoの場合、せり終了判定部121cは、せり終了か否かを判定する(S215)。なお、この判定は、S212の判定と同様である。
S215の判定結果がNoの場合、処理が図6AのS208へ戻る。
一方、S215の判定結果がYesの場合、S204(図6A参照)で記憶部123に記憶された出品番号Nの出品情報に含まれる買取フラグが「1」であるか否かを判定する(S216)。
S216の判定結果がYesの場合、落札/流札処理部121eは、S204(図6A参照)で記憶部123に記憶された出品番号Nの出品情報に含まれる希望価格を落札価格とし、せり主催者を落札者として、出品番号Nのせり対象車両を落札する処理を行う(S217)。なお、このときの希望価格は、せり主催者による買取価格となる。
一方、S216の判定結果がNoの場合、落札/流札処理部121eは、出品番号Nのせり対象車両を流札する処理を行う(S218)。
S213、S217、又はS218の後は、処理が図6AのS201へ戻る。
このような動作により、価格判定部121bにより応札価格Aが希望価格を超えたと判定されることなくせり終了判定部121cによりせりが終了したと判定され、且つ、買取希望判定部121dにより買取希望有りと判定されたときは、希望価格(買取価格)を落札価格とし、せり主催者を落札者として、せり対象車両の落札処理が行われる。
一方、価格判定部121bにより応札価格Aが希望価格を超えたと判定されることなくせり終了判定部121cによりせりが終了したと判定され、且つ、買取希望判定部121dにより買取希望有りと判定されなかったときは、せり対象車両の流札処理が行われる。
また、価格判定部121bにより応札価格Aが希望価格を超えたと判定され、且つ、せり終了判定部121cによりせりが終了したと判定されたときは、応札価格Aを落札価格とし、応札価格Aとされたときの応札者を落札者として、せり対象車両の落札処理が行われる。
以上、本実施形態に係るせりシステム200によれば、せり主催者による買い取りが保証されている(せり主催者による買い取りが希望されている)せり対象車両のせり中において、事務局員は、応札が為されないタイミングを見計らって応札を行う必要がないので、そのせり中において、常に、例えば応札端末装置を介して応札が可能な状態で待機する必要がない。従って、せり主催者の負担を軽減することができ、せり主催者の人的資源が拘束されるという従来の問題を解消することができる。
また、せり主催者による買い取りが保証されているせり対象車両をせり主催者が買い取る場合に、従来のように、一時的に流札扱いとし、後に、それを事務局員が落札扱いに修正するといった作業も不要となるので、運用上の誤りを防止することもできる。
また、出品者が例えば出品店(店舗等)である場合、その出品店が予めせり主催者による買取希望を行っておけば必ず落札されるようになるので、出品店の在庫管理を容易にすることができると共に、出品店の資金繰りを支援することもできる。
また、出品者が予めせり主催者による買取希望を行っておけば必ず落札されるようになるので、せり主催者は、その分の落札手数料(成約手数料)を得ることができ、収益を上げることができる。
また、出品者が予めせり主催者による買取希望を行っておけば、その出品車両に対してノーコール流札が無くなり、せりを活発化させることができる。なお、ノーコール流札とは、応札されることなく流札されることをいう。
なお、本実施形態に係るせりシステム100では、次のような変形を行ってもよい。
例えば、本実施形態に係るせりシステム100では、出品情報TBLの出品情報が予め事務局員により業務端末装置160を介して登録されるものであったが、これを、出品者が出品者端末装置190を介して行うようにしてもよい。
また、例えば、本実施形態に係るせりシステム100において、業務サーバ装置170とWEBサーバ装置180を、一つのサーバ装置により実現するようにしてもよい。この場合、その一つのサーバ装置は、業務サーバ装置170の機能とWEBサーバ装置180の機能を備える。また、この場合、業務用DB171とWEB用DB181を、一つのDBにより実現するようにしてもよい。
また、例えば、本実施形態に係るせりシステム100において、せりネットワーク200と業務ネットワーク300を、一つのネットワークにより実現するようにしてもよい。
また、本実施形態に係るせりシステム100において、せり調整人端末装置110、せり制御装置120、応札端末装置130、大型表示装置140、データ中継装置150、業務端末装置160、業務サーバ装置170、WEBサーバ装置180、出品者端末装置190は、例えば、次のようなコンピュータシステムによって実現するようにしてもよい。
図7は、そのコンピュータシステムの一例を示す図である。
図7に示したように、このコンピュータシステムは、CPU501、ROM502、RAM503、通信インタフェース504、記憶装置505、入出力装置506、可搬型記憶媒体の読取り装置507、及び、これらの全てが接続されたバス508を含む。
記憶装置505としては、ハードディスクや磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置505又はROM502には、プログラム等が記憶される。そして、そのプログラムがCPU501によって実行されることにより、各種の動作が実現される。
なお、そのプログラムは、プログラム提供者端末装置509からネットワーク510、および通信インタフェース504を介して、例えば記憶装置505に格納されて、CPU501によって実行されるようにしてもよい。また、市販され、流通している可搬型記憶媒体511に格納され、読取り装置507にセットされて、CPU501によって実行されるようにしてもよい。可搬型記憶媒体511としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVDディスク、USBメモリなど様々な形式の記憶媒体のいずれでもよい。
入出力装置506は、例えばキーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等の入力装置と、例えばディスプレイ、プリンタ、スピーカ等の出力装置を含む。
例えば、せり制御装置120を、図7に示したコンピュータシステム500によって実現する場合、せり制御部121(応札判定部121a、金額判定部121b、せり終了判定部121c、買取希望判定部121d、落札/流札処理部121eを含む)は、記憶装置505又はROM502に記憶されているプログラムをCPU501が実行することより実現される。また、この場合、通信部122は通信インタフェース504により実現され、記憶部123は記憶装置505により実現され、入力部124及び出力部125は入出力装置506により実現される。
また、例えば、WEBサーバ装置180を、図7に示したコンピュータシステム500によって実現する場合、制御部182(公開部182a、更新部182bを含む)は、記憶装置505又はROM502に記憶されているプログラムをCPU501が実行することより実現される。また、この場合、通信部183は通信インタフェース504により実現され、WEB用DB181は記憶装置505により実現され、入力部184及び出力部185は入出力装置506により実現される。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良・変更が可能である。
100 せりシステム
110 せり調整人端末装置
120 せり制御装置
121 せり制御部
121a 応札判定部
121b 金額判定部
121c せり終了判定部
121d 買取希望判定部
121e 落札/流札処理部
122 通信部
123 記憶部
124 入力部
125 出力部
130 応札端末装置
140 大型表示装置
150 データ中継装置
160 業務端末装置
170 業務サーバ装置
171 業務用DB
180 WEBサーバ装置
181 WEB用DB
181a 出品情報TBL
181b 買取価格TBL
182 制御部
182a 公開部
182b 更新部
183 通信部
184 入力部
185 出力部
190 出品者端末装置
200 せりネットワーク
300 業務ネットワーク
400 外部ネットワーク
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 通信インタフェース
505 記憶装置
506 入出力装置
507 可搬型記憶媒体の読取り装置
508 バス
509 プログラム提供者端末装置
510 ネットワーク
511 可搬型記憶媒体

Claims (8)

  1. せり対象品の応札有無を判定する応札判定部と、
    前記応札判定部により応札有りと判定された時の応札価格が、前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定する価格判定部と、
    前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定するせり終了判定部と、
    前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定する買取希望判定部と、
    前記価格判定部により前記応札価格が前記買取価格を超えたと判定されることなく前記せり終了判定部によりせりが終了したと判定され、且つ、前記買取希望判定部により買取希望有りと判定されたときに、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する処理を行う落札処理部と、
    を備えることを特徴とするせり制御装置。
  2. 前記せり対象品は、車両である、
    ことを特徴とする請求項1記載のせり制御装置。
  3. 前記せり対象品の情報は、前記車両の排気量情報である、
    ことを特徴とする請求項2記載のせり制御装置。
  4. サーバ装置とせり制御装置を含むせりシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    せり対象品の情報に応じた買取価格を定める買取価格情報を公開する公開部と、
    せり対象品の買取希望有無の通知を受け付ける受付部と、
    前記通知に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を示す買取希望情報を更新する更新部と、
    を備え、
    前記せり制御装置は、
    せり対象品の応札有無を判定する応札判定部と、
    前記応札判定部により応札有りと判定された時の応札価格が、前記買取価格情報に基づいて前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定する価格判定部と、
    前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定するせり終了判定部と、
    前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定する買取希望判定部と、
    前記価格判定部により前記応札価格が前記買取価格を超えたと判定されることなく前記せり終了判定部によりせりが終了したと判定され、且つ、前記買取希望判定部により買取希望有りと判定されたときに、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する処理を行う落札処理部と、
    を備える、
    ことを特徴とするせりシステム。
  5. 前記せり対象品は、車両である、
    ことを特徴とする請求項4記載のせりシステム。
  6. 前記せり対象品の情報は、前記車両の排気量情報である、
    ことを特徴とする請求項5記載のせりシステム。
  7. せり制御装置であるコンピュータは、
    せり対象品の応札有無を判定し、
    前記せり対象品の応札有りと判定した場合に、応札価格が、前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定し、
    前記せり対象品の応札無しと判定した場合、又は、前記応札価格が前記買取価格を超えていないと判定した場合に、前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定し、
    前記せりが終了したと判定した場合に、前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定し、
    前記せり対象品の買取希望有りと判定した場合に、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する、
    処理を実行することを特徴とするせり制御方法。
  8. せり制御装置であるコンピュータに、
    せり対象品の応札有無を判定し、
    前記せり対象品の応札有りと判定した場合に、応札価格が、前記せり対象品の情報に応じて決定された買取価格を超えたか否かを判定し、
    前記せり対象品の応札無しと判定した場合、又は、前記応札価格が前記買取価格を超えていないと判定した場合に、前記せり対象品のせりが終了したか否かを判定し、
    前記せりが終了したと判定した場合に、前記せり対象品の買取希望情報に応じて、前記せり対象品の買取希望有無を判定し、
    前記せり対象品の買取希望有りと判定した場合に、せり主催者を落札者として前記せり対象品を前記買取価格で落札する、
    処理を実行させることを特徴とするせり制御プログラム。
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